JP6242490B2 - エレベータの出入口装置 - Google Patents
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Description
図1は、この発明の実施の形態1に関するエレベータの乗りかごの斜視図である。乗りかごは、出入口20を形成する上枠1、一対の縦枠2及び敷居4と、前記出入口20を開閉する中央開き形式の引き戸3とから構成される出入口装置30を備える。図1の例では、引き戸3は、2枚設けられている。
出入口装置30の上枠1は、乗りかごの上部に、また敷居4は、乗りかごの下部にそれぞれ設けられている。2枚の引き戸3は、上枠1と敷居4に沿って水平方向で相互に反対方向に移動し、出入口20を開閉する。
出入口装置30は、戸当気密部品5、下部気密部品6、戸当下部気密部品7を備える。戸当気密部品5は、第1の気密部品であり、戸全閉時に引き戸3の戸当面間の隙間を閉塞するように戸当側端部にそれぞれ設けられる。下部気密部品6は、第2の気密部品であり、引き戸3と敷居4との隙間を閉塞するように引き戸3の下端に設けられる。また、戸当下部気密部品7は、第3の気密部品であり、戸閉時に引き戸3の戸当下部と敷居4との隙間を閉塞するように引き戸3の戸当面の下端に設けられる。
突出部6Dは、鉛直部6Cの下端から乗りかご側に突出し、また突出する先端部は、鉛直断面が曲面になっている接触部6Aを有する。この接触部6Aは、敷居4の溝に挿入され、図7に示すように、敷居4の溝を形成する鉛直面のうち、乗りかご(図示せず)側と常に当接している。これにより、引き戸3と敷居4との間に生じる隙間を閉塞できる。接触部6Aは、断面が曲面になっているので、敷居4の溝の鉛直面との接触面積が小さくなる。そのため、戸開閉時は、摩擦抵抗が低減され、戸開閉動作がスムーズである。
戸当下部気密部品7は、図8に示すように、本体7Cと接触部材7Gとから構成される。本体7Cは、底部7Fと、この底部7Fからそれぞれ鉛直方向に延びる第1の鉛直部7D及び第2の鉛直部7Eとを有し、これらにより凹部を形成する。第1の鉛直部7Dと第2の鉛直部7Eは、平行に設けられており、第1の鉛直部7Dは、第2の鉛直部7Eよりも水平方向に長く、鉛直方向に短い寸法となっている。一方、接触部材7Gは、この第1の鉛直部7Dから下方に延びたL字状を成し、下部気密部品6の接触部6Aと同様の形状をなす接触部7Aを形成している。
戸当下部気密部品7の本体7Cの凹部は、引き戸3の戸当面3Aの下端に成形された切欠き部3Bに嵌め込み可能で、嵌め込むと、第1の鉛直部7Dの内面が戸当面3Aの外側と当接し、第2の鉛直部7Eの内面が戸当面3Aの内側と当接するとともに、底部7Fの内面が切欠き部3Bの縁部と当接する。また、底部7Fの外面は、下部気密部品6の固定部6Bに当接する。ここで、第2の鉛直部7Eは、水平方向の寸法が戸当面3Aの幅よりも短くなっている。このため、戸当下部気密部品7を戸当面3Aの下端に成形された切欠き部3Bに嵌め込むと、引き戸3のコ字状部の内側には、コ字の向かい合う2つの面と第2の鉛直部7Eの両側面との間に、それぞれ空間11が生じる。
図6に示すように、戸当下部気密部品7の接触部7Aも、敷居4の溝を形成する鉛直面のうち、乗りかご(図示せず)側と常に当接しているが、戸開閉時は摩擦抵抗が低減される形状になっているので、戸開閉動作がスムーズである。なお、戸当下部気密部品7は、弾性材、例えば、クロロプレンゴム、エチレンプロピレンゴム等から成る。このため、戸当下部気密部品7の凹部を形成する第1及び第2の鉛直部7D、7Eは、引き戸3の開閉方向に弾性力を有し、前記凹部を引き戸3の戸当面3Aの下端に成形された切欠き部3Bに挿入すると、第1及び第2の鉛直部7D、7Eは、弾性力により引き戸3の戸当面3Aの切欠き部3Bを含む下端を挟み込み、これにより戸当面3Aの下端を嵌合することができる。
なお、第1の鉛直部7Dは、第2の鉛直部7Eと比べて、鉛直方向に短い寸法となっているとしたが、これに限らず、同じ寸法でも良い。
戸当下部気密部品7の本体7Cの凹部の溝を下方から図5に示す、引き戸3の戸当面3Aの下端の切欠き部3Bに向けた状態で当該凹部の溝を切欠き部3Bに嵌め込む。これにより戸当下部気密部品7と切欠き部とが嵌合する。戸当下部気密部品7を引き戸3の切欠き部3Bに嵌合すると、戸当下部気密部品7の当接部7Bは、戸当気密部品5の下端と当接するので、気密性が向上する。ここで、引き戸3のコ字状部の内側には、コ字の向かい合う2つの面と第2の鉛直部7Eの両側面との間にそれぞれ空間11が生じる。この空間11の分、図6に示す矢印aの方向に、戸当下部気密部品7は、取付位置を調整できる。これにより、据付誤差に応じて、戸当下部気密部品7の敷居4への押圧量を調整し、良好な気密状態を確保できる。なお、戸当下部気密部品7の取付位置を調整しても、当接部7Bは戸当気密部品5の下端と常に当接している。戸当下部気密部品7の取付位置を調整した後に、下部気密部品6を引き戸3の下端に取付ける。下部気密部品6を固定すると、下部気密部品6の固定部6Bが戸当下部気密部品7の底部7Fに当接し、戸当下部気密部品7を固定する。これにより、戸当下部気密部品7は、上下方向と戸開閉方向への移動が規制されるため、脱落の恐れがない。また、戸当下部気密部品7の固定は、下部気密部品6を引き戸3から取外すことで解除されるので、保守交換時の作業も容易である。
この実施の形態におけるエレベータの出入口装置においては、図9及び図11に示すように、戸全閉時に引き戸3,3の戸当面3A,3Aの下部と敷居4との間に生じる隙間を戸当下部気密部品7が閉塞する。これにより、乗りかごの気密性が向上する。
図13から図16に基づいて、この形態のエレベータの出入口装置について説明する。図13は、この発明の実施の形態2を示すエレベータの出入口装置の要部斜視図である。図14は、この発明の実施の形態2を示すエレベータの出入口装置の要部を戸当側から見た側面図である。図15及び図16は、それぞれ、実施の形態2に関する図11及び図12と同態様の図である。
この実施の形態における戸当気密部品9は、引き戸3の戸当面に上下に渡って、埋め込んで設けられる。戸当気密部9は、水平断面形状が半円になっている。下部気密部品6と戸当下部気密部品7は、実施の形態1と同じである。また、その他の構成も、実施の形態1と同じである。この実施の形態においても、戸当下部気密部品7の当接部7Bは、戸当気密部品9の下端と常に当接している。さらに、図14に示す矢印bの方向に、戸当下部気密部品7は、取付位置を調整できる。
Claims (5)
- エレベータの乗りかごの出入口を水平方向に開閉する両開き式の引き戸と、
前記出入口の下部に設けられ、前記引き戸を開閉方向に案内する敷居と、
前記引き戸の戸当側端部に設けられ、戸閉時に前記引き戸間の隙間を閉塞する第1の気密部品と、
前記引き戸の下端に設けられ、前記引き戸と前記敷居との隙間を閉塞する第2の気密部品と、
前記引き戸の戸当面の下端に、前記第1の気密部品の下端及び前記第2の気密部品の戸当側端部と当接するように設けられ、戸閉時に前記引き戸の戸当下部と前記敷居との隙間を閉塞する前記第2の気密部品とは別体の第3の気密部品とを備え、
前記第2の気密部品は、前記第2の気密部品の戸当側端部に形成された段部と、前記乗りかご側に突出し前記敷居の溝に挿入される突出部とを有し、
前記第3の気密部品は、前記引き戸の戸当面の下端に嵌合しその底部が前記段部に当接する凹部と、この凹部の下方に設けられ前記第2の気密部品の突出部の戸当側端部に当接する前記乗りかご側に延びる接触部とを有するエレベータの出入口装置。 - 前記第3の気密部品の凹部は、前記底部及び当該底部から鉛直上方に延びる第1の鉛直部と第2の鉛直部とから形成され、
前記第1の鉛直部の内面が前記引き戸の戸当面の外側と当接し、前記第2の鉛直部の内面が前記引き戸の戸当面の内側と当接し、前記第1の鉛直部の方が前記第2の鉛直部より水平方向の寸法が長い請求項1に記載のエレベータの出入口装置。 - 前記第3の気密部品は、前記第2の鉛直部の水平方向の寸法が前記引き戸の戸当面の幅よりも短い請求項2に記載のエレベータの出入口装置。
- 前記第3の気密部品の接触部及び前記第2の気密部品の突出部の形状は鉛直断面が曲面である請求項1に記載のエレベータの出入口装置。
- 前記第3の気密部品は弾性材から成る請求項1から請求項4のいずれかに記載のエレベータの出入口装置。
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