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JP4946036B2 - チャイルドシート - Google Patents

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Description

本発明は、車両の座席に設置されるチャイルドシートに関する。
車両に設置されるチャイルドシートとして、国際標準化機構で規格化されたISO−FIXタイプのチャイルドシートがある(例えば特開2004−106668号、EP0970842A1)。
これらの公報に記載のISO−FIXタイプのチャイルドシートにあっては、シートクッション上にチャイルドシートを載せ、このチャイルドシートの下部(ベース)の後部に設けられた係止部材を、車体に設けたアンカーバーに連結する。
特開2004−106668号 EP0970842A1
上記各公報のようにベースの後部にのみ係止部材を設けたチャイルドシートは、前向きにしか設置することができない。
座席部をベースに対し前後向き変更可能に取り付けたタイプのチャイルドシートも市販されているが、座席部をベースに対し堅固に取り付けるための機構にコストがかかり、チャイルドシートが高価となる。
本発明は、車両座席上に前向きにも後向きにも設置することができ、しかも安価に構成することが可能なチャイルドシートを提供することを目的とする。
請求項1のチャイルドシートは、ベースと、該ベース上に前後向き変更不能に設けられた座席部と、車両に設けられたアンカに対して係止されるISO−FIX方式の係止部材とを有するチャイルドシートにおいて、基端側が該ベースに対し回動可能に連結され、先端側が前方に向って延在した姿勢と後方に向って延在した姿勢とをとりうるアームを備えており、該アームの先端側に前記係止部材が設けられていることを特徴とするものである
求項のチャイルドシートは、請求項において、前記アームの基端側は、前記ベースの側部の前後方向中央付近に連結されており、且つ該アームは該ベースに対し水平旋回方向に回動可能に連結されていることを特徴とするものである。
請求項のチャイルドシートは、請求項又はにおいて、前記アームの長手方向の途中部分に当接することにより前記ベースの前転方向への回動を阻止する張出部が前記ベースに設けられていることを特徴とするものである。
請求項のチャイルドシートは、請求項において、前記ベースの側部に、前後方向に延在した凹部が設けられており、前記アームは、前方向きに位置した状態及び後方向きに位置した状態において該凹部内に入り込むことを特徴とするものである。
なお、本発明において、特に記載がない限り、前方、後方は、座席部に座った乗員にとっての前方、後方をいう。
請求項1のチャイルドシートは、ベースの前後のいずれの側にも係止部材を位置させることができるので、該チャイルドシートを座席上に前向きにも後向きにも設置することができる。このベースに対し座席部は前後向き変更不能に設けられているので、構造が簡易であり、チャイルドシートを低コストに構成することが可能である。
請求項によれば、アームを回すことにより係止部材をベースの前側及び後側のいずれにも位置させることができ、係止部材の位置及び方向変更が容易である。
請求項によれば、チャイルドシートを横倒しにすることなく、通常の姿勢のままでアームを回すことができる。
請求項によれば、車両の急減速時にベースに加えられる前転方向の力が張出部によっても受け止められる。
請求項によれば、アームを凹部に収容することができるので、アームが邪魔にならない。また、車両の急減速時にベースに加えられる前転方向の力が車両のアームと凹部との係合部によっても受け止められる。
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
第1図は実施の形態に係るチャイルドシート及び車両の座席付近の斜視図、第2図はこのチャイルドシートの座席への設置状態を示す側面図、第3図はチャイルドシートの後向きの設置状態を示す側面図、第4図はチャイルドシートの拡大斜視図である。
この実施の形態では、車両の後部座席(以下、単に座席と略す。)10上にチャイルドシート1が設置される。
この座席10は、シートクッション11とシートバック12とを有している。該シートクッション11の下端付近に、ISO−FIX方式のチャイルドシート係止用アンカ(以下、ISO−FIXアンカと称することがある。)13が設けられている。このISO−FIXアンカ13は、該座席10の左右幅方向に所定の間隔をあけて、2個設けられている。
チャイルドシート1は、該シートクッション11上に載置されるベース2と、該ベース2上に前後向き調節不能に設置された座席部3とを有する。このベース2は、前後左右対称形状(この実施の形態では長方形状)である。
座席部3は、ベース2に対しリクライニング可能に且つ前後位置調節可能に取り付けられている。座席部3をリクライニング角度調節可能とするために、ベース側2には、円弧状に湾曲したレールが設けられ、座席部3には該レールに係合し、且つ適宜にロックされるスライド部材とロック部材とからなる周知の機構が設けられている。
また、座席部3を前後位置調節可能とするために、上記円弧状レールを載設した可動体と、該可動体を前後方向に案内する案内部材と、該可動体を適宜位置で固定する固定部材とからなる周知の機構が設けられている。
座席部3には着座者拘束用のハーネス4が設けられている。
ベース2の左右の両側面部に凹部6が前端から後端まで達するように延設されている。符号7はこの凹部6の上側の張出部、8は下側の張出部を示す。
この凹部6内に収容されうるようにアーム5が設けられている。このアーム5は、基端側が上下方向の支軸5bによってベース2に回動自在に取り付けられている。支軸5bはベース2の前後方向の中間に位置している。アーム5の長さは、ベース2の前後長さよりも若干長い。そのため、アーム5を第1,2図のように着座者から見て後方向きとしたとき及び第3図のように着座者から見て前方向きとしたときのいずれでも、アーム5の先端はベース2からシートバック12に向って突出する。
支軸5bが上下方向となっているため、アーム5は第4図の2点鎖線矢印で示すように水平面内で旋回可能となっている。従って、チャイルドシート1を横倒しにすることなく、第1図〜第4図の姿勢のままでアーム5を旋回させることができる。
このアーム5の先端部に前記ISO−FIXアンカ13への係止部材として、ISO−FIX方式の連結機構5aが設けられている。この連結機構としては、例えば特許第3356512号に記載のものなど、各種のものが用いられる。
このベース2には、各連結機構5aとアンカ13との連結を解除するための解除レバー(図示略)が設けられている。
なお、アーム5の先端部に鉄板、アルミダイキャスト等の補強部材を設けてもよい。
第1図及び第2図は、チャイルドシート1を車両前方向きにして設置した状態を示している。この状態では、アーム5は座席3の着座者から見て後方に延出し、連結機構5aをISO−FIXアンカ13に係合させている。
なお、このようにチャイルドシート1を車両前方向きに設置するのは、比較的体格の大きい場合であり、座席部3は背もたれ部3aが比較的起立した状態とされている。また、座席部3は比較的後側にシフトされている。
第3図では、チャイルドシート1は車両後方向きに設置されている。この状態では、アーム5は座席3の着座者から見て前方へ延出し、連結機構5aをISO−FIXアンカ13に係合させている。
このようにチャイルドシート1を車両後方向きに設置するのは、体格の小さい幼児が座る場合であるので、座席部3の背もたれ部3aは比較的深く寝た(水平に近い)リクライニング角度とされている。また、座席部3は比較的シートバック12から離れた側にシフトされている。
このように、この実施の形態によると、チャイルドシート1を車両前向きにも車両後向きにも設置することができる。しかも、座席部3をベース2に対し離脱不能に設けており、構造が簡易であり、コストが安い。
上記実施の形態では、張出部7,8を設けているので、第1〜3図のようにアーム5を凹部6に収容した状態にあるときは、アーム5が邪魔にならない。また、車両の前突時等の急減速時に座席3に対し前転方向の力が加えられた場合、この力が張出部7,8(特に張出部8の後端側)によって受け止められる。
上記実施の形態では、凹部6の上下の張出部7,8は、いずれもベース2の前端から後端にまで延在しているが、第5図のようにベース2’の前部、後部及び中間部にそれぞれ突片状の張出部7a,7b,7c,8a,8b,8cを設けてもよい。
この実施の形態によっても、車両急減速時の力が張出部7a〜7c,8a〜8cによって受け止められる。
本発明では、第6図のように、この車両急減速時の力を受け止めるためのピン等の突起9をベース2の前部及び後部の側面から側方へ突設すると共に、アーム5に該突起9が入り込む穴9aを設けてもよい。なお、このように突起9及び穴9aを設けた場合には、上下の張出部7,8の少なくとも一方を省略してもよい。
上記実施の形態は本発明の一例であり、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
実施の形態に係るチャイルドシート及び車両の座席付近の斜視図である。 チャイルドシートの座席への設置状態を示す側面図である。 チャイルドシートの座席への設置状態を示す側面図である。 チャイルドシートの斜視図である。 別の実施の形態に係るチャイルドシートの斜視図である。 さらに別の実施の形態に係るチャイルドシートの斜視図である。
1 チャイルドシート
2,2’ ベース
3 座席部
5 アーム
6 凹部
7,8 張出部
9 突起
9a 穴
10 座席
11 シートクッション
12 シートバック
13 ISO−FIXアンカ

Claims (4)

  1. ベースと、
    該ベース上に前後向き変更不能に設けられた座席部と、
    車両に設けられたアンカに対して係止されるISO−FIX方式の係止部材とを有するチャイルドシートにおいて、
    基端側が該ベースに対し回動可能に連結され、先端側が前方に向って延在した姿勢と後方に向って延在した姿勢とをとりうるアームを備えており、
    該アームの先端側に前記係止部材が設けられていることを特徴とするチャイルドシート。
  2. 請求項において、前記アームの基端側は、前記ベースの側部の前後方向中央付近に連結されており、且つ該アームは該ベースに対し水平旋回方向に回動可能に連結されていることを特徴とするチャイルドシート。
  3. 請求項又はにおいて、前記アームの長手方向の途中部分に当接することにより前記ベースの前転方向への回動を阻止する張出部が前記ベースに設けられていることを特徴とするチャイルドシート。
  4. 請求項において、前記ベースの側部に、前後方向に延在した凹部が設けられており、
    前記アームは、前方向きに位置した状態及び後方向きに位置した状態において該凹部内に入り込むことを特徴とするチャイルドシート。
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