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JP2012131583A - エレベータのかご救出口装置 - Google Patents

エレベータのかご救出口装置 Download PDF

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JP2012131583A
JP2012131583A JP2010282850A JP2010282850A JP2012131583A JP 2012131583 A JP2012131583 A JP 2012131583A JP 2010282850 A JP2010282850 A JP 2010282850A JP 2010282850 A JP2010282850 A JP 2010282850A JP 2012131583 A JP2012131583 A JP 2012131583A
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Kazuya Shindo
和也 新道
Takahide Ishiguro
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Abstract

【課題】かご室内の密閉化及び低騒音化をより確実に図ることができるエレベータのかご救出口装置を得る。
【解決手段】エレベータのかご救出口装置12は、内パネル13に設けられた内側救出口15を開閉する内戸17と、外パネル14の面に沿った所定の方向について往復移動することにより、外パネル14に設けられた外側救出口16を開閉する外戸18と、外戸18を案内する案内装置19と、外戸18が外側救出口16を閉じる位置にあるときに、外戸18の周縁部と外パネル14との間の隙間を密閉するパッキン21とを有している。案内装置19は、外戸18の移動方向に沿ったレール溝25がそれぞれ設けられた一対の戸レール24を有している。各戸レール24は、外戸18の端部がレール溝25に挿入された状態で外戸18を挟んで外パネル14の面に設けられている。
【選択図】図2

Description

この発明は、二重構造の縦壁を有するかごに設けられ、縦壁に設けられた救出口を開閉可能なエレベータのかご救出口装置に関するものである。
従来のエレベータでは、エレベータの高速化に伴い、かご室内の気圧を所定の気圧に保つための気圧制御装置がかご室に設けられることがある。かご室内の気圧を保つためには、かご室内の密閉化が必要となる。一方、従来、例えば停電等の事故が発生したときにかご室内の乗客を救出するために、かご室の縦壁に救出口を設け、救出口を扉により開閉するようにしたエレベータが知られている。
従来、かご室内の密閉化及び低騒音化を図るとともに、非常時にかご室内の乗客を救出可能とするために、かご室の縦壁を二重構造とし、かご室の縦壁に設けられた救出口を開閉する扉も内扉及び外扉の二重構造としたエレベータが提案されている。内扉及び外扉は、いずれも蝶番で縦壁に取り付けられている。従って、救出口は、内扉及び外扉が蝶番を中心に回動されることにより開閉される。外扉が救出口を閉じているときには、外扉の外周と縦壁の外壁との間がパッキンにより密封される(例えば特許文献1参照)。
特開2002−160874号公報
しかし、外扉が蝶番により回動される構造であるため、かご室内外の気圧の変動により、救出口を開く方向へ外扉に圧力がかかったときに、外扉と縦壁との間に隙間が生じ、パッキンの機能が発揮されなくなるおそれがある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、かご室内の密閉化及び低騒音化をより確実に図ることができるエレベータのかご救出口装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータのかご救出口装置は、内側救出口が設けられた内パネルと、内側救出口に対向する外側救出口が設けられ、内パネルよりも外側に配置された外パネルとにより構成された二重構造の縦壁を有するかごに設けられたエレベータのかご救出口装置であって、内側救出口を開閉する内戸、外パネルの面に沿った所定の方向について往復移動することにより外側救出口を開閉する外戸、外戸の移動方向に沿ったレール溝がそれぞれ設けられ、外戸の端部がレール溝に挿入された状態で外戸を挟んで外パネルの面に設けられた一対の戸レールを有し、外戸を各レール溝に沿って案内する案内装置、及び外戸が外側救出口を閉じる位置にあるときに、外戸の周縁部と外パネルとの間の隙間を密閉するパッキンを備えている。
この発明に係るエレベータのかご救出口装置では、外戸の移動方向に沿ったレール溝が一対の戸レールにそれぞれ設けられ、外戸の端部がレール溝に挿入された状態で各戸レールが外戸を挟んで外パネルの面に設けられているので、かご室の内外で気圧差が生じて、外戸がパッキンから離れる方向へ圧力を受けた場合であっても、パッキンから離れる方向への外戸の変位を各レール溝の規制により阻止することができ、外戸と外パネルとの間に隙間が生じることを防止することができる。従って、かご室内の密閉化及び低騒音化をより確実に図ることができる。
この発明の実施の形態1によるエレベータのかごを示す斜視図である。 図1のII-II線に沿った断面図である。 図2のIII-III線に沿った断面図である。 図2のIV部を示す拡大図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータのかごを示す斜視図である。図において、昇降路内を昇降されるかご1は、かご室2と、かご室2を支持するかご枠3とを有している。
かご枠3は、かご室2が載せられた下枠4と、かご室2の上方に位置する上枠5と、下枠4及び上枠5間にそれぞれ固定され、かご室2を挟んで配置された一対の縦枠6とを有している。これにより、かご室2は、かご枠3により囲まれている。
かご室2は、かご床7と、かご床7の上方に位置するかご天井8と、かご床7及びかご天井8のそれぞれの周縁部間に固定され、かご床7とかご天井8との間の空間を囲む縦壁9とを有している。
縦壁9は、かご室2の奥行き方向について互いに対向する正面壁部9a及び背面壁部9bと、かご室2の幅方向について互いに対向する一対の側面壁部9cとを有している。正面壁部9aには、一対のかごドア10により開閉されるかご出入口11が設けられている。各側面壁部9cのいずれか一方には、例えば停電等の事故が発生したときのような非常時にかご室2内の乗客を救出するためのかご救出口装置12が設けられている。
図2は図1のII-II線に沿った断面図、図3は図2のIII-III線に沿った断面図である。図において、縦壁9(即ち、正面壁部9a、背面壁部9b及び各側面壁部9c)は、内パネル13と、かご室2内からみて内パネル13よりも外側に配置された外パネル14とにより構成された二重構造の壁となっている。
かご救出口装置12が設けられた側面壁部9cの内パネル13には、内側救出口15が設けられている。かご救出口装置12が設けられた側面壁部9cの外パネル14には、外側救出口16が設けられている。内側救出口15及び外側救出口16は、側面壁部9cの厚さ方向について互いに対向している。なお、かご室2の内外を連通するかご救出口は、内側救出口15及び外側救出口16により構成されている。
かご救出口装置12は、内側救出口15を開閉する内戸17と、外側救出口16を開閉する外戸18と、外パネル14に設けられ、外戸18を案内する案内装置19(図3)と、外パネル14に設けられ、外戸18の戸閉方向への移動を規制する戸当たり部材20(図2)と、外戸18が外側救出口16を閉じる位置にあるときに、外戸18の周縁部と外パネル14との間の隙間を密閉するゴム製又は樹脂製のパッキン21とを有している。
内戸17は、図示しない蝶番により内パネル13に取り付けられている。内戸17は、内パネル13に対して蝶番の軸を中心に回動可能になっている。これにより、内戸17は、内パネル13に対する回動により内側救出口15を開閉する開き戸とされている。蝶番の軸は、上下方向に沿って配置されている。内戸17は、かご室2の内側へ回動されることにより内側救出口15を開く内開きの戸になっている。
外戸18は、外パネル14の面に沿った所定の方向について往復移動することにより外側救出口16を開閉する引き戸とされている。この例では、外戸18の移動方向が、図2の矢印Aで示されるように、外側救出口16の間口方向(幅方向)とされている。
また、外戸18は、外パネル14に平行な戸板22と、戸板22にそれぞれ固定され、戸板22を補強する複数本の補強材23とを有している。戸板22は、戸板22の幅方向を外戸18の移動方向と一致させて配置されている。各補強材23は、上下方向に沿って配置され、戸板22の幅方向へ互いに間隔を置いて戸板22にそれぞれ固定されている。
案内装置19は、図3に示すように、外戸18を挟んで外パネル14の面に設けられた一対の戸レール24を有している。この例では、各戸レール24が上下方向について外戸18を挟んでいる。従って、一方の戸レール24は外側救出口16の上部に配置され、他方の戸レール24は外側救出口16の下部に配置されている。各戸レール24は、外パネル14の内パネル13側の面にそれぞれ固定されている。また、各戸レール24は、外戸18の移動範囲全体に亘って互いに平行に配置されている。
各戸レール24には、外戸18の移動方向に沿ったレール溝25がそれぞれ設けられている。各レール溝25には、外戸18の端部がそれぞれ挿入されている。この例では、外側救出口16の上部に配置された戸レール24のレール溝25に外戸18の上端部が挿入され、外側救出口16の下部に配置された戸レール24のレール溝25に外戸18の下端部が挿入されている。
各戸レール24は、外パネル14の面に垂直な方向(即ち、側面壁部9cの厚さ方向)について外パネル14に対する外戸18の位置を各レール溝25の規制により保ちながら、外戸18を各レール溝25に沿って外側救出口16の間口方向へ案内する。
戸当たり部材20は、図2に示すように、外側救出口16の戸閉側の位置に上下方向に沿って配置されている。また、戸当たり部材20は、外パネル14の内パネル13側の面に固定されている。
戸当たり部材20には、上下方向に沿った受け溝26が設けられている。受け溝26には、外戸18が外側救出口16を閉じる位置に達することにより外戸18の戸閉側端部が挿入される。戸当たり部材20は、外戸18の戸閉側端部が受け溝26に挿入されることにより、外戸18の戸閉方向への移動を阻止する。外戸18の戸閉側端部が受け溝26に挿入されている状態では、外パネル14の面に垂直な方向について、外パネル14に対する外戸18の位置が受け溝26の規制により保たれる。
パッキン21は、外側救出口16を囲んで配置されている。この例では、パッキン21が外側救出口16の上下左右の4辺に沿って配置されている。また、パッキン21は、外パネル14の内パネル13側の面に固定されている。さらに、パッキン21は、各戸レール24及び戸当たり部材20のそれぞれよりも外側救出口16に近い位置に配置されている。この例では、パッキン21は、各戸レール24及び戸当たり部材20のそれぞれの外側救出口16側の面に接触した状態で外パネル14に固定されている。パッキン21の厚さ寸法は、各レール溝25及び受け溝26の外パネル14からの距離に合わせて設定されている。
外戸18は、内パネル13側からパッキン21に隙間なく接触した状態で、外側救出口16の間口方向へ移動される。外戸18が外側救出口16を閉じる位置にあるときには、外戸18の周縁部と外パネル14との間の隙間がパッキン21により密閉される。これにより、内パネル13と外パネル14との間の空間に外側救出口16を通して外気が進入することが阻止される。
図4は、図2のIV部を示す拡大図である。図において、外戸18の戸閉側端部には、戸板22から戸板22の厚さ方向へ突出する突出部(補強部)27が設けられている。突出部27は、戸板22の高さ寸法の全体に亘って設けられている。これにより、外戸18の戸閉側端部は、外戸18の戸開側端部よりも、戸板22の厚さ方向について補強されている。これにより、外戸18の戸閉側端部において、戸板22の厚さ方向への外戸18の撓みが抑制される。この例では、戸板22及び突出部27が一枚の板を折り曲げることにより一体に形成されている。
突出部27は、外側救出口16の戸開側の位置に配置されたパッキン21に対して、外戸18の移動方向について係合可能になっている。また、突出部27は、外戸18が外側救出口16を閉じる位置にあるときにパッキン21に係合され、外戸18が外側救出口16を閉じる位置から外れるとパッキン21から離れるようになっている。突出部27がパッキン21に係合されているときには、突出部27が外戸18の戸閉方向へパッキン21に隙間なく接触している。これにより、外戸18が外側救出口16を閉じる位置にあるときには、外パネル14に垂直な方向だけでなく、外戸18の移動方向についても、外戸18の戸開側端部がパッキン21に隙間なく接触している。
次に、動作について説明する。エレベータの通常運転時には、内側救出口15が内戸17により閉じられ、外側救出口16が外戸18により閉じられている。例えば停電等の事故が発生したときには、内戸17をかご室2の内側へ回動させるとともに、外戸18を外側救出口16の間口方向へ移動させて、内側救出口15及び外側救出口16のそれぞれを開くことにより、かご室2内の乗客の救出が可能になる。
かご室2内の気圧がかご室2外の気圧よりも高くなると、外戸18はかご室2内からかご室2外へ押される圧力を受ける。従って、外戸18が外側救出口16を閉じる位置にあるときには、外戸18の周縁部がパッキン21に押し付けられる方向へ外戸18に圧力がかかる。この場合には、外戸18と外パネル14との間の密閉状態が強化され、外戸18と外パネル14との間に隙間が生じることが防止される。
一方、かご室2内の気圧がかご室2外の気圧よりも低くなると、外戸18はかご室2外からかご室2内へ押される圧力を受ける。従って、外戸18には、パッキン21から離れる方向へ圧力がかかる。
パッキン21から離れる方向へ外戸18に圧力がかかる状態であっても、外戸18が外側救出口16を閉じる位置にあるときには、外戸18の上端部及び下端部がレール溝25にそれぞれ挿入され、外戸18の戸閉側端部が受け溝26に挿入されているので、外戸18の上端部、下端部及び戸閉側端部のそれぞれの外パネル14に対する変位が阻止され、外戸18の上端部、下端部及び戸閉側端部のそれぞれと外パネル14との間に隙間が生じることが防止される。また、外戸18の戸開側端部には、外戸18を補強する突出部27が設けられているので、外戸18が受ける圧力によって外戸18の戸開側端部が戸板22の厚さ方向へ撓むことが抑制され、外戸18の戸開側端部と外パネル14との間に隙間が生じることが防止される。従って、外戸18の全周に亘って外戸18と外パネル14との間に隙間が生じることが防止され、外戸18の周縁部と外パネル14との間の密閉状態が維持される。
外戸18の戸開側端部が戸板22の厚さ方向へ撓む場合であっても、突出部27が外戸18の戸閉方向へパッキン21に押し付けられているので、突出部27がパッキン21に接触しながら変位されるだけで、突出部27がパッキン21から離れることが防止され、外戸18の戸開側端部と外パネル14との間に隙間が生じることが防止される。
このようなエレベータのかご救出口装置12では、引き戸である外戸18の移動方向に沿ったレール溝25が一対の戸レール24にそれぞれ設けられ、外戸18の上端部及び下端部がレール溝25に個別に挿入された状態で各戸レール24が外戸18を挟んで外パネル14の面に設けられているので、かご室2の内外で気圧差が生じて、外戸18がパッキン21から離れる方向へ圧力を受けた場合であっても、パッキン21から離れる方向への外戸18の変位を各レール溝25の規制により阻止することができ、外戸18と外パネル14との間に隙間が生じることを防止することができる。従って、かご室2内の密閉化及び低騒音化をより確実に図ることができる。
また、受け溝26が設けられた戸当たり部材20が外パネル14に設けられ、外戸18が外側救出口16を閉じる位置に達することにより外戸18の戸閉側端部が受け溝26に挿入されるようになっているので、外戸18がパッキン21から離れる方向へ圧力を受けた場合に、外戸18の戸閉側端部が撓むことを受け溝26の規制により防止することができ、外戸18の戸閉側端部と外パネル14との間に隙間が生じることをさらに確実に防止することができる。従って、かご室2内の密閉化及び低騒音化をさらに確実に図ることができる。
また、外戸18の戸開側端部には、外戸18の厚さ方向について外戸18を補強する突出部27が設けられているので、外戸18がパッキン21から離れる方向へ圧力を受けた場合に、外戸18の戸開側端部が撓むことを抑制することができ、外戸18の戸開側端部と外パネル14との間に隙間が生じることをさらに確実に防止することができる。従って、かご室2内の密閉化及び低騒音化をさらに確実に図ることができる。
また、外戸18の移動方向は、外側救出口16の間口方向とされているので、外戸18を容易に移動させることができる。
また、突出部27は、外戸18が外側救出口16を閉じる位置にあるときに、外戸18の戸閉方向へパッキン21に押し付けられるようになっているので、外戸18の戸開側端部が撓むようなことがあったとしても、突出部27をパッキン21に接触させながら変位させることができ、外戸18の戸開側端部と外パネル14との間に隙間が生じることをさらに確実に防止することができる。
なお、上記の例では、戸当たり部材20に受け溝26が設けられているが、かご室2の内外の気圧差によって生じる圧力を受けたときであっても撓みにくい十分な強度を外戸18が有しているのであれば、戸当たり部材20に受け溝26はなくてもよい。
また、上記の例では、外戸18の戸開側端部に突出部27が設けられているが、かご室2の内外の気圧差によって生じる圧力を受けたときであっても撓みにくい十分な強度を外戸18の戸開側端部が有しているのであれば、突出部27はなくてもよい。
また、上記の例では、パッキン21が外パネル14に固定されているが、外戸18の周縁部にパッキン21を固定して、パッキン21が外戸18と一体に移動されるようになっていてもよい。
また、上記の例では、外戸18の移動方向が外側救出口16の間口方向とされているが、外戸18の移動方向を上下方向としてもよい。この場合、各戸レール24は、外戸18を挟んだ状態で外戸18の移動方向である上下方向に沿って配置される。また、一方の戸レール24のレール溝25には、外側救出口16の間口方向についての外戸18の一端部が挿入され、他方の戸レール24のレール溝25には、外側救出口16の間口方向についての外戸18の他端部が挿入される。さらに、戸当たり部材20は、外側救出口16の下部に配置される。このようにしても、パッキン21から離れる方向への外戸18の変位を各レール溝25の規制により阻止することができ、外戸18と外パネル14との間に隙間が生じることを防止することができる。
また、上記の例では、かご救出口装置12が一方の側面壁部9cにのみ設けられているが、かご救出口装置12が設けられる位置は縦壁9であればよく、例えば他方の側面壁部9cや背面壁部9bにかご救出口装置12を設けてもよい。
また、上記の例では、内パネル13に対して回動されることにより内側救出口15を開閉する開き戸が内戸17として内パネル13に取り付けられているが、内パネル13の面に沿った所定の方向へ移動することにより内側救出口15を開閉する引き戸を内戸17として内パネル13に取り付けてもよい。この場合、外戸18の場合と同様に、内戸17を案内する各戸レールは、内戸17の端部がレール溝に挿入された状態で内戸17を挟んで内パネル13にそれぞれ設けられる。また、内戸17の戸閉方向への移動を規制する戸当たり部材は、内側救出口15の戸閉側の位置に設けられる。
12 かご救出口装置、13 内パネル、14 外パネル、15 内側救出口、16 外側救出口、17 内戸、18 外戸、19 案内装置、20 戸当たり部材、21 パッキン、24 戸レール、25 レール溝、26 受け溝、27 突出部(補強部)。

Claims (4)

  1. 内側救出口が設けられた内パネルと、上記内側救出口に対向する外側救出口が設けられ、上記内パネルよりも外側に配置された外パネルとにより構成された二重構造の縦壁を有するかごに設けられたエレベータのかご救出口装置であって、
    上記内側救出口を開閉する内戸、
    上記外パネルの面に沿った所定の方向について往復移動することにより上記外側救出口を開閉する外戸、
    上記外戸の移動方向に沿ったレール溝がそれぞれ設けられ、上記外戸の端部が上記レール溝に挿入された状態で上記外戸を挟んで上記外パネルの面に設けられた一対の戸レールを有し、上記外戸を各上記レール溝に沿って案内する案内装置、及び
    上記外戸が上記外側救出口を閉じる位置にあるときに、上記外戸の周縁部と上記外パネルとの間の隙間を密閉するパッキン
    を備えていることを特徴とするエレベータのかご救出口装置。
  2. 上記外戸が上記外側救出口を閉じる位置に達することにより上記外戸の戸閉側端部が挿入される受け溝が設けられ、上記外パネルに設けられた戸当たり部材
    をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータのかご救出口装置。
  3. 上記外戸の戸開側端部には、上記外戸の撓みを抑制するための補強部が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータのかご救出口装置。
  4. 上記外戸の移動方向は、上記外側救出口の間口方向又は上下方向であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のエレベータのかご救出口装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104860164A (zh) * 2014-02-24 2015-08-26 株式会社日立制作所 救出口装置和电梯设备
CN115303909A (zh) * 2022-08-18 2022-11-08 厦门市特种设备检验检测院 一种曳引电梯用可便利使用者进行逃生的安全轿厢

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