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JP6313949B2 - 送信装置、受信装置、及びチップ - Google Patents

送信装置、受信装置、及びチップ Download PDF

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Description

本発明は、送信装置、受信装置、デジタル放送システム及びチップに関する。
日本における地上デジタル放送方式であるISDB-T(Integrated Services Digital Broadcasting - Terrestrial)方式では、64QAM、16QAM、QPSK、DQPSKなどのキャリア変調方式が用いられている。すなわち、ISDB−Tでは、偶数のビットによって構成される偶数ビット列を1つのシンボルとしてIQ平面にマッピングするキャリア変調方式が採用されている(例えば、非特許文献1)。
「地上デジタルテレビジョン放送の伝送方式 標準規格」 ARIB STD−B31
ところで、次世代地上放送方式では、奇数のビットによって構成される奇数ビット列を1つ又は複数のシンボルとしてIQ平面にマッピングするケースについて検討されている。このように、奇数ビット列を1つのシンボルとしてIQ平面にマッピングするケースにおいて、受信特性を改善する点については、現時点では何ら検討されていない。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、奇数ビットを表すシンボルをIQ平面にマッピングするケースにおいて、受信特性を改善することを可能とする送信装置、受信装置、デジタル放送システム及びチップを提供することを目的とする。
第1の特徴は、所定数のビットによって構成される単位ビット列に含まれるビットの並び順を入れ替えるインターリーブ部と、前記インターリーブ部から出力されるビット列をIQ平面上にマッピングするマッピング部とを備えた送信装置であって、前記インターリーブ部は、奇数のビットによって構成される奇数ビット列が1つ又は複数のシンボルとしてマッピングされる場合において、奇数ビット用テーブルを参照して、前記奇数ビット列毎にビットの並び順を入れ替えることを要旨とする。
第2の特徴は、IQ平面にマッピングされたシンボルをビット列にデマッピングするデマッピング部と、前記デマッピング部から出力されるビット列に含まれるビットの並び順を入れ替えるデインターリーブ部とを備えた受信装置であって、前記デインターリーブ部は、前記IQ平面にマッピングされた1つ又は複数のシンボルが奇数のビットによって構成される奇数ビット列にデマッピングされる場合において、奇数ビット用テーブルを参照して、前記奇数ビット列毎にビットの並び順を入れ替えることを要旨とする。
第3の特徴は、受信装置に搭載されるチップであって、IQ平面にマッピングされたシンボルをビット列にデマッピングするデマッピング部と、前記デマッピング部から出力されるビット列に含まれるビットの並び順を入れ替えるデインターリーブ部とを備え、前記デインターリーブ部は、前記IQ平面にマッピングされた1つ又は複数のシンボルが奇数のビットによって構成される奇数ビット列にデマッピングされる場合において、奇数ビット用テーブルを参照して、前記奇数ビット列毎にビットの並び順を入れ替えることを要旨とする。
第4の特徴は、送信装置及び受信装置を備えるデジタル放送システムであって、前記送信装置は、所定数のビットによって構成される単位ビット列に含まれるビットの並び順を入れ替えるインターリーブ部と、前記インターリーブ部から出力されるビット列をIQ平面上にマッピングするマッピング部とを備え、前記インターリーブ部は、奇数のビットによって構成される奇数ビット列が1つ又は複数のシンボルとしてマッピングされる場合において、奇数ビット用テーブルを参照して、前記奇数ビット列毎にビットの並び順を入れ替えており、前記受信装置は、前記IQ平面にマッピングされたシンボルをビット列にデマッピングするデマッピング部と、前記デマッピング部から出力されるビット列に含まれるビットの並び順を入れ替えるデインターリーブ部とを備え、前記デインターリーブ部は、前記IQ平面にマッピングされた1つ又は複数のシンボルが奇数のビットによって構成される奇数ビット列にデマッピングされる場合において、奇数ビット用テーブルを参照して、前記奇数ビット列毎にビットの並び順を入れ替えることを要旨とする。
本発明によれば、奇数ビットを表すシンボルをIQ平面にマッピングするケースにおいて、受信特性を改善することを可能とする送信装置、受信装置、デジタル放送システム及びチップを提供することができる。
図1は、第1実施形態に係る送信装置10を示すブロック図である。 図2は、第1実施形態に係る受信装置20を示すブロック図である。 図3は、変更例1に係る付加ビットの追加を説明するための図である。 図4は、実施例1を説明するための図である。 図5は、実施例1を説明するための図である。 図6は、実施例2を説明するための図である。 図7は、実施例2を説明するための図である。 図8は、実施例3を説明するための図である。 図9は、実施例3を説明するための図である。
次に、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[実施形態の概要]
実施形態に係る送信装置は、所定数のビットによって構成される単位ビット列に含まれるビットの並び順を入れ替えるインターリーブ部と、前記インターリーブ部から出力されるビット列をIQ平面上にマッピングするマッピング部とを備える。前記インターリーブ部は、奇数のビットによって構成される奇数ビット列が1つ又は複数のシンボルとしてマッピングされる場合において、奇数ビット用テーブルを参照して、前記奇数ビット列毎にビットの並び順を入れ替える。
実施形態では、インターリーブ部は、IQ平面にマッピングされた1つ又は複数のシンボルが奇数のビットによって構成される奇数ビット列にマッピングされる場合において、奇数ビット用テーブルを参照して、奇数ビット列毎にビットの並び順を入れ替える。従って、奇数ビットを表すシンボルをIQ平面にマッピングするケースにおいて、受信特性を改善することができる。
[第1実施形態]
(デジタル放送システム)
以下において、第1実施形態に係るデジタル放送システムについて説明する。図1は、第1実施形態に係る送信装置10を示すブロック図であり、図2は、第1実施形態に係る受信装置20を示すブロック図である。デジタル放送システムは、送信装置10及び受信装置20を備える。
実施形態において、デジタル放送システムは、次世代地上放送方式に対応するデジタル放送システムである。例えば、デジタル放送システムでは、MIMO(Multiple Input Multiple Output)技術、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)技術が適用される。デジタル放送システムでは、送信装置10から受信装置20に対して、複数の階層に属する階層化データ(例えば、1セグメント、13セグメント)が送信される。
図1に示すように、送信装置10は、誤り訂正符号化部11と、ビットインターリーブ部12と、マッピング部13と、MIMO−OFDM変調部14とを備える。送信装置10は、例えば、放送局等に設けられる。
誤り訂正符号化部11は、固定長を有する誤り訂正符号ブロックを生成する。具体的には、誤り訂正符号化部11は、所定フォーマットを有するTS(Transport Stream)などの入力データに誤り訂正符号を付与する。ここで、誤り訂正符号ブロックは、所定数のビットによって構成される単位ビット列の一例である。誤り訂正符号ブロックは、ヘッダ、ペイロード及びパリティビットによって構成されており、例えば、64800のビット長を有する。
ビットインターリーブ部12は、誤り訂正符号化部11から出力されるビット列の並び順を入れ替える。具体的には、ビットインターリーブ部12は、パリティインターリーブ部12Aと、パリティアンドコラムツイスト部12Bと、ビットトゥセル部12Cとを有する。
パリティインターリーブ部12Aは、誤り訂正符号ブロックに含まれるパリティビット列の並び順を入れ替える。
パリティアンドコラムツイスト部12Bは、誤り訂正符号ブロックの全体を構成するビット列の並び順を入れ替える。詳細には、パリティアンドコラムツイスト部12Bは、複数の横行及び複数の縦列によって定義される空間において、縦列に沿って書き込まれたビットを横行に沿って読み出すことによって、ビット列の並び順を入れ替える。また、ビットの書き込みを開始する位置は、縦列毎に異なっている。
ビットトゥセル部12Cは、パリティアンドコラムツイスト部12Bから出力されたビット列の並び順を、1つ又は複数のシンボルを構成する所定数のビット毎に、ビットの並び順を入れ替える。言い換えると、ビットトゥセル部12Cは、1つ又は複数のシンボルを構成するビット列内において、ビットの並び順を入れ替える。
ここで、ビットトゥセル部12Cは、奇数のビットによって構成される奇数ビット列が1つ又は複数のシンボルとしてマッピングされる場合において、奇数ビット用テーブルを参照して、奇数ビット列毎にビットの並び順を入れ替える。
なお、ビットトゥセル部12Cは、偶数のビットによって構成される偶数ビット列が1つ又は複数のシンボルとしてマッピングされる場合において、偶数ビット用テーブルを参照して、偶数ビット列毎にビットの並び順を入れ替えてもよい。
マッピング部13は、ビットインターリーブ部12から出力されるビット列をIQ平面上にマッピングする。具体的には、マッピング部13は、キャリア変調処理の変調多値数に応じて定められる所定数のビットによって構成されるビット列をIQ平面上にマッピングする。キャリア変調処理としては、奇数のビット列を1又は複数シンボルとしてマッピングする32QAM、128QAM、512QAM、2048QAM等が用いられる。或いは、キャリア変調処理として、偶数のビット列を1又は複数シンボルとしてマッピングする64QAM、256QAM、1024QAM等が用いられてもよい。
MIMO−OFDM変調部14は、マッピング部13から出力されるシンボルによって構成されるOFDMフレーム(伝送フレーム)を生成する。OFDMフレーム(伝送フレーム)は、所定数のサブキャリア(周波数軸)及び所定数のシンボル数(時間軸)によって定義される。
続いて、MIMO−OFDM変調部14は、OFDMフレームを構成する各シンボルに対して、時空間符号化処理を行って2系統の信号を生成して、2系統の信号に対してキャリア変調、IFFT処理及び直交変換を行って無線信号Tx1,Tx2を生成する。MIMO−OFDM変調部14は、複数のアンテナを用いて、無線信号Tx1,Txを受信装置20に送信する。なお、2系統の信号は、同一の信号であってもよいが、伝送効率の観点では、異なる信号であることが好ましい。
ここで、OFDMフレーム(伝送フレーム)は、TMCC(Transmission and Multiplexing Configuration Control)信号、AC(Auxiliary Channel)信号等の制御信号を含む。例えば、TMCC信号は、複数の階層のそれぞれの伝送パラメータ(変調方式、セグメント数、符号化率等)を示す信号、OFDMフレーム(伝送フレーム)の同期をとるための同期信号を含む。
図2に示すように、受信装置20は、周波数変換部21と、直交復調部22と、MIMO−OFDM復調部23と、対数尤度比算出部24と、ビットデインターリーブ部25と、誤り訂正復号部26とを備える。受信装置20は、例えば、家庭内に固定的に設置される受像器、ユーザが持ち運び可能な移動端末に設けられる。
周波数変換部21は、複数のアンテナを用いて、無線信号Rx1,Rx2を受信する。具体的には、周波数変換部21は、周波数変換によって、無線信号Rx1,Rx2をベースバンド信号に変換してAD変換などによってデジタル化する。
第1実施形態では、複数のアンテナによって無線信号Rx1,Rx2を受信するため、受信装置20は、無線信号Rx1を処理する周波数変換部21Aと、無線信号Rx2を処理する周波数変換部21Bとを備える。
直交復調部22は、周波数変換部21によって変換された周波数成分の直交復調を行う。
第1実施形態では、複数のアンテナによって無線信号Rx1,Rx2を受信するため、受信装置20は、無線信号Rx1に対応する信号を処理する周波数変換部21Aと、無線信号Rx2に対応する信号を処理する周波数変換部21Bとを備える。
MIMO−OFDM復調部23は、周波数変換部21A及び周波数変換部21Bから出力される2系統の信号に対してFFT処理、MIMO復号処理及びキャリア復調処理を行って、所定数のサブキャリア(周波数軸)及び所定数のシンボル数(時間軸)によって定義されるOFDMフレーム(伝送フレーム)を取得する。OFDMフレーム(伝送フレーム)の同期は、上述したTMCC信号によって行われる。
対数尤度比算出部24は、MIMO−OFDM復調部23から出力されたシンボル位置に対応するビット列を取得し、取得されたビット列を構成するビット毎のLLR(対数尤度比)を算出する。すなわち、第1実施形態においては、対数尤度比算出部24は、IQ平面にマッピングされたシンボルをビット列(LLR)にデマッピングするデマッピング部の機能を含む。
ビットデインターリーブ部25は、対数尤度比算出部24から出力されるビット(LLR)列に含まれるビット(LLR)の並び順を入れ替える。ビットデインターリーブ部25は、上述したビットインターリーブ部12とは逆の手順でビット(LLR)の並び順を入れ替えるため、その詳細については省略する。
第1実施形態においては、ビットデインターリーブ部25は、IQ平面にマッピングされた1つ又は複数のシンボルが奇数のビットによって構成される奇数ビット列にデマッピングされる場合において、奇数ビット用テーブルを参照して、奇数ビット列毎にビットの並び順を入れ替えることに留意すべきである。
なお、ビットデインターリーブ部25は、ビットトゥセル部12Cと同様に、IQ平面にマッピングされた1つ又は複数のシンボルが偶数のビットによって構成される偶数ビット列にデマッピングされる場合において、偶数ビット用テーブルを参照して、偶数ビット列毎にビットの並び順を入れ替えてもよい。
誤り訂正復号部26は、ビットデインターリーブ部25から出力されたビット(LLR)列から所定長の誤り訂正ブロックを抽出して、誤り訂正ブロックの誤り訂正を行う。
(作用及び効果)
第1実施形態では、ビットインターリーブ部12は、IQ平面にマッピングされた1つ又は複数のシンボルが奇数のビットによって構成される奇数ビット列にマッピングされる場合において、奇数ビット用テーブルを参照して、奇数ビット列毎にビットの並び順を入れ替える。従って、奇数ビットを表すシンボルをIQ平面にマッピングするケースにおいて、受信特性を改善することができる。
[変更例1]
以下において、第1実施形態の変更例1について説明する。変更例1においては、ビットインターリーブ部12(詳細には、パリティアンドコラムツイスト部12B)は、奇数ビット列が1つ又は複数のシンボルとしてIQ平面上にマッピングされる場合において、所定数が奇数によって割り切れない場合に、奇数によって割り切れるように、単位ビット列に付加ビットを追加する。
例えば、誤り訂正符号ブロックが64800のビット長を有する場合において、キャリア変調処理として2048QAMが用いられるケースについて、図3を参照しながら説明する。
このようなケースにおいて、1つのシンボルとしてIQ平面上にマッピングされるビット数(すなわち、変調多値数)は、”11”である。このような場合には、誤り訂正符号ブロックのビット長”64800”は、”11”で割り切ることができない。従って、パリティアンドコラムツイスト部12Bは、図3に示すように、誤り訂正符号化部11から出力される誤り訂正符号ブロックに1ビットの付加ビットを追加して、インターリーブ対象のビット列のビット長を”64801”に設定する。これによって、インターリーブ対象のビット列のビット長を”64801”が”11”で割り切れる。
このように、1つのシンボルとしてIQ平面上にマッピングされるビット数によって誤り訂正符号ブロックのビット長(所定数)が割り切れない場合に、誤り訂正符号ブロックに付加ビットを付加することによって、ビットトゥセル部12Cのインターリーブを適切に行うことができる。
なお、IQ平面にマッピングされた1つのシンボルが奇数ビット列にマッピングされる場合において、所定数のビットによって構成される単位ビット列に追加された付加ビットをビットデインターリーブ部25が除去することは勿論である。
ここで、偶数のビットによって構成される偶数ビット列が1つ又は複数のシンボルとしてIQ平面上にマッピングされる場合において、誤り訂正符号ブロックのビット長(所定数)は、偶数ビット列のビット長によって割り切れるように設定されることに留意すべきである。すなわち、付加ビットの追加及び除去は、奇数のビットによって構成される奇数ビット列が1つ又は複数のシンボルとしてIQ平面上にマッピングされるケースに特有の処理である。
なお、誤り訂正符号ブロックが16200のビット長を有する場合において、キャリア変調処理として2048QAMが用いられる場合には、パリティアンドコラムツイスト部12Bは、図3に示すように、誤り訂正符号化部11から出力される誤り訂正符号ブロックに3ビットの付加ビットを追加して、インターリーブ対象のビット列のビット長を”16203”に設定する。これによって、インターリーブ対象のビット列のビット長を”16203”が”11”で割り切れる。
[実施例1]
以下において、実施例1について説明する。実施例1では、誤り訂正符号ブロックは、64800のビット長を有しており、キャリア変調処理として512QAMが用いられる。
実施例1では、1つのシンボルとしてIQ平面上にマッピングされるビット数(すなわち、変調多値数)は、”9”である。このような場合には、誤り訂正符号ブロックのビット長”64800”は、”9”で割り切れる。従って、付加ビットの追加は不要である。
上述したビットトゥセル部12Cは、図4に示す奇数ビット用テーブルを参照して、奇数ビット列毎にビットの並び順を入れ替える。
ここで、奇数ビット用テーブルを用いてビットインターリーブを行う効果について、シミュレーションを行った。シミュレーション条件は、FFTサイズ=8k、GI(Guard Interval)=1/8、符号化率=3/4である。
図5に示すように、図4に示す奇数ビット用テーブルを用いるビットインターリーブを行うケース(Bit Interleave)においては、図4に示す奇数ビット用テーブルを用いるビットインターリーブを行わないケース(w/o Bit Interleave)よりも、ブロックエラー率(BER)が低下することが確認された。特に、C/N(Carrier to Noise Ratio)が高い環境下において、ブロックエラー率(BER)が低下した。
[実施例2]
以下において、実施例2について説明する。実施例2では、誤り訂正符号ブロックは、64800のビット長を有しており、キャリア変調処理として2048QAMが用いられる。
このようなケースにおいて、1つのシンボルとしてIQ平面上にマッピングされるビット数(すなわち、変調多値数)は、”11”である。このような場合には、誤り訂正符号ブロックのビット長”64800”は、”11”で割り切れない。従って、パリティアンドコラムツイスト部12Bは、誤り訂正符号ブロックに1ビットの付加ビットを追加する。
上述したビットトゥセル部12Cは、図6に示す奇数ビット用テーブルを参照して、奇数ビット列毎にビットの並び順を入れ替える。
ここで、奇数ビット用テーブルを用いてビットインターリーブを行う効果について、シミュレーションを行った。シミュレーション条件は、FFTサイズ=8k、GI(Guard Interval)=1/8、符号化率=3/4である。
図7に示すように、図6に示す奇数ビット用テーブルを用いるビットインターリーブを行うケース(Bit Interleave)においては、図6に示す奇数ビット用テーブルを用いるビットインターリーブを行わないケース(w/o Bit Interleave)よりも、ブロックエラー率(BER)が低下することが確認された。実施例2では、C/N(Carrier to Noise Ratio)の全体に亘って、ブロックエラー率(BER)が低下した。
[実施例3]
以下において、実施例3について説明する。実施例2では、誤り訂正符号ブロックは、64800のビット長を有しており、キャリア変調処理として128QAMが用いられる。
このようなケースにおいて、1つのシンボルとしてIQ平面上にマッピングされるビット数(すなわち、変調多値数)は、”7”である。このような場合には、誤り訂正符号ブロックのビット長”64800”は、”7”で割り切れない。従って、パリティアンドコラムツイスト部12Bは、誤り訂正符号ブロックに6ビットの付加ビットを追加する。
上述したビットトゥセル部12Cは、図8に示す奇数ビット用テーブルを参照して、奇数ビット列毎にビットの並び順を入れ替える。
ここで、奇数ビット用テーブルを用いてビットインターリーブを行う効果について、シミュレーションを行った。シミュレーション条件は、FFTサイズ=8k、GI(Guard Interval)=1/8、符号化率=3/4である。
図9に示すように、図8に示す奇数ビット用テーブルを用いるビットインターリーブを行うケース(Bit Interleave)においては、図8に示す奇数ビット用テーブルを用いるビットインターリーブを行わないケース(w/o Bit Interleave)よりも、ブロックエラー率(BER)が低下することが確認された。特に、C/N(Carrier to Noise Ratio)が高い環境下において、ブロックエラー率(BER)が低下した。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
実施形態では特に明示していないが、上述した実施形態は、MIMO(Multiple Input Multiple Output)技術が用いられるシステムだけではなくて、MISO(Multiple Input Single Output)技術又はSISO(Single Input Single Output)技術が用いられるシステムに適用されてもよい。
実施形態では、所定数のビットによって構成される単位ビット列として、誤り訂正符号ブロックを例示した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。単位ビット列は、誤り訂正符号ブロック以外の単位であってもよい。
実施形態では特に触れていないが、送信装置10及び受信装置20が行う各処理をコンピュータに実行させるプログラムが提供されてもよい。また、プログラムは、コンピュータ読取り可能媒体に記録されていてもよい。コンピュータ読取り可能媒体を用いれば、コンピュータにプログラムをインストールすることが可能である。ここで、プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能媒体は、非一過性の記録媒体であってもよい。非一過性の記録媒体は、特に限定されるものではないが、例えば、CD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体であってもよい。
或いは、送信装置10及び受信装置20が行う各処理を実行するためのプログラムを記憶するメモリ及びメモリに記憶されたプログラムを実行するプロセッサによって構成されるチップが提供されてもよい。
10…送信装置、11…誤り訂正符号化部、12…ビットインターリーブ部、13…マッピング部、14…MIMO−OFDM変調部、20…受信装置、21…周波数変換部、22…直交復調部、23…MIMO−OFDM復調部、24・・・対数尤度比算出部、25・・・ビットデインターリーブ部、26…誤り訂正復号部

Claims (4)

  1. デジタル放送システムにおける送信装置であって、
    入力データに誤り訂正符号を付与することによって、固定のビット長を有する誤り訂正符号ブロックを生成する誤り訂正符号化部と、
    前記誤り訂正符号化部から出力される前記誤り訂正符号ブロックに含まれるビットの並び順を入れ替えるインターリーブ部と、
    前記インターリーブ部から出力されるビット列をIQ平面上にマッピングするマッピング部とを備え、
    前記固定のビット長は、偶数のビットによって構成される偶数ビット列が1つ又は複数のシンボルとして前記IQ平面上にマッピングされる場合における前記偶数によって割り切れるように設定されており、
    前記インターリーブ部は、
    前記マッピング部によって、奇数のビットによって構成される奇数ビット列が1つ又は複数のシンボルとしてマッピングされる場合において、
    前記固定のビット長が前記奇数によって割り切れない場合に、前記奇数によって割り切れるように、前記誤り訂正符号ブロックに付加ビットを追加し、
    前記付加ビットが付加された前記誤り訂正符号ブロックに対して、奇数ビット用テーブルを参照して、前記奇数ビット列毎にビットの並び順を入れ替える
    ことを特徴とする送信装置。
  2. 前記インターリーブ部は、
    前記マッピング部によって、偶数のビットによって構成される偶数ビット列が1つ又は複数のシンボルとしてマッピングされる場合において、
    前記誤り訂正符号ブロックに対して、偶数ビット用テーブルを参照して、偶数ビット列毎にビットの並び順を入れ替える
    ことを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
  3. 請求項1又は2に記載の送信装置から送信された信号を受信する受信装置であって、
    IQ平面にマッピングされたシンボルをビット列にデマッピングするデマッピング部と、
    前記デマッピング部から出力されるビット列に含まれるビットの並び順を入れ替えるデインターリーブ部とを備え、
    前記デインターリーブ部は、
    前記デマッピング部によって、前記IQ平面にマッピングされた1つ又は複数のシンボルが奇数のビットによって構成される奇数ビット列にデマッピングされる場合において、
    奇数ビット用テーブルを参照して、前記奇数ビット列毎にビットの並び順を入れ替えるとともに、前記誤り訂正符号ブロックに追加された前記付加ビットを除去する
    ことを特徴とする受信装置。
  4. 請求項1又は2に記載の送信装置から送信された信号を受信する受信装置に搭載されるチップであって、
    IQ平面にマッピングされたシンボルをビット列にデマッピングするデマッピング部と、
    前記デマッピング部から出力されるビット列に含まれるビットの並び順を入れ替えるデインターリーブ部とを備え、
    前記デインターリーブ部は、
    前記デマッピング部によって、前記IQ平面にマッピングされた1つ又は複数のシンボルが奇数のビットによって構成される奇数ビット列にデマッピングされる場合において、
    奇数ビット用テーブルを参照して、前記奇数ビット列毎にビットの並び順を入れ替えるとともに、前記誤り訂正符号ブロックに追加された前記付加ビットを除去する
    ことを特徴とするチップ。
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