JP5591467B2 - 水性液吸収剤およびその製造方法 - Google Patents
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Description
Y≧0.06/{2−(2.35X/100)} ・・・(1)
で示される量であって、式(1)中、Xは前記吸水性樹脂粒子中のカルボキシル基の中和率(単位:モル%)を示し、Xは45以上85以下であることを特徴としている。
本発明にかかる水性液吸収剤は、カルボキシル基を有する水溶性エチレン性不飽和モノマーを重合して得られ内部に架橋構造を有するとともに表面架橋されている吸水性樹脂粒子を必須とし、該水性液吸収剤として、吸水倍率(CRC)が5〜25g/gであって、かつ、生理食塩水流れ誘導性(SFC)が1216cm3・s・10−7/g以上である。
本発明にかかる水性液吸収剤は、水性液を吸収して保持する性能の指標である吸水倍率(CRC)が5〜25g/gであり、より好ましくは9〜20g/gである。また、吸水倍率(CRC)の上限は、25g/gであるが、より好ましくは22g/gであり、より好ましくは20g/gであり、より好ましくは18g/gであり、さらに好ましくは16g/gであり、特に好ましくは14g/gであり、最も好ましくは12g/gである。また、下限は、5g/gであるが、より好ましくは9g/gであり、さらに好ましくは10g/gである。
本発明では吸水性樹脂粒子として、カルボキシル基を有する水溶性エチレン性不飽和モノマーを重合して得られる架橋構造を有する吸水性樹脂粒子が好ましく用いられる。
本発明にかかる水性液吸収剤は、吸水性樹脂粒子を主成分とし、必要により少量の添加剤および/または水を含有している。本発明の水性液吸収剤は、かかる添加剤として、通液性向上剤を含有していることが好ましい。特に、主成分として、通液性向上のための処理を施されていない吸水性樹脂粒子を含む場合には、さらに通液性向上剤を含むことが非常に好ましい。また、本発明にかかる水性液吸収剤が、通液性向上のための処理を施された吸水性樹脂粒子を含む場合には、その吸水性樹脂粒子のみをもって本発明にかかる水性液吸収剤としてもよい。なお、本明細書において、通液性向上剤とは、SFCが1以上である吸水性樹脂粒子または水性液吸収剤のSFCを10以上向上させる剤のことをいう。
本発明にかかる水性液吸収剤の製造方法は、吸水倍率(CRC)が5〜25g/gであって、かつ、生理食塩水流れ誘導性(SFC)が1216cm3・s・10−7/g以上である水性液吸収剤の製造方法であれば特に限定されるものではない。
(2−1)カルボキシル基を有する水溶性エチレン性不飽和モノマーを含んでなるモノマー水溶液中のカルボキシル基を有する水溶性エチレン性不飽和モノマーを、少なくとも、カルボキシル基と共有結合しうる官能基を4個以上有する内部架橋剤の存在下で重合させて含水重合物を得る重合工程と、
(2−3)前記重合工程で得られた含水重合物を150℃以上の温度で乾燥して吸水性樹脂粒子を得る乾燥工程と、
(2−5)前記乾燥工程で得られた吸水性樹脂粒子の表面を架橋する表面架橋工程と、
を少なくとも含んでいればよい。
(2−2)前記重合工程の前に、さらに、カルボキシル基を有する水溶性エチレン性不飽和モノマーと、少なくとも、カルボキシル基と共有結合しうる官能基を4個以上有する内部架橋剤とを含むモノマー水溶液を調製するモノマー水溶液調製工程、
(2−4)前記乾燥工程の少なくとも前または後に、得られた含水重合物または吸水性樹脂粒子を粉砕する粉砕工程、
(2−6)前記表面架橋工程の前または後に、前記吸水性樹脂粒子に対して通液性向上のための処理を施す通液性向上処理工程、
から選ばれる少なくとも1つの工程を含んでいてもよい。以下、各工程について順次説明する。
本工程では、カルボキシル基を有する水溶性エチレン性不飽和モノマーを含んでなるモノマー水溶液中のカルボキシル基を有する水溶性エチレン性不飽和モノマーを、1種以上の内部架橋剤の存在下で重合させて含水重合物を得る。また、前記内部架橋剤としては、少なくとも、水溶性エチレン性不飽和モノマーのカルボキシル基と共有結合しうる官能基を4個以上有する内部架橋剤を用いる。ここで、カルボキシル基を有する水溶性エチレン性不飽和モノマーについては、(1−1)で説明したとおりである。
少なくとも、カルボキシル基を有する水溶性エチレン性不飽和モノマーのカルボキシル基と共有結合する官能基を少なくとも4個以上有する内部架橋剤を用いることが好ましい。これにより、カルボキシル基を有する水溶性エチレン性不飽和モノマーのカルボキシル基と共有結合しうる官能基を3個以下有する内部架橋剤を単独で、または、2個以上の重合性エチレン性二重結合を有する内部架橋剤を併用して用いる場合と比較して、得られる吸水性樹脂粒子の生理食塩水流れ誘導性(SFC)を向上させることができる。
ここで、式(1)、並びに、後述する式(2)において、Xは、吸水性樹脂粒子中のカルボキシル基の中和率(単位:モル%)であり、上述したように0.45〜0.85の範囲内であることが好ましい。Yが式(1)で表される範囲外であると、内部架橋が十分でなく、得られる吸水性樹脂粒子の生理食塩水流れ誘導性(SFC)の向上に乏しい。また、吸水倍率(CRC)が25g/gより大きくなり、本発明が目的とする性能を有する水性液吸収剤を得ることができないおそれがある。
Y=Z/{2−(2.35X/100)} ・・・(2)
としたときに、好ましくは上述したZ=0.06、より好ましくはZ=0.07、さらに好ましくはZ=0.09、特に好ましくはZ=0.15であるようなYの値である。
本発明にかかる水性液吸収剤の製造方法は、前記重合工程の前に、さらに、カルボキシル基を有する水溶性エチレン性不飽和モノマーと、前記1種以上の内部架橋剤とを含むモノマー水溶液を調製するモノマー水溶液調製工程を含んでいてもよい。
上述した重合工程で得られる重合体は含水重合物として得られる。得られた含水重合物は、必要に応じて例えば含水率10%以上70%未満の含水重合物の状態で粉砕して粉砕含水重合物粒子とし、さらに乾燥される。含水重合物や粉砕含水重合物粒子を乾燥する条件は特に限定されるものではないが、通常150℃〜250℃、好ましくは150℃〜220℃、より好ましくは160℃〜200℃、さらに好ましくは180℃〜200℃の温度範囲で行われる。150℃より低い温度条件下で乾燥すると、内部架橋反応が起こりにくくなる。また、250℃より高い温度で乾燥すると、得られる吸水性樹脂に着色が起こる可能性がある。なお、乾燥温度はオイルや蒸気を熱媒として用いる場合は熱媒の温度、電子線を照射するなど熱媒を使用せずに乾燥する場合は、材料(乾燥するもの)の温度で規定される。また、乾燥温度を段階的に変化させてもよい。乾燥時間は含水重合物の表面積、含水率、および乾燥機の種類に依存し、目的とする含水率になるよう選択すればよいが、例えば、10〜180分間、より好ましくは、30〜120分間である。また、米国特許第4920202号明細書に記載の乾燥方法を適用することもできる。
本発明にかかる水性液吸収剤の製造方法は、前記乾燥工程の前または後に、好ましくは、前記乾燥工程の前および後に、得られた含水重合物または吸水性樹脂粒子を粉砕する粉砕工程を含んでいることが好ましい。
本発明にかかる水性液吸収剤の製造方法は、本発明の効果をより一層発揮するために、吸水性樹脂粒子の表面架橋を行う。表面架橋は、後述する通液性向上処理工程の前、同時、および後から選ばれる少なくとも1つにおいて行えばよいが、本発明の効果をより一層発揮するという観点から、通液性向上処理工程の前に行うことがより好ましい。
本発明にかかる水性液吸収剤の製造方法は、前記吸水性樹脂粒子に対して通液性向上のための処理を施す通液性向上処理を含んでいることが好ましい。本工程は、表面架橋工程の前、同時、後のいずれに行っても良いが、本発明の効果をより発揮するために、好ましくは、表面架橋工程の後であり、表面架橋工程とは別に行うことが好ましい。前記通液性向上のための処理は、吸水性樹脂粒子の通液性を向上させる処理であれば特に限定されるものではないが、通液性向上剤を添加することにより行うことが好ましい。
モノマー水溶液を前記特定量の内部架橋剤の存在下に重合した後、得られた含水重合物を特定孔径の多孔構造から押し出して粉砕し、得られた粉砕ゲルを乾燥する方法。
モノマー水溶液を前記特定量の内部架橋剤量および発泡剤の存在下に重合した後、得られた含水重合物を粉砕し、さらに粉砕ゲルを乾燥する方法。
モノマー水溶液を前記特定量の内部架橋剤量の存在下に重合した後、得られた含水重合物を粉砕して、さらに粉砕ゲルを乾燥した後、次いで造粒する方法。
吸水性樹脂または水性液吸収剤0.200gを不織布製(南国パルプ工業(株)製、商品名:ヒートロンペーパー、型式:GSP−22)の袋(60mm×60mm)に均一に入れ、25℃に調温した生理食塩水(以下、全て生理食塩水とは、0.9重量%塩化ナトリウム水溶液を指す)中に浸漬した。30分後に袋を引き上げ、遠心分離機(株式会社コクサン社製、遠心機:型式H−122)を用いて250Gの遠心力で3分間水切りを行った後、袋の重量W1(g)を測定した。また、同様の操作を吸水性樹脂を用いずに行い、その時の重量W0(g)を測定した。そして、これらW1、W0から、下記の式に従ってCRC(g/g)を算出した。
(b)加圧下吸収倍率(AAP:Absorbency Against Pressure)
加圧下吸収倍率(AAP)は、生理食塩水(0.9重量%塩化ナトリウム水溶液)に対する4.83kPaでの60分の加圧下吸収倍率を表す。
(c)吸収速度(FSR:Free Swell Rate)
下記式(a)により算出される水性液吸収剤を小数点以下4桁まで正確に秤量した(単位:g)(WA)。秤量した水性液吸収剤を25mlガラス製ビーカー(直径32−34mm、高さ50mm)に入れた。この際、ビーカーに入れた水性液吸収剤の上面が水平となるようにした。必要により、慎重にビーカーをたたくなどの処置を行うことで水性吸収剤表面を水平にしても良い。次に、23.0±2.0℃に調温した生理食塩水(0.9重量%塩化ナトリウム水溶液)20mlを50mlのガラス製ビーカーに量り取り、重さ(単位:g)を小数点以下4桁まで測定した(W1)。量り取った生理食塩水を、水性液吸収剤の入った25mlビーカーに丁寧に素早く注いだ。注ぎ込んだ生理食塩水が水性液吸収剤と接触したと同時に時間測定を開始した。そして、生理食塩水を注ぎ込んだビーカー中の生理食塩水液上面を約20゜の角度で目視した際、始め生理食塩水液表面であった上面が、水性液吸収剤が生理食塩水を吸収することにより、生理食塩水を吸収した水性液吸収剤表面に置き換わる時点で、時問測定を終了した(単位:秒)(ts)。次に、生理食塩水を注ぎ込んだ後の50mlビーカーに付着残存した生理食塩水の重さ(単位:g)を小数点以下4桁まで測定した(W2)。注ぎ込んだ生理食塩水の重さ(WF、単位:g)を下記式(b)により求めた。
式(b): WF(g)=W1(g)−W2(g)
式(c): FSR(g/g/s)=WF/(ts×WA)
1つのサンプルにつき、同様の測定を3回繰り返し行い、測定結果は、3回の測定値の平均値とした。
(SFC測定装置)
この測定は、加圧下で生理食塩水を吸収し膨潤した水性液吸収剤に形成されたゲル層の生理食塩水流れ誘導性(SFC)を測定する。
まず、水性液吸収剤を入れる前、すなわち、空状態のシリンダー(214)、ピストン(212)、カバー(213)、および重り(211)からなるSFC器具の高さ(h0:単位mm、有効数字4桁)、重さ(W0:単位g、有効数字4桁)を測定した。次に、3.00±0.05gの水性液吸収剤を秤量した(W:単位g、有効数字4桁)。秤量する水性液吸収剤の量は、後に示すd finalが10mmから20mmの範囲になるように調整されることが好ましく、15mmから20mmの範囲になるように調整されることがより好ましい。例えば、吸水倍率(CRC)が5から16g/gの範囲の場合は3.00±0.05g、吸水倍率(CRC)が16を超えてから20g/gの範囲の場合は2.00±0.03g、20を超えてから25g/gの範囲の場合は1.60±0.03gの量である。なお、秤量する水性液吸収剤の量は、後に示すd finalが前記範囲となるように調整されることが好ましい。秤量した水性液吸収剤をシリンダー(214)の下面全体に、丁寧に均一に分散し入れた。水性液吸収剤を入れた後、ピストン(212)、カバー(213)と重り(211)を設置し、SFC器具の高さ(h1:単位mm)を測定する。次に、少なくとも、直径16cm以上、高さ4cm以上のペトリ皿に生理食塩水(0.9重量%塩化ナトリウム水溶液)をSFC器具が下部から、少なくとも3cm以上浸漬するよう加えた。ペトリ皿の内側底面に、直径90mmの濾紙(ADVANTEC社製濾紙:No.2)を敷いた。ろ紙の上に水性液吸収剤の入ったSFC器具を載せ、60分間水性液吸収剤を膨潤させた。60分後、ペトリ皿からSFC器具を取り出し、水性液吸収剤が膨潤した後のSFC器具の高さ(h2:単位mm、有効数字4桁)、重さ(W2:単位g、有効数字4桁)を測定した。その後、SFC器具をSFC測定装置の支持体(209)の上へ移動設置し、フレキシブルチューブ(210)を挿入口に設置した。次に、バルブ(205)を開くことにより、液の配送を開始した。液配送開始後、天秤に表示されるゲル層を通り抜け捕集される液量が約200gとなるまでの問に、シリンダー中の静水高さが5cmを保つよう調整した。この調整は、ラボジャッキ(203)の高さを調整することで行っても良いし、貯蔵タンク(202)の上部から挿入されているガラス管の下部の高さを調整することで行っても良い。シリンダー内の静水高さが5cmを保つよう調整された時点で、天秤と接続したコンピューターによりゲル層を通過捕集された液重さデータの取り込みを開始した。データの取り込みは5sec間隔で、180secまで行った。但し、データ取り込み開始後、捕集した液量が、180secまでの問に2kg以上となった場合は、この時点(例えば120sec)でデータの取り込みを終了した。データ取り込み終了後、速やかにバルブ(205)を閉じた。バルブ(205)を閉じた後、SFC器具のシリンダー(214)の下部から流れ落ちる液がおよそ無くなった時点(シリンダー(214)内の静水面の高さが、ゲル層の高さと一致する時点)でSFC器具の高さ(h3:単位mm、有効数字4桁)を測定した。その後、SFC器具をシリンダーと同じ内径を有する円筒器具の上へ移動し、30分間水切り(drip−off)した。この操作は、SFC器具を円筒器具の上に置くことで、シリンダー内の水性液吸収剤が配置されているワイヤーメッシュの直下面が何にも接触しない状態で、水切りが好適に行われるようにすることである。30分間水切りを行った後、SFC器具の高さ(h4:単位mm、有効数字4桁)、重さ(W4:単位g、有効数字4桁)を測定した。
コンピューターに取り込まれた時間t(sec)をX軸、捕集された液の重さ(g)をY軸として、グラフにプロットした。このプロットを最小二乗法により直線近似し、この直線の傾き(rate:単位g/s)を求めた。
=(d final×rate)/(Area×Density×Pressure)×10000000
ここで、
Area(cm2)=28.27
Density(g/cm3)=1.005(20℃における0.9重量%生理食塩水の密度を用いる)
d final(cm)={(h2−h0)+(h3−h0)}/2/10
である。
湿潤下粒子間間隙率は、生理食塩水流れ誘導性(SFC)の測定に引き続いて行われる。
=[(W3−W4−0.7)/{h4−h0}×28.27]×100
(f)粒子径
粉砕後の吸水性樹脂粒子または水性液吸収剤を目開き850μm、710μm、600μm、500μm、425μm、300μm、212μm、150μm、45μmのJIS標準ふるいで篩い分けし、残留百分率Rを対数確率紙にプロットした。これにより、重量平均粒子径(D50)を読み取った。なお、850μmを超える吸水性樹脂粒子または水性液吸収剤を含んでいる場合は適宜市販の目開きが850μmを超えるJIS標準ふるいを用いる。
吸水性樹脂粒子または水性液吸収剤を目開き850μm、710μm、600μm、500μm、425μm、300μm、212μm、150μm、45μmのJIS標準ふるいで篩い分けし、残留百分率Rを対数確率紙にプロットした。なお、850μmを超える吸水性樹脂粒子または水性液吸収剤を含んでいる場合は適宜市販の目開きが850μmを超えるJIS標準ふるいを用いる。そこで、X1をR=84.1重量%、X2を15.9重量%の時のそれぞれの粒径とすると、対数標準偏差(σζ)は下記の式で表され、σζの値が小さいほど粒度分布が狭いことを意味する。
粒子径、粒度分布における対数標準偏差(σζ)を測定する際の分級方法は、吸水性樹脂粒子または水性液吸収剤10.0gを、目開き850μm、710μm、600μm、500μm、425μm、300μm、212μm、150μm、45μmのJIS標準ふるい(THE IIDA TESTING SIEVE:径8cm)に仕込み、振動分級器(IIDA SIEVE SHAKER、TYPE:ES−65型、SER.No.0501)により、5分間、分級を行った。
吸水性樹脂粒子ないし水性液吸収剤の嵩比重は、edana460.1−99記載の方法で測定した。
250ml容量の蓋付きプラスチック容器に、生理食塩水(0.9重量%塩化ナトリウム水溶液)の184.3gを測り取り、その水溶液中に吸水性樹脂または水性液吸収剤1.00gを加え、16時間攪拌することにより、樹脂中の可溶分を抽出した。この抽出液を濾紙1枚(ADVANTEC東洋株式会社、品名:(JIS P 3801 No.2)、厚さ0.26mm、保留粒子径5μm)を用いて濾過することにより得られた濾液の50.0gを、測り取り測定溶液とした。
中和率(モル%)=[1−([NaOH]−[bNaOH])/([HCl]−[bHCl])]×100
〔実施例1〕
シグマ型羽根を2本有する内容積10リットルのジャケット付きステンレス型双腕型ニーダーに蓋を付けて形成した反応器中で、60モル%の中和率を有するアクリル酸ナトリウムの水溶液5367.3g(単量体濃度約40重量%)にポリエチレングリコールジアクリレート52.63g(0.4モル%)、および、D−ソルビトール18.33g(0.4モル%)を溶解させて反応液とした。次にこの反応液を窒素ガス雰囲気下で、20分間脱気した。続いて、反応液に10重量%過硫酸ナトリウム水溶液30.19gおよび0.1重量%L−アスコルビン酸水溶液25.16gを攪拌しながら添加したところ、およそ1分後に重合が開始した。そして、生成したゲルを粉砕しながら、20〜95℃で重合を行い、重合が開始して30分後に含水重合物を取り出した。得られた含水重合物は、その径が約5mm以下に細分化されていた。
スクリュウ式押し出し機の多孔板の孔径を6.5mmに変更した以外は、実施例1と同様にして水性液吸収剤(2)を得た。水性液吸収剤(2)の諸物性を表1に示す。なお、水性液吸収剤(2)の可溶分量は1.1%、嵩比重は5.8g/mlであった。
ポリエチレングリコールジアクリレート、および、D−ソルビトールの使用量を、ポリエチレングリコールジアクリレート32.90g(0.25モル%)、および、D−ソルビトール16.04g(0.35モル%)に変更し、スクリュウ式押し出し機の多孔板の孔径を6.5mmに変更し、表面架橋処理時間を45分に変更した以外は、実施例1と同様にして水性液吸収剤(3)を得た。水性液吸収剤(3)の諸物性を表1に示す。
ポリエチレングリコールジアクリレート、および、D−ソルビトールの使用量を、ポリエチレングリコールジアクリレート13.16g(0.1モル%)、および、D−ソルビトール27.50g(0.6モル%)に変更し、スクリュウ式押し出し機の多孔板の孔径を9.5mmに変更し、表面架橋処理時間を45分に変更した以外は、実施例1と同様にして水性液吸収剤(4)を得た。水性液吸収剤(4)の諸物性を表1に示す。
断熱材である発泡スチロールで覆われた、内径80mm、容量1リットルのポリプロピレン製容器に、アクリル酸300g、および1.0重量%ジエチレントリアミン5酢酸・5ナトリウム水溶液1.80g、IRGACURE(登録商標)184の1.0重量%アクリル酸溶液3.60gを混合した溶液(A)と、50℃に調温したイオン交換水252gとD−ソルビトール1.53g(0.2モル%)の混合液に48.5重量%水酸化ナトリウム水溶液209.0gを混合した溶液(B)を作成した。マグネチックスターラーを用いて攪拌した溶液(A)に、溶液(B)をすばやく加え混合することでモノマー水溶液(C)を得た。モノマー水溶液(C)は、中和熱と溶解熱により、液温が約100℃まで上昇した。
表面架橋処理時間を45分に変更した以外は、実施例5と同様にして水性液吸収剤(6)を得た。水性液吸収剤(6)の諸物性を表1に示す。
D−ソルビトールの使用量を0.77g(0.1モル%)に変更し、表面架橋処理時間を90分に変更した以外は、実施例5と同様にして水性液吸収剤(7)を得た。水性液吸収剤(7)の諸物性を表1に示す。
ポリエチレングリコールジアクリレート52.63g(0.4モル%)、および、D−ソルビトール18.33g(0.4モル%)の代わりに、ポリエチレングリコールジアクリレート13.16g(0.1モル%)、および、グリセリン13.90g(0.6モル%)を使用し、スクリュウ式押し出し機の多孔板の孔径を4.5mmに変更し、スクリュー回転数を32.5rpmに変更した以外は、実施例1と同様にして比較水性液吸収剤(1)を得た。比較水性液吸収剤(1)の諸物性を表2に示す。
ポリエチレングリコールジアクリレート52.63g(0.4モル%)、および、D−ソルビトール18.33g(0.4モル%)の代わりに、ポリエチレングリコールジアクリレート92.11g(0.7モル%)のみを使用し、スクリュウ式押し出し機の多孔板の孔径を4.5mmに変更し、スクリュー回転数を32.5rpmに変更し、1,4−ブタンジオール2.4重量部、プロピレングリコール3.8重量部、純水20.0重量部の混合液の代わりに1,4−ブタンジオール2.3重量部、プロピレングリコール4.5重量部、純水22.5重量部を用いた以外は、実施例1と同様にして比較水性液吸収剤(2)を得た。比較水性液吸収剤(2)の諸物性を表2に示す。
D−ソルビトール1.53g(0.2モル%)の代わりに、D−ソルビトール3.07g(0.4モル%)を用いた以外は実施例5と同様にして、含水重合物を得、得られた含水重合物を実施例5と同様にして粉砕、分級することにより、「この細分化された粉砕含水重合物粒子を50メッシュ(目開き300μm)の金網上に広げ、180℃で熱風乾燥を行い、乾燥物をロールミルを用いて粉砕し、さらに目開き850μmと目開き45μmのJIS標準篩で分級することにより、不定形破砕状の吸水性樹脂粒子(固形分96重量%)を得た。」までの操作を行った。
Claims (18)
- カルボキシル基を有する水溶性エチレン性不飽和モノマーを重合して得られ内部に架橋構造を有するとともに表面架橋されている吸水性樹脂粒子を60〜100重量%含有する水性液吸収剤であって、
前記吸水性樹脂粒子は、水溶性エチレン性不飽和モノマーを、少なくとも、カルボキシル基と共有結合しうる官能基を4個以上有する内部架橋剤の存在下で重合して得られ、
該水性液吸収剤は、吸水倍率(CRC)が5〜25g/gであって、かつ、生理食塩水流れ誘導性(SFC)が1216cm3・s・10-7/g以上、3000cm 3 ・s・10 -7 /g以下であることを特徴とする水性液吸収剤。 - 吸収速度(FSR)が0.1g/g/s以上であることを特徴とする請求項1に記載の水性液吸収剤。
- 湿潤下粒子間間隙率(Wet Porosity)が20%以上であることを特徴とする請求項1または2に記載の水性液吸収剤。
- 水性液吸収剤が粒子形状であって、90重量%以上が粒子径150〜850μmの粒子であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の水性液吸収剤。
- 前記吸水性樹脂粒子は、少なくとも一部が造粒粒子であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の水性液吸収剤。
- さらに、通液性向上剤を含むことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の水性液吸収剤。
- 吸水倍率(CRC)が5g/g以上、20g/g以下であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の水性液吸収剤。
- 生理食塩水流れ誘導性(SFC)が1671cm 3 ・s・10 -7 /g以下であることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の水性液吸収剤。
- 前記内部架橋剤が有する官能基が、水酸基、アミノ基、エポキシ基、オキセタン基、エチレンイミン基(アジリジン基)、イソシアネート基、オキサゾリン、シクロカーボネート、オキサゾリジノン、環状ウレア、アジチジニウム塩基、またはクロロヒドリンであることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の水性液吸収剤。
- 吸水性樹脂粒子を60〜100重量%含有し、吸水倍率(CRC)が5〜25g/gであって、かつ、生理食塩水流れ誘導性(SFC)が1216cm3・s・10-7/g以上である水性液吸収剤の製造方法であって、
カルボキシル基を有する水溶性エチレン性不飽和モノマーを含んでなるモノマー水溶液中のカルボキシル基を有する水溶性エチレン性不飽和モノマーを、少なくとも、カルボキシル基と共有結合しうる官能基を4個以上有する内部架橋剤の存在下で重合させて含水重合物を得る重合工程と、
前記重合工程で得られた含水重合物を150℃以上の温度で乾燥して吸水性樹脂粒子を得る乾燥工程と、
前記乾燥工程で得られた吸水性樹脂粒子の表面を架橋する表面架橋工程とを含み、
上記カルボキシル基を有する水溶性エチレン性不飽和モノマーに対する、上記カルボキシル基と共有結合しうる官能基を4個以上有する内部架橋剤の使用量(Y)(単位:モル%)が、以下の式(1)
Y≧0.06/{2−(2.35X/100)} ・・・(1)
で示される量であって、式(1)中、Xは前記吸水性樹脂粒子中のカルボキシル基の中和率(単位:モル%)を示し、Xは45以上、85以下であることを特徴とする水性液吸収剤の製造方法。 - さらに、前記乾燥工程の少なくとも前または後に、得られた含水重合物または吸水性樹樹脂粒子を粉砕する粉砕工程を含むことを特徴とする請求項10に記載の水性液吸収剤の製造方法。
- 前記吸水性樹脂粒子は、少なくとも一部が造粒物であることを特徴とする請求項11に記載の水性液吸収剤の製造方法。
- さらに、前記表面架橋工程の前または後に、前記吸水性樹脂粒子に対して通液性向上のための処理を施す通液性向上処理工程を含むことを特徴とする請求項10ないし12のいずれか1項に記載の水性液吸収剤の製造方法。
- 前記通液性向上のための処理は、通液性向上剤を添加することにより行うことを特徴とする請求項13に記載の水性液吸収剤の製造方法。
- 前記通液性向上剤は、水溶性の多価金属化合物および水溶性のポリカチオン化合物から選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項14に記載の水性液吸収剤の製造方法。
- 前記モノマー水溶液中のモノマー濃度が35重量%以上かつ飽和濃度以下であることを特徴とする請求項10ないし15のいずれか1項に記載の水性液吸収剤の製造方法。
- 吸水倍率(CRC)が5g/g以上、20g/g以下であることを特徴とする請求項10ないし16のいずれか1項に記載の水性液吸収剤の製造方法。
- 前記内部架橋剤が有する官能基が、水酸基、アミノ基、エポキシ基、オキセタン基、エチレンイミン基(アジリジン基)、イソシアネート基、オキサゾリン、シクロカーボネート、オキサゾリジノン、環状ウレア、アジチジニウム塩基、またはクロロヒドリンであることを特徴とする請求項10ないし17のいずれか1項に記載の水性液吸収剤の製造方法。
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