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JP5476403B2 - 定着装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、定着装置及びそれを備えた画像形成装置に関し、特に、電磁誘導加熱方式の定着装置及びそれを備えた画像形成装置に関するものである。
従来、電磁誘導加熱方式の定着装置は、加熱部材と、加熱部材に圧接される加圧部材と、所定のキュリー温度をもつ磁性体コアと、この磁性体コアによって加熱部材を誘導加熱する磁束を発生させるコイルと、を備える。そして、この定着装置は、コイルによる磁束で磁性体コアを介して加熱部材内に設けた誘導発熱層に渦電流を発生させ、これによって発生するジュール熱により加熱部材を発熱させ所定の定着温度に加熱している。
例えば、特許文献1に記載の定着装置は、コイルは加熱部材の長手方向に沿ってループ状に巻回され、磁性体コアは、ループ状に巻回されたコイルの輪が形成する隙間に用紙幅方向(長手方向)に沿って延びて設けられている。そして、コイルの長手方向の端部のU字状の巻回し部の内側部が定着処理される最大サイズの用紙幅の端部に略対応する構成としている。この構成によって、誘導発熱層を備える加熱部材に対するコイルの配置を適切なものとし、用紙幅方向に均一な加熱処理を可能としている。
特開2001−230065号公報(段落[0070]〜[0072、第2図、第3図)
特許文献1に記載の定着装置では、磁性体コアが最大サイズの用紙幅の両端部まで延びる構成であるが、コイルのU字状の巻回し部の近傍では、コイルから発生する磁束がコイルの他の部分から発生する磁束より減少している。また、加熱部材の長手方向の両端部では熱放射或いは熱伝導等により加熱部材の熱が定着装置の外部へ放出されやすい。このため、加熱部材の長手方向の温度は均一になり難く、加熱部材の両端部の温度は加熱部材の中央部に比べて低くなりがちである。従って、用紙の中央部では適切な定着温度になっていても、用紙の両端部では所望する定着温度より低くなることがあり、その場合には低温オフセット等の定着不良が発生することがあるという問題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、簡単な構成にて記録媒体の端部をも良好に定着させることを可能にする定着装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために第1の発明は、加熱部材と該加熱部材に圧接される加圧部材とにより形成されるニップ部で未定着トナー像を担持した記録媒体を挟持して、記録媒体上の未定着トナー像を溶融定着する定着装置において、前記加熱部材の長手方向に沿ってループ状に巻回され前記加熱部材を誘導加熱するための磁束を発生させるコイルと、該コイルの近傍に記録媒体の搬送方向に直交する記録媒体の幅方向に配設され前記加熱部材の誘導発熱層に磁束を導く磁性体コアと、前記加熱部材の表面に対向し、前記加熱部材に対向する面の反対側の取り付け面に前記コイルと前記磁性体コアとが取り付けられる支持部材と、を備え、前記磁性体コアは、前記コイルを囲み前記幅方向に配設される第1コア部と、前記コイルのループを形成する中空部内で前記幅方向の両端部に配設される第2コア部と、を有し、前記第2コア部は、記録媒体の搬送方向における断面積が前記幅方向の中央部側から端部側に向かって連続的に大きくなるように形成されることを特徴としている。
また、第2の発明では、上記の定着装置において、前記第2コア部は、前記加熱部材に対向する第1の面が、前記幅方向の中央部側から端部側に向かって前記加熱部材に接近する方向に傾斜する側面視台形状の四角柱形であることを特徴としている。
また、第3の発明では、上記の定着装置において、前記第2コア部は、前記第1コア部に対向し且つ記録媒体搬送方向及び前記幅方向を含む第2の面が、前記幅方向の中央部側から端部側に向かって前記第1コア部に接近する方向に傾斜する側面視台形状の四角柱形であることを特徴としている。
また、第4の発明では、上記の定着装置において、前記第2コア部は、記録媒体搬送方向において互いに対向する一対の第3の面が、前記幅方向の中央部側から端部側に向かって互いに離間する方向に傾斜する平面視台形状の四角柱形であることを特徴としている。
また、第5の発明では、前記構成の定着装置を備えた画像形成装置である。
第1の発明によれば、加熱部材の長手方向に端部の領域では、コイルから発生した磁束は、第2コア部と加熱部材の誘導発熱層、及び第1コア部の間で形成される磁路を通り、その結果、加熱部材の端部領域が加熱される。第2コア部を設けることで、第2コア部はその周りの磁束を集める。さらに、第2コア部のコア断面積が記録媒体の幅方向の中央部側から端部側に向かって連続的に大きくなるように形成されていることで、第2コア部は記録媒体の幅方向の端部側にいくほど、より多くの磁束を集めるため、加熱部材の長手方向での磁束密度分布が均一化する。このため、加熱部材の長手方向の温度差が小さくなり、第2コア部のコア断面積を記録媒体の幅方向に変化させるという簡単な構成にて、記録媒体の端部においても定着不良の無い良好な画像を得ることができる。
本発明の第1実施形態に係る定着装置を備えた画像形成装置の概略構成を示す図 第1実施形態に係る誘導加熱部を備えた定着装置を示す側面断面図 第1実施形態に係る誘導加熱部を示す側面断面図 第1実施形態に係る誘導加熱部のアーチコアの配置を示す平面図 第1実施形態に係る誘導加熱部の端部センターコアの配置を示す平面図 第1実施形態に係る端部センターコアの構成を示す平面図 第1実施形態に係る端部センターコアの構成を示す斜視図 第2実施形態に係る端部センターコアの構成を示す平面図 第3実施形態に係る端部センターコアの構成を示す平面図 実施例1の端部センターコアの形状を示す図 実施例2の端部センターコアの形状を示す図 実施例3の端部センターコアの形状を示す図 比較例2の端部センターコアの形状を示す図 実施例及び比較例の加熱部材の温度分布を示す図
以下に本発明の実施形態について図面を参照して説明するが、本発明は、この実施形態に限定されない。また発明の用途やここで示す用語等はこれに限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係る定着装置を備えた画像形成装置の概略構成を示す図である。画像形成装置1は、その下部に配設された給紙部2と、この給紙部2の側方に配設された用紙搬送部3と、この用紙搬送部3の上方に配設された画像形成部4と、この画像形成部4よりも排出側に配設された定着装置5と、画像形成部4及び定着装置5の上方に配設された画像読取部6とを備えている。
給紙部2は、記録媒体である用紙9を収容する複数の給紙カセット7を備えており、給紙ローラー8の回転により、複数の給紙カセット7のうち選択された給紙カセット7から用紙9を1枚ずつ用紙搬送部3に送り出す。
用紙搬送部3に送られた用紙9は、用紙搬送部3に備えられた用紙搬送経路10を経由して画像形成部4に向けて搬送される。画像形成部4は、電子写真プロセスによって、用紙9にトナー像を形成するものであり、図1の矢印方向に回転可能に支持された感光体11と、この感光体11の周囲にその回転方向に沿って、帯電部12、露光部13、現像部14、転写部15、クリーニング部16、及び除電部17を備えている。
帯電部12は、高電圧を印加される帯電ワイヤーを備えており、この帯電ワイヤーからのコロナ放電によって感光体11表面に所定電位を与えることで、感光体11表面が一様に帯電させられる。そして、画像読取部6によって読み取られた原稿の画像データに基づく光が、露光部13により感光体11に照射されると、感光体11の表面電位が選択的に減衰され、感光体11表面に静電潜像が形成される。
次いで、現像部14が感光体11表面の静電潜像を現像し、感光体11表面にトナー像が形成される。このトナー像が転写部15によって感光体11と転写部15との間に供給される用紙9に転写される。
トナー像が転写された用紙9は、画像形成部4の用紙搬送方向の下流側に配置された定着装置5に向けて搬送される。定着装置5では用紙9が加熱加圧され、用紙9上にトナー像が溶融定着される。次いで、トナー像が定着された用紙9は、排出ローラー対20によって排出トレイ21上に排出される。
転写部15による用紙9へのトナー像の転写後、感光体11表面に残留しているトナーは、クリーニング部16により除去され、また感光体11表面の残留電荷は除電部17により除去される。そして、感光体11は帯電部12によって再び帯電され、以下同様にして画像形成が行われる。
定着装置5は図2に示すように構成される。図2は定着装置を概略的に示す側面断面図である。
定着装置5は、電磁誘導加熱方式を用いた定着方式であり、加熱部材である発熱ベルト26と、加圧部材である加圧ローラー19と、発熱ベルト26を一体的に取り付けた定着ローラー18と、発熱ベルト26に磁束を供給する誘導加熱部30と、を備える。加圧ローラー19及び定着ローラー18は定着装置5のハウジング(図略)の長手方向に回転可能に支持され、誘導加熱部30はハウジングに固定支持される。
発熱ベルト26は、無端状の耐熱ベルトであり、内周側から順に、例えば厚み30〜50μmの電鋳ニッケルからなる誘導発熱層26aと、例えば厚み200〜500μmのシリコーンゴム等からなる弾性層26bと、厚み30μmのフッ素樹脂等からなりニップ部Nで未定着トナー像を溶融定着する際の離型性を向上させる離型層26cと、が積層されて構成される。
定着ローラー18は、発熱ベルト26を一体回転可能とするために、発熱ベルト26の内周面を張架している。例えば、定着ローラー18は、アルミニウム合金の芯金18a上に厚み5〜10mmの発砲シリコーンゴム製の弾性層18bを有し、弾性層18bは発熱ベルト26を張架している。
加圧ローラー19は、例えば外径30mmに設定され、円筒型の鉄製の芯金19a上に厚み2〜5mmの発砲シリコーンゴム製の弾性層19bを有し、弾性層19b上にフッ素樹脂等からなる厚み50μmの離型層19cを有する。また、加圧ローラー19は図示しないモーター等の駆動源によって回転駆動させられ、加圧ローラー19の回転によって発熱ベルト26は従動回転する。加圧ローラー19と発熱ベルト26との圧接する部分にニップ部Nが形成され、ニップ部Nでは、搬送される用紙9上の未定着トナー像が加熱及び加圧され、用紙9上にトナー像が定着される。
誘導加熱部30は、コイル37と、ボビン38と、磁性体コア39とを備え、電磁誘導により発熱ベルト26を発熱させるものである。誘導加熱部30は、長手方向(図2の紙面の表裏方向)に延びて、発熱ベルト26の外周の略半分を囲うように発熱ベルト26に対向して配設される。
コイル37は、発熱ベルト26の幅方向(図2の紙面の表裏方向)に沿ってループ状に複数回巻回してボビン38に取り付けられる。またコイル37は、図示しない電源に接続され、電源から供給される高周波電流により交流磁束を発生させる。コイル37からの磁束は磁性体コア39を通過し、図2の紙面に平行な方向に導かれ、発熱ベルト26の誘導発熱層26aに沿って通過する。誘導発熱層26aを通過する磁束の交流的な強さの変化によって誘導発熱層26aには渦電流が生じる。誘導発熱層26aに渦電流が流れると、誘導発熱層26aの電気抵抗によってジュール熱が発生して、発熱ベルト26が発熱(自己発熱)することになる。
発熱ベルト26が加熱され所定の温度に昇温すると、ニップ部Nで挟持された用紙9が加熱されるとともに、加圧ローラー19によって加圧されることにより、用紙9上の粉体状態のトナーが用紙9に溶融定着される。このように、発熱ベルト26は薄肉の熱伝導性の良好な材質からなり熱容量が小さいため、短時間で定着装置5のウォーミングアップを行なうことができ、画像形成が迅速に開始される。
誘導加熱部30の詳しい構成を図3に示す。図3は誘導加熱部30を示す側面断面図である。
誘導加熱部30は前述のようにコイル37と支持部材であるボビン38と磁性体コア39とを備え、磁性体コア39は第1コアであるアーチコア41と、第2コアである端部センターコア42、及びサイドコア43からなる。さらに誘導加熱部30は、アーチコア41を取り付けるためのアーチコアホルダー45と、磁性体コア39とコイル37を覆うカバー部材47と、を備える。
ボビン38は、発熱ベルト26の表面と所定の間隔を隔てて定着ローラー18の回転中心軸と同心に配置され、発熱ベルト26の円周表面の略半分を囲う円弧部38iと、円弧部38iの両端に延設されるフランジ部38dとを有する。円弧部38iとフランジ部38dは、ボビン38の主たる骨格を構成し、その骨格部における強度を維持するために所定の厚みを有し、また、発熱ベルト26からの放熱に耐えるためにLCP樹脂(液晶ポリマー)、PET樹脂(ポリエチレンテレフタレート樹脂)、PPS樹脂(ポリフェニレンサルファイド樹脂)等の耐熱性樹脂によって形成される。
ボビン38の円弧部38iは、発熱ベルト26の表面と所定の間隔を隔てて対向する対向面38aと、この対向面38aの反対側に位置する円弧状の取り付け面38bとを有する。取り付け面38bの略中央、つまり、定着ローラー18と加圧ローラー19(図2参照)の各回転中心軸を結ぶ直線上には、一対の端部センターコア42が接着剤によって取り付けられる。端部センターコア42の周囲には、取り付け面38bから立設する立ち壁部38cが長手方向(図3の紙面の表裏方向)に延びて形成される。また、取り付け面38bにはコイル37が取り付けられる。発熱ベルト26の表面及びボビン38の対向面38aは、発熱ベルト26が回転するときにボビン38に接触しないように所定の間隔を隔てて配設される。
コイル37は、エナメル線に融着層をコートした線を複数本に撚り合せたものを用い、例えばAIW線が用いられる。コイル37は、取り付け面38bに沿った断面視円弧状で長手方向(図3の紙面の表裏方向)の周りをループ状に巻回した状態で加熱することで融着層を溶融させ、その後冷却することで所定の形状(ループ状)に成形される。所定形状に固化されたコイル37は、ボビン38の立ち壁部38cの周りに配置されてシリコン接着剤等によって取り付け面38b上に取り付けられる。
各フランジ部38d、38dの円弧部38i側には、長手方向に複数個配列されたサイドコア43が接着剤によって取り付けられる。またフランジ部38dの外縁側には、アーチコアホルダー45が取り付けられる。
アーチコアホルダー45は、ボビン38のフランジ部38dに取り付けられるホルダーフランジ部45aと、各ホルダーフランジ部45aからアーチ状に形成され長手方向に複数個形成されるコア装着部45bと、を有する。各コア装着部45bには、コア装着部45bと略同じアーチ形状のアーチコア41が接着剤によって取り付けられる。
従って、上述のようにアーチコア41と端部センターコア42及びサイドコア43が夫々ボビン38及びアーチコアホルダー45の所定の位置に取り付けられると、アーチコア41とサイドコア43はコイル37の外側を囲むことになり、また、端部センターコア42はアーチコア41に比べて発熱ベルト26の表面に近接して配置されることになる。さらに、コイル37は、発熱ベルト26の表面と、サイドコア43と、アーチコア41、及び端部センターコア42により取り囲まれることになる。コイル37に高周波電流が供給されることで、コイル37から発生した磁束は、サイドコア43、アーチコア41及び端部センターコア42に導かれ発熱ベルト26に沿って流れる。このとき発熱ベルト26の誘導発熱層26aには渦電流が生じることで、誘導発熱層26aの電気抵抗によって誘導発熱層26aにジュール熱が発生し、発熱ベルト26が発熱することになる。
カバー部材47は、誘導加熱部30から発せられる磁束をシールドするものであり、例えばアルミニウム製の板材によってコイル37と磁性体コア39をボビン38の反対側から四囲を覆うように構成される。カバー部材47の取り付けは、ボビン38のフランジ部38d上にアーチコアホルダー45のホルダーフランジ部45aとカバー部材47のフランジ部とを順に積み重ねた状態で、ネジ51をナット52に締結することによって行われる。
図4、図5にコイル37と磁性体コア39の詳しい配置構成を示す。図4は、図3の下側(ボビン38側)から見たアーチコアホルダー45に対するアーチコア41の配置を示す平面図である。図5は、図3の上側(アーチコアホルダー45側)から見たボビン38に対するコイル37と端部センターコア42及びサイドコア43の配置を示す平面図である。
図4に示すように、アーチコアホルダー45には、アーチコア41を所定の位置に取り付けるためのコア装着部45bが形成される。コア装着部45bはアーチコアホルダー45の長手方向(用紙搬送方向Yに直交する用紙幅方向X)に略均等に複数個形成される。隣接するコア装着部45bの間にはホルダー開口部45cが形成され、またコア装着部45bの周りには、アーチコアホルダー45をボビン38(図3参照)に取り付けるためのネジ51(図3参照)を嵌装する複数のネジ孔45dが形成される。
アーチコア41は、MnZn合金系等の高透磁率のフェライトによって断面視矩形でアーチ状に形成される。アーチコア41のキュリー温度は、ニップ部Nが定着可能温度になった時のアーチコア41の温度に対応する温度以上に設定されている。アーチコア41の温度がそのキュリー温度を超えるとアーチコア41の透磁率が急激に低下して、磁性体として作用しなくなる。複数のアーチコア41はコイル37(図5参照)の長手方向(用紙幅方向X)の長さ内に収められ、コイル37(図5参照)の長手方向(用紙幅方向X)の長さ内に均等に配置される。
図5に示すように、ボビン38には、取り付け面38bから立設した立ち壁部38cと、フランジ部38dと、ネジ51(図3参照)を嵌装する複数のネジ孔38eとが形成されている。フランジ部38dには複数のサイドコア43が取り付けられる。
サイドコア43は、MnZn合金系等の高透磁率のフェライトによって直方体状に形成され、そのキュリー温度は、ニップ部Nが定着可能温度になった時のサイドコア43の温度以上に設定されている。サイドコア43の温度がキュリー温度を超えるとサイドコア43の透磁率が急激に低下して、磁性体として作用しなくなる。複数のサイドコア43は、ボビン38の一方のフランジ部38dに、用紙幅方向X(以下、単に幅方向Xという)に互いに側面を接触して配置され、また、他方のフランジ部38dに幅方向Xに互いに側面を接触して配置される。
ボビン38の立ち壁部38cは、幅方向Xに延びて互いに対向する壁部と、該対向する壁部に延在し幅方向Xの両端部の外縁を形成する円弧状の壁部とを有する。
立ち壁部38cの外縁は、巻回したコイル37のループ内に形成された中空部37aと略同じ形状で構成され、コイル37の中空部37aを嵌め込んでコイル37を取り付けることを可能にする。立ち壁部38cの内縁には、一対の端部センターコア42を配置するための矩形の空間が形成される。この矩形の空間は、幅方向Xにおいて定着可能な最大サイズの用紙9の通紙領域Aに対応する長さを有する。立ち壁部38cは、励磁したコイル37の熱が端部センターコア42へ放射、伝導するのを抑制するように所定の厚みを有する。
立ち壁部38cの矩形空間には一対の端部センターコア42、42が取り付けられる。端部センターコア42、42は、最大サイズの用紙9がニップ部Nに通紙されたとき、最大サイズの用紙9の通紙領域Aの端部領域Cに対向して夫々配置される。端部領域Cは、例えば最大サイズの用紙9より小サイズの用紙9がニップ部Nに通紙されたときに通紙領域として形成される中央部領域Bの幅方向Xの外側に形成される領域である。
端部センターコア42は、MnZn合金系等の高透磁率のフェライトによって後述する形状に形成され、また、そのキュリー温度は、ニップ部Nが定着可能温度になった時の端部センターコア42の温度以上に設定されている。端部センターコア42の温度がキュリー温度を超えると端部センターコア42の透磁率が急激に低下して、磁性体として作用しなくなる。
端部センターコア42の詳しい構成を図6、図7に示す。図6は端部センターコア42の構成を示す平面図である。図7は、図6の右側の端部センターコア42の構成を示す斜視図であり、図7の右側が幅方向Xの端部側(外側)であり、図7の左側が幅方向Xの中央部側(内側)である。尚、図6では、図を分かり易くするために、コイル37、ボビン38、アーチコアホルダー45を省いている。
図6に示すように、端部センターコア42は、互いに対向する一対の側面が台形状に形成される四角柱状(図7参照)に構成される。図7に示すように、端部センターコア42は、第1の面42aと、第2の面42bと、第3の面42c、42cと、四角形状の内側面42d及び外側面42eと、を有する。
第1の面42aは発熱ベルト26(図6参照)に対向する面である。第2の面42bは、アーチコア41(図6参照)に対向し、且つ幅方向X及び用紙搬送方向Yを含む面である。第3の面42cは、用紙搬送方向Yにおいて互いに対向する一対の面である。内側面42dは、幅方向Xの中央部側の面である。外側面42eは、内側面42dと対向する幅方向Xの端部側の面であり、内側面42dと平行である。内側面42dは長方形状に形成されて内側コア面積S1を有し、外側面42eは長方形状に形成されて外側コア面積S2を有する。尚、内側面42d及び外側面42eは、縦長または横長の長方形状であってもよく、或いは正方形状であってもよい。
第2の面42bは長方形状に形成され、第3の面42c、42cは夫々台形状に形成され、平行に対向している。第1の面42aは長方形状に形成され、幅方向Xの中央部側(図7の左奥側)から端部側(図7の右手前側)に向かって発熱ベルト26(図6参照)に接近する方向に傾斜して構成されることで、端部センターコア42は、内側コア面積S1に対して外側コア面積S2が大きくなっている。また、端部センターコア42は、幅方向Xの端部に向かって徐々にコア断面積が大きくなっている。端部センターコア42は、このように第1の面42aが傾斜した状態で、ボビン38(図3参照)に取り付けられる。
端部センターコア42のコア断面積が大きくなるほど、端部センターコア42はコイル37(図3参照)から発生する磁束を多く集め、その磁束が発熱ベルト26に導かれる。このため、端部センターコア42は幅方向Xの中央部側から端部側に向かって徐々にコア断面積が大きくなることで、発熱ベルト26の端部側の発熱量が増加する。
本実施形態の定着装置5では、最大サイズの用紙9にトナー像を定着する場合、コイル37が通電され、ニップ部Nが定着可能温度以下に維持されていると、アーチコア41とサイドコア43及び端部センターコア42の透磁率が高い状態にある。従って中央部領域B(図6参照)では、図3において、コイル37から発生した磁束は、発熱ベルト26の誘導発熱層26a、サイドコア43、及びアーチコア41からなる磁路を通る。このことによって発熱ベルト26の誘導発熱層26aに渦電流が流れて、発熱ベルト26の誘導発熱層26aが発熱する。
一方、端部領域C(図6参照)では、コイル37から発生した磁束は、図3において、端部センターコア42、発熱ベルト26の誘導発熱層26a、サイドコア43、及びアーチコア41からなる磁路を通る。このことによって発熱ベルト26の誘導発熱層26aに渦電流が流れて、発熱ベルト26の誘導発熱層26aが発熱する。
通常、発熱ベルト26を加熱するとき、端部領域Cは、中央部領域Bより温度が低下しやすいが、端部センターコア42が幅方向Xの両端部に配置されることで、端部センターコア42によってコイル37から発生する磁束が多く集められ、端部側の発熱ベルト26の発熱量が増加する。さらに、端部センターコア42のコア断面積が幅方向Xの端部に向かって大きくなる構成であることで、端部センターコア42は幅方向Xの端部側にいくほど、より多くの磁束を集めるため、発熱ベルト26の幅方向での磁束密度の分布が均一化する。このため、発熱ベルト26の幅方向の温度差が小さくなり、端部センターコア42の断面積を幅方向Xに変化させるという簡単な構成にて、用紙9の端部においても定着不良の無い良好な画像を得ることができる。
(第2実施形態)
図8は、第2実施形態に係る端部センターコア42の構成を示す平面図である。尚、図8では、図を分かり易くするために、コイル37、ボビン38、アーチコアホルダー45を省いている。第2実施形態は、第1実施形態に対して端部センターコア42の形状が異なる、端部センターコア42について主に説明し、以降、第1実施形態と同じ部分の説明を省略する。
端部センターコア42は、互いに対向する面が台形状に形成される四角柱状に構成され、第1の面42aと、第2の面42bと、第3の面42c、42cと、四角形状の内側面42d及び外側面42eと、を有する。
第1の面42aは発熱ベルト26に対向する面である。第2の面42bは、アーチコア41に対向し、且つ幅方向X及び用紙搬送方向Yを含む面である。第3の面42cは、用紙搬送方向Yにおいて互いに対向する一対の面である。内側面42dは、幅方向Xの中央部側の面である。外側面42eは、内側面42dと対向する幅方向Xの端部側の面であり、内側面42dと平行である。内側面42dは長方形状に形成されて内側コア面積S1を有し、外側面42eは長方形状に形成されて外側コア面積S2を有する。尚、内側面42d及び外側面42eは、縦長または横長の長方形状であってもよく、或いは正方形状であってもよい。
第1の面42aは長方形状に形成され、第3の面42c、42cは夫々台形状に形成され、平行に対向している。第2の面42bは長方形状に形成され、幅方向Xの中央部側から端部側に向かってアーチコア41に接近する方向に傾斜して構成されることで、端部センターコア42は、内側コア面積S1に対して外側コア面積S2が大きくなっている。また、端部センターコア42は、幅方向Xの中央部側から端部に向かって徐々にコア断面積が大きくなっている。端部センターコア42は、このように第2の面42bが傾斜した状態で、ボビン38(図3参照)に取り付けられる。
端部センターコア42のコア断面積が大きくなるほど、端部センターコア42はコイル37(図3参照)から発生する磁束を多く集め、その磁束が発熱ベルト26に導かれる。このため、端部センターコア42は幅方向Xの端部に向かって徐々にコア断面積が大きくなることで、発熱ベルト26の端部側の発熱量が増加する。
本実施形態の定着装置5では、端部センターコア42が幅方向Xの両端部に配置されることで、端部センターコア42によってコイル37から発生する磁束が多く集められ、端部側の発熱ベルト26の発熱量が増加する。さらに、端部センターコア42のコア断面積が幅方向Xの中央部側から端部側に向かって大きくなる構成であることで、第1実施形態と同様に、端部センターコア42は幅方向Xの中央部側から端部側にいくほど、より多くの磁束を集めるため、発熱ベルト26の幅方向での磁束密度の分布が均一化する。このため、発熱ベルト26の幅方向Xの温度差が小さくなり、端部センターコア42の断面積を幅方向Xに変化させるという簡単な構成にて、用紙9の端部においても定着不良の無い良好な画像を得ることができる。
(第3実施形態)
図9は、第3実施形態に係る端部センターコア42の構成を示す、図3の上側からみた平面図である。第3実施形態は、第1及び第2実施形態に対して端部センターコア42の形状が異なる、尚、図9では、図を分かり易くするために、ボビン38、アーチコアホルダー45を省いている。
端部センターコア42は、互いに対向する面が台形状に形成される四角柱状に構成され、第1の面42a(第2の面42bに対向する下の面であり図9では不可視)と、第2の面42bと、第3の面42c、42cと、四角形状の内側面42d及び外側面42eと、を有する。
第1の面42aは発熱ベルト26(図3参照)に対向する面である。第2の面42bは、アーチコア41に対向し、且つ幅方向X及び用紙搬送方向Yを含む面である。第3の面42cは、用紙搬送方向Yにおいて互いに対向する一対の面である。内側面42dは、幅方向Xの中央部側の面である。外側面42eは、内側面42dと対向する幅方向Xの端部側の面であり、内側面42dと平行である。内側面42dは長方形状に形成されて内側コア面積S1を有し、外側面42eは長方形状に形成されて外側コア面積S2を有する。尚、内側面42d及び外側面42eは、縦長または横長の長方形状であってもよく、或いは正方形状であってもよい。
第1の面42a及び第2の面42bは夫々台形状に形成され、平行に対向している。第3の面42c、42cは長方形状に形成され、幅方向Xの中央部側から端部側に向かって互いに離間する方向に傾斜して構成されることで、端部センターコア42は、内側コア面積S1に対して外側コア面積S2が大きくなっている。また、端部センターコア42は、幅方向Xの中央部側から端部側に向かって徐々にコア断面積が大きくなっている。端部センターコア42は、このように第3の面42c、42cが傾斜した状態で、ボビン38(図3参照)に取り付けられる。尚、第3の面42c、42cは両面ともに傾斜して構成してもよく、或いは片側面のみ傾斜する構成であってもよい。
端部センターコア42のコア断面積が大きくなるほど、端部センターコア42はコイル37(図3参照)から発生する磁束を多く集め、その磁束が発熱ベルト26に導かれる。このため、端部センターコア42は幅方向Xの端部に向かって徐々にコア断面積が大きくなることで、発熱ベルト26の端部側の発熱量が増加する。
本実施形態の定着装置5では、端部センターコア42が幅方向Xの両端部に配置されることで、端部センターコア42によってコイル37から発生する磁束が多く集められ、端部側の発熱ベルト26の発熱量が増加する。さらに、端部センターコア42のコア断面積が幅方向Xの中央部側から端部側に向かって大きくなる構成であることで、第1実施形態と同様に、端部センターコア42は幅方向Xの中央部側から端部側にいくほど、より多くの磁束を集めるため、発熱ベルト26の幅方向での磁束密度の分布が均一化する。このため、発熱ベルト26の幅方向の温度差が小さくなり、端部センターコア42の断面積を幅方向Xに変化させるという簡単な構成にて、用紙9の端部においても定着不良の無い良好な画像を得ることができる。
尚、上記第1実施形態は、端部センターコア42の第1の面42aを傾斜させた構成であり、第2実施形態は、第2の面42bを傾斜させた構成であるが、本発明はこれに限らず、端部センターコア42のコア断面積が幅方向Xの端部に向かって大きくなる構成であるならば、第1の面42a及び第2の面42bを傾斜される構成であってもよい。さらに第1の面42a及び第2の面42bとともに第3の面42cを傾斜させてもよい。
また、上記実施形態では、端部センターコア42を四角柱体で構成したが、本発明はこれに限らず、他の多角柱体の少なくとも一つの幅方向Xに延びる面を傾斜させて構成してもよく、また、円錐体で構成してもよい。
また、上記実施形態では、アーチコア41とサイドコア43とを夫々別設する構成を示したが、本発明はこれに限らず、アーチコア41をサイドコア43側にさらに延ばし、サイドコア43の機能をアーチコア41に代用させるように構成してもよい。
また、上記実施形態では、アーチコア41はアーチコアホルダー45を介してボビン38に取り付ける構成を示したが、本発明はこれに限らず、アーチコア41はボビン38に直接取り付けられる構成であってもよい。
また、上記実施形態では、発熱ベルト26が定着ローラー18に張架される定着装置5に適用した例を示したが、本発明はこれに限らず、誘導加熱部に対向配置されるヒートローラーと、加圧ローラーを圧接させる定着ローラーとの間で、無端状の発熱ベルトが張架される定着処置に適用してもよい。また、無端状の発熱ベルトを加熱する誘導加熱部と、発熱ベルトの外周面を圧接させる加圧ローラーと、発熱ベルトの内周面に配設され加圧ローラーとの間で用紙と発熱ベルトとを圧接させる押圧部材と、を備える定着装置に適用してもよい。さらに、加圧ローラーと、加圧ローラーに圧接される加熱ローラーとを備え、加熱ローラーが誘導発熱層を内包するとともに誘導加熱部に対向配置される定着装置等、誘導加熱部を備える種々の定着装置に適用することができる。
以下、本発明の実施形態をさらに具体化した実施例1〜3と、比較例1、2を説明する。尚、本発明は以下の実施例のみに限定されるものではない。
第1実施形態の電磁誘導加熱方式の定着装置5を用いて、異なる形状の端部センターコア42を備えるもの、或いは端部センターコア42を備えないものを含む実施例1〜3及び比較例1、2において、試験を行い発熱ベルト26の長手方向の温度分布を評価した。
試験に用いた定着装置5において、発熱ベルト26は、その内径が35mmであり、長手方向の長さが340mmであり、誘導発熱層26aが厚み40μmの電鋳ニッケルからなり、弾性層26bが厚み200μmのシリコーンゴムからなり、さらに離型層26cが厚み30μmのフッ素樹脂チューブからなる。
定着ローラー18は、アルミニウム合金の芯金18a上に厚み9mmの発砲シリコーンゴム製の弾性層18bを有する。加圧ローラー19は、その外径が30mmであり、鉄製の芯金19a上に厚み5mmの発砲シリコーンゴム製の弾性層19bを有し、さらに弾性層19b上にフッ素樹脂チューブからなる厚み50μmの離型層19cを有する。
コイル37は、ループ状に複数回巻回し長手方向の長さが370mmである。アーチコア41、端部センターコア42、及びサイドコア43はフェライトからなる。
定着荷重を300N(片側150N×2)に設定し、発熱ベルト26を外周面速度270mm/secで回転するように駆動し、そして発熱ベルト26の長手方向の中央部が175℃となるように発熱させた。
上記仕様の定着装置5に実施例1〜3、及び比較例2の端部センターコア42をボビン38の幅方向Xの両端部の所定位置に夫々取り付けて試験した。各端部センターコア42の形状を図10〜図13に示す。図10は実施例1の端部センターコア42の形状を示し、また図11は実施例2の端部センターコア42の形状を示し、さらに図12は実施例3の端部センターコア42の形状を示す。図13は比較例2の端部センターコア42の形状を示し、比較例1は端部センターコア42を設けていない。各図(b)は端部センターコア42の平面図(尚、図12(b)は上側からみた平面図)であり、各図(a)は内側面42dを示し、各図(c)は外側面eを示す。端部センターコア42の各辺の長さは図に示す通りである。
実施例1は実施形態1に対応し、実施例2は実施形態2に対応し、実施例3は実施形態3に対応する形状を有する。実施例1〜3の各内側面42dのコア面積S1は10mmであり、各外側面42eのコア面積は35mmである。一方、比較例1は前述のように端部センターコア42を設けない例であり、比較例2は直方体状の端部センターコア42からなり、その内側面42dのコア面積S1は35mmであり、その外側面42eのコア面積は35mmである。
最大サイズの用紙を定着処理した際の発熱ベルト26の温度分布を図14に示す。図14のグラフの横軸に発熱ベルト26の最大サイズの用紙の通紙領域Aの長手方向位置(単位:mm)を示し、その縦軸に発熱ベルト26の温度(単位:℃)を示す。尚、横軸の長手方向位置は発熱ベルト26の中央位置を基準とした長さである。また、図14の線Mは高温オフセットによる定着不良の発生しうる最低温度を示し、線Nは低温オフセットによる定着不良の発生しうる最高温度を示す。また、実施例1〜3及び比較例1、2の評価結果を表1に示す。表1において、定着性に問題がない場合を○、低温オフセットまたは高温オフセットによる定着不良が発生した場合を×とした。
Figure 0005476403
図14及び表1に示すように、比較例1は、通紙領域Aの端部側の温度が155℃になり低温オフセットによる定着不良が発生した。また、比較例2は、通紙領域Aの端部側の温度が210℃になり高温オフセットによる定着不良が発生した。一方、実施例1は、通紙領域Aの端部側の温度が185℃になり定着性に問題がなかった。実施例2、3においても実施例1とほぼ同様の結果が得られ定着性に問題がなかった。
本発明は、複写機、プリンター、ファクシミリ、それらの複合機等に用いる定着装置及びそれを備えた画像形成装置に利用することができ、特に、電磁誘導加熱方式の定着装置及びそれを備えた画像形成装置に利用することができる。
1 画像形成装置
5 定着装置
18 定着ローラー
19 加圧ローラー(加圧部材)
26 発熱ベルト(加熱部材)
26a 誘導発熱層
30 誘導加熱部
37 コイル
37a 中空部
38 ボビン(支持部材)
39 磁性体コア
41 アーチコア(第1コア部)
42 端部センターコア(第2コア部)
42a 第1の面
42b 第2の面
42c 第3の面
42d 内側面
42e 外側面
43 サイドコア
45 アーチコアホルダー
47 カバー部材
A 最大サイズ用紙の通紙領域
B 中央部領域
C 端部領域
S1 内側コア面積
S2 外側コア面積
X 幅方向(長手方向)
Y 用紙搬送方向

Claims (5)

  1. 加熱部材と、
    該加熱部材に圧接される加圧部材と、
    前記加熱部材の長手方向に沿ってループ状に巻回され前記加熱部材を誘導加熱するための磁束を発生させるコイルと、
    該コイルの近傍に記録媒体の搬送方向に直交する記録媒体の幅方向に配設され前記加熱部材の誘導発熱層に磁束を導く磁性体コアと、
    前記加熱部材の表面に対向し、前記加熱部材に対向する面の反対側の取り付け面に前記コイルが取り付けられる支持部材と、
    を備え、
    前記磁性体コアは、
    前記コイルに対向する第1コア部と、
    前記取り付け面に取り付けられ、前記コイルのループを形成する中空部内で前記幅方向の両端部のみに配設される第2コア部と、
    を有し、
    前記中空部内に設けられる磁性部材は前記第2コア部のみであり、
    前記第2コア部は、前記搬送方向における断面積が前記幅方向の中央部側から端部側に向かって連続的に大きくなるように形成されることを特徴とする定着装置。
  2. 前記第2コア部は、前記支持部材を介して前記加熱部材に対向する第1の面が、前記幅方向の中央部側から端部側に向かって前記加熱部材に接近する方向に傾斜する側面視台形状の四角柱形であることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前第2コア部は、前記第1コア部に対向し且つ前記搬送方向及び前記幅方向を含む第2の面が、前記幅方向の中央部側から端部側に向かって前記第1コア部に接近する方向に傾斜する側面視台形状の四角柱形であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記第2コア部は、前記搬送方向において互いに対向する一対の第3の面が、前記幅方向の中央部側から端部側に向かって互いに離間する方向に傾斜する平面視台形状の四角柱形であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の定着装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の定着装置を備えた画像形成装置。
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