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JP6123307B2 - ロボット周辺への物体の侵入を監視する監視システムおよび監視方法 - Google Patents

ロボット周辺への物体の侵入を監視する監視システムおよび監視方法 Download PDF

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JP6123307B2 JP2013009948A JP2013009948A JP6123307B2 JP 6123307 B2 JP6123307 B2 JP 6123307B2 JP 2013009948 A JP2013009948 A JP 2013009948A JP 2013009948 A JP2013009948 A JP 2013009948A JP 6123307 B2 JP6123307 B2 JP 6123307B2
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Description

本発明は、ロボット周辺への物体の侵入を監視する監視システムおよび監視方法に関する。
自動生産設備等おいて、ロボットが広く用いられている。従来、動作中のロボットと物体(例えば人間)との干渉を防止するため、ロボットの動作可能範囲の外側に柵を設置し、ロボットの動作可能範囲への物体の侵入を制限することが一般的であった(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−81445号公報
しかしながら、ロボットの周囲に柵を設置すると、必要によりロボットに近づく際に、柵に設けられた扉を解錠して開け、柵で囲われた領域内に入った後に、扉を閉めて施錠する、といった煩雑で時間のかかる作業が必要であり、作業性の点で劣るという課題があった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
本発明の第1の形態は、
ロボット周辺への物体の侵入を監視する監視システムであって、
前記ロボットの動作可能範囲を包含するように設定された動作領域内への、予め登録されていない新規物体の侵入を監視するセンサ部と、
前記ロボットより高い位置から、可視光を照射する可視光照射部と、
前記センサ部により前記動作領域内への新規物体の侵入が有ると判定されたときに、前記ロボットを制御するロボット制御部に前記ロボットの停止要求を発行する監視制御部と、を備え、
前記センサ部は、前記動作領域と、前記動作領域の周囲に設定された警告領域と、から構成される監視領域内への新規物体の侵入を監視し、
前記監視制御部は、前記センサ部により前記監視領域内への新規物体の侵入が無いと判定されている期間には、前記可視光照射部に前記可視光の照射を停止させ、前記センサ部により前記警告領域内への新規物体の侵入が有ると判定されたときに、前記可視光照射部に前記動作領域の少なくとも外縁部に向けて前記可視光を照射させる、監視システムである。
本発明の第2の形態は、
ロボット周辺への物体の侵入を監視する監視システムであって、
前記ロボットの動作可能範囲を包含するように設定された動作領域内への、予め登録されていない新規物体の侵入を監視するセンサ部と、
前記ロボットより高い位置から、可視光を照射する可視光照射部と、
前記センサ部により前記動作領域内への新規物体の侵入が有ると判定されたときに、前記ロボットを制御するロボット制御部に前記ロボットの停止要求を発行する監視制御部と、を備え、
前記センサ部は、前記動作領域と、前記動作領域の周囲に設定された最終確認領域と、前記最終確認領域の周囲に設定された警告領域と、から構成される監視領域内への新規物体の侵入を監視し、
前記監視制御部は、前記センサ部により前記監視領域内への新規物体の侵入が無いと判定されている期間には、前記可視光照射部に前記可視光の照射を停止させ、前記センサ部により前記警告領域内への新規物体の侵入が有ると判定されたときに、前記可視光照射部に前記最終確認領域の少なくとも外縁部に向けて前記可視光を照射させる、監視システムである。
本発明は、その他、以下の形態としても実現可能である
(1)本発明の一形態によれば、ロボット周辺への物体の侵入を監視する監視システムが提供される。この監視システムは、前記ロボットの動作可能範囲を包含するように設定された動作領域内への、予め登録されていない新規物体の侵入を監視するセンサ部と、前記ロボットより高い位置から、前記動作領域と前記動作領域の周囲に設定された所定領域との少なくとも一方の少なくとも外縁部に向けて、可視光を照射する可視光照射部と、前記センサ部により前記動作領域内への新規物体の侵入が有ると判定されたときに、前記ロボットを制御するロボット制御部に前記ロボットの停止要求を発行する監視制御部と、を備える。この形態の監視システムによれば、ロボットの動作可能範囲を包含するように設定された動作領域内への新規物体の侵入が監視され、動作領域内への新規物体の侵入が有ると判定されたときに、ロボットを制御するロボット制御部に対してロボットの停止要求が発行されるため、ロボットの周囲に柵を設置せずとも動作中のロボットと新規物体との干渉を防止することができ、柵の設置に伴う作業性の低下を回避することができる。さらに、この形態の監視システムによれば、ロボットの周囲に柵を設置する必要がないため、ロボットの周囲に柵を設置するために要する多大な労力及び時間を不要とすることができる。また、ロボットの周囲に柵を設置する場合には、柵の設置後に、例えばロボットの設置位置が少し変更されるなどして柵の移動が必要になるような事態を避けるため、柵が過剰な余裕を持った位置に設置されがちであり、敷地の有効利用性が低下する傾向にあるが、この形態の監視システムによれば、ロボットの周囲に柵を設置する必要がない上に、仮にロボットの設置位置が変更された場合にも、動作領域の設定位置を変更するだけで新たなロボットの設置位置に応じた必要最小限の適切な領域を対象とした監視を実行することができるため、敷地の有効利用性を向上させることができる。また、この形態の監視システムによれば、ロボットより高い位置から動作領域と動作領域の周囲に設定された所定領域との少なくとも一方の少なくとも外縁部に向けて可視光が照射されるため、動作領域や動作領域の周囲の所定領域への注意が強力に喚起され、動作領域への物体の意図しない侵入を有効に抑制することができる。
(2)上記形態の監視システムにおいて、前記センサ部は、前記動作領域と、前記動作領域の周囲に設定された警告領域と、から構成される監視領域内への新規物体の侵入を監視し、前記監視制御部は、前記センサ部により前記監視領域内への新規物体の侵入が無いと判定されている期間には、前記可視光照射部に前記可視光の照射を停止させ、前記センサ部により前記警告領域内への新規物体の侵入が有ると判定されたときに、前記可視光照射部に前記動作領域の少なくとも外縁部に向けて前記可視光を照射させるとしてもよい。この形態の監視システムによれば、監視領域内への新規物体の侵入が無いと判定されている期間には可視光の照射が停止されるため、作業員等の人物が動作領域の位置を経験的に学習することが困難となり、例えば作業員が動作領域のぎりぎり外側で作業することや作業員が不用意にロボットに近づくことを抑止することができる。また、この形態の監視システムによれば、警告領域内への新規物体の侵入が有ると判定されたときに、動作領域の少なくとも外縁部に向けて可視光が照射されるため、動作領域への注意が強く喚起され、作業員が動作領域に気付かずに動作領域内に侵入してロボットを停止させ、生産性が低下する、といった事態の発生を抑制することができる。
(3)上記形態の監視システムにおいて、前記センサ部は、前記監視領域内の各位置に向けて不可視光を順次照射する不可視光照射部と、照射された後に反射された前記不可視光を受光する受光部と、を含み、前記受光部により受光された前記不可視光に基づき前記不可視光の照射位置への新規物体の侵入の有無を判定するとしてもよい。この形態の監視システムによれば、監視領域内への新規物体の侵入を容易に監視することができる。
(4)上記形態の監視システムにおいて、前記可視光照射部は、前記不可視光照射部による前記不可視光の照射位置と同じ位置に向けて前記可視光を照射可能であり、前記監視制御部は、前記センサ部により前記警告領域内への新規物体の侵入が有ると判定されたときに、前記不可視光照射部による前記不可視光の照射位置が前記動作領域内となったタイミングで、前記可視光照射部に前記可視光を照射させるとしてもよい。この形態の監視システムによれば、可視光照射部の構成を簡素化しつつ、動作領域に向けた可視光の照射を実現することができる。
(5)上記形態の監視システムにおいて、前記センサ部は、前記動作領域と、前記動作領域の周囲に設定された最終確認領域と、前記最終確認領域の周囲に設定された警告領域と、から構成される監視領域内への新規物体の侵入を監視し、前記監視制御部は、前記センサ部により前記監視領域内への新規物体の侵入が無いと判定されている期間には、前記可視光照射部に前記可視光の照射を停止させ、前記センサ部により前記警告領域内への新規物体の侵入が有ると判定されたときに、前記可視光照射部に前記所定領域としての前記最終確認領域の少なくとも外縁部に向けて前記可視光を照射させるとしてもよい。この形態の監視システムによれば、監視領域内への新規物体の侵入が無いと判定されている期間には可視光の照射が停止されるため、作業員等の人物が動作領域の位置を経験的に学習することが困難となり、例えば作業員が動作領域のぎりぎり外側で作業することや作業員が不用意にロボットに近づくことを抑止することができる。また、この形態の監視システムによれば、警告領域内への新規物体の侵入が有ると判定されたときに、最終確認領域の少なくとも外縁部に向けて可視光が照射されるため、最終確認領域への注意が強く喚起され、作業員が最終確認領域に気付かずに最終確認領域内に侵入し、さらにその内側の動作領域内に侵入してロボットを停止させ、生産性が低下する、といった事態の発生をより確実に抑制することができる。
(6)上記形態の監視システムにおいて、前記センサ部は、前記最終確認領域と前記警告領域との各位置に向けて不可視光を順次照射する不可視光照射部と、照射された後に反射された前記不可視光を受光する受光部と、を含み、前記受光部により受光された前記不可視光に基づき前記不可視光の照射位置への新規物体の侵入の有無を判定すると共に、前記最終確認領域内への新規物体の侵入が有ると判定された後、前記最終確認領域内への新規物体の侵入が無いと判定され、かつ、前記警告領域内への新規物体の侵入も無いと判定された場合に、前記動作領域内への新規物体の侵入が有ると判定するとしてもよい。この形態の監視システムによれば、監視領域内への新規物体の侵入をより容易に監視することができる。
(7)上記形態の監視システムにおいて、前記可視光照射部は、前記不可視光照射部による前記不可視光の照射位置と同じ位置に向けて前記可視光を照射可能であり、前記監視制御部は、前記センサ部により前記警告領域内への新規物体の侵入が有ると判定されたときに、前記不可視光照射部による前記不可視光の照射位置が前記最終確認領域内となったタイミングで、前記可視光照射部に前記可視光を照射させるとしてもよい。この形態の監視システムによれば、可視光照射部の構成を簡素化しつつ、最終確認領域に向けた可視光の照射を実現することができる。
本発明は、監視システム以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば、ロボット周辺への物体の侵入を監視する監視方法や、監視システムの制御方法、それらの方法を実現するコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した一時的でない記録媒体(non-transitory storage medium)等の形態で実現することができる。
本発明の第1実施形態における監視システム10の概略構成を示す説明図である。 レーザ装置300の概略構成を示す説明図である。 第1実施形態における監視システム10による監視処理の流れを示すフローチャートである。 第1実施形態における監視システム10による監視処理の概要を示す説明図である。 第1実施形態における監視システム10による監視処理の概要を示す説明図である。 第1実施形態における監視システム10による監視処理の概要を示す説明図である。 第1実施形態における監視システム10による監視処理の概要を示す説明図である。 本発明の第2実施形態における監視システム10aの概略構成を示す説明図である。 第2実施形態における監視システム10による監視処理の流れを示すフローチャートである。 第2実施形態における監視システム10による監視処理の概要を示す説明図である。 第2実施形態における監視システム10による監視処理の概要を示す説明図である。 第2実施形態における監視システム10による監視処理の概要を示す説明図である。 第2実施形態における監視システム10による監視処理の概要を示す説明図である。
A.第1実施形態:
A−1.監視システムの構成:
図1は、本発明の第1実施形態における監視システム10の概略構成を示す説明図である。本実施形態の監視システム10は、ロボット100の周辺への物体(例えば人物)の侵入を監視し、必要によりロボット100の動作を停止させるシステムである。
本実施形態では、ロボット100は、複数の関節軸を有する多関節型の産業用ロボットであり、工場FAの床面FLに設置されている。ロボット100は、制御ケーブルを介してロボット制御装置200と接続されている。ロボット制御装置200は、CPUや記憶部を備えるコンピュータとして構成されており、ロボット100の各関節に設けられたモータを駆動することにより、ロボット100の動作を制御する。
ロボット100の周囲には、動作領域OAと警告領域AAとが設定されている。動作領域OAは、ロボット100の動作可能範囲(ロボット100の各部が位置し得る範囲)を包含するように設定された三次元領域である。動作領域OAは、ロボット100の動作可能範囲そのものであってもよいし、動作可能範囲と所定の余裕領域とから構成される領域であってもよい。また、警告領域AAは、動作領域OAの周囲に設定された三次元領域である。本実施形態では、動作領域OAと警告領域AAとを合わせて監視領域MAと呼ぶ。図1では、床面FL上における動作領域OAおよび警告領域AAを破線で示している。動作領域OAおよび警告領域AAは、設定されてはいるものの、例えばそれらの境界位置に柵が設置されている訳でもないし、床面FL上に線や色分けによって表示されている訳でもない。そのため、工場FA内の人物は、通常時には、動作領域OAや警告領域AAの位置を認識できない状態にある。
監視システム10は、レーザ装置300と、制御ケーブルを介してレーザ装置300と接続された監視制御装置400とを備えている。監視制御装置400は、CPUや記憶部を備えるコンピュータとして構成されており、レーザ装置300の動作を制御する。また、監視制御装置400は、制御ケーブルを介してロボット制御装置200とも接続されている。
図2は、レーザ装置300の概略構成を示す説明図である。レーザ装置300は、不可視光光源310と、可視光光源320と、固定ミラー330と、回転ミラー340と、回転駆動部350と、受光レンズ360と、受光部370とを備えている。
不可視光光源310は、不可視レーザ光LA(例えば赤外線レーザ光)を発する光源である。不可視光光源310から発せられた不可視レーザ光LAは、固定ミラー330および回転ミラー340において反射した後、レーザ装置300の外部に発射される。図1に示すように、レーザ装置300は工場FAにおけるロボット100より高い位置に設置されており、不可視レーザ光LAはレーザ装置300から下方に向けて発射される。ここで、回転駆動部350は、回転ミラー340を回転させるためのモータ(不図示)を有しており、不可視レーザ光LAがレーザ装置300から所望の方向に向けて発射されるように、回転ミラー340の向きを調整する。具体的には、回転駆動部350は、不可視レーザ光LAが工場FAにおいて設定された監視領域MA(動作領域OAと警告領域AAとを合わせた領域)内の各位置に向けて順次照射されるように(すなわち、監視領域MAが不可視レーザ光LAによって走査されるように)、回転ミラー340の向きを順次変化させる。なお、レーザ装置300による監視領域MAに向けた不可視レーザ光LAの照射の際には、監視領域MAのみに不可視レーザ光LAが照射されることを必要とせず、監視領域MAの周囲の領域にも不可視レーザ光LAが照射されてもよい。
レーザ装置300から発射された後、物体に反射して再びレーザ装置300に戻ってきた不可視レーザ光LAは、回転ミラー340において反射して受光レンズ360に入力され、受光レンズ360によって受光部370に集光される。受光部370は、入力された不可視レーザ光LAに基づき、監視領域MA内への予め登録されていない新規物体の侵入の有無を判定する。すなわち、受光部370は、不可視光光源310による不可視レーザ光LAの発射タイミングから受光部370による不可視レーザ光LAの受光タイミングまでの経過時間が、各照射位置に応じて予め登録された経過時間と異なる場合には、監視領域MA内における不可視レーザ光LA照射位置に新規物体が侵入したと判定する。なお、レーザ装置300における不可視レーザ光LAの照射に関わる構成は、請求項における不可視光照射部に相当し、不可視レーザ光LAの受光に関わる構成は、請求項における受光部に相当し、不可視レーザ光LAの照射および受光に関わる構成はまとめて、請求項におけるセンサ部に相当する。
レーザ装置300の可視光光源320は、不可視光光源310と実質的に同一の位置から、不可視光光源310の不可視レーザ光LA発射方向と実質的に同一の方向に向けて、可視レーザ光VLAを発する。そのため、可視光光源320から発せられた可視レーザ光VLAは、不可視レーザ光LAと可視レーザ光VLAとの不可視レーザ光LAがたどる経路と同一の経路を通って、回転ミラー340の向きに応じた方向に向けて発射される(なお、図2では、図示の都合上、不可視レーザ光LAと可視レーザ光VLAとの経路が重複しないように示しているが、実際には同一経路である)。すなわち、レーザ装置300による可視レーザ光VLAの照射位置は、不可視レーザ光LAの照射位置と同じ位置となる。レーザ装置300は工場FAにおけるロボット100より高い位置に設置されており、可視レーザ光VLAはレーザ装置300から下方に向けて照射される。なお、レーザ装置300における可視レーザ光VLAの照射に関わる構成は、請求項における可視光照射部に相当する。
A−2.監視処理:
図3は、第1実施形態における監視システム10による監視処理の流れを示すフローチャートである。また、図4ないし図7は、監視システム10による監視処理の概要を示す説明図である。監視システム10による監視処理は、ロボット100周辺への物体の侵入を監視して、必要によりロボット100の動作を停止させる処理である。
ロボット100および監視システム10が起動されると(ステップS110)、監視制御装置400による制御の下、レーザ装置300による不可視レーザ光LAを利用した監視領域MA内への新規物体の侵入の監視が開始される(ステップS120)。具体的には、レーザ装置300から発せられる不可視レーザ光LAにより監視領域MAが走査され、レーザ装置300に戻ってきた不可視レーザ光LAに基づき、監視領域MAへの新規物体の侵入の有無が判定される。なお、この段階では、レーザ装置300による可視レーザ光VLAの照射は実行されていないため、工場FA内の人物は、動作領域OAの位置を認識できない状態にある。
図4に示すように警告領域AA内に人物が侵入するなどして、警告領域AA内への新規物体の侵入が検出されると(ステップS130:YES)、監視制御装置400は、レーザ装置300に、動作領域OAに向けて可視レーザ光VLAを照射させる(ステップS140、図5)。具体的には、監視制御装置400は、不可視レーザ光LAの照射位置が動作領域OA内となるタイミングでレーザ装置300に可視レーザ光VLAを発射させ、不可視レーザ光LAの照射位置が動作領域OAから外れたタイミングでレーザ装置300に可視レーザ光VLAの発射を停止させる処理を繰り返す。これにより、動作領域OAの全域に可視レーザ光VLAが照射され、工場FA内の人物が動作領域OAの位置を把握することができる状態となる。また、動作領域OAに向けた可視レーザ光VLAの照射は、初期状態では実行されておらず、警告領域AA内への新規物体の侵入が検出されたときに初めて実行されるため、工場FA内の人物に対して動作領域OAへの注意が強く喚起される。なお、レーザ装置300による動作領域OAに向けた可視レーザ光VLAの照射の際には、動作領域OAのみに可視レーザ光VLAが照射されることを必要とせず、動作領域OAの周囲の領域にも可視レーザ光VLAが照射されてもよい。
警告領域AA内への新規物体の侵入が検出された後、動作領域OA内への新規物体の侵入が検出されることなく(ステップS150:NO)、警告領域AA内に新規物体が継続して検出されている間は(ステップS160:YES)、レーザ装置300による動作領域OAに向けた可視レーザ光VLAの照射が継続される。そのため、工場FA内の人物に対する動作領域OAへの注意喚起が継続される。動作領域OA内への新規物体の侵入が検出されることなく(ステップS150:NO)、警告領域AA内にも新規物体が検出されなくなると(ステップS160:NO)、監視領域MA内に新規物体が存在しなくなったと考えられるため、監視制御装置400は、レーザ装置300に可視レーザ光VLAの照射を停止させる(ステップS170)。これにより、工場FA内の人物が動作領域OAの位置を認識できない状態に戻る。その後は、レーザ装置300による監視領域MA内への新規物体の侵入の監視(ステップS120)が継続して実行される。
また、警告領域AA内への新規物体の侵入が検出された後(ステップS130:YES)、図6に示すように動作領域OA内に人物が侵入するなどして、動作領域OA内への新規物体の侵入が検出されると(ステップS150:YES)、監視制御装置400は、ロボット制御装置200に対してロボット100の停止要求を発行する(ステップS180、図7)。これを受けて、ロボット制御装置200は、ロボット100に停止命令を発行する。これにより、ロボット100の動作が停止される。
以上説明したように、本実施形態の監視システム10では、ロボット100の動作可能範囲を包含するように設定された動作領域OAと、動作領域OAの周囲に設定された警告領域AAと、から構成される監視領域MA内への新規物体の侵入が監視され、動作領域OA内への新規物体の侵入が有ると判定されたときに、ロボット制御装置200にロボット100の停止要求が発行される。そのため、ロボット100の周囲に柵を設置せずとも、柵を設置する場合と同様に動作中のロボット100と新規物体との干渉を防止することができ、柵の設置に伴う作業性の低下を回避することができる。さらに、本実施形態の監視システム10によれば、ロボット100の周囲に柵を設置する必要がないため、ロボット100の周囲に柵を設置するために要する多大な労力及び時間を不要とすることができる。また、ロボット100の周囲に柵を設置する場合には、柵の設置後に、例えばロボット100の設置位置が少し変更されるなどして柵の移動が必要になるような事態を避けるため、柵が過剰な余裕を持った位置に設置されがちであり、敷地の有効利用性が低下する傾向にある。この点、本実施形態の監視システム10によれば、ロボット100の周囲に柵を設置する必要がない上に、仮にロボット100の設置位置が変更された場合にも、動作領域OAや警告領域AAの設定位置を変更するだけで新たなロボット100の設置位置に応じた必要最小限の適切な領域を対象とした監視を実行することができるため、敷地の有効利用性を向上させることができる。
また、本実施形態の監視システム10では、監視領域MA内への新規物体の侵入が無いと判定されている期間には、レーザ装置300から可視レーザ光VLAが照射されず、工場FA内の人物が動作領域OAの位置を認識できない状態となる。そのため、動作領域OAが床面FL上に線や色分けによって表示されているような場合とは異なり、工場FA内の人物が動作領域OAの位置を経験的に学習することが困難となり、例えば作業員が動作領域OAのぎりぎり外側で作業することや作業員が不用意にロボット100に近づくことを抑止することができる。
また、本実施形態の監視システム10では、警告領域AA内への新規物体の侵入が有ると判定されたときに、レーザ装置300から動作領域OAに向けて可視レーザ光VLAが照射される。例えば工場FA内の作業員が、監視領域MAの外から動作領域OAに比較的近い領域である警告領域AA内に移動すると、可視レーザ光VLAが何ら照射されていない状態から動作領域OAに向けて照射された状態に変化するため、動作領域OAへの注意が強く喚起される。そのため、作業員が動作領域OAに気付かずに動作領域OA内に侵入してロボット100を停止させ、生産性が低下する、といった事態の発生を抑制することができる。
また、本実施形態の監視システム10では、レーザ装置300がロボット100より高い位置に設置されていることから、可視レーザ光VLAはロボット100より上方から動作領域OAに向けて照射される。そのため、例えば工場FA内の作業員が動作領域OA内に侵入する際には、当該作業員の表面に可視レーザ光VLAが照射されることとなり、単に床面FL上に動作領域OAを表示する場合と比較して、動作領域OAへの注意をより強力に喚起することができ、動作領域OAへの意図しない侵入をより有効に抑制することができる。すなわち、可視レーザ光VLAが物体に照射されると、当該物体は色付けされて見えることとなる。そのため、作業員が動作領域OA内に侵入すると、侵入した体の部分(例えば腕)に可視レーザ光VLAが照射され、侵入前には素の色だった体の部分が突然可視レーザ光VLAによって色付けされることになる。自身の体の部分が何も色付けされていない状態から色付けされた状態に変化すれば、通常は、気づき注意喚起される。特に、本実施形態では、上方から可視レーザ光VLAが照射されるため、可視レーザ光VLAによって色付けされた自身の体の部分が目に入りやすく、見落としが少ない。そのため、本実施形態の監視システム10によれば、動作領域OAへの注意をより強力に喚起することができる。また、床面FLも物体であることから、動作領域OAに向けて可視レーザ光VLAが照射されると、床面FL上の動作領域OAが色づけされるため、事前警告として動作領域OAの境界線が明示されることとなり、従来の柵による侵入防止と同様に、動作領域OAの境界線を明示することによる注意喚起を実現することができる。
また、本実施形態の監視システム10では、レーザ装置300が、不可視レーザ光LAと可視レーザ光VLAとを同じ位置に照射可能であり、不可視レーザ光LAの照射位置が動作領域OA内となるタイミングで可視レーザ光VLAが照射されるため、レーザ装置300の構成を簡素化しつつ、動作領域OAに向けた可視レーザ光VLAの照射を実現することができる。
B.第2実施形態:
図8は、本発明の第2実施形態における監視システム10aの概略構成を示す説明図である。第2実施形態は、ロボット100の周囲に設定された監視領域MAの構成が第1実施形態と異なっている。すなわち、第2実施形態では、動作領域OAと最終確認領域CAと警告領域AAとから、監視領域MAが構成されている。動作領域OAは、ロボット100の動作可能範囲を包含するように設定された三次元領域であり、最終確認領域CAは、動作領域OAの周囲に設定された三次元領域であり、警告領域AAは、最終確認領域CAの周囲に設定された三次元領域である。図8では、床面FL上における動作領域OA、最終確認領域CAおよび警告領域AAを破線で示している。動作領域OA、最終確認領域CAおよび警告領域AAは、設定されてはいるものの、例えばそれらの境界部分に柵が設置されている訳でもないし、床面FL上に線や色分けによって表示されている訳でもない。そのため、工場FA内の人物は、通常時には、これらの領域の位置を認識できない状態にある。
第2実施形態では、レーザ装置300は、監視領域MAの内、警告領域AAおよび最終確認領域CAを不可視レーザ光LAによって走査することにより、監視領域MA内への予め登録されていない新規物体の侵入の有無を判定する。具体的には、レーザ装置300は、警告領域AAおよび最終確認領域CAについては、不可視レーザ光LAによる走査により直接的に新規物体の侵入の有無を判定し、動作領域OAについては、警告領域AAおよび最終確認領域CAについての判定結果から間接的に新規物体の侵入の有無を判定する。すなわち、レーザ装置300は、最終確認領域CA内への新規物体の侵入が有ると判定された後、最終確認領域CA内への新規物体の侵入が無いと判定され、かつ、警告領域AA内への新規物体の侵入も無いと判定された場合に、動作領域OA内への新規物体の侵入が有ると判定する。
なお、第2実施形態の監視システム10aのその他の構成は、第1実施形態の監視システム10と同様であるため、第1実施形態と同じ符号を付すと共に説明を省略する。
図9は、第2実施形態における監視システム10aによる監視処理の流れを示すフローチャートである。また、図10ないし図13は、監視システム10aによる監視処理の概要を示す説明図である。
第2実施形態における監視処理では、図3に示した第1実施形態における監視処理と同様に、ロボット100および監視システム10aが起動されると(ステップS110)、監視制御装置400による制御の下、レーザ装置300による不可視レーザ光LAを利用した監視領域MA内への新規物体の侵入の監視が開始される(ステップS120)。
図10に示すように警告領域AA内に人物が侵入するなどして、レーザ装置300により警告領域AA内への新規物体の侵入が検出されると(ステップS130:YES)、監視制御装置400は、レーザ装置300に、最終確認領域CAに向けて可視レーザ光VLAを照射させる(ステップS132、図11)。具体的には、監視制御装置400は、不可視レーザ光LAの照射位置が最終確認領域CA内となるタイミングでレーザ装置300に可視レーザ光VLAを発射させ、不可視レーザ光LAの照射位置が最終確認領域CAから外れたタイミングでレーザ装置300に可視レーザ光VLAの発射を停止させる処理を繰り返す。これにより、最終確認領域CAの全域に可視レーザ光VLAが照射され、工場FA内の人物が最終確認領域CAの位置を把握することができる状態となる。また、最終確認領域CAに向けた可視レーザ光VLAの照射は、初期状態では実行されておらず、警告領域AA内への新規物体の侵入が検出されたときに初めて実行されるため、工場FA内の人物に対して最終確認領域CAへの注意が強く喚起される。なお、レーザ装置300による最終確認領域CAに向けた可視レーザ光VLAの照射の際には、最終確認領域CAのみに可視レーザ光VLAが照射されることを必要とせず、最終確認領域CAの周囲の領域にも可視レーザ光VLAが照射されてもよい。
警告領域AA内への新規物体の侵入が検出された後、最終確認領域CA内への新規物体の侵入が検出されることなく(ステップS142:NO)、警告領域AA内に新規物体が継続して検出されている間は(ステップS160:YES)、レーザ装置300による最終確認領域CAに向けた可視レーザ光VLAの照射が継続される。そのため、工場FA内の人物に対する最終確認領域CAへの注意喚起が継続される。
最終確認領域CA内への新規物体の侵入が検出されることなく(ステップS142:NO)、警告領域AA内にも新規物体が検出されなくなると(ステップS160:NO)、監視領域MA内に新規物体が存在しなくなったと考えられるため、監視制御装置400は、レーザ装置300に可視レーザ光VLAの照射を停止させる(ステップS170)。これにより、工場FA内の人物が最終確認領域CAの位置を認識できない状態に戻る。その後は、レーザ装置300による監視領域MA内への新規物体の侵入の監視(ステップS120)が継続して実行される。
また、警告領域AA内への新規物体の侵入が検出された後(ステップS130:YES)、最終確認領域CA内への新規物体の侵入が検出され(ステップS142:YES)、さらにその後、最終確認領域CA内における新規物体が検出されなくなると共に(ステップS144:NO)、警告領域AA内に新規物体が検出されると(ステップS152:YES)、最終確認領域CAにおいて検出された新規物体が警告領域AAに移動したと考えられるため、引き続き最終確認領域CAへの可視レーザ光VLAの照射が行われる(ステップS132)。
一方、警告領域AA内への新規物体の侵入が検出された後(ステップS130:YES)、最終確認領域CA内への新規物体の侵入が検出され(ステップS142:YES)、さらにその後、最終確認領域CA内における新規物体が検出されなくなると共に(ステップS144:NO)、警告領域AA内にも新規物体が検出されないと(ステップS152:NO)、図12に示すように最終確認領域CAにおいて検出された新規物体が動作領域OAに移動したと考えられる。そのため、この場合には、監視制御装置400は、ロボット制御装置200に対してロボット100の停止要求を発行する(ステップS180、図13)。これを受けて、ロボット制御装置200は、ロボット100に停止命令を発行する。これにより、ロボット100の動作が停止される。
以上説明したように、第2実施形態の監視システム10aでは、ロボット100の動作可能範囲を包含するように設定された動作領域OAと、動作領域OAの周囲に設定された最終確認領域CAと、最終確認領域CAの周囲に設定された警告領域AAと、から構成される監視領域MA内への新規物体の侵入が監視され、動作領域OA内への新規物体の侵入が有ると判定されたときに、ロボット制御装置200にロボット100の停止要求が発行される。そのため、ロボット100の周囲に柵を設置せずとも、柵を設置する場合と同様に動作中のロボット100と新規物体との干渉を防止することができ、柵の設置に伴う作業性の低下を回避することができる。さらに、第2実施形態の監視システム10aによれば、ロボット100の周囲に柵を設置する必要がないため、ロボット100の周囲に柵を設置するために要する多大な労力及び時間を不要とすることができる。また、ロボット100の周囲に柵を設置する場合には、柵の設置後に、例えばロボット100の設置位置が少し変更されるなどして柵の移動が必要になるような事態を避けるため、柵が過剰な余裕を持った位置に設置されがちであり、敷地の有効利用性が低下する傾向にある。この点、第2実施形態の監視システム10aによれば、ロボット100の周囲に柵を設置する必要がない上に、仮にロボット100の設置位置が変更された場合にも、動作領域OAや警告領域AAの設定位置を変更するだけで新たなロボット100の設置位置に応じた必要最小限の適切な領域を対象とした監視を実行することができるため、敷地の有効利用性を向上させることができる。
また、第2実施形態の監視システム10aでは、監視領域MA内への新規物体の侵入が無いと判定されている期間には、レーザ装置300から可視レーザ光VLAが照射されず、工場FA内の人物が最終確認領域CAや動作領域OAの位置を認識できない状態となる。そのため、最終確認領域CAや動作領域OAが床面FL上に線や色分けによって表示されているような場合とは異なり、工場FA内の人物が最終確認領域CAや動作領域OAの位置を経験的に学習することが困難となり、例えば作業員が動作領域OAのぎりぎり外側で作業することや作業員が不用意にロボット100に近づくことを抑止することができる。
また、第2実施形態の監視システム10aでは、警告領域AA内への新規物体の侵入が有ると判定されたときに、レーザ装置300から最終確認領域CAに向けて可視レーザ光VLAが照射される。例えば工場FA内の作業員が、監視領域MAの外から動作領域OAに比較的近い領域である警告領域AA内に移動すると、可視レーザ光VLAが何ら照射されていない状態から最終確認領域CAに向けて照射された状態に変化するため、最終確認領域CAへの注意が強く喚起される。そのため、作業員が最終確認領域CAに気付かずに最終確認領域CA内に侵入し、さらに動作領域OA内に侵入してロボット100を停止させ、生産性が低下する、といった事態の発生を抑制することができる。
また、第2実施形態の監視システム10aでは、ロボット100の動作可能範囲を包含するように設定された動作領域OAのさらに外側に設定された最終確認領域CAへの注意が喚起されるため、動作領域OA内への物体の意図しない侵入をより確実に抑止することができる。
また、第2実施形態の監視システム10aでは、レーザ装置300がロボット100より高い位置に設置されていることから、可視レーザ光VLAはロボット100より上方から最終確認領域CAに向けて照射される。そのため、例えば工場FA内の作業員が最終確認領域CA内に侵入する際には、当該作業員の表面に可視レーザ光VLAが照射されることとなり、単に床面FL上に最終確認領域CAを表示する場合と比較して、最終確認領域CAへの注意をより強力に喚起することができ、最終確認領域CAや動作領域OAへの意図しない侵入をより有効に抑制することができる。すなわち、可視レーザ光VLAが物体に照射されると、当該物体は色付けされて見えることとなる。そのため、作業員が最終確認領域CA内に侵入すると、侵入した体の部分(例えば腕)に可視レーザ光VLAが照射され、侵入前には素の色だった体の部分が突然可視レーザ光VLAによって色付けされることになる。自身の体の部分が何も色付けされていない状態から色付けされた状態に変化すれば、通常は、気づき注意喚起される。特に、本実施形態では、上方から可視レーザ光VLAが照射されるため、可視レーザ光VLAによって色付けされた自身の体の部分が目に入りやすく、見落としが少ない。そのため、第2実施形態の監視システム10aによれば、最終確認領域CAへの注意をより強力に喚起することができる。また、床面FLも物体であることから、最終確認領域CAに向けて可視レーザ光VLAが照射されると、床面FL上の最終確認領域CAが色づけされるため、事前警告として最終確認領域CAの境界線が明示されることとなり、従来の柵による侵入防止と同様に、最終確認領域CAの境界線を明示することによる注意喚起を実現することができる。
また、第2実施形態の監視システム10aでは、レーザ装置300が、不可視レーザ光LAと可視レーザ光VLAとを同じ位置に照射可能であり、不可視レーザ光LAの照射位置が最終確認領域CA内となるタイミングで可視レーザ光VLAが照射されるため、レーザ装置300の構成を簡素化しつつ、最終確認領域CAに向けた可視レーザ光VLAの照射を実現することができる。
また、第2実施形態の監視システム10aでは、レーザ装置300により不可視レーザ光LAの走査範囲が警告領域AAおよび最終確認領域CAのみに設定され、動作領域OAは走査範囲外であるため、不可視レーザ光LAによる監視領域MA内への新規物体の侵入の監視を、より容易に実行することができる。
C.変形例:
上記実施形態では、監視システム10の監視対象は、工場FAの床面FLに設置された多関節型の産業用ロボットであるとしているが、監視システム10は、あらゆる場所に設置されたあらゆるロボットを、上記実施形態と同様に監視することができる。
また、上記実施形態では、レーザ装置300による可視レーザ光VLAの照射位置は不可視レーザ光LAの照射位置と同じ位置であるとしているが、両者が異なる位置であるとしてもよい。例えば、第1実施形態において、可視レーザ光VLAは固定的に動作領域OAに向けて照射されるとしてもよく、第2実施形態において、可視レーザ光VLAは固定的に最終確認領域CAに向けて照射されるとしてもよい。また、レーザ装置300は監視領域MA内への新規物体の侵入の監視のみを行い、可視レーザ光VLAの照射はレーザ装置300から独立した可視光照射装置により行われるとしてもよい。
また、上記実施形態では、警告領域AA内に新規物体が検出された場合に、動作領域OA(または最終確認領域CA)に向けて可視レーザ光VLAが照射されるとしているが、可視レーザ光VLAに代えてレーザ光以外の可視光が照射されるとしてもよい。また、上記実施形態では、可視レーザ光VLAが動作領域OA(または最終確認領域CA)の全域に照射されるとしているが、可視レーザ光VLAは動作領域OA(または最終確認領域CA)の少なくとも外縁部に向けて照射されればよい。可視レーザ光VLAが動作領域OA(または最終確認領域CA)の少なくとも外縁部に向けて照射されれば、工場FA内の人物に動作領域OA(または最終確認領域CA)の位置を認識させることができる。
また、上記実施形態では、警告領域AA内に新規物体が検出されたときに動作領域OA(または最終確認領域CA)に向けて可視レーザ光VLAが照射されるとしているが、動作領域OA(または最終確認領域CA)に向けた可視レーザ光VLAの照射は起動時から常に実行されるとしてもよい。この場合にも、可視レーザ光VLAをロボット100より上方から動作領域OA(または最終確認領域CA)に向けて照射するものとすれば、動作領域OA(または最終確認領域CA)への注意をより強力に喚起することができる。また、この場合には、監視領域MAから警告領域AAを外してもよい。
また、上記実施形態では、不可視レーザ光LAを照射および受光することにより、監視領域MA内への新規物体の侵入の監視が実現されているが、監視領域MA内への新規物体の侵入の監視は、例えばカメラによる撮像および画像処理を行う方法のような他の方法により実現されるとしてもよい。
また、上記実施形態において、動作領域OAや最終確認領域CA、警告領域AAの形状は任意に変更可能である。また、上記実施形態において、レーザ装置300と監視制御装置400との間の接続や監視制御装置400とロボット制御装置200との間の接続は、制御ケーブルによる接続に代えて、無線接続であるとしてもよい。
本発明は、上述の実施形態や変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10…監視システム
100…ロボット
200…ロボット制御装置
300…レーザ装置
310…不可視光光源
320…可視光光源
330…固定ミラー
340…回転ミラー
350…回転駆動部
360…受光レンズ
370…受光部
400…監視制御装置
CA…最終確認領域
FA…工場
OA…動作領域
AA…警告領域
MA…監視領域
LA…不可視レーザ光
FL…床面
VLA…可視レーザ光

Claims (8)

  1. ロボット周辺への物体の侵入を監視する監視システムであって、
    前記ロボットの動作可能範囲を包含するように設定された動作領域内への、予め登録されていない新規物体の侵入を監視するセンサ部と、
    前記ロボットより高い位置から、可視光を照射する可視光照射部と、
    前記センサ部により前記動作領域内への新規物体の侵入が有ると判定されたときに、前記ロボットを制御するロボット制御部に前記ロボットの停止要求を発行する監視制御部と、を備え
    前記センサ部は、前記動作領域と、前記動作領域の周囲に設定された警告領域と、から構成される監視領域内への新規物体の侵入を監視し、
    前記監視制御部は、前記センサ部により前記監視領域内への新規物体の侵入が無いと判定されている期間には、前記可視光照射部に前記可視光の照射を停止させ、前記センサ部により前記警告領域内への新規物体の侵入が有ると判定されたときに、前記可視光照射部に前記動作領域の少なくとも外縁部に向けて前記可視光を照射させる、監視システム。
  2. 請求項に記載の監視システムであって、
    前記センサ部は、前記監視領域内の各位置に向けて不可視光を順次照射する不可視光照射部と、照射された後に反射された前記不可視光を受光する受光部と、を含み、前記受光部により受光された前記不可視光に基づき前記不可視光の照射位置への新規物体の侵入の有無を判定する、監視システム。
  3. 請求項に記載の監視システムであって、
    前記可視光照射部は、前記不可視光照射部による前記不可視光の照射位置と同じ位置に向けて前記可視光を照射するものであり、
    前記監視制御部は、前記センサ部により前記警告領域内への新規物体の侵入が有ると判定されたときに、前記不可視光照射部による前記不可視光の照射位置が前記動作領域内となったタイミングで、前記可視光照射部に前記可視光を照射させる、監視システム。
  4. ロボット周辺への物体の侵入を監視する監視システムであって、
    前記ロボットの動作可能範囲を包含するように設定された動作領域内への、予め登録されていない新規物体の侵入を監視するセンサ部と、
    前記ロボットより高い位置から、可視光を照射する可視光照射部と、
    前記センサ部により前記動作領域内への新規物体の侵入が有ると判定されたときに、前記ロボットを制御するロボット制御部に前記ロボットの停止要求を発行する監視制御部と、を備え、
    前記センサ部は、前記動作領域と、前記動作領域の周囲に設定された最終確認領域と、前記最終確認領域の周囲に設定された警告領域と、から構成される監視領域内への新規物体の侵入を監視し、
    前記監視制御部は、前記センサ部により前記監視領域内への新規物体の侵入が無いと判定されている期間には、前記可視光照射部に前記可視光の照射を停止させ、前記センサ部により前記警告領域内への新規物体の侵入が有ると判定されたときに、前記可視光照射部に前記最終確認領域の少なくとも外縁部に向けて前記可視光を照射させる、監視システム。
  5. 請求項に記載の監視システムであって、
    前記センサ部は、前記最終確認領域と前記警告領域との各位置に向けて不可視光を順次照射する不可視光照射部と、照射された後に反射された前記不可視光を受光する受光部と、を含み、前記受光部により受光された前記不可視光に基づき前記不可視光の照射位置への新規物体の侵入の有無を判定すると共に、前記最終確認領域内への新規物体の侵入が有ると判定された後、前記最終確認領域内への新規物体の侵入が無いと判定され、かつ、前記警告領域内への新規物体の侵入も無いと判定された場合に、前記動作領域内への新規物体の侵入が有ると判定する、監視システム。
  6. 請求項に記載の監視システムであって、
    前記可視光照射部は、前記不可視光照射部による前記不可視光の照射位置と同じ位置に向けて前記可視光を照射するものであり、
    前記監視制御部は、前記センサ部により前記警告領域内への新規物体の侵入が有ると判定されたときに、前記不可視光照射部による前記不可視光の照射位置が前記最終確認領域内となったタイミングで、前記可視光照射部に前記可視光を照射させる、監視システム。
  7. ロボット周辺への物体の侵入を監視する監視方法であって、
    前記ロボットの動作可能範囲を包含するように設定された動作領域内への、予め登録されていない新規物体の侵入を監視する工程と、
    前記ロボットより高い位置から、可視光を照射する工程と、
    前記動作領域内への新規物体の侵入が有ると判定されたときに、前記ロボットを制御するロボット制御部に前記ロボットの停止要求を発行する工程と、を備え
    前記監視する工程は、前記動作領域と、前記動作領域の周囲に設定された警告領域と、から構成される監視領域内への新規物体の侵入を監視する工程であり、
    前記可視光を照射する工程は、前記監視領域内への新規物体の侵入が無いと判定されている期間には、前記可視光の照射を停止し、前記警告領域内への新規物体の侵入が有ると判定されたときに、前記動作領域の少なくとも外縁部に向けて前記可視光を照射する工程である、監視方法。
  8. ロボット周辺への物体の侵入を監視する監視方法であって、
    前記ロボットの動作可能範囲を包含するように設定された動作領域内への、予め登録されていない新規物体の侵入を監視する工程と、
    前記ロボットより高い位置から、可視光を照射する工程と、
    前記動作領域内への新規物体の侵入が有ると判定されたときに、前記ロボットを制御するロボット制御部に前記ロボットの停止要求を発行する工程と、を備え、
    前記監視する工程は、前記動作領域と、前記動作領域の周囲に設定された最終確認領域と、前記最終確認領域の周囲に設定された警告領域と、から構成される監視領域内への新規物体の侵入を監視する工程であり、
    前記可視光を照射する工程は、前記監視領域内への新規物体の侵入が無いと判定されている期間には、前記可視光の照射を停止し、前記警告領域内への新規物体の侵入が有ると判定されたときに、前記最終確認領域の少なくとも外縁部に向けて前記可視光を照射する工程である、監視方法。
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