JP5979996B2 - 多層延伸フィルムの製造方法 - Google Patents
多層延伸フィルムの製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5979996B2 JP5979996B2 JP2012135670A JP2012135670A JP5979996B2 JP 5979996 B2 JP5979996 B2 JP 5979996B2 JP 2012135670 A JP2012135670 A JP 2012135670A JP 2012135670 A JP2012135670 A JP 2012135670A JP 5979996 B2 JP5979996 B2 JP 5979996B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- pva
- acid
- layer
- multilayer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Description
しかしながら、ポリビニルアルコール系樹脂(以下、PVA系樹脂と略記する。)は、その特性が湿度による影響を大きく受け、例えば高湿度環境下では強度やガスバリア性が著しく低下することから、通常は、透湿性が低い熱可塑性樹脂からなる層がPVA系樹脂層の両側に積層された多層構造体として使用されている。
PVA系樹脂においては、かかる成形法上の制約が用途拡大の障壁となっていたが、近年、未変性のPVAよりも融点が低いため熱溶融成形が可能であり、しかも、同等レベルのガスバリア性が得られるPVA系樹脂として、側鎖に1,2−ジオール構造を有するPVA系樹脂が提案され、かかるPVA系樹脂と他の熱可塑性樹脂の共押出成形等による多層構造体についても検討されている。(例えば、特許文献1参照。)
かかる延伸は、通常、成形品を加熱した状態で行われ、その温度としては、分子鎖を動かし、配列させる必要性から、ゴム領域、すなわちガラス転移点(以下、Tgと略記する。)以上、融点未満で行われるのが技術常識である。
すなわち本発明は、側鎖に1,2−ジオール構造を有するPVA系樹脂による層を含む多層構造体において、高度なガスバリア性が得られる延伸方法の開発を目的としてなされたものであり、ガスバリア性に優れた多層延伸フィルムの製造方法の提供を課題とするものである。
本発明は、特定のPVA系樹脂を用い、これを主成分とする中間層の両側に熱可塑性樹脂層が積層されたした多層フィルムの場合、かかるPVA系樹脂のTgよりも低温で延伸しても破断することなく、しかもガスバリア性に優れた多層延伸フィルムが得られることを見出し、本発明を完成したものである。
以下、本発明について詳細に説明する。
以下、多層延伸フィルムの各層の構成、および製造方法について詳細に説明する。
まず、本発明の多層延伸フィルムにおいて、中間層の主成分としてで用いられるPVA系樹脂(A)について説明する。
かかるPVA系樹脂(A)は、下記一般式(1)で示される1,2−ジオール構造単位を有するもので、一般式(1)におけるR1、R2、及びR3はそれぞれ独立して水素原子または炭素数1〜3のアルキルを示し、Xは単結合または結合鎖を示し、R4、R5、及びR6はそれぞれ独立して水素原子または炭素数1〜3のアルキル基を示すものである。
中でも製造時あるいは使用時の安定性の点で炭素数6以下のアルキレン基、特にメチレン基、あるいは−CH2OCH2−が好ましい。
なかでも、共重合反応性および工業的な取り扱い性に優れるという点から、(i)の方法において、一般式(2)で表わされる化合物として3,4−ジアシロキシ−1−ブテンを用いることが好ましく、特に3,4−ジアセトキシ−1−ブテンが好ましく用いられる。
かかる平均重合度が小さすぎると得られた成形物の機械的強度が不足する場合があり、逆に平均重合度が大きすぎると、熱溶融成形時の流動性が不足して成形性が低下したり、成形時せん断発熱が異常発生して樹脂が熱分解しやすくなる傾向がある。
また、PVA系樹脂(A)の融点は、通常170〜230℃であり、特に175〜210℃、殊に180〜200℃のものが好ましく用いられる。かかる融点が高すぎると、溶融成形時に熱劣化を起こす可能性があり、逆に低すぎると、バリア性能が低くなる傾向がある。
かかるTg、および融点は、パーキンエルマー社製「DSC7」を用い、昇温速度10℃/分の条件で測定したものである。
なお、かかるPVA系樹脂(A)のTg、および融点は、上述のケン化度、および式(1)で表される構造単位の含有量などによって制御することができる。
また、PVA系樹脂として側鎖に1,2−ジオール成分を含有しないPVA系樹脂、例えば、未変性のPVAを併用することも可能であるが、その場合には、側鎖に1,2−ジオール成分を有するPVA系樹脂(A)が主体、具体的にはPVA系樹脂の総量の50重量%以上、特に80重量%以上であることが好ましい。
また、かかる中間層には必要に応じて各種添加剤を配合することが可能であり、具体的には、熱可塑性樹脂(例えば、相溶化剤存在下でポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル)、充填剤(タルク、クレー、モンモリロナイト、炭酸カルシウム、ガラスビーズ、ガラス繊維、シリカ、マイカ、アルミナ、ハイドロタルサイト、酸化チタン、酸化ジルコニウム、窒化硼素、窒化アルミニウム等の無機充填剤、メラミンーホルマリン系樹脂等の有機充填材)、紫外線吸収剤、酸化防止剤、加工安定剤、等を挙げることができる。
次に、本発明の多層延伸フィルムにおいて、中間層の両側に積層された熱可塑性樹脂層について説明する。
かかる熱可塑性樹脂層に用いられる熱可塑性樹脂としては、公知のものを用いることができ、具体的にはポリオレフィン系樹脂、芳香族および脂肪族ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン、アクリル系樹脂、ビニルエステル系樹脂、ポリエステルエラストマー、ポリウレタンエラストマー、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン、芳香族および脂肪族ポリケトン、脂肪族ポリアルコール等が挙げられ、好適にはポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂などを挙げることができる。
例えば、熱可塑性樹脂のTgは、通常、60℃以下のものが好ましく用いられる。熱可塑性樹脂のTgが高すぎると、延伸温度が高くなる傾向があり好ましくない。
また、融点は、通常80〜300℃であり、特に90〜280℃、殊に100〜270℃のものが好ましく用いられる。かかる融点が高すぎると、加工温度が高くなりすぎる傾向があり、逆に低すぎると、延伸時に破断しやすくなる傾向がある。
本発明の多層延伸フィルムにおいて、中間層に用いられるPVA系樹脂(A)は一般的な未変性PVA系樹脂と同様、生分解性であり、その両側に配置される熱可塑性樹脂層も、生分解性であることが望ましい。
かかる生分解性樹脂としては、脂肪族ポリエステル系樹脂が一般的であり、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸などの炭素数が2〜6の二塩基酸と、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオールなどの炭素数2〜6のジオール類の縮重合物、あるいは炭素数がグリコール酸、乳酸、4−ヒドロキシ酪酸などの2〜6のヒドロキシカルボン酸の縮重合物が、生分解性と各種特性のバランスの点から好ましく用いられる。
中でも、包装材料の素材としては、耐熱性と強度、透明性に優れることから、ポリ乳酸が好適である。
ポリ乳酸は、乳酸構造単位を主成分とする脂肪族ポリエステル系樹脂であり、L−乳酸、D−乳酸、またはその環状2量体であるL−ラクタイド、D−ラクタイド、DL−ラクタイドを原料とする重合体である。
本発明で用いられるポリ乳酸は、これら乳酸類の単独重合体であることが好ましいが、特性を阻害しない程度の量、例えば10モル%以下であれば、乳酸類以外の共重合成分を含有するものであってもよい。
かかる共重合成分としては、グリコール酸、3−ヒドロキシ酪酸、4−ヒドロキシ酪酸、3−ヒドロキシ吉草酸、4−ヒドロキシ吉草酸、6−ヒドロキシカプロン酸などの脂肪族ヒドロキシカルボン酸;カプロラクトンなどのラクトン類;エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール等の脂肪族ジオール類;コハク酸、シュウ酸、マロン酸、グルタル酸、アジピン酸などの脂肪族二塩基酸を挙げることができる。
本発明の多層延伸フィルムにおいて、中間層と熱可塑性樹脂層、およびその他の層は直接積層されていてもいいが、層間接着性を高めるために接着剤層を介在させることも好ましい実施態様である。
かかる接着剤層に用いられる接着剤としては、被着体によって適宜好ましいものを選定すればよいが、PVA系樹脂を含有する層に対する接着性の点で、カルボキシル基を有する樹脂が好ましく、例えば、カルボキシル基を側鎖、あるいは末端に有するポリオレフィン系樹脂や脂肪族ポリエステル系樹脂が好適に用いられる。
かかる側鎖にカルボキシル基を有する脂肪族ポリエステル系樹脂は、公知のものを用いることができるが、好ましい例として、α、β−不飽和カルボン酸またはその無水物を脂肪族ポリエステル系樹脂にグラフト重合させたものを挙げることができる。
なお、かかる脂肪族ポリエステル系樹脂は、その構成単位が全て上記の条件を満たすものであることが望ましいが、樹脂特性を阻害しない範囲、例えば20モル%未満で他の構成単位を含むものでもよい。
なお、これらのα、β−不飽和カルボン酸化合物は、1種を単独で用いる場合に限らず、2種以上を併用してもよい。
原料を予め混合する際に用いられる混合機としては、ヘンシェルミキサー、リボンブレンダー、等が用いられ、溶融混練に用いられる混練機としては、単軸又は二軸押出機、ロール、バンバリーミキサー、ニーダー、ブラベンダーミキサー等を使用することができる。
溶融混練時の温度設定は、脂肪族ポリエステル系樹脂の融点以上であって、かつ、熱劣化しない温度範囲で適宜設定すればよい。好ましくは100〜250℃、より好ましくは160〜220℃で溶融混合される。
これらは、1種を単独で用いてもよく、2種以上のものを併用することも可能である。
かかるラジカル開始剤の配合量が少な過ぎると、グラフト重合が十分に起こらず、本発明の効果が得られない場合があり、多すぎる場合には、脂肪族ポリエステル系樹脂の分解による低分子量化がおこり、凝集力不足による接着力強度不足となる傾向がある。
かかる導入量が少なすぎると、層間接着性、特にPVA系樹脂層との接着力が不充分になる傾向がある。また、導入量が多すぎると、熱溶融成形時の安定性が低下する傾向がある。
本発明の多層延伸フィルムの製造に用いられる多層フィルムは、一般式(1)で表される構造単位を有するPVA系樹脂(A)を主成分とする中間層の両側に熱可塑性樹脂層が積層されたものであり、その他の層も含め、通常3〜15層、好ましくは3〜7層、特に好ましくは5〜7層から構成される。
その構成は特に限定されないが、中間層をa、熱可塑性樹脂層をb、接着剤層をcとするとき、b/a/b、b/c/a/c/b、b/c/b/c/a/c/b/c/b、b/c/a/a/c/bなど、中間層aの両側に熱可塑性樹脂層bが配置されていれば、任意の組み合わせが可能である。なお、かかる各々の層は、同一のものでもよく、異なったものであってもよい。
例えば、ドライラミネート法としては、PVA系樹脂(A)を含有するフィルム、および熱可塑性樹脂フィルムを予め熱溶融押出成形法などによって製造しておき、これらを直接、あるいは各フィルム間に接着剤を介在させて積層し、必要に応じて加熱・圧着する方法などが用いられる。
また、溶融成形法としては、熱可塑性樹脂のフィルム、あるいはシートを基材とし、これに他の層を形成する樹脂を順次、あるいは同時に溶融押出ラミネートする方法、あるいは各層を同時に溶融押出ラミネートする方法などが用いられる。
また、溶液状態からの成形法としては、熱可塑性樹脂のフィルムに、他の層を形成する樹脂をその良溶媒に溶解した溶液を順次溶液コートし、乾燥する方法が挙げられる。
中でも、一工程で製造でき、層間接着性が優れた積層体が得られる点で溶融成形法が好ましく、特に共押出法が好ましく用いられる。
ーホールドダイ法、フィードブロック法、マルチスロットダイ法が挙げられる。ダイ外接
着法等のダイスの形状としてはTダイス、丸ダイス等を使用することができる。
溶融押出時の溶融成形温度は、通常190〜250℃であり、好ましくは200〜230℃の範囲が用いられる。
かくして得られた多層フィルムは、延伸処理することによって多層延伸フィルムとされる。
かかる延伸は、一軸方向、より好ましくは二軸方向に延伸するもので、延伸倍率は面積倍率で、通常2〜100倍であり、特に4〜50倍、殊に6〜20倍の範囲が好適に用いられる。かかる延伸倍率が小さすぎると、十分なガスバリア性が得られなくなる傾向があり、逆に大きすぎると、延伸時に破断する場合がある。
かかる延伸時の温度が低すぎると、破断しやすくなる傾向がある。
また、実質的に延伸される方法として、多層フィルムを金型を用いて延伸加工する深絞成形法、真空成形法、圧空成形法、真空圧空成形法等の金型を用いた成形法を用いることもできる。
本発明の方法によって得られた多層延伸フィルムを構成する各層の厚さとしては、所望の特性に応じて適宜選定すればいいが、例えば、PVA系樹脂(A)を含有する中間層の厚さは、通常0.1〜1000μmであり、好ましくは0.3〜500μm、特に好ましくは1〜100μmである。かかる中間層が厚すぎると、硬く脆くなる傾向があり、逆に薄すぎると、ガスバリア性が低くなる傾向があり好ましくない。
また、熱可塑性樹脂層は、通常0.4〜14000μm、好ましくは1〜6000μm、特に好ましくは4〜1400μmであり、接着剤層は、通常0.1〜500μm、好ましくは0.15〜250μm、特に好ましくは0.5〜50μmである。
これらの厚さは、いずれも単層での値である。
また、多層延伸フィルムの全体の厚さは、通常1〜30000μmであり、特に3〜13000μm、殊に10〜3000μmの範囲が好ましく用いられる。
尚、例中、「部」、「%」とあるのは、断りのない限り重量基準を意味する。
〔PVA系樹脂(A)の作製〕
還流冷却器、滴下漏斗、攪拌機を備えた反応容器に、酢酸ビニル68.0部、メタノール23.8部、3,4−ジアセトキシ−1−ブテン8.2部を仕込み、アゾビスイソブチロニトリルを0.3モル%(対仕込み酢酸ビニル)投入し、攪拌しながら窒素気流下で温度を上昇させ、重合を開始した。酢酸ビニルの重合率が90%となった時点で、m−ジニトロベンゼンを添加して重合を終了し、続いて、メタノール蒸気を吹き込む方法により未反応の酢酸ビニルモノマーを系外に除去し共重合体のメタノール溶液とした。
また、PVA系樹脂(A)のTgは82℃であり、融点は190℃であった。
アジピン酸/1,4−ブタンジオール縮重合物(BASF社製「エコフレックスC1200」)100部、無水マレイン酸0.1部、ラジカル開始剤として2,5−ジメチル−2,5−ビス(t−ブチルオキシ)ヘキサン(日本油脂社製「パーヘキサ25B」)0.01部をドライブレンドした後、これを二軸押出機にて下記条件で溶融混練し、ストランド状に押出し、水冷後、ペレタイザーでカットし、無水マレイン酸がグラフト重合されたアジピン酸/1,4−ブタンジオール縮重合物からなる円柱形ペレットの接着剤樹脂を得た。
二軸押出機
直径(D):15mm、
L/D:60
スクリュ回転数:200rpm
メッシュ:90/90mesh
加工温度:210℃
ポリ乳酸(ネイチャーワークス社製「Ingeo4032D」、Tg65℃、融点160℃)、PVA系樹脂(A)、接着剤を用い、押出機を3台備えた3種5層多層性膜装置にて、ポリ乳酸層/接着剤層/PVA系樹脂層/接着剤層/ポリ乳酸層の3種5層構造の多層フィルム体を製造した。得られた積層体の厚さは200μmであり、各層の厚さは、60μm/20μm/40μm/20μm/60μmであった。
なお、各押出機、およびロールの設定温度は下記の通りである。
設定温度
ポリ乳酸:C1/C2/C3/C4/H/J=180/190/200/200/200/200℃
PVA系樹脂:C1/C2/C3/C4/H/J=180/200/210/210/210/210℃
接着樹脂:C1/C2/H/J=180/200/210/210℃
ダイス:FD1/FD2/D1/D2・D3=200/200/200/200/200℃
ロール:60℃
得られた多層フィルムを90mm×90mmに裁断し、延伸装置(Bruckner社製「Laboratory Strecher KARO4」)を用い、延伸温度70℃、余熱時間40秒、延伸速度100mm/秒で、縦方向に2.5倍延伸し、次いで横方向に2.5倍延伸したところ、良好に延伸され、多層延伸フィルムが得られた。
得られた多層延伸フィルムの酸素透過度を、MOCON社製『OXTRAN2/20』を用い、23℃、80%RHの条件下で測定した。結果を表1に示す。
実施例1において、延伸温度を80℃とした以外は実施例1と同様に行い、良好に延伸され、多層延伸フィルムが得られた。これを実施例1と同様に評価した。結果を表1に示す。
実施例1において、延伸温度を90℃とした以外は実施例1と同様に行い、良好に延伸され、多層延伸フィルムが得られた。これを実施例1と同様に評価した。結果を表1に示す。
実施例1における延伸前の多層フィルムについて、実施例1と同様に評価した。結果を表1に示す。
実施例1において、多層フィルム作製時に、PVA系樹脂(A)以外の材料を用いず、PVA系樹脂(A)の単層フィルムを作製し、実施例1と同様に延伸したところ、延伸中にフィルムが破断した。
一方、PVA系樹脂のTgよりも高温で延伸した比較例1の多層延伸フィルムは充分な酸素ガスバリア性が得られなかった。
また、PVA系樹脂(A)の単層フィルムの場合、そのTgよりも低温では延伸できなかった。
Claims (3)
- 熱可塑性樹脂層が、ポリ乳酸を主成分とする層である請求項1記載の多層延伸フィルムの製造方法。
- 中間層と熱可塑性樹脂層が接着剤層を介して積層されている請求項1または2記載の多層延伸フィルムの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012135670A JP5979996B2 (ja) | 2012-06-15 | 2012-06-15 | 多層延伸フィルムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012135670A JP5979996B2 (ja) | 2012-06-15 | 2012-06-15 | 多層延伸フィルムの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014000683A JP2014000683A (ja) | 2014-01-09 |
JP5979996B2 true JP5979996B2 (ja) | 2016-08-31 |
Family
ID=50034336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012135670A Active JP5979996B2 (ja) | 2012-06-15 | 2012-06-15 | 多層延伸フィルムの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5979996B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106585017A (zh) * | 2015-10-19 | 2017-04-26 | 电化株式会社 | 层叠片材和成形容器 |
JP2019038944A (ja) * | 2017-08-25 | 2019-03-14 | 日本合成化学工業株式会社 | 生分解性ポリエステル系樹脂及び積層体 |
JPWO2022045179A1 (ja) * | 2020-08-28 | 2022-03-03 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4742667B2 (ja) * | 2005-05-09 | 2011-08-10 | トヨタ自動車株式会社 | プレス切断装置及びプレス切断方法 |
JP2009196287A (ja) * | 2008-02-25 | 2009-09-03 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | 生分解性積層体 |
JP5414738B2 (ja) * | 2010-09-03 | 2014-02-12 | 日東電工株式会社 | 薄型偏光膜の製造方法 |
-
2012
- 2012-06-15 JP JP2012135670A patent/JP5979996B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014000683A (ja) | 2014-01-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5414875B2 (ja) | 生分解性積層体 | |
CN102007179B (zh) | 树脂组合物和使用其的多层结构体 | |
JP7517793B2 (ja) | 生分解性酸変性ポリエステル系樹脂及び積層体 | |
US20150337129A1 (en) | Resin composition and molded article of thereof | |
JP7361456B2 (ja) | 積層体及びコーヒーカプセル、食品容器、化粧品容器 | |
JP5979996B2 (ja) | 多層延伸フィルムの製造方法 | |
US20250019494A1 (en) | Modified polyester-based resin, adhesive resin composition, and laminate | |
JP6184093B2 (ja) | 樹脂組成物およびその成形品 | |
JP7359138B2 (ja) | 樹脂組成物、成形品、及び樹脂組成物の製造方法 | |
WO2022034876A1 (ja) | ポリビニルアルコール系樹脂組成物及び当該樹脂組成物を用いた溶融成形体 | |
JP2019038944A (ja) | 生分解性ポリエステル系樹脂及び積層体 | |
JP2024139768A (ja) | 酸変性ポリエステル系樹脂組成物及び積層体 | |
JP2023145417A (ja) | 酸変性ポリエステル系樹脂、積層体及び生分解性接着剤 | |
JP2024146868A (ja) | 生分解性酸変性ポリエステル系樹脂及び積層体 | |
JP2023145418A (ja) | 酸変性ポリエステル系樹脂、積層体及び生分解性接着剤 | |
WO2023190618A1 (ja) | 酸変性ポリエステル系樹脂、積層体及び生分解性接着剤 | |
JP2024046111A (ja) | 酸変性ポリエステル系樹脂組成物及び積層体 | |
JP2024046112A (ja) | ポリエステル系樹脂組成物及び積層体 | |
JP2024144312A (ja) | 酸変性ポリエステル系樹脂組成物及び積層体 | |
WO2023190619A1 (ja) | 酸変性ポリエステル系樹脂組成物及び積層体 | |
WO2024177028A1 (ja) | 樹脂組成物及び樹脂組成物の製造方法 | |
JP2024145840A (ja) | ポリビニルアルコール系樹脂組成物及びこれを用いた成形品 | |
WO2020203536A1 (ja) | 成形品及び成形品の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150521 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20151214 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160105 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160726 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160726 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5979996 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |