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JP2010254741A - 物品の仮止め固定用粘着テープおよび仮止め固定物品 - Google Patents

物品の仮止め固定用粘着テープおよび仮止め固定物品 Download PDF

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JP2010254741A
JP2010254741A JP2009103151A JP2009103151A JP2010254741A JP 2010254741 A JP2010254741 A JP 2010254741A JP 2009103151 A JP2009103151 A JP 2009103151A JP 2009103151 A JP2009103151 A JP 2009103151A JP 2010254741 A JP2010254741 A JP 2010254741A
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adhesive tape
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meth
pressure
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JP2009103151A
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Hiroyuki Iwami
博之 岩見
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Nitto Denko CS System Corp
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Nitto Denko CS System Corp
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Abstract


【課題】 物品の被着部分に貼り付けた状態で応力が発生しても非常に剥がれにくく、かつ、目的を達成した後、剥離する際には容易に剥がすことができ、且つ非常に糊残りが生じにくい、物品の仮止め固定用粘着テープを提供することを目的とする。
【解決手段】 基材の片面に粘着剤層を有する、物品の仮止め固定用粘着テープにおいて、基材が、一軸延伸ポリプロピレン系フィルムであり、粘着剤層が、アルキル基の炭素数が4〜12のアルキル(メタ)アクリレートを主成分とし、かつメタクリル酸を含有する単量体混合物から得られたアクリル系共重合体エマルションおよびオキサゾリン基含有水系架橋剤を含有するアクリル系エマルション型粘着剤により形成されたものであり、基材と粘着剤層との間には、溶剤型のアミノ基グラフト化アクリル系樹脂により形成された下塗り層を有することを特徴とする物品の仮止め固定用粘着テープ。
【選択図】 なし

Description

本発明は、物品を仮止め固定するために用いられる粘着テープに関する。また本発明は前記粘着テープにより、物品が、仮止め固定された、仮止め固定物品に関する。なお、本発明の粘着テープは、テープ状またはシート状で用いられる。
本発明の物品の仮止め固定用粘着テープは、例えば、電化製品、OA機器等の物品を製品出荷する際に、被着体である前記物品を梱包するにあたり、当該物品の内部部品やドア等の被着部分(例えば印刷鋼板や樹脂板等)を仮止め固定するために、前記被着部分に貼り付けて用いられる。例えば、物品が冷蔵庫の場合には、本発明の粘着テープは、冷蔵庫のドア等の仮止め固定に用いられる。
電化製品、OA機器等の物品の仮止め固定に用いられ粘着テープに要求される特性としては、被着体である物品の内部部品やドア等の被着部分を確実に固定するために、粘着テープが被着部分に貼り付けられた状態において応力が発生しても剥がれないことが求められる。また、前記物品はその使用にあたり、不要になった粘着テープを最終的に被着部分から剥離するため、当該粘着テープには容易に剥離することが求められる。このように、仮止め固定用粘着テープには相反する特性が要求される。
仮止め固定用粘着テープとしては、支持体の片面または両面に粘着剤層を形成したものが知られている。仮止め固定用粘着テープは、できるだけ安価なものであることが要求されるため、通常、ダンボール箱封緘用粘着テープと同様のものが用いられている(特許文献1)。例えば、汎用の延伸ポリプロピレン(OPP)フィルムからなる基材の一面に粘着剤層を、他面に離型剤層を形成した粘着テープが一般的に用いられてきた。又、近年、OPPフィルムに代わり、より基材強度の高いポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムや縦一軸延伸ポリプロピレンフィルムを基材とした粘着テープも使用されてきている。
一方、仮止め固定用粘着テープに使用される粘着剤としては、有機溶剤型粘着剤が使用されていたが、一般の粘着剤の場合と同様に、環境保護、省資源、安全衛生等に対する社会的な要請と規制強化から、有機溶剤型粘着剤に代わる粘着剤として、水系粘着剤が用いられるようになっている。水系粘着剤としてはアクリル系エマルション型粘着剤が、通常用いられる。
アクリル系エマルション型粘着剤を塗布して形成した粘着剤層は、家電製品等の物品の被着部分(例えば印刷鋼板や樹脂板等)に対する粘着力が高い。しかしながら、前記基材とアクリル系エマルション型粘着剤により形成された粘着剤層とは密着力が弱い。そのため、仮止め固定用粘着テープを被着体から剥離する際には、被着部分の印刷面が毟り取られたり、粘着剤層の層間破壊により、被着体に糊残りが生じたりする問題があった。
前記問題を解決するために、本出願人は仮止め固定用粘着テープを提案した(特許文献2)。しかし、該粘着テープは被着体の材質によっては粘着力がやや不十分となる場合があり、また高温高湿条件下に長期間曝された場合には被着体の材質によっては糊残りが生じることがあった。
特開昭63−86786号公報 特開2006−282746号公報
本発明は、物品の被着部分に貼り付けた状態で応力が発生しても非常に剥がれにくく、かつ、目的を達成した後、剥離する際には容易に剥がすことができ、且つ非常に糊残りが生じにくい、物品の仮止め固定用粘着テープを提供することを目的とする。
また本発明は、前記粘着テープにより、物品を仮止め固定した仮止め固定物品を提供することを目的とする。
本発明者らは上記課題を解決するため鋭意検討した結果、下記粘着テープにより上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、基材の片面に粘着剤層を有する、物品の仮止め固定用粘着テープにおいて、
基材が、一軸延伸ポリプロピレン系フィルムであり、
粘着剤層が、アルキル基の炭素数が4〜12のアルキル(メタ)アクリレートを主成分とし、かつメタクリル酸を含有する単量体混合物から得られたアクリル系共重合体エマルションおよびオキサゾリン基含有水系架橋剤を含有するアクリル系エマルション型粘着剤により形成されたものであり、
基材と粘着剤層との間には、溶剤型のアミノ基グラフト化アクリル系樹脂により形成された下塗り層を有することを特徴とする物品の仮止め固定用粘着テープ、に関する。
本発明の仮止め固定用粘着テープは、粘着剤層の形成材料として、アルキル基の炭素数が4〜12のアルキル(メタ)アクリレートを主成分とし、かつメタクリル酸を含有する単量体混合物から得られたアクリル系共重合体エマルションおよびオキサゾリン基含有水系架橋剤を含有するアクリル系エマルション型粘着剤を用いており、各種の被着体(被着部分)に対する接着力が非常に良好であり、被着部分に粘着テープを貼り付けた状態で応力が発生しても剥がれにくく、物品の仮止め固定を確実に行うことができる。
また、本発明では、基材として、機械的強度の良い一軸延伸ポリプロピレン系フィルムを用い、粘着剤層の形成に用いるアクリル系エマルション型粘着剤には、架橋剤として、オキサゾリン基含有水系架橋剤を用い、かつ、前記基材と粘着剤層との間には、溶剤型のアミノ基グラフト化アクリル系樹脂により下塗り層を設けている。このように、本発明では、基材、粘着剤層の材料、下塗り層の材料として、それぞれ、選択して用いることにより、基材と粘着剤層との密着性を格段に向上させている。そのため、本発明の仮止め固定用粘着テープは、目的を達成した後、被着体からの剥離を容易に行うことができ、被着部分の印刷面の毟り取りや、糊残りを生じにくくしている。また、本発明の仮止め固定用粘着テープの粘着剤層は、粘着力が良好である他、凝集力(保持力)も良好であり、かかる点からも被着部分の印刷面の毟り取りや糊残りを生じにくくしている。さらに、本発明の仮止め固定用粘着テープの粘着剤層は、高温高湿条件下に長期間曝された場合であっても被着体の材質にかかわらず糊残りが生じない点で優れている。
このように本発明の仮止め固定用粘着テープは、物品の被着部分の仮止め固定を確実に行うことができる粘着力を有し、かつ、糊残りなく、容易に剥がすことができ、粘着性と剥離性の相反する特性を満足することができる。仮止め固定用粘着テープが適用される物品として例示される、家電製品の国内仕様では、流通段階における環境温度として、−20℃〜+50℃の範囲が想定されているが、かかる本発明の仮止め固定用粘着テープは、前記仕様において、好適に用いられる。
単量体混合物は、さらに(メタ)アクリロニトリルを含有することが好ましい。単量体成分として、さらに(メタ)アクリロニトリルを添加することにより、粘着剤層の粘着力をより向上させることができる。
また、単量体混合物は、アルキル基の炭素数が4〜7のアルキル(メタ)アクリレート及びアルキル基の炭素数が8〜12のアルキル(メタ)アクリレートを主成分とすることが好ましい。2種のアルキル(メタ)アクリレートを併用することにより、粘着剤層を高温高湿条件下に長期間曝した場合であっても被着体の材質にかかわらず糊残りをより効果的に防止することができる。
また、アクリル系共重合体エマルション中のアクリル系共重合体は、重量平均分子量が10万〜50万であることが好ましい。重量平均分子量が10万未満の場合には凝集力が低下しやすくなる傾向にあり、50万を超える場合には粘着力が低くなる傾向にある。
さらに、本発明は、前記仮止め固定用粘着テープにより、物品が仮止め固定されている仮止め固定物品、に関する。
本発明の物品の仮止め固定用粘着テープは、基材として、一軸延伸ポリプロピレン系フィルムを用いる。一軸延伸ポリプロピレン系フィルムは、機械的強度に優れているため好ましい。前記ポリプロピレン系フィルムは、機械的強度の点より、厚みが30〜60μmの範囲のものを用いると家電製品の部品等を確実に仮固定することができるため好ましい。厚みが30μm未満の場合にはフィルムが切れ易く、家電製品の部品を確実に仮固定するのに強度が不足する場合がある。一方、厚みが60μmを超えると鋼性が高くて扱い難く、コストが高くなるので好ましくない。
前記ポリプロピレン系フィルムの表面にはコロナ放電処理をしておくことが好ましい。またポリプロピレン系フィルムには、必要に応じて印刷などを施すことができる。また、ポリプロピレン系フィルムの粘着剤層を設けない側には、粘着テープを巻回したときの剥離性を確保するために、長鎖アルキル系又はシリコーン系の背面処理剤により背面処理層を設けてもよい。
本発明の仮止め固定用粘着テープにおいて粘着剤層を形成するアクリル系エマルション型粘着剤は、アルキル基の炭素数が4〜12のアルキル(メタ)アクリレートを主成分とし、かつメタクリル酸を含有する単量体混合物から得られたアクリル系共重合体エマルションを含有する。アルキル(メタ)アクリレートとは、アルキルアクリレートおよび/またはアルキルメタクリレートを意味する。
アルキル基の炭素数が4〜12のアルキル(メタ)アクリレートとしては、ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、イソアミル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、ヘブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、イソノニル(メタ)アクリレートなどがあげられ、これらの中から1種または2種以上が用いられる。これらのうち、アルキル基の炭素数が4〜7のアルキル(メタ)アクリレートと、アルキル基の炭素数が8〜12のアルキル(メタ)アクリレートとを併用することが好ましく、特に、ブチル(メタ)アクリレートと、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレートとを併用することが好ましい。
アルキル基の炭素数が4〜12のアルキル(メタ)アクリレートは、アクリル系共重合体エマルションを構成する全単量体中に50〜99.9重量%用いることが好ましく、より好ましくは70〜98重量%、さらに好ましくは80〜96重量%である。前記アルキル(メタ)アクリレートの割合が少ないと、良好な粘着性の粘着剤が得られにくい。また、アルキル基の炭素数が4〜7のアルキル(メタ)アクリレートと、アルキル基の炭素数が8〜12のアルキル(メタ)アクリレートとを併用する場合には、その重量比は3:97〜30:70(前者:後者)であることが好ましく、より好ましくは5:95〜25:75である。
アクリル系共重合体エマルションを構成する単量体としては、アルキル基の炭素数が4〜12のアルキル(メタ)アクリレートの他に、被着体への粘着力を向上させること、架橋点を導入すること、粘着剤の凝集力を高めること、及び粘着剤の耐熱性及び耐湿性を高めることを目的としてメタクリル酸を用いる。
メタクリル酸は、アクリル系共重合体エマルションを構成する全単量体中に1〜10重量%用いることが好ましく、より好ましくは2〜6重量%、さらに好ましくは3〜5重量%である。メタクリル酸が1重量%未満の場合には、凝集力が低下し、基材に対する密着性が低下したり、粘着剤の耐熱性及び耐湿性を高めることが難しくなる傾向にある。一方、10重量%を超える場合には、粘着性が低下する傾向にある。
また、アクリル系共重合体エマルションには、本発明の特性に支障がない範囲で、前記以外の単量体を使用してもよい。他の単量体は、アクリル系共重合体エマルションを構成する全単量体中に10重量%以下の割合で使用するのが好ましく、より好ましくは2〜8重量%、さらに好ましくは3〜6重量%である。
他の単量体としては、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレートなどの水酸基含有単量体;(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、N−メトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミドなどのアミド基含有単量体;2−(N,N−ジメチルアミノ)エチル(メタ)アクリレートなどのアミノ基含有単量体;グリシジル(メタ)アクリレートなどのグリシジル基含有単量体;プロピルトリメトキシシラン(メタ)アクリレート、プロピルジメトキシシラン(メタ)アクリレート、プロピルトリエトキシシラン(メタ)アクリレートなどのアルコキシシリル基含有単量体;(メタ)アクリロニトリル、N−(メタ)アクリロイルモルホリン、N−ビニル−2−ピロリドンなどがあげられる。また、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、イソプロピル(メタ)アクリレートなどのアルキル基の炭素数が1〜3のアルキル(メタ)アクリレート;トリデシル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレートなどのアルキル基の炭素数が13〜18のアルキル(メタ)アクリレート、酢酸ビニル、スチレン、ビニルトルエンなどがあげられる。また、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、テトラメチロールメタンテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート等の二つ以上の重合性官能基を有するものがあげられる。これら単量体はその1種を単独でまたは2種以上を使用できる。
これらのうち、特に(メタ)アクリロニトリルを用いることが好ましい。なお、(メタ)アクリロニトリルとは、アクリロニトリルおよび/またはメタクリロニトリルを意味する。
アクリル系共重合体エマルションは、前記単量体を、乳化剤の存在下に、適宜の重合開始剤を用いて、常法により乳化重合することにより得られる。乳化重合は、一般的な一括重合、連続滴下重合、分割滴下重合などにより行う。
乳化剤としては、乳化重合において用いられるアニオン系乳化剤やノニオン系乳化剤を特に制限なく使用できる。たとえば、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸アンモニウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸ナトリウムなどのアニオン系乳化剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルなどのノニオン系乳化剤などがあげられる。その他、カチオン系乳化剤、両性乳化剤を用いることができる。乳化剤の使用量は、特に制限されないが、単量体(合計)100重量部に対して、0.3〜5重量部程度とするのが好ましい。
重合開始剤としては、たとえば、2,2′−アゾビスイソブチロニトリル、2,2′−アゾビス(2−アミジノプロパン)ジヒドロクロライド、2,2′−アゾビス(N,N′−ジメチレンイソブチルアミジン)などのアゾ系開始剤、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウムなどの過硫酸塩系開始剤、ベンゾイルパーオキサイド、t−ブチルハイドロパ−オキサイドなどの過酸化物系開始剤や、過硫酸塩と亜硫酸水素ナトリウムなどのレドツクス系開始剤などがあげられる。また、乳化重合においては、得られる共重合体の分子量の調整のために、必要に応じて、メルカプタン類などに代表される適宜の連鎖移動剤を使用してもよい。
アクリル系共重合体エマルション中のアクリル系共重合体は、重量平均分子量が10万〜50万であるのが好ましく、より好ましくは25万〜40万である。重量平均分子量が10万未満の場合には、アクリル系エマルション型粘着剤の凝集力が低下し、基材に対する密着性も低下する傾向がある。一方、50万を超える場合には、粘着力が低くなる傾向にある。重量平均分子量は、テトラヒドロフラン可溶分をGPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)により測定した値である。
本発明のアクリル系エマルション型粘着剤は、上記アクリル系共重合体エマルションおよびオキサゾリン基含有水系架橋剤を含有する。オキサゾリン基含有水系架橋剤としては、分子内にオキサゾリン基を有し、かつ水分散性または水溶性の水系架橋剤であれば、制限なく使用できる。例えば、2−ビニル−2−オキサゾリン、2−ビニル−4−メチル−2−オキサゾリン、2−ビニル−5−メチル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−4−メチル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−5−エチル−2−オキサゾリン等の付加重合性オキサゾリンを1種又は2種以上用いて乳化重合等により得られた水系架橋剤が用いられる。具体的には、株式会社日本触媒製の商品名「エポクロスWS−500」、「エポクロスWS−700」があげられる。
オキサゾリン基含有水系架橋剤(固形分)の配合量は、アクリル系共重合体エマルション100重量部(固形分)に対して、0.01〜10重量部であることが好ましく、より好ましくは0.1〜5重量部である。同配合量が0.01重量部未満の場合は、架橋剤としてのオキサゾリン基が少なくなるため、凝集力が低下し、基材に対する密着性も低下するおそれがある。一方、同配合量が10重量部%を超える場合は、粘着力が低下する傾向がある。
さらに、アクリル系エマルション型粘着剤には、その特性を阻害しない範囲で各種添加剤、例えば軟化剤、可塑剤、粘着付与剤、老化防止剤、着色剤を用いることができる。また、前記オキサゾリン基と前記アクリル系共重合体エマルション中のカルボキシル基の反応速度の調整剤として、カルボキシル基と塩を形成する水酸化ナトリウムなどの水酸化金属化合物、アンモニア、アルキルアミンなどの塩基性化合物を配合することができる。
なお、本発明のアクリル系エマルション型粘着剤は、ガラス転移温度が−10〜−80℃であることが好ましく、より好ましくは−20〜−70℃であり、さらに好ましくは−20〜−60℃である。ガラス転移温度は、DSC(示差熱分析)により測定した値である。
本発明の物品の仮止め固定用粘着テープは、前記基材と粘着剤層との間に、アミノ基グラフト化アクリル系樹脂により形成された下塗り層を有する。
下塗り層を形成するために用いられる下塗り剤は、溶剤型のアクリル系樹脂にアミノ基がグラフト化したものを特に制限なく使用できる。例えば、アミノ基グラフト化アクリル系樹脂としては、アミノエチル化アクリル系樹脂があげられる。アミノエチル化アクリル系樹脂は、分子内に1級アミノ基を有するものであり、一般的には、分子内にカルボキシル基を有するアクリル系重合体にエチレンイミンを反応させて、アミノエチル化する方法により得られる。アクリル系重合体は、前記例示のアクリル系粘着剤のベースポリマーを構成するアルキル(メタ)アクリレートおよびその共重合モノマーを常法に従って重合することにより得られる。共重合単量体としては、エチレンイミン等を反応させるためにカルボキシル基含有単量体が用いられる。カルボキシル基含有単量体の使用割合は、反応させるエチレンイミン等の割合により適宜に調整する。また、アクリル系重合体には、共重合単量体としては、スチレン系単量体等を用いることができる。
アミノエチル化アクリル系樹脂は、重量平均分子量が8万〜15万、ガラス転移温度が35〜45℃であることが好ましい。アミノエチル化アクリル系樹脂の重量平均分子量が8万よりも小さいと、下塗り層自体の凝集力が低くなり、粘着テープを被着体から剥離するときに下塗り層が破壊され、その結果として糊残りが生じるおそれがある。一方、重量平均分子量が15万を超えると、柔軟性が乏しくなり、基材に塗布して下塗り層を形成すると、基材への追従性が悪くなり、基材との界面で剥離し易くなる。また、アミノエチル化アクリル系樹脂のガラス転移温度が35℃よりも低いと夏期の高温時に凝集力が低下しやすく、剥離するときに下塗り層が破壊されやすい。一方、ガラス転移温度が45℃を超えると、柔軟性が乏しくなり、基材に塗布して下塗り層を形成すると、基材への追従性が悪くなり、基材との界面で剥離し易くなる。
アミノ基グラフト化アクリル系樹脂は、前記同様の方法により、アクリル系樹脂に、ポリエチレンイミン付加物をグラフト化したものであってもよい。ポリエチレンイミン付加物により、末端1級アミン基のアミノエチル基がグラフト化したアクリル系樹脂が得られる。エチレンイミン付加物はエチレンイミンの付加重合によりアクリル系樹脂にグラフト化することができ、また、アクリル系樹脂中のカルボキシル基等に、別途合成したポリエチレンイミンを反応させることにより、ポリエチレンイミンをグラフト化した付加物とすることもできる。
溶剤型のアミノエチル化アクリル系樹脂の市販品として、「ポリメント」シリーズがあり、その中で「ポリメントNK−350」(株式会社日本触媒製,重量平均分子量10万,ガラス転移温度40℃)などが挙げられる。なお、エマルション型のアミノ基グラフト化アクリル系樹脂では、糊残り性の点で好ましくない。
本発明の物品の仮止め固定用粘着テープは、前記基材に、前記下塗り剤により形成された下塗り層を介して、粘着剤層が設けられている。
下塗り層の形成は、通常、前記基材に、下塗り剤を塗工し、乾燥することにより行われる。下塗り層の厚み(乾燥後)は、通常、0.001〜3μm程度、好ましくは0.01〜2μmである、さらに好ましくは、0.03〜2μmである。かかる範囲の厚みであれば、基材と粘着剤層との密着性を十分向上させることができる。
粘着剤層の形成は、上述のアクリル系エマルション型粘着剤を、下塗り層の表面に直接塗布し乾燥させることにより形成することができる。またセパレータ上に形成した粘着剤層を、下塗り層を有する基材上に転写することによっても粘着剤層を形成することができる。粘着剤層の厚み(乾燥後)は、通常、10〜50μm程度、好ましくは20〜40μmである。
以下、実施例により本発明をより具体的に説明する。ただし、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。なお、以下、部は重量部を意味する。実施例等における評価項目は下記のようにして測定を行った。
<重量平均分子量の測定>
アクリル系共重合体エマルション中のアクリル系共重合体の重量平均分子量は、GPC(ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー)により測定した。サンプルは、アクリル系共重合体エマルションをテトラヒドロフランに溶解して約0.1重量%の溶液とし、これを一晩静置した後、0.45μmのメンブレンフィルターで濾過した濾液を用いた。
分析装置:東ソー製、HLC−8120GPC
カラム:東ソー製、G7000HXL−H+GMHXL−H+GMHXL
カラムサイズ:各7.8mmφ×30cm 計90cm
カラム温度:40℃
流速:0.8mL/min
溶離液:テトラヒドロフラン
溶液濃度:約0.1重量%
注入量:100μL
検出器:示差屈折計(RI)
標準試料:ポリスチレン
データ処理装置:東ソー製,GPC‐8020
実施例1
(基材)
厚さ40μmの縦一軸延伸ポリプロピレン系フィルムの両面コロナ放電処理品(NOWOFOL社製,MOPP PPCL30 #40)を用いた。当該フィルムは、一方の面に、長鎖アルキル系背面処理剤(一方社油脂工業株式会社製,ピーロイル1010)を溶剤(トルエン)に溶解した溶液を、乾燥厚みが、0.5μmとなるように塗工した背面処理層を有する。
(下塗り剤)
溶剤型のアミノエチル化アクリル樹脂(株式会社日本触媒製,ポリメントNK−350)を用いた。
(粘着剤の調製)
n−ブチルアクリレート96部およびメタクリル酸4部を、アニオン系乳化剤の存在下で乳化重合してアクリル系共重合体エマルション(重量平均分子量:20万)を調製した。該アクリル系共重合体エマルションの固形分100部に対し、オキサゾリン基含有水溶性架橋剤(株式会社日本触媒製,WS−700)2部(固形分換算)を配合して、アクリル系エマルション型粘着剤を調製した。該アクリル系エマルション型粘着剤のガラス転移温度は−50℃であった。
(粘着テープの作製)
上記基材の片面(背面処理層を設けていない側)に、上記下塗り剤を乾燥後の厚さが1μmになるように塗工して、100℃で1分間乾燥し、下塗り層を形成した。さらに、下塗り層の上に、上記アクリル系エマルション型粘着剤を、乾燥後の厚さが30μm厚みとなるように塗工して120℃で3分間乾燥し、粘着剤層を形成して粘着テープを作製した。
実施例2
n−ブチルアクリレート98部およびメタクリル酸2部を用いた以外は実施例1と同様の方法でアクリル系共重合体エマルション(重量平均分子量:20万)を調製し、その後アクリル系エマルション型粘着剤を調製した。該アクリル系エマルション型粘着剤のガラス転移温度は−52℃であった。そして、実施例1と同様の方法で粘着テープを作製した。
実施例3
2−エチルヘキシルアクリレート96部およびメタクリル酸4部を用いた以外は実施例1と同様の方法でアクリル系共重合体エマルション(重量平均分子量:20万)を調製し、その後アクリル系エマルション型粘着剤を調製した。該アクリル系エマルション型粘着剤のガラス転移温度は−68℃であった。そして、実施例1と同様の方法で粘着テープを作製した。
実施例4
2−エチルヘキシルアクリレート90部、n−ブチルアクリレート6部およびメタクリル酸4部を用いた以外は実施例1と同様の方法でアクリル系共重合体エマルション(重量平均分子量:20万)を調製し、その後アクリル系エマルション型粘着剤を調製した。該アクリル系エマルション型粘着剤のガラス転移温度は−65℃であった。そして、実施例1と同様の方法で粘着テープを作製した。
実施例5
2−エチルヘキシルアクリレート75部、n−ブチルアクリレート21部およびメタクリル酸4部を用いた以外は実施例1と同様の方法でアクリル系共重合体エマルション(重量平均分子量:30万)を調製し、その後アクリル系エマルション型粘着剤を調製した。該アクリル系エマルション型粘着剤のガラス転移温度は−63℃であった。そして、実施例1と同様の方法で粘着テープを作製した。
実施例6
2−エチルヘキシルアクリレート86部、n−ブチルアクリレート6部、メタクリル酸4部およびアクリロニトリル4部を用いた以外は実施例1と同様の方法でアクリル系共重合体エマルション(重量平均分子量:25万)を調製し、その後アクリル系エマルション型粘着剤を調製した。該アクリル系エマルション型粘着剤のガラス転移温度は−61℃であった。そして、実施例1と同様の方法で粘着テープを作製した。
実施例7
2−エチルヘキシルアクリレート89部、n−ブチルアクリレート6部、メタクリル酸1部およびアクリロニトリル4部を用いた以外は実施例1と同様の方法でアクリル系共重合体エマルション(重量平均分子量:30万)を調製し、その後アクリル系エマルション型粘着剤を調製した。該アクリル系エマルション型粘着剤のガラス転移温度は−64℃であった。そして、実施例1と同様の方法で粘着テープを作製した。
比較例1
n−ブチルアクリレート98部およびアクリル酸2部を用いた以外は実施例1と同様の方法でアクリル系共重合体エマルション(重量平均分子量:25万)を調製し、その後アクリル系エマルション型粘着剤を調製した。該アクリル系エマルション型粘着剤のガラス転移温度は−52℃であった。そして、実施例1と同様の方法で粘着テープを作製した。
(評価)
実施例および比較例で得られた粘着シートを用いて、粘着力、剪断力、保持力および被着体に対する糊残り性を測定し、評価した。それぞれの測定方法および評価方法は以下の通りである。評価結果を表1に示す。
〔粘着力〕
25mm幅の粘着シートを、予めトルエンにて洗浄したステンレス板(SUS304BA)、ポリカーボネート板(PC板)、鋼板(亜鉛鋼板)およびABS板(粗面側)に、23℃×60%RH中でゴムローラーにてそれぞれ貼り合わせ、30分間放置した後、当該試料を万能引張試験機(株式会社オリエテック製,RTM−100)にて、剥離速度300mm/minで180°方向に引き剥がした時の抵抗を、粘着力(N/25mm)として測定した(測定A)。また、前記粘着シートを前記各板に23℃×60%RH中でゴムローラーにてそれぞれ貼り合わせ、60℃×60%RH中で3日間放置した後、室温に戻して前記と同様の方法で粘着力を測定した(測定B)。
〔せん断力〕
25mm幅の粘着シートを、予めトルエンにて洗浄したステンレス板(SUS304BA)に、23℃×60%RH中で、圧着面積が25mm×25mmとなるようにゴムローラーにて貼り合わせ、30分間放置した後、当該試料を万能引張試験機(株式会社オリエテック製,RTM−100)にて、剥離速度300mm/minでせん断方向に剥がした時の抵抗をせん断力(N/25mm×25mm)として測定した。被着体に対する応力下における粘着性の点から、せん断力は100〜400N/25mm×25mmであることが好ましく、より好ましくは100〜200N/25mm×25mmである。
〔保持力〕
JIS Z−0237に準じて、測定温度40℃、吊下げ荷重1kgの条件で60分間後のズレ距離(mm)を測定した。被着体に対する応力下における粘着性の点から、保持力は0〜2mmであることが好ましく、より好ましくは0〜0.3mmである。
〔被着体に対する糊残り性〕
ポリカーボネート板(PC板)、ポリスチレン板(PS板)および鋼板(亜鉛鋼板)を被着体として、粘着シートをそれぞれ貼り付け、60℃×60%RHにて5日間(測定C)および20日間(測定D)放置した後、室温(23℃)に戻してから、人の手により粘着シートを剥離し、剥離時に被着体から粘着剤が剥がれているかを以下の基準で目視観察し判定した。また、前記被着体に粘着シートをそれぞれ貼り付け、60℃×90%RHにて5日間(測定E)および20日間(測定F)放置した後、室温(23℃)に戻してから、前記と同様の方法で糊残り性を判定した。また、前記被着体に粘着シートをそれぞれ貼り付け、60℃×90%RHにて3日間放置した後、さらに0℃の環境下で3日間放置し、そして0℃の環境下で前記と同様の方法で糊残り性を判定した(測定G)。
○:被着体に粘着剤の剥がれ残りが全く認められない。
△:被着体に粘着剤の剥がれ残りが少し認められる。
×:被着体に粘着剤の剥がれ残りが多く認められる。
Figure 2010254741
本発明の物品の仮止め固定用粘着テープは、電化製品、OA機器等の物品を製品出荷する際に、被着体である前記物品を梱包するにあたり、当該物品の内部部品やドア等の被着部分(例えば印刷鋼板や樹脂板等)を仮止め固定するために好適に用いられる。

Claims (5)

  1. 基材の片面に粘着剤層を有する、物品の仮止め固定用粘着テープにおいて、
    基材が、一軸延伸ポリプロピレン系フィルムであり、
    粘着剤層が、アルキル基の炭素数が4〜12のアルキル(メタ)アクリレートを主成分とし、かつメタクリル酸を含有する単量体混合物から得られたアクリル系共重合体エマルションおよびオキサゾリン基含有水系架橋剤を含有するアクリル系エマルション型粘着剤により形成されたものであり、
    基材と粘着剤層との間には、溶剤型のアミノ基グラフト化アクリル系樹脂により形成された下塗り層を有することを特徴とする物品の仮止め固定用粘着テープ。
  2. 単量体混合物は、さらに(メタ)アクリロニトリルを含有する請求項1記載の物品の仮止め固定用粘着テープ。
  3. 単量体混合物は、アルキル基の炭素数が4〜7のアルキル(メタ)アクリレート及びアルキル基の炭素数が8〜12のアルキル(メタ)アクリレートを主成分とする請求項1又は2記載の物品の仮止め固定用粘着テープ。
  4. アクリル系共重合体エマルション中のアクリル系共重合体は、重量平均分子量が10万〜50万である請求項1〜3のいずれかに記載の物品の仮止め固定用粘着テープ。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の物品の仮止め固定用粘着テープにより、物品が仮止め固定されている仮止め固定物品。
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