JP6001258B2 - 保護シートおよびその製造方法 - Google Patents
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Description
(A)厚さ50μm、幅20mm、長さ100mmのポリイミドフィルムからなる被着体に、幅20mm、長さ70mmの前記保護シートを、温度25℃にてローラを用いて付与圧力0.26MPa、移動速度0.3m/分の条件で貼り合わせ、その被着体背面を297mm×420mmのステンレス鋼板に両面テープで固定し、該保護シートが該ステンレス鋼板に対して下方となるように鉛直に対して45°の角度で治具に固定し、該保護シートの下端に200g(±10g)の錘をつけて温度25℃にて静置し、5分間の間に前記錘によって剥がされた距離(H)が30mm以下であること;
(B)前記保護シートを、温度100℃にてローラを用いて付与圧力0.66MPa、移動速度1.0m/分の条件でポリイミドフィルムからなる被着体に圧着し、温度50℃で30分保持した後、温度25℃で1時間保持した場合において、温度25℃、剥離速度5m/分、剥離角度180°の条件で前記被着体から剥離して測定される剥離強度PSHが、0.2〜2.0N/20mmであること;を満たすことを特徴とする。
(C)前記保護シートにつき、温度25℃における流れ方向についての引張弾性率をEM25とし、同温度における当該流れ方向に対する垂直方向についての引張弾性率をET25としたとき、これらEM25およびET25の合計値ES25が50MPa〜9000MPaであること;を満たす。かかる保護シートは、ES25が50MPa〜9000MPaであることから、適度な硬度(コシの強さ)を有する。したがって、保護シートを被着体の所定位置に載置する際に、該保護シートが縒れたり皺になったりしにくいので作業性に優れる。また、被着体から保護シートを剥離する際に、保護シート自体の弾性力(曲げ変形に対して元の形状に戻ろうとする力)を剥離力の一部として利用することができるので、より軽剥離性に優れ、作業性に優れる。
(A)厚さ50μm、幅20mm、長さ100mmのポリイミドフィルムからなる被着体に、幅20mm、長さ70mmの前記保護シートを、温度25℃にてローラを用いて付与圧力0.26MPa、移動速度0.3m/分の条件で貼り合わせ、その被着体背面を297mm×420mmのステンレス鋼板に両面テープで固定し、該保護シートが該ステンレス鋼板に対して下方となるように鉛直に対して45°の角度で治具に固定し、該保護シートの下端に200g(±10g)の錘をつけて温度25℃にて静置し、5分間の間に前記錘によって剥がされた距離(H)が30mm以下であること;
(B)前記保護シートを、温度100℃にてローラを用いて付与圧力0.66MPa、移動速度1.0m/分の条件でポリイミドフィルムからなる被着体に圧着し、温度50℃で30分保持した後、温度25℃で1時間保持した場合において、温度25℃、剥離速度5m/分、剥離角度180°の条件で前記被着体から剥離して測定される剥離強度PSHが、0.2〜2.0N/20mmであること;
を満たすように、配合成分およびその配合割合を選定して粘着剤組成物を調製すること、および前記調製した粘着剤組成物を用いて、前記基材の片面に粘着剤層を設けること、を含むことを特徴とする。かかる特性を満たすように粘着剤組成物を調製することにより、被着体への密着性と軽剥離性とを高度に両立した保護シートを製造することができる。
(A)厚さ50μm、幅20mm、長さ100mmのポリイミド(PI)フィルムからなる被着体の表面(第1面)に、幅20mm、長さ70mmの前記保護シートを、温度25℃にてローラを用いて付与圧力0.26MPa、移動速度0.3m/分の条件で貼り合わせ、その被着体の背面(第2面)を297mm×420mmのステンレス鋼板(SUS板)に両面テープで固定し、該保護シートが該SUS板に対して下方となるように鉛直に対して45°の角度で治具に固定し、該保護シートの下端に200g(±10g)の錘をつけて温度25℃にて静置し、5分間の間に前記錘によって剥がされた距離(H)が30mm以下であること;を満たすことが好ましい。前記剥がされた距離(H)は、より好ましくは20mm以下、特に好ましくは10mm以下である。上記剥がされた距離が30mm以下であることにより良好な密着性が得られる。また、上記保護シートをメッキマスキング用保護シートとして用いる場合、上記剥がされた距離が30mm以下であることにより、メッキ液の浸入に耐えることができる。特に、被保護部分に複雑かつ微細な凹凸(典型的には接続端子部)が形成されているような回路基板に対して、良好な表面形状追従性を示し、そのような被着体に対しても、非メッキ部分へのメッキ液の滲み込みを抑えて精度よくメッキを施すことができる。なお、上記特性(A)は本発明に係る保護シートに必須の特性ではなく、本発明に係る保護シートまたはその密着性を特定する好適な特性の一つとして把握されるものである。したがって、本発明に係る保護シートを上記特性(A)とは異なる表現で特定することも可能である。
(B)前記保護シートを、温度100℃にてローラを用いて付与圧力0.66MPa、移動速度1.0m/分の条件でPIフィルムからなる被着体に圧着し、温度50℃で30分保持した後、温度25℃で1時間保持した場合において、温度25℃、剥離速度5m/分、剥離角度180°の条件で前記被着体から剥離して測定される剥離強度PSHが、0.2〜2.0N/20mmであること;を満たすことが好ましい。上記剥離強度PSHは、例えば0.3N/20mm以上(典型的には0.5N/20mm以上)であり、より好ましくは1.8N/20mm以下(典型的には1.5N/20mm以下)である。上記剥離強度PSHが上述の範囲内であることにより、熱圧着によって充分な接着性を示すにもかかわらず、剥離の際に被着体が変形しない程度の軽い剥離が可能となる。例えばメッキ前の一般的な回路基板表面には、PI基板が露出している部分が多く存在する。PSHが上記範囲内にある保護シートは、PIに熱圧着された際の接着性と軽剥離性とのバランスに優れることから、回路基板にメッキを施す際に非メッキ部分を保護する用途に好適である。
(C)前記保護シートにつき、温度25℃における流れ方向(MD)についての引張弾性率をEM25とし、同温度における当該流れ方向に対する垂直方向(TD)についての引張弾性率をET25としたとき、これらEM25およびET25の合計値ES25が50MPa〜9000MPaであること;を満たすことが好ましい。ES25は、より好ましくは800MPa以上であり、さらに好ましくは1000MPa以上(典型的には1100MPa以上)である。また、ES25は、8000MPa以下であってもよく、典型的には4000MPa以下(例えば2000MPa以下)である。かかる引張弾性率を示す保護シートは、常温環境下において、適度な硬度(コシの強さ)を有する。したがって、保護シートを被着体の所定位置(例えば回路基板の非メッキ部分)に載置する際に、該保護シートが縒れたり皺になったりしにくいので作業性に優れる。また、被着体から保護シートを剥離する際に、保護シート自体の弾性力(曲げ変形に対して元の形状に戻ろうとする力)を剥離力の一部として利用することができるので、軽剥離性がより優れ、作業性がより優れる。
プロピレンのホモポリマー(すなわちホモポリプロピレン)。例えばアイソタクチックポリプロピレン、シンジオタクチックポリプロピレン、アタクチックポリプロピレン。
プロピレンと他のα−オレフィン(典型的には、エチレンおよび炭素数4〜10のα−オレフィンから選択される一種または二種以上)とのランダム共重合体(ランダムポリプロピレン)。例えばプロピレン96〜99.9モル%と他のα−オレフィン(好ましくはエチレンおよび/またはブテン)0.1〜4モル%とをランダム共重合したランダムポリプロピレン。
プロピレンに他のα−オレフィン(典型的には、エチレンおよび炭素数4〜10のα−オレフィンから選択される一種または二種以上)をブロック共重合した共重合体(ブロックポリプロピレン)。かかるブロックポリプロピレンは、副生成物として、プロピレンおよび上記他のα−オレフィンのうち少なくとも一種を成分とするゴム成分をさらに含み得る。例えばプロピレン90〜99.9モル%に他のα−オレフィン(好ましくはエチレンおよび/またはブテン)0.1〜10モル%をブロック共重合したポリマーと、副生成物としてプロピレンおよび他のα−オレフィンのうち少なくとも一種を成分とするゴム成分をさらに含むブロックポリプロピレン。
CH2=C(R1)COOR2 (1)
ここで、上記式(1)中のR1は水素原子またはメチル基である。また、R2は炭素原子数1〜20のアルキル基(以下、このような炭素原子数の範囲を「C1−20」と表すことがある。)である。粘着剤の貯蔵弾性率等の観点から、R2がC1−14のアルキル基であるアルキル(メタ)アクリレートが好ましく、R2がC1−10のアルキル基であるアルキル(メタ)アクリレートがより好ましく、R2がブチル基または2−エチルヘキシル基であるアルキル(メタ)アクリレートが特に好ましい。
カルボキシル基含有モノマー:例えばアクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸等のエチレン性不飽和モノカルボン酸;マレイン酸、イタコン酸、シトラコン酸等のエチレン性不飽和ジカルボン酸およびその無水物(無水マレイン酸、無水イコタン酸等)。
水酸基含有モノマー:例えば2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート類;ビニルアルコール、アリルアルコール等の不飽和アルコール類。
アミド基含有モノマー:例えば(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N−ブチル(メタ)アクリルアミド、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、N−メチロールプロパン(メタ)アクリルアミド、N−メトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド。
アミノ基含有モノマー:例えばアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、t−ブチルアミノエチル(メタ)アクリレート。
エポキシ基を有するモノマー:例えばグリシジル(メタ)アクリレート、メチルグリシジル(メタ)アクリレート、アリルグリシジルエーテル。
シアノ基含有モノマー:例えばアクリロニトリル、メタクリロニトリル。
ケト基含有モノマー:例えばジアセトン(メタ)アクリルアミド、ジアセトン(メタ)アクリレート、ビニルメチルケトン、ビニルエチルケトン、アリルアセトアセテート、ビニルアセトアセテート。
窒素原子含有環を有するモノマー:例えばN−ビニル−2−ピロリドン、N−メチルビニルピロリドン、N−ビニルピリジン、N−ビニルピペリドン、N−ビニルピリミジン、N−ビニルピペラジン、N−ビニルピラジン、N−ビニルピロール、N−ビニルイミダゾール、N−ビニルオキサゾール、N−ビニルモルホリン、N−ビニルカプロラクタム、N−(メタ)アクリロイルモルホリン。
アルコキシシリル基含有モノマー:例えば3−(メタ)アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−(メタ)アクリロキシプロピルトリエトキシシラン、3−アクリロキシプロピルトリエトキシシラン、3−(メタ)アクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−(メタ)アクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン。
<例1>
冷却管、窒素導入管、温度計、攪拌装置を備えた反応容器に、2−エチルヘキシルアクリレート75部、N−アクリロイルモルホリン25部、2−ヒドロキシエチルアクリレート0.1部、アクリル酸3部、および重合開始剤として2,2’−アゾビスイソブチロニトリル(キシダ化学(株)製「1級AIBN」)0.2部を投入し、所望の固形分になるように酢酸エチルを加え、60℃で6時間共重合させることにより、アクリル系共重合体の酢酸エチル溶液を得た。このアクリル系共重合体溶液(反応液)に、該共重合体100部に対してイソシアネート系架橋剤(日本ポリウレタン工業(株)製「コロネート(登録商標)L」)4部を添加し、さらにトルエンを用いて所定の固形分となるように調整して粘着剤組成物を得た。
冷却管、窒素導入管、温度計、撹拌装置を備えた反応容器に、2−エチルヘキシルアクリレート49部、n−ブチルメタクリレート49部およびアクリル酸2部からなる単量体混合物100部に対し、乳化剤としてポリオキシエチレンアルキルプロペニルフェニルエーテル硫酸(第一工業製薬(株)製「アクアロン(登録商標)BC−2020」)2部、重合開始剤として2,2’−アゾビス(2−アミジノプロパン)二塩酸塩(和光純薬工業(株)製「V−50」)0.03部を添加し、所望の固形分になるように水を加え、50℃で5時間乳化重合させた。重合終了後、この反応液に10%濃度のアンモニア水(キシダ化学(株)製「10%アンモニア水」)を添加してpH8.0に調整し、アクリル系共重合体エマルションを得た。このアクリル系共重合体エマルションの固形分100部に対し、オキサゾリン系水溶性架橋剤(日本触媒(株)製「エポクロス(登録商標)WS―500」)5部を混合して粘着剤組成物を得た。この粘着剤組成物を用いた他は、例1と同様にして保護シートを得た。
粘着剤組成物として、例1と同様にして調製したアクリル系共重合体100部に対し、「コロネート(登録商標)L」4部およびエポキシ系架橋剤(三菱瓦斬化学(株)製「TETRAD(登録商標)−C」)0.5部を加え、さらにトルエンを用いて所定の固形分となるように調整して粘着剤組成物を得た他は、例1と同様にして保護シートを得た。
冷却管、窒素導入管、温度計、撹拌装置を備えた反応容器に、2−エチルヘキシルアクリレート100部、酢酸ビニル80部、アクリル酸5部、および重合開始剤としてベンゾイルパーオキサイド(日油(株)製「ナイパー(登録商標)BW」)0.3部を投入し、所望の固形分になるようにトルエンを加え、60℃で6時間共重合させることによりアクリル系共重合体のトルエン溶液を得た。このアクリル系共重合体溶液に、該共重合体100部に対して「コロネート(登録商標)L」4部および「TETRAD(登録商標)−C」0.5部を添加し、さらにトルエンを用いて所定の固形分となるように調整して粘着剤組成物を得た。この粘着剤組成物を用いて、基材のコロナ放電処理面に厚み約5μmの粘着剤層を形成した他は、例1と同様にして保護シートを得た。
冷却管、窒素導入管、温度計、撹拌装置を備えた反応容器に、n−ブチルアクリレート58部、n−ブチルメタクリレート40部およびアクリル酸2部からなる単量体混合物100部に対し、乳化剤として「アクアロン(登録商標)BC−2020」1.65部、分散剤としてリン酸エステル系分散剤(東邦化学工業(株)製「フォスファノール(登録商標)RE−410」)0.6部、重合開始剤として過硫酸アンモニウム(キシダ化学(株)製「1級ペルオキソニ硫酸アンモニウム」)0.23部を添加し、所望の固形分になるように水を加え、60℃で6時間乳化重合させた。重合終了後、この反応液に10%濃度のアンモニア水(キシダ化学(株)製「10%アンモニア水」)を添加してpH8.0に調整し、アクリル系共重合体エマルションを得た。このアクリル系共重合体エマルションの固形分100部に対し、「エポクロス(登録商標)WS―500」2部を混合して粘着剤組成物を得た。この粘着剤組成物を用いて、基材のコロナ放電処理面に厚み約15μmの粘着剤層を形成した他は、例1と同様にして保護シートを得た。
図3,4に示すように、試験板を固定するテストスタンド30を鉛直に対して45°の角度となるように固定した他は、JIS Z0237の「13 保持力」に記載の要領で試験を行った。すなわち、厚さ50μm、幅20mm、長さ100mmのPIフィルム(東レ・デュポン(株)製「カプトン(登録商標)200H」)31からなる被着体に、幅20mm、長さ70mmの保護シート10を、温度25℃にてローラを備えたラミネータ(株)エム・シー・ケー製「MRK−600型卓上タイプ」(直径80mm×610mm×720mmのシリコンローラを前後上下に合計4つ備えたもの))を用いて付与圧力0.26MPa、移動速度0.3m/分の条件で一往復させて貼り合わせ、その被着体背面を297mm×420mmのSUS板(図示せず)に両面テープ(日東電工(株)製「No.500」、図示せず)で固定し、保護シート10がSUS板(図示せず)に対して下方となるように鉛直に対して45°の角度でテストスタンド30に固定し、保護シート10の下端を粘着剤層同士が重なるように折り返し、クリップ(図示せず)で固定した。この折返し部分34に重さ6gのフック32を固定した。このフック32に200gの錘33をつけて温度25℃にて静置し、5分経過後、錘33によって剥がされた距離(H)を測定した。5分以内に全て剥がれて落下した場合は×とした。
基材のMDを長手方向として10mm×60mmにカットした保護シートから剥離ライナーを除去し、露出した粘着剤層を、被着体としての15mm×60mmにカットしたPIフィルム(東レ・デュポン(株)製「カプトン(登録商標)200H」)に重ね合わせ、温度100℃にてローラを備えた熱ラミネータ((株)エム・シー・ケー製「MRK−600型卓上タイプ」(直径80mm×610mm×720mmのシリコンローラを前後上下に合計4つ備えたもの))を用いて付与圧力0.66MPa、移動速度1.0m/分の条件で一往復させて保護シートを上記PIフィルムに熱圧着させた。保護シートが熱圧着された被着体を、50℃で30分保持した後、さらに温度25℃で1時間保持し、両面粘着テープ(日東電工(株)製「No.532」)を用いてSUS板(SUS430BA)に固定した。次いで、該保護シートを、JIS Z0237に準じて、温度25℃、剥離速度5m/分、剥離角度180°の条件で、SUS板に固定された該被着体から引き剥がし、そのときの剥離強度をPSH(N/20mm)として測定した。測定した結果に基づき、以下に示す基準で剥離性を評価した。
良:PSHが0.2〜2.0N/20mmの範囲にある。
不良:PSHが0.2N/20mm未満または2.0N/20mmを超える。
各保護シートを、MDを長手方向として幅10mmの短冊状にカットして試験片を作製した。この試験片を、JIS K7161に準拠して下記条件で延伸することにより応力−ひずみ曲線を得た。
測定温度:25℃
引張速度:300mm/分
チャック間距離:50mm
MD引張弾性率EM25は、規定された2点のひずみε1=1及びε2=2の間の曲線の線形回帰によって求めた。異なる箇所から切り出した3つの試験片を用いて上記測定を行い、それらの平均値を25℃におけるMDへの引張弾性率EM25(MPa)とした。
各保護シートを、TDを長手方向として幅10mmの短冊状にカットして試験片を作製した。この試験片を用い、上記と同様にして、25℃におけるTDへの引張弾性率ET25(MPa)を求めた。
測定されたEM25,ET25から、これらの合計値ES25(MPa)を求めた。
なお、EM25,ET25は、各保護シートの厚みの実測値から粘着剤層の厚みを差し引いた厚みの値に基づいて、基材の断面積当たりの値に換算して求めた。
フレキシブルプリント基板(FPC)にメッキを施す際に用いられる保護シート(メッキマスキング用保護シート)としての使用態様を想定して、FPCの配線(典型的には銅線)とベースフィルムとの間の段差に対する密着性(段差追従性)を評価した。
図5,6に示すように、40mm×100mmのPIフィルム22((東レ・デュポン(株)製「カプトン(登録商標)200H」)の片面に、その長手方向に沿ってPIフィルム22表面の片側半分の面積を覆うように、20mm×100mmで厚さ35μmの銅箔24を接合して基板20を作製した。20mm×70mmにカットし、剥離ライナーを除去した各保護シートの試験片26を、基板20の上に、幅の略中央がPIフィルム22と銅箔24との境界に来るように位置合わせして、ハンドローラで軽く貼り合わせた。これを、上記剥離強度測定試験の際と同様の方法および条件で貼り合わせた(熱圧着)。熱圧着後、試験片26の貼り付けられた基板20のPIフィルム22と銅箔24との境界付近を真上(図6の矢印方向、すなわち基板表面に対して垂直な方向)から観察して、銅箔24とPIフィルム22との段差部分に存在する隙間(試験片26の粘着面が基板20の表面から浮いている部分)の有無を確認した(図6)。隙間の確認は、(株)キーエンス製のデジタルマイクロスコープ(倍率:100倍)を用いて、試験片26の長手方向の一端から10mm,35mmおよび60mmの箇所について行った。なお、隙間の幅Lが700μm以上の場合、メッキ液が滲み込み、不具合が発生する傾向があることから、メッキ液の滲み込みを許すほどの隙間の幅Lを700μm以上と定義した。それらの結果に基づき、各保護シートの密着性を以下の二段階に評価した。
良:メッキ液の滲み込みを許すほどの隙間の存在は確認されなかった。
不良:上記隙間の存在が確認された。
2 粘着剤層
3 剥離ライナー
10 保護シート
20 基板(被着体)
22 ポリイミド(PI)フィルム
24 銅箔
26 保護シート
30 テストスタンド
31 ポリイミド(PI)フィルム
32 フック
33 錘
34 折返し部分
Claims (7)
- 基材と該基材の片面に設けられた粘着剤層とを備える保護シートであって、
以下の特性(A)および(B):
(A)厚さ50μm、幅20mm、長さ100mmのポリイミドフィルムからなる被着体に、幅20mm、長さ70mmの前記保護シートを、温度25℃にてローラを用いて付与圧力0.26MPa、移動速度0.3m/分の条件で貼り合わせ、その被着体背面を297mm×420mmのステンレス鋼板に両面テープで固定し、該保護シートが該ステンレス鋼板に対して下方となるように鉛直に対して45°の角度で治具に固定し、該保護シートの下端に200gの錘をつけて温度25℃にて静置し、5分間の間に前記錘によって剥がされた距離(H)が30mm以下であること;
(B)前記保護シートを、温度100℃にてローラを用いて付与圧力0.66MPa、移動速度1.0m/分の条件でポリイミドフィルムからなる被着体に圧着し、温度50℃で30分保持した後、温度25℃で1時間保持した場合において、温度25℃、剥離速度5m/分、剥離角度180°の条件で前記被着体から剥離して測定される剥離強度PSHが、0.2〜2.0N/20mmであること;
を満たし、
前記粘着剤層を構成する粘着剤は、アクリル系ポリマーを主成分とするアクリル系粘着剤であり、
前記アクリル系ポリマーは、式(1):
CH2=C(R1)COOR2 (1)
(式(1)中のR1は水素原子またはメチル基である。R2は炭素原子数4〜14のアルキル基である。);で表されるアルキル(メタ)アクリレートを主モノマーとして含み、該主モノマーと共重合性を有する副モノマーをさらに含むモノマー混合物の共重合体であり、
前記アルキル(メタ)アクリレート100質量部に対して、前記副モノマーとして、窒素原子含有環を有するモノマーを15〜50質量部、カルボキシル基含有モノマーを1〜10質量部、水酸基含有モノマーおよび/またはアルコキシシリル基含有モノマーを0.01〜20質量部含有する、保護シート。 - 金属をメッキする際に非メッキ部分に貼り付けられて当該非メッキ部分をメッキ液から保護するメッキマスキング用保護シートであって、
基材と、該基材の片面に設けられた粘着剤層とを備えており、
以下の特性(A)および(B):
(A)厚さ50μm、幅20mm、長さ100mmのポリイミドフィルムからなる被着体に、幅20mm、長さ70mmの前記保護シートを、温度25℃にてローラを用いて付与圧力0.26MPa、移動速度0.3m/分の条件で貼り合わせ、その被着体背面を297mm×420mmのステンレス鋼板に両面テープで固定し、該保護シートが該ステンレス鋼板に対して下方となるように鉛直に対して45°の角度で治具に固定し、該保護シートの下端に200gの錘をつけて温度25℃にて静置し、5分間の間に前記錘によって剥がされた距離(H)が30mm以下であること;
(B)前記保護シートを、温度100℃にてローラを用いて付与圧力0.66MPa、移動速度1.0m/分の条件でポリイミドフィルムからなる被着体に圧着し、温度50℃で30分保持した後、温度25℃で1時間保持した場合において、温度25℃、剥離速度5m/分、剥離角度180°の条件で前記被着体から剥離して測定される剥離強度PSHが、0.2〜2.0N/20mmであること;
を満たし、
前記粘着剤層を構成する粘着剤は、アクリル系ポリマーを主成分とするアクリル系粘着剤であり、
前記アクリル系ポリマーは、式(1):
CH2=C(R1)COOR2 (1)
(式(1)中のR1は水素原子またはメチル基である。R2は炭素原子数1〜20のアルキル基である。);で表されるアルキル(メタ)アクリレートを主モノマーとして含み、該主モノマーと共重合性を有する副モノマーをさらに含むモノマー混合物の共重合体であり、
前記アルキル(メタ)アクリレートは、前記式(1)中のR2が炭素原子数6〜14のアルキル基であるアルキルアクリレート30〜70質量%と、前記式(1)中のR2が炭素原子数2〜4のアルキル基であるアルキルメタクリレート30〜70質量%とを含み、
前記アルキル(メタ)アクリレート100質量部に対して、前記副モノマーとして、カルボキシル基含有モノマーを1〜10質量部含有する、保護シート。 - さらに、以下の特性(C):
(C)前記保護シートにつき、温度25℃における流れ方向についての引張弾性率をEM25とし、同温度における当該流れ方向に対する垂直方向についての引張弾性率をET25としたとき、これらEM25およびET25の合計値ES25が50MPa〜9000MPaであること;
を満たす、請求項1または2に記載の保護シート。 - 前記基材が、ポリエチレン、ポリプロピレン、およびエチレン−プロピレン共重合体からなる群から選ばれる少なくとも1種を主成分とする、請求項1から3のいずれかに記載の保護シート。
- 金属をメッキする際に非メッキ部分に貼り付けられて当該非メッキ部分をメッキ液から保護するメッキマスキング用保護シートである、請求項1、3または4に記載の保護シート。
- 保護シートを製造する方法において、
以下の特性(A)および(B):
(A)厚さ50μm、幅20mm、長さ100mmのポリイミドフィルムからなる被着体に、幅20mm、長さ70mmの前記保護シートを、温度25℃にてローラを用いて付与圧力0.26MPa、移動速度0.3m/分の条件で貼り合わせ、その被着体背面を297mm×420mmのステンレス鋼板に両面テープで固定し、該保護シートが該ステンレス鋼板に対して下方となるように鉛直に対して45°の角度で治具に固定し、該保護シートの下端に200gの錘をつけて温度25℃にて静置し、5分間の間に前記錘によって剥がされた距離(H)が30mm以下であること;
(B)前記保護シートを、温度100℃にてローラを用いて付与圧力0.66MPa、移動速度1.0m/分の条件でポリイミドフィルムからなる被着体に圧着し、温度50℃で30分保持した後、温度25℃で1時間保持した場合において、温度25℃、剥離速度5m/分、剥離角度180°の条件で前記被着体から剥離して測定される剥離強度PSHが、0.2〜2.0N/20mmであること;
を満たすように、配合成分およびその配合割合を選定して粘着剤組成物を調製すること、および
前記調製した粘着剤組成物を用いて、前記基材の片面に粘着剤層を設けること、
を含み、
前記粘着剤層を構成する粘着剤は、アクリル系ポリマーを主成分とするアクリル系粘着剤であり、
前記アクリル系ポリマーは、式(1):
CH2=C(R1)COOR2 (1)
(式(1)中のR1は水素原子またはメチル基である。R2は炭素原子数4〜14のアルキル基である。);で表されるアルキル(メタ)アクリレートを主モノマーとして含み、該主モノマーと共重合性を有する副モノマーをさらに含むモノマー混合物の共重合体であり、
前記アルキル(メタ)アクリレート100質量部に対して、前記副モノマーとして、窒素原子含有環を有するモノマーを15〜50質量部、カルボキシル基含有モノマーを1〜10質量部、水酸基含有モノマーおよび/またはアルコキシシリル基含有モノマーを0.01〜20質量部含有するアクリル系ポリマーである、保護シートの製造方法。 - 金属をメッキする際に非メッキ部分に貼り付けられて当該非メッキ部分をメッキ液から保護するメッキマスキング用保護シートを製造する方法において、
以下の特性(A)および(B):
(A)厚さ50μm、幅20mm、長さ100mmのポリイミドフィルムからなる被着体に、幅20mm、長さ70mmの前記保護シートを、温度25℃にてローラを用いて付与圧力0.26MPa、移動速度0.3m/分の条件で貼り合わせ、その被着体背面を297mm×420mmのステンレス鋼板に両面テープで固定し、該保護シートが該ステンレス鋼板に対して下方となるように鉛直に対して45°の角度で治具に固定し、該保護シートの下端に200gの錘をつけて温度25℃にて静置し、5分間の間に前記錘によって剥がされた距離(H)が30mm以下であること;
(B)前記保護シートを、温度100℃にてローラを用いて付与圧力0.66MPa、移動速度1.0m/分の条件でポリイミドフィルムからなる被着体に圧着し、温度50℃で30分保持した後、温度25℃で1時間保持した場合において、温度25℃、剥離速度5m/分、剥離角度180°の条件で前記被着体から剥離して測定される剥離強度PS H が、0.2〜2.0N/20mmであること;
を満たすように、配合成分およびその配合割合を選定して粘着剤組成物を調製すること、および
前記調製した粘着剤組成物を用いて、前記基材の片面に粘着剤層を設けること、
を含み、
前記粘着剤層を構成する粘着剤は、アクリル系ポリマーを主成分とするアクリル系粘着剤であり、
前記アクリル系ポリマーは、式(1):
CH 2 =C(R 1 )COOR 2 (1)
(式(1)中のR 1 は水素原子またはメチル基である。R 2 は炭素原子数1〜20のアルキル基である。);で表されるアルキル(メタ)アクリレートを主モノマーとして含み、該主モノマーと共重合性を有する副モノマーをさらに含むモノマー混合物の共重合体であり、
前記アルキル(メタ)アクリレートは、前記式(1)中のR 2 が炭素原子数6〜14のアルキル基であるアルキルアクリレート30〜70質量%と、前記式(1)中のR 2 が炭素原子数2〜4のアルキル基であるアルキルメタクリレート30〜70質量%とを含み、
前記アルキル(メタ)アクリレート100質量部に対して、前記副モノマーとして、カルボキシル基含有モノマーを1〜10質量部含有するアクリル系ポリマーである、保護シートの製造方法。
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