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JP5325437B2 - 集積回路 - Google Patents

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Description

本発明は、集積回路に関する。
特許文献1において、過熱検出回路と過電流検出回路を含むインバータ装置が開示されている。
マイクロコンピュータから、インバータ装置を動作させるための制御信号が出力されると、インバータ装置は、駆動対象であるモータの駆動を開始する。インバータ装置の動作中、過熱検出回路がインバータ装置の過熱状態を検出、または、過電流検出回路がインバータ装置の過電流状態を検出すると、インバータ装置は、当該インバータ装置の動作の停止を促すための異常信号をマイクロコンピュータに出力する。マイクロコンピュータは、異常信号を受け取ると、インバータ装置を動作させるための制御信号の出力を停止し、インバータ装置は動作を停止する。
このようにして、インバータ装置の動作を停止することにより、過熱や過電流によるインバータ装置内部のデバイスの破損を防止することができる。
特開2000−224861号公報
上記過熱検出回路は、例えばサーミスタのような温度検出素子が検出した温度が所定の温度以上である状態を検出する機能を備えている。しかしながら、上記インバータ装置の構成においては、マイクロコンピュータは、過熱検出回路内の温度検出素子が検出した温度が所定の温度以上であるか否かの情報のみを受け取るため、温度検出素子が検出した温度情報を用いてより効率的な制御を行おうという需要には対応できない。
また、例えば駆動対象であるモータを駆動するインバータ回路のような駆動回路を含む集積回路については、小型化および低コスト化に適したシングル・インライン・パッケージなどが用いられているが、シングル・インライン・パッケージでは端子数が多く取れないため、温度検出素子が検出した温度情報を出力するための専用の端子を設けることが困難な場合がある。
そのため、温度検出素子を備えた集積回路において、1つの端子に、温度検出素子が検出した温度情報を出力する機能を兼用させることが望まれている。
前述した課題を解決する主たる本発明は、端子と、第1の抵抗と温度検出素子および第2の抵抗と、前記端子を介して直列に接続された第1の直列回路と、前記第1の抵抗とトランジスタと、前記端子を介して直列に接続された第2の直列回路と、駆動対象を駆動する駆動回路が停止すべき状態であることを検出した場合に、前記トランジスタをオンすることにより、前記第2の直列回路の接続点に前記駆動回路の動作を停止させるための制御信号を発生させる検出回路と、を有することを特徴とする集積回路である。
本発明の他の特徴については、添付図面及び本明細書の記載により明らかとなる。
本発明によれば、温度検出素子を備えた集積回路に、温度検出素子が検出した温度情報を出力する機能を追加しつつ、端子数の増加を防止することができる。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
<第1実施形態>
以下、図1を参照して、本発明の一実施形態における温度検出素子を備えた集積回路の構成について説明する。なお、本実施形態における駆動対象は、例えば3相モータであることとする。
駆動対象であるモータ3を駆動するための集積回路1aは、マイクロコンピュータ2によって制御され、スイッチング素子11ないし16、スイッチング制御回路4、検出回路5、保護回路7、トランジスタ23、温度検出回路6a、および端子41ないし48を含んで構成されている。なお、端子42および43には、主回路電源VCCおよびそのグラウンドが接続され、端子47および48には、制御回路4などに印加される電源VDDおよびそのグラウンドが接続され、そして端子44ないし46には、モータ3が接続される。
スイッチング素子11ないし16は、本実施形態では、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor:絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)で構成されている。上側アームを構成するスイッチング素子11ないし13のコレクタは、端子42を介して主回路電源VCCに接続され、下側アームを構成するスイッチング素子14ないし16のエミッタは、端子43に外部接続される抵抗24を介して接地されている。また、スイッチング素子11と14、スイッチング素子12と15、スイッチング素子13と16は、それぞれ直列に接続され、各接続点は、それぞれ端子44、45、46を介して、モータ3のU相、V相、W相それぞれの駆動コイル(不図示)に接続されている。
スイッチング制御回路4は、スイッチング素子11ないし16のベースに接続されており、モータ3が回転するように、スイッチング素子11ないし16を適宜スイッチング制御するための信号を出力する。
検出回路5は、例えば、比較器25、26、および論理和演算回路27を含んで構成されている。比較器25は、反転入力に基準電圧Vref1が印加され、非反転入力がスイッチング素子14ないし16と抵抗24との接続点に接続されている。なお、基準電圧Vref1は、スイッチング素子11ないし16を流れる電流を過電流であると判断する基準となる値である。そして、スイッチング素子14ないし16と抵抗24との接続点の電圧が基準電圧Vref1以上の場合に、比較器25の出力はハイ・レベルとなる。比較器26は、非反転入力に基準電圧Vref2が印加され、反転入力がスイッチング制御回路4に印加されている電源VDDに接続されている。なお、基準電圧Vref2は、スイッチング制御回路4に印加されている電源VDDの電圧を、スイッチング素子11ないし16を正常に制御するのに不足であると判断する基準となる値である。そして、スイッチング制御回路4に印加されている電源VDDの電圧が基準電圧Vref2以下の場合に、比較器26の出力はハイ・レベルとなる。比較器25および26の出力は、論理和演算回路27に入力され、論理和演算回路27の出力は、保護回路7に入力されている。
保護回路7は、検出回路5の論理和演算回路27の出力がハイ・レベル場合に、スイッチング素子11ないし16をスイッチング制御するためのスイッチング制御回路4からの出力信号を即時に遮断し、スイッチング素子11ないし16を破損から保護するための機能を含んで構成されている。また、保護回路7は、検出回路5の論理和演算回路27の出力がハイ・レベル場合には、出力がハイ・レベルとなり、検出回路5の論理和演算回路27の出力がロー・レベル場合には、出力がロー・レベルとなるように構成されている。
本実施形態では、トランジスタ23はNチャネルMOSFET(Metal-Oxide Semiconductor Field-Effect Transistor:金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ)である。保護回路7の出力は、トランジスタ23のゲートに入力されている。また、トランジスタ23のドレインは信号線31を介して端子41に接続され、ソースは接地されている。
温度検出回路6aは、例えば、抵抗21と温度検出素子であるサーミスタ22とが直列に接続された回路で構成されている。なお、本実施形態では、サーミスタ22は、例えば図3に示すように、集積回路1a内部の温度上昇に対して、抵抗値Rthが減少する特性を有する、NTC(Negative Temperature Coefficient:負温度係数)サーミスタである。抵抗21のサーミスタ22と接続されていない側は、電源VDDに接続され、サーミスタ22の抵抗21と接続されていない側は、接地されている。また、抵抗21とサーミスタ22の接続点は、信号線32を介して端子41に接続されている。
端子41は、前述したトランジスタ23のドレイン、および、抵抗21とサーミスタ22の接続点に共通に接続されているほか、信号線33を介してスイッチング制御回路4に接続されている。
次に、集積回路1aの動作について説明する。
マイクロコンピュータ2から、端子41および信号線33を介して、スイッチング制御回路4を動作させるためのハイ・レベルの制御信号が出力されると、スイッチング制御回路4は、スイッチング素子11ないし16のスイッチング制御を開始し、モータ3が駆動される。
スイッチング制御回路4の動作中、スイッチング素子11ないし16に流れる電流が増加し、抵抗24に流れる電流が増加すると、スイッチング素子14ないし16と抵抗24との接続点の電圧が上昇する。そして、当該電圧が基準電圧Vref1以上となり、スイッチング素子11ないし16を流れる電流が過電流である状態になると、比較器25の出力がハイ・レベルとなり、論理和演算回路27の出力がハイ・レベルとなり、保護回路7の出力がハイ・レベルとなり、そしてトランジスタ23がオンになる。また、スイッチング制御回路4の動作中、スイッチング制御回路4に印加されている電源VDDの電圧が低下し、基準電圧Vref2以下となり、スイッチング素子11ないし16を正常に制御するのに不足である状態、すなわち、スイッチング制御回路4が電源電圧不足の状態になると、比較器26の出力がハイ・レベルとなり、論理和演算回路27の出力がハイ・レベルとなり、保護回路7の出力がハイ・レベルとなり、そしてトランジスタ23がオンになる。トランジスタ23がオンになると、トランジスタ23のドレイン出力は、スイッチング素子11ないし16を流れる電流が過電流である、または、スイッチング制御回路4が電源電圧不足であるために異常な状態であることを示す、ロー・レベルとなる。以下、トランジスタ23のドレインのロー・レベルの出力を異常検出信号と称する。当該異常検出信号は、信号線31および33を介して、スイッチング制御回路4のロー・レベルの制御信号としても機能する。そして、スイッチング制御回路4は、ロー・レベルの制御信号を受け取ると、スイッチング素子11ないし16に対するスイッチング制御を停止し、過電流による、または、電源電圧不足に伴う誤動作による集積回路1a内部のデバイスの破損を防止する。
なお、トランジスタ23と直列に接続された温度検出回路6aの抵抗21は、トランジスタ23のドレイン出力に対するプル・アップ抵抗の役割も果たしているため、トランジスタ23がオンの場合にトランジスタ23のドレイン出力がロー・レベルとなるよう、抵抗21の抵抗値Rを十分に大きくする必要がある。この場合、トランジスタ23がオンの間、温度検出回路6aの出力によらず、端子41には異常検出信号が出力される。また、トランジスタ23がオフの間、トランジスタ23のドレイン出力は、ハイ・インピーダンスとなり、温度検出回路6aから、抵抗21とサーミスタ22の接続点の電圧値Vthが温度検出信号として出力される。
温度検出回路6aは、トランジスタ23がオフの場合、すなわち、異常検出信号が出力されていない場合に、抵抗21とサーミスタ22の接続点の電圧値Vthを温度検出信号として出力する。一例として、抵抗21の抵抗値Rを20kΩ、電源VDDの電圧値を5V、そしてサーミスタ22の特性を図3のとおりとすると、温度と電圧値Vthの関係は図4の実線のようになる。また、温度検出回路6aの出力である温度検出信号は、信号線32および33を介して、スイッチング制御回路4の制御信号としても機能する。例えば、スイッチング制御回路4が制御信号をロー・レベルだと判断する閾電圧値を2.5Vとすると、スイッチング制御回路4の制御信号は、約69℃以上においてロー・レベルとなり、スイッチング制御回路4はスイッチング素子11ないし16に対するスイッチング制御を停止し、所定の温度以上の加熱による集積回路1a内部のデバイスの破損を防止する。当該所定の温度は、抵抗21の抵抗値Rおよびサーミスタ22の特性によって決定される。
前述したように、過電流、電源電圧不足、および過熱の場合には、集積回路1a内部のデバイスの破損を防止するため、スイッチング制御回路4は、マイクロコンピュータ2の制御によらず、スイッチング素子11ないし16に対するスイッチング制御を停止する。しかし、例えば、マイクロコンピュータ2が、温度検出回路6aから信号線32および端子41を介して温度検出信号を受け取り、当該温度検出信号をアナログ・デジタル変換によりデジタル値とした後、端子41および信号線33を介して当該デジタル値に応じた制御信号をスイッチング制御回路4に与えることも可能である。
<第2実施形態>
以下、図2を参照して、本発明の他の実施形態における温度検出素子を備えた集積回路の構成について説明する。
集積回路1bは、第1実施形態の温度検出回路6aが温度検出回路6bとなっている以外は、第1実施形態の集積回路1aと同様の構成となっている。また、温度検出回路6bは、第1実施形態の温度検出回路6aでサーミスタ22が直接接地されている代わりに、サーミスタ22が抵抗28を介して接地されている。
次に、集積回路1bの動作について、温度検出回路6bの動作を中心に説明する。
温度検出回路6bは、トランジスタ23がオフの場合、すなわち、異常検出信号が出力されていない場合に、抵抗21とサーミスタ22の接続点の電圧値Vthを温度検出信号として出力する。一例として、抵抗21の抵抗値Rを20kΩ、抵抗28の抵抗値RLを10kΩ、電源VDDの電圧値を5V、そしてサーミスタ22の特性を図3のとおりとすると、温度と電圧値Vthの関係は図4の長破線のようになる。第1実施形態と同様に、例えば、スイッチング制御回路4が制御信号をロー・レベルだと判断する閾電圧値を2.5Vとすると、スイッチング制御回路4の制御信号は、第1実施形態の場合よりも高温である約91℃以上においてロー・レベルとなり、スイッチング制御回路4はスイッチング素子11ないし16に対するスイッチング制御を停止し、所定の温度以上の加熱による集積回路1b内部のデバイスの破損を防止する。前述したように、抵抗21はトランジスタ23のドレイン出力に対するプル・アップ抵抗の役割も果たしているため、抵抗21の抵抗値Rには下限があり、第1実施形態においては、当該所定の温度を設定できる上限があるが、本実施形態においては、温度検出回路6bの抵抗28により、当該所定の温度を任意に設定することができる。
また、抵抗21の抵抗値Rと抵抗28の抵抗値RLとの組み合わせにより、温度検出信号としての電圧値Vthの下限を設定することもできる。例えば、マイクロコンピュータ2が、端子41からの入力信号を、温度検出回路6bから出力されるアナログ信号である温度検出信号として利用するのと並行して、トランジスタ23のドレインから出力されるデジタル信号である異常検出信号としても利用する場合には、温度検出信号としての電圧値Vthは、マイクロコンピュータ2が端子41からの入力信号をロー・レベルだと判断する閾電圧値以上の領域で変動する必要がある。一例として、抵抗21の抵抗値Rを20kΩ、抵抗28の抵抗値RLを20kΩ、電源VDDの電圧値を5V、そしてサーミスタ22の特性を図3のとおりとすると、温度と電圧値Vthの関係は図4の短破線のようになる。この場合、例えば、マイクロコンピュータ2が端子41からの入力信号をロー・レベルだと判断する閾電圧値を2.5Vとすると、温度検出信号としての電圧値Vthは、温度によらず当該閾電圧値である2.5V以上であるため、マイクロコンピュータ2は、端子41からの入力信号がハイ・レベルの場合には、当該入力信号を温度検出信号として利用することができ、端子41からの入力信号がロー・レベルの場合には、当該入力信号を異常検出信号として利用することができる。
なお、本実施形態において、サーミスタ22と抵抗28の接続順を入れ替えてもよい。この場合でも、温度検出回路6bの動作は変わらない。
前述したように、集積回路1aにおいて、温度検出回路6aは、抵抗21とサーミスタ22の直列接続の接続点の電圧値Vthを、温度検出信号として出力し、検出回路5は、駆動対象を駆動する駆動回路が停止すべき状態である場合に、トランジスタ23をオンすることにより、駆動回路の動作を停止させるための異常検出信号を、抵抗21とトランジスタ23の直列接続の接続点に出力し、そして抵抗21とサーミスタ22の接続点および抵抗21とトランジスタ23の接続点を、駆動回路の制御信号の入力端子と共通の端子41に接続することにより、温度検出信号を出力する機能、異常検出信号を出力する機能、および、駆動回路の制御信号を入力する機能を1つの端子に兼用させることができる。
また、集積回路1bにおいて、温度検出回路6bに示したように、サーミスタ22に抵抗28をさらに直列に接続することにより、所定の温度以上で駆動回路の動作を停止させる、当該所定の温度を任意に設定、または、温度検出信号としての電圧値Vthの下限を設定することができる。
また、集積回路1aに示したように、抵抗21のサーミスタ22と接続されていない側は電源VDDに接続し、サーミスタ22の抵抗21と接続されていない側は接地し、そしてトランジスタ23の端子41に接続されていないソースは接地する構成とすることにより、より汎用的なNTCサーミスタおよびNチャネルMOSFETを用いることができる。
また、集積回路1bに示したように、抵抗21のサーミスタ22と接続されていない側は電源VDDに接続し、サーミスタ22の抵抗21と接続されていない側は抵抗28を介して接地し、そしてトランジスタ23の端子41に接続されていないソースは接地する構成とすることにより、より汎用的なNTCサーミスタおよびNチャネルMOSFETを用いることができる。
また、集積回路1aおよび1bに示したように、スイッチング素子14ないし16と抵抗24との接続点の電圧が基準電圧Vref1以上の場合に、比較器25の出力がハイ・レベルとなるように接続し、そして論理和演算回路27および保護回路7を介して当該出力をトランジスタ23のゲートに入力することにより、過電流の場合には、異常検出信号を端子41に出力しつつ、マイクロコンピュータ2の制御によらずスイッチング制御回路4のスイッチング素子11ないし16に対するスイッチング制御を停止することができる。
また、集積回路1aおよび1bに示したように、スイッチング制御回路4に印加されている電源VDDの電圧が基準電圧Vref2以下の場合に、比較器26の出力がハイ・レベルとなるように接続し、そして論理和演算回路27および保護回路7を介して当該出力をトランジスタ23のゲートに入力することにより、電源電圧不足の場合には、異常検出信号を端子41に出力しつつ、マイクロコンピュータ2の制御によらずスイッチング制御回路4のスイッチング素子11ないし16に対するスイッチング制御を停止することができる。
なお、上記第1実施形態および第2実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るととともに、本発明にはその等価物も含まれる。
上記実施形態では、駆動対象を3相モータであるモータ3としたが、これに限定されるものではない。単相モータなど、他の駆動方式によるモータであっても、あるいは、熱源、光源、ディスプレイ・モジュールなど、他の駆動対象であっても、集積回路に温度検出素子を設けることが望まれる場合には適用可能である。
上記実施形態では、駆動回路に含まれるスイッチング素子11ないし16、スイッチング制御回路4、および保護回路7は、集積回路1aおよび1b内部に存在するが、駆動回路が集積回路外部に存在してもよい。
上記実施形態では、スイッチング素子11ないし16としてIGBTを用いたが、パワーMOSFETなど、他のパワー半導体デバイスを用いてもよい。
上記実施形態では、温度検出素子としてサーミスタ22を用い、サーミスタ22はNTCサーミスタとし、トランジスタ23はNチャネルMOSFETとし、そしてスイッチング制御回路4はロー・レベルの制御信号を受け取るとスイッチング素子11ないし16に対するスイッチング制御を停止するものとしたが、これらに限定されるものではない。例えば、サーミスタ22はPTC(正温度係数)サーミスタとし、トランジスタ23はPチャネルMOSFETとし、そしてスイッチング制御回路4はハイ・レベルの制御信号を受け取るとスイッチング素子11ないし16に対するスイッチング制御を停止するものとしたうえで、温度検出回路6aおよび6bとトランジスタ23の電源VDDまたはグラウンドへの接続を交換して、構成することも可能である。また、例えば、温度検出素子として白金測温抵抗体、そしてトランジスタ23としてバイポーラトランジスタを用いることも可能である。
本発明の第1実施形態における温度検出素子を備えた集積回路の構成を示す回路ブロック図である。 本発明の第2実施形態における温度検出素子を備えた集積回路の構成を示す回路ブロック図である。 本発明の温度検出素子を備えた集積回路に用いたサーミスタの温度と抵抗値の関係の一例を示す特性図である。 本発明の温度検出素子を備えた集積回路に用いたサーミスタの温度と電圧値の関係の一例を示す特性図である。
符号の説明
1a、1b 集積回路
2 マイクロコンピュータ
3 モータ
4 スイッチング制御回路
5 検出回路
6a、6b 温度検出回路
7 保護回路
11、12、13、14、15、16 スイッチング素子
21、24、28 抵抗
22 サーミスタ
23 トランジスタ
25、26 比較器
27 論理和演算回路
31、32、33 信号線
41、42、43、44、45、46、47、48 端子

Claims (4)

  1. 端子と、
    第1の抵抗と温度検出素子および第2の抵抗と、前記端子を介して直列に接続された第1の直列回路と、
    前記第1の抵抗とトランジスタと、前記端子を介して直列に接続された第2の直列回路と、
    駆動対象を駆動する駆動回路が停止すべき状態であることを検出した場合に、前記トランジスタをオンすることにより、前記第2の直列回路の接続点に前記駆動回路の動作を停止させるための制御信号を発生させる検出回路と
    を有することを特徴とする集積回路。
  2. 前記温度検出素子は、温度の上昇に対して抵抗値が減少する特性を有し、
    前記第1の抵抗の前記端子と接続されていない側は、電源に接続され、
    前記温度検出素子および前記第2の抵抗の、前記端子と接続されていない側は、接地され、
    前記トランジスタの前記端子と接続されていない側は、接地されることを特徴とする請求項1に記載の集積回路。
  3. 前記駆動回路は、前記駆動対象としてのモータの駆動電流を制御するためのスイッチング素子と、該スイッチング素子をスイッチング制御するスイッチング制御回路を含み、
    前記検出回路は、前記スイッチング素子に所定の電流値以上の電流が流れたことを検出した場合に、前記制御信号として前記スイッチング制御回路の動作を停止させるための信号を発生させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の集積回路。
  4. 前記駆動回路は、前記駆動対象としてのモータの駆動電流を制御するためのスイッチング素子と、該スイッチング素子をスイッチング制御するスイッチング制御回路を含み、
    前記検出回路は、前記スイッチング制御回路に印加される電源電圧が所定の電圧値以下となったことを検出した場合に、前記制御信号として前記スイッチング制御回路の動作を停止させるための信号を発生させることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかに記載の集積回路。
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