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JP6513739B2 - 車両用シート - Google Patents

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Description

本発明は車両用シートに関し、特に、シート操作部をシート背面に有する車両用シートに適用可能である。
車両用シートには、シート操作部として、シートの前後方向の位置調整を可能にする機構(スライド機構)と、座面を形成するシートクッションと背もたれを形成するシートバックとの角度調整を可能にする機構(リクライニング機構)とを備えるものがある。
特許文献1には、シートバックに設けた操作レバー部とリクライニング機構との間にワイヤケーブルを設けることが開示されている。
特開2016−145000号公報
本願発明者らは、シート操作部をシートバック背面に有する車両用シートを検討した。その結果、シートバック背面に設けたシート操作部において、その取り付け部分が雑音の発生源となる虞があることが分かった。
本発明の目的は、シート操作部をシートバック背面に設けた車両用シートにおいて、シート操作部の取り付け部分からの雑音の発生を防止可能な車両用シートを提供することにある。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、車両用シートは、シートクッションと、シートバックと、を有する。前記シートバックは、前記シートバックの背面に設けられたシート操作部と、前記シート操作部が取り付けられる取り付けフレームと、を含む。前記シート操作部は、前記取り付けフレームに、3点で支持される。
上記車両用シートによれば、シート操作部の取り付け部分からの雑音の発生を防止可能な車両用シートを提供可能である。
実施例に係る車両用シート1の左前方側からの斜視図である。 実施例に係る車両用シート1の左後方側からの斜視図である。 実施例に係る操作部11及び12の非操作時の状態の斜視図である。 実施例に係る操作部11及び12の操作時の状態の斜視図である。 シート10のスライド機能の構成を説明するための模式的な図である。 シート10のリクライニング機能の構成を説明するための模式的な図である。 取り付け枠部16の取り付け構成を示す図である。 図7の取り付け枠部16を透過的に示した図である。 取り付け枠部16が取り付けられるフレームを示す図である。 取り付け枠部16の裏面を示す図である。 図7の線Aから右方向を見た場合の断面部分の部分的な拡大図である。 図7の線Bから右方向を見た場合の断面部分の部分的な拡大図である。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
なお、開示はあくまで一例にすぎず、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
図1は、実施例に係る車両用シート1の左前方側からの斜視図であり、図2は、実施例に係る車両用シート1の左後方側からの斜視図である。車両用シート1は、例えば、助手席が示されるが、他の席(運転席、後部座席のシート)であってもよい。車両用シート1は、シート10、操作部11、12、13、14、及び、2本のレール15を備える。シート10は、シートクッション101、シートバック102、ヘッドレスト103及びシートベルト200を有する。シートクッション101は座面を構成し、シートバック102は背もたれを構成する。ヘッドレスト103は、シートバック102の上方に配され、着座者の頭部を支持する。シートベルト200は着座者の体を車両の衝突時の衝撃等から保護する。シート10は、その前後方向の位置調整を可能にするスライド機能、及び、シートクッション101とシートバック102との角度調整を可能にするリクライニング機能を有する。
操作部11及び13は、スライド操作用の操作部(レバー)であり、シート10の前後方向のスライド操作を受け付ける。操作部11及び13のどちらを利用しても、シート10のスライド操作を行うことが可能である。2本のレール15は、車両に固定され、シート10の前後方向のスライドを可能にするガイドとして作用する。
操作部12及び14は、リクライニング操作用の操作部(レバー)であり、シート10のリクライニング操作を受け付ける。操作部12及び14のどちらを利用しても、シート10のリクライニング操作を行うことが可能である。
操作部11及び12は、シート10の背面側、すなわち、シートバック102の後方側の面に並んで配置され、比較的簡便に、操作部11及び12のいずれにも容易に操作できるようになっている。この例では、操作部11及び12は、ヘッドレスト103より下方においてシート10の幅方向に並んでおり、利用者が使いやすい位置に配置される。特に制限されないが、シートバック102の後方側の下部には雑誌等を収容可能なポケット104が設けられており、操作部11及び12はポケット104より上方に配置される。これにより、操作部11及び12、並びに、ポケット104は、いずれも利用者にとって使いやすい位置に配置される。
操作部13は、シート10の前方側、この例では、シートクッション101の前方側の下部に配置され、操作部11とは独立してスライド操作を受け付ける。操作部14は、シート10の側方側、この例では、シートクッション101の左側方側に配置され、操作部12とは独立してリクライニング操作を受け付ける。即ち、利用者は、操作部11及び13のいずれを用いてもスライド操作を行うことができ、また、操作部12及び14のいずれを用いてもリクライニング操作を行うことができる。
操作部11はシート10の背面側に配置され、操作部11と同機能を実現するための操作部13はシート10の前方側に配置される。よって、利用者は、使いやすい方の操作部11又は13を用いてスライド操作を行えばよい。操作部12は、操作部11に対して、操作部12と同機能を実現するための操作部14の側とは反対側に配置される。よって、利用者は、使いやすい方の操作部12又は14を用いてリクライニング操作を行えばよい。
操作部11及び12の露出面(具体的には、操作部11及び12が収容凹部161及び162にそれぞれ収容された状態でユーザが目視可能な位置)には、マークがそれぞれ付される。これらのマークは、操作部11及び12のいずれがスライド操作用レバーなのかリクライニング操作用レバーなのか、利用者が区別しやすいものが用いられる。
図3は、実施例に係る操作部11及び12の非操作時の状態の斜視図である。図4は、実施例に係る操作部11及び12の操作時の状態の斜視図である。シート10の背面側(シートバック102の後方側の面)には取り付け枠部16が設けられており、操作部11及び12は、非操作時の状態(利用者により操作されていない状態)では、この取り付け枠部16に収容される。取り付け枠部16には収容凹部161及び162が設けられており、操作部11及び12は非操作時の状態では収容凹部161及び162にそれぞれ収容される。
この例では、操作部11および操作部12は互いに異なる形状を有する。これにより、利用者は、いずれがスライド操作用またはリクライニング操作用なのか区別可能である。操作部11および操作部12は、軸Xを中心に同軸上で回動可能に構成されたレバーである。
操作部11は、指を挿入可能な開口部11Hを有するレバーで構成可能である。利用者は、開口部11Hに指を入れて操作部11をシート10の背面から起立する方向に軸Xを中心に回動させることで、シート10をスライド可能な状態にすることができる。利用者は開口部11Hに指を入れて操作部11を把持することができ、その状態で操作部11を回動させて起立させることができる。
操作部12は、指を挿入可能な凹部12Hを下端部に有するレバーで構成可能である。利用者は、凹部12Hに指を入れて操作部12をシート10の背面から起立する方向に軸を中心に回動させることで、シート10をリクライニング可能な状態にすることができる。開口部11Hおよび凹部12Hは、いずれも利用者の指が挿入可能なサイズで設けられればよい。
また、本実施形態では、回動軸と交差する方向(即ち、シート10の上下方向)における収容凹部161及び162の長さは互いに等しい。そして、同方向における操作部11及び12の長さは互いに異なる。このような構造によれば、操作部11及び12を区別可能にすることもできる。
図5は、シート10のスライド機能の構成を説明するための模式的な図である。図6は、シート10のリクライニング機能の構成を説明するための模式的な図である。
図5を用いてシート10のスライド機能を説明する。操作部11はシート10の背面に配置され、操作部13はシート10の前方側に配置される。シート10には、その底部においてレール15と摺動可能なスライド機構171が配置され、また、スライド機構171のロックまたはロック解除を行うロック解除機構172が内蔵される。操作部11及び13は、それぞれ、ワイヤ11W及び13Wを介してロック解除機構172に接続される。例えば、利用者が操作部11を回動させると、それに伴う引張力がワイヤ11Wを介してロック解除機構172に伝達され、スライド機構171のロックが解除される。これにより、スライド機構171がレール15に沿って図中の矢印の方向に摺動可能になる。そして、利用者が操作部11を元の状態に戻すと(収容凹部161内に収容すると)、スライド機構171は再びロックされる。利用者が操作部13を操作した場合も同様である。
図6を用いてシート10のリクライニング機能を説明する。操作部12はシート10の背面に配置され、操作部14はシート10の側方側に配置される。シート10には、リクライニング機構181、及び、そのロックまたはロック解除を行うロック解除機構182が内蔵される。操作部12及び14は、それぞれ、ワイヤ12W及び14Wを介してロック解除機構182に接続される。例えば、利用者が操作部12を回動させると、それに伴う引張力がワイヤ12Wを介してロック解除機構182に伝達され、リクライニング機構181のロックが解除される。これにより、シート10のシートバック102が図中の矢印の方向に回動可能になる。そして、利用者が操作部12を元の状態に戻すと(収容凹部162内に収容すると)、リクライニング機構181は再びロックされる。利用者が操作部14を操作した場合も同様である。なお、スライド機能およびリクライニング機能の構成は、機械的構成やモータ等を用いた電動式の構成を採用することが出来る。
以下、図面を用いて、取り付け枠部16の取り付け構成を説明する。
図7は、取り付け枠部16の取り付け構成を示す図である。操作部11および12が組み込まれた取り付け枠部16は、鉄などの金属材料からなる取り付けフレーム300(以下、フレームとも称す)に固定される。取り付けフレーム300は取り付け部材又は取り付け板という事もできる。フレーム300は、シートバック102内に設けられた、図示されないシートバックフレームまたはシートバックフレームを構成するパイプ等に固定されている。取り付け枠部16は、ワイヤ11Wの固定部11WFが嵌め込まれるワイヤ固定部16WF1と、ワイヤ12Wの固定部12WFが嵌め込まれるワイヤ固定部16WF2と、を有する。ワイヤ固定部16WF1とワイヤ固定部16WF2とは、図面において、取り付け枠部16の上側の部分のほぼ中央に、横方向に並んで配置される。なお、この明細書において、操作部11および12が組み込まれた取り付け枠部16の全体は、シート操作部(11,12,16)という事とする。
また、ワイヤ11Wとワイヤ12Wとは、フレーム300に、ワイヤ固定部300WFにより固定される。この例では、ワイヤ固定部16WF1とワイヤ固定部16WF2とは、正面視において、取り付け枠部16の四角形の外周から突出するような構成として設けられる。取り付け枠部16の四角形の外周からの突出する長さ(突出量)は、ワイヤ固定部16WF1の突出する長さd1がワイヤ固定部16WF2の突出する長さd2より長く(d1>d2)されている。これは、ワイヤ固定部300WFからの距離に応じて、ワイヤ固定部16WF1の突出する長さd1およびワイヤ固定部16WF2の突出する長さd2が調整されている。すなわち、ワイヤ固定部300WFからの距離がワイヤ固定部16WF1と比較して相対的に短いワイヤ固定部16WF2は、その突出する長さd2が短くされる。ワイヤ固定部300WFからの距離がワイヤ固定部16WF2と比較して相対的に長いワイヤ固定部16WF1は、その突出する長さd1がd2と比較して長くされている。これにより、固定部11WFとワイヤ固定部300WFとの間のワイヤ11Wのワイヤ長と固定部12WFとワイヤ固定部300WFとの間のワイヤ12Wのワイヤ長とがほぼ同じ様な長さと出来る。そのため、ワイヤ11Wとワイヤ12Wとの引き回しの曲がり方(曲率)をほぼ同じとすることが出来る。
図8は、図7の取り付け枠部16を透過的に示した図である。図8において、取り付け枠部16は、フレーム300に3点で支持される。言い換えれば、シート操作部(11,12,16)は、フレーム300に3点で支持されることになる。取り付け枠部16とフレーム300との固定される領域は、取り付け枠部16において、第1固定部(固定領域)16FSと、第2固定部16FP1と、第3固定部16FP2との3点の領域であり、この3点を結ぶとほぼ3角形とされている。すなわち、この3点は三角形の頂点に対応する。これにより、車両の走行時などに発生する振動が取り付け枠部16に伝達されても、3点で支持されている為、取り付け枠部16に起因する雑音の発生は防止可能である。この例では、第1固定部16FSは、フレーム300に、面で接して支持されている。一方、第2固定部16FP1と第3固定部16FP2とは、ねじ等の固定部材により、フレーム300に固定される。この例では、第1固定部(固定領域)16FSの領域部分に、ワイヤ固定部16WF1、16WF2が設けられる。ワイヤ固定部16WF1、16WF2が第1固定部(固定領域)16FSに設けられるので、図4に示されるように、操作部11および12を構成するレバーが軸Xを回動中心として操作されても、ワイヤ固定部16WF1およびワイヤ固定部16WF2の位置および操作部11および12の回動中心の軸Xが確実に固定される。
図9は、取り付け枠部16が取り付けられるフレームを示す図である。図9において、フレーム300は、取り付け枠部16の第1固定部16FSが接する第1固定部分(固定領域)300FSと、第2固定部16FP1と第3固定部16FP2とに対応する第2固定部分300FP1および第3固定部分300FP2と、を有する。第2固定部分300FP1と第3固定部分300FP2とに対応する部分には、ねじ止めのための開口部(丸穴)が設けられる。一方、フレーム300の第1固定部分300FSに対応する領域部分またはその領域部分の近傍は、金属フレーム300の剛性をさらに高めるため、湾曲した形状、曲がり形状または盛り上がった形状(ビード構造)とされる。この構成により、第1固定部分(固定領域)300FSの剛性が高くされているので、図4に示されるように、操作部11および12を構成するレバーが軸Xを回動中心として操作されても、ワイヤ固定部16WF1およびワイヤ固定部16WF2の位置および操作部11および12の回動中心の軸Xが確実に固定される。これにより、操作部11および12の操作がワイヤ11Wおよびワイヤ12Wに確実に伝達される。
図10は、取り付け枠部16の裏面を示す図である。図10において、取り付け枠部16の第1固定部16FSは、フレーム300の第1固定部分300FSに接触して押し当てられる。第1固定部分300FSとの接触面積を広くするため、図7で説明された様に、ワイヤ固定部16WF1とワイヤ固定部16WF2とが取り付け枠部16の四角形の外周から異なる突出の長さ(d1>d2)とされるように設けられる。図10において、点線で囲まれた第1固定部分16FSは、ワイヤ固定部16WFの左側の第1面S1、ワイヤ固定部16WF1とワイヤ固定部16WF2との間の第2面S2、及び、ワイヤ固定部16WFの右側の第3面S3により構成されている。これらの面(S1、S2、S3)は、ワイヤ固定部16WF1とワイヤ固定部16WF2とを形成または構成するための樹脂材料の枠部の枠厚または板厚により構成されている。この構成により、取り付け枠部16の第1固定部16FSと第1固定部分300FSとの接触面積が広くされる。そのため、樹脂材料により形成される取り付け枠部16において、第1固定部16FSに加えられる荷重、すなわち、操作部11,12を回動操作した時に加わる力、を比較的広い接触面積で支えることが出来る。これにより、ワイヤ固定部16WF1、16WF2を構成する樹脂材料の枠部の破壊を防止することが可能である。

なお、取り付け枠部16の四角形の外周からのワイヤ固定部16WF1およびワイヤ固定部16WF2の突出する長さ(突出量)は同じとされても良い(d1=d2)。
図11は、図7の線Aから右方向を見た場合の断面部分の部分的な拡大図を示す。図12は、図7の線Bから右方向を見た場合の断面部分の部分的な拡大図を示す。
図11に示されるように、取り付け枠部16に設けられたワイヤ固定部16WF1の左側の第3面S3は、フレーム300の第1固定部分300FSに、面で接触するように固定されている。操作部11は、開口部から構成されるワイヤ先端固定部11WFPを有し、ワイヤ11Wの先端部11WTがワイヤ先端固定部11WFPに嵌め込まれている。操作部11が操作されると、回転中心部11RC(軸X)を中心として回動方向RD1に回動する。これにより、ワイヤ11Wの先端部11WTがストローク方向SD1へ移動し、それに伴う引張力がワイヤ11Wを介して図5で説明されたロック解除機構172に伝達される。
取り付け枠部16に設けられたワイヤ固定部16WF1がフレーム300の第1固定部分300FSに固定されており、また、図8で説明された様に、取り付け枠部16の第2固定部16FP1と第3固定部16FP2とがねじ等によりフレーム300に固定されている。そのため、操作部11は操作によりその位置を移動することがない。これにより、操作部11の操作による引張力が有効にワイヤ11Wに伝達できる。
図12に示されるように、取り付け枠部16に設けられたワイヤ固定部16WF2の左側の第2面S2は、フレーム300の第1固定部分300FSに、面で接触するように固定されている。図12には、直接的に図示されていないが、操作部12は、操作部11と同様に、開口部から構成されるワイヤ先端固定部12WFPを有し、ワイヤ12Wの先端部12WTがワイヤ先端固定部12WFPに嵌め込まれている。操作部12が操作されると、回転中心部12RC(軸X)を中心として回動方向RD2に回動する。これにより、ワイヤ12Wの先端部12WTがストローク方向SD2へ移動し、それに伴う引張力がワイヤ12Wを介して図6で説明されたロック解除機構182に伝達される。
取り付け枠部16に設けられたワイヤ固定部16WF2がフレーム300の第1固定部分300FSに固定されており、また、図8で説明された様に、取り付け枠部16の第2固定部16FP1と第3固定部16FP2とがねじ等によりフレーム300に固定されている。そのため、操作部12は操作によりその位置を移動することがない。これにより、操作部12の操作による引張力が有効にワイヤ12Wに伝達できる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、種々変更可能であることはいうまでもない。
1:車両用シート
10:シート
11、12、13、14:操作部
11W:ワイヤ
12W:ワイヤ
15:レール
101:シートクッション
102:シートバック
16:取り付け枠部
16FS:第1固定部(固定領域)
16FP1:第2固定部
16FP2:第3固定部
300:取り付けフレーム
300FS:第1固定部分(固定領域)
300FP1:第2固定部分
300FP2:第3固定部分

Claims (4)

  1. シートクッションと、シートバックと、を有し、
    前記シートバックは、
    前記シートバックの背面に設けられたシート操作部と、
    前記シート操作部が取り付けられる取り付けフレームと、を含み、
    前記シート操作部は、前記取り付けフレームに、3点で支持さ
    前記シート操作部は、
    操作レバーと、
    前記操作レバーの取り付けられる取り付け枠部と、を含み、
    前記取り付け枠部は、第1固定部と、第2固定部と、第3固定部と、を含み、
    前記第1固定部は、前記取り付けフレームと面で接触して支持され、
    前記第2固定部及び前記第3固定部は、前記取り付けフレームと、固定部材により固定され、
    前記操作レバーは、
    スライド機構のロック解除機構に第1ワイヤを介して接続される第1レバーと、
    リクライニング機構のロック解除機構に第2ワイヤを介して接続される第2レバーと、を含み、
    前記取り付け枠部は、樹脂材料により構成され、
    前記第1ワイヤの固定される第1ワイヤ固定部と、
    前記第2ワイヤの固定される第2ワイヤ固定部と、を有し、
    前記第1固定部は、前記第2ワイヤ固定部により構成される第1面と、前記第1ワイヤ固定部と前記第2ワイヤ固定部との間に設けられた第2面と、前記第1ワイヤ固定部により構成される第3面と、の構成部分を含む、ことを特徴とする車両用シート。
  2. 請求項に記載の車両用シートにおいて、
    前記第1ワイヤ固定部および前記第2ワイヤ固定部は、前記取り付け枠部の上側の部分において、並んで配置される、車両用シート。
  3. 請求項に記載の車両用シートにおいて、
    前記第1ワイヤ固定部および前記第2ワイヤ固定部は、前記取り付け枠部の上側の部分において、前記取り付け枠部の外周から突出して設けられ、
    前記第1ワイヤ固定部の前記取り付け枠部の外周からの突出量は、前記第2ワイヤ固定部の前記取り付け枠部の外周からの突出量より、長くされ、
    前記第1ワイヤ固定部は前記第2ワイヤ固定部の左側に配置され、
    前記取り付けフレームは、前記取り付け枠部の右側に配置されたワイヤ固定部を有し、
    前記第1ワイヤおよび前記第2ワイヤは、前記取り付けフレームのワイヤ固定部に固定される、車両用シート。
  4. 請求項に記載の車両用シートにおいて、
    前記第1固定部と接触される前記取り付けフレームの領域またはその近傍は、盛り上がった形状とされる、車両用シート。
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