JP5884346B2 - 給紙装置および画像形成装置 - Google Patents
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Description
このような印字処理に用いられる記録紙には、給紙カセットに積載されている場合と違って、所望する長さを繰り出せる利便性からロール紙を用いることが多い。
つまり、ロール紙を印字部に向けて繰り出し、印字部にて印字処理が行われた後に、印字画像を担持した部分を裁断し、未印字部部分のロール紙をロール紙側に巻き戻すようにした構成である(例えば、特許文献1)。
スキューは、上述した装着状態だけでなく、ロール紙の回転停止時に発生する、慣性回転による搬送方向に沿った弛みによっても発生し、ロール紙の繰り出し時に皺やよじれを生じさせる不具合がある。
つまり、バックテンションは、特許文献1に開示されているように、ロール紙の巻き戻し方向への駆動を搭載部に設けられているロール紙受けコロによって行う場合、ロール紙受けコロの一つに、コイルバネを内蔵したトルクリミッタ構造を設けた構成、あるいは、特許文献2に開示されているように、ロール紙の駆動伝達路中に伝達トルクを変更可能な電気クラッチを設けた構成を用いて得るようになっている。
図14におけるロール紙Rの下側端部領域は挟持搬送用のレジストローラAとロール紙Rとの間で緊張した張り側の状態であり、上側端部領域は、弛み側の状態である。
ロール紙Rに対して実際に有効に作用する有効搬送力は、搬送力とバックテンションとの差として、図中、有効搬送負荷分布と表示されている状態である。
ロール紙Rは、矢印で示すように、弛み側から張り側に向けた回転(図14中、スキュー矯正方向と表示した回転)が生じ、上下両側の端部領域が搬送方向に平行したときにスキューが矯正される。
しかも、ロール紙の種類に応じてバックテンションを変化させる必要もあることから、用いる部品の制御や構成が複雑化する虞がある。
また、スキューの発生原因には、ロール紙を戻す際に生じる搬送方向に沿った弛みがある。
図1は、本発明による給紙装置を備えた画像形成装置の模式図である。同図に示されている画像形成装置1は、インクなどの液滴が吐出されることにより印字を行うインクジェット記録装置を対象としているが、本発明では、これに限ることなく、電子写真方式あるいは印刷機なども対象とすることができる。
インクジェット記録装置1の本体内部には、画像形成部2、用紙吸引搬送部3、ロール紙収納部4などが配置されている。
キャリッジ15は、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色のインク滴を吐出する液体吐出ヘッドが搭載されている。各記録ヘッドには図示しないが、各記録ヘッドにインクを供給するサブタンクが一体的に備えられている。
主走査方向の一方側に配置される駆動モータ21と、駆動モータ21によって回転駆動される駆動プーリ22と、駆動プーリ22に連動可能な従動プーリ23と、駆動プーリ22と従動プーリ23との間に掛け回されたベルト部材24である。なお、従動プーリ23は、図示しないテンションスプリングによって外方(駆動プーリ22に対して離れる方向)にテンションが架けられている。
また、キャリッジ15は、エンコーダシート(図示されず)とキャリッジに設けられているエンコーダセンサ(図示されず)を用いて主走査方向の位置を検知される。エンコーダシートは、キャリッジに設けられているエンコーダセンサによって読み取られる。
図2においてロール紙収容部4は、ロール紙(用紙)30がセットされている。しかし、幅方向(矢示A方向)のサイズが異なるロール紙をセットすることも可能である。
ロール紙30は、その紙軸に両側からフランジ31、およびスプール軸32が装着され、図示しない受け部に載置される。
ロール紙30の駆動部には、図3に示す回転力伝達機構5が設けられている。
回転力伝達機構5は、滑り回転手段に相当するトルクリミッタ54を用いてロール紙30にバックテンションを付与しながらロール紙30を給送する。また、ロール紙30を巻き戻すときは、回転力伝達機構5の駆動モータDMを逆転(ロール紙30を巻き戻すときの回転方向とする)させることで、ロール紙30の先端を所定の位置に戻すことができる。
ロール紙30は、ローラ対33に挟持されてレジストローラ34、加圧ローラ35にむけて搬送され、その後ローラ対33の挟持状態が解除され、レジストローラ34,加圧ローラ35によって記録領域に搬送される。
レジストローラ34および加圧ローラ35は、ロール紙30を繰り出す方向およびロール紙収容部に向けて戻す方向にそれぞれ回転することができ、いずれの場合にも、ロール紙30を挟持している。ここで、ロール紙30が記録領域を繰り出し方向に搬送されている状態では、搬送レジストローラ34からロール紙収容部4までのロール紙30は、所定の張力が作用している。
同図において駆動部には、駆動モータDMと、駆動モータDMの出力軸に設けられている駆動ギヤ42と、ロール紙30の巻芯軸に装着されたスプール軸32に設けられている従動ギヤ32Aと、駆動ギヤ42と従動ギヤ32Aとの間に位置して駆動ギヤ42の駆動力を従動ギヤ32Aに伝達する回転力伝達機構5が含まれている。
駆動モータDMは、ロール紙30を巻き戻すときに回転させる方向である逆転、ロール紙30を巻き戻すときに回転する方向とは逆の方向である正転、そして、無給電(非励磁)のいずれかが選択可能である。
一方向クラッチ53は、クラッチ側ギヤ53Aがロール紙30を巻き戻す方向へ回転(前述した逆転)すると仲介回転軸52をロックする方向へ回転を付与されるが、仲介回転軸52が滑り回転手段側ギヤ54Aから伝達される回転によって、クラッチ側ギヤ53Aより早く回転した場合に、相対的に空転することができる。
まず、ロール紙30の巻き戻し動作について、図13を用いて説明する。
ロール紙30を巻き戻すときは、駆動モータDMを逆転させる。駆動ギヤ42が回転すると、アイドルギヤ50および同軸上の伝達ギヤ51を介してギヤ54Aが回転する。このとき、ギヤ54Aの回転によりクラッチ側ギヤ53Aはギヤ54と同じ方向に回転するので、クラッチ側ギヤ53Aの回転により、アイドルギヤ55,56を介して従動ギヤ32を回転させることで、ロール紙30を巻き戻すことができる。
次に、ロール紙30に与えるバックテンションの強さを強中弱それぞれに設定する構成について図4乃至9を用いて説明する。
図4および図5は、第1番目のバックテンション設定時を示している。
図4および図5において、第1番目のバックテンション設定時には、駆動モータDMがクラッチ側ギヤ53Aから伝達されて回転する仲介回転軸51の回転速度よりも高速回転する。
これにより、第1番目のバックテンション設定に関して説明したように、一方向クラッチ53内で仲介回転軸52がクラッチ側ギヤ53Aの回転に関係なくトルクリミッタ54内で設定される回転数によって空転する。
回転伝達機構5では、従動ギヤ32Aおよびクラッチ側ギヤ53Aを含む仲介回転軸52までの伝達経路に位置する各ギヤの慣性質量および噛み合い部での摩擦抵抗を含めた力が、ロール紙30の繰り出し力に対する抵抗力、換言すれば、従動ギヤ32Aの回転負荷となる。この結果、ロール紙30には、繰り出しに必要な牽引力に対して従動ギヤ32Aに作用する回転負荷分だけバックテンションが弱い状態で与えられる。
図4,5に示すように、正転(ロール紙30の巻き戻し時に回転する方向と逆方向)する駆動モータDMからギヤ54Aに伝達される回転数のほうが、ロール紙30を介して従動ギヤ32からクラッチ側ギヤ53に伝達される回転数よりも速くなるようなギヤ比に設定にすることで、ロール紙30に弱いバックテンションを与える。
従動ギヤ32Aからクラッチ側ギヤ53Aに伝達される回転数よりも駆動モータDMから滑り回転手段側ギヤ54Aに伝達される回転数のほうが速くなるようなギヤ比としているため、仲介回転軸52が、回転伝達状態にあるクラッチ側ギヤ53Aとの間に生じた速度差分だけクラッチ側ギヤ53Aよりも速く回転する。
この結果、回転伝達機構5では、従動ギヤ32Aおよびクラッチ側ギヤ53Aを含む仲介回転軸52までの伝達経路に位置する各ギヤの慣性質量および噛み合い部での摩擦抵抗を含めた力が、ロール紙30の繰り出し力に対する抵抗力、換言すれば、従動ギヤ32Aの回転負荷となる。
ロール紙30には、繰り出しに必要な牽引力に対して従動ギヤ32Aに作用する回転負荷分だけバックテンションが弱い状態で与えられる。
図8,9に示すように駆動モータDMが逆転されると、従動ギヤ32Aから回転を伝達されているクラッチ側ギヤ53Aの回転方向と逆方向に仲介回転軸52がトルクリミッタ54を介して回転する。
クラッチ側ギヤ53Aは、従動ギヤ32Aからの回転を受けて仲介回転軸52をロックして連動させるが、同軸上に設けられた滑り回転手段側ギヤ54Aは駆動モータDMにより異なる回転方向に回転するため、トルクリミッタ54内で滑りが生じ、これにより発生した抵抗力がクラッチ側ギヤ53Aを介して従動ギヤ32Aに強いバックテンションを与える。
図6,7に示すように駆動モータDMが無給電(非励磁)状態とされると、従動ギヤ32Aから回転を伝達されているクラッチ側ギヤ53Aが回転し、この回転に応じて一方向クラッチ53の作用により仲介回転軸52が連動しようとする。
さらに、仲介回転軸52と同軸上に設けられたトルクリミッタ54では、内輪に連動して外輪が回転し、滑り回転手段側ギヤ54A、伝達ギヤ51および駆動ギヤ42を回転させる。
このため、クラッチ側ギヤ53Aを回転させる従動ギヤ32には、従動ギヤ32Aおよびクラッチ側ギヤ53Aを含む仲介回転軸52までの伝達経路に位置する各ギヤの慣性質量および噛み合い部での摩擦抵抗を含めた力に加えて、駆動モータDMを空転させることによるモータ空転トルクが、ロール紙30の繰り出し力に対する抵抗力、換言すれば、従動ギヤ32Aの回転負荷となる。
これにより、牽引力に対する抵抗力であるバックテンションは、第1番目で得られるバックテンションの強さに対して駆動モータDMの空転トルクを加えた強さ分だけ強くなる。
同図において制御部100は、図11において説明する、ロール紙側の慣性力とロール紙30に与えるバックテンションの強さ、とを関係付けたマップが保存されている記憶素子101を備えて印字制御が可能な制御処理部が用いられる。
制御部100の入力側には、本実施例と関係する構成としてキャリッジセンサCS、残量センサS2(図3参照)、ロール紙のサイズおよび種類を入力可能な操作パネル102が接続され、出力側には駆動モータDMの駆動部103が接続されている。
キャリッジセンサCSは、ロール紙の慣性質量に影響する紙サイズの一つである紙幅を検知する部材である。
図11に示すマップは、キャリッジセンサCSからの情報に応じた紙幅およびロール紙30の残量センサS2からの情報に応じたロール紙30の外径から割り出された慣性質量と、これに応じて弛みが生じないバックテンションの強さとが示されている。なお、慣性質量の大きさは、上述したロール紙30自体の重量に加えて、種類や厚さも影響する。このため、本実施例では、操作パネル102により各種の情報を入力できるようになっている。なお図11において示されている図番は、後で説明するバックテンション設定状態時に用いる図面の番号である。
この設定動作は、ロール紙30をセットしたとき、印刷ジョブが入力され印刷動作を開始するとき、ロール紙30が切断手段にて切断されたあと次の印刷を開始するため待機位置にロール紙を巻き戻したとき等のタイミングで行う。
例えば、ロール紙30をセットしたとき、印刷ジョブが入力され印刷動作を開始するとき、の場合、ロール紙30は、レジストローラ34およびレジスト加圧ローラ35を通過して、キャリッジ15の下方まで搬送される。そのとき、残量センサS2の検出結果により、ロール紙30の残量が検知される。さらに、ロール紙30がキャリッジ15の下方に位置しているとき、キャリッジ15を主走査方向に走査しながらキャリッジセンサCSにてロール紙30の幅を検出する(ST1)。
また、ロール紙30が切断手段にて切断されたあと次の印刷を開始するため待機位置にロール紙を巻き戻す場合は、切断されたロール紙30をレジストローラ34およびレジスト加圧ローラ35付近まで巻き戻す際に、上述のように残量を検知するとともに、キャリッジ15を主走査方向に走査しながらキャリッジセンサCSにてロール紙30の幅を検出する(ST1)。
次に、制御部100は、判定された慣性力が大であるかを判定する(ST3)。
慣性力が大である場合、さらに操作パネル102で紙種が入力されているか否かを判定する(ST4)。
紙種が入力されていない場合、制御部100は、メモリ101に蓄積されている図11の情報からバックテンション強を設定し(ST6)、駆動モータDMをレジストローラ34の回転開始にあわせて逆転させる(ST7)。ここで、レジストローラ34は、回転開始してから回転、停止を繰り返す動作であるため、レジストローラ34の回転、停止にあわせて(遅延してもよい)、駆動モータDMを逆転、停止を繰り返す。なお、制御を簡易にするのであれば、レジストローラ34回転開始後、駆動モータDMを逆転し続けてもよい。
そこで、バックテンション変更が必要ない場合、上述と同様に、制御部100は、駆動モータDMをレジストローラ34の回転開始にあわせて逆転させる(ST6、ST7)。一方、バックテンション変更が必要な場合、制御部100は、メモリ101に蓄積されている図11の情報からバックテンション中を設定し(ST8)、駆動モータDMを無給電(非励磁)状態にする(ST9)。駆動モータDMを無給電状態にするのは、レジストローラ34が回転開始してから回転、停止を繰り返している期間である。
慣性力が中である場合、さらに操作パネル102で紙種が入力されているか否かを判定する(ST11)。
紙種が入力されていない場合、制御部100は、メモリ101に蓄積されている図11の情報からバックテンション中を設定し(ST13)、駆動モータDMを無給電(非励磁)状態にする(ST14)。駆動モータDMを無給電状態にするのは、レジストローラ34が回転開始してから回転、停止を繰り返している期間である。
そこで、バックテンション変更が必要ない場合、上述と同様に、制御部100は、メモリ101に蓄積されている図11の情報からバックテンション中を設定し(ST13)、駆動モータDMを無給電(非励磁)状態にする(ST14)。
慣性力が小である場合、制御部100は、メモリ101に蓄積されている図11の情報からバックテンション弱を設定し(ST18)、駆動モータDMをレジストローラ34の回転開始にあわせて正転させる(ST19)。ここで、レジストローラ34は、回転開始してから回転、停止を繰り返す動作であるため、レジストローラ34の回転、停止にあわせて(遅延してもよい)、駆動モータDMを正転、停止を繰り返す。なお、制御を簡易にするのであれば、レジストローラ34回転開始後、駆動モータDMを正転し続けてもよい。
一方、慣性力が小でないと判定された場合、操作パネル102にエラーである旨を表示させる。
例えば、ST1は、ロール紙30を搬送したときに、駆動モータDMの負荷トルクが図示しない閾値を超えるか否かを制御部100で監視するようにしてもよく、その結果に基づきST2の慣性力を判定してもよい。
つまり、レジストローラ34においてトルクが変化する原因としては、ロール紙に作用する牽引力の変化が原因として考えられる。
この変化は、図14において説明したように、ロール紙の幅方向での搬送負荷分布の変化に繋がるので、スキューが発生したことを検知できるからである。また、レジストローラ34でのトルク変化は、ロール紙のサイズや残量の変化によるロール紙の質量変化も影響するので、ロール紙のサイズ入力部からの情報に従って上述した切り換えタイミングが設定される。
5 回転力伝達機構
30 ロール紙
32 スプール軸
32A 従動ギヤ
34 レジストローラ
35 加圧ローラ
42 駆動ギヤ
52 仲介回転軸
53 一方向クラッチ
53A クラッチ側ギヤ
54 トルクリミッタ
54A 滑り回転手段側ギヤ
S2 残量センサ
Claims (6)
- ロール媒体を挟持しながら搬送可能なロール媒体挟持搬送用手段によって該ロール媒体を牽引することにより繰り出すための給紙装置であって、
前記ロール媒体挟持搬送用手段の繰り出し方向に順じた正転および前記ロール媒体を繰り出し方向と逆方向となる巻き戻し方向に順じた逆転とを選択可能な駆動源と、
該駆動源の出力軸に設けられた駆動ギヤの駆動力を、前記ロール媒体の巻芯軸に装着されている従動ギヤに伝達する回転力伝達機構とを有し、
該回転力伝達機構は、一方向クラッチにより回転を断接されるクラッチ側ギヤを備えた仲介回転軸が内輪側に設けられ、該仲介回転軸の外輪側には前記駆動源からの回転を伝達されるギヤが設けられ、前記クラッチ側ギヤと前記ギヤとの間でのトルク発生方向へのトルク伝達制御が可能な滑り回転手段を備え、
前記ロール媒体を巻き戻すときは、前記クラッチ側ギヤと前記ギヤとが同方向に回転する状態で、前記駆動源の前記逆転を選択し、
前記ロール媒体挟持搬送用手段を用い前記ロール媒体を繰り出すときは、前記駆動源の正転、逆転および無給電(非励磁)のいずれかを選択し、前記回転力伝達機構に有する前記滑り回転手段のトルク伝達制御を変化させ、前記ロール媒体の牽引力に対するバックテンションの強さを変更することを特徴とする給紙装置。 - 前記駆動源の回転方向および給電状態は、前記ロール媒体のサイズおよびまたは残量検知に基づき設定されることを特徴とする請求項1記載の給紙装置。
- 前記回転力伝達機構は、前記ロール媒体の繰り出し方向に前記駆動源が正転するとき、前記従動ギヤから前記クラッチ側ギヤを介して前記仲介回転軸に伝達される回転数より、前記駆動源から前記滑り回転手段の外輪側ギヤに伝達される回転数の方が高速となる関係を設定され、前記一方向クラッチに有するクラッチ側ギヤに対してこれが支持されている仲介回転軸を相対的に空転させることが可能であることを特徴とする請求項1記載の給紙装置。
- 前記回転力伝達機構は、前記駆動源の空転トルクが前記滑り手段の外輪と内輪とが相対的に滑るときの回転トルクより低い関係を設定され、前記駆動源が無給電(非励磁)状態とされると、前記ロール媒体挟持搬送用手段により牽引されるロール媒体の巻芯軸側の従動ギヤから前記クラッチ側ギヤに回転が伝達され、前記滑り回転手段を介して前記駆動源に回転が伝達されると前記駆動源が空転することを特徴とする請求項1記載の給紙装置。
- 前記回転力伝達機構は、前記駆動源が前記ロール媒体の繰り出し方向と逆方向に回転した場合、前記従動ギヤから前記クラッチ側ギヤを介して前記仲介回転軸に伝達される回転方向と、前記駆動源から前記滑り回転手段を介して前記仲介回転軸に伝達される回転方向が異なることにより、該仲介回転軸を有する滑り回転手段の内輪と外輪との間に相対的な滑りが生じ、滑りによる抵抗力が前記クラッチ側ギヤおよびこれと連動する従動ギヤに対する制動力として作用することを特徴とする請求項1記載の給紙装置。
- 請求項1乃至5のうちの一つに記載の給紙装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
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