JP5787557B2 - 光装置 - Google Patents
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芯が容易で、結合効率の良好な光装置を提供することを目的とする。
本発明の光装置は、第1の光素子と第2の光素子とが光学的に直接結合して配置された光装置において、第1の光素子を保持する第1の部材と、第2の光素子を保持する第2の部材と、を備え、第1の光素子は、第1の光素子の端部が第1の部材の端部より外側に位置する状態で第1の部材に保持され、第2の光素子は、第2の光素子の端部が第2の部材の端部より内側に位置する状態で第2の部材に保持され、第2の部材は、第1の光素子の光軸方向と垂直な方向に切り欠き部を有し、第1の光素子の端部と第2の光素子の端部とが、切り欠き部の内側にて光学的に結合した状態で固定されたことを特徴とする。
図1から図3は、本発明の実施例1のTOキャンパッケージタイプのレーザ光源を有するピグテイルモジュールの光装置の構成を説明するための図面であり、図1は、光装置の外観の斜視図であり、図2(a)は、この光装置の構成を示す一部切り欠き斜視図であり、図2(b)は、SHG素子と光ファイバ先端の部分拡大斜視図であり、図2(c)は、図2(b)の裏面の部分拡大斜視図である。図3は、光装置の光素子と光ファイバのバットカップリングの組立調芯を説明するための斜視図である。
図1と図2を用いて実施例1の光装置の全体構成を説明する。なお、各図において、同一の構成部材には同一の番号を付して重複する説明は省略する。
図2(b)は、光ファイバとSHG素子のバットカップリングを説明するための部分拡大斜視図であり、図2(c)は、図2(b)の裏面の部分拡大斜視図である。
光ファイバ51は、例えば、SUS304からなるフェルール52にエポキシ系低アウトガス熱硬化接着剤で固着されている。そして、被覆が除去された裸ファイバの光ファイバ先端50(図2(b)参照)が、フェルール52の先端から0.3〜0.7mmほど突出して固着されている。すなわち、光ファイバ51の端部の光ファイバ先端50がフェルール52の端部より外側に位置する状態でフェルール52に保持されている。
図2(a)に示すように、TOレーザ光源構成部6は、ステム61と、ブロック611と、半導体レーザ62と、SHG素子フランジ613と、SHG素子フランジホルダ614と、SHG素子63と、SHG素子ホルダ64と、TOデバイスホルダ65と、複数のリード線612で構成されている。
図2(b)に示すように、光ファイバ先端50と、SHG素子63の光導波路出射口632とのバットカップリングは、SHG素子63の幅方向(Y軸方向)にはSHG素子ホルダ64の溝641の壁が存在するが、SHG素子の厚み方向(X軸方向)にはなんら壁が存在せず、光ファイバ先端50が周囲の構成部品に衝突して損傷する危険が極めて少ない構造を形成している。
本実施例のピグテイルモジュールの光装置1の光ファイバ構成部5とTOレーザ光源構成部6のバットカップリングの調芯は、より具体的には以下に説明するような方法で行われる。
視光で認識可能であって、光導波路出射口632より出射した緑色光が、光ファイバ先端50の位置に一致したときは、光ファイバ先端50に吸い込まれるように観察できる。
実施例2は、実施例1と同様に、光ファイバ構成部とレーザ光源がバットカップリングした光装置であり、実施例1と異なる点は、レーザ光源がフラットパッケージタイプで形成されたFPレーザ光源構成部で構成されていることである。なお、光ファイバ構成部については、実施例1と全く同様であって、その詳細な説明は重複するので省略する。
そして、そのFPレーザ光源構成部は、実施例1と同様に、半導体レーザの光をSHG素子で波長変換して出射する例で説明する。
観の斜視図であり、図5(a)は、この光装置の構成を示す一部切り欠き斜視図であり、図5(b)は、SHG素子と光ファイバ先端の部分拡大斜視図であり、図5(c)は、図5(b)の断面図であり、図6は、光装置の光素子と光ファイバのバットカップリングの組立調芯を説明するための斜視図である。
図4と図5を用いて実施例2の光装置の全体構成を説明する。なお、各図において、同一の構成部材には同一の番号を付して重複する説明は省略する。
上述したように、光ファイバ構成部5は、実施例1と全く同様であるので、説明は省略する。
図5(a)に示すように、FPレーザ光源構成部7は、カバー71と、シリコン基板72と、ベースプレート73と、位置決めピン74と、半導体レーザ62と、SHG素子63と、L形デバイスホルダ75と、FPC76で構成されている。
G素子63の温度を最適に保ち、レーザ光を安定して出射することが可能となっている。
本実施例のピグテイルモジュールの光装置2の光ファイバ構成部5とFPレーザ光源構成部7のバットカップリングの調芯は、より具体的には以下に説明するような方法で行われる。なお、調芯は、カバー71を外してFPレーザ光源構成部7を調芯装置(図示せず)にセットして行う。
とSHG素子63の光導波路出射口632を、CCDカメラ等で捉えて、画像拡大し、実施例1と同様に、光ファイバ先端50とSHG素子の出射口632とが接触しない範囲で極力近づけるように光軸方向のZ軸方向の間隙を調整し、調芯する。
実施例3は、実施例1と同様に、TOキャンパッケージタイプで形成されたレーザ光源構成部と光ファイバ構成部をバットカップリングしたピグテイルモジュールの光装置の例であるが、実施例1と異なる点は、レーザ光源が、半導体レーザから直接レーザ光を出射するTOキャンパッケージタイプで形成したLDレーザ光源構成部で構成されていることである。なお、光ファイバ構成部については、実施例1、実施例2と全く同様であって、その詳細な説明は重複するので省略する。
図8は、光装置の光素子と光ファイバのバットカップリングの組立調芯を説明するための斜視図である。なお、各図において、同一の構成部材には同一の番号を付して重複する
説明は省略する。
図7を用いて実施例3の光装置の全体構成を説明する。
図7(a)は、光装置3を構成する一部の構成部品を部分断面で示して、内部の構成部品を詳細に説明するための図であり、図中のXYZ軸は、フェルールの光ファイバの光軸方向をZ軸方向とし、Z軸に直交する平面で互いに直交する方向がX軸方向、Y軸方向であって、YZ面が半導体レーザ表面に平行な座標軸を形成している。
上述したように、光ファイバ構成部5は、実施例1と全く同様であるので、説明は省略する。
図7(a)に示すように、LDレーザ光源構成部8は、ステム81と、半導体レーザ82と、ブロック83と、サブマウント84と、LDデバイスホルダ85と、複数のリード線811で構成されている。
本発明のピグテイルモジュールの光装置3の光ファイバ構成部5とLDレーザ光源構成部8のバットカップリングの調芯は、より具体的には以下に説明するような方法で行われる。
のレーザ光が、光ファイバ先端50を透過する具合を直接監視することが可能であるから、調芯工数を大幅に短縮することが可能である。そして、半導体レーザ82と光ファイバ先端50が接触しない範囲に極力近づける微妙な調芯が可能であり、結合効率の高い光装置の提供が可能となる。
実施例4は、ピグテイルモジュール構造に限定することなく実施可能な、半導体レーザのレーザ光をSHG素子で波長変換する光装置の実施例であって、実施例3と異なる点は、レーザ光源構成部にバットカップリングする構成部が、光ファイバ構成部と異なり、SHG素子を有する波長変換構成部から構成される光装置の例である。
図9と図10を用いて実施例4の光装置の全体構成を説明する。図9(a)に示すように、光装置4は、LDレーザ光源構成部8と波長変換構成部9から構成され、例えば、LDレーザ光源構成部8から出射される赤外レーザ光を波長変換構成部9で1/2波長に波長変換して緑色レーザ光を波長変換構成部9のSHG素子から出射する光装置である。
説明するための斜視図である。
SHG素子63は、実施例1の光ファイバ構成部5(図2参照)においてフェルールの先端から光ファイバの先端が突出している構成と同様に、SHG素子ホルダ64の先端からSHG素子先端634が突出する構成でSHG素子ホルダ64の溝641に固着されて一体化されている。従って、実施例3の光ファイバ先端50(図8参照)と同様に、SHG素子の光導波路入射口633を含むSHG素子先端634がSHG素子ホルダ先端から突出する構成で形成されている。更に、SHG素子63の光導波路出射口632は、SHG素子ホルダ64の上端面643から沈んだ位置に組み込まれている。
以下、波長変換構成部9の構成について説明する。なお、LDレーザ光源構成部8の内部構成は、実施例3のLDレーザ光源構成部と全く同一であるので、各構成部品は同一の番号を付して、重複する説明は省略する。
図11において、本発明の実施例4の波長変換機能を有する光装置4のLDレーザ光源構成部8と波長変換構成部9のバットカップリングの調芯は、より具体的には以下に説明するような方法で行われる。
5:光ファイバ構成部
6:TOレーザ光源構成部
7:FPレーザ光源構成部
8:LDレーザ光源構成部
9:波長変換構成部
50:光ファイバ先端
51:光ファイバ
52:フェルール
53:ファイバフランジ
531:フランジ部
532:円筒形の胴部
61:ステム
611:ブロック
612:リード線
613:SHG素子フランジ
614:SHG素子フランジホルダ
615:フランジ部
616:胴部
62:半導体レーザ
63:SHG素子
631:光導波路
632:光導波路出射口
633:光導波路入射口
634:SHG素子先端
64:SHG素子ホルダ
641:溝
642:切り欠き部
643:上端面
65:TOデバイスホルダ
651:上面部
71:カバー
72:シリコン基板
721:切り欠き部
722:上端面
73:ベースプレート
74:位置決めピン
75:L形デバイスホルダ
751:上面部
76:FPC
81:ステム
811リード線
82:半導体レーザ
83:ブロック
831:上端面
84:サブマウント
841:切り欠き部
85:LDデバイスホルダ
851:上面部
Claims (4)
- 第1の光素子と第2の光素子とが光学的に直接結合して配置された光装置において、
前記第1の光素子を保持する第1の部材と、
前記第2の光素子を保持する第2の部材と、を備え、
前記第1の光素子は、前記第1の光素子の端部が前記第1の部材の端部より外側に位置する状態で前記第1の部材に保持され、
前記第2の光素子は、前記第2の光素子の端部が前記第2の部材の端部より内側に位置する状態で前記第2の部材に保持され、
前記第2の部材は、前記第1の光素子の光軸方向と垂直な方向に切り欠き部を有し、
前記第1の光素子の端部と前記第2の光素子の端部とが、前記切り欠き部の内側にて光学的に結合した状態で固定された
ことを特徴とする光装置。 - 前記第1の部材を保持する第3の部材と、
前記第2の部材に対する位置が固定された第4の部材と、を備え、
前記第3の部材は、前記第1の部材を前記光軸方向に案内するための第1の案内部を有し、
前記第4の部材は、前記第3の部材を前記光軸方向と垂直な方向に案内するための第2の案内部を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の光装置。 - 前記第2の部材は、端部に前記切り欠き部を有するホルダである
ことを特徴とする請求項1または2に記載の光装置。 - 前記第2の部材は、端部に前記切り欠き部を有する基板であり、
前記第2の光素子は、前記第2の光素子が前記基板側に位置した状態で前記基板に対して実装された
ことを特徴とする請求項1または2に記載の光装置。
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