JP6414615B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents
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Description
精度を高く保つことができなくなる。
の検知を行うので、トレイの移動の有無に拘わらず画像記録範囲の位置精度を高く保つことができる。その結果、画像記録時間と画像記録精度とのバランスの取れた使い勝手の良いインクジェット記録装置が実現される。
図1に示されるように、インクジェット記録装置10は、記録用紙や、光沢紙や、葉書等であるシート6(図2)に画像を記録するプリンタ部11と、原稿(不図示)に記録された画像を取り込むスキャナ部12とを備えており、プリント、スキャン、コピー等を実行可能である。スキャナ部12は任意の構成であるので、以下では、プリンタ部11について説明がされる。
プリンタ部11は、本体13と、本体13に着脱自在に装着された給紙カセット20と、を備えている。図2に示されるように、本体13は、さらに給紙カセット20に載置されたシート6を搬送路30へ送り出す給送部40と、シート6を搬送するローラ対34,37と、シート6に画像を記録する記録ヘッド51と、制御基板18と、を備えている。制御基板18は、不図示のケーブルにより、操作部17(図1)やパーソナルコンピュータなどの外部機器と電気的に接続されている。制御基板18には、制御部100(図7)を実現する不図示のマイクロコンピュータが実装されている。制御部100は、上述のケーブルを介して操作部17や外部機器から印刷指示が入力されると、ASFモータ61等(図7)を駆動させ、シート6への画像記録を行う。以下、プリンタ部11の各構成について説明がされる。
図1に示されるように、本体13の本体筐体14には、給紙カセット20の挿抜用の挿抜口15が前後方向8における前面側に形成されている。挿抜口15の奥側には不図示のガイドレールが設けられている。このガイドレールにより、給紙カセット20が前後方向
8へスライド可能に支持されている。給紙カセット20は、挿抜口15を通じて前後方向8へスライドされることにより、本体13に脱着される。
図1に示されるように、給紙カセット20は、本体筐体14の下部に配置されており、本体筐体14に設けられた不図示のガイドレールにより、前後方向8へスライド可能に支持されている。給紙カセット20は、本体筐体14の挿抜口15を通じて本体13に脱着される。以下では、本体13に装着された図1の位置を第1位置(本発明の第1位置の一例)とし、第1位置よりも給紙カセット20の装着方向の上流側を第2位置(本発明の第2位置の一例)として説明がされる。シート6(図2)は、第1位置にある給紙カセット20から給送部40(図2)により搬送路30(図2)へ送り出される。
図3に示されるように、メイントレイ21は、底板22と、左右一対の側板23,24と、前板25と、傾斜板26と、を備えている。左右一対の側板23,24は、底板22の左右方向9における両端部から上向きへ突出されている。前板25は、底板22の前後方向8における前端部から上向きへ突出されている。側板23,24は、排紙トレイ29(図2)に設けられた不図示の回動軸を回動可能に支持する不図示の軸受けを有している。つまりメイントレイ21は、側板23,24において排紙トレイ29を回動可能に支持している。排紙トレイ29は、メイントレイ21にシート6を補給する際にユーザによって上方に回動される。図2に示されるように、閉じられた排紙トレイ29は、側板23,24及び前板25の上端面により支持されている。
おり、且つ左右方向9において互いに隣接して設けられている。後述されるリアガイド80の被係止突起(不図示)が複数の第1溝68のうちの1つに選択的に嵌ることにより、リアガイド80が底板22に係止される。
図3に示されるように、サイドガイド機構70は、左右方向9へスライド可能に底板22に支持された左右一対のガイド部材71,72と、一対のガイド部材71,72を連動して移動させるピニオンギア73と、を備えている。
図2に示されるように、リアガイド80は、メイントレイ21の底板22の貫通孔67に挿通された基部81を備えている。貫通孔67の左右方向9における側壁が嵌るガイド溝(不図示)が基部81の左右両側に設けられている。リアガイド80は、このガイド溝において、前後方向8へスライド可能に底板22に支持されている。
排紙トレイ29は、図2における当該排紙トレイ29の後端部に、軸線が左右方向9(
図2の紙面垂直方向)に沿う不図示の回動軸を有している。この回動軸は、メイントレイ21の左右の側板23,24に設けられた不図示の軸受けに回動可能に支持されている。排紙トレイ29は、図2における後端部を回動基端部とし、前端部を回動先端部として回動され、図2に示される閉姿勢及び不図示の開姿勢にされる。閉姿勢にある排紙トレイ29は、メイントレイ21の左右の側板23,24及び前板25に支持されており、排出された画像記録後のシート6を受ける。排紙トレイ29は、メイントレイ21に画像記録前のシート6を補給する際にユーザにより回動される。
給紙カセット20の上側には、図6に示されるフレーム90が配置されている。フレーム90は、後述の給送部40やプラテン33やキャリッジ58を保持するものである。
図2に示されるように、給送部40(本発明の給送部の一例)は、フレーム90(図6)の底板に回転可能に支持された支軸41(本発明の支軸の一例)と、支軸41に一端部が回動可能に支持されたアーム42(本発明のアームの一例)と、アーム42の他端部に回動可能に支持された給送ローラ43(本発明の給送ローラの一例)と、を備えている。支軸41は、ASFモータ61(図7)により回転される。ASFモータ61は、制御部100(図7)により、回転速度が制御されて駆動される。
搬送路30(本発明の搬送路の一例)は、図2において1点鎖線により示される湾曲路31と、2点鎖線により示される直線路32と、を備えている。湾曲路31は、メイントレイ21の傾斜板26の上端を基端として上方へ向かい、次いで前後方向8における前方
へ向かうように湾曲して延びている。直線路32は、湾曲路31の終端から前方へ向かって直線状に延びている。搬送路30は、複数個のガイド部材(不図示)及びプラテン33により区画された空間である。シート6が搬送路30に給送される際は、当該搬送路30を区画する複数個のガイド部材に当接しながら給送される。
図6に示されるように、プラテン33(本発明のプラテンの一例)は、フレーム90の左側板95と右側板96との間に配置されて給紙カセット20(図2)の上側に位置しており、直線路32(図2)の下面の一部を区画している。プラテン33の上面からは、前後方向8へ延びる複数の支持リブ33Aが上向きへ突出されている。複数個の支持リブ33Aの上端面により、シート6を支持する支持面(本発明の支持面の一例)が形成されている。
図2に示されるように、第1のローラ対34は、プラテン33の前後方向8における後側に配置されている。第1のローラ対34は、フレーム90(図6)に回転可能に支持された搬送ローラ35(本発明の搬送ローラの一例)と、搬送ローラ35の下側に配置されてプラテン33に回転可能に支持された従動ローラ36と、を備えている。搬送ローラ35は、PFモータ62(図7)により回転される。PFモータ62は、制御部100(図7)により、回転速度を制御されて駆動される。第1のローラ対34は、搬送ローラ35がPFモータ62により回転されることにより、搬送路30にあるシート6を挟み、図2の矢印に示される搬送向き85(本発明の搬送向きの一例)へシート6を搬送する。
図2に示されるように、記録ヘッド51(本発明の記録ヘッドの一例)は、キャリッジ58(本発明のキャリッジの一例)に搭載されている。図6に示されるように、キャリッジ58は、左右方向9(本発明の第1方向の一例)へ移動可能にガイドレール92,93に支持されている。キャリッジ58は、無端環状のベルト98に固着されている。ベルト98は、CRモータ63(図7)の軸に設けられた駆動プーリ99A、及び従動プーリ99Bに巻き付けられている。また、ベルト98は、駆動プーリ99Aの歯及び従動プーリ99Bの歯に噛み合う歯を内周面側に備えている。ベルト98は、CRモータ63が駆動されることにより周運動される。ここにおいて、駆動プーリ99Aは、ガイドレール93の左右方向9における右端部に配置されており、従動プーリ99Bは、ガイドレール93の左右方向9における左端部に配置されている。よって、キャリッジ58は、ガイドレール93の左右方向9における左端部と右端部との間において移動可能であり、プラテン33上のシート6の上側を左右方向9へ通過することができる。CRモータ63は、制御部100(図7)により、回転速度が制御されて駆動される。
には、ブラックのインクが流入される。吐出口列54〜56を構成する各ノズルには、それぞれシアン、マゼンタ、イエローのうちのいずれかのインクが流入される。記録ヘッド51は、図6に示されるフレキシブルフラットケーブル49により制御基板18(図2)と電気的に接続されている。記録ヘッド51は、制御部100からの信号を受けて吐出口52からインク滴を吐出する。
図4に示されるように、メディアセンサ130は、キャリッジ58に設けられたフォトインタラプタにより構成されている。具体的には、メディアセンサ130は、下方へ向かって光を照射する発光ダイオード131と、プラテン33またはプラテン33上のシート6により反射された発光ダイオード131からの光を受光するフォトダイオード132と、を備えている。フォトダイオード132は、受光した光の強度に応じた大きさの出力を行う。この出力は、制御部100(図7)に入力される。制御部100は、フォトダイオード132の出力変化により、メディアセンサ130が左右方向9におけるシート6の端の上側に到達したと判断する。制御部100は、フォトダイオード132の出力が変化したときのキャリッジ58の位置を、左右方向9におけるシート6の端位置としてメモリ103の第1記憶領域104に記憶させる。左右方向9におけるキャリッジ58の位置は、リニアエンコーダ110により検知される。
図6に示されるように、リニアエンコーダ110は、ガイドレール93に設けられたエンコーダストリップ111と、キャリッジ58に設けられたフォトインタラプタ112と、を備えている。エンコーダストリップ111は、左右方向9に長い帯状の外形を呈しており、ガイドレール93の左右方向9における両端に渡って配置されている。エンコーダストリップ111は、光を透過する透光部(不図示)と、光を遮光する遮光部(不図示)とを有している。透光部と遮光部とは、左右方向9において交互に並ぶように配置されている。フォトインタラプタ112は、光を照射する発光ダイオードと、発光ダイオードからの光を受光し、受光した光の強度に応じた出力を行うフォトダイオードと、を備えている。フォトインタラプタ112の発光ダイオードとフォトダイオードとは、エンコーダストリップ111の前後方向8における両側に配置されている。フォトインタラプタ112は、キャリッジ58が左右方向9へ移動されると、エンコーダストリップ111の透光部と遮光部とを交互に通過する。よって、フォトインタラプタ112の出力は、キャリッジ58の移動量に応じた回数だけ変化する。フォトインタラプタ112の出力は、制御部100(図7)に入力されている。制御部100は、メディアセンサ130の出力が変化したときのフォトインタラプタ112の出力が変化した位置を左右方向9におけるシート6の端位置として、メモリ103の第1記憶領域104に記憶させる。第1記憶領域104に記憶されたシート6の端位置は、制御部100が左右方向9における印刷開始位置を決めるために用いられる。詳しくは後述される。
図2に示されるトレイセンサ140(本発明の第2検知手段の一例)は、給紙カセット20つまりメイントレイ21が本体13に装着されて第2位置から第1位置、及び第1位置から第2位置となったことを検知するセンサである。トレイセンサ140は、第1位置にある給紙カセット20の上側に配置された回動体141と、回動体141の回動位置を検知するフォトインタラプタ142と、を備えている。回動体141は、中心軸線が左右方向9(図2の紙面に垂直な方向)に沿う回動軸143と、回動軸143の周面から突出された当接片144及び検出子145と、を備えている。当接片144は、給紙カセット20つまりメイントレイ21が第2位置にあるときは、図2の破線に示されるように、回動軸143から下向きへ突出されている。このとき、図2の破線に示されるように、検出子145は、フォトインタラプタ142の光路から外れている。メイントレイ21が本体13に装着されて第1位置に位置すると、排紙トレイ29の支持部29Aが当接片144を押し、回動体141を回動させる。そうすると、図2の実線に示されるように、検出子145がフォトインタラプタ142の光路上に移動し、フォトインタラプタ142の出力が変化する。フォトインタラプタ142の出力は、制御部100(図7)に入力されている。制御部100は、フォトインタラプタ142の出力変化により、メイントレイ21が移動したと判断する。
図2に示されるように、レジセンサ150(本発明の第1センサの一例)は、搬送向き
85における第1のローラ対34の上流側において、ローラ対34の近くに配置されている。レジセンサ150は、シート6の先端位置の検知に用いられる。図5(B)に示されるように、レジセンサ150は、回動軸151と、回動軸151の周面から搬送路30(図2)へ突出された当接片152と、回動軸151の周面から突出された検出子153と、フォトインタラプタ154と、を備えている。フォトインタラプタ154は、発光ダイオード155と、発光ダイオード155に対向して配置されたフォトダイオード156と、を備えている。フォトダイオード156は、発光ダイオード155から入射した光の強度に応じた出力を行う。
図5(A)に示されるように、第1ロータリエンコーダ120は、搬送ローラ35の回転軸35Aに設けられたディスク121と、フォトインタラプタ122と、を備えている。フォトインタラプタ122は、発光ダイオード123及び不図示のフォトダイオードを備えている。ディスク121は、円盤状の外形を呈しており、周縁部が発光ダイオード123とフォトダイオードとの間に挿入された構成を有している。ディスク121の周縁部には、不図示の透光部と遮光部とがディスク121の周方向に交互に並ぶように設けられている。搬送ローラ35の回転によりディスク121が回転されると、透光部と遮光部とが発光ダイオード123の光路上を交互に通過し、フォトダイオードの出力が変化する。つまり、フォトダイオードの出力は、搬送ローラ35の回転量に応じた回数だけ変化する。フォトダイオードの出力は、制御部100(図7)に入力されている。制御部100は、フォトダイオードの出力変化の回数により、搬送向き85(図2)におけるシート6の先端位置を推定する。
以下、図7を用いて制御部100の概略構成を説明する。制御部100が、後述するフローチャートに従って第1制御を実行する。制御部100(本発明の制御手段の一例)は、制御基板18(図2)に実装された不図示のマイクロコンピュータにより実現されている。このマイクロコンピュータは、中央演算処理部(CPU)、制御プログラム等が格納されたROM、データの記憶領域または作業領域として使用されるRAM、不揮発性のメモリ103等により構成されている。各構成要素は、バスを介してASICに接続されている。
図2を参照してインクジェット記録装置10の動作が説明される。制御部100(図7)は、操作部17(図1)またはパーソナルコンピュータなどの外部機器(不図示)から印刷指示が入力されると、CRモータ63(図7)を駆動させてキャリッジ58を左右方向9におけるガイドレール92,93の右端に寄せる。これにより、キャリッジ58の初期位置がガイドレール92,93の右端に確定する。
給紙カセット20つまりメイントレイ21がユーザによってスライドされると、シート6がガイド部材71,72の一方に寄った場合や、プラテン33に到達するまでのシート6の斜行により、プラテン33上において、左右方向9における位置がシート6ごとに異なることがある。本実施形態では、メイントレイ21の移動が検知されるごとにシート6の端位置を検知するので、メイントレイ21の移動の有無に拘わらず、画像記録範囲の位置精度を高く保つことができる。また、第1閾値により決まる所定枚数のシート6に対してのみシート6の端位置を検知するので、画像記録時間が短くなる。よって、本発明の一実施形態であるインクジェット記録装置10は、画像記録精度を高く保つことができると
ともに、画像記録時間を短縮することができる。
本変形例では、メイントレイ21(図2)に載置されたシート6の層の厚みを検知する検知部が設けられた例が説明される。この検知部は、図9に示されるレジセンサ150と、給送ローラ43の回転量を検知する第2ロータリエンコーダ126(本発明のエンコーダの一例)と、により構成されている。レジセンサ150及び第2ロータリエンコーダ126は、本発明の第3検知手段の一例である。
本変形例では、変形例1の第2ロータリエンコーダ126(図9)の代わりに、図10に示される回動体160と、フォトインタラプタ165,166(本発明の第2センサの一例)とが設けられた例が説明される。回動体160及びフォトインタラプタ165,166は、第3検知手段の一例である。
本変形例では、制御部100(図7)は、カウンタ101のカウント値を監視し、当該カウント値がメモリ103に記憶された第3閾値(本発明の第3閾値の一例)以上であるか否かを判断する。制御部100は、カウンタ101のカウント値が第3閾値以上であると判断すると、リセット部102により、カウンタ101のカウント値をリセットし、初期値に戻す。つまり、画像記録が完了したシート6の枚数が第3閾値以上となると、カウンタ101のカウント値がリセットされる。これにより、複数枚のシート6に対する画像記録が進むにつれて、シート6の左右方向9における位置ずれの傾向が変化することに対応することができる。本変形例では、変形例1と同様に、左右方向9における画像記録範囲の位置精度の低下を抑えることができる。
本変形例では、制御部100(図7)は、インクジェット記録装置10の電源がオンされると、リセット部102により、カウンタ101のカウント値をリセットし、初期値に戻す。よって、電源がオフされている間にユーザが給紙カセット20を移動させたとしても、画像記録範囲の位置精度が低下することがない。また、リセット部102によるリセットは、インクジェット記録装置10に対する電源オフの指示がされてから、インクジェット記録装置10の電源がオフされるまでに行われてもよい。
本変形例では、制御部100(図7)は、第1記録モード及び第2記録モードを有している。制御部100は、印刷指示に含まれる情報により第1記録モードまたは第2記録モードを選択する。
上述の実施形態では、給紙カセット20は、スライドにより本体13に着脱される例が説明された。しかしながら、給紙カセット20は、回動により本体13に着脱されてもよい。また、給紙カセット20は、シート6が補給可能であれば、本体13から完全に取り外せなくてもよい。
9・・・左右方向(第1方向)
10・・・インクジェット記録装置
20・・・給紙カセット
21・・・メイントレイ(トレイ)
27・・・傾斜面
30・・・搬送路
33・・・プラテン
35・・・搬送ローラ
40・・・給送部
41・・・支軸
42・・・アーム
43・・・給送ローラ
51・・・記録ヘッド
58・・・キャリッジ
70・・・サイドガイド機構
80・・・リアガイド
85・・・搬送向き
100・・・制御部(制御手段)
101・・・カウンタ(カウント手段)
102・・・リセット部(リセット手段)
103・・・メモリ(記憶手段)
110・・・リニアエンコーダ
126・・・第2ロータリエンコーダ(エンコーダ)
130・・・メディアセンサ
140・・・トレイセンサ(第2検知手段)
150・・・レジセンサ(第1センサ)
162・・・当接片
165,166・・・フォトインタラプタ(第2センサ)
Claims (5)
- インクジェット記録装置であって、
シートを搬送向きに搬送する搬送部と、
上記搬送向きにおいて上記搬送部の下流側に配置されるプラテンと、
上記搬送向きにおいて上記搬送部の下流側に配置され、インク滴を吐出するインクジェットヘッドと、
上記インクジェットヘッドを搭載し、上記搬送向きと直交する走査方向へ往復移動するキャリッジと、
上記キャリッジに搭載され、上記搬送部により上記プラテン上に搬送されたシートの上記走査方向における端を検知するシート検知手段と、
記憶手段と、
制御手段と、を備え、
上記制御手段は、
シートへの画像記録枚数の増加に伴って、カウント値をインクリメントし、
上記インクジェット記録装置の電源のオフの指示を受けてから再び電源がオンされたときまでに、上記カウント値を初期値にリセットし、
記録指示を受けたときに上記カウント値が上記初期値の場合には、上記カウント値をリセットしてから最初の1枚目のシートに上記インクジェットヘッドからインク滴を吐出させて画像を記録させる前に、上記キャリッジを移動させながら上記シート検知手段に当該1枚目のシートの上記端の位置を検知させるとともに、検知された端の位置を上記記憶手段に記憶させ、
記録指示を受けたときに上記カウント値が上記初期値以外の場合には、上記記憶手段に記憶された上記端の位置に基づいて、上記インクジェットヘッドからインク滴を吐出させてシートに記録を行わせることを特徴とするインクジェット記録装置。 - インクジェット記録装置であって、
シートを搬送向きに搬送する搬送部と、
上記搬送向きにおいて上記搬送部の下流側に配置されるプラテンと、
上記搬送向きにおいて上記搬送部の下流側に配置され、インク滴を吐出するインクジェットヘッドと、
上記インクジェットヘッドを搭載し、上記搬送向きと直交する走査方向へ往復移動するキャリッジと、
上記キャリッジに搭載され、上記搬送部により上記プラテン上に搬送されたシートの上記走査方向における端を検知するシート検知手段と、
記憶手段と、
制御手段と、を備え、
上記制御手段は、
シートへの画像記録枚数の増加に伴って、カウント値をデクリメントし、
上記インクジェット記録装置の電源のオフの指示を受けてから再び電源がオンされたときまでに、上記カウント値を初期値にリセットし、
記録指示を受けたときに上記カウント値が上記初期値の場合には、上記カウント値をリセットしてから最初の1枚目のシートに上記インクジェットヘッドからインク滴を吐出させて画像を記録させる前に、上記キャリッジを移動させながら上記シート検知手段に当該1枚目のシートの上記端の位置を検知させるとともに、検知された端の位置を上記記憶手段に記憶させ、
記録指示を受けたときに上記カウント値が上記初期値以外の場合には、上記記憶手段に記憶された上記端の位置に基づいて、上記インクジェットヘッドからインク滴を吐出させてシートに記録を行わせることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 上記制御手段は、
上記カウント値のリセットを、上記電源のオフの指示を受けてから上記電源をオフするまでの間に行うことを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェット記録装置。 - 上記制御手段は、
上記カウント値のリセットを、上記電源がオンされるときに行うことを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェット記録装置。 - 上記シートを収容し、上記インクジェット記録装置に着脱可能なトレイと、
上記トレイに収容されたシートを上記搬送部へ給送する給送部と、
上記トレイが、収容されたシートのうち最上位置のシートが上記給送部によって給送可
能な第1位置から上記最上位置のシートが給送部によって給送不能な第2位置へ移動した
こと、及び上記トレイが上記第2位置から上記第1位置へ移動したことを検知するトレイ
検知手段と、を更に備え、
上記制御手段は、
上記トレイ検知手段が検知した後、最初の1枚目のシートに上記インクジェットヘッド
からインク滴を吐出させて画像を記録させる前に、上記キャリッジを移動させながら上記
シート検知手段に当該1枚目のシートの上記端の位置を検知させるとともに、検知された
端の位置を上記記憶手段に記憶させ、
再び上記トレイ検知手段が検知するまで、上記記憶手段に記憶された上記端の位置に基づいて、上記インクジェットヘッドからインク滴を吐出させてシートに画像を記録させることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
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