JP5512331B2 - 発泡シート及び発泡樹脂容器 - Google Patents
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Description
特に樹脂発泡体によって容器形状が形成された発泡樹脂容器をシート成形によって作製する際の素材などとして広く用いられている。
なかでも、軽量性を発揮させつつ、求められる機能を表面に発揮させるために、発泡層の一面側又は両面側に表面層を形成させたタイプの発泡シートが広く用いられている。
その具体的な手法としては、表面抵抗率の値が、例えば、1×108Ω/□以下となるようにカーボンブラックなどの導電性成分を含有する樹脂組成物によって表面層を形成させることが行われている。
しかし、このような製造方法によって発泡シートを作製する場合において、表面層と発泡層との押出し条件のミスマッチによって表面層が途切れた状態となったり、あるいは、絞り加工などによって発泡シートに容器形状を付与する際に表面層に破断が生じたりする場合がある。
すなわち、従来の発泡シートにおいては、表面抵抗率が部分的に増大されてしまうおそれを有しており、発泡樹脂容器に期待される帯電防止性能が発揮されないおそれを有する。
本発明は、上記のような問題点を鑑みてなされたもので、発泡シートにおける表面抵抗率の部分的な増大を抑制し、発泡樹脂容器の帯電防止性能が損なわれることを抑制させることを目的としている。
したがって、発泡樹脂容器の帯電防止性能が損なわれることを抑制させ得る。
図1に示すように、本実施形態における発泡シート1は、上面側と下面側とのそれぞれの表面を構成する表面層11、12とその間に形成された中間層20との3層の積層構造を有している。
本実施形態の発泡シート1においては、図1における上側の表面層11(以下「第一非発泡層11」ともいう)と、下側の表面層12(以下「第二非発泡層12」ともいう)とは、必ずしも、その構成を一致させている必要はなく、それぞれの厚みを異ならせていても良い。
また、中間層20は、発泡状態に形成された発泡層である。
すなわち、本実施形態の発泡シート1は、この中間層20(以下「発泡層20」ともいう)を介してその両側に非発泡層を有する状態に形成されている。
本実施形態においては、この中間層20の厚みやその発泡倍率も特に限定するものではなく適宜選択が可能である。
例えば、体積で、5%以下程度であれば気泡を含有していても実質的に非発泡な状態であるということができ、本明細書中における“非発泡”との用語は、このような状態のものをも含む意図で用いている。
一方で、過度に前記第一非発泡層11と前記第二非発泡層12の厚みを厚くすると発泡樹脂容器に適度な緩衝性(クッション性)と軽量性とを付与することが困難となる。
このような観点においてこれら非発泡層の厚みは、それぞれ、50μm以上、150μm以下の範囲の内のいずれかであることが好ましく、60μm以上、100μm以下の範囲の内のいずれかであることが特に好ましい。
この発泡層20の発泡倍率が高く、厚みが厚いほど発泡樹脂容器に優れた緩衝性が付与される一方で、発泡倍率を向上させて過度に発泡層20の厚みを厚くしたりすると発泡樹脂容器に十分な強度を付与させることが困難になるおそれがある。
さらに、前記発泡層20に用いられる樹脂組成物も前記第一非発泡層11や前記第二非発泡層12と成分を共通させてもよく異ならせていても良い。
なかでも、後述するように、発泡層20がポリプロピレン系樹脂組成物によって形成されることから、この発泡層20の形成材料と親和性の高いポリオレフィン系樹脂がベースポリマーとして用いられることが好適であり、第一非発泡層11や第二非発泡層12の形成には、ポリオレフィン系樹脂がベースポリマーとして用いられたポリオレフィン系樹脂組成物が好適に用いられうる。
特に、高溶融張力ポリプロピレン(HMS−PP)樹脂は、ベースポリマーとして好適である。
この高溶融張力ポリプロピレン(HMS−PP)樹脂は、例えば、Borealis社から、商品名「WB130HMS」、「WB135HMS」、及び「WB140HMS」、Basell社から、商品名「Pro−fax F814」、日本ポリプロ社から、商品名「FB3312」、「FB5100」、「FB7200」、及び「FB9100」として市販されているものが挙げられる。
なお、ポリプロピレン系樹脂として、共重合体が用いられる場合には、プロピレン以外のオレフィンを共重合体中に0.5質量%以上30質量%以下、特に好ましくは1質量%以上10質量%以下のいずれかの割合で含有させたものを用いることが望ましい。
この場合のオレフィン成分としては、エチレン、あるいは、炭素数4以上、10以下のα−オレフィンを挙げることができる。
前記スチレン系単量体としては、例えば、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、クロロスチレン、エチルスチレン、i−プロピルスチレン、t−ブチルスチレン、ジメチルスチレンが挙げられる。
また、前記ビニル系単量体としては、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、セチル(メタ)アクリレートなどのアルキル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリロニトリル、ジメチルマレエート、ジメチルフマレート、ジエチルフマレート、エチルフマレートが挙げられる。
このカーボンブラックとしては、アセチレンブラック、ケッチェンブラック、サーマルブラック、ファーネスブラックなどと呼ばれる一般的なカーボンブラックを採用することができる。
このカーボンブラックは、高充填させることで非発泡層の抵抗を低減(導電性を向上)させることが可能になる反面、発泡シートや、該発泡シートを用いて形成される成形品に粉塵を発生させる原因ともなりうる。
したがって、非発泡層の形成に用いる樹脂組成物においては、カーボンブラックが、前記ベースポリマーを含め、全てのポリマー成分100質量部に対して、10質量部以上、30質量部以下の範囲の内のいずれかとなる割合で含有されていることが好ましく20質量部以上、30質量部以下の範囲の内のいずれかとなる割合で含有されていることが特に好ましい。
すなわち、発泡シート1には、1×104Ω/□以上、1×108Ω/□以下の範囲の内のいずれかの表面抵抗率が付与されることが好ましい。
このような成分としては、アンチモンをドープした酸化チタン粒子、酸化スズで表面処理された酸化チタン粒子などの導電性粒子が挙げられる。
さらには、発泡シートなどにおいて帯電防止剤として用いられている各種のものを用いることもできる。
該低分子型帯電防止剤としては、非イオン性帯電防止剤、アニオン系帯電防止剤、カチオン系帯電防止剤、両性系帯電防止剤が挙げられる。
さらに、前記非イオン性帯電防止剤としては、例えば、アミン系帯電防止剤や、アミド系帯電防止剤などの窒素含有型の帯電防止剤が挙げられる。
なお、前記アルコール型帯電防止剤において、アルキレンオキシドの重合度は、通常、1以上、300以下(例えば、5以上、200以下)であり、好ましくは10以上、150以下(例えば、10以上、100以下)である。
さらに好ましくは15以上、50以下程度である。
脂肪酸については飽和脂肪酸(例えば、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸などの炭素数6以上、24以下の飽和脂肪酸;オレイン酸などの不飽和脂肪酸が挙げられる。
ポリプロピレン系樹脂成分は、前記非発泡層の形成材料として例示したようなポリプロピレン系樹脂を1種以上用いて構成することができる。
このポリプロピレン系樹脂としては、メルトフローレート:2.2g/10分以上、10g/10分以下、メルトテンション:10cN以上、平衡コンプライアンス:2.0×10-3Pa-1以上の特性を有するものが好適に用いられ得る。
また、発泡層20の形成に用いるポリプロピレン系樹脂は、その「メルトテンション」が30cN以下であることが好ましく、「平衡コンプライアンス」が、1×10-2Pa-1以下であることが好ましい。
なお、この「メルトフローレート」、「メルトテンション」、「平衡コンプライアンス」については、実施例に記載の方法などにより求められる値を意図している。
また、ポリエチレンブロックなどのオレフィンブロックを分子内に導入させて、オレフィンブロックとポリプロピレンブロックとのブロックコポリマー化によって高い溶融張力が付与されたものもHMS−PPとして用いられ得る。
例えば、メルトテンションが、5cN以上であれば、HMS−PPであると判断しうる。
なお、このHMS−PPとしては、メルトマスフローレイト(MFR)が0.5g/10分以上、10g/10分以下で、メルトテンションが、10cN以上30cN以下のものが好適に採用され得る。
以下において、「ブロックコポリマー」や「ブロックPP」との用語は、特段の記載がない限りにおいて、オレフィンブロックとポリプロピレンブロックとを有するブロックコポリマーの内のメルトテンションの値が、前記の値に及ばない(「HMS−PP」に該当しない)ものを意図して用いる。
また、HMS−PPの具体例としては、Basell社から、商品名「Pro−fax F814」として市販されているものが挙げられる。
さらに、日本ポリプロ社から、商品名「FB3312」、「FB5100」、「FB7200」、及び「FB9100」として市販されているものもHMS−PPの具体例として挙げられる。
なかでも、化学架橋によって分子内に自由末端長鎖分岐を形成させたBorealis社の商品名「WB135HMS」などを採用することが発泡層20を押出し発泡によって形成させる際の発泡度の向上などを容易に図り得る上において好適である。
また、本実施形態におけるポリプロピレン系樹脂組成物には、このHMS−PP以外にも、ブロックPPやホモPPを含有させることが好ましい。
なお、エチレン−α−オレフィン共重合体としては、プロピレン、ブテン、ヘキセン、オクテン、4−メチルペンテンなどのα−オレフィンと、エチレンとの共重合体などが挙げられる。
このエチレン−α−オレフィン共重合体や低密度ポリエチレン樹脂は、発泡層を形成させるためのポリプロピレン系樹脂組成物に1種単独で含有させても良く、複数種を含有させても良い。
また、エチレン−α−オレフィン共重合体の1種以上と低密度ポリエチレン樹脂の1種以上とを混合して非イオン性帯電防止剤のブリードアウト促進成分とすることも可能である。
具体的には、SIIナノテクノロジー社製の示差走査熱量計(DSC)装置「DSC6220型」を用い、測定容器に試料を7mg充てんして、窒素ガス流量30ml/minのもと10℃/minの昇温冷却速度で昇温・冷却しながら、DSC曲線がベースラインから離れた点を結晶化、融解の開始点とし、再びベースラインに戻った点をこれらの終了点として結晶化熱量と融解熱量を測定し、結晶化度を次式により求めることができる。
結晶化度(%)=(結晶化熱量(mJ)/完全結晶の融解熱量(mJ))×100
(ただし、完全結晶融解熱量(理論値)は、285.7mJ/mgとする。)
なお、前記ポリプロピレン系樹脂組成物のポリマー成分を構成する上記以外のその他成分としては、ポリプロピレン系樹脂に相溶性の高いポリマーが好適であり、例えば、エチレン−アクリル酸エチル共重合体樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、ポリブテン樹脂などのポリオレフィン系樹脂や、ポリオレフィン系の熱可塑性エラストマー(TPO)が挙げられる。
なお、その他成分(ポリオレフィン系樹脂やポリオレフィン系の熱可塑性エラストマー等)は、過剰に添加されることは好ましくなく、低密度ポリエチレン、エチレン−α−オレフィン共重合体以外のポリマー成分(ポリプロピレン系樹脂と当該その他成分との合計)に占める割合が10質量%以下とされることが好ましい。
一方で、過剰に配合させた場合には、非イオン性帯電防止剤の移行性が不十分となるおそれを低下させる一方で発泡層の発泡に影響を与えてしまい、発泡層の気泡形状(大きさや連続気泡の割合等)や発泡度が所望の値とならないおそれを有する。
なお、これらのガス成分は単独で使用されても複数併用されてもよい。
この核剤は、例えば、ポリオレフィン系樹脂に予め含有させたマスターバッチ方式で発泡層の形成材料に含有させることができ、前記核剤を5質量%以上、50質量%以下の範囲の内のいずれかのとなるようにポリオレフィン系樹脂に分散させたマスターバッチを用いることで、核剤をより効果的に使用することができる。
この加熱分解型の発泡剤については、10質量%以上、50質量%以下の範囲の内のいずれかの含有量となるようにポリオレフィン系樹脂に分散させてマスターバッチ化することで、より効果的に使用することができる。
この発泡シートの製造方法について、図2、図3を参照しつつ説明する。
なお、図2は、発泡シート1の製造装置にかかる概略構成図であり、図3は、図2に示されている合流金型(符号XH)の内部の様子を示す断面図である。
また、これらの押し出し機において溶融混練された樹脂組成物が合流される合流金型XHと、該合流金型XHで合流された樹脂組成物を筒状に吐出するサーキュラーダイCDとが備えられている。
そして、この上流側押し出し機70aの下流側には、ベース樹脂とガス性成分とを含有する発泡性樹脂組成物を溶融混練して合流金型XHに吐出するための押し出し機(以下「下流側押し出し機70b」ともいう)が備えられている。
前記第二の樹脂流路W2は、樹脂流路W1を形成する壁面に開口された円環状のスリットS1から樹脂流路W1に樹脂組成物を流入させ得るように形成されており、前記第三の樹脂流路W3は、前記第一の樹脂流路W1の中心部に開口端を配した管体Pに接続され、第一の樹脂流路W1の中心部に樹脂組成物を流入させ得るように形成されている。
すなわち、本実施形態の合流金型XHは、第一の樹脂流路W1の下流側において、非発泡性樹脂組成物/発泡性樹脂組成物/非発泡性樹脂組成物の3重構造となる円柱状の流れをサーキュラーダイCDに向けて供給しうるように備えられている。
なお、それぞれの樹脂組成物は、予め均質な混合状態とさせておいても、別々にホッパーから投入して押出し機内で混合させるようにしてもよい。
前記サーキュラーダイCDから共押し出しするためには、第1押し出し機70における上流側押し出し機70aで溶融混練された発泡性樹脂組成物を、下流側押し出し機70bで押し出し発泡に適した温度に調整して合流金型XHへと送り、一方で第2押し出し機80では、非発泡性樹脂組成物を第一、第二非発泡層11、12の形成に適した温度に調整して合流金型XHへと送って溶融樹脂による積層構造を合流金型XH内に形成させることが重要である。
その後、吐出孔から押出された円筒状の発泡体を、この吐出孔よりも径大なるマンドレルMDによって円筒状に押出された発泡シートを周方向に延伸させるとともに冷却し、冷却された筒状の発泡シートを切断具(図示せず)で上下2分割して、それぞれロール92に巻き取らせる。
このとき、押出し条件(樹脂温度、引取り速度、発泡層の発泡速度、マンドレルによる延伸度合い等)と、発泡剤の種類や使用量を調整して、押出し方向に沿って測定した気泡の平均径(直径)が300μm以下で、押出し方向とは直交する方向に沿って測定した気泡の平均径(直径)が200μm以下となるように発泡層の発泡状態を調整することが好ましい。
また、前記円筒状の発泡体は、ロール92による引取り力によってマンドレルMDの方向に移動され、該移動に伴って徐々にマンドレルMDの外径に近づくように拡径されることとなる。
すなわち、サーキュラーダイCDとマンドレルMDとの間の発泡体FBは、サーキュラーダイCDの開口を上底とし、該サーキュラーダイCDに向けたマンドレルMDの端面を下底とした円錐台形状を想定するとロール92による引取り力が作用している箇所FT(以下「張力部FT」ともいう)は、前記円錐台形状の側面の傾斜に沿う形でサーキュラーダイCDからマンドレルMDの間を移動することになるが、前記弛み部FEは、その傾斜よりも内側を通ってサーキュラーダイCDからマンドレルMDの間を移動する。
しかもこのような場合には、通常、この発泡体FBには複数の弛み部FEが形成され、サーキュラーダイCD付近は、周方向に弛み部FEと張力部FTとが交互に形成された状態となる。
しかし、この間、弛み部FEが解消されるまでの間に、弛み部FEと張力部FTとに加えられる延伸や、冷却風の当たり方(冷却条件)の違いによってシート厚みや、密度などにおいて違いが生じ、マンドレルMDを通過した後の樹脂発泡シートに、前記弛み部FEと前記張力部FTとの存在を原因とする縞模様(縞立ち)が形成される。
したがって、大きな弛みが発泡体FBに発生し難く、発泡体FBに加わる延伸が全体に略均一に作用され、冷却条件も略均一化されるため“縞立ち”が抑制されることとなる。
なお、HMS−PPの含有量が下限値未満となると、良好なる発泡状態とすることが難しくなることについては、先に示した通りである。
また、引き取り速度を上げ過ぎると、発泡体FBに大きな張力を発生させることにもなるため、ポリプロピレン系樹脂組成物におけるHMS−PPの含有量によって“縞立ち”の抑制を図る方が簡便な方法であるとも言える。
なお、この引き取り速度は、作製する発泡シートの種類や厚みなどにもよるが、通常、2m/分以上10m/分以下とされる。
通常、この比率(d2/d1)は、1.9以上3.2以下とされる。
なお、サーキュラーダイCDのスリットクリアランス(円環状の吐出口の幅)については、通常、0.3mm以上1.5mm以下の範囲内から選択される。
このような観点からも、HMS−PPの含有量によって“縞立ち”の抑制を図る方法は簡便な方法であるとも言える。
なお、発泡剤は、例えば、ブタン(n−ブタン、i−ブタン、あるいは、これらの混合液)を用いるような場合であれば、通常、ポリマー成分100質量部に対する割合が、1質量部以上、6質量部以下とされる。
すなわち、成形品の歩留まり向上に有用なものである。
しかも、シート成形法においては、樹脂発泡シートが加熱状態にされているため、帯電防止剤の移動性も高められているため、“縞立ち”によって厚みに変化があると、成形品の表面に帯電防止剤が濃化された箇所と、帯電防止性が失われてしまっている箇所とを形成させるおそれを有する。
すなわち、表面を成形型に接触させてシート成形法によって成形品を作製する場合に、上記のように発泡層のHMS−PPの量が制限された発泡シートは、特に好適に用いられ得るものであるといえる。
そのため、第一の表面層11や第二の表面層12のいずれかに途切れが生じたりして、発泡シート1の表面に発泡層20が露出するような箇所が形成されたとしても、その箇所に、いち早く非イオン性帯電防止剤がブリードアウトして表面抵抗率を低下させる作用を発揮する。
したがって、発泡層の形成材料に非イオン性帯電防止剤が用いられていない従来の積層タイプの発泡シートに比べて、前記表面層の導電性を低下させても従来のものと同様の帯電防止性能を付与させることができ、含有させるカーボンブラックなどの導電性成分の量の低減を図ることもできる。
このことによって、表面層11、12の押出しにおける溶融樹脂の伸びが良好となり、発泡シートの延伸等に対する追従性も向上される。
すなわち、本実施形態においては、発泡層20の形成に用いるポリプロピレン系樹脂組成物に非イオン性帯電防止剤が含有されることによって表面層の伸展性を向上させることができ発泡層20が発泡シート1の表面に露出すること自体を抑制させ得る。
しかも、仮に、発泡層20が表面露出されるような事態が生じても、非イオン性帯電防止剤の移行による補修効果が発揮され表面抵抗率が不意に増大されてしまうおそれを抑制させ得る。
このことから発泡シートによって形成される成形品の美観の向上を図ることができるのみならず、表面層11、12の表面滑性を向上させることによって形成された後の発泡シート1の表面や成形品の表面に傷が形成されることも抑制されうる。
したがって、このような傷による表面層の剥がれが抑制され、表面抵抗率の増大箇所が形成されることが防止されることとなる。
すなわち、発泡層20をそれ単独で表面抵抗値率を測定した場合に、その値が、1×104Ω/□以上、1×108Ω/□以下の範囲内となっている必要性は低く、通常、1×1013Ω/□以下の表面抵抗率を有していれば、発泡シート全体として帯電防止性能の上で問題となるおそれは低い。
具体的には、試験装置(アドバンテスト社製、デジタル超高抵抗/微少電流計R8340及びレジスティビティ・チェンバR12702A)を使用し、試料に約30Nの荷重にて電極を圧着させ500Vの電圧を印加して1分経過後の抵抗値を測定し、下記式(1)により算出することができる。
このとき用いる試料のサイズとしては、通常、一辺が10cmの平面正方形状(厚みは、10mm以下)のものを用いることができる。
ρs=π(D+d)/(D−d)×Rs ・・・(1)
ただし、
ρs:表面抵抗率(MΩ)
D:表面の環状電極の内径(cm)
d:表面電極の内円の外径(cm)
Rs:表面抵抗(MΩ)
具体的には、試験装置(アドバンテスト社製、デジタル超高抵抗/微少電流計R8340及びレジスティビティ・チェンバR12702A)を使用し、試料に約30Nの荷重にて電極を圧着させ500Vの電圧を印加して1分経過後の抵抗値を測定し、下記式(2)により算出することができる。
このとき用いる試料のサイズとしては、通常、一辺が10cmの平面正方形状(厚みは、10mm以下)のものを用いることができる。
ρv=πd2/(4t)×Rv ・・・(2)
ただし、
ρv:体積抵抗率(MΩ・cm)
d:表面電極の内円の外径(cm)
t:試料の厚み(cm)
Rv:表面抵抗(MΩ・cm)
例えば、発泡トレーなどを成形加工させるべく金型での絞り加工を加えた場合においては、底板部と側壁部との境界部などにおいて特に表面層が伸ばされやすい状態となって内部の発泡層が露出されるおそれがある。
しかし、そのような場合でも、当該露出箇所に迅速に非イオン性帯電防止剤がブリードアウトして表面抵抗率の増大を抑制させることとなる。
したがって、発泡樹脂容器として、この発泡シートを素材に用いたシート成形で発泡トレーなどを作製させた場合には、発泡シートの電気特性がそのまま発泡トレーに反映されることとなり、この発泡トレーの底板部や側壁部の表面抵抗率を1×104Ω/□以上、1×108Ω/□以下とすることができる。
また、発泡層の気泡膜表面への非イオン性帯電防止剤のブリードアウトによって、体積抵抗率も従来の発泡シートに比べて低減されることとなる。
例えば、発泡トレーなどの発泡樹脂容器の体積抵抗率を1×1010Ω・cm以上、1×1013Ω・cm以下の範囲の内のいずれかの値とさせ得る。
しかも、カーボンブラックなどを高充填することによって粉塵を発生させてしまうおそれも低く、半導体素子を清浄な状態で収容させうる。
また、本実施形態においては、表面層を非発泡層としているが、表面層を非発泡層に限定するものではなく、表面層が導電性成分を含んだ樹脂組成物によって発泡状態に形成されている場合も本発明の意図する範囲である。
すなわち、表面層の内側の発泡層が非イオン性帯電防止剤とエチレン−α−オレフィン共重合体とを含有するポリプロピレン系樹脂組成物によって形成されていれば、この発泡層が、発泡シートの表面に露出する状態になった場合において、発泡シートの表面抵抗率が増大することを抑制させるべく機能する点においては、表面層の発泡状態に関わらず同じである。
発泡シートの作製には、図2に示すような装置構成と同種の設備を用いた。
すなわち、第1押し出し機70より発泡性樹脂組成物が流入される樹脂流路W1の上流側及び下流側の二箇所において第2押し出し機80より分岐管Dを介して非発泡性樹脂組成物が流入されるように、第1、第2押し出し機を合流金型XHに接続させ、該合流金型XHの下流側にサーキュラーダイCDを接続して共押し出しを実施した。
発泡層用のポリプロピレン系樹脂として、Borealis社製の商品名「WB135」(メルトテンション19cN、メルトフローレート1.7g/10分、平衡コンプライアンス:3.12×10-3Pa-1)25質量%、ブロックPPとして日本ポリプロ社製の商品名「BC6C」を69質量%、ポリオレフィン系の熱可塑性エラストマー(TPO)として商品名「Q−100F」を6質量%の割合で含むポリマー成分と、該ポリマー成分100質量部対する割合が、0.2質量部となる重曹−クエン酸系発泡剤(大日精化社製マスターバッチ、商品名「ファインセルマスターPO410K」)と、4.0質量部となる非イオン性帯電防止剤(大日精化社製、商品名「エレコン SS PP220S」)と、10.0質量部となるエチレン−α−オレフィン共重合体(日本ポリエチレン社製、商品名「KS240T」)が添加された混合物を作製し、この混合物を上流側の口径が90mmの単軸押し出し機一段目のホッパーに供給し、200℃で加熱溶融した後、この溶融樹脂100質量部に対する割合が、3質量部となるようにガス成分であるブタン(イソブタン/ノルマルブタン=35/65wt%)を圧入し、混練した。
この発泡性樹脂組成物を、接続管を通して下流側の押し出し機に供給し、発泡性樹脂組成物の温度を170℃にまで下げ、100kg/時間の吐出量で押し出し機先端に接続された合流金型に供給した。
この発泡シートは、さらに冷却されている直径200mmのマンドレル上に添わせて拡径させるとともに、その外面をエアリングからエアーを吹き付けて冷却し、該マンドレル上の一点でカッターにより切開して平板状とした。
結果は、2.0×1012Ω/□の表面抵抗率の値が観測された。
「メルトフローレート」は、JIS K 7210(1999)A法に基づいて、同JISのM条件(温度:230℃、公称荷重:2.16kg)にて測定した。
“メルトテンション”については、垂直方向に配された内径15mmのシリンダー内に試料となるポリプロピレン系樹脂を収容させて、230℃の温度で5分間加熱して溶融させた後に、シリンダーの上部からピストンを挿入して、該ピストンで押出し速度が0.0773mm/s(一定)となるようにしてシリンダーの下端に設けたキャピラリー(ダイ径:2.095mm、ダイ長さ:8mm、流入角度:90度(コニカル))から溶融樹脂を紐状に押し出させ、この紐状物を、上記キャピラリーの下方に配置した張力検出プーリーに通過させた後、巻き取りロールを用いて巻き取らせた際の最大張力を測定することによって求めた。
具体的には、巻取り初めの初速を4mm/sとし、その後の加速を12mm/s2として徐々に巻取り速度を速め、張力検出プーリーによって観察される張力が急激に低下した時の巻取り速度を“破断点速度”として決定し、この“破断点速度”が観察されるまでの最大張力を“メルトテンション”として測定した。
ポリプロピレン系樹脂から熱プレスにより、厚み2mm、直径25mmの試験片を作成後、測定装置としてREOLOGICA社製STRESS RHEOMETER DAR−100を使用し、装置に付随の二枚の平行円板の間に試験片を挟み、温度210℃で樹脂を溶融した後、平行円板間のクリアランスを1.4mmに調整して、円板からはみでた樹脂を取り除き、応力を100Pa一定値に保たれるように片方の円板を回転させ、300秒間歪み量を計測する。
その結果から、時間に対してクリープコンプライアンスをプロットするとある時間経過した時点で、クリープコンプライアンスと時間の関係は直線関係を示すようになる。
その直線の切片を「平衡コンプライアンス」として規定した。
発泡層用のポリプロピレン系樹脂として、Borealis社製の商品名「WB135」(メルトテンション19cN、メルトフローレート1.7g/10分、平衡コンプライアンス:3.12×10-3Pa-1)を50質量%、ブロックPPとして日本ポリプロ社製の商品名「BC6C」を44質量%とした以外は、実施例1と同様にして発泡シートを作製した。
得られた発泡シートに対して、表面層を削除する処理を施した後、JIS K 6911において、規定されている条件下(温度:20±2℃、相対湿度:65±5%)で24時間保持した後の表面抵抗率を測定した。
結果は、1.5×1012Ω/□の表面抵抗率の値が観測された。
発泡層を形成させる材料に、エチレン−α−オレフィン共重合体(「KS240T」)を含有させなかったこと以外、実施例1と同様にして発泡シートを作製した。
得られた発泡シートに対して、実施例1と同様に表面層を削除する処理を施した後、JIS K 6911において、規定されている条件下で24時間保持した後の表面抵抗率を測定した結果は、4.0×1015Ω/□であった。
また、実施例1、2の発泡シートは、いずれも、縞立ちなどが見られず良好なる外観を呈するものであった。
Claims (4)
- 樹脂組成物によってシート状に形成されており、シート表面を形成する表面層と該表面層に接する発泡層とを含む積層構造を有し、前記発泡層がポリプロピレン系樹脂成分を含むポリプロピレン系樹脂組成物によって形成されており、シート表面における帯電を防止し得るように前記表面層がカーボンブラックを含有する樹脂組成物によって形成されている発泡シートであって、
前記発泡層の形成に用いられているポリプロピレン系樹脂組成物には、低密度ポリエチレン、エチレン−α−オレフィン共重合体の少なくとも一方と非イオン性帯電防止剤とが含有されていることを特徴とする発泡シート。 - 前記低密度ポリエチレン、前記エチレン−α−オレフィン共重合体が含有されている量の合計が前記ポリプロピレン系樹脂成分100質量部に対して5質量部以上35質量部以下であり、且つ、前記ポリプロピレン系樹脂成分100質量部に対する前記非イオン性帯電防止剤の割合が0.2質量部以上5質量部以下であり、しかも、前記ポリプロピレン系樹脂成分にはメルトフローレート:2.2g/10分以上10g/10分以下、メルトテンション:10cN以上、平衡コンプライアンス:2.0×10-3Pa-1以上の特性を有するポリプロピレン系樹脂が含有されている請求項1記載の発泡シート。
- 前記発泡層と前記表面層とが共押し出しされて形成されたものである請求項1又は2記載の発泡シート。
- 樹脂組成物によってシート状に形成されシート表面を形成する表面層と該表面層に接する発泡層とを含む積層構造を有する発泡シートが用いられており、しかも、前記発泡層がポリプロピレン系樹脂成分を含むポリプロピレン系樹脂組成物によって形成され、シート表面における帯電を防止し得るように前記表面層がカーボンブラックを含有する樹脂組成物によって形成されている発泡シートが用いられており、該発泡シートが前記表面層を露出させた状態で用いられてなる発泡樹脂容器であって、
前記発泡層の形成に用いられているポリプロピレン系樹脂組成物には、低密度ポリエチレン、エチレン−α−オレフィン共重合体の少なくとも一方と非イオン性帯電防止剤とが含有されていることを特徴とする発泡樹脂容器。
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