JP6233778B2 - 不織布 - Google Patents
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Description
特許文献1には、第1面側に突出する第1突出部と、それとは反対側の第2面側に突出する第2突出部とが、不織布の平面視において第1方向と第2方向との2つの方向に向け複数交互に広がった不織布が記載されている。
特許文献2には、エンボスを規則的パターンで付与することで、エンボス線又はエンボス影響線によって網目状に画成された多数の画成領域を形成するとともに、各画成領域が外方に突出する隆起部を成し、かつ各画成領域の略中央部に内方に凹陥する窪み部を有する表面シートが記載されている。
特許文献3には、着用者の肌側に向けて突出して多数の凸部を形成していると共に、隣り合う該凸部間が、前記上層と前記下層とが接合されて形成された接合部を含む凹部となっており、前記凸部及び前記凹部は、交互に且つ一方向に列をなすように配置されており、更に該列が多列に配置されている吸収性物品用のシートが記載されている。
本発明の不織布10は例えば生理用ナプキン、使い捨ておむつ、失禁パッドなどの吸収性物品の表面シートに適用することが好ましく、第1面側Z1を着用者の肌面側に向けて用い、第2面側Z2を物品内部の吸収体(図示せず)側に配置して用いることが好ましい。以下、図面に示した不織布10の第1面側Z1を着用者の肌面に向けて用いる実施態様を考慮して説明するが、本発明がこれにより限定して解釈されるものではない。
上記第1面側Z1からみた凸部が第1突出部11であり、凹部が第2突出部12となる。また、第2面側Z2からみた凸部が第2突出部12であり、凹部が第1突出部11となる。したがって、第1突出部11と第2突出部12とは一部が共有されている。
さらに第1突出部11、第2突出部12、壁部13を明確にするために、不織布10の厚み方向の高さを3等分して、上部を第1突出部11、中間部を壁部13(14)、下部を第2突出部12と定義する。また、隣接する第1突出部11同士を連続させる第1面側Z1方向で最も高い位置を繋ぐ部分が尾根部であるが、第1突出部11と尾根部15とでみた場合に、第1突出部頂部11Tと尾根部15の最も低い位置とを第1面側Z1方向で2等分した下部を尾根部15とする。
具体的には、第1突出部頂部11Tとその内部空間11Kの開口部11Hの縁部を結ぶ方向に繊維配向性を有する。言い換えれば、壁部13の起立する方向に繊維配向性を有する。したがって、第1突出部頂部11Tに向かうような放射状の繊維配向性を有している。なお、第1突出部頂部11Tと内部空間11Kの開口部11Hの縁部を結ぶ方向、及び壁部13の起立する方向とは、不織布における厚み方向に概ね一致している。
第2突出部12の壁部14(13)を構成する繊維は、第2突出部頂部12Tとその内部空間12Kの開口部12Hの縁部を結ぶ方向に繊維配向性を有する。この壁部14の繊維配向性は、上述の壁部13と共通部分では、壁部13の繊維配向性と同じになっている。なお、第2突出部頂部12Tと内部空間12Kの開口部12Hの縁部を結ぶ方向、及び壁部13の起立する方向とは、不織布における厚み方向に概ね一致している。
壁部13の厚み方向に配向した繊維によって、液がスムースに繊維を伝い流れることによって、不織布10の下面に配された吸収体(図示せず)に移行し、且つ、壁部13の繊維配向性により液戻りが少なくなることからも、サラッとした肌触りが実現される。また、上述した構造の維持による不織布10自体の通気性に優れることにより、カブレの防止に役立つ。
このように上記不織布10は、面方向に連続した構造を有していることが好ましい。この「連続」とは、断続した部分や小孔がないことを意味する。ただし、繊維間の隙間のような微細孔は上記小孔に含めない。上記小孔とは、例えば、その孔径が円相当の直径で1.0mm以上のものと定義することができる。
・クッション性
基本形態の不織布10は表裏の片面だけではなく、両面において突出した第1突出部11および第2突出部12を有するため、その構造に特有のクッション性を発現する。例えば片面の突起ではどうしても面としての弾力性を発現することとなるが、本実施形態によれば三次元的な動きに対してもよく追従して両面において点で支持された立体的なクッション性を奏する。また、壁部13においてはその壁の起立する方向に向け配向した繊維の配向性を有する。そのため、ここにしっかりとしたコシが生まれ、繊維が厚み方向に潰れてしまうことのない適度のクッション性を実現する。さらに、上述した壁部13の繊維配向性により、押圧力を受けて不織布が潰されても、その形状復元力が大きく、梱包状態や着用が継続されても初期のクッション力を喪失しにくい。
・肌触り
基本形態の不織布10には両面方向に第1突出部11及び第の突出部12があり、それらの頂部11T、12Tは丸みを帯びている。そのため、そのどちらの面を肌面側にしても、不織布10(例えば、表面シート)が肌に対して点で柔らかく接触する良好な肌触りが実現される。上記の良好なクッション性に起因する作用もあり、点接触による動的な作用と相俟って、独特の良好な肌触りが得られる。また、排泄等を受けたときにも、上述した点接触が効果を奏し、サラッとした肌触りが実現される。
・排泄物の捕集性
基本形態の不織布10においては、その両面に突出する第1突出部11および第2突出部12がある。そしてそのそれぞれに、内部に形成された第1内部空間11K及び第2内部空間12Kがある。したがって、排泄液や排泄物の物性に応じて多様な形態でこれらを捕集し対応することができる。例えば、図1の不織布10の第1面側Z1を肌面側としたと想定して説明すると、粘度が高く浸透性の低い排泄物であれば、不織布10の表面シートを透過せずに、内部空間12Kに一時その排泄物がストックされる。一方、粘度が低く透過しやすい排泄液であれば、表面シートを透過したのち、内部空間11Kに、あるいはその下方に下層シートがある場合にはその上にこれが捕集される。このいずれの場合にも、肌面にまず当たる部分が第1突出部の頂部11Tであり、上記捕集された排泄液ないし排泄物は肌に接触しにくくされている。これにより、尿や便、経血や下り物の排泄ののちにも、幅広く対応して極めて良好なサラッと感じが持続される。
図3に示すように、第1実施形態の不織布10aは、上記基本形態の不織布10において、第1突出部11と第2突出部12とが壁部13(14)で一体化され、第1突出部11と第2突出部12とを繋ぐ壁部13(14)は、該壁部13(14)が圧せられた圧着部(以下、壁部圧着部ともいう。)16を有する。
壁部圧着部16の平面視した形状は、円形、楕円形、長円形、矩形、等の種々の形状をとることができるが、円形もしくは長円形、楕円形が好ましい。この壁部圧着部16の面積は、弾性を向上させて、不織布のヨレを抑制し、クッション性を向上させるという観点から、好ましくは0.25mm2以上、より好ましくは1.0mm2以上であり、柔らかさを有するという観点から、好ましくは5.0mm2以下、より好ましくは3.0mm2以下である。そして好ましくは0.25mm2以上5.0mm2以下であり、より好ましくは1.0mm2以上3.0mm2以下である。
壁部圧着部16の厚みは、ヨレ難さという観点から、好ましくは0.1mm以上、より好ましくは0.2mm以上であり、弾性を向上させて、壁部のヨレを抑制し、クッション性を向上させるという観点から、好ましくは1.0mm以下、より好ましくは0.5mm以下である。そして好ましくは0.1mm以上1.0mm以下であり、より好ましくは0.2mm以上0.5mm以下である。
また、壁部圧着部16の面積率は、弾性を向上させて、壁部のヨレを抑制し、液残り量を低減させるという観点から、好ましくは5%以上、より好ましくは15%以上、さらに好ましくは30%以上であり、ヨレ難くするという観点から、好ましくは70%以下、より好ましくは60%以下、さらに好ましくは55%以下である。そして好ましくは5%以上70%以下であり、より好ましくは15%以上60%以下であり、さらに好ましくは30%以上55%以下である。
尾根部圧着部17は、の平面視した形状は、円形、楕円形、長円形、矩形、等の種々の形状をとることができるが、円形もしくは長円形、楕円形が好ましい。この尾根部圧着部17の面積は、密度が増し、液残り量を低減させるという観点から、好ましくは0.25mm2以上、より好ましくは1.0mm2以上であり、硬くならないためという観点から、好ましくは5.0mm2以下、より好ましくは3.0mm2以下である。そして好ましくは0.25mm2以上5.0mm2以下であり、より好ましくは1.0mm2以上3.0mm2以下である。
尾根部圧着部17の厚みは、液残り量低減という観点から、好ましくは0.1mm以上、より好ましくは0.3mm以上であり、肌触りを向上させるという観点から、好ましくは1.0mm以下、より好ましくは0.8mm以下である。そして好ましくは0.1mm以上1.0mm以下であり、より好ましくは0.3mm以上0.8mm以下である。
また、尾根部圧着部17の面積率は、密度が増し、液残り量を低減させるという観点から、好ましくは5%以上、より好ましくは10%以上、さらに好ましくは25%以上であり、肌触りという観点から、好ましくは50%以下、より好ましくは40%以下、さらに好ましくは35%以下である。そして好ましくは5%以上50%以下であり、より好ましくは15%以上40%以下であり、さらに好ましくは25%以上35%以下である。
そして、図示はしていないが、上記壁部圧着部16とともに尾根部圧着部17を配することがより好ましい。
第2突出部圧着部18は、の平面視した形状は、円形、楕円形、長円形、矩形、等の種々の形状をとることができるが、円形もしくは長円形、楕円形が好ましい。この第2突出部圧着部18の面積は、第1突出部や壁部より密度が増し、液残り量を低減させるという観点から、好ましくは0.25mm2以上、より好ましくは1.0mm2以上であり、柔らかさという観点から、好ましくは5.0mm2以下、より好ましくは3.0mm2以下である。そして好ましくは0.25mm2以上5.0mm2以下であり、より好ましくは1.0mm2以上3.0mm2以下である。
第2突出部圧着部18の厚みは、第2突出部の密度を向上させて、液の引き込み性という観点から、好ましくは0.1mm以上、より好ましくは0.3mm以上であり、柔らかさを向上させるという観点から、好ましくは1.0mm以下、より好ましくは0.8mm以下である。そして好ましくは0.1mm以上1.0mm以下であり、より好ましくは0.3mm以上0.8mm以下である。
また、第2突出部圧着部18の面積率は、第2突出部の密度を向上させて、液の引き込み性を向上させるという観点から、好ましくは5%以上、より好ましくは10%以上、さらに好ましくは25%以上であり、柔らかさという観点から、好ましくは50%以下、より好ましくは45%以下、さらに好ましくは40%以下である。そして好ましくは5%以上50%以下であり、より好ましくは10%以上45%以下であり、さらに好ましくは25%以上40%以下である。
そして、図示はしていないが、上記壁部圧着部16とともに第2突出部圧着部18を配することがより好ましく、上記壁部圧着部16、尾根部圧着部17とともに第2突出部圧着部18を配することがさらに好ましい。
まず壁部圧着部の面積率について説明する。4個の隣接する第1突出部11の頂点(平面視した場合の中心点)を結ぶ線で描かれる四角形(方形)の面積Sに対してその四角形内に含まれる圧着部16の総面積Saの比率を面積率とする。したがって、面積率は、面積率(%)=(Sa/S)×100%で表せる。
尾根部圧着部の面積率は、4個の隣接する第1突出部11の頂点(平面視した場合の中心点)を結ぶ線で描かれる四角形(方形)の面積Sに対してその四角形内に含まれる圧着部17の総面積Saの比率を面積率とする。したがって、面積率は上記同様に、面積率(%)=(Sa/S)×100%で表せる。
第2突出部圧着部の面積率は、隣接する第2突出部圧着部18の中心間を対角線とする四角形(方形)の面積Sに対してその四角形内に含まれる圧着部18の総面積Saとの比率を面積率とする。したがって、面積率は上記同様に、面積率(%)=(Sa/S)×100%で表せる。
壁部の圧着部は密度が高くなることにより壁部が弾性的に振る舞い、且つ、多く存在することによって、凹凸形状を維持しやすくなるので、ヨレ難い効果が得られる。
不織布10の厚さについては、不織布10を側面視したときの全体の厚さをシート厚みTSとし、その凹凸に湾曲したシートの局部的な厚さを層厚みTLとする。シート厚みTSは、用途によって適宜調節すればよいが、おむつや生理用品等の表面シートとして用いる場合、1mm以上7mm以下が好ましく、1.5mm以上5mm以下がより好ましい。その範囲とすることにより、使用時の体液吸収速度が速く、吸収体からの液戻りを抑え、さらには、適度なクッション性を実現することができる。層厚みTLは、不織布内の各部位において異なっていてよく、用途によって適宜調節すればよい。おむつや生理用品等の表面シートとして用いる場合、第1突出部頂部11Tの層厚みTL1は0.1mm以上3mm以下であることが好ましく、0.4mm以上2mm以下がより好ましい。好ましい層厚みの範囲としては第2突出部頂部12Tの層厚みTL2および壁部13の層厚みTL3も同様である。各層厚みTL1、TL2、TL3の関係は、TL1>TL3>TL2であることが好ましい。なお、各層厚みTL1、TL2、TL3は圧着部16、17、18を含まない。これにより、第1突出部11において、特に肌面側では、繊維密度が低く、良好な肌当たりを実現することができる。一方、第2突出部12は繊維密度が高くなり、潰れにくく、型崩れせずに良好なクッション性と液体の吸収速度に優れた不織布とすることができる。そして、壁部13(14)に圧着部16を配することでヨレ難くなり、さらにクッション性が優れる。また尾根部15に圧着部17を配することで、または、第2突出部12の頂部12Tに圧着部18を配することで、さらに液の引き込み性が増し、液残り性に優れる。
上記第1突出部11と第2突出部12との間隔は、用途によって適宜調節すればよく、おむつや生理用品等の表面シートとして用いる場合、1mm以上15mm以下が好ましく、3mm以上10mm以下がより好ましい。また上記不織布10の目付は特に限定されないが、シート全体の平均値で15g/m2以上50g/m2以下が好ましく、20g/m2以上40g/m2以下がより好ましい。
上述の不織布10は、壁部13(14)に壁部圧着部16を配したことにより、圧着部16を配した部分の壁部13(14)の繊維密度が高められることにより、弾性が高められ、それに伴ってクッション性がさらに向上する。また圧着部16の部分がしっかりするのでヨレ難くなる。
また尾根部15、第2突出部12の頂部12Tに尾根部圧着部17、第2突出部圧着部18を配したことにより、圧着部17、18を配した部分の尾根部15、第2突出部12の頂部12Tの繊維密度が密になる、言い換えれば繊維同士に間隔が短くなることにより、毛細管現象により液の引き込み性が高められ、液残り性に優れる。
上述の不織布10の製造方法は、以下の製造方法を適宜採用すればよい。
上記支持体110上にウエブ(繊維ウエブともいう)50を配して、ウエブ50に向けて第1の熱風W1を吹き付けた場合、図6(b)に示すように、支持体110の孔112に対応して第1突出部11が賦形され、突起111の位置に対応して第2突出部12が賦形される。したがって、平面視した側の第1面側Z1に突出し内部空間11Kを有する第1突出部11と、第1面側Z1とは反対側の第2面側Z2に突出し内部空間12Kを有する第2突出部12とは、平面視交差する異なるX方向とY方向のそれぞれに交互に連続して配されて、基本形態の不織布10が賦形される。この場合、突起111に対応して賦形された第2突出部12より孔112に対応して賦形された第1突出部11の繊維密度が低くなる。
なお、図面矢印は第1の熱風W1の流れを模式的に示している。
融着する前のウエブ50を、所定の厚みとなるようカード機(図示せず)からウエブを賦形する装置に供給する。賦形装置では、まず上記支持体110上に上記ウエブ50を搬送して定着させる。次いで、その支持体110上のウエブ50に第1の熱風W1を吹きつける(図6(a)の状態。)。そしてウエブ50を支持体110の形状に沿うように賦形する(図6(b)の状態。)。このときの第1の熱風W1の温度は、この種の製品に用いられる一般的な繊維材料を考慮すると、ウエブ50を構成する熱可塑性繊維の融点に対して0℃から70℃低いことが好ましく、5℃から50℃低いことがより好ましい。第1の熱風W1の風速は、支持体110の突起111の高さにもよるが、賦形性と風合いの観点から、20m/s以上150m/s以下に設定され、好ましくは30m/s以上100m/s以下である。風速がこの下限値より遅くなると、十分に賦形されなくなり、クッション性と排泄物のストック性と通気性の効果が十分に発揮されない。風速がこの上限値を超えると、第2突出部12の頂部に開孔が生じることになり、潰れやすくなり、クッション性と排泄物のストック性と通気性の効果が十分に発揮されない。さらに、開口部が生じると排泄物がその開孔部を通って逆戻りしやすくなる。
このようにして、凹凸形状に賦形した不織布10とする。
また、第2の熱風W2を吹き付けた後、ウエブ50の更なる形状安定化や毛羽立ちを減少させることを目的にさらにエアースルー工程を付与してもよい。
上記製造方法は、連続生産を考慮すると、製造装置(図示せず)は、上記支持体110を搬送可能なコンベア式またはドラム式のものとし、搬送されてくる凹凸形状を固定された不織布10を、ロール(図示せず)で巻き取っていく態様が挙げられる。
不織布10の設計における第1突出部11および第2突出部12の配置から壁部13(14)の配置を求め、壁部13(14)に所定の壁部圧着部16が形成されるように、エンボスロール210には、矢印方向に回転自在となっており、ロール面210Sにエンボス加工用突起(以下、エンボス突起という。)211が配置されている。このエンボス突起211は、不織布10に圧着部を作製する位置に対応して配置される。例えば、前記図3に示したように、第1突出部11および第2突出部12の周囲の壁部13(14)において、一つの突出部に対して16個の圧着部16が方形に囲むように配されるように、ロール面210Sに配されている。すなわち、エンボス突起211の配置が転写されて、不織布10に圧着部16がなされる。
上記エンボス突起211は、柱状を成し、好ましくは円柱、楕円中、長円中、角柱であり、より好ましくは円柱や角柱である。
このエンボスロール210に対向する位置には、矢印方向に回転自在となっている受けロール220が配されている。受けロール220は、エンボスロール210と同等の径を有していることが好ましいが、エンボスロール210よりも大きくても小さな径であってもエンボス加工は可能である。
壁部圧着部16を形成する場合には、前記図3に示した第1突出部11および第2突出部12の周囲の壁部13(14)に、各突出部のそれぞれに対して16個の圧着部16が点状にかつ方形に囲むように配されるように、各圧着部16を形成する位置に対応させてエンボス突起211をエンボスロール面210Sに配置する。すなわち、エンボス突起211の配置が転写されて圧着部16が形成されるように、エンボスロール面210S上にエンボス突起211が配置される。
上記エンボス突起211は、例えば、円柱端面の面積が2mm2(直径は1.6mm)の円柱である。エンボスロールのロール表面温度が130℃に設定されている。
上記エンボス突起211は、例えば、円柱端面の面積が1mm2(直径は1.1mm)の円柱である。エンボスロール210のロール表面温度が130℃に設定されている。このエンボスロール210に対向する位置には受けロール220が配されている。
上記エンボス突起211は、例えば、円柱端面の面積が3mm2(直径は2.0mm)ロール表面温度が130℃に設定されている。このエンボスロール210に対向する位置には受けロール220が配されている。
表面シート1には上記実施形態の不織布10が適用され、その第1突出部11側が肌当接面とされている。
裏面シート2としては、防水性があり透湿性を有していれば特に限定されないが、例えば、疎水性の熱可塑性樹脂と、炭酸カルシウム等からなる微小な無機フィラー又は相溶性のない有機高分子等とを溶融混練してフィルムを形成し、該フィルムを一軸又は二軸延伸して得られる多孔性フィルムが挙げられる。前記熱可塑性樹脂としては、ポリオレフィンが挙げられる。該ポリオレフィンとしては、高密度ないし低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン等が挙げられ、これらを単独で又は混合して用いることができる。
また被覆シートは、親水性の部材であり、例えば、親水性のティッシュペーパー等の薄手の紙(薄葉紙)、クレープ紙、コットンやレーヨンなどの親水性繊維からなる不織布、合成樹脂の繊維に親水化処理を施してなる不織布、例えばエアスルー不織布、ポイントボンド不織布、スパンレース不織布、スパンボンド不織布、スパンボンド−メルトブローン−スパンボンド(SMS)不織布等からなるものを用いることができる。
<1>
シート体の不織布を平面視した第1面側に突出し内部空間を有する第1突出部と、前記第1面側とは反対側の第2面側に突出し内部空間を有する第2突出部とを有し、前記第1突出部および前記第2突出部とは該不織布の平面視交差する異なる方向のそれぞれに壁部を介して交互に連続して配された不織布であり、前記第1突出部と前記第2突出部とが壁部で一体化され、前記第1突出部と前記第2突出部とを繋ぐ壁部は、該壁部が圧せられた圧着部を有する不織布。
<2>
前記第2突出部が圧せられた圧着部を有する<1>に記載の不織布。
<3>
前記壁部に存する圧着部の面積率よりも前記第2突出部に存する圧着部の面積率のほうが小さい<2>に記載の不織布。
<4>
前記壁部が圧せられた圧着部の面積は、好ましくは0.25mm2以上、より好ましくは1.0mm2以上であり、好ましくは5.0mm2以下、より好ましくは3.0mm2以下である<1>から<3>のいずれか1に記載の不織布。
<5>
前記壁部が圧せられた圧着部の厚みは、好ましくは0.1mm以上、より好ましくは0.2mm以上であり、好ましくは1.0mm以下、より好ましくは0.5mm以下である<1>から<4>のいずれか1に記載の不織布。
<6>
前記第2突出部が圧せられた圧着部の面積は、好ましくは0.25mm2以上、より好ましくは1.0mm2以上であり、好ましくは5.0mm2以下、より好ましくは3.0mm2以下である<2>から<5>のいずれか1に記載の不織布。
<7>
第2突出部が圧せられた圧着部18の厚みは、好ましくは0.1mm以上、より好ましくは0.3mm以上であり、好ましくは1.0mm以下、より好ましくは0.8mm以下である<2>または<6>に記載の不織布。
<8>
第2突出部が圧せられた圧着部の面積率は、好ましくは5%以上、より好ましくは10%以上、さらに好ましくは25%以上であり、好ましくは50%以下、より好ましくは45%以下、さらに好ましくは40%以下である<2>から<7>のいずれか1に記載の不織布。
<9>
前記壁部が圧せられた圧着部の面積率は、好ましくは5%以上、より好ましくは15%以上、さらに好ましくは30%以上であり、好ましくは70%以下、より好ましくは60%以下、さらに好ましくは55%以下である<1>から<8>のいずれか1に記載の不織布。
<10>
隣接する前記第1突出部同士は、それぞれ尾根部を介して、平面視、前記の異なる方向のそれぞれに対して斜め方向に連続して連なり、前記第1突出部と前記第2突出部とが壁部で一体化され、隣接する前記第1突出部同士を繋ぐ尾根部は、該尾根部が圧せられた圧着部を有する<1>から<9>のいずれか1に記載の不織布。
<11>
前記尾根部が圧せられた圧着部の面積は、好ましくは0.25mm2以上、より好ましくは1.0mm2以上であり、好ましくは5.0mm2以下、より好ましくは3.0mm2以下である<10>に記載の不織布。
<12>
前記尾根部が圧せられた圧着部の厚みは、好ましくは0.1mm以上、より好ましくは0.3mm以上、好ましくは1.0mm以下、より好ましくは0.8mm以下である<10>または<11>に記載の不織布。
<13>
前記尾根部が圧せられた圧着部の面積率は、好ましくは5%以上、より好ましくは10%以上、さらに好ましくは25%以上であり、好ましくは50%以下、より好ましくは40%以下、さらに好ましくは35%以下である<10>から<12>のいずれか1に記載の不織布。
<14>
前記圧着部はエンボスで形成されている<1>から<13>のいずれか1に記載の不織布。
<15>
前記壁部は、前記第1方向と前記第2方向とで定義される面方向のいずれの箇所においても、前記第1突出部と前記第2突出部とを結ぶ方向に沿った繊維配向性を有する<1>から<14>のいずれか1に記載の不織布。
<16>
前記第1突出部の頂部とその内部空間の開口部の縁部を結ぶ方向に繊維配向性を有する<1>から<15>のいずれか1に記載の不織布。
<17>
前記壁部の起立する方向に繊維配向性を有する<1>から<16>のいずれか1に記載の不織布。
<18>
前記第1突出部の頂部に向かう放射状の繊維配向性を有している<1>から<17>のいずれか1に記載の不織布。
<19>
前記第2突出部の壁部を構成する繊維は、前記第2突出部の頂部とその内部空間の開口部の縁部を結ぶ方向に繊維配向性を有する<1>から<18>のいずれか1に記載の不織布。
実施例1は、芯がポリエチレンテレフタレート(融点258℃)で鞘がポリエチレン(融点135℃)からなり、2.4dtex×51mmの芯鞘型複合繊維を目付30g/m2となるようカード機からウエブ50として賦形装置に供給した。賦形装置では、多数の突起を有し通気性を有する支持体110の上に上記ウエブ50を定着させた。この支持体110の突起111の平面視におけるMDピッチを8mm、CDピッチを5mmとし、突起111の高さを3.5mmとした。また支持体110における孔112の孔径を2.8mmとした。
次いで、その支持体110上のウエブ50に第1の熱風W1(温度130℃、風速50m/s)を吹きつけて、支持体110上の突起111にそってウエブ50を賦形する。次に、温度145℃、風速5m/sの第2の熱風W2に切り替えて各芯鞘構造の繊維同士を融着させて賦形形状を固定し、その後、温度139℃、風速1.5m/sの熱風を付与した。
次に、不織布10の壁部13(14)、第2突出部12、尾根部15に圧着部16を形成した。圧着部16は2mm2の円形とし、壁部圧着部16の面積率が50%になるようにした(設計値)。また圧着圧力は700kPaとし、圧着温度は130℃に設定した。このようにして、厚みが2.1mm、目付が30g/m2となる不織布10が作製された。
実施例2は、上記実施例1において、不織布10の壁部13(14)、第2突出部12、尾根部15に圧着部17を形成した。圧着部17は1mm2の円形とし、尾根部圧着部17の面積率が30%になるようにした(設計値)。また圧着圧力は700kPaとし、圧着温度は130℃に設定した。それ以外、実施例1と同様に作製した。このようにして、厚みが2.5mm、目付が33g/m2となる不織布10が作製された。
実施例3は、上記実施例1において、不織布10の壁部13(14)、第2突出部12T、尾根部15に圧着部18を形成した。圧着部18は3mm2の円形とし、第2突出部圧着部18の面積率が19%になるようにした(設計値)。また圧着圧力は700kPaとし、圧着温度は130℃に設定した。それ以外、実施例1と同様に作製した。このようにして、厚みが2.8mm、目付が32g/m2となる不織布10が作製された。
比較例1は、上記実施例1において、圧着部を形成しなかった以外、実施例1と同様に作製した。なお、この不織布10は、厚みが3.3mm、目付が31g/m2となった。
日本電子(株)社製の走査電子顕微鏡JCM−5100(商品名)を使用し、図1におけるz軸方向が上下となるようにサンプルを静置し、サンプルの測定する面に対して垂直の方向から撮影した画像(測定する繊維が10本以上計測できる倍率に調整;100ないし300倍)を印刷し、透明PET製シート上に繊維をなぞった。前記の画像をパソコン内に取り込み、株式会社ネクサス社製のnexusNewQube[商品名](スタンドアロン版)画像処理ソフトウエアを使用し、前記画像を二値化した。次いで、前記二値化した画像を、繊維配向解析プログラムである、Fiber Orientation Analysis 8.13 Singleソフト(商品名)を用い、フーリエ変換し、パワースペクトルを得、楕円近似した分布図から、配向角と配向強度を得た。
配向角は繊維が最も配向している角度を示し、配向強度はその配向角における強度を示している。壁部中間部分の測定においては、配向角が90°に近い値ほど、頂部11Tの中心方向に繊維が配向していることを示し、60°以上120°以下であれば、頂部11Tの中心方向に繊維が配向していると判断する。
また、配向強度の値が大きいほど繊維の向きがそろっていることを表す。配向強度が1.05以上の場合を配向しているとする。
測定は3ヶ所行い、平均してそのサンプルの配向角と配向強度とした。
繊維の配向角は、色々な方向性を有する複数の繊維が全体としてどの方向に配向しているかを示す概念で、繊維の集合体の形状を数値化している。繊維の配向強度は、配向角を示す繊維の量を示す概念であり、配向強度は、1.05未満では、ほとんど配向しておらず、1.05以上で配向を有しているといえる。しかしながら、本実施形態においては、繊維配向がその部位によって変化している。すなわち、ある配向角の状態の部位から異なる配向角の部位へと変化する間(繊維がある方向に配向強度が強い状態から異なる配向に強い強度を示す部位へ変化する間)に、配向強度が弱い状態や再配向することで高い状態へ至る等の様々な状態を有する。そのため、ある強い配向角を示す部位と別の方向に強い配向角を示す部位との間においては、繊維の配向強度が弱くとも繊維の配向角が変わっていることが好ましく、配向強度が高いことがより好ましい。配向角、配向強度について本実施形態において一例を示すと、第1突出部11の壁部13の曲面構造に対して配向角は、50°以上130°以下が好ましく、より好ましくは60°以上120°以下であり、配向強度は1.05以上が好ましく、より好ましくは1.10以上である。第2突出部12の壁部14は上記壁部13と同様になる。
不織布10を吸収性物品の表面シートとして用いた場合、各々の壁部13の繊維配向性により高加圧下においても不織布10は十分な耐圧縮性を有し、不織布10の第1突出部11、第2突出部12の潰れを防ぐ。これにより十分な捕捉空間を確保でき、肌接触面積を小さくする効果、高い通気性、多量の液、固形分、高粘性液体等を十分に捕捉し、漏れを抑制する効果を十分に発揮する。
KES圧縮試験機(カトーテック(株)製 KES FB−3)を用い、通常モードで5.0kPaまでの圧縮特性評価を行い、最大圧力5.0kPaまでの仕事量WC値を読み取る。測定値としては、不織布10内の3点を測定してその平均値を求め、それを3回行ってその平均値を圧縮回復性とした。KES圧縮試験機の不織布の圧縮面積は2cm2、圧縮速度は0.02mm/secであり、最大圧力5.0kPaで圧縮方向を反転させ、回復過程に移行した。
クッション感の評価基準は、WC値が0.30以下の場合は優れているとして「A」で表し、WC値が0.30より大きく0.50以下の場合は良好であるとして「B」で表し、WC値が0.50より大きく0.80以下の場合は普通であるとして「C」で表した。
KES曲げ試験機(カトーテック(株)製KES FB2−AUTO−A)を用い、不織布10を円弧状に曲げることを仮定した。純曲げ方式曲率K=−2.5〜+2.5(cm−1)の範囲で、変形速度は0.50cm−1/secとした。
曲げのヒステリシス2HBを測定値として求めた。測定は、不織布10内の3点を測定してその平均値を求め、それを6回行ってその平均値をヨレ難さとした。
ヨレ難さの評価基準は、2HB値が0.23以下の場合は優れているとして「A」で表し、2HB値が0.23より大きく0.35以下の場合は良好であるとして「B」で表し、2HB値が0.36より大きく0.50以下の場合は普通であるとして「C」で表した。
おむつをその表面シートが上を向くように水平な台の上に載置する。その上に、内寸が20cm×10cmの矩形の枠を置く。枠の内側を油性ペンでなぞり、表面シート上に枠の内側の形状を書き写す。次いで枠内に200gの生理食塩水を均一に注入する。注入後10分間放置する。枠は、注入後1分経過したら取り外す。10分放置後、表面シートに書いた枠の形に沿って表面シートを切り出し、その質量を測定する。次いで、切り出した不織布を、キッチンペーパー(日本製紙株式会社のキムタオル(商品名))に挟み、その状態下にマングル間を一往復させ人工尿をキッチンペーパーに吸収させる。この操作を2回行う。人工尿が吸収された後の不織布の質量を再び測定し、その質量を、初めに測定した不織布の質量から差し引く。その値を不織布の液残り量の値とした。
液残り量の評価基準は、液残り量が0.25g以下の場合は優れているとして「A」で表し、液残り量が0.25gより大きく0.30g以下の場合は良好であるとして「B」で表し、液残り量が0.27gより大きく0.60g以下の場合は普通であるとして「C」で表した。なお、0.60gより大きい場合は、Dとする。
一方、比較例1は、クッション性、ヨレ難さ、液残り用とも普通(並)であった(評価C)。
上記したように実施例1から3は、クッション感、ヨレ難さ、液残り量のいずれも良好もしくは優れており、比較例1では達成できない3者を同時に向上させることの両立を実現することができた。これにより、長時間着用しても、ヨレ難く、クッション性が持続され、液残り性に優れたサラッとした感触を持続できる吸収性物品を提供することができる。
2 裏面シート
3 吸収体
4 本体
5 サイドシート
6 ファスニングテープ
7 横漏れ防止ギャザー
10 基本形態の不織布
10a,10b,10c 不織布
11 第1突出部
11K 内部空間
11T 第1突出部頂部
12 第2突出部
12K 内部空間
12T 第2突出部頂部
13,14 壁部
15 尾根部
16 圧着部(壁部圧着部)
17 圧着部(尾根部圧着部)
18 圧着部(第2突出部圧着部)
100 使い捨ておむつ
Claims (6)
- シート体の不織布を平面視した第1面側に突出し内部空間を有する第1突出部と、
前記第1面側とは反対側の第2面側に突出し内部空間を有する第2突出部とを有し、
前記第1突出部と前記第2突出部とが、該不織布の平面視交差する異なる方向の第1方向と第2方向のそれぞれに壁部を介して交互に連続して配された不織布であり、
前記第1突出部と前記第2突出部とが壁部で一体化され、前記第1突出部と前記第2突出部とを繋ぐ壁部は、該壁部が圧せられた圧着部を有する不織布。 - 隣接する前記第1突出部同士は、それぞれ尾根部を介して、平面視、前記の異なる方向のそれぞれに対して斜め方向に連続して連なり、前記第1突出部と前記第2突出部とが壁部で一体化され、隣接する前記第1突出部同士を繋ぐ尾根部は、該尾根部が圧せられた圧着部を有する請求項1に記載の不織布。
- 前記第2突出部が圧せられた圧着部を有する請求項1または2に記載の不織布。
- 前記各圧着部はエンボスで形成されている請求項1から3のいずれか1項に記載の不織布。
- 前記壁部は、前記第1方向と前記第2方向とで定義される面方向のいずれの箇所においても、前記第1突出部と前記第2突出部とを結ぶ方向に沿った繊維配向性を有する請求項1から4のいずれか1項に記載の不織布。
- 前記壁部に存する圧着部の面積率よりも前記第2突出部に存する圧着部の面積率のほうが小さい請求項3から5のいずれか1項に記載の不織布。
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