JP5818755B2 - 焼却灰保管方法およびこれに用いる焼却灰保管容器 - Google Patents
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Description
2A 開口
2B 開口
3 胴部
3a 屈曲部
3b 拡径部
3c 円筒部
4 底部
4a、4e 挿入部
4b、4f 鍔部
5 蓋部
5a 差込み部
5b 蓋鍔
L1 胴部の軸方向長さ
L2 胴部の内部の空洞の最小幅
L3 胴部厚み
Ad 接着剤
Y1 第一の釉薬層
Y2 第二の釉薬層
Claims (12)
- 内部が空洞であり、少なくとも重金属を含んだ焼却灰を保管するための焼却灰保管容器を用いた焼却灰保管方法であって、前記焼却灰保管容器は、
両端部に開口を有する筒状の胴部と、
前記胴部の一端側の開口を密閉するように接合される底部と、前記胴部の他端側の開口を密閉可能な蓋部と、
を備え、
前記焼却灰は、放射性物質を含有し、
放射線を吸収可能な成分を含有した釉薬を前記胴部の内面に塗布して乾燥させることにより形成された、放射線を吸収可能な成分を含有する第一の釉薬層と、
乾燥させた前記第一の釉薬層の表面に、放射線を吸収可能な成分を含有しない釉薬を塗布することにより形成された、放射線を吸収可能な成分を含有しない第二の釉薬層と、
を有し、
少なくとも前記胴部および前記底部がセラミックで成形され、
前記焼却灰保管容器を、蓋部が取り付けられる側の開口が開口した状態で設置する工程と、
前記蓋部が取り付けられる側の開口から前記焼却灰保管容器内に重金属を含んだ焼却灰を投入する工程と、
前記焼却灰保管容器の蓋部が取り付けられる側の開口を前記蓋部により密封する工程と、
を備え、
前記底部は、前記胴部の一端側の開口に挿入される挿入部と、該挿入部と連続して形成され、前記挿入部よりも外径が大きくなるように形成された鍔部とを有し、
該鍔部を前記胴部の一端側の端面に当接させることにより、前記挿入部で胴部外部から前記胴部の一端側の開口を密閉する工程と、
前記胴部の一端側の部位と前記底部との接触部分を密封手段により密封する工程と、
を有し、
前記密封手段が放射線を吸収可能な成分を含有していることを特徴とする焼却灰保管方法。 - 内部が空洞であり、少なくとも重金属を含んだ焼却灰を保管するための焼却灰保管容器を用いた焼却灰保管方法であって、前記焼却灰保管容器は、
両端部に開口を有する筒状の胴部と、
前記胴部の一端側の開口を密閉するように接合される底部と、前記胴部の他端側の開口を密閉可能な蓋部と、
を備え、
前記焼却灰は、放射性物質を含有し、
少なくとも前記胴部および前記底部がセラミックで成形され、
前記焼却灰保管容器を、蓋部が取り付けられる側の開口が開口した状態で設置する工程と、
前記蓋部が取り付けられる側の開口から前記焼却灰保管容器内に重金属を含んだ焼却灰を投入する工程と、
前記焼却灰保管容器の蓋部が取り付けられる側の開口を前記蓋部により密封する工程と、
を備え、
前記焼却灰保管容器が、放射線を吸収可能な成分を含有した釉薬を前記胴部の内面に塗布して乾燥させることにより形成された、放射線を吸収可能な成分を含有する第一の釉薬層と、
乾燥させた前記第一の釉薬層の表面に、放射線を吸収可能な成分を含有しない釉薬を塗布することにより形成された、放射線を吸収可能な成分を含有しない第二の釉薬層と、
を有し、
前記焼却灰保管容器が、コンクリート製の建物内に保管されることを特徴とする焼却灰保管方法。 - 前記蓋部が、前記胴部に対して着脱可能に密閉する接合手段により、前記胴部に取り付けられることを特徴とする請求項1または2記載の焼却灰保管方法。
- 内部が空洞であり、少なくとも重金属を含んだ焼却灰を保管するための焼却灰保管容器を用いた焼却灰保管方法であって、前記焼却灰保管容器は、
両端部に開口を有する筒状の胴部と、
前記胴部の一端側の開口を密閉するように接合される底部と、前記胴部の他端側の開口を密閉可能な蓋部と、
を備え、
前記焼却灰は、放射性物質を含有し、
少なくとも前記胴部および前記底部がセラミックで成形され、
前記焼却灰保管容器を、蓋部が取り付けられる側の開口が開口した状態で設置する工程と、
前記蓋部が取り付けられる側の開口から前記焼却灰保管容器内に重金属を含んだ焼却灰を投入する工程と、
前記焼却灰保管容器の蓋部が取り付けられる側の開口を前記蓋部により密封する工程と、
を備え、
前記焼却灰保管容器が、放射線を吸収可能な成分を含有した釉薬を前記胴部の内面に塗布して乾燥させることにより形成された、放射線を吸収可能な成分を含有する第一の釉薬層と、
乾燥させた前記第一の釉薬層の表面に、放射線を吸収可能な成分を含有しない釉薬を塗布することにより形成された、放射線を吸収可能な成分を含有しない第二の釉薬層と、
を有し、
前記焼却灰保管容器の内部に重金属分解微生物を含むことを特徴とする焼却灰保管方法。 - 前記焼却灰保管容器は、放射線を吸収可能な成分を含んだ前記蓋部で密閉されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の焼却灰保管方法。
- 前記放射線を吸収可能な成分は鉛であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の焼却灰保管方法。
- 内部が空洞であり、少なくとも重金属を含んだ焼却灰を保管するための焼却灰保管容器を用いた焼却灰保管方法であって、前記焼却灰保管容器は、
両端部に開口を有する筒状の胴部と、
前記胴部の一端側の開口を密閉するように接合される底部と、前記胴部の他端側の開口を密閉可能な蓋部と、
を備え、
前記焼却灰は、放射性物質を含有し、
少なくとも前記胴部および前記底部がセラミックで成形され、
前記焼却灰保管容器を、蓋部が取り付けられる側の開口が開口した状態で設置する工程と、
前記蓋部が取り付けられる側の開口から前記焼却灰保管容器内に重金属を含んだ焼却灰を投入する工程と、
前記焼却灰保管容器の蓋部が取り付けられる側の開口を前記蓋部により密封する工程と、
を備え、
前記焼却灰保管容器が、放射線を吸収可能な成分を含有した釉薬を前記胴部の内面に塗布して乾燥させることにより形成された、放射線を吸収可能な成分を含有する第一の釉薬層と、
乾燥させた前記第一の釉薬層の表面に、放射線を吸収可能な成分を含有しない釉薬を塗布することにより形成された、放射線を吸収可能な成分を含有しない第二の釉薬層と、
を有し、
前記放射線を吸収可能な成分はタングステンであることを特徴とする焼却灰保管方法。 - 内部が空洞であり、少なくとも重金属を含んだ焼却灰を保管するための焼却灰保管容器であって、該焼却灰保管容器が、
両端部に開口を有する筒状の胴部と、
前記胴部の一端側の開口を密閉するように接合される底部と、
前記胴部の他端側の開口を密閉可能な蓋部とを備え、
前記焼却灰は、放射性物質を含有し、
前記胴部の内面は、
放射線を吸収可能な成分を含有し、前記胴部の内面に塗布して乾燥させた第一の釉薬層と、
該乾燥させた前記第一の釉薬層の表面に塗布され、放射線を吸収可能な成分を含有しない第二の釉薬層と
を有し、前記第一の釉薬層および第二の釉薬層を含む前記胴部の内面が焼成されており、
少なくとも前記胴部および前記底部がセラミックで成形されていることを特徴とする焼却灰保管容器。 - 前記底部は、前記胴部の一端側の開口に挿入される挿入部と、該挿入部と連続して形成され、前記挿入部よりも外径が大きくなるように形成された鍔部とを有し、
前記鍔部が前記胴部の一端側の端面に当接し、前記挿入部で胴部外部から前記胴部の一端側の開口が密閉され、前記胴部の一端側の部位と前記底部との接触部分が密封手段により密封されていることを特徴とする請求項8記載の焼却灰保管容器。 - 前記胴部の一端側は内径側へ屈曲して屈曲部をなし、
前記底部は、前記胴部の一端側の開口に挿入される挿入部と、該挿入部と連続して形成され、前記挿入部よりも外径が大きく、前記胴部の内径と同径または小径の鍔部とを有し、
前記屈曲部に前記鍔部が胴部内側から係合し、前記挿入部により胴部内側から前記胴部の一端側の開口が密閉されていることを特徴とする請求項8記載の焼却灰保管容器。 - 前記焼却灰保管容器の内部に焼却灰が収容されてなる請求項8〜10のいずれか1項に記載の焼却灰保管容器。
- 前記蓋部が、前記胴部に対して着脱可能に密閉する接合手段により、前記胴部に取り付けられることを特徴とする請求項8〜11のいずれか1項に記載の焼却灰保管容器。
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