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JP5650364B2 - 排泄物処理シート及びそれを用いた動物用トイレ - Google Patents

排泄物処理シート及びそれを用いた動物用トイレ Download PDF

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Description

本発明は、排泄物処理シート及びそれを用いた動物用トイレに関し、さらに詳しくは、繰り返して長期間使用可能な排泄物処理シート及びそれを用いた動物用トイレに関する。
室内で飼われている猫等のペットが、室内で尿や便を排泄するためのペット用トイレとしては、例えば特許文献1に記載されたものが挙げられる。このペット用トイレは、粒状物が撒設される液透過性の底部が液透過構造のシートとなっている容器に撥水性の多数の粒状物を入れたものであり、この液透過構造のシートの下には支持体に支持された吸収シートが底部シートに密着して設けられている。
また、特許文献2には、3〜10日間程度の長期間に亘って使用が可能かつ悪臭の発生を防止できるペット用トイレシステム及びペット用トイレシステムに供される吸収シートとして、抗菌制菌部を付与したシートが開示されている。
特開平10−229768号公報 特開2005−6604号公報
上記の特許文献1、2に記載されているペット用トイレは、適宜吸収シートを交換することを前提にしているため、その交換頻度は少ないほうがよい。通常、吸収シートは繰り返しの排泄に耐えられる吸収能力に設定されている。
ここで、特許文献2に記載されている従来の吸収シートは、吸収物品の構造が上層、下層の2層構造となっているか、1層のみの構造であって、そのうち2層構造の上層、あるいは1層構造の吸収体上部に高吸収性ポリマーが多量に存在している。
このように、吸収体下部に比べ、吸収体上部の吸水(保水)量が同等以上である場合、尿を吸収して濃い尿色となった吸水素材がシート表面から見えやすいため、シートの表面が濡れたような外観となり、さらに尿色が表面から見えやすいため、不衛生感を与える。また、シートの吸収能力が十分残っている場合でも、表面が濡れた状態に見えることで、シートの吸収体から溢れ出す印象を与え、消費者がシート交換を頻繁にしてしまい、想定よりも多くのコストを支払ってしまう。
本発明は、以上のような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、動物用トイレにおける吸収シートに対して過度の不衛生感を感じないようにすることで、消費者が吸収シートの交換を頻繁に行うことを防ぐことのできる排泄物処理シート及びそれを用いた動物用トイレを提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた。その結果、吸収シートの構成として低吸収部と高吸収部とを配置し、高吸収部をシート下方(裏面シート側)に配置することで上記課題を解決することができることを見出し、本発明を完成するに至った。より具体的には本発明は以下のようなものを提供する。
(1) 動物が出入りして排泄するためのトイレ容器本体内で、前記動物からの排泄物を吸収可能な位置で、かつ、前記動物からの加重を実質的に受けない位置に配置される排泄物処理シートであって、液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、前記表面シートと前記裏面シートとの間に配置される吸収シートとを備え、前記吸収シートは、坪量100〜600g/mの吸収層と、当該吸収層に分散される高吸収性樹脂とを少なくとも備え、前記吸収層には、前記表面シート側に配置される排泄物低吸収部と、前記裏面シート側に配置される排泄物高吸収部と、が形成されている排泄物処理シート。
本発明の排泄物処理シート(以下単にシートともいう)によれば、排泄物低吸収部(以下単に低吸収部ともいう)が液透過性の表面シート側に配置されることにより、吸収シートに注入された排泄物の液体は、表面シート側の低吸収部にはほとんど吸収されず、裏面シート側の排泄物高吸収部(以下単に高吸収部ともいう)に吸収される。したがって、排泄物の液体は高吸収部に保持され、低吸収部はその汚れた高吸収部を覆い隠す役割を果たす。このため、消費者が使用中の排泄物処理シートを見た際に、過度に不衛生感を持たないようにすることで、不必要なシートの交換を防ぐことができ、交換頻度を低下して使用期間を延ばすことができる。
ここで、「動物からの加重を実質的に受けない位置」とは、シートとトイレ容器本体との位置関係を意味するものである。例えば特許文献2のように、トイレ容器本体において粒状物が撒設される液透過性の底部がシートと離間して収容配置される場合はもちろん、特許文献1のように、液透過性の底部が排泄物処理シートと接している場合であっても、底部に剛性があり当該排泄物処理シートに加重が掛からなければ、本発明における「動物からの加重を実質的に受けない位置」に含まれる。
このことは、本発明の排泄物処理シートの使用方法と密接に関係している。本発明の構成の排泄物処理シートを通常の動物が上に載るようなシートとして使用した場合、表面シート側には高吸収性樹脂が少ないか又は存在しないために、パルプ等の吸水層に一時尿等の排泄物が吸収されても高吸収性樹脂に保持されることがない。このため、動物の加重が表面シート側から掛かると逆戻り(リウエット)が生じてしまう。以上のことから、本発明の排泄物処理シートは、動物からの排泄物を吸収可能な位置で、かつ、動物からの加重を実質的に受けない位置に配置される排泄物処理シート、すなわち、いわゆるシステムトイレ用として好ましく用いられるものである。
また、本発明における、坪量100〜600g/mの吸収層とは、吸収層としては単なるティッシュ等の薄手の紙を実質的に除く意味である。従来、吸収シート上に着色したティッシュ等を配置して隠蔽層とすることが行われてきたが、本発明においては、吸収層における低吸収部が液の保持と隠蔽層を兼ねることになる。このため、必ずしも別途隠蔽層を配置する必要がない。
なお、この吸収層は、全体として1層であってもよく、2層以上に分かれていてもよい。2層以上に分かれている場合には、それぞれの吸収層は異なる材料で形成されていてもよい。また、全体として1層である場合には、低吸収部と高吸収部との境界は必ずしも明確でなくともよい。このような具体例としては、下記のように高吸収性樹脂の分散比が、低吸収部側から高吸収部側へ向かって連続的に増大している場合が挙げられる。
(2) 前記高吸収性樹脂の分散比が、前記排泄物低吸収部側から前記排泄物高吸収部側へ向かって段階的又は連続的に増大している(1)記載の排泄物処理シート。
この態様は、低吸収部と高吸収部とを形成する具体的手段を提示したものである。この態様によれば、表面シート側の低吸収部には高吸収性樹脂量が少ないか又は存在しないので、使用中の高吸収性樹脂の膨張によって排泄物液体の透過を妨げることがない。すなわち、表面シートに近い位置で高吸収性樹脂同士が膨潤拡張して、下方(裏面シート側)への排泄物の透過/吸収不良を起こすことを防止できる。
ここで、「分散比」とは、製造後の吸収シート内の各層に存在する高吸収性樹脂の質量割合をいう。したがって、例えば、パルプ200g/mの層中に高吸収性樹脂140g/mが分散されている場合の分散比(%)は(140/340)×100=41%である。
ここで、高吸収性樹脂の分散比が段階的に増大している場合としては、吸収層が2層以上より形成され、それぞれの層の分散比が異なる場合が挙げられる。また、高吸収性樹脂の分散比が連続的に増大している場合としては、上記のように吸収層が1層で形成され、当該層内における分散比の分布が傾斜的に増大している場合が挙げられる。
(3) 前記吸収層はパルプ層である(1)又は(2)に記載の排泄物処理シート。
(3)の発明によれば、吸収層をパルプ層にすることで、適度な液保持性と液透過性を両立できる。これにより、低吸収部はパルプ層のみで高吸収性樹脂が存在しない場合であっても本発明の効果を得ることができる。
(4) 前記吸収層は2層以上からなり、前記排泄物低吸収部を構成する排泄物低吸収層と、前記排泄物高吸収部を構成する排泄物高吸収層とが積層されている(1)から(3)のいずれかに記載の排泄物処理シート。
(4)の発明によれば、排泄物処理シートを多層構造にすることで、本発明の排泄物処理シートを容易に製造することができる。すなわち、例えば高吸収性樹脂の分散比が少ない又はゼロである排泄物低吸収層と、高吸収性樹脂の分散比が多い排泄物高吸収部を順次積層することにより排泄物処理シートを容易に製造できる。また、このような構成とすることにより、高吸収性樹脂の分散比を容易に調整できる。
(5) 前記高吸収性樹脂の分散比が、前記排泄物低吸収層で35%未満、前記排泄物高吸収層で70%未満である(4)記載の排泄物処理シート。
(5)の発明によれば、排泄物低吸収層における高吸収性樹脂の分散比が35%未満の範囲にあることで、従来に比べ、消費者が使用中の排泄物処理シートを見た時に受ける不衛生感を従来に比べて大きく削減できる。排泄物低吸収層における高吸収性樹脂のより好ましい分散比は0%である。高吸収性樹脂の分散比を排泄物高吸収層において上記の範囲にすることで、膨張した高吸収性樹脂が、排泄物液体の流動性を阻害し他の高吸収性樹脂に排泄物液体が吸液されにくくなる問題が生じることを防ぎ、効率よく高吸収性樹脂に吸液させることができる。排泄物高吸収層の高吸収性樹脂の分散比は20%以上70%未満が好ましい
なお、後述の実施例からも明らかなように、本発明による隠蔽効果をより感じるためには、吸収シートの最上部(表面シート側の表面)には高吸収性樹脂が0〜10g/m2の範囲内であればよいが、最上部には高吸収性樹脂ないことがより好ましい。
(6) 前記表面シートと、前記吸収シートの間に、坪量10〜35g/m2である隠蔽シートが配置される(1)から(5)のいずれかに記載の排泄物処理シート。
(6)の発明によれば、表面シートと吸収シートの間に隠蔽シートが配置されることにより、さらに消費者が、不衛生感を受けることを防ぐことができる排泄物処理シートを得ることができる。この場合、隠蔽シートは着色されている方が、隠蔽性が高くなるので好ましい。好ましい隠蔽シートとしては、ティッシュ等の薄手の紙等が挙げられるがこれに限定されるものではない。
(7) 動物が出入りして排泄するためのトイレ容器本体と、当該トイレ容器本体内であって、前記動物からの排泄物を吸収可能な位置で、かつ、前記動物からの加重を実質的に受けない位置に配置される排泄物処理シートと、を備える動物用トイレであって、前記排泄物処理シートは、(1)から(6)のいずれか記載の排泄物処理シートである動物用トイレ。
(7)の発明は、上記(1)から(6)のいずれか記載の排泄物処理シートを、トイレ容器本体と排泄物処理シートとを必須の構成要件とする、いわゆるシステムトイレに展開したものである。これにより、上記(1)から(6)と同様な効果が得られるシステムトイレが得られる。特にこのトイレでは、動物からの加重を実質的に受けない位置にシートを配置する。これにより、低吸収部に一時的に吸収されている排泄物液体が排泄物処理シートに圧力が加わることにより生じる逆戻り(リウエット)を防ぐことができる。
言い換えると、動物が出入りして排泄するためのトイレ容器本体と、当該トイレ容器本体内に収容配置される(1)から(6)のいずれか記載の排泄物処理シートと、を備える動物用トイレの使用方法であって、前記動物からの排泄物を吸収可能な位置で、かつ、前記動物からの加重を実質的に受けない位置に前記排泄物処理シートを配置する動物用トイレの使用方法なる発明も提供するものである。
本発明によれば、排泄物の隠蔽性を向上させることで、排泄物処理シートの外観上の不衛生感を感じない。このため、使用者が排泄物処理シートの使用期間を延ばして交換頻度を減らすことができるので経済的である。
以下、本発明の一実施形態について、実施例の図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下の実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の目的の範囲内において、適宜変更を加えて実施することができる。なお、以下の説明において、同一の構成要素については同一の番号を付し、重複する説明を省略する場合がある。
図1は本発明の排泄物処理シートに係る実施形態を示す断面図であり、図2は本発明の動物用トイレの全体斜視図である。
[排泄物処理シートの全体構造]
図1に示すように、排泄物処理シート1は、液透過性の表面シート11と、液不透過性の裏面シート12と、これら液透過性の表面シート11と液不透過性の裏面シート12とに挟持される、液吸収能を有する吸収シート13を有している。吸収シート13の上部と液透過性の表面シート11の間には上層吸収紙14(本発明における隠蔽シート)が配置されており、吸収シート13の下部と液不透過性の裏面シート12の間には下層吸収紙15が配置されている。
液透過性の表面シート11は、液体が透過するものであれば特に限定されないが、液透過性の不織布である。具体的には、ポイントボンド、スルーエア、スパンレース、スパンボンド等が使用可能である。液不透過性の裏面シート12は、液体が透過しないものであれば特に限定されないが、液不透過性のフィルムである。具体的には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等が使用可能である。
上層吸収紙14と下層吸収紙15は、例えば坪量が10〜35g/mの吸水紙である。坪量が10g/m以上であると強度に優れ破れにくいので好ましく、35g/m以下であると過度に水分を吸収しないため好ましい。坪量のより好ましい範囲は12〜25g/mである。また、好ましくは密度が80〜250g/Lである。このような吸水紙として例えばティシュ等の吸水紙が挙げられる。上層吸収紙14は吸収シート13に付着した汚れを隠蔽する効果がある。
[吸収シート]
吸収シート13は、液透過性の表面シート11側に配置される排泄物低吸収部131及び液不透過性の裏面シート12側に配置される排泄物高吸収部132を有している。そして、この実施形態においては、排泄物低吸収部131と排泄物高吸収部132の間に高吸収性樹脂133が散布されている。さらに、この実施形態においては、排泄物低吸収部131には高吸収性樹脂133は存在せず、排泄物高吸収部132にのみ高吸収性樹脂133が散布されている。
高吸収性樹脂133としては特に限定されず、例えば、ポリアクリル酸系ポリマー、デンプン−アクリル酸系ポリマー等の一般的に吸収性の高い樹脂が使用可能である。また、排泄物低吸収部131と排泄物高吸収部132によって挟持される高吸収性樹脂133は、排泄物高吸収部132に含まれる高吸収性樹脂と同じ高吸収性樹脂でもよく、異なっていてもよい。
吸収シート13の全体は坪量が100〜600g/mである。坪量が100g/m以上であると瞬間吸収性に優れるので好ましく、坪量が600g/m以下であると尿が最下層まで浸透して、上層にとどまらないので好ましい。より好ましい坪量の範囲は150〜500g/mである。
吸収シート13は密度が25〜300g/Lである。密度が25g/L以上であると製品をトレイにセットする際に吸収体が偏らないので好ましく、密度が300g/L以下であると繊維密度が高くなりすぎない。この結果、瞬間的な液の浸透が良好になるとともに、液が広がり過ぎることを防ぐことができるので好ましい。より好ましい密度の範囲は35〜150g/Lである。
排泄物低吸収部131は、保水量が4倍以下の素材であれば特に限定されないが、具体的には、パルプ、再生パルプ、木粉等のセルロース系繊維、ポイントボンド、スルーエア等の不織布、発泡素材等が挙げられる。この中でも繊維もしくは繊維を接合した素材であるセルロース系繊維や不織布が好ましい。この排泄物低吸収部131を構成する材料は、保水量が4倍以下の親水性材料、吸収性素材、又は疎水性材料を用いることが好ましい。この中でも尿の浸透のし易さから親水性材料と吸収性素材が好ましい。ここで、「保水量」とは水に排泄物低吸収部131として用いる材料5gを水に10分間漬け込み、150Gで90秒間の遠心/脱水させたときの残吸水量をいう。
また、排泄物低吸収部131は、高吸収性樹脂を含まないほうが好ましいが、排泄物液体の保水量を増加させるために、高吸収性樹脂の混合重量比が35%以下であれば、高吸収性樹脂を混合してもよい。
排泄物高吸収部132は、上記の親水性材料、吸収性素材又は疎水性素材の中に高吸収性樹脂の粒子が混合したものである。これらの素材の中では排泄物低吸収部の場合と同様に親水性材料、吸収性素材が好ましい。また、本実施形態の素材はパルプであるが、親水性材料、吸収性素材、又は疎水性素材については排泄物低吸収部と同じ材料を使用してもよく、異なる材料を用いてもよい。異なる材料を用いる場合には、排泄物高吸収部132が本発明における排泄物高吸収層をなし、排泄物低吸収部131が本発明における排泄物低吸収層をなすことになる。
排泄物高吸収部132における、高吸収性樹脂の配合比は70%未満である。配合比が70%以上であると高吸収性樹脂の分布に偏りが生じやすいので好ましくない。より好ましい配合比は55%未満である。
[使用態様]
図2に示される動物用トイレ2は、本発明に係る排泄物処理シートを用いた使用態様の一例を示したものである。これは、本発明の動物用トイレでもある。本発明に係る排泄物処理シート1は、ペットの出入り口を規制(特定)するためのカバー23と、粒状物が撒設される液通過性の底面部と、を備えた粒状物収納容器32と、粒状物収納容器22の底面部の下方に位置するところに排泄物処理シート1が配置される排泄物処理シート収納容器21とからなるペット用トイレに、従来公知の粒状物24とともに供される。
この実施形態は、トイレ容器本体において粒状物が撒設される液透過性の底部がシートと離間して収容配置されており、排泄物処理シート1は動物からの加重を実質的に受けない位置に配置されている。したがって、動物の加重が表面シート側から掛かることがなく、逆戻り(リウエット)が生じない。このように、本発明の排泄物処理シートは、いわゆるシステムトイレ用として好ましく用いられるものである。
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
<高吸収性樹脂の散布量と隠蔽性の関係>
下記実施例の上層吸収紙14と吸収シート13の間に、表1に示す量の高吸収性樹脂を散布した。その後、表面シート11上から猫尿(健常な複数猫から採取)20ccを5分間隔で3回、計60cc滴下した。その後、高さ50cmからの表面の尿色濃度を目視で確認して濃淡の判断を行った。その結果を表1に示す。なお、表中、◎:隠蔽性が非常によい、○:隠蔽性がよい、△:隠蔽性がややよい、×:隠蔽性が悪い、である。
Figure 0005650364
表1の結果からわかるように、隠蔽性は上部に散布される高吸収性樹脂が少ないほうが好ましく、10g/m以下である必要があり、5g/m以下であるとより好ましく、散布されていないことが最も好ましい。
<実施例>
図1の構成の排泄物処理シート1を下記の仕様で作成し、上記と同様の隠蔽性試験を行った。その結果、隠蔽性は◎であり、隠蔽効果が確認できた。
表面シート11:親水性ポリプロピレンポイントボンド不織布18g/m
裏面シート12:ポリエチレンフィルム25g/m
吸収シート13(上層に位置する排泄物低吸収部):パルプ100g/m
中層に位置する高吸収性樹脂133:70g/m
吸収シート13(下層に位置する排泄物高吸収部):高吸収性樹脂140g/m、パルプ200g/m
上層吸収紙14(隠蔽シート):ティシュ(白色)13.5g/m、厚み0.12mm
下層吸収紙15:ティシュ(白色)13.5g/m、厚み0.12mm
<比較例>
実施例において排泄物低吸収部131に散布される高吸収性樹脂を40wt%とした以外は、実施例と同じ構成で、比較例のシートを作成し、上記と同様の隠蔽性試験を行った。その結果、隠蔽性は△であり、隠蔽効果が不充分であった。
本発明の排泄物処理シートの断面図を示す図である。 本発明の排泄物処理シートの使用態様及び本発明の動物用トイレを示す図である。
符号の説明
1 排泄物処理シート
2 動物用トイレ
11 液透過性の表面シート
12 液不透過性の裏面シート
13 吸収シート
131 排泄物低吸収部
132 排泄物高吸収部
133 高吸収性樹脂
14 上層吸収紙
15 下層吸収紙
21 排泄物処理シート収納容器
22 粒状物収納容器
23 ペットの出入りを規制するためのカバー
24 粒状物

Claims (6)

  1. 動物が出入りして排泄するためのトイレ容器本体内で、前記動物からの排泄物を吸収可能な位置で、かつ、前記動物からの加重を実質的に受けない位置に配置される排泄物処理シートであって、
    液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、前記表面シートと前記裏面シートとの間に配置される吸収シートとを備え、
    前記吸収シートは、坪量100〜600g/mの吸収層と、当該吸収層に分散される高吸収性樹脂とを少なくとも備え、
    前記吸収層には、前記表面シート側に配置される排泄物低吸収部と、前記裏面シート側に配置される排泄物高吸収部とが形成され、
    前記排泄物低吸収部における、高吸収性樹脂の混合重量比が35%以下であり、
    前記高吸収性樹脂の分散比が、前記排泄物低吸収部側から前記排泄物高吸収部側へ向かって段階的又は連続的に増大している排泄物処理シート。
  2. 前記吸収層はパルプ層である請求項1に記載の排泄物処理シート。
  3. 前記吸収層は2層以上からなり、前記排泄物低吸収部を構成する排泄物低吸収層と、前記排泄物高吸収部を構成する排泄物高吸収層とが積層されている請求項1又は2に記載の排泄物処理シート。
  4. 前記高吸収性樹脂の分散比が、前記排泄物低吸収層で35%未満、前記排泄物高吸収層で70%未満である請求項3記載の排泄物処理シート。
  5. 前記表面シートと、前記吸収シートの間に、坪量10〜35g/mである隠蔽シートが配置される請求項1から4のいずれかに記載の排泄物処理シート。
  6. 動物が出入りして排泄するためのトイレ容器本体と、
    当該トイレ容器本体内であって、前記動物からの排泄物を吸収可能な位置で、かつ、前記動物からの加重を実質的に受けない位置に配置される排泄物処理シートと、を備える動物用トイレであって、
    前記排泄物処理シートは、請求項1から5のいずれか記載の排泄物処理シートである動物用トイレ。
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