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JP6360287B2 - リソグラフィ装置、位置合わせ方法、および物品の製造方法 - Google Patents

リソグラフィ装置、位置合わせ方法、および物品の製造方法 Download PDF

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JP6360287B2 JP2013168334A JP2013168334A JP6360287B2 JP 6360287 B2 JP6360287 B2 JP 6360287B2 JP 2013168334 A JP2013168334 A JP 2013168334A JP 2013168334 A JP2013168334 A JP 2013168334A JP 6360287 B2 JP6360287 B2 JP 6360287B2
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Description

本発明は、リソグラフィ装置、位置合わせ方法、および物品の製造方法に関する。
半導体デバイスなどの製造に用いられるリソグラフィ装置として、原版としてのマスクのパターンを基板に投影する露光装置に加えて、原版としてのモールドに形成されたパターンを基板上に転写するインプリント装置も注目されている。インプリント装置では、パターンが形成されたモールドと基板上に供給されたインプリント材とを接触させ、その状態でインプリント材を硬化させる。そして、硬化したインプリント材からモールドを剥離することにより、基板上にモールドのパターンを転写することができる。
半導体デバイスなどの製造では、複数のパターンを1つの基板上に重ね合わせる工程が必要である。そのため、インプリント装置において、基板上に形成されたショット領域にモールドのパターンを精度よく転写することが重要である。そこで、モールドのパターンをショット領域に転写する際のアライメント方式として、ダイバイダイアライメント方式を採用したインプリント装置が提案されている(特許文献1参照)。ダイバイダイアライメント方式とは、基板上のショット領域ごとに、ショット領域に形成されたマークとモールドに形成されたマークとを検出して、基板とモールドとの位置のずれを補正するアライメント方式である。
特許第4185941号公報 特開2002−196476号公報
ショット領域に形成された複数のマークの各々には、例えば、前のリソグラフィ工程で使用された原版における製造誤差や、半導体プロセスによるマークの変形や基板全体の変形などによって個別に位置ずれが生じている場合がある。この場合、ショット領域の各マークにおける位置ずれを考慮せずに、当該マークの検出結果に基づいてショット領域と原版のパターンとの位置合わせを行うと、ショット領域に原版のパターンを精度よく転写することが困難となってしまいうる。
また、特許文献2には、原版上におけるパターンと原版上におけるアライメントマークとの相対位置に製造誤差が含まれる場合、その製造誤差を考慮して、ショット領域と原版との位置合わせを行う方法が提案されている。しかしながら、特許文献2に記載された方法は、ショット領域に形成された各マークに個別に生じる位置ずれを考慮するものではない。
そこで、本発明は、基板上に形成されたショット領域に原版のパターンを精度よく転写する上で有利な技術を提供することを例示的目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一側面としてのリソグラフィ装置は、原版に形成されたパターンを基板上のショット領域に転写する処理を行うリソグラフィ装置であって、前記処理の対象となる対象ショット領域のマークと前記原版のマークとを視野内に収めた状態で、それらのマークを検出する検出部と、前記検出部の検出結果に基づいて、前記対象ショット領域と前記原版との位置合わせを制御する制御部と、を含み、前記制御部は、前記対象ショット領域に設けられた複数のマークのうち前記位置合わせに使用すべきマークを使用マークとして選択し、前記対象ショット領域よりも前に前記処理がわれた参照ショット領域とそれに転写された前記原版のパターンとの重ね合わせ誤差が許容範囲に収まるときの前記参照ショット領域の複数のマークの各々それに対応する前記原版マークとの位置関係を示す情報から、前記使用マークに対応する前記参照ショット領域のマークと前記原版のマークとの前記位置関係を取得し、前記検出部の前記視野内において、前記使用マークとそれに対応する前記原版のマークとが前記取得した位置関係になるように、前記位置合わせを制御する、ことを特徴とする。
本発明の更なる目的又はその他の側面は、以下、添付図面を参照して説明される好ましい実施形態によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、例えば、基板上に形成されたショット領域に原版のパターンを精度よく転写する上で有利な技術を提供することができる。
第1実施形態のインプリント装置の構成を示す図である。 変形部の構成を示す図である。 第1実施形態のインプリント装置におけるインプリント処理を説明するための図である。 複数のショット領域が形成された基板を示す図である。 パーシャルショットを示す図である。 1つのコンプリートショットに形成されている複数のチップ領域と基板側マークとの配置を示す図である。 コンプリートショットとモールドとの位置合わせについて説明するための図である。 パーシャルショットとモールドとの位置合わせについて説明するための図である。 ショット領域におけるアライメントマークを示す図である。 第2実施形態におけるアライメントマークを示す図である。 モアレ縞の位相の変化を説明するための図である。 転写マークと基板側マークとの位置関係を示す図である。 第3実施形態におけるアライメントマークを示す図である。 第3実施形態におけるアライメントマークを示す図である。 第4実施形態の露光装置の構成を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施の形態について説明する。なお、各図において、同一の部材ないし要素については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
<第1実施形態>
第1実施形態では、リソグラフィ装置としてインプリント装置を用いた例について説明する。図1(a)は、第1実施形態のインプリント装置50の構成を示す図である。インプリント装置50は、半導体デバイスなどの製造工程で使用されるリソグラフィ装置である。インプリント装置50は、パターンが形成されたモールド2(原版)を基板上のインプリント材に接触させた状態で当該インプリント材を硬化させ、硬化したインプリント材からモールド2を剥離することで基板上にパターンを転写するインプリント処理を行う。第1実施形態のインプリント装置50では、インプリント材として、紫外線の照射によって硬化する紫外線硬化型の樹脂9が用いられ、紫外線の照射によってインプリント材を硬化させる光硬化法が採用される。インプリント装置50は、モールド2を保持するモールド保持部4と、基板8を保持する基板保持部5と、紫外線を射出する照射部1と、投影光学系12と、検出部3と、制御部17と、基板上に樹脂9を供給する樹脂供給部6とを含む。
モールド2は、基板8(基板上に供給された樹脂9)に転写すべきパターンが3次元形状に形成されたパターン部2aを有する。モールド2は、基板上の樹脂を硬化させるための紫外線を透過することができる材料(例えば、石英など)で作製される。また、モールド2(パターン部2a)には、複数のアライメントマーク(以下、モールド側マーク10)が形成されている。
モールド保持部4は、真空吸着や静電吸着などによってモールド2を保持するモールドチャックと、モールドチャックを駆動するモールド駆動部とを含みうる。モールド駆動部は、モールドチャック(即ち、モールド)を少なくともZ方向(基板上の樹脂9にモールド2を押印する方向(押印方向))に駆動する。また、モールド駆動部は、Z方向だけではなく、X方向、Y方向およびθ方向(Z軸周りの回転方向)にモールドチャックを駆動する機能を備えていてもよい。ここで、モールド2のパターン部2aの形状が、製造誤差や熱変形などによって目標形状と異なる場合がある。そのため、モールド保持部4は、モールド2の側面における複数の箇所に力を加えてパターン部2aを変形させる変形部16を備えている。図2は、変形部16の構成を示す図である。変形部16は、図2に示すように、モールド2の側面を吸着する複数の吸着部16aと、各吸着部16aを介してモールド2の側面に力を加える複数のアクチュエータ16bとを含む。このように、変形部16によってモールド2の側面における複数の箇所に力を加えることで、パターン部2aの形状が目標形状に近づくようにモールド2を変形することができる。また、変形部16は、モールド2に熱を加えることによって、パターン部2aの形状が目標形状に近づくようにモールド2を変形してもよい。
基板8は、モールド2のパターンが転写される基板8であって、例えば、単結晶シリコン基板やSOI(Silicon on Insulator)基板などを含む。基板8には、後述する樹脂供給部6によって樹脂が供給(塗布)される。また、基板上には、複数のショット領域8aが形成されており、各ショット領域8aには複数のアライメントマーク(以下、基板側マーク11)が形成されている。
基板保持部5は、真空吸着や静電吸着などによって基板8を保持する基板チャックと、基板チャックを駆動する基板駆動部とを含みうる。基板駆動部は、基板ステージ(即ち、基板8)を少なくともX方向およびY方向(押印方向に直交する方向)に駆動する。また、基板駆動部は、X方向およびY方向だけではなく、Z方向およびθ方向(Z軸周りの回転方向)に基板ステージを駆動する機能を備えていてもよい。
投影光学系12は、モールド2の上方に配置されており、モールド側マーク10の像および基板側マーク11の像を投影光学系12の投影面13に投影する。また、投影光学系12は、ビームスプリッタ14を含む。ビームスプリッタ14は、光の波長によって選択的に反射あるいは透過させる光学部材であり、例えば、樹脂9を硬化させる紫外線を反射して、モールド側マーク10および基板側マーク11を照明する光(可視光や赤外線など)を透過するように設計される。ビームスプリッタ14としては、例えば、ダイクロイックミラーやダイクロイックプリズムなどが用いられる。
照射部1は、基板8に供給された樹脂を硬化させるために紫外線を射出する。第1実施形態では、照射部1は、投影光学系12の側方に配置され、投影光学系12のビームスプリッタ14に光を照射する。そして、ビームスプリッタ14で反射された光は、パターン部2aに所定の形状で照射される。また、検出部3は、投影光学系12の上方に配置され、投影光学系12を介してモールド側マーク10と基板側マーク11を照明し、投影光学系12の投影面13に投影されたモールド側マーク10の像と基板側マーク11の像とを観察する。これにより、検出部3は、モールド側マーク10と基板側マーク11との相対位置を検出することができる。ここで、検出部3は、モールド側マーク10と基板側マーク11とを同時に観察できなくてもよい。例えば、検出部3は、その内部に設定された基準位置に対するモールド側マーク10および基板側マーク11のそれぞれの位置を個別に求めることで、それらの相対位置を検出してもよい。
図1(b)は、検出部3を装置上面から見た概略図である。第1実施形態では、投影光学系12の上方に4つの検出部3a〜3dが配置されており、4つの検出部3a〜3dの各々は、ショット領域8aに形成された1つの基板側マーク11を、モールド側マーク10とともに観察するように構成されている。そのため、ショット領域8aに形成された複数の基板側マーク11のうち、4つの基板側マーク11を4つの検出部3a〜3dを用いて同時に観察することができる。また、各検出部3a〜3dは、XY方向(基板の面と平行な面方向)のそれぞれに個別に移動できるように構成されている。そのため、後述するように、ショット領域8aの形状が異なることによって、各検出部3a〜3dで検出する基板側マーク11の位置が異なる場合であっても、各検出部3a〜3dをXY方向に個別に移動し、基板側マーク11を検出することができる。
制御部17は、CPUやメモリなどを含み、インプリント装置50の全体(インプリント装置50の各部)を制御する。第1実施形態では、制御部17は、インプリント処理およびそれに関連する処理を制御する。例えば、制御部17は、インプリント処理を行う際に、検出部3の検出結果に基づいて、モールド2と基板8との位置合わせ(アライメント)を制御する。また、制御部17は、インプリント処理を行う際に、モールド2のパターン部2aにおける形状が目標形状に近づくように変形部16を制御する。
樹脂供給部6は、基板上にインプリント材を供給(塗布)する。上述したように、第1実施形態では、インプリント材として、紫外線の照射によって硬化する性質を有する紫外線硬化型の樹脂9が用いられている。そして、樹脂供給部6から基板上に供給される樹脂9は、半導体デバイスの製造工程における各種条件によって適宜選択されうる。また、樹脂供給部6から吐出される樹脂の量は、基板上の樹脂に形成されるパターンの厚さやパターンの密度などを考慮して適宜決定されうる。
このように構成された第1実施形態のインプリント装置50におけるインプリント処理について、図3を参照しながら説明する。まず、制御部17は、図3(a)に示すように、樹脂供給部6によって、モールド2のパターンを転写する対象となる対象ショット領域8bに樹脂9を供給する。一般的に使用されている樹脂9(インプリント材)は、揮発性が高いため、インプリント処理の直前において対象ショット領域8bに供給されうる。樹脂9の揮発性が低ければ、樹脂9をスピンコートで基板全面に事前に塗布しておいてもよい。制御部17は、対象ショット領域8bに樹脂9が供給されると、検出部3により基板側マーク11とモールド側マーク10との相対位置を検出し、対象ショット領域8bとモールド2のパターンとの位置合わせを行う。位置合わせは、例えば、変形部16によりパターン部2aの形状を変形することや、基板駆動部によって基板8の位置を調整することなどによって行われる。
制御部17は、対象ショット領域8bとモールド2のパターンとの位置合わせを行った後、モールド2が−Z方向に移動するようにモールド駆動部を制御し、図3(b)に示すように、モールド2のパターン部2aと基板上の樹脂9とを接触させる。このとき、パターン部2aと樹脂9とを接触させた状態で所定の時間を経過させる。これにより、基板上に供給された樹脂9を、モールド2のパターンに十分に充填させることができる。ここで、モールド2が石英などの透明な材料で構成され、モールド2と樹脂9との屈折率差が小さいときには、モールド2と樹脂9とを接触させると、凹凸に構成されたモールド側マーク10を検出部3によって検出できない場合がある。この場合、モールド側マーク10に、モールド2と異なる屈折率や透過率の物質を塗布してもよい。これにより、モールド側マーク10における屈折率を変え、図3(b)に示す状態であってもモールド側マーク10を検出部3によって検出することができる。
制御部17は、パターン部2aと樹脂9とを接触させた状態で所定の時間が経過した後、照射部1によって基板上の樹脂9にモールド2を介して光を照射する。そして、制御部17は、モールド2が+Z方向に移動するようにモールド駆動部を制御し、モールド2を基板上の樹脂9から剥離する。これにより、図3(c)に示すように、対象ショット領域8bにモールド2のパターンを転写することができる。ここで、対象ショット領域8bには、モールド2のパターンとともにモールド側マーク10も転写され、転写マーク21が形成される。
次に、このように構成されたインプリント装置50において、基板8に配置された複数のショット領域8aについて説明する。図4は、複数のショット領域8aが形成された基板8を示す図である。図4において、太線の四角がショット領域8aを示し、細線の四角がチップ領域Ciを示している。各ショット領域8aには、複数のチップ領域Ci(第1実施形態では6つのチップ領域)が形成されている。近年では、1枚の基板8から取れるチップ領域Ciの収率を上げるため、基板8の周辺部に配置されたショット領域に1つのチップ領域Ciしか含まれていないときであっても、そのチップ領域Ciにモールド2のパターンを転写することが求められている。したがって、チップ領域Ciとモールド2とを精度よく位置合わせする必要がある。
基板8の周辺部に配置されたショット領域8aは、基板の外周を含むため、一部が欠けた状態で基板8に形成されている。基板8の周辺部に配置されることにより一部が欠け、少なくとも1つのチップ領域Ciを含むショット領域8aを、以下では、パーシャルショットSp(第2ショット領域)と称する。一方で、一部が欠けることなく、モールド2のパターンと同じ形状となるように基板8に形成され、全てのチップ領域Ciを含むショット領域8aを、以下では、コンプリートショットSc(第1ショット領域)と称する。図4において、6つのチップ領域Ciが全て白抜きされているショット領域8aがコンプリートショットScを示し、少なくとも1つのチップ領域Ciがハッチングされているショット領域8aがパーシャルショットSpを示している。また、ハッチングされたチップ領域Ciは、基板8の外周を含まずに製品として成立するチップとなる領域(以下、有効チップ領域)を示している。ここで、モールド2のパターンと同じ形状のショット領域8aとは、外形が同一であることではなく、モールド2のパターンの全体が転写される領域を含むショット領域を意味する。
パーシャルショットSpにおける有効チップ領域について、図5を参照しながら説明する。図5は、図4に示すパーシャルショットSp1およびSp2を示す図である。パーシャルショットSp1では、チップ領域C5を除くチップ領域(C1〜C4およびC6)が有効チップ領域であり、一方で、パーシャルショットSp2では、チップ領域C1を除くチップ領域(C2〜C6)が有効チップ領域となっている。このように、パーシャルショットSpは、それが配置される基板上の位置に応じて、有効チップ領域の配置も異なっている。
次に、1つのショット領域8aに形成されている6つのチップ領域Ciと基板側マーク11との配置について、図6を参照しながら説明する。図6は、1つのコンプリートショットScに形成されている複数(6つ)のチップ領域Ciと基板側マーク11との配置を示す図である。ショット領域8aには、図6に示すように、複数のチップ領域の間には、各チップ領域Ciを切り出すためのスクライブラインが設けられている。そして、スクライブライン上には、複数のアライメントマークAMa〜AMlが、各チップ領域Ciの四隅に対して設けられている。ここでは、各アライメントマークAMa〜AMlは、基板側マーク11とモールド側マーク10とが重なっているものと定義する。このように、複数のアライメントマークAMa〜AMlが1つのショット領域に対して設けられている。そのため、ショット領域における有効チップ領域の数や位置が変わっても、検出部によって検出されるアライメントマークを、有効チップ領域の数や位置に応じて選択することができる。
コンプリートショットScおよびパーシャルショットSpにおける、モールド2との位置合わせについて、図7および図8を参照しながら説明する。図7は、コンプリートショットScとモールド2との位置合わせについて説明するための図である。コンプリートショットScでは、ショット領域8aの全体が基板8に形成されているため、検出部3によって検出されるアライメントマークとして、アライメントマークAMa〜AMdが選択される。検出部3によって検出されるアライメントマークは、アライメントマーク間の距離が長くなるように選択するとよい。このようにアライメントマークを選択すると、ショット領域8aの倍率成分や回転成分といった成分を高精度に検出することができるからである。制御部17は、選択されたアライメントマークAMa〜AMdをそれぞれ検出できる位置に検出部3a〜3dを配置し、各検出部3a〜3dに、アライメントマークAMa〜AMdをそれぞれ検出させる。そして、制御部17は、検出部3a〜3dの検出結果に基づいて変形部16や基板駆動部を制御することにより、コンプリートショットScとモールド2との位置合わせを行うことができる。
図8は、パーシャルショットSp1とモールド2との位置合わせについて説明するための図である。パーシャルショットSp1では、上述したように、チップ領域C5が基板8の外周8bを含んでおり、アライメントマークAMcにおける基板側マーク11は基板上に形成されていない。そのため、パーシャルショットSp1では、アライメントマークAMcの代わりにアライメントマークAMfが、検出部3によって検出されるアライメントマークとして選択される。制御部17は、選択されたアライメントマークAMfを検出できる位置に検出部3cを配置し、検出部3cに、アライメントマークAMfを検出させる。また、制御部17は、検出部3a、3bおよび3dにおいては、コンプリートショットScと同様に、アライメントマークAMa、AMbおよびAMdをそれぞれ検出させる。そして、制御部17は、検出部3a〜3dの検出結果に基づいて変形部16や基板駆動部を制御することにより、パーシャルショットSpとモールド2との位置合わせを行うことができる。ここでは、図8を用いて、パーシャルショットSp1における位置合わせについて説明したが、その他のパーシャルショットSpnにおいても同様の方法によって位置合わせが行われる。
上述のように、インプリント装置50では、ショット領域8aに含まれるチップ領域Ciの数や位置に応じて、検出部3によって検出されるアライメントマークを選択している。しかしながら、ショット領域8aにおける複数の基板側マーク11の各々には、例えば、前のリソグラフィ工程で使用されたモールド2の製造誤差や、半導体プロセスによる基板側マーク11や基板8の変形などによって個別に位置ずれが生じている場合がある。また、モールド2に形成された複数のモールド側マーク10の各々にも、例えば製造誤差などによって個別に位置ずれが生じている場合がある。この場合、各基板側マーク11における位置ずれや各モールド側マーク10における位置ずれを考慮せずにショット領域8aとモールドとの位置合わせを行うと、ショット領域8aにモールド2のパターンを精度よく転写することが困難となってしまいうる。そのため、第1実施形態のインプリント装置50では、ショット領域8aの各基板側マーク11における位置ずれを考慮してショット領域8aとモールド2との位置合わせを行っている。以下に、第1実施形態のインプリント装置50における位置合わせについて、図9を参照しながら説明する。
図9は、ショット領域8aにおけるアライメントマークAMa〜AMhを示す図である。アライメントマークAMa〜AMhは、モールド側マーク10の内側に基板側マーク11が配置された、いわゆるBox in Boxマークを示している。図9において、コンプリートショットScの位置合わせ時に選択されるアライメントマークAMa〜AMdでは、モールド側マーク10の中心と基板側マーク11の中心とが一致している。そして、このときに、ショット領域8aとモールド2のパターンとの重ね合わせ誤差が許容範囲に収まっているものと仮定する。ここで、実際には、アライメントマークAMa〜AMdにおいても位置ずれが生じていることが多いが、ここでは説明を容易にするため、上述のように仮定した。一方で、パーシャルショットSpの位置合わせ時に選択されうるアライメントマークAMe〜AMhでは、ショット領域8aとモールド2のパターンとの重ね合わせ誤差が許容範囲に収まっている状態でも個別に位置ずれが生じている。即ち、アライメントマークAMe〜AMhでは、基板側マーク11とモールド側マーク10とが相対的にずれた関係になっている。アライメントマークAMe〜AMhにおける相対的な位置ずれ量(X方向、Y方向)は、図9に示すように、(ΔXe、ΔYe)、(ΔXf、ΔYf)、(ΔXg、ΔYg)および(ΔXh、ΔYh)となっている。
上述したように、図9に示すアライメントマークAMa〜AMhの状態において、ショット領域8aとモールド2のパターンとの重ね合わせ誤差が許容範囲に収まっているものとする。このとき、コンプリートショットScの位置合わせ時には、アライメントマークAMa〜AMdにおいて基板側マーク11の中心とモールド側マーク10の中心とを一致させれば重ね合わせ誤差を許容範囲に収めることができる。一方で、例えば、パーシャルショットSp1の位置合わせ時には、図8に示すように、アライメントマークAMfが用いられる。そのため、制御部17は、アライメントマークAMfにおいて、基板側マーク11とモールド側マーク10とが位置ずれ量(ΔXf、ΔYf)だけずれるように、パーシャルショットSp1とモールド2との位置合わせを制御する。このように位置合わせを制御することにより、パーシャルショットSp1とモールドのパターンとの重ね合わせ誤差を許容範囲に収めることができる。ここで、上記の説明では、ショット領域8aとモールド2のパターンとの重ね合わせ誤差が許容範囲に収まる場合に、アライメントマークAMe〜AMhにおいて位置ずれが生じているものとした。しかしながら、実際には、アライメントマークAMa〜AMlの全てにおいて位置ずれ量(ΔX、ΔY)が生じていることが多い。
上述の位置合わせを行うため、第1実施形態のインプリント装置50は、ショット領域8aとモールド2のパターンとの重ね合わせ誤差が許容範囲に収まる場合に各基板側マーク11と各モールド側マーク10との間に生じる位置ずれ量を示す情報を有する。即ち、第1実施形態のインプリント装置は、アライメントマークAMにおける位置ずれ量(基板側マーク11とモールド側マーク10との位置ずれ量)を、アライメントマークAMごとに有している。当該情報は、例えば、制御部17のメモリに記憶される。
第1実施形態のインプリント装置50では、制御部17は、対象ショット領域8bに設けられた複数の基板側マーク11のうち、検出部3によって検出される基板側マーク11を、対象ショット領域8bに含まれる有効チップ領域の数や位置に応じて選択する。次に、制御部17は、選択された基板側マーク11に対応する位置ずれ量を、各アライメントマークAMにおける位置ずれ量を示す情報から取得する。そして、制御部17は、選択された基板側マーク11とそれに対応するモールド側マーク10との相対位置を検出部3によって検出し、検出された相対位置が、取得した位置ずれ量だけずれるように対象ショット領域8bとモールド2との位置合わせを制御する。これにより、各基板側マーク11や各モールド側マーク10に個別に位置ずれが生じている場合であっても、対象ショット領域8bにモールドのパターンを精度よく転写することができる。
ここで、各アライメントマークAMにおける位置ずれ量を示す情報を取得する方法について説明する。当該情報は、例えば、コンプリートショットScに対してモールド2のパターンを転写した転写結果を用いて取得されうる。制御部17は、モールド2のパターンがコンプリートショットScに転写された後、コンプリートショットScに形成された転写マーク21と基板側マーク11とを検出部3a〜3dを用いて検出する。これにより、制御部17は、各アライメントマークAMにおける位置ずれ量、即ち、基板側マーク11とモールド側マーク10との位置ずれ量を取得することができる。ここで、アライメントマークAMa〜AMdを用いてコンプリートショットScとモールド2との位置合わせを行っても、コンプリートショットScとモールド2のパターンとの重ねあ合わせ誤差が許容範囲に収まっていない場合がある。この場合、ショット領域8aおよびモールドには、通常、重ね合わせ誤差を計測するためのマークが設けられているため、制御部17は、そのマークを用いて重ね合わせ誤差を計測する。そして、制御部17は、検出部3a〜3dを用いて検出された基板側マークとモールド側マークとの相対位置と、計測した重ね合わせ誤差とに基づいて、各アライメントマークにおける位置ずれ量を取得することができる。重ね合わせ誤差は、重ね合わせ誤差を計測する計測部をインプリント装置50内に設け、その計測部によって計測されてもよいし、インプリント装置の外部における装置によって計測されてもよい。
また、コンプリートショットScは、図4に示すように、基板内に複数存在する。そのため、複数のコンプリートショットScの各々について各アライメントマークAMa〜AMlにおける位置ずれ量を取得し、アライメントマークごとに位置ずれ量の平均値を算出してもよい。この位置ずれ量の平均値は、当該情報としてインプリント装置50(制御部17)に記憶され、コンプリートショットScのインプリント処理を行うごとに更新されうる。さらに、複数の基板8に対してインプリント処理を行う場合、1枚目の基板8において位置ずれ量を取得するのではなく、複数の基板8にわたって位置ずれ量を取得してもよい。
<第2実施形態>
第1実施形態では、アライメントマークとしてBox in Boxマークを用い、各アライメントマークにおける位置ずれ量を取得する方法について説明した。第2実施形態では、アライメントマークとして格子パターンを用い、アライメントマークにおける位置ずれ量を取得する方法について説明する。
図10は、第2実施形態におけるアライメントマークを示す図である。図10に示すように、モールド側マーク10はX方向計測用の格子パターン10aとY方向計測用の格子パターン10bとを含み、基板側マーク11はX方向計測用の格子パターン11aとY方向計測用の格子パターン11bとを含みうる。そして、インプリント装置50は、モールド側マーク10と基板側マーク11とを、それらを重ねた状態で検出部3により観察する。モールド側マーク10の格子パターン10a(10b)と基板側マーク11の格子パターン11a(11b)とは、互いに間隔が僅かに異なるように構成されている。そのため、モールド側マークの格子パターン10a(10b)と基板側マークの格子パターン11a(11b)とを重ねた状態で検出部3により回折光を観察するとモアレ縞(モアレ像)が得られる。このとき、格子パターン同士の相対位置によってモアレ縞の位相が変化するため、このモアレ縞を観察することにより、基板側マーク11とモールド側マーク10との相対位置を検出することができる。ここで、図10のように、検出部3の視野40にX方向計測用の格子パターン(10aおよび11a)と、Y方向計測用の格子パターン(10bおよび11b)とを同時に入れる。このとき、X方向とY方向とに関する位置合わせのためのモアレ縞を同時に観察でき、そのモアレ縞の位相から、基板側マーク11とモールド側マークとのXY方向における相対位置を検出することができる。
ここで、モアレ縞の位相の変化について、図11を参照しながら説明する。図11は、モアレ縞の位相の変化を説明するための図である。図11(a)はモールド側マーク10の格子パターン31を示し、図11(b)は基板側マーク11の格子パターン32を示すものとする。また、図11(c)および(d)は格子パターン31と格子パターン32とを重ね合わせた結果を示す。図11(a)および(b)に示すように、格子パターン31および32は、互いに異なる間隔を有するように構成されている。そのため、格子パターン31と32とを重ね合わせると、図13(c)に示すように、それらの間隔差に応じて明るい部分と暗い部分とが交互に配列したモアレ縞を生じさせることができる。モアレ縞は、格子パターン31と32との相対位置の変化に応じて明るい部分と暗い部分との位置が変化する。例えば、格子パターン31と32とを相対的にX方向にずらすと、図11(c)に示されるモアレ縞は、図11(d)に示されるモアレ縞に変化する。モアレ縞の変化は、格子パターン31と32との相対位置の変化を拡大して投影しているため、投影光学系12の解像力が低くても、検出部3においてモールド側マーク10と基板側マーク11との相対位置を精度よく検出することができる。
次に、モールド側マーク10がショット領域に転写された転写マーク21を用いて、モールド側マーク10と基板側マーク11との相対位置を検出する方法について説明する。図12は、転写マーク21と基板側マーク11との位置関係を示す図である。図12(a)および(b)では、転写マーク21が、その中心と基板側マーク11の中心とが重なった状態で、基板側マーク11上に形成されている。図12(a)は、基板側マーク11と転写マーク21とをZ方向から見たときの図を示し、図12(b)は、その断面図(XZ断面図)を示す。このように形成された転写マーク21では、転写マーク21の中心X0を基準とした中心対称な位相のモアレ縞が検出部3によって観察される。一方で、図12(c)および(d)では、転写マーク21がずれて基板側マーク上に形成されている。図12(c)は、基板側マーク11と転写マーク21とをZ方向から見たときの図を示し、図12(d)は、その断面図(XZ断面図)を示す。このように形成された転写マーク21では、X0からΔXだけずれた位置にピークを有する位相のモアレ縞が検出部3によって観察される。したがって、このようにモアレ縞を観察することで、転写マーク21と基板側マーク11との位置ずれ量、即ち、モールド側マーク10と基板側マーク11との位置ずれ量を検出することができる。
このように、転写マーク21を用いてモールド側マーク10と基板側マーク11との位置ずれ量を検出する工程を、コンプリートショットScにおける各アライメントマークAMa〜AMlについて実施する。具体的には、インプリント装置50は、コンプリートショットScへのモールド2のパターンの転写が終了し、モールド2が当該コンプリートショットScから剥離されると、検出部3a〜3dが各転写マーク21を観察する。そして、インプリント装置50は、転写マーク21と基板側マーク11とから得られるモアレ縞の位相に基づいて、モールド側マーク10と基板側マーク11との位置ずれ量を検出することができる。ここで、当該位置ずれ量を検出する際に、コンプリートショットScとその上に転写されたモールド2のパターンとの重ね合わせ誤差を考慮してもよい。
<第3実施形態>
第3実施形態では、アライメントマークとして格子パターンを用い、アライメントマークにおける位置ずれ量を取得する別の方法について説明する。
図13は、第3実施形態におけるアライメントマークを示す図である。図13(a)はモールド側マーク10を示し、図13(b)は基板側マーク11を示し、図13(c)はモールド側マーク10と基板側マーク11とを重ね合わせた結果を示す。モールド側マーク10は、格子パターン31と、格子パターン31の位置を確認するための確認パターン31a(粗検マーク)とを含む。また、基板側マーク11は、モールド側マーク10の格子パターン31における間隔と異なる間隔を有する格子パターン32と、格子パターン32の位置を確認するための確認パターン32aとを含む。格子パターン31および32は、それぞれ所定の周期をもって構成されている。そのため、格子パターン31と32との相対位置がその周期の整数倍だけずれたときのモアレ縞は、相対位置がずれる前のモアレ縞と同じとなる。即ち、格子パターン31および32によって生じるモアレ縞のみによって、モールド側マーク10と基板側マーク11との相対位置の検出する場合、検出結果に誤差が生じてしまいうる。したがって、格子パターン31および32との相対位置を1周期以下にすることが重要である。そこで、第3実施形態におけるモールド側マーク10および基板側マーク11は、それぞれ確認パターン31aおよび32aを含んでいる。確認パターン31aおよび32aは、その検出精度はモアレ縞における検出精度より低いが、検出範囲がモアレ縞における検出範囲より広くなるように構成される。このように構成された確認パターン31aおよび32aを検出部3によって検出することで、格子パターン31および32の相対位置を1周期以下にし、モールド側マーク10と基板側マーク11との相対位置を精度よく検出することができる。
確認パターン31a(32a)と格子パターン31(32)との相対位置は、設計値と等しくなっている場合には、上述の方法により、モールド側マーク10と基板側マーク11との相対位置を精度よく検出することができる。しかしながら、確認パターン31a(32a)と格子パターン31(32)との相対位置には、モールド2の製造誤差などによって、設計値からのずれを有する場合がある。その状態について、図14を参照しながら説明する。図14(a)は、基板側マーク11における格子パターン31と確認パターン31aとの配置をZ方向から見たときの図を示し、図14(b)は、その断面図を示す。図14(b)では、格子パターン31は、マーク31dを中心として、所定の間隔で配置された複数のマーク31bを含み、確認パターン31aは、格子パターン31に対して設計値どおりに配置されているものとする。一方で、図14(c)では、確認パターン31a’が格子パターン31に対して設計値からずれ量Δだけずれた位置に形成されている。このずれ量Δが1/2周期以上である場合、モールド側マーク10と基板側マーク11との相対位置を精度よく検出することが困難となってしまう。そのため、インプリント装置50内もしくは装置外部において、ずれ量Δを予め計測しておき、そのずれ量Δを考慮して確認パターン31aの位置合わせを行う。これにより、モールド側マーク10と基板側マーク11との相対位置を精度よく検出することができる。
ここで、第3実施形態では、確認パターン31aおよび32aを検出部3によって検出することで、格子パターン31および32の相対位置を1周期以下にし、モールド側マーク10と基板側マーク11との相対位置を検出する方法について説明した。しかしながら、例えば、確認パターン31aおよび32aを検出部3によって検出することだけで、モールド側マーク10と基板側マーク11との相対位置を検出してもよい。
<第4実施形態>
上述の実施形態では、インプリント装置50を例にして説明したが、各アライメントマークにおける位置ずれ量を示す情報を用いてショット領域8aとモールド2との位置合わせを行う本発明を、露光装置(ステッパまたはスキャナ)にも適用することができる。第4実施形態では、露光装置に本発明を適用する場合について説明する。
図15は、第4実施形態の露光装置100の構成を示す図である。照明系101は、それに含まれる光源から射出された露光光によって、パターンおよびアライメントマークが形成されているレチクル110(原版)を照明する。投影光学系102は、所定の倍率(例えば1倍)を有し、レチクル110に形成されたパターンを基板8に投影する。基板8に形成されたショット領域8aには、1つのショット領域8aに含まれる複数のチップ領域Ciに対応するように、複数のアライメントマークWAMが形成されている。また、レチクル110には、1つのショット領域8aに形成された複数のアライメントマークWAMに対応するように、複数のアライメントマークRAMが形成されている。以下では、ショット領域8aに形成されたアライメントマークWMAを基板側マーク、レチクル110に形成されたアライメントマークRMAをレチクル側マークと称する。露光装置100には、レチクル110と照明系101との間に、図15(b)に示すように、複数の検出部3(第4実施形態では4つの検出部3a〜3d)が配置されている。図15(b)は、検出部3を装置上面からみた概略図である。露光装置100は、レチクル側マークと基板側マークとを、投影光学系102を介して検出部3a〜3dによって検出し、ショット領域8aとレチクル110との位置合わせを行う。位置合わせは、例えば、レチクルと基板との相対位置を変更することや、投影光学系102の投影倍率を変更することなどによって行われる。
第4実施形態の露光装置100においても、第1実施形態のインプリント装置50と同様に、基板側マークやレチクル側マークにおいて個別に位置ずれが生じている場合がある。そこで、第4実施形態の露光装置100は、第1実施形態と同様に、ショット領域8aとレチクル110のパターンとの重ね合わせ誤差が許容範囲に収まる場合に基板側マークとレチクル側マークとの間に生じる位置ずれ量を示す情報を有する。第4実施形態の露光装置100では、ショット領域8aに設けられた複数の基板側マークのうち、検出部3によって検出される基板側マークが、ショット領域8aに含まれる有効チップ領域の数や位置に応じて選択される。次に、選択された基板側マークに対応する位置ずれ量が、各アライメントマークにおける位置ずれ量を示す情報から取得される。そして、選択された基板側マークとそれに対応するレチクル側マークとの相対位置を検出部3によって検出し、検出された相対位置が、取得した位置ずれ量だけずれるようにショット領域8aとレチクル110との位置合わせを制御する。これにより、各基板側マークや各モールド側マークに個別に位置ずれが生じている場合であっても、ショット領域8aにレチクル110のパターンを精度よく転写することができる。
ここで、第4実施形態の露光装置では、ショット領域とレチクルのパターンとを位置合わせする方式は、ダイバイダイアライメント方式に限られず、グローバルアライメント方式であってもよい。グローバルアライメント方式とは、基板上における数箇所のショット領域(サンプルショット領域)でアライメントマークを計測し、計測した値を統計的に処理するグローバルアライメントのことである。例えば、サンプルショット領域におけるアライメントマークを検出する際に本発明を適用することができる。
<物品の製造方法の実施形態>
本発明の実施形態にかかる物品の製造方法は、例えば、半導体デバイス等のマイクロデバイスや微細構造を有する素子等の物品を製造するのに好適である。本実施形態の物品の製造方法は、上記のリソグラフィ装置(インプリント装置や露光装置など)を用いて基板に原版のパターンを転写する工程と、かかる工程でパターンが転写された基板を加工する工程とを含む。更に、かかる製造方法は、他の周知の工程(酸化、成膜、蒸着、ドーピング、平坦化、エッチング、レジスト剥離、ダイシング、ボンディング、パッケージング等)を含む。本実施形態の物品の製造方法は、従来の方法に比べて、物品の性能・品質・生産性・生産コストの少なくとも1つにおいて有利である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。

Claims (12)

  1. 原版に形成されたパターンを基板上のショット領域に転写する処理を行うリソグラフィ装置であって、
    前記処理の対象となる対象ショット領域のマークと前記原版のマークとを視野内に収めた状態で、それらのマークを検出する検出部と、
    前記検出部の検出結果に基づいて、前記対象ショット領域と前記原版との位置合わせを制御する制御部と、
    を含み、
    前記制御部は、
    前記対象ショット領域に設けられた複数のマークのうち前記位置合わせに使用すべきマークを使用マークとして選択し、
    前記対象ショット領域よりも前に前記処理がわれた参照ショット領域とそれに転写された前記原版のパターンとの重ね合わせ誤差が許容範囲に収まるときの前記参照ショット領域の複数のマークの各々それに対応する前記原版マークとの位置関係を示す情報から、前記使用マークに対応する前記参照ショット領域のマークと前記原版のマークとの前記位置関係を取得し、
    前記検出部の前記視野内において、前記使用マークとそれに対応する前記原版のマークとが前記取得した位置関係になるように、前記位置合わせを制御する、ことを特徴とするリソグラフィ装置。
  2. 前記制御部は、前記対象ショット領域に含まれるチップ領域の数および位置の少なくとも一方に応じて前記使用マークを選択する、ことを特徴とする請求項1に記載のリソグラフィ装置。
  3. 前記リソグラフィ装置は、基板上における複数のショット領域の各々に対して前記処理を行い、
    前記参照ショット領域は、前記複数のショット領域のうち、前記対象ショット領域より前に前記処理が行われたショット領域を含む、ことを特徴とする請求項1に記載のリソグラフィ装置。
  4. 前記制御部は、前記原版のパターンと同じ形状となるように基板上に形成された第1ショット領域を前記参照ショット領域とし、前記第1ショット領域に対する前記原版のパターンの転写結果から、前記第1ショット領域に設けられた複数のマークの各々についての前記位置関係を求めることにより前記情報を取得する、ことを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載のリソグラフィ装置。
  5. 前記制御部は、前記第1ショット領域の各マークとそれに対応する前記原版の各マークとの相対位置と、当該相対位置において前記第1ショット領域に原版のパターンを転写することによって得られる、前記第1ショット領域とその上に転写された前記原版のパターンとの重ね合わせ誤差とに基づいて前記情報を取得する、ことを特徴とする請求項4に記載のリソグラフィ装置。
  6. 前記重ね合わせ誤差を計測する計測部を更に含み、
    前記制御部は、前記原版のパターンが転写された前記第1ショット領域を用いて前記計測部により前記重ね合わせ誤差を計測し、計測された前記重ね合わせ誤差に基づいて前記情報を取得する、ことを特徴とする請求項5に記載のリソグラフィ装置。
  7. 前記ショット領域のマーク及び前記原版のマークは、互いに間隔の異なる格子パターンをそれぞれ含み、
    前記制御部は、前記第1ショット領域の格子パターンと前記原版の格子パターンとの回折光を前記検出部によって検出することで、前記第1ショット領域の各マークとそれに対応する前記原版の各マークとの相対位置を得る、ことを特徴とする請求項5又は6に記載のリソグラフィ装置。
  8. 前記ショット領域のマークおよび前記原版のマークは、前記回折光から得られる前記相対位置よりも低い精度で前記相対位置を検出するための確認パターンをそれぞれ含み、
    前記制御部は、前記第1ショット領域の確認パターンと前記原版の確認パターンとの位置関係と前記回折光とに基づいて前記相対位置を得る、ことを特徴とする請求項7に記載のリソグラフィ装置。
  9. 前記ショット領域のマーク及び前記原版のマークは、互いに間隔の異なる格子パターンと、前記格子パターンにより得られる前記相対位置よりも低い精度で前記相対位置を検出するための確認パターンとをそれぞれ含み、
    前記制御部は、前記第1ショット領域の確認パターンと前記原版の確認パターンとの位置関係に基づいて前記相対位置を得る、ことを特徴とする請求項5又は6に記載のリソグラフィ装置。
  10. 前記ショット領域は、前記基板の外周を含むように前記基板の周辺部に配置されることにより一部が欠け、少なくとも1つのチップ領域を含む第2ショット領域を含み、
    前記制御部は、前記第2ショット領域を前記対象ショット領域とする場合、前記第2ショット領域に形成された複数のマークのうち、前記少なくとも1つのチップ領域に対して設けられたマークを前記使用マークとして選択する、ことを特徴とする請求項1乃至9のうちいずれか1項に記載のリソグラフィ装置。
  11. 請求項1乃至10のうちいずれか1項に記載のリソグラフィ装置を用いて原版のパターンを基板に転写する工程と、
    前記工程でパターンが形成された前記基板を加工する工程と、
    を含む、ことを特徴とする物品の製造方法。
  12. 原版に形成されたパターンを基板上のショット領域に転写する処理を行うリソグラフィ装置における、前記処理の対象となる対象ショット領域と前記原版との位置合わせ方法であって、
    前記リソグラフィ装置は、前記対象ショット領域のマークと前記原版のマークとを視野内に収めた状態で、それらのマークを検出する検出部を含み、
    前記位置合わせ方法は、
    前記対象ショット領域に設けられた複数のマークのうち、前記対象ショット領域と前記原版との位置合わせに使用すべきマークを使用マークとして選択する選択工程と、
    前記対象ショット領域よりも前に前記処理がわれた参照ショット領域とそれに転写された前記原版のパターンとの重ね合わせ誤差が許容範囲に収まるときの前記参照ショット領域の複数のマークの各々それに対応する前記原版マークとの位置関係を示す情報から、前記使用マークに対応する前記参照ショット領域のマークと前記原版のマークとの前記位置関係を取得する取得工程と、
    前記検出部の前記視野内において、前記使用マークとそれに対応する前記原版のマークとが前記取得した位置関係になるように、前記位置合わせを制御する制御工程と、
    を含む、ことを特徴とする位置合わせ方法。
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