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JP6516507B2 - 発光素子を備えたマイクロホン装置 - Google Patents

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JP6516507B2 JP2015033459A JP2015033459A JP6516507B2 JP 6516507 B2 JP6516507 B2 JP 6516507B2 JP 2015033459 A JP2015033459 A JP 2015033459A JP 2015033459 A JP2015033459 A JP 2015033459A JP 6516507 B2 JP6516507 B2 JP 6516507B2
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Description

この発明は、例えば会議場などにおいて好適に用いられるマイクロホン装置に関し、特にマイクロホンに備えられた発光素子の点灯および非点灯の切り替えに基づく雑音の発生を抑制できるようにした発光素子を備えたマイクロホン装置に関する。
例えば会議場の発言台や会議出席者の卓上にそれぞれ設置される会議用マイクロホンとして、グースネック型マイクロホンが提供されている。このグースネック型マイクロホンは、角度や高さ調節が容易になし得るフレキシブルパイプを備えた首の長いスタンドアームを備え、このスタンドアームの先端部にマイクロホンユニットを収容したマイクロホンケースが取り付けられている。
このグースネック型マイクロホンには、一般的に小型で軽量なコンデンサマイクロホンが用いられており、このコンデンサマイクロホンのインピーダンス変換器を動作させるために、マイクロホンの信号線を利用してミキサーなどのマイクアンプユニット側から動作電源を得ることができるファントム給電方式が採用されている。
前記した会議場等に設置されるマイクロホンにおいては、会議の進行が円滑に行われるようにマイクロホンに発光素子を備えたものが提供されており、この発光素子には、電球やLEDが用いられている。
現状におけるこの種の多くのマイクロホンにおいては、前記発光素子として、消費電力が少なく視認性の良好なLEDが用いられている。
図1は、発光素子を備えたグースネック型マイクロホンの一例を示している。図1に示すグースネック型マイクロホン1は、会議机などの机上面に取り付けられたソケットに対して着脱可能に装着される基台部2と、この基台部2に取り付けられたスタンドアーム3と、このスタンドアーム3の上端部に取り付けられたマイクロホンケース4より構成されている。
前記スタンドアーム3は、中央の中継パイプ3aと、この中継パイプ3aの上下両端に取り付けられたフレキシブルパイプ3b,3cとにより構成されている。
また、スタンドアーム3の上端部に取り付けられたマイクロホンケース4内には、後述するコンデンサマイクロホンユニット、およびインピーダンス変換回路を含む音声信号出力回路等が収容されている。さらに前記マイクロホンケース4の周側面に沿って複数の光透過孔4aが形成されて、この光透過孔4aは半透明の樹脂素材で埋められている。そしてマイクロホンケース4内に収容された発光素子としてのLED(不図示)からの光は、前記光透過孔4aの半透明の樹脂素材を介して外部に投射されるように構成されている。
前記したグースネック型マイクロホン1に搭載された発光素子としてのLEDは、会議場の全体を見渡すことができる例えば会議の議長や、オペレータが遠隔操作をすることで、点灯(発光)および非点灯操作がなされる。これにより発光素子が点灯している発言者に対して発言を促すことができ、会議を円滑に進めることができる。
ところで、各マイクロホンに搭載された発光素子としてのLEDを点灯させる電源は、外部から独立した電源を供給する手段と、マイクロホンの音声出力回路等に供給される電源を利用する手段とが考えられる。
マイクロホンに供給する電源を利用する後者の手段を用いると、発光素子の点灯および非点灯を制御するコントロール信号線のみを配線すれば良く、発光素子としてのLEDを点灯させる電流を別途供給する必要がない利点がある。
図2は、マイクロホンの音声出力回路に供給される電源を利用して、LEDを点灯させる従来のマイクロホン装置1の回路例を示したものである。
図2における符号5は、コンデンサマイクロホンユニットを示し、このコンデンサマイクロホンユニット5の出力はインピーダンス変換されて、音声信号出力回路6により平衡出力信号として出力端子(出力コネクタ)8より出力される。
この出力端子8は、接地用の1番ピンP1、信号のホット側として用いられる2番ピンP2、信号のコールド側として用いられる3番ピンP3を備えた3ピンタイプのコネクタであり、この出力端子8に接続される図示せぬマイクケーブル(平衡シールドケーブル)を介して図示せぬミキサーなどのマイクアンプユニットに対してマイクロホン1からの信号が送り出される。
また、前記ミキサーなどのマイクアンプユニット側に備えられたファントム給電回路より、出力端子8の2番ピンP2と、3番ピンP3を介して等しく分割された直流電流がマイクロホン1側に送られる。そして、マイクロホン1側に配置された電源供給回路7において生成される直流駆動電圧を利用して、前記したインピーダンス変換回路を含む音声信号出力回路6や、発光素子としてのLED(D1)を含む表示回路9に対して、発光駆動電流を供給するように構成されている。
なお、図2に示すインピーダンス変換回路を含む音声信号出力回路6および電源供給回路7の構成は、後で説明する図3に示したこの発明に係る実施の形態と同一である。したがって図2と図3においては、同一の機能を果たす部分を同一符号で示し、その詳細は図3に基づいて後で説明する。
図2に示す構成においては、電源供給回路7による直流電源を利用して、マイクロホン1に搭載された発光素子としてのLED(D1)を、遠隔操作により点灯または非点灯させる表示回路9が備えられている。
すなわち、表示回路9には電源供給回路7からの駆動電流を受ける抵抗R7と定電流ダイオードCR2を介してLED(D1)のアノードが接続されており、LED(D1)のカソードがグランドに接続されている。そして、前記抵抗R7と定電流ダイオードCR2の接続点と、グランドとの間にはコンデンサC7が挿入され、さらにLED(D1)と並列にN型MOS−FET(Q5)が接続されている。そして、MOS−FET(Q5)のゲートは信号線コネクタ10に接続されている。
マイクロホン装置1側の前記信号線コネクタ10には、前記LED(D1)の点滅操作を行うリモコン操作部11が、コネクタ12を介して接続されている。前記リモコン操作部11には、直流動作電源Vccとグランド間に抵抗R9と手動スイッチS1が直列接続されて配置されている。そして、抵抗R9と手動スイッチS1との接続点が波形成形回路として機能するシュミットトリガー回路STに接続されている。またシュミットトリガー回路STの出力は、インバータ回路INに供給され、インバータ回路INの出力が前記コネクタ12,10を介してマイクロホン装置1側のMOS−FET(Q5)のゲートに供給されるように構成されている。
前記した図2に示す回路構成によると、リモコン操作部11に備えられた手動スイッチS1をオン操作することにより、シュミットトリガー回路STに供給される電圧レベルはグランド(Lレベル)になされる。これによりシュミットトリガー回路STの出力電位は、前記Vccに近い“H”レベルとなる。
このシュミットトリガー回路STの出力は、インバータINによって反転されるため、マイクロホン装置1側のMOS−FET(Q5)のゲートに供給される電位は“L”レベルになされ、MOS−FET(Q5)はオフ状態となる。
したがって、MOS−FET(Q5)に並列接続されたLED(D1)に対して、マイクロホン1に備えられた電源供給回路7からの電流が供給され、LED(D1)は点灯される。
なお、リモコン操作部11に備えられた手動スイッチS1をオフ操作した場合には、前記した“H”レベルおよび“L”レベルの作用は逆になり、MOS−FET(Q5)はオン状態になされる。この結果LED(D1)に流れる電流は減少し、LED(D1)は消灯状態になされる。
図2に示したようにコンデンサマイクロホンのインピーダンス変換回路を含む音声信号出力回路6に駆動電流を与える電源供給回路7を備え、この電源供給回路7からの電流を利用して発光素子としてのLEDを点灯させるマイクロホン装置は、例えば特許文献1に開示されている。
特許第4528465号公報
ところで、前記した特許文献1に開示されたマイクロホン装置によると、電源供給回路7からインピーダンス変換回路を含む音声信号出力回路6、およびLEDを含む表示回路9に対して駆動電流を与えるように構成されている。したがって、LEDを点滅させる操作をした場合、電源供給回路7の電源電圧が変動し、これに伴い例えばインピーダンス変換回路を構成するFET(Q1)のドレイン電圧や、その他の音声信号出力回路6の動作電圧も変動することになる。この音声信号出力回路の動作電圧の変動は、ただちに雑音として音声信号に重畳されるという問題が生ずる。
前記した雑音の発生を抑制するために、図2に示す回路構成においては、表示回路9に抵抗R7とコンデンサC7を配置し、LED(D1)の点滅に伴う電源電圧の変動を緩やかにする手段が施されている。この場合、前記抵抗R7の値を大きく設定することで、より雑音の発生を抑制することができるものの、LEDに加わる電圧値が低下するために、複数個のLEDを同時に点灯させてLEDの視認性を高めることは困難となる。
この発明は、前記した技術的な問題点に着目してなされたものであり、発光素子としての例えばLEDの点灯および非点灯操作に基づく雑音の発生を抑制することができると共に、複数個の発光素子を同時に点灯制御することで、発光素子の視認性をより向上させることができる発光素子を備えたマイクロホン装置を提供することを課題とするものである。
前記した課題を解決するためになされたこの発明に係る発光素子を備えたマイクロホン装置は、コンデンサマイクロホンユニットと、前記コンデンサマイクロホンユニットより出力される音声信号を平衡伝送路より平衡出力する音声信号出力回路と、前記平衡伝送路に接続されるホット端子、コールド端子、グランド端子を備える平衡出力端子と、前記平衡出力端子から平衡伝送路を経由してファントム電源を前記音声信号出力回路に供給する電源供給回路と、手動スイッチと、前記手動スイッチの操作に応じて、点灯と非点灯を行う発光素子を含む表示回路とを備えるマイクロホン装置であって、前記表示回路は、前記平衡伝送路のホット端子とコールド端子よりそれぞれ定電流を生成する第1、第2定電流素子と、前記第1、第2定電流素子に接続されて定電圧を発生させる第1定電圧素子と、前記第1、第2定電流素子に接続されると共に前記第1定電圧素子による定電圧が印加される前記発光素子と備えられ、前記表示回路には、前記手動スイッチの操作に応じてオンオフ駆動するトランジスタを有し、前記トランジスタに前記発光素子が直列接続され、前記音声信号出力回路には、平衡出力する音声信号を、前記ホット端子とコールド端子に、それぞれ供給する第1エミッタフォロア回路と第2エミッタフォロア回路を有し、前記電源供給回路は、前記第1エミッタフォロア回路と第2エミッタフォロア回路を構成する各トランジスタの共通接続されたコレクタにおいて前記ファントム電源からの直流電流を受けると共に、共通接続された前記コレクタに対して、第3定電流素子を介して、第2定電圧素子とコンデンサが並列接続されることで、定電圧回路を構成し、当該電源供給回路より前記音声信号出力回路に駆動電圧が供給され、前記電源供給回路と、前記第1、第2定電流素子および第1定電圧素子は、前記ファントム電源に対して並列接続されることを特徴とする。
この場合、前記表示回路における第1、第2定電流素子は、好ましくは前記ホット端子とコールド端子にそれぞれ一端が接続され他端が共通接続された定電流ダイオードであり、前記定電流ダイオードの共通接続側に前記発光素子と第1定電圧素子が並列接続された構成を好適に採用することができる。
そして、好ましくは前記発光素子として、複数の直列接続されたLEDが用いられる。
前記した構成の発光素子を備えたマイクロホン装置によると、平衡伝送路から定電流ダイオードを用いて電流が引き出され、定電圧素子(定電圧ダイオード)によって安定化した動作電圧を得ることができる。そして、安定化された電圧を利用して表示回路におけるLEDが点灯駆動される。
したがって、たとえLEDの点灯および非点灯の切り替え操作を行っても、インピーダンス変換回路を含む信号出力回路を駆動する電源供給回路に影響を及ぼすことはなく、信号出力回路における雑音の発生を阻止することができる。
また、ファントム電源からの直流電流を、定電流素子を介してLEDに供給できるので、複数個の直列接続されたLEDを発光させるのに十分な電圧および電流を確保することが可能であり、LEDの視認性をより向上させることができるマイクロホン装置を提供することができる。
発光素子を備えたグースネック型マイクロホンの例を示した外観図である。 従来の発光素子を備えたマイクロホン装置の例を示した回路構成図である。 この発明に係るマイクロホン装置の実施の形態を示した回路構成図である。
以下、この発明に係る発光素子を備えたマイクロホン装置について、図3に示す実施の形態に基づいて説明する。
図3に示すマイクロホン装置1は、図1に示した例と同様のグースネック型マイクロホンを構成しており、そのマイクロホンケース4内に搭載されたコンデンサマイクロホンユニット5は、対向する振動板または固定極のいずれかにエレクトレット層を備えたエレクトレットコンデンサマイクロホンユニットを構成している。
そして、一方の固定極はインピーダンス変換器として機能するFET(Q1)のゲートに接続されており、他方の振動板はマイクロホン装置1のグランドに接続されている。また前記FET(Q1)のドレインには、後述する電源供給回路7より直流動作電圧が供給され、ソースにはソース抵抗R1が接続されて、FET(Q1)はソースフォロア回路を構成している。
前記FET(Q1)のソースには、カップリングコンデンサC1が接続されてインピーダンス変換されたコンデンサマイクロホンユニット5からの信号が引き出される。この信号は第1オペアンプOP1の非反転入力端子に供給される。第1オペアンプOP1の出力端子には、第2オペアンプOP2の入力抵抗R2が接続されており、この入力抵抗R2の他端は第2オペアンプOP2の反転入力端子に接続されている。
そして、第2オペアンプOP2の非反転入力端子はコンデンサC2を介してグランド接続されており、さらに第2オペアンプOP2の反転入力端子と出力端子との間には帰還抵抗R3が接続されている。
加えて、前記入力抵抗R2と帰還抵抗R3の値は等しく設定されることで、第2オペアンプOP2は、電圧増幅率が−1である反転増幅器を構成している。
したがって、第1オペアンプOP1の出力と、第2オペアンプOP2の出力は、前記コンデンサマイクロホンユニット5によって得られた信号が互いに逆相の関係(平衡出力の状態)でもたらされる。平衡出力されたそれぞれの信号は、カップリングコンデンサC3,C4を介してトランジスタQ2,Q3のベースにそれぞれ供給される。
トランジスタQ2は、バイアス設定抵抗R4を含む第1のエミッタフォロア回路を構成しており、この第1のエミッタフォロア回路の出力は、出力端子(出力コネクタ)8の2番ピンP2に、信号のホット側出力として供給される。またトランジスタQ3は、バイアス設定抵抗R5を含む第2のエミッタフォロア回路を構成しており、この第2のエミッタフォロア回路の出力は、出力端子(出力コネクタ)8の3番ピンP3に、信号のコールド側出力として供給される。
また、信号を平衡出力する前記出力コネクタ8の2番ピンP2と3番ピンP3を介して、マイクロホン装置1に接続された図示せぬミキサーなどのマイクアンプユニット側に備えられたファントム給電回路より、直流電流が前記ホット側とコールド側に等しく分割されてマイクロホン装置1側に送られる。
このファントム給電回路からの直流電流は、第1と第2のエミッタフォロア回路を構成するトランジスタQ2,Q3の共通接続されたコレクタにもたらされる。そして、共通接続されたコレクタには定電流ダイオードCR1のアノードが接続されている。また定電流ダイオードCR1のカソードとグランドとの間には定電圧素子Z1とコンデンサC5が並列接続されている。
これにより定電流ダイオードCR1のカソード側に電源供給回路(定電圧回路)7が構成されている。この電源供給回路7より、前記したFET(Q1)、第1と第2のオペアンプOP1,OP2に対して駆動電圧が供給される。
一方、このマイクロホン装置1においては、信号の平衡伝送路である出力端子(出力コネクタ)8における2番ピンP2と、3番ピンP3より、表示回路9に与える駆動電流を、前記したファントム電源から得るように構成されている。
すなわち、前記2番ピンP2と3番ピンP3には、定電流素子としての定電流ダイオードCR3、CR4のそれぞれアノードが接続され、それぞれのカソードは共通接続されている。そして、共通接続された定電流ダイオードCR3、CR4のカソードとグランド間には、定電圧素子Z2が接続されている。
そして、前記定電圧素子Z2と並列に、発光素子としての4つのLED(D11〜D14)と、N型MOS−FET(Q6)の直列回路が挿入されている。したがって直列接続された前記LED(D11〜D14)には、前記定電圧素子Z2による定電圧が印加されることになる。
また前記MOS−FET(Q6)のゲートは、信号線コネクタ10に接続されており、この信号線コネクタ10には、前記LED(D11〜D14)の点滅操作を行うことができるリモコン操作部11が、コネクタ12を介して接続されている。
この図3に示すリモコン操作部11は、すでに説明した図2に示したリモコン操作部11と基本構成は同一である。ただし図3に示すリモコン操作部11は、図2に示したリモコン操作部11におけるインバータ回路INが削除されている。
したがって、リモコン操作部11に備えられた手動スイッチS1をオン操作することにより、シュミットトリガー回路STに供給される電圧レベルはグランド(Lレベル)になされ、シュミットトリガー回路STの出力電位は、リモコン操作部11の動作電源であるVccに近い“H”レベルとなる。
この“H”レベルの出力が表示回路9におけるN型MOS−FET(Q6)のゲートに供給されるので、MOS−FET(Q6)はオン状態となり、LED(D11〜D14)は点灯される。
なお、リモコン操作部11に備えられた手動スイッチS1をオフ操作した場合には、前記した“H”レベルおよび“L”レベルの作用は逆になり、MOS−FET(Q6)はオフ状態になされる。この結果、LED(D11〜D14)は消灯状態となる。
以上説明したマイクロホン装置によると、平衡伝送路に接続された定電流素子によってファントム電源からの電流を引き出し、定電圧素子によって安定化された動作電圧によって発光素子としてのLEDを点灯駆動するように構成される。
したがって、LEDの点灯および非点灯操作に伴い、電源供給回路7に電圧変動を及ぼすのを避けることができる。これにより電源供給回路7によって動作する音声信号出力回路6に雑音を重畳させる問題を解消することができる。
さらに、平衡伝送路から電流を引き出す構成を採用しているので、複数個の直列接続されたLEDを発光させるのに十分な電圧および電流を確保することが可能であり、LEDの視認性をより向上させたマイクロホン装置を提供することができるなど、前記した発明の効果の欄に記載したとおりの作用効果を得ることができる。
なお、以上説明したマイクロホン装置おいては、リモコン操作部によって、発光素子としてのLEDの点灯および非点灯が遠隔操作されるように構成されているが、これはマイクロホン装置に備えられた例えば音声出力スイッチのオンオフ操作に応じて、LEDの点灯および非点灯操作がなされるよう構成される場合もある。
また、実施の形態においては、グースネック型マイクロホンに発光素子としてのLEDを搭載した例を示したが、これはグースネック型マイクロホン以外のマイクロホン装置にも同様に採用できることは勿論のことである。
また、LED(D11〜D14)は4つに限定されるものではなく、適宜数のLEDを接続してもよい。
1 マイクロホン装置(グースネック型マイクロホン)
2 基台部
3 スタンドアーム
3a 中継パイプ
3b 上側フレキシブルパイプ
3c 下側フレキシブルパイプ
4 マイクロホンケース
4a 光透過孔
5 コンデンサマイクロホンユニット
6 音声信号出力回路
7 電源供給回路
8 出力端子(出力コネクタ)
9 表示回路
10 信号線コネクタ
11 リモコン操作部
12 リモコン側コネクタ
CR3,CR4 定電流素子(定電流ダイオード)
D11〜D14 発光体(LED)
Q1 インピーダンス変換素子
Q6 MOS−FET(トランジスタ)
S1 手動スイッチ
Z2 定電圧素子

Claims (3)

  1. コンデンサマイクロホンユニットと、
    前記コンデンサマイクロホンユニットより出力される音声信号を平衡伝送路より平衡出力する音声信号出力回路と、
    前記平衡伝送路に接続されるホット端子、コールド端子、グランド端子を備える平衡出力端子と、
    前記平衡出力端子から平衡伝送路を経由してファントム電源を前記音声信号出力回路に供給する電源供給回路と、
    手動スイッチと、
    前記手動スイッチの操作に応じて、点灯と非点灯を行う発光素子を含む表示回路と、
    を備えるマイクロホン装置であって、
    前記表示回路は、前記平衡伝送路のホット端子とコールド端子よりそれぞれ定電流を生成する第1、第2定電流素子と、前記第1、第2定電流素子に接続されて定電圧を発生させる第1定電圧素子と、前記第1、第2定電流素子に接続されると共に前記第1定電圧素子による定電圧が印加される前記発光素子と、
    備えられ、
    前記表示回路には、前記手動スイッチの操作に応じてオンオフ駆動するトランジスタを有し、前記トランジスタに前記発光素子が直列接続され、
    前記音声信号出力回路には、平衡出力する音声信号を、前記ホット端子とコールド端子に、それぞれ供給する第1エミッタフォロア回路と第2エミッタフォロア回路を有し、
    前記電源供給回路は、前記第1エミッタフォロア回路と第2エミッタフォロア回路を構成する各トランジスタの共通接続されたコレクタにおいて前記ファントム電源からの直流電流を受けると共に、共通接続された前記コレクタに対して、第3定電流素子を介して、第2定電圧素子とコンデンサが並列接続されることで、定電圧回路を構成し、
    当該電源供給回路より前記音声信号出力回路に駆動電圧が供給され、
    前記電源供給回路と、前記第1、第2定電流素子および第1定電圧素子は、前記ファントム電源に対して並列接続される、
    ことを特徴とする発光素子を備えたマイクロホン装置。
  2. 前記表示回路における第1、第2定電流素子は、前記ホット端子とコールド端子にそれぞれ一端が接続され他端が共通接続された定電流ダイオードであり、前記定電流ダイオードの共通接続側に前記発光素子と第1定電圧素子が並列接続されることを特徴とする請求項1に記載された発光素子を備えたマイクロホン装置。
  3. 前記発光素子は、複数の直列接続されたLEDであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載された発光素子を備えたマイクロホン装置。
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