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JP2019054472A - コンデンサマイクロホン回路 - Google Patents

コンデンサマイクロホン回路 Download PDF

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Abstract

【課題】ファントム電源の電源電圧の変動に対応可能なマイクロホン回路を提供する。【解決手段】コンデンサマイクロホン回路1は、マイクロホンユニット11と、FET12と、定電流ダイオードCRDと、FETの動作電源を生成するコレクタ接地の第1トランジスタQ1と、第1トランジスタのベース電位を設定する第1抵抗R1と、FET12からの出力信号を増幅するコレクタ接地の第2トランジスタQ2と、第2トランジスタのベース電位を設定する第2抵抗R2と、出力回路13と、を有する。第1トランジスタQ1のベースは、FET12のソースに接続され、第1トランジスタQ1のエミッタは、FET12のドレインに接続され、第2トランジスタQ2のベースは、FET12のドレインに接続され、第2トランジスタQ2のエミッタは、出力回路に接続され、第2抵抗R2は、定電流ダイオードCRDのカソード側の電圧を分圧する。【選択図】図1

Description

本発明は、コンデンサマイクロホン回路に関する。
コンデンサマイクロホンは、コンデンサマイクロホンユニット(以下「ユニット」という。)と、FET(Field Effect Transistor)で構成されるインピーダンス変換回路と、出力コネクタと、を有してなる。ユニットは、振動板と、振動板と対向して配置される固定極と、を備える。ユニットは、振動板と固定極との間の静電容量の変化に基づいて、音声信号を生成する。
振動板と固定極との間の静電容量は数十μmと小さいため、ユニットの出力インピーダンスは、極めて高い。そのため、ユニットは、インピーダンス変換回路を介して、ユニットからの出力信号(音声信号)を出力コネクタに出力する。
インピーダンス変換回路を動作させるためには、コンデンサマイクロホンへの電源の供給が必要である。インピーダンス変換回路への電源は、例えば、JEITA RC−8162C「マイクロホンの電源供給方式」に規定されるファントム給電方式で供給される。
一般的に、FETは、ソースフォロワ回路としてユニットに接続される。この場合、コンデンサマイクロホンは、FETのドレインに電源を供給する電力供給線と、FETのソースからの音声信号を伝送する出力線と、グランド線と、の3本の線(すなわち、3線式の配線方式)を必要とする(例えば、特許文献1参照)。
コンデンサマイクロホンは、小型で軽量であるため、会議室などにおいて、グースネック型マイクロホンとして使用される。グースネック型マイクロホンは、ユニットとインピーダンス変換器とを収容する第1収容部と、出力コネクタを収容する第2収容部と、第1収容部と第2収容部とを接続するフレキシブルパイプ部と、を有してなる。
前述した3本の線(電力供給線と、出力線と、グランド線)は、フレキシブルパイプ部の内側に配線される。ここで、例えば、第1収容部にLED(Light Emitting Diode)が配置されると、フレキシブルパイプ部の内側には、LEDに電源を供給する線も配線される。このように、フレキシブルパイプ部の内側には複数の線が配線されるため、フレキシブルパイプ部は、大きく(太く)なり易い。
これまでにも、電力供給線と出力線とを共通にした2線式の配線方式を採用することでユニットとインピーダンス変換器とに接続する線の数を減らす技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
一般的に、2線式の配線方式は、3線式の配線方式と比較して出力信号(音声信号)が歪易く、ダイナミックレンジが低い。特許文献2に開示された技術は、FETに接続されるコレクタ接地(エミッタフォロワ)のトランジスタと、トランジスタのベースとコレクタとの間に接続される抵抗と、を備えることにより、2線式の配線方式でありながら高いダイナミックレンジを実現する。
特開2006−352622号公報 特開2015−82676号公報
前述のとおり、FET(インピーダンス変換器)への電源は、ファントム給電方式により供給される。JEITA RC−8162C「マイクロホンの電源供給方式」は、ファントム電源として、12V±1V、24V±4V、48V±4Vの3種類の電源電圧が規定する。そのため、ファントム電源の電源電圧が切り替えられると、コンデンサマイクロホンに供給される電源電圧は、11V−52Vの範囲で変動する。しかし、特許文献2に開示された技術は、このような電源電圧の変動には、対応していない。
本発明は、以上のような従来技術の問題点を解消するためになされたもので、ファントム電源の電源電圧の変動に対応可能な2線式の配線方式のコンデンサマイクロホン回路を提供することを目的とする。
本発明にかかるコンデンサマイクロホン回路は、マイクロホンユニットと、マイクロホンユニットの出力インピーダンスを変換するFETと、FETに電流を供給する定電流ダイオードと、FETの動作電源を生成するコレクタ接地の第1トランジスタと、第1トランジスタのベース電位を設定する第1抵抗と、FETからの出力信号を増幅するコレクタ接地の第2トランジスタと、第2トランジスタのベース電位を設定する第2抵抗と、マイクロホンユニットからの信号を出力する出力回路と、を有してなり、第1トランジスタのベースは、FETのソースに接続され、第1トランジスタのエミッタは、FETのドレインに接続され、第2トランジスタのベースは、FETのドレインに接続され、第2トランジスタのエミッタは、出力回路に接続され、第2抵抗は、定電流ダイオードのカソード側の電圧を分圧する、ことを特徴とする。
本発明によれば、ファントム電源の電源電圧の変動に対応可能な2線式の配線方式のコンデンサマイクロホン回路を得ることができる。
本発明にかかるコンデンサマイクロホン回路の実施の形態を示す回路図である。 図1のコンデンサマイクロホン回路における、入力レベルと、出力信号の歪率と、の関係を示すグラフである。 従来のコンデンサマイクロホン回路における、入力レベルと、出力信号の歪率と、の関係を示すグラフである。 本発明にかかるコンデンサマイクロホン回路が使用されたコンデンサマイクロホンの例を示す外観図である。 本発明にかかるコンデンサマイクロホン回路の別の実施の形態を示す回路図である。
●コンデンサマイクロホン回路(1)●
以下、図面を参照しながら、本発明にかかるコンデンサマイクロホン回路(以下「本回路」という。)の実施の形態について説明する。
●コンデンサマイクロホン回路(1)の構成
図1は、本回路の実施の形態を示す回路図である。
本回路1は、音源からの音波を電気信号に変換して、同電気信号を増幅して出力する。本回路1は、コンデンサマイクロホンユニット(以下「ユニット」という。)11と、FET12と、第1トランジスタQ1と、第2トランジスタQ2と、定電流ダイオードCRDと、ダイオードDと、第1抵抗R1と、第2抵抗R2と、第3抵抗R3と、第1コンデンサC1と、第2コンデンサC2と、第3コンデンサC3と、出力回路13と、グランド線L1と、信号線L2と、を有してなる。
ユニット11は、音源からの音波を電気信号に変換する。ユニット11は、振動板(不図示)と固定極(不図示)とを備える。振動板は、本発明における第2出力端である。固定極は、本発明における第1出力端である。振動板は、固定極に対向して配置され、固定極と共にコンデンサを構成する。振動板は、音源からの音波に応じて振動する。コンデンサの静電容量は、振動板の振動に応じて変動する。ユニット11は、変動するコンデンサの静電容量を電気信号に変換して出力する。
なお、ユニットは、振動板、または、固定極のいずれか一方にエレクトレット材が取り付けられるエレクトレット型ユニットでもよい。
また、本発明における第1出力端は振動板でもよく、本発明における第2出力端は固定極でもよい。
FET12は、ユニット11の出力インピーダンスを変換する。FET12は、入力インピーダンスが高く、出力インピーダンスが低い。そのため、FET12は、ユニット11のインピーダンス変換器として機能する。FET12は、2つのダイオードと、1つの抵抗素子と、を含むバイアス回路を内蔵するバイアス回路内蔵型FETである。
第1トランジスタQ1は、FET12の動作電源を生成する。第1トランジスタQ1は、PNP型トランジスタである。
第2トランジスタQ2は、FET12からの出力信号を増幅する。第2トランジスタQ2は、PNP型トランジスタである。
定電流ダイオードCRDは、ミキサーなどの外部機器(不図示)が備えるファントム電源(不図示)に接続されて、FET12と、第1トランジスタQ1と、第2トランジスタQ2と、に所定の直流電源を供給する。
ダイオードDは、FET12と、第1トランジスタQ1と、第2トランジスタQ2と、に順方向電圧を供給する。
第1抵抗R1は、第1トランジスタQ1のベース電位と、FET12のソース電位と、を設定する。
第2抵抗R2は、定電流ダイオードCRDのカソード側の電圧を分圧して、第2トランジスタQ2のベース電位を設定する。第2抵抗R2は、第1分圧抵抗R21と第2分圧抵抗R22とを含む。
第3抵抗R3は、第1トランジスタQ1のバイアス用の抵抗である。
第1コンデンサC1と第2コンデンサC2と第3コンデンサC3とは、交流結合電解コンデンサ(カップリングコンデンサ)である。
出力回路13は、FET12と第1トランジスタQ1と第2トランジスタQ2とを介して、ユニット11からの信号を外部機器に出力する。出力回路13は、出力トランスTRSと、出力コネクタ131と、を備える。
出力トランスTRSは、第2トランジスタQ2からの出力信号のバランスを調整して出力コネクタ131に出力すると共に、ファントム電源からの直流電源を定電流ダイオードCRDに供給する。出力トランスTRSは、中点タップT付きの1次側巻線TRS1と、2次側巻線TRS2と、を備える。
出力コネクタ131は、例えば、JEITA RC−5236「音響機器用ラッチロック式丸形コネクタ」に規定される出力コネクタである。出力コネクタ131は、接地用の第1ピンPIN1と、信号のホット側の第2ピンPNI2と、信号のコールド側の第3ピンPIN3と、を備える。
グランド線L1は、第1ピンPIN1を介して、外部機器の基準電位(接地)に接続される基準電位線である。信号線L2は、第1トランジスタQ1からの出力信号を伝送する出力線であると共に、定電流ダイオードCRDからの直流電源を供給する電力供給線である。
●コンデンサマイクロホン回路(1)の接続
次に、本回路1の接続について説明する。
ユニット11の固定極は、FET12のゲートに接続される。ユニット11の振動板は、グランド線L1の一端に接続される(接地される)。グランド線L1の他端は、出力コネクタ131の第1ピンPIN1に接続される。
第1トランジスタQ1のベースは、FET12のソースに接続される。第1トランジスタQ1のエミッタは、FET12のドレインに接続される。第1トランジスタQ1のコレクタは、グランド線L1(接地)に接続される。そのため、第1トランジスタQ1が動作すると(オンすると)、第1トランジスタQ1のベース−エミッタ間の順方向降下電圧(約0.7V)がFET12のドレイン−ソース間に印加される。その結果、FET12は、動作する。すなわち、第1トランジスタQ1は、FET12の動作電源を生成する。
前述のとおり、第1トランジスタQ1のコレクタは、グランド線L1に接続される(接地される)。すなわち、第1トランジスタQ1は、コレクタが接地されたコレクタ接地(エミッタフォロワ)のトランジスタである。そのため、FET12のソースからの出力信号は、第1トランジスタQ1のエミッタフォロワにより電流増幅され、第1トランジスタQ1のエミッタとFET12のドレインとの接続点P2に出力される。その結果、第1トランジスタQ1の出力インピーダンスは低下する。
第1トランジスタQ1のベース(第1トランジスタQ1のベースとFET12のソースとの接続点P1)とグランド線L1(第1トランジスタQ1のコレクタ)との間には、第1抵抗R1が接続される。前述のとおり、第1トランジスタQ1のベース電位は、第1抵抗R1の抵抗値により設定される。
接続点P2には、信号線L2の一端が接続される。信号線L2の他端は、第3抵抗R3の一端に接続されると共に、第1コンデンサC1を介して第2トランジスタQ2のベースに接続される。すなわち、第2トランジスタQ2のベースは、第1コンデンサC1と信号線L2とを介して、FET12のドレインに接続される。その結果、第1トランジスタQ1(FET12)からの出力信号は、第2トランジスタQ2のベースに入力される。
第2トランジスタQ2のエミッタは、第3抵抗R3の他端に接続される。第2トランジスタQ2のエミッタと第3抵抗R3との接続点P3は、第3コンデンサC3を介して、出力トランスTRSの2次側巻線TRS2の一端に接続される。すなわち、第2トランジスタQ2のエミッタは、第3コンデンサC3を介して、出力回路13に接続される。出力トランスTRSの2次側巻線TRS2の他端は、グランド線L1に接続される(接地される)。
第2トランジスタQ2のコレクタは、グランド線L1に接続される(接地される)。すなわち、第2トランジスタQ2は、コレクタが接地されたコレクタ接地(エミッタフォロワ)のトランジスタである。そのため、第1トランジスタQ1(FET12)からの出力信号は、第2トランジスタQ2のエミッタフォロワにより電流増幅され、第2トランジスタQ2のエミッタから第3コンデンサC3を介して、出力トランスTRSの2次側巻線TRS2に出力される。
出力トランスTRSの1次側巻線TRS1の一端は、出力コネクタ131の第2ピンPIN2に接続される。出力トランスTRSの1次側巻線TRS1の他端は、出力コネクタ131の第3ピンPIN3に接続される。出力トランスTRSの中点タップTは、定電流ダイオードCRDのアノードに接続される。
出力コネクタ131の第1ピンPIN1はファントム電源のマイナス側に接続され、第2ピンPIN2と第3ピンPIN3とはファントム電源のプラス側に接続される。ファントム電源からの直流電源は、出力トランスTRSの1次側巻線TRS1の中点タップTを介して定電流ダイオードCRDのアノードに供給される。
定電流ダイオードCRDのカソードは、第1分圧抵抗R21の一端に接続される。第1分圧抵抗R21の他端は、第2分圧抵抗R22の一端に接続される。すなわち、第1分圧抵抗R21は、第2分圧抵抗R22に直列に接続される。第2分圧抵抗R22の他端は、グランド線L1に接続される(接地される)。
第1分圧抵抗R21と第2分圧抵抗R22との接続点P4は、第2トランジスタQ2のベースと第1コンデンサC1との接続点を兼ねる。すなわち、接続点P4は、第2トランジスタQ2のベースに接続される。つまり、第1分圧抵抗R21と第2分圧抵抗R22とは、定電流ダイオードCRDのカソード側の電圧を分圧する分圧抵抗である。そのため、第2トランジスタQ2のベース電位は、第1分圧抵抗R21の抵抗値と、第2分圧抵抗R22の抵抗値と、の比により設定される。
ダイオードDのアノードは、定電流ダイオードCRDと第1分圧抵抗R21との接続点P5に接続される。ダイオードDのカソードは、第2トランジスタQ2のエミッタと第3抵抗R3との接続点P3に接続される。すなわち、ダイオードDは、定電流ダイオードCRDのカソードから第2トランジスタQ2のエミッタに対して順方向接続される。その結果、第1分圧抵抗R21の両端の電位差は、ダイオードDと第2トランジスタQ2とを動作させる電位(オンさせる電圧)、すなわち、ダイオードDの順方向降下電圧(約0.7V)と、第2トランジスタQ2のベース−エミッタ間の順方向降下電圧(約0.7V)と、の加算値である約1.4Vとなる。ここで、接続点P3は、ダイオードDと定電流ダイオードCRDとを介してファントム電源に接続される。そのため、第2トランジスタQ2の出力端子となるエミッタの電位は、電源電圧(ファントム電源からの直流電源の電圧)近くまで設定可能である。すなわち、例えば、エミッタの電位を電源電圧の半分の値に設定することにより、エミッタの電位の最大振幅の上限は、電源電圧近くまで設定可能である(例えば、電源電圧が48Vのとき、エミッタの電位の最大振幅は、24Vから約0.7V降下した約23.3Vに設定可能である。)。
また、ダイオードDのカソードが第2トランジスタQ2のエミッタと第3抵抗R3との接続点P3に接続されることにより、ダイオードDは、第3抵抗R3を介して第1トランジスタQ1のエミッタ(FET12のドレイン)に対して順方向接続される。その結果、定電流ダイオードCRDのカソードは、ダイオードDと第3抵抗R3とを介して、FET12のドレインに接続される。すなわち、第3抵抗R3は、定電流ダイオードCRDとFET12のドレインとの間に接続される。
接続点P3と接続点P5との間には、第2コンデンサC2が接続される。すなわち、第2コンデンサC2は、ダイオードDと並列に接続される。
●コンデンサマイクロホン回路(1)の動作
次に、本回路1の動作について説明する。
先ず、ファントム電源からの直流電源は、出力トランスTRSの1次側巻線TRS1の中点タップTを介して定電流ダイオードCRDに供給される。定電流ダイオードCRDは、ファントム電源の電源電圧の範囲(11V−52V)では、一定の電流を流す。すなわち、定電流ダイオードCRDを流れる電流は、一定である。定電流ダイオードCRDからの電流は、第1分圧抵抗R21を介して第2トランジスタQ2のベースに流れるベース電流Ib2と、ダイオードDを介して第2トランジスタQ2のエミッタ−コレクタ間に流れるコレクタ電流Ic2と、ダイオードDと第3抵抗R3とを介して第1トランジスタQ1のエミッタ−コレクタ間に流れるコレクタ電流Ic1と、に分流される。ベース電流Ib2とコレクタ電流Ic2とコレクタ電流Ic1との総和は、一定である。
ここで、ファントム電源の電源電圧は、許容範囲内で変動する(例えば、電源電圧48Vの許容範囲は、±4V)。本回路1では、ファントム電源からの直流電源は、定電流ダイオードCRDに供給される。そのため、ファントム電源の電源電圧が許容範囲内で変動しても、定電流ダイオードCRDから出力される電流は、一定である。
次いで、第1分圧抵抗R21と第2分圧抵抗R22との接続点P4、すなわち、第2トランジスタQ2のベース電位が設定される。前述のとおり、第2トランジスタQ2のベース電位は、第1分圧抵抗R21の抵抗値と、第2分圧抵抗R22の抵抗値と、の比により設定される。
接続点P4の電位が設定されると、第2トランジスタQ2のエミッタとダイオードD(第3抵抗R3、第3コンデンサC3)との接続点P3の電位(ダイオードDのカソード側の電位)が設定される。接続点P3の電位は、第2トランジスタQ2のベース電位よりも第2トランジスタQ2のベース−エミッタ間の順方向降下電圧(約0.7V)分高い。
接続点P3の電位が設定されると、ダイオードDのアノードと定電流ダイオードCRD(第1分圧抵抗R21)との接続点P5の電位(ダイオードDのアノード側の電位)が設定される。ダイオードDのアノード側の電位は、接続点P3の電位よりもダイオードDの順方向降下電圧(約0.7V)分高い。
また、接続点P3の電位が設定されると、第1トランジスタQ1のエミッタとFET12のドレインとの接続点P2の電位が設定される。接続点P2の電位は、第3抵抗R3の抵抗値により設定される。
接続点P2の電位が設定されると、FET12のソースと第1トランジスタQ1のベースとの接続点P1の電位(第1トランジスタQ1のベース電位)が設定される。接続点P1の電位は、接続点P2の電位よりも第1トランジスタQ1のベース−エミッタ間の順方向降下電圧(0.7V)分低い。
このように、本回路1では、接続点P4の電位、接続点P3の電位、接続点P5の電位、接続点P2の電位、接続点P1の電位が、順次設定される。これらの電位は、ファントム電源の電源電圧に依らず、適正な値となる。そのため、第1トランジスタQ1と第2トランジスタQ2それぞれのベース電位は、ファントム電源の電源電圧に応じて、適正な値に設定される。したがって、第1トランジスタQ1の動作と第2トランジスタQ2の動作とは、安定する。すなわち、本回路1は、ファントム電源の電源電圧の切り替えに応じて、定電圧で動作する。
図2は、本回路1における、入力レベル(dBV)と、出力信号の歪率(%)と、の関係を示すグラフである。同図は、電源電圧48Vのグラフを符号「G1」で示し、電源電圧24Vのグラフを符号「G2」で示し、電源電圧12Vのグラフを符号「G3」で示す。
音声品質の許容基準上限は、歪率1%である。本回路1を電源電圧48Vで動作させたときの入力レベルは、10.9dBVである。本回路1を電源電圧24Vで動作させたときの入力レベルは、10.4dBVである。本回路1を電源電圧12Vで動作させたときの入力レベルは、−0.4dBVである。
図3は、従来の3線式の配線方式のコンデンサマイクロホン回路(以下「従来回路」という。)における、入力レベル(dBV)と、出力信号の歪率(%)と、の関係を示すグラフである。同図は、電源電圧48Vのグラフを符号「G11」で示し、電源電圧24Vのグラフを符号「G21」で示し、電源電圧12Vのグラフを符号「G31」で示す。
従来回路を電源電圧48Vで動作させたときの入力レベルは、6.0dBVである。従来回路を電源電圧24Vで動作させたときの入力レベルは、3.4dBVである。従来回路を電源電圧12Vで動作させたときの入力レベルは、−0.9dBVである。
このように、本回路1の歪率1%の入力レベルは、従来回路の歪率1%の入力レベルと比較して、電源電圧24Vで動作させたときと、電源電圧48Vで動作させたときと、において大きく増加している。ここで、ダイナミックレンジは、歪率1%の入力レベルと聴感補正の値との幅である。すなわち、本回路1のダイナミックレンジは、従来回路のダイナミックレンジと比較して、電源電圧24Vで動作させたときと、電源電圧48Vで動作させたときと、において向上する。
ここで、第1トランジスタQ1のベース電流Ib1と第2トランジスタQ2のベース電流Ib2とは、第1トランジスタQ1や第2トランジスタQ2の個体差や温度変化などにより変動する(ばらつく)。また、第1トランジスタQ1の交流電流増幅率hfe1と第2トランジスタQ2の交流電流増幅率hfe2も同様に変動する。その結果、第1トランジスタQ1のベース−エミッタ間の電圧と第2トランジスタQ2のベース−エミッタ間の電圧とは、変動する。これらのベース−エミッタ間の電圧の変動は、第1トランジスタQ1のエミッタと、第2トランジスタQ2のエミッタと、の間に接続されている第3抵抗R3により吸収される。
●コンデンサマイクロホン回路(1)の使用例
次に、本回路1の使用例について説明する。
図4は、本回路1が使用されたマイクロホンの例を示す外観図である。
同図は、本回路1が使用されたマイクロホンの例であるグースネック型マイクロホンと、本回路1と、を併せて示す。
マイクロホンMは、音波を収音する第1収容部M1と、音声信号を出力する第2収容部M2と、第1収容部M1と第2収容部M2とを接続するフレキシブルパイプ部M3と、本回路1と、を有してなる。
第1収容部M1は、ユニット11と、FET12と、第1トランジスタQ1と、第1抵抗R1と、を収容する。
第2収容部M2は、第2トランジスタQ2と、定電流ダイオードCRDと、ダイオードDと、第2抵抗R2と、第3抵抗R3と、第1コンデンサC1と、第2コンデンサC2と、第3コンデンサC3と、出力回路13(出力コネクタ131)と、を収容する。
フレキシブルパイプ部M3は、グランド線L1と信号線L2とを収容する。
このように、本回路1は2線式の配線方式であるため、本回路1が使用されたマイクロホンMは、第1収容部M1と、フレキシブルパイプ部M3と、を小さくすることができる。
●コンデンサマイクロホン回路(2)●
次に、本発明にかかるコンデンサマイクロホン回路の別の実施の形態について、先に説明した実施の形態(以下「第1実施形態」という。)と異なる部分を中心に説明する。本実施の形態にかかるコンデンサマイクロホン回路は、出力回路の構成が第1実施形態と異なる。
●コンデンサマイクロホン回路(2)の構成
図5は、本回路の別の実施の形態を示す回路図である。
本回路2は、出力回路23を有してなる。
出力回路23は、FET12と第1トランジスタQ1と第2トランジスタQ2とを介して、ユニット11からの信号を外部機器に出力する。出力回路23は、第3トランジスタQ3と、第4トランジスタQ4と、第4抵抗R4と、第5抵抗R5と、第6抵抗R6と、第7抵抗R7と、出力コネクタ131と、第3コンデンサC3と、第4コンデンサC4と、を備える。
第3トランジスタQ3と第4トランジスタQ4とは、第2トランジスタQ2からの出力信号を増幅して出力コネクタ131に出力すると共に、ファントム電源からの直流電源を定電流ダイオードCRDに供給する。第3トランジスタQ3と第4トランジスタQ4とは、PNP型トランジスタである。
第4抵抗R4と第5抵抗R5とは、第3トランジスタQ3のベース電位を設定する。
第6抵抗R6と第7抵抗R7とは、第4トランジスタQ4のベース電位を設定する。
●コンデンサマイクロホン回路(2)の接続
次に、本回路2の接続について説明する。
第3トランジスタQ3のベースは、第3コンデンサC3と、第4抵抗R4と、第5抵抗R5と、に接続される。その結果、第3トランジスタQ3は、第3コンデンサC3と、第3抵抗R3と、信号線L2と、FET12と、を介して、ユニット11の固定極(第1出力端)に接続される。第3トランジスタQ3のエミッタは、第4抵抗R4と、出力コネクタ131の第2ピンPIN2と、に接続される。第3トランジスタQ3のコレクタは、第5抵抗R5と、第4トランジスタQ4のコレクタと、に接続される。第3トランジスタQ3のベース電位は、第4抵抗R4の抵抗値と、第5抵抗R5の抵抗値と、の比により設定される。
第4トランジスタQ4のベースは、第4コンデンサC4と、第6抵抗R6と、第7抵抗R7と、に接続される。第4トランジスタQ4のエミッタは、第6抵抗R6と、出力コネクタ131の第3ピンPIN3と、に接続される。第4トランジスタQ4のコレクタは、第7抵抗R7と、第3トランジスタQ3のコレクタと、に接続される。第4トランジスタQ4のベース電位は、第6抵抗R6の抵抗値と、第7抵抗R7の抵抗値と、の比により設定される。
第3トランジスタQ3のコレクタと第4トランジスタQ4のコレクタとの接続点P6は、定電流ダイオードCRDのアノードに接続され、同定電流ダイオードCRDと第2抵抗R2とを介して、グランド線L1に接続される(接地される)。すなわち、第3トランジスタQ3と第4トランジスタQ4とは、コレクタが接地されたコレクタ接地(エミッタフォロワ)のトランジスタである。
第4コンデンサC4は、グランド線L1に接続される。その結果、第4トランジスタQ4は、グランド線L1を介して、ユニット11の振動板(第2出力端)に接続される。
第3コンデンサQ3のベースは、第3コンデンサC3と第3抵抗R3とを介してFET12のドレイン(第1トランジスタQ1のエミッタ)に接続され、第3コンデンサC3を介して第2トランジスタQ2のエミッタに接続される。すなわち、第2トランジスタQ2のエミッタは、FET12のドレインと、第3トランジスタQ3のベースと、の間に接続される。
このように出力回路23が接続されることにより、本回路2は、トランスレス型のコンデンサマイクロホン回路として、第1実施形態の本回路1と同様に動作する。
●まとめ
以上説明した各実施の形態によれば、第2トランジスタQ2のベース電位、接続点P3の電位、接続点P5の電位、接続点P2の電位、接続点P1の電位が、順次設定される。これらの電位は、ファントム電源の電源電圧に応じて、適正な値に設定される。そのため、第1トランジスタQ1と第2トランジスタQ2それぞれのベース電位は、ファントム電源の電源電圧に応じて、適正な値に設定される。すなわち、本回路は、ファントム電源の電源電圧の切り替えに応じて、定電圧で動作する。
また、以上説明した各実施の形態によれば、コレクタ接地の第1トランジスタQ1のベースはFET12のソースに接続され、同第1トランジスタQ1のエミッタはFET12のドレインに接続される。そのため、FET12と第1トランジスタQ1とからの配線は、グランド線L1と信号線L2との2本となる。すなわち、本回路は、2線式の配線方式である。
さらに、以上説明した各実施の形態によれば、本回路のダイナミックレンジは、従来回路のダイナミックレンジと比較して、電源電圧24Vで動作させたときと、電源電圧48Vで動作させたときと、において向上する。
このように、本回路は、ファントム電源の電源電圧の変動に対応可能な2線式の配線方式のコンデンサマイクロホン回路となる。
1 コンデンサマイクロホン回路
11 コンデンサマイクロホンユニット
12 FET
13 出力回路
CRD 定電流ダイオード
D ダイオード
TRS 出力トランス
Q1 第1トランジスタ
Q2 第2トランジスタ
R1 第1抵抗
R2 第2抵抗
R21 第1分圧抵抗
R22 第2分圧抵抗
R3 第3抵抗
2 コンデンサマイクロホン回路
23 出力回路
Q3 第3トランジスタ
Q4 第4トランジスタ

Claims (6)

  1. マイクロホンユニットと、
    前記マイクロホンユニットの出力インピーダンスを変換するFETと、
    前記FETに電流を供給する定電流ダイオードと、
    前記FETの動作電源を生成するコレクタ接地の第1トランジスタと、
    前記第1トランジスタのベース電位を設定する第1抵抗と、
    前記FETからの出力信号を増幅するコレクタ接地の第2トランジスタと、
    前記第2トランジスタのベース電位を設定する第2抵抗と、
    前記マイクロホンユニットからの信号を出力する出力回路と、
    を有してなり、
    前記第1トランジスタのベースは、前記FETのソースに接続され、
    前記第1トランジスタのエミッタは、前記FETのドレインに接続され、
    前記第2トランジスタのベースは、前記FETのドレインに接続され、
    前記第2トランジスタのエミッタは、前記出力回路に接続され、
    前記第2抵抗は、前記定電流ダイオードのカソード側の電圧を分圧する、
    ことを特徴とするコンデンサマイクロホン回路。
  2. 前記第2抵抗は、
    第1分圧抵抗と、
    前記第1分圧抵抗と直列に接続される第2分圧抵抗と、
    を含み、
    前記第1分圧抵抗と前記第2分圧抵抗との接続点は、前記第2トランジスタのベースに接続され、
    前記第1分圧抵抗の一端は、前記定電流ダイオードのカソードに接続され、
    前記第1分圧抵抗の他端は、前記第2分圧抵抗の一端に接続され、
    前記第2分圧抵抗の他端は、接地される、
    請求項1記載のコンデンサマイクロホン回路。
  3. 前記定電流ダイオードのカソードは、前記FETのドレインに接続され、
    前記定電流ダイオードのカソードと前記FETのドレインとの間に接続される第3抵抗、
    を備える、
    請求項1記載のコンデンサマイクロホン回路。
  4. 前記定電流ダイオードのカソードから前記第2トランジスタのエミッタに対して順方向接続されるダイオードを備える、
    請求項1記載のコンデンサマイクロホン回路。
  5. 前記出力回路は、
    ファントム電源と接続される出力トランス、
    を備え、
    前記出力トランスの1次側巻線の中点は、前記定電流ダイオードのアノードに接続され、
    前記第2トランジスタのエミッタは、前記出力トランスの2次側巻線に接続される、
    請求項1記載のコンデンサマイクロホン回路。
  6. 前記出力回路は、
    前記マイクロホンユニットの第1出力端に接続されるコレクタ接地の第3トランジスタと、
    前記マイクロホンユニットの第2出力端に接続されるコレクタ接地の第4トランジスタと、
    を備え、
    前記第3トランジスタのコレクタと前記第4トランジスタのコレクタとの接続点は、前記定電流ダイオードのアノードに接続され、
    前記第2トランジスタのエミッタは、前記FETのドレインと前記第3トランジスタのベースとの間に接続される、
    請求項1記載のコンデンサマイクロホン回路。

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