JP5705169B2 - 入力情報認証装置、サーバ装置、入力情報認証システムおよび装置のプログラム - Google Patents
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複数のキーを有する入力手段の操作されたキーに対応する情報と予め記憶された認証情報とが一致するか否かの判断である認証を行う入力情報認証装置であって、
認証を行うための入力手段への所定回数のキー操作における何回目の操作に対応する情報を認証情報として採用すべきかを示すために用いられる認証補助情報が、キートップ情報およびキーの場所として予め記憶され、
複数のキーに割り当てられるキートップ情報の配置パターンを、認証のためのキー操作が行われる度に変化させ、
認証補助情報のキートップ情報が該認証補助情報のキーの場所に表示されているときに操作された入力手段のキーに対応する情報を認証に使用し、認証補助情報のキートップ情報が該認証補助情報のキーの場所に表示されていないときに操作された入力手段のキーに対応する情報を認証に使用しないことを特徴とする。
入力情報認証装置に、有線、無線、またはそれらの組み合わせにより接続されて用いられるサーバ装置であって、
入力情報認証装置は、
複数のキーを有する入力手段と、
表示手段と、
表示手段への表示制御を行う表示制御手段と、を備え、
サーバ装置は、
入力手段の操作されたキーに対応する情報と予め記憶された認証情報とが一致するか否かの判断である認証を行い、
認証を行うための入力手段への所定回数のキー操作における何回目の操作に対応する情報を認証情報として採用すべきかを示すために用いられる認証補助情報を、キートップ情報およびキーの場所として予め記憶する記憶手段と、
複数のキーに割り当てられるキートップ情報の配置パターンを認証のためのキー入力回数分、生成するパターン生成手段と、を備え、
表示制御手段は、パターン生成手段により生成されたキー入力回数分の配置パターンに基づいて、複数のキーに割り当てられるキートップ情報の配置パターンを、認証のためのキー操作が行われる度に変化させ、
サーバ装置は、認証補助情報のキートップ情報が該認証補助情報のキーの場所に表示されているときに操作された入力手段のキーに対応する情報を認証に使用し、認証補助情報のキートップ情報が該認証補助情報のキーの場所に表示されていないときに操作された入力手段のキーに対応する情報を認証に使用しないことを特徴とする。
入力情報認証装置とサーバ装置とが、有線、無線、またはそれらの組み合わせにより接続されて構成される入力情報認証システムであって、
入力情報認証装置は、
複数のキーを有する入力手段と、
表示手段と、
表示手段への表示制御を行う表示制御手段と、を備え、
サーバ装置は、
入力手段の操作されたキーに対応する情報と予め記憶された認証情報とが一致するか否かの判断である認証を行い、
認証を行うための入力手段への所定回数のキー操作における何回目の操作に対応する情報を認証情報として採用すべきかを示すために用いられる認証補助情報を、キートップ情報およびキーの場所として予め記憶する記憶手段と、
複数のキーに割り当てられるキートップ情報の配置パターンを認証のためのキー入力回数分、生成するパターン生成手段と、を備え、
表示制御手段は、パターン生成手段により生成されたキー入力回数分の配置パターンに基づいて、複数のキーに割り当てられるキートップ情報の配置パターンを、認証のためのキー操作が行われる度に変化させ、
サーバ装置は、認証補助情報のキートップ情報が該認証補助情報のキーの場所に表示されているときに操作された入力手段のキーに対応する情報を認証に使用し、認証補助情報のキートップ情報が該認証補助情報のキーの場所に表示されていないときに操作された入力手段のキーに対応する情報を認証に使用しないことを特徴とする。
複数のキーを有する入力手段の操作されたキーに対応する情報と予め記憶された認証情報とが照合することの判断である認証を行う入力情報認証装置のプログラムであって、
認証を行うための入力手段への所定回数のキー操作における何回目の操作に対応する情報を認証情報として採用すべきかを示すために用いられる認証補助情報が、キートップ情報およびキーの場所として入力情報認証装置に予め記憶され、
コンピュータに、
複数のキーに割り当てられるキートップ情報の配置パターンを、認証のためのキー操作が行われる度に変化させる手順と、
認証補助情報のキートップ情報が該認証補助情報のキーの場所に表示されているときに操作された入力手段のキーに対応する情報を認証に使用し、認証補助情報のキートップ情報が該認証補助情報のキーの場所に表示されていないときに操作された入力手段のキーに対応する情報を認証に使用しないようにする手順と、を実行させることを特徴とする。
本発明の実施形態は、鍵キー(認証補助情報)としてキートップ情報およびキーの場所が予め登録され、表示されるタッチキーボードにおけるキートップ情報の配置パターン(表示パターン)がキー入力操作の度に変化する。こうして、鍵キーとして予め登録されたキートップ情報が予め登録されたキーの場所に表示されているか否かにより、ユーザによるキー入力が入力パスコードを入力するためのものか、ダミー入力であるかを判別する。
次に、本発明の第1の実施形態について説明する。
以下に述べる各実施形態では、認証情報として数字によるパスコードを用いる場合の例について説明する。
本実施形態では、認証のための所定回数のキー入力操作における各操作順序数について、タッチキーボードとして表示される表示パターンが、数字入力用の「1」〜「9」のキートップ情報を3行×3列の行列配置に割り当てて構成された場合の例について説明する。
ここで、図2(a)の例における1文字目の入力時の表示パターンでは、鍵キーとして登録されたキーの場所「右上」のキートップ情報が「3」となっている。このため、入力パスコード抽出部122は、この1文字目の入力を、ユーザによる入力パスコードの1桁目として認識する。認証OKとするための入力としては、1文字目の入力でパスコード「19」の1桁目である「1」を入力する。
このため、認証OKとなるパスコードを入力していくためには、鍵キーとして予め登録されたキーの場所に、鍵キーとして予め登録されたキートップ情報が表示されているときに、ユーザは登録パスコードの各桁を順に入力していくこととなる。
このため、認証OKとなった後、次に認証のための入力操作を開始する際には、前回の入力時とは異なる表示パターンのタッチキーボードが表示される。
図2(b)の例における1文字目、2文字目の入力時の表示パターンでは、鍵キーとして登録されたキーの場所「右上」のキートップ情報が「9」、すなわち、鍵キーとして予め登録されたキートップ情報以外となっている。このため、入力パスコード抽出部122は、この1文字目、2文字目の入力を、どのキーへの入力であってもダミー入力として認識する。図2の例では、ダミー入力を「*」で示す。
例えば、ユーザが図2(a)のように遷移するタッチキーボードの表示パターンで認証のためのキー入力操作を行い、ダミー入力を含めて「1,4,9,2,5,8」のキー入力により認証OKになったとする。この後、そのキー入力をしている手の動作および入力画面を盗み見た第三者が認証のためのキー入力操作を行おうとした際、図2(b)のように遷移する6文字分の表示パターンの組み合わせが生成されて順に表示されるとする。
このように、各場所に配置されるキートップ情報がその場所に同じ回数ずつ配置されるように入力文字数分の表示パターンを生成することにより、各場所に配置されるキートップ情報がその場所に配置される配置確率についてのバラツキをなくすことができ、第三者による鍵キーの類推をより困難とすることができる。
まず、例えばユーザがパスコードを登録する際の表示パターンなど、基本となる表示パターンを設定する。そして、その基本表示パターンに対して、特定の1つの行の配置を同じにし、他の行は異なる配置にする。他の行を異なる配置にするには、1つずつ右にロールするなどの方法で簡単に実現可能である。全ての行をこのように設定して表示パターンを生成することにより、行数分の回数に1回、各キートップ情報の全てが基本表示パターンと同じ場所に配置されることとなる。
また、図2(a)の4文字目の表示パターンでは、図4の基本表示パターンに対して2行目が同じ配置で、1行目と3行目がいずれも右に1つずつロールした配置として生成されている。
また、図2(a)の6文字目の表示パターンでは、図4の基本表示パターンに対して3行目が同じ配置で、1行目と2行目がいずれも右に1つずつロールした配置として生成されている。
また、図2(a)の5文字目の表示パターンでは、図4の基本表示パターンに対して2列目が同じ配置で、1列目と3列目がいずれも下に1つずつロールした配置として生成されている。
また、図2(a)の6文字目の表示パターンでは、図4の基本表示パターンに対して3列目が同じ配置で、1列目と2列目がいずれも下に1つずつロールした配置として生成されている。
また、図2(b)の4文字目では、図4の基本表示パターンに対して3行目が同じ配置、5文字目では2行目が同じ配置、6文字目では1行目が同じ配置として生成されている。
予め記憶しておく入力文字数分の表示パターンの組み合わせの数をこのように定めることにより、第三者の1度の盗み見による類推に対するセキュリティ強度と、過去の1度の盗み見時と同じ表示パターンが偶然あらわれることに対するセキュリティ強度とを同程度にする最低限の組合せ数を準備することができる。
また、上述した図2(b)の表示パターン例では、6桁のキー入力に対して、ユーザによる入力パスコードの「ダミー,ダミー,1桁目,ダミー,ダミー,2桁目」である。
また、入力パスコード抽出部122は、鍵キーとして予め登録されたキートップ情報が予め登録されたキーの場所に表示されている場合のキー入力を、ユーザによる入力パスコードの入力として認識し、他の場合のキー入力をダミー入力として認識する。
このため、図2により上述のように、認証OKとなったキー入力の次回に同じキー入力列を入力しても、認証結果がNGとなってしまう。
このため、入力している手の動きおよび表示画面を第三者から盗み見られた場合への対策としても、十分に高度なセキュリティを確保することができる。さらに、リトライを繰り返すといったリプレーアタックに対しても十分なセキュリティ強度を確保することができる。
また、ユーザが記憶する登録パスコードに対してダミー入力を多数混在させることができるため、ユーザの記憶負荷を小さく抑えながらも、高度なセキュリティを実現することができる。
この場合、認証のためのキー入力回数が、登録パスコードの桁数と、配置確率の逆数との積の回数であるため、登録パスコードの桁数を多くしたり配置確率を低くしたりするとダミー入力の数も多くなるため、よりセキュリティ強度を向上させることができる。
上述した実施形態によれば、こうした場合であっても、上述のように十分に高度なセキュリティを確保することができる。
この場合、例えば図4に示すように、表示されたタッチキーボードの表示パターンにおけるキーの場所、およびその場所のキートップ情報を、鍵キーとしてのキートップ情報およびキーの場所として1回のキー入力で同時に登録することとなる。図4に示す例では、2桁の登録パスコード「19」と、鍵キーのキートップ情報「3」およびキーの場所「右上」をユーザが登録する際、ユーザは表示されているタッチキーボードに対して「1」、「9」、「3」と順に入力するだけで登録を完了させることができる。
このため、ユーザによる登録入力やパスコード入力の利便性を向上させながら、上述した第1の実施形態による構成例と同様の効果を得ることができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態は、上述した第1の実施形態における表示パターンの生成やパスコードの記憶、照合といった機能を、サーバ装置を用いて実現するようにしたものである。
上述した第1の実施形態と同様のものについては、説明を省略する。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態は、登録されたパスコードをハッシュ関数などの一方向関数で暗号化してから記憶し、その状態でユーザによる入力パスコードの照合ができるようにするものである。
上述した第1の実施形態と同様のものについては、説明を省略する。
以下の動作例では、一方向関数による暗号化として、ハッシュ関数によるHMACを用いる場合について示し、数値xをHMACでハッシュ化したハッシュコードをHMAC(x)として示す。
入力パスコード抽出部122は、こうして予め記憶される入力文字数分の表示パターンの組み合わせの全てについて、登録入力された鍵キーのキートップ情報およびキーの場所情報に基づいて抽出パターンを生成する。
「HMAC(100000)」
「HMAC(40000)」
「HMAC(9000)」
「HMAC(200)」
「HMAC(50)」
「HMAC(8)」
の6つとなる。
「HMAC(100000)」
「HMAC(9000)」
の2つである。
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
第4の実施形態は、第3の実施形態同様に登録されたパスコードをハッシュ関数などの一方向関数で暗号化してから記憶し、その状態でユーザによる入力パスコードの照合ができるようにするものである。上述した第3の実施形態では、登録パスコードを桁ごとにハッシュ化したが、本実施形態では複数の桁を固めてハッシュ化する。そして、照合時にありうる全てのパスコード抽出パターンについてパスコード候補の抽出を行い、照合する。
上述した第3の実施形態と同様のものについては、説明を省略する。
本実施形態では、ユーザがパスコードを登録する際、図4により上述したように、表示されたタッチキーボードの表示パターンに対して鍵キーのキートップ情報およびキーの場所を1回のキー入力で同時に登録することとする。このため、図4で上述のように、鍵キーとしてのキートップ情報およびキーの場所の組み合わせは固定されたものとなる。
上述の例のように登録パスコードが「19」、鍵キーのキートップ情報が「3」である場合、暗号化登録部161は、登録パスコードおよび鍵キーのキートップ情報を連結した数字列「193」をハッシュ化したHMAC(193)を記憶部140に記憶させる。
このため、仮定された鍵キーのキートップ情報と、その場合の入力パスコード「14」とを、「入力パスコード、鍵キーのキートップ情報」の順に連結した数字列は「141」となり、一方向関数を用いて暗号化したハッシュ値はHMAC(141)となる。
なお、上述した各実施形態は本発明の好適な実施形態であり、本発明はこれに限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々変形して実施することが可能である。
この場合、例えばアルファベットであれば、表示入力部110がアルファベットをキートップ情報とするタッチキーボードを表示し、入力されたアルファベットのA〜Zを1〜26の番号として扱う、あるいはアスキーコードにより文字列を数字列化するなどの方法により、上述した実施形態と同様に実現することができる。また、ストロークであれば、入力開始キーのキートップ情報と終点キーのキートップ情報を数字列として扱うことで、上述した実施形態と同様に実現することができる。
例えば、個々のキーのキートップ面自体に数字に加えて異なる色をつけ、鍵キーを数字だけでなく色でも規定できるようにし、認証のための入力操作時に表示される表示パターンが数字と色の組合せを変えたものとして生成される構成としてもよい。この場合、例えばキーの色が9種類であれば、図2(a)をキートップ情報の数字による表示パターン、図2(b)をキートップ情報の表示色番号による表示パターンと考えて、図2(a)(b)を1つの表示パターンで表現することができる。こうした構成とする場合、表示パターンにおけるキートップ情報の数字が同じであっても、鍵キーのキートップ情報として数字が登録されているか、表示色番号が登録されているかによって抽出パターンが異なり、従って入力コード列が同じであっても照合用に抽出される入力パスコードは異なるものとなる。
こうした構成によれば、第三者による複数回の盗み見に対しても、鍵キーをさらに類推しにくくすることができ、セキュリティ強度を向上させることができる。
すなわち、上述した各実施形態は、入力部と表示部とが一体である構成に限定されず、入力部と表示部が別体、あるいは別装置であっても、本発明は同様に実現することができる。
入力部と表示部が別体である場合、表示部にタッチキーボードの表示パターンを表示し、その表示部に表示されたキーに対応する入力部のキーによりユーザがキー入力を行うこととなる。こうした構成によっても、上述した各実施形態を同様に実現でき、同様の効果を得ることができる。
この場合、上記の記録媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記録媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
すなわち、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体および該記録媒体から読み出された信号は本発明を構成することになる。
この記録媒体としては、例えばハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリーカード、ROM等を用いてよい。
120 表示入力制御部
121 表示パターン生成部
122 入力パスコード抽出部
123 登録部
130 照合部
140 記憶部
150、250 通信部
161 暗号化登録部(第1の暗号化手段)
162 暗号化照合部(第2の暗号化手段、照合手段)
Claims (18)
- 複数のキーを有する入力手段の操作されたキーに対応する情報と予め記憶された認証情報とが一致するか否かの判断である認証を行う入力情報認証装置であって、
前記認証を行うための前記入力手段への所定回数のキー操作における何回目の操作に対応する情報を前記認証情報として採用すべきかを示すために用いられる認証補助情報が、キートップ情報およびキーの場所として予め記憶され、
前記複数のキーに割り当てられるキートップ情報の配置パターンを、認証のためのキー操作が行われる度に変化させ、
前記認証補助情報のキートップ情報が該認証補助情報のキーの場所に表示されているときに操作された前記入力手段のキーに対応する情報を前記認証に使用し、前記認証補助情報のキートップ情報が該認証補助情報のキーの場所に表示されていないときに操作された前記入力手段のキーに対応する情報を前記認証に使用しないことを特徴とする入力情報認証装置。 - 予め記憶される認証情報は数字列として表記可能な情報であり、
数字列として表記された認証情報を各桁毎に分解して一方向関数で暗号化する第1の暗号化手段と、
前記入力手段から入力操作された入力情報を数字列として表記して各桁毎に分解し、前記一方向関数で暗号化する第2の暗号化手段と、
前記第1の暗号化手段による暗号化文字列および前記第2の暗号化手段による暗号化文字列を照合する照合手段と、を備えたことを特徴とする請求項1記載の入力情報認証装置。 - 前記第1の暗号化手段は、数字列として表記された認証情報を各桁毎の数字に分解し、ダミー入力を含めた入力文字数分の数字列に対して該分解された数字が存在する桁を認証情報に用いられない数字で桁取りし、該桁取りされた数字を前記一方向関数で暗号化し、
前記第2の暗号化手段は、前記入力手段から入力操作された入力情報を数字列として表記して各桁毎の数字に分解し、該分解された数字が該入力情報の数字列中で存在する桁を認証情報に用いられない数字で桁取りし、該桁取りされた数字を前記一方向関数で暗号化することを特徴とする請求項2記載の入力情報認証装置。 - 前記複数のキーに割り当てるキートップ情報の配置パターンを生成するパターン生成手段を備え、
前記パターン生成手段は、前記認証補助情報として記憶されたキートップ情報が、前記認証補助情報として記憶されたキーの場所に予め定められた確率で配置されるよう、前記認証を行うための所定回数のキー入力操作における各操作順序数でのキートップ情報の配置パターンを生成し、
前記第1の暗号化手段は、前記パターン生成手段により生成された各操作順序数でのキートップ情報の配置パターンの組み合わせのそれぞれに対して、前記一方向関数で暗号化した暗号化文字列を算出し、
前記照合手段は、認証のための所定回数のキー入力操作で用いられる配置パターンの組み合わせに対して前記第1の暗号化手段で暗号化された暗号化文字列と、前記第2の暗号化手段による暗号化文字列とを照合することを特徴とする請求項2または3記載の入力情報認証装置。 - 予め記憶される認証情報は数字列として表記可能な情報であり、
数字列として表記された前記認証情報および前記認証補助情報を所定順序で連結した数字列を一方向関数で暗号化する第1の暗号化手段と、
第2の暗号化手段と、
前記第1の暗号化手段による暗号化文字列および前記第2の暗号化手段による暗号化文字列を照合する照合手段と、を備え、
前記第2の暗号化手段は、前記認証補助情報としてあり得る全ての値について、各値である認証補助情報のキートップ情報が該認証補助情報のキーの場所に表示されている操作順序数における前記入力手段からの入力情報に対応する数字と、前記認証補助情報の数字と、を前記所定順序で連結し、当該連結された数字列を一方向関数で暗号化することを特徴とする請求項1記載の入力情報認証装置。 - 前記複数のキーに割り当てるキートップ情報の配置パターンを生成するパターン生成手段を備え、
前記パターン生成手段は、前記認証補助情報として記憶されたキートップ情報が、前記認証補助情報として記憶されたキーの場所に予め定められた確率で配置されるよう、前記認証を行うための所定回数のキー入力操作における各操作順序数でのキートップ情報の配置パターンを生成することを特徴とする請求項5記載の入力情報認証装置。 - 前記パターン生成手段は、前記配置パターンにおける全てのキーの場所について、配置されるキートップ情報が同じ回数ずつ配置されるよう、前記認証を行うための所定回数のキー入力操作における各操作順序数でのキートップ情報の配置パターンを生成することを特徴とする請求項4または6記載の入力情報認証装置。
- 前記複数のキーに割り当てるキートップ情報の配置パターンを生成するパターン生成手段を備え、
前記パターン生成手段は、前記認証補助情報として記憶されたキートップ情報が、前記認証補助情報として記憶されたキーの場所に予め定められた確率で配置されるよう、前記認証を行うための所定回数のキー入力操作における各操作順序数でのキートップ情報の配置パターンを生成することを特徴とする請求項1記載の入力情報認証装置。 - 前記パターン生成手段は、前記配置パターンにおける全てのキーの場所について、配置されるキートップ情報が同じ回数ずつ配置されるよう、前記認証を行うための所定回数のキー入力操作における各操作順序数でのキートップ情報の配置パターンを生成することを特徴とする請求項8記載の入力情報認証装置。
- 前記パターン生成手段により生成された各操作順序数での配置パターンに基づいて、前記認証補助情報のキートップ情報が該認証補助情報のキーの場所に表示されている操作順序数を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された操作順序数で入力操作されたキーに対応する情報と前記認証情報との照合を行い、他の操作順序数で入力操作されたキーに対応する情報については前記認証情報との照合を行わない照合手段と、を備えたことを特徴とする請求項8または9記載の入力情報認証装置。 - 前記入力情報認証装置は、有線、無線、またはそれらの組み合わせによりサーバ装置に接続されて用いられ、
前記サーバ装置は、前記複数のキーに割り当てるキートップ情報の配置パターンを生成するパターン生成手段を備え、
前記パターン生成手段は、前記認証補助情報として記憶されたキートップ情報が、前記認証補助情報として記憶されたキーの場所に予め定められた確率で配置されるよう、前記認証を行うための所定回数のキー入力操作における各操作順序数でのキートップ情報の配置パターンを生成することを特徴とする請求項1記載の入力情報認証装置。 - 前記パターン生成手段は、前記配置パターンにおける全てのキーの場所について、配置されるキートップ情報が同じ回数ずつ配置されるよう、前記認証を行うための所定回数のキー入力操作における各操作順序数でのキートップ情報の配置パターンを生成することを特徴とする請求項11記載の入力情報認証装置。
- 前記サーバ装置は、
前記パターン生成手段により生成された各操作順序数での配置パターンに基づいて、前記認証補助情報のキートップ情報が該認証補助情報のキーの場所に表示されている操作順序数を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された操作順序数で入力操作されたキーに対応する情報と前記認証情報との照合を行い、他の操作順序数で入力操作されたキーに対応する情報については前記認証情報との照合を行わない照合手段と、を備えたことを特徴とする請求項11または12記載の入力情報認証装置。 - 前記キートップ情報は、数字および色であり、
前記複数のキーに割り当てられるキートップ情報の配置パターンは、認証のためのキー操作が行われる度に数字および色が変化し、
前記認証補助情報は、数字または色によるキートップ情報、およびキーの場所として予め記憶されることを特徴とする請求項1から13の何れか1項に記載の入力情報認証装置。 - 前記入力手段は、前記複数のキーを表示画面に表示すると共に、該表示画面への接触位置を検出し、該接触位置の位置情報に基づいて該複数のキーの何れへの入力かを判別するタッチパネルディスプレイであることを特徴とする請求項1から14の何れか1項に記載の入力情報認証装置。
- 入力情報認証装置に、有線、無線、またはそれらの組み合わせにより接続されて用いられるサーバ装置であって、
前記入力情報認証装置は、
複数のキーを有する入力手段と、
表示手段と、
前記表示手段への表示制御を行う表示制御手段と、を備え、
前記サーバ装置は、
前記入力手段の操作されたキーに対応する情報と予め記憶された認証情報とが一致するか否かの判断である認証を行い、
前記認証を行うための前記入力手段への所定回数のキー操作における何回目の操作に対応する情報を前記認証情報として採用すべきかを示すために用いられる認証補助情報を、キートップ情報およびキーの場所として予め記憶する記憶手段と、
前記複数のキーに割り当てられるキートップ情報の配置パターンを前記認証のためのキー入力回数分、生成するパターン生成手段と、を備え、
前記表示制御手段は、前記パターン生成手段により生成されたキー入力回数分の配置パターンに基づいて、前記複数のキーに割り当てられるキートップ情報の配置パターンを、認証のためのキー操作が行われる度に変化させ、
前記サーバ装置は、前記認証補助情報のキートップ情報が該認証補助情報のキーの場所に表示されているときに操作された前記入力手段のキーに対応する情報を前記認証に使用し、前記認証補助情報のキートップ情報が該認証補助情報のキーの場所に表示されていないときに操作された前記入力手段のキーに対応する情報を前記認証に使用しないことを特徴とするサーバ装置。 - 入力情報認証装置とサーバ装置とが、有線、無線、またはそれらの組み合わせにより接続されて構成される入力情報認証システムであって、
前記入力情報認証装置は、
複数のキーを有する入力手段と、
表示手段と、
前記表示手段への表示制御を行う表示制御手段と、を備え、
前記サーバ装置は、
前記入力手段の操作されたキーに対応する情報と予め記憶された認証情報とが一致するか否かの判断である認証を行い、
前記認証を行うための前記入力手段への所定回数のキー操作における何回目の操作に対応する情報を前記認証情報として採用すべきかを示すために用いられる認証補助情報を、キートップ情報およびキーの場所として予め記憶する記憶手段と、
前記複数のキーに割り当てられるキートップ情報の配置パターンを前記認証のためのキー入力回数分、生成するパターン生成手段と、を備え、
前記表示制御手段は、前記パターン生成手段により生成されたキー入力回数分の配置パターンに基づいて、前記複数のキーに割り当てられるキートップ情報の配置パターンを、認証のためのキー操作が行われる度に変化させ、
前記サーバ装置は、前記認証補助情報のキートップ情報が該認証補助情報のキーの場所に表示されているときに操作された前記入力手段のキーに対応する情報を前記認証に使用し、前記認証補助情報のキートップ情報が該認証補助情報のキーの場所に表示されていないときに操作された前記入力手段のキーに対応する情報を前記認証に使用しないことを特徴とする入力情報認証システム。 - 複数のキーを有する入力手段の操作されたキーに対応する情報と予め記憶された認証情報とが照合することの判断である認証を行う入力情報認証装置のプログラムであって、
前記認証を行うための前記入力手段への所定回数のキー操作における何回目の操作に対応する情報を前記認証情報として採用すべきかを示すために用いられる認証補助情報が、キートップ情報およびキーの場所として前記入力情報認証装置に予め記憶され、
コンピュータに、
前記複数のキーに割り当てられるキートップ情報の配置パターンを、認証のためのキー操作が行われる度に変化させる手順と、
前記認証補助情報のキートップ情報が該認証補助情報のキーの場所に表示されているときに操作された前記入力手段のキーに対応する情報を前記認証に使用し、前記認証補助情報のキートップ情報が該認証補助情報のキーの場所に表示されていないときに操作された前記入力手段のキーに対応する情報を前記認証に使用しないようにする手順と、を実行させることを特徴とする入力情報認証装置のプログラム。
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