JP2008026462A - 光モジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】正確に調芯されたレンズを実装した光モジュールを提供する。
【解決手段】キャリア13上に、半導体レーザと、この半導体レーザの出射する光をコリメートするレンズ12と、このレンズを保持するレンズホルダ120を搭載した光モジュールにおいて、さらに、キャリア13上に枠14を有し、レンズホルダ120を固定する接着剤Bが枠14により規制されている。
【選択図】図5
【解決手段】キャリア13上に、半導体レーザと、この半導体レーザの出射する光をコリメートするレンズ12と、このレンズを保持するレンズホルダ120を搭載した光モジュールにおいて、さらに、キャリア13上に枠14を有し、レンズホルダ120を固定する接着剤Bが枠14により規制されている。
【選択図】図5
Description
本発明は、キャリア上に、半導体レーザと、この半導体レーザの出射する光をコリメートするレンズと、このレンズを保持するレンズホルダを搭載した光モジュールに関する。
近年、光通信の分野では、高速光通信に対応可能な例えば10Gbps通信用のXFP(10 Gigabit Small Form Factor Pluggable)などとよばれる小型の光トランシーバの実現が望まれている。XFP光トランシーバは、光送受信デバイスを収納するが、光送受信デバイスには、2心のLCコネクタを着脱させるレセプタクル(アダプタ)が必要となっている。レセプタクル(アダプタ)は、その送受信間の間隔が非常に狭く設定されており、しかもXFP光トランシーバのパッケージは横幅及び高さが所定寸法に規格化されている。このため、XFPに搭載される光送受信デバイスは、そのパッケージ内部に収納可能となるように小型化されたものが必要となっている。
光通信用のレーザモジュール分野において、前述した光送信デバイスとして、例えば14ピンバタフライ型パッケージなどが標準規格として知られている。バタフライパッケージは、図8に示すように、ガラスの封止窓201から光を取り出す構造を有しているが、光軸に対して上下対称な構造を有していないために、熱膨張などで、図示しない外部に設けた光学系やファイバー光軸などに対して光軸がずれてしまう虞がある。そこで、筺体200Aの内部に、半導体レーザ202に隣接して図示のようなレンズ(コリメートレンズ)203を光路上に挿入し、一旦、コリメート光(平行光)としてパッケージ200Aの外部に出してから、外部の図示しない光ファイバに集光する光学系を有するものが多い。このような構成であれば、内部の光学系と外部の光学系との間の光軸にずれが生じていても、光結合効率の劣化を抑えられる。レンズ203を筺体200Aの内部に実装するために、キャリア204を用いるものがあり、レンズ203をキャリア204の面204A上に実装している。
レンズ実装方法としては、発光素子の前方にV溝等の実装用ガイドを高精度で作成し、ガイドに合わせてレンズを実装する、いわゆる「パッシブアライメント」と呼ばれる方法がある(例えば、特許文献1参照)。この実装方法は、例えばシリコン基板などの異方性エッチングの技術を用いて高精度に形成されたV溝と、V溝に対してさらに高精度に形成された光半導体素子搭載用の電極または位置決め用のマーカからなる実装用基板などを用いる。ところが、この方法は、実装に要する時間が短くて済むが、V溝等の実装ガイドの精度、また、発光素子の実装精度により光結合効率が悪くなる場合がある。
また、発光素子を実際に発光させ、最大の出力(最大結合効率)が得られる位置ヘレンズの位置させる、「アクティブアライメント」と呼ばれる方法がある。この方法は、例えば特許文献2に記載されているYAG溶接などを用いて、前述したキャリアにレンズを固定するものであるが、この方法ではレンズの実装に時間を要し、また、部品点数も多くなり、モジュールの大型化やコストアップにつながる。
また、特許文献3には、レンズの位置決めをしながら接着剤で固定する方法が記載されている。この方法は、レンズ実装面上にレンズを仮配置させ、レンズから所定距離離れた場所にカメラを配置させ、発光素子を実際に発光させてレンズによる集光スポットがカメラで撮影したモニタの所定位置に合致させるようにレンズを調芯するものである。
特開平11−344643号公報
特開平9−178986号公報
特開2003−168838号公報
しかしながら、従来のレンズ搭載方法では、高さ方向についての調芯が不可能である。つまり、レンズがキャリアに実装されており、高さ方向の位置が、発光素子とレンズ実装面との位置関係(部品寸法精度)に左右され調整代を確保できないため、発光素子の光軸がレンズの中心と一致しないことがある。その結果、最大結合効率が得られなくなる。
また、レンズを固着させる接着剤が、Lキャリアの実装表面(横方向)に拡散し、必要な量の接着剤の管理ができないため、レンズに対する接着剤が不均一となり、固化時や温度変動時に接着部分が変形して位置ずれが発生するなどの問題も内在している。
本発明は、正確に調芯されたレンズを実装した光モジュールを提供することを目的とする。
本発明の光モジュールは、キャリア上に、半導体レーザと、この半導体レーザの出射する光をコリメートするレンズと、このレンズを保持するレンズホルダを搭載した光モジュールにおいて、さらに、前記キャリア上に枠を有し、前記レンズホルダを固定する接着剤が前記枠により規制されている。この構成によれば、レンズホルダを固定する接着剤が枠により規制されるため、接着剤の拡散を阻止して、高さ方向の調芯に必要な量の接着剤を管理することができるため、正確に調芯されたレンズを実装した光モジュールを提供することができる。
本発明の光モジュールは、キャリア上に、半導体レーザと、この半導体レーザの出射する光をコリメートするレンズと、このレンズを保持するレンズホルダを搭載した光モジュールにおいて、前記キャリアは前記レンズホルダが搭載される凹部を有し、前記レンズホルダを前記キャリアに固定する接着剤が前記凹部により規制されている。この構成によれば、レンズホルダを固定する接着剤が凹部により規制されるため、接着剤の拡散を阻止して、高さ方向の調芯に必要な量の接着剤を管理することができるため、正確に調芯されたレンズを実装した光モジュールを提供することができる。
本発明の光モジュールは、キャリア上に、半導体レーザと、この半導体レーザの出射する光をコリメートするレンズを、このレンズを保持するレンズホルダおよびこのレンズホルダを実装するための実装ホルダを介して搭載した光モジュールにおいて、前記実装ホルダは一対の柱部と、これら柱部を接続する連結部を有し、この連結部の一の面が前記キャリアに固定され、前記連結部の他の面と前記一対の柱部により形成される空間に、前記レンズホルダが接着剤を介して固定されている。この構成によれば、レンズホルダを上記構成の実装ホルダに接着剤を介して固定することで、接着剤の拡散を阻止して、高さ方向の調芯に必要な量の接着剤を管理することができるため、正確に調芯されたレンズを実装した光モジュールを提供することができる。
本発明の光モジュールによれば、接着剤の拡散を阻止して、高さ方向の調芯に必要な量の接着剤を管理することができるため、正確に調芯されたレンズを実装した光モジュールを提供することができる。
図1は、本発明の実施形態に係るバタフライ型パッケージ1を示すものであり、筺体10の内部に、光源である半導体レーザ11とコリメートレンズ(以下、「第1レンズ」とよぶ)12とを、キャリア13上に搭載している。
筺体10には、第1の側壁面10Aに、フェルールが嵌合可能なノーズ20が取り付けられる。第1の側壁面10Aに対向する第2の側壁面10Bには、リードピン102が配置される。リードピン102は、内部の半導体レーザ11に高周波変調信号を与えるために用意されている。さらに、第1の側壁面10Aおよび第2の側壁面10Bと交差する第3の側壁面10Cにもリードピン103が配置されており、リードピン103は、いずれも図示しないが、後述する電子冷却器の電源、測温素子の出力、モニタPD素子の出力等のDC、もしくは低周波信号の入出力に利用される。
筺体10は、底板10Dが例えばCuW(銅タングステン合金)といった高熱伝導性の材料からなる。底板10Dと側壁面10A、10B、10Cなどは、ロー付けより組み立てられており、気密性が確保されている。側壁面は、例えばコバールといった金属と、積層セラミックとからなる。積層セラミックの表面および内部には、多層配線が形成されており、筺体10内部に配置される各種光部品や電気部品と、筺体10側壁面に配置されたリードピン101、102との間の電気的な接続に利用される。
底板10Dの台座部10E上には、電子冷却器10Fが搭載されており、その上にキャリア13が搭載される。キャリア13は、図2に示すように、第1実装面13Aと、これに平行なレンズを搭載する第2実装面13Bとを有する。キャリア13の第1実装面13Aには、EA−DFBデバイス(電界吸収型(EA)変調器と分布帰還型半導体レーザをモノリシックに集積したデバイス)11が搭載され、第2実装面13Bには、第1レンズ12が搭載される。
第1実装面13Aには、図示しない積層セラミック基板層が積層され、その最上層に、前記EA−DFBデバイスとモニタPDを固定したPDキャリアが搭載される。PDキャリア上の配線パターンは、ボンディングワイヤで積層セラミック基板層上の配線パターンと電気的に接続される。
キャリア13の第2実装面13B上には、コリメート光を作るための第1レンズ(角型非球面レンズ)12が配置され、筺体10の外部前方のノーズ20(図1(B)参照)には集光のための第2レンズ21が配置されている(不図示)。第1レンズ12の実装面への固定は、硬化を意図的に制御できる接着剤として接着剤B(紫外線と熱を併用して硬化させるタイプ)を使用している。
次に、本発明のレンズ実装方法が適用されるレンズ実装装置について説明する。ここでは、本実施形態の第1レンズ12を調芯しつつ実装する場合について説明する。第1レンズ12は、図3に示すような吸着コレットCに把持され接着剤B(図2参照)の塗布された実装位置に移載される。第1レンズ12は、半導体レーザ11から出射されるレーザ光が第1レンズ12を透過することによってコリメート光ができる位置に実装させる。
そこで、本実施形態では、レンズ搭載位置を確認するために、図4(A)に示すようなレンズ調芯装置100(詳細は後述する)を使用する。レンズ調芯装置100は、第1レンズ12を搭載するダミーパッケージ110と、ダミーパッケージ110を載置するパッケージ固定台160と、パッケージ固定台160の位置から十分離れた位置に配置されている赤外線カメラ130と、ヘリウムネオン(He-Ne)レーザ140と、2孔スリット(ピンホール)150とを備えており、赤外線カメラ130にてコリメート光の位置及びそのビーム形状を確認しながら調芯を行い、第1レンズ12を実装する。
He-Neレーザ140は、レンズ調芯装置100を構成するレンズ調芯系の最後段に配置しており、He-Neレーザ140のレーザ光を光軸Lの基準としレンズ調芯系を調整するする。2孔スリット150は、He-Neレーザ140の前段に配置する。ダミーパッケージ110は、2孔スリット150の前段に配置する。ダミーパッケージ110の両面にはピンホール(貫通口)が設けられている。赤外線カメラ130は、ダミーパッケージ110から十分離れた後段に配置されており、モニタ130Aには十字のマークを設けてダミーパッケージ110のピンホールを通過したレーザ光を観察する。モニタ130Aの中心にレーザ光が映し出されれば光軸Lに赤外線カメラ130を整列させることができる。
レンズ調芯系を上記の様に調整した上で、同図(B)に示すように、実際の筺体10をパッケージ固定台160に固定する。そして、その筺体10に収納した半導体レーザ11(図1参照)から出射された光を第1レンズ12(図1参照)によりコリメート状態にし、前方の赤外線カメラ130で観察する。赤外線カメラ130のモニタ130Aに映し出されたレーザ光形状が、モニタの中心に位置しかつ、そのスポット形状が歪んでいなければ、軸ズレのないコリメート光であることがわかる。このような方法でX、Y、Z方向いずれのレンズ調芯も可能となる。
図4(C)に示されるように、第1レンズ12をXYZ方向に移動させることにより、第1レンズ12を半導体レーザ11に対して調芯することができる。第1レンズ12は吸着コレットCにより固定されているので、吸着コレットCと一体で移動させることにより、所望の位置に第1レンズ12を配置することができる。
上記実装方法は、第1レンズ12に対してX、Y、Zの3軸調芯を可能にするが、レンズ12を直接キャリア13面上に実装すると、Y(高さ)方向に隙間ができる隙間が生ずる可能性がある。レンズ12を浮かせて、接着剤で固定することも可能だが、接着剤が実装面上で拡散するため、接着剤の量の管理が難しく、また、接着剤の粘度の管理も難しいという欠点がある。
図5は第1の実施例を示しており、(A)は側面図、(B)は斜視図を示している。図5に示されるように、第1レンズ12が搭載されるキャリア13の第2実装面13Bには壁枠14が設けられている。壁枠14内には後述するレンズホルダ120を固着させるための適宜量の接着剤Bが充填される。第1レンズ12は、図6に示すように、レンズホルダ120に保持される。レンズホルダ120の下部にはレンズホルダ120を支持する台座121が備えられる。
本実施例では、キャリア13の第2実装面13B上に壁枠14を設け、その中に接着剤Bを投入し、接着剤Bが充填された壁枠14の内部に台座121に支持されたレンズホルダ120を載置する。第1レンズ12の調芯を行った後、接着剤Bを固化させる。接着剤Bは壁枠14で水平方向の拡散が規制されるため、接着剤Bの量の管理が容易である。また、接着剤Bの固化の際、レンズホルダ120を支持する台座121は、水平方向について一様に張力を受けるために、接着剤Bの固化時に水平方向へのずれは少ない。
なお、第2実装面13Bに窪みを設け、その窪みに接着剤Bを投入し、接着剤Bが充填された窪みにレンズホルダ120を搭載する構成でもよい。
図7は第2の実施例を示している。本実施例では、キャリア13の第2実装面13B上に、一対の柱部と、これら柱部を繋ぐ連結部を有する実装ホルダ16を設けている。実装ホルダ16は、連結部の一面が固着手段、例えばAuSn半田などで第2実装面13B上に固着される。そして、連結部の他面と柱部に囲まれた空間にレンズホルダ120が搭載され、実装ホルダ16とレンズホルダ120との間は接着剤で固定される。
図7(A)に示すように、実装ホルダ16の柱部の間隔W1はレンズホルダ120の幅寸法(W2)よりも広い。同図(B)に示されるように、実装ホルダ16とレンズホルダ120との間に形成される間隙dは、毛細管現象で底部の接着剤Bが進入可能な程度の幅に設定される。レンズホルダ120を囲む接着剤Bを固化させて実装ホルダ16にレンズホルダ120を実装することにより、接着剤塗布量を均一化させ、接着剤Bの硬化時、高温時における接着剤Bの収縮、膨張等の応力によるレンズの位置ずれなどを防ぐことができる。
なお、レンズホルダ120と実装ホルダ16との間の接着剤Bには、実装ホルダ16にレンズホルダ120を挿入した場合、Z(レンズ厚さ)方向にレンズホルダ120が抜け出して脱落することがない程度の表面表力が発生している。
実装ホルダ16内に第1レンズ12を実装する場合、最初に、図7(A)に示すように、実装ホルダ16の空間部分に接着剤Bを適量滴下しておく。次に、第1レンズ12を吸着コレットCとともにその溝部分へ降下させて接着剤Bの液面に接すると、同図(B)に示すように、接着剤Bが毛細管現象により、レンズホルダ120と実装ホルダ16との間の間隙に均一に回り込む。この状態で第1レンズ12の調芯を行い、その後、接着剤Bを固化させる。
上記実装方法によれば、接着剤Bはレンズホルダ120と実装ホルダ16とで規制されるため、接着剤Bの量や粘度の管理が容易である。また、レンズホルダ120は、接着剤Bに取り囲まれた3面について一様に張力を受けるために、一方向のみに歪が集中することが避けられ、固化時のずれが少ない。
実施例1、2ともに、レンズとしては、2レンズ光学系の第1レンズ(コリメート光に変換するレンズ)でもよいし、1レンズ系の集光レンズでもよい。また、上記実施例では、レンズの外形が非直方体のコリメートレンズを適用したが、この他にボールレンズなどや、サイコロ型のブロック状のレンズなどでもよい。
なお、レンズホルダ120の上部を両側に延長した鍔部を設けることにより、接着剤の進入をこの鍔部で規制することができるため、鍔部を把持する吸着コレットCに接着剤が付着するのを防ぐことができる。
1 バタフライ型パッケージ
10 パッケージ
10E 台座部
10F 電子冷却器
11 半導体レーザ
12 レンズ(第1レンズ)
13 キャリア
13A 第1実装面(レーザ実装面)
13B 第2実装面(レンズキャリア面)
14 壁枠
16 実装ホルダ
120 レンズホルダ
121 台座
130 IRカメラ
140 ヘリウムネオン(He-Ne)レーザ
150 2孔スリット(ピンホール)
160 パッケージ固定台
B 接着剤
C 吸着コレット
10 パッケージ
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13B 第2実装面(レンズキャリア面)
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B 接着剤
C 吸着コレット
Claims (3)
- キャリア上に、半導体レーザと、この半導体レーザの出射する光をコリメートするレンズと、このレンズを保持するレンズホルダを搭載した光モジュールにおいて、
さらに、前記キャリア上に枠を有し、前記レンズホルダを固定する接着剤が前記枠により規制されている、光モジュール。 - キャリア上に、半導体レーザと、この半導体レーザの出射する光をコリメートするレンズと、このレンズを保持するレンズホルダを搭載した光モジュールにおいて、
前記キャリアは前記レンズホルダが搭載される凹部を有し、前記レンズホルダを前記キャリアに固定する接着剤が前記凹部により規制されている、光モジュール。 - キャリア上に、半導体レーザと、この半導体レーザの出射する光をコリメートするレンズを、このレンズを保持するレンズホルダおよびこのレンズホルダを実装するための実装ホルダを介して搭載した光モジュールにおいて、
前記実装ホルダは一対の柱部と、これら柱部を接続する連結部を有し、この連結部の一の面が前記キャリアに固定され、前記連結部の他の面と前記一対の柱部により形成される空間に、前記レンズホルダが接着剤を介して固定されている、光モジュール。
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