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JP2007314302A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2007314302A
JP2007314302A JP2006145753A JP2006145753A JP2007314302A JP 2007314302 A JP2007314302 A JP 2007314302A JP 2006145753 A JP2006145753 A JP 2006145753A JP 2006145753 A JP2006145753 A JP 2006145753A JP 2007314302 A JP2007314302 A JP 2007314302A
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JP2006145753A
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Kazuya Yoshioka
和也 吉岡
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Kyocera Mita Corp
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Abstract

【課題】機器の破損を招くことなく用紙の誤装着を検出してユーザに適切な回復処理を促すことのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】本体に対して出退自在な給紙カセット8と、前記給紙カセット8内の用紙残量を検出する用紙センサ81と、前記給紙カセット8に収容された用紙を給紙位置にリフトアップするリフトアップ手段82と、前記給紙カセット8が本体に装着されたときに、用紙上端を検出する給紙位置センサ83により用紙上端が検出されるまで前記リフトアップ手段82を駆動するリフトアップ制御手段84とを備えた画像形成装置であって、前記リフトアップ制御手段84は、前記用紙センサ81による用紙検出時から所定時間内に前記給紙位置センサ83により用紙上面位置が検出されないときに前記リフトアップ手段84を停止制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、本体に対して出退自在な給紙カセットと、前記給紙カセット内の用紙残量を検出する用紙センサと、前記給紙カセットに収容された用紙を給紙位置にリフトアップするリフトアップ手段と、前記給紙カセットが本体に装着されたときに、用紙の上端を検出する給紙位置センサにより用紙上面位置が検出されるまで前記リフトアップ手段を駆動するリフトアップ制御手段とを備えてなる画像形成装置に関する。
プリンタ、ファクシミリ、複写機等の画像形成装置では、装置本体に対して出退自在な引出し方式の給紙カセットが単数または複数段設けられている。特許文献1に記載されているように、このような給紙カセットは用途に合わせて複数のサイズのシートを入れ替えながら使用できるように、収容される用紙のサイズに応じて横方向の位置規制ガイド及び縦方向の位置規制ガイドがスライド操作できるように構成され、収容された用紙サイズをユーザが入力する用紙サイズスイッチが給紙カセットに設けられている。
このような給紙カセットが本体に装着されると、給紙位置センサにより用紙上面位置が検出されるまで、具体的には、給紙ローラによりピックアップ可能な位置に用紙上面が到達するまで、前記リフトアップ制御手段により前記リフトアップ手段に組み込まれたモータが駆動される。
特開2002−308447号公報
しかし、不慣れなユーザが用紙を給紙カセットに充填する場合には、以前に収容されていた用紙サイズより小サイズの用紙を充填する際に、上述の位置規制ガイドを用紙サイズに合わせてスライド操作するのを失念する場合があった。
このとき、用紙が前記給紙位置センサにより検出されるべき位置とずれた位置に充填されたり前記リフトアップ手段の駆動中に前記給紙カセット内で用紙の位置がずれたりすると、前記給紙位置センサにより用紙の上面が検出されないために、前記リフトアップ手段が作動し続ける結果、給紙カセット上部板金等を押し上げて、当該板金に設置されている用紙センサが破損したり、前記リフトアップ手段が破損するという問題があった。
そこで、前記リフトアップ制御手段に、前記リフトアップ手段が駆動される間の時間を計時して所定時間以内に前記給紙位置センサが用紙が検出されないときに異常と検出する自己診断機能を設けることが考えられるが、給紙カセットに充填された用紙の枚数、つまり重量によって前記リフトアップ手段のモータの負荷が変わるため、診断のための時間がばらつき適正に検出できないという問題があるばかりか、異常診断されるとサービスコールにより保守作業者による保守点検が行なわれるまで機器を動作させることができないという問題もあった。
本発明の目的は、上述の問題に鑑み、機器の破損を招くことなく用紙の誤装着を検出してユーザに適切な回復処理を促すことのできる画像形成装置を提供する点にある。
上述の目的を達成するため、本発明による画像形成装置の第一の特徴構成は、特許請求の範囲の書類の請求項1に記載した通り、本体に対して出退自在な給紙カセットと、前記給紙カセット内の用紙残量を検出する用紙センサと、前記給紙カセットに収容された用紙を給紙位置にリフトアップするリフトアップ手段と、前記給紙カセットが本体に装着されたときに、用紙の上端を検出する給紙位置センサにより用紙上面位置が検出されるまで前記リフトアップ手段を駆動するリフトアップ制御手段とを備えてなる画像形成装置であって、前記リフトアップ制御手段は、前記用紙センサによる用紙の検出時からの所定時間内に前記給紙位置センサにより用紙上面位置が検出されないときに前記リフトアップ手段を停止制御する点にある。
例えば、前記リフトアップ手段の駆動時間に基づいて用紙充填異常を検出する場合は、前記給紙カセットの駆動開始から前記給紙位置センサによる用紙検出までの時間は、用紙残量が多い場合と用紙残量が少ない場合で前記給紙カセットが動く距離が異なるために、用紙の残量によって時間に大きなばらつきが発生する。一方、上述の構成によれば、前記用紙センサによる用紙検出から前記給紙位置センサによる用紙検出までの時間、つまり、相対時間を計時することになるため、用紙の充填量によるばたつき時間が極めて短くなる。
つまり、紙の枚数(重量)によってモータの負荷が変わる場合でも、上述の構成における前記用紙センサによる用紙検出から前記給紙位置センサによる用紙検出までの時間は、従来の構成における前記給紙カセットの駆動開始から前記給紙位置センサによる用紙検出の時間よりも短いために、診断のための時間のばらつきが少なくて済む。従って、上述の構成によって、装置の破損を招くことなく適正に用紙の誤装着の検出ができるのである。
同第二の特徴構成は、同請求項2に記載した通り、上述の第一特徴構成に加えて、前記リフトアップ制御手段は前記リフトアップ手段を停止制御したときに、メッセージを出力する報知手段を備えている点にあり、上述の構成によれば、前記リフトアップ手段が停止した事実を、ユーザに認識させることで、適切な回復処理を促すことができるのである。
同第三の特徴構成は、同請求項3に記載した通り、上述の第二特徴構成に加えて、前記メッセージが、用紙サイズ確認メッセージである点にあり、上述の構成によれば、前記リフトアップ手段が停止した原因を、ユーザに認識させることで、適切な回復処理を促すことができるのである。
以上説明した通り、本発明によれば、機器の破損を招くことなく用紙の誤装着を検出してユーザに適切な回復処理を促すことのできる画像形成装置を提供することができるようになった。
以下に、本発明を適用した画像形成装置として、複写機能を備えた複写機について説明する。
当該複写機は、図2に示すように、原稿画像を原稿画像データとして読み取る画像読取部1と、前記画像読取部1により読み取られた原稿画像データに所定の処理を施して出力画像データを生成する出力画像データ生成部2と、前記出力画像データ生成部2からの出力画像データに基づいて記録媒体である用紙Dに画像を形成して出力する画像形成部3と、当該複写機の複写動作を起動するプリントキーや複写枚数などを設定する数値キーなどのハードキー群とタッチパネル式のカラー液晶表示部からなる操作パネル部4と、前記各部の図示しない制御部を統括制御するシステム制御部6とを備えて構成されている。
前記画像読取部1は、原稿が載置される原稿トレイ101と、前記原稿トレイ101に載置された原稿を給紙する原稿給紙部(図示せず)と、前記原稿給紙部により給紙された原稿の画像を読み取るCCDリニアセンサ(図示せず)を備えて構成されている。
前記画像形成部3は、前記出力画像データに基づいて感光体302にトナー画像を形成するトナー画像形成部301と、形成されたトナー像が転写される用紙Dを搬送する搬送部と、前記用紙D上に転写された前記トナー像を内部に挿入設置された加熱ヒータ(図示せず)と温度センサ(図示せず)により所定温度に加熱された定着ローラ321により加熱溶融して定着する定着部320とを備えて構成されている。
前記トナー画像形成部301は、前記感光体302と、前記感光体302の周囲に順に配置され、表面を均一にコロナ帯電する帯電チャージャー303と、帯電された前記感光体302を露光して静電潜像を形成するプリントヘッド304と、形成された静電潜像にトナーを静電付着させてトナー像を顕像化する現像部305と、前記トナー像を用紙Dに転写する転写部306と、転写後に前記感光体302に残存するトナーを除去するクリーニング部307と、前記感光体302表面の残留電位を落して均一にする除電ランプ308とを備えて構成されている。尚、前記現像部305には、カラー画像を生成可能とするため、シアン、マゼンダ、イエロー、ブラックの4色の現像ブロックが配置されている。
前記搬送部は、任意のサイズの用紙Dが設置される給紙手段としての手差しトレイ7と、別の給紙手段としての各々サイズの異なる用紙Dを収容することができる少なくとも一つの給紙カセット8と、前記手差しトレイ7や前記給紙カセット8から前記用紙Dを1枚ずつ搬送する給紙搬送部314と、給紙された用紙Dを前記転写部306に搬送して、トナー像が転写された前記用紙Dを前記定着部320に向けて搬送する定着搬送部315と、前記定着部320を通過した前記用紙Dを排紙トレイ316に排紙する第一排紙搬送部317と、排紙トレイ318に排出する第二排紙搬送部319とを備えて構成されており、前記搬送部の各々には搬送用のローラが設けられている。
前記手差しトレイ7は、用紙Dを載置し前記給紙搬送部314により給紙動作が実行可能な実線で示される給紙姿勢7aと、給紙動作が実行不能な点線で示される非給紙姿勢7bに揺動切替され、前記非給紙姿勢7bの時には当該複写機本体の側壁にマグネット7Mまたは係止機構により固定される。尚、前記マグネット7Mは、前記手差しトレイ7の給紙状態・非給紙状態を後述する画像形成制御部300へ出力する姿勢検出手段としてのリードスイッチの機能を備えている。
前記給紙カセット8は、用紙Dを補充する場合に、当該複写機から手前に引き出せる構造となっており、引き出した前記給紙カセット8に必要に応じて新たな用紙Dを補充して再び当該複写機に押し入れるように構成されている。尚、前記給紙カセット8については後述する。
前記操作パネル部4は、前記画像読取部1の手前側に配置され、図3に示すように、中央部に配置され、複数のメニューキー等が表示され各メニューキーに対する操作を検出するタッチパネル式の表示部40と、前記表示部40の上部に配置されプリント・送信・受信・メモリ・エラーの各状況をLED表示する状況表示部41と、主電源の状態をLED表示する主電源LED42と、また前記表示部40の両側に設けられた種々の入力キー43を備えて構成されている。
前記システム制御部6は、図4に示すように、所定の制御プログラムに基づいて前記操作パネル部4の表示の制御や、後述する画像読取制御部100、画像形成制御部300、および操作制御部400等の各制御部の制御を行うCPU61と、前記制御プログラムが格納されるROM62と、作業領域等として使用されるRAM63とを備えて構成されている。
また、前記システム制御部6は、前記画像読取部1による原稿の読取動作を制御する画像読取制御部100や、前記出力画像データ生成部2と前記画像形成部3を制御する画像形成制御部300や、前記操作パネル部4の入出力信号を制御する操作制御部400等の各制御部の各々と内部バス500を介して接続されており、前記各制御部の動作タイミング等を制御することによって当該複写機の複写動作を制御している。
前記画像形成制御部300は、前記システム制御部6の指令を受けて、前記手差しトレイ7と、前記給紙カセット8と、前記トナー画像形成部301と、前記給紙搬送部314と、前記定着搬送部315と、第一排紙搬送部317と、第二排紙搬送部319と、前記定着部320との動作タイミングを調整するように構成されている。
前記複写機の動作としては、オペレータによる操作パネル部4の操作を受け、原稿トレイ101に載置された原稿を画像読取部1で読取ることで取得された画像データに対して出力画像データ生成部2で所定の処理が施され、出力画像データが生成される。または、画像形成部3に備えられた図示しないハードディスク等の記録媒体に保存された画像データが前記操作パネル4の操作から呼び出され、前記画像データに対して前記出力画像データ生成部2で所定の処理が施され、出力画像データが生成される。
一方、手差しトレイ7または給紙カセット8から給紙された用紙Dは、給紙搬送部314と定着搬送部315によりトナー画像形成部301へ搬送され、前記トナー画像形成部301において、前記出力画像データに基づいて形成されたトナー像が前記用紙Dに転写される。
トナー像を転写された前記用紙Dは、前記定着搬送部315により定着部320に搬送され、前記定着部320において、前記トナー像を定着させられてから、第一排紙搬送部317により排紙トレイ316に、あるいは、第二排紙搬送部319により排紙トレイ318に排紙される。
以下に、前記給紙カセット8について詳述する。前記給紙カセット8は、図1に示すように、前記給紙カセット8内の用紙Dの残量を検出する用紙センサ81と、前記給紙カセット8に収容された用紙Dを給紙位置にリフトアップするリフトアップ手段82と、前記給紙カセット8が当該複写機本体に装着されたときに用紙Dの上端を検出する給紙位置センサ83により用紙Dの上面位置が検出されるまで前記リフトアップ手段82を駆動するリフトアップ制御手段84とを備えて構成されている。
前記用紙センサ81は、前記給紙カセット8の上面部に設けられた少なくとも一つの凹形の検知センサ811と、前記検知センサ811の凹部に位置するか否かによって前記検知センサ811のオンオフを切り替える検知遮断部材812とを備えて構成されている。
前記検知センサ811は、例えば、凹形の形状であって、投光部811aと受光部811bとが一体となった投受光一体型の光電センサ等を用いることができる。
前記検知遮断部材812は、前記検知センサ811の横方向に設けられた中心軸812Aを中心として、前記給紙カセット8の下方向に伸びている用紙接触部812Bと、前記給紙カセット8の横方向に伸びており前記検知センサ811の投後部811aと受光部811bの光経路を遮断して前記検知センサ811をオフ状態に保持しているセンサ遮断部812Cとを備えて構成されている。
前記検知遮断部材812の動作としては、前記用紙接触部812Bが、前記用紙Dの上面に押された場合に前記中心軸812Aを中心として横方向に回転移動し、前記センサ遮断部812Cは、前記用紙接触部812Bの横方向の回転移動に連動して上方向、つまり、前記センサ遮断部812Cが前記検知センサ811の凹部から離脱する方向に回転移動して、前記検知センサ811をオフ状態からオン状態に切り替える。
例えば、前記給紙カセット8に載置されている用紙Dが、後述するリフトアップ手段82によってリフトアップさせられて、前記用紙Dの上面が、前記給紙搬送部314を構成する給紙ローラ314aによりピックアップ可能な位置に到達したときに、多量の前記用紙Dが載置されている場合は、図5(a)に示すように、前記用紙Dの上面が前記用紙接触部812Bを上方に押すことによって、前記検知センサ811がオフ状態からオン状態となるが、少量の前記用紙Dしか載置されていない場合は、図5(b)に示すように、前記用紙Dの上面が前記用紙接触部812Bに届くことなく、あるいは前記検知センサ811が前記検知遮断部材812を検知しなくなる程には前記用紙接触部812Bを上方に押すことなく、前記検知センサ811がオフ状態を維持する。つまり、前記検知センサ811のオンオフ状態によって、前記給紙カセット8に載置されている前記用紙Dの残量の多少を検出するように構成されている。
上述の例では、用紙センサ81を一つだけ用いた例について説明したが、用紙センサ81を複数用いることで、給紙カセット8に載置されている用紙Dの残量の多少をより詳細に検出するような構成であってもよい。
例えば、二個の用紙センサ81を用いて、前記給紙カセット8に載置されている前記用紙Dの残量の多少を検出する場合に、前記用紙センサ81の各々に長さの異なる用紙接触部812Bを備えた二個の検知遮断部材812を用いると、両方の用紙接触部812B共に用紙Dの上面に押されていない、つまり用紙Dが少ない状態、両方の用紙接触部812B共に用紙Dの上面に押されている、つまり用紙Dが多い状態、長い用紙接触部812Bのみ用紙Dの上面に押されている、つまり用紙Dが多い状態と少ない状態の間の状態の三状態を示すことができる。
前記リフトアップ手段82は、用紙Dを載置するための底板であって、載置される用紙Dのサイズに応じて用紙Dの横方向の位置を規制する横位置規制ガイド(図示せず)と縦方向の位置を規制する縦位置規制ガイド(図示せず)とを備えた底板金821と、前記底板金821が用紙Dを載置するために前記給紙カセット8の底面に水平姿勢を保持している載置姿勢から、前記給紙搬送部314を構成する給紙ローラ314aによりピックアップ可能な位置に載置された用紙Dの上面が到達するピックアップ姿勢まで、前記底板金821をリフトアップさせるモータ等で構成された板金駆動手段822とを備えて構成されている。
前記給紙位置センサ83は、給紙ローラ314aによりピックアップ可能な位置、つまり給紙位置に用紙Dの上面が存在するか否かを検出するように構成されており、例えば、前記給紙位置センサ83は、前記用紙センサ81と同様に、前記給紙カセット8の上面部に設けられた凹形の検知センサ831と、前記検知センサ831の凹部に位置するか否かによって前記検知センサ831のオンオフを切り替える検知遮断部材832とを備えており、図6の点線で示すように、前記給紙位置に用紙Dの上面が到達すると、前記用紙Dの上面が前記検知遮断部材832を上方に押すことによって、前記検知センサ831の状態を変化させるように構成されている。
前記リフトアップ制御手段84は、前記リフトアップ手段82の駆動タイミングを制御する駆動制御手段841と、前記用紙センサ81による用紙Dの検出時からの所定時間をカウントするタイマ手段842と、前記リフトアップ手段82の停止タイミングを制御する停止制御手段843と、前記リフトアップ手段82を停止制御したときに、メッセージを出力する報知手段844とを備えて構成されている。
前記駆動制御手段841は、所定の駆動タイミングで前記板金駆動手段822を制御して前記底板金821をリフトアップさせるように構成されており、前記駆動タイミングは、例えば、前記給紙カセット8を当該複写機に押し入れた場合における前記給紙カセット8の当該複写機への押入れ完了タイミングであり、前記押入れ完了タイミングにおいて、前記駆動制御手段841は前記板金駆動手段822に前記底板金821を駆動させて、前記底板金821は、図6の矢印に示すように、前記板金駆動手段822を回転中心軸として前記給紙カセット8の上方向に回転移動する。
尚、前記駆動タイミングは、上記以外のタイミングであってもよく、例えば、前記給紙カセット8にハードスイッチとしてのリフトアップ開始スイッチを設けて、または、前記操作パネル部4にソフトスイッチとしてのリフトアップ開始スイッチを設けて、前記リフトアップ開始スイッチが押圧されたタイミングとしてもよい。
前記タイマ手段842は、前記用紙センサ81による用紙Dの検出時にカウントを開始して所定時間をカウントするように構成されており、前記所定時間は、例えば、予め設定サイズに従ったサイズの用紙を入れた場合における用紙センサ81による用紙Dの検出から給紙位置センサ83による用紙Dの検出までの時間や、予め設定サイズと異なるサイズの用紙Dを入れた場合における用紙センサ81による用紙Dの検出から給紙位置センサ83による用紙Dの検出までの時間に基づいて算出することによって決定する。
前記停止制御手段843は、所定の停止タイミングで前記板金駆動手段822を制御することで前記底板金821のリフトアップを停止させるように構成されている。
前記停止タイミングは、例えば、前記底板金821に載置された用紙Dが前記リフトアップ手段82によって前記底板金821と一体にリフトアップさせられたときに、前記給紙位置センサ83が前記用紙Dの上面を検出した検出タイミング、つまり、図6の点線で示す状態となったタイミングであり、前記検出タイミングにおいて、前記停止制御手段843は、用紙Dが給紙位置に到達したと判断して、前記板金駆動手段822に前記底板金821のリフトアップを停止させるように構成されている。
また、別の停止タイミングとしては、前記用紙センサ81による用紙Dの検出時から、前記タイマ手段842による所定時間内に、前記給紙位置センサ83によって前記用紙Dの上面が検出されない場合の、前記所定時間の経過タイミングであり、前記経過タイミングにおいて、前記停止制御手段843は、前記給紙カセット8に設定サイズと異なるサイズの用紙Dが載置されていると判断して、前記板金駆動手段822に前記底板金821のリフトアップを停止させるように構成されている。
前記報知手段844は、前記経過タイミングでリフトアップが停止したとき、つまり、前記停止制御手段843が、前記給紙カセット8に設定サイズと異なるサイズの用紙Dが載置されていると判断した場合に、前記操作パネル部4の表示部40にメッセージを表示するように構成されており、前記メッセージは、例えば、図7に示すように、用紙サイズの設定が前記給紙カセット8に実際に載置されている用紙サイズと異なっている旨を、当該複写機のオペレータに知らせる用紙サイズ確認メッセージである。
尚、前記リフトアップ制御手段84は、前記給紙カセット8に実装されている単独のプリント基板等としてのハードウェアで構成されていてもよいし、前記プリント基板や当該複写機の他部分のプリント基板に実装されるROM等としてのソフトウェアで構成されていてもよい。
以下に、本発明を適用した画像形成装置としての複写機における給紙カセットの動作について、図8に示すフローチャートに基づいて説明する。
当該複写機のオペレータが給紙カセット8を当該複写機に押し入れると(S1)、駆動制御手段841が、板金駆動手段822に底板金821を駆動させて、前記底板金821は、前記板金駆動手段822を回転中心軸として前記給紙カセット8の上方向に回転移動、つまりリフトアップする(S2)。
用紙センサ81が前記底板金821に載置された用紙Dの上面を検出することによって、前記用紙センサ81のオンオフの状態が変化すると(S3)、タイマ手段842はカウントを開始する(S4)。
前記タイマ手段842によるカウントが予め設定された所定時間を経過していない場合に(S5)、給紙位置センサ83が前記底板金821に載置された用紙の上面を検出すると(S6)、停止制御手段843は、用紙Dが給紙位置に到達したと判断して、前記板金駆動手段822に前記底板金821のリフトアップを停止させる(S7)。
一方、前記タイマ手段842によるカウントが予め設定された所定時間を経過した場合は(S5)、前記停止制御手段843は、前記給紙カセット8に設定サイズと異なるサイズの用紙Dが載置されていると判断して、前記板金駆動手段822に前記底板金821のリフトアップを停止させた上で(S8)、オペレータに対して、用紙サイズの設定が前記給紙カセット8に実際に載置されている用紙サイズと異なっている旨を知らせるメッセージを、操作パネル部4の表示部40に表示する(S9)。
以下、別実施形態について説明する。上述の実施形態では、用紙センサ81や給紙位置センサ83は、給紙カセット8の上面部に設けられた少なくとも一つの凹形の検知センサ811と、前記検知センサ811の凹部に位置するか否かによって前記検知センサ811のオンオフを切り替える検知遮断部材812とを備えた構成について説明したが、用紙センサ81や給紙位置センサ83は、用紙残量や給紙位置の検出ができるものであれば、上述の構成に限るものではない。
例えば、用紙センサ81や給紙位置センサ83に用いた検知センサは、投光部と受光部が独立している光電センサや、光電センサ以外の近接センサや磁気センサ等を用いたものであってもよい。
上述の実施形態では、報知手段844は、操作パネル部4の表示部40にメッセージを表示する構成について説明したが、前記報知手段844は、メッセージ表示以外の手段でオペレータに報知する構成であってもよく、例えば、前記報知手段844は、用紙サイズの設定が前記給紙カセット8に実際に載置されている用紙サイズと異なっている旨を、音声によって当該複写機のオペレータに知らせる構成であってもよい。
上述の実施形態では、本発明を適用した画像形成装置として、複写機能を備えた複写機について説明したが、前記画像形成装置は、用紙を給紙カセットに載置して使用する構成を有する機器であれば複写機以外であってもよく、例えばプリンタ、FAX、または複合機等であってもよい。
上述した実施形態は何れも本発明の一実施例に過ぎず、当該記載により本発明の範囲が限定されるものではなく、各部の具体的構成は本発明による作用効果を奏する範囲において適宜変更することができることはいうまでもない。
本発明を適用した給紙カセットの機能ブロック構成図。 複写機の説明図 複写機の操作パネル部の説明図 各制御部の機能ブロック構成図 (a)は、用紙残量が多い場合を示し、(b)は、用紙残量が少ない場合を示した用紙センサの説明図 給紙位置センサの説明図 操作パネル部における表示部上のメッセージ表示の説明図 給紙カセットの動作についてのフローチャート
符号の説明
8:給紙カセット
81:用紙センサ
82:リフトアップ手段
83:給紙位置センサ
84:リフトアップ制御手段

Claims (3)

  1. 本体に対して出退自在な給紙カセットと、前記給紙カセット内の用紙残量を検出する用紙センサと、前記給紙カセットに収容された用紙を給紙位置にリフトアップするリフトアップ手段と、前記給紙カセットが本体に装着されたときに、用紙の上端を検出する給紙位置センサにより用紙上面位置が検出されるまで前記リフトアップ手段を駆動するリフトアップ制御手段とを備えてなる画像形成装置であって、
    前記リフトアップ制御手段は、前記用紙センサによる用紙の検出時からの所定時間内に前記給紙位置センサにより用紙上面位置が検出されないときに前記リフトアップ手段を停止制御する画像形成装置。
  2. 前記リフトアップ制御手段は前記リフトアップ手段を停止制御したときに、メッセージを出力する報知手段を備えている請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記メッセージが、用紙サイズ確認メッセージである請求項2記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016064663A (ja) * 2015-11-19 2016-04-28 ブラザー工業株式会社 インクジェット記録装置
JP2017140854A (ja) * 2017-05-11 2017-08-17 ブラザー工業株式会社 インクジェット記録装置

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