JP5286155B2 - 受動光網システムおよびその親局装置 - Google Patents
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Description
以下の説明は、GPONと同様に、可変長のデータをTDMで処理する構成のPONを想定したもので、OLTから各ONUへの下りデータの伝送速度は、10Gbit/秒(9.95328Gbit/秒だが、以下10Gbit/秒と称する)および2.4Gbit/秒(2.48832Gbit/秒だが、以下同様に2.4Gbit/秒と称する)の混在構成であり、またONUからOLTへの上りデータの伝送速度は、1.2Gbit/秒(1.24416Gbit/秒だが、以下同様に1.2Gbit/秒と称する)の1種類である例をとり説明する。なお、これらの伝送速度等の数値は一例であり、他の伝送速度であってもよく、本実施の形態がこの数値に限定されるものではない。また、下り伝送速度は3つ以上あっても良いし、上り伝送速度が複数種混在する構成であっても良い。
アクセス網1は、例えば、PON10を介して上位の通信網である公衆通信網(PSTN)/インターネット20(以下、上位網と称することがある)と、加入者の端末(Tel:400、PC:410等)とを接続して通信を行う網である。PON10は、上位網20と接続されるOLT(以下、親局と称することがある)200と、加入者の端末(電話(Tel)400、PC410等)を収容する複数のONU(以下、子局と称することがある)300を備える。基幹光ファイバ110と光スプリッタ100と複数の支線光ファイバ120を有する光受動網でOLT200と各ONU300を接続して、上位網20と加入者端末400、410との通信、または、加入者端末400、410同士の通信を行う。ONU300は、例えば10GPONまたはGPONの双方で使用できるONU(例えば、下りについては10Gbit/秒、2.4Gbit/秒の双方を送信可能なONUであり、以下2.4G/10GONUと称することもある)である。同図では、5台のONU300がOLT200に接続されている。尚、OLT200に接続可能なONUの数は、ITU−T勧告G984.3に従えば最大で254台である。
下り信号130(以下、下りフレーム、もしくは、単にフレームと称することがある)は、ITU−T勧告G984.3に規定された125μ秒周期の構成で、2.4Gbit/秒と10Gbit/秒の信号を任意の比率で混在収容できる2.4G/10G混在フレーム20を繰り返して伝送するものである。各フレーム20は、フレーム同期パタン21、PLOAM(Physical Layer Operation,Admiistration and Maintenence)22、グラント指示23、フレームペイロード24から構成される。フレーム同期パタン21は、各ONU300が125μ秒周期のフレームの先頭を識別するための固定パタンである。PLOAM22は、OLT200が各ONU300の物理レイヤの管理に使用する情報を格納する。グラント指示23は後ほど詳細に説明するが、ONU300に信号送信タイミングと伝送速度を指示するものである。本フレームでは、フレーム同期パタン21、PLOAM22、グラント指示23までの領域が2.4Gbit/秒の速度で伝送される。一方、フレームペイロード24には、OLT200から各ONU300へ向かうユーザ信号が格納されており、各ONU300対応に、2.4Gbit/秒の信号と10Gbit/秒の信号を混在収容する。
−1を制御するためのONU−ID#1用信号40a、ONU−2を制御するためのON
U−ID#2用信号40b、ONU−3を制御するためのONU−ID#3用信号40c
を示している。各ONU用信号40は、ONUを識別するためのONU−ID41、信号の送信開始タイミングを示すStart42と送信終了タイミングを示すEnd43と、
伝送速度指定領域44とで構成した。伝送速度指定領域44は、下り信号に2.4Gbi
t/秒の信号または10Gbit/秒の信号のどちらを用いるかを指示するものである。
尚、Start42とEnd43は上記2つの速度の信号について送信開始タイミングと
送信終了タイミングを示すことになるが、上り下りを通して最も遅い伝送速度である1.
2Gbit/秒の信号速度におけるバイト数で時間単位を指定し、2.4Gbit/秒信
号の時間単位は2バイト単位、10Gbit/秒信号の時間単位は8バイト単位で示す構
成とした。このように規定すれば1つの表記で複数の異なる速度の信号が運用できるよう
になるためである。OLT200は、各ONU300に周期的にグラント指示23を送信
し、各ONUにどれだけの下りデータが転送されるかを指示する。このStart42と
End43は、OLT200がグラント指示を送信する各周期の中で、どのタイミングで
データの受信を開始して終了すれば良いかを示す情報である。この指定された区間内で、
ONU300は伝送速度指定領域44で指定された伝送速度で下り信号を受信する。尚、
End43の代わりに、送信すべきデータのデータ長を指定し、Start42のタイミ
ングから指定されたデータ長だけデータを受信するように指示しても良い。
ONU300は、WDMフィルタ501、受信部540、送信部541、制御部511
、ユーザインタフェース(IF)508から構成した。受信部540は、光受信インタフ
ェース502、PONフレーム分離部505、フレーム振り分け部506、パケットバッ
ファ507から構成した。また、送信部541は、パケットバッファ509、送信制御部
510、PONフレーム生成部504、光送信インタフェース503、キュー長監視部5
30より構成した。送信部541の動作クロックは、上り1.2Gクロック生成部542により供給される。受信部540の動作クロックは、下り10Gクロック生成部543および下り2.4Gクロック生成部544のいずれかの出力がセレクタ545によって選択されて供給される。このセレクタ制御は、制御部511で読み取られたOLT200からの伝送速度指示(図2の44)によって決定される。
後、光受信インタフェース502で電気信号に変換され、後に図4で説明する過程を経て
ディジタルビット列となる。光受信インタフェース502は10Gbit/秒および2.
4Gbit/秒の2つの伝送速度で光受信信号を処理できるものであり、制御部511は光インタフェース502がOLT200より指示された伝送速度(図2の44)によって
信号を受信するよう選択制御を行う。続いてPONフレーム分離部505で、図2で説明
した信号の分離を行う。具体的には、PLOAM領域22およびグラント指示領域23の
信号が制御部511に送られ、フレームペイロード領域24の信号のうちOLT200か
らの伝送範囲指示(図2の41,42および43)により自宛と判断される部分がフレー
ム振り分け部506に送られる。フレーム振り分け部506から出力されたユーザ信号は
、パケットバッファ507−1およびパケットバッファ507−2に一時的に格納された
後、それぞれユーザIF508−1およびユーザIF508−2を経て出力される。
高電圧可変バイアス源401に接続されたAPD402は高電圧で逆バイアスされて、受信光信号をアバランシェ効果により増幅して電流に変換する。この増幅作用により、1Gbit/秒を超える高速信号が−30dBm程度の微弱な光信号として入力される場合も、正しくデータを識別することが可能となる。変換された電流は抵抗403および404と増幅器406から構成されるトランスインピーダンスアンプ(TIA)で電圧変換される。続いて可変利得増幅器407により増幅された信号はフリップフロップ410でディジタルビット列に変換される。ここでフリップフロップ410に入力されるクロックは、多相クロック発生回路408の出力から信号の最適識別点に最も近いクロックを選択する最適位相選択回路409により生成される。上記構成のうち、高電圧可変バイアス源401は制御部511からの制御により伝送速度に応じたバイアス電圧を出力して受信信号を適切に増幅する。またスイッチ405は制御部511からの制御により伝送速度に応じた抵抗403および404の選択を行い、帯域とトランスインピーダンスゲインを決定する。可変利得増幅器407は、制御部511からの制御により伝送速度に応じた利得が設定される。多相クロック発生回路408は制御部511からの制御により伝送速度に応じた周波数の多相クロックを出力し、最適位相選択回路409は制御部511からの制御により伝送速度に応じた最適識別点に最も近いクロックを選択する。
OLT200は、網IF部607、制御部700、送信部710、受信部711、WDM606とで構成した。送信部710は、下りデータバッファ701、下り信号処理部702、光送信インタフェース703とで構成した。また、受信部711は、光受信インタフェース704、上り信号処理部705、上りデータバッファ706とで構成した。受信部711の動作クロックは、上り1.2Gクロック生成部712から供給される。送信部710の動作クロックは、下り10Gクロック生成部713および下り2.4Gクロック生成部714のいずれかの出力がセレクタ715によって選択されて供給される。このセレクタ制御は、下り帯域制御部708によって行われる。具体的な伝送速度の決定方法は、後で図面を用いて詳細に説明する。
下りパケットバッファ701は、振り分け部721、多重化部722、キュー長モニタ部723、バッファ読み出し制御部724、パケットバッファ725より構成される。上位網20から網IF部607を介して受信したデータは、例えばVLANのラベル等を参照して宛先ONU別に振り分けられ、ONU別に備えられたパケットバッファ725に一時蓄積される。キュー長モニタ部723は各パケットバッファ725のキュー長をモニタし、下り帯域制御部708に通知する。バッファ読み出し制御部724は下り帯域制御部708からの指示により、指示されたパケットバッファ725からデータを指示された量だけ読み出し、多重化部722を介して後段に送信する。
以下、これらの図面を用いて、本発明のPONの動作と構成を、具体的にはOLTが実施する各ONUへの帯域割当と使用伝送速度決定動作と構成を、詳細に説明する。
(1)バイト長決定部731は、下り帯域制御周期内(本実施例では0.125m秒)で各ONU300向けにパケットバッファ725が蓄積したデータの量であるキュー長をキュー長モニタ部723から受信する(図8:801)。
バイト長決定部731には、ONUに許可可能な最大帯域パラメータであるポリサ帯域が契約に基づき、保守者により制御ボード(図5参照)から設定されているので、上記受信したキュー長と予め設定されたポリサ帯域の値に基づいて、各ONU300に送信するバイト数(下り通信帯域)を決定し、各ONUの識別子であるONU−IDと送信するバイト長を対応付けた割当バイト長テーブル733を作成して記憶部732に格納する(図7:(1)、図8:802)。
尚、割当バイト長テーブル733は、図11で示したように、ONUの識別子であるONU−ID901と、ONUに送信するバイト長902を記憶する構成とした。
(2)送信タイミング決定部735は、以下の演算を行って下りフレームのペイロード(図2の24)内で何バイトを10Gbit/秒で送信し、何バイトを2.4Gbit/秒で送信するかを決定する。
先に説明したように、2.4G/10G混在フレーム20のフレームペイロード24に全て2.4Gbit/秒の信号を収容すると310508バイトの信号が収容できる。上記(1)で各パケットバッファ725に割り当てたバイト長の総和をXとして、上記フレームペイロード24に全て2.4Gbit/秒の信号を収容する時の310508バイトをYとする。ここで、(1)で割り当てたバイト長の総和のうち、2.4Gbit/秒で送信するバイト数をA、10Gbit/秒で送信するバイト数をBとすると、フレームペイロード24がXバイトで埋め尽くされた状況では以下の式が成り立つ。
この連立方程式を解くと、
A=(4Y−X)/3 (式3) B=X−A (式4)
が解として得られる。したがって、まず2.4Gbit/秒で伝送するバイト長Aを(式3)により計算し (ただし8の倍数に切り上げ、図8:803)、続いて10Gbit/秒で伝送するバイト長Bを(式4)により計算する (ただし2の倍数に切り上げ、図8:804)。切り上げ処理は、図2にて説明したように、上り下りを通して最も遅い伝送速度である1.2Gbit/秒の信号速度におけるバイト数で時間単位を指定し、2.4Gbit/秒信号の時間単位は2バイト単位、10Gbit/秒信号の時間単位は8バイト単位で示す構成としたためである。切り上げ後のA+B/4がYを上回ったらBの端数を切り捨てる(図8:805)。ただし、X<Yの場合は、上式は成り立たず、全てを2.4Gbit/秒で伝送することができる。
(3)送信タイミング決定部735は、割当バイト長テーブル733の内容を読み出して(図7:(2))、各ONUへ送信するバイト長902に対応するタイムスロットをフレーム周期内で割り当て、ONU−IDと各フレーム周期内にて割り当てたバイト長範囲を対応付けた送信タイミングテーブル734を作成して記憶部732に格納する(図7:(3)、図8:806)。
(4)送信タイミングテーブル734に基づき、下りグラント値が下り信号処理部702に渡され、送信される(図8:807)。
ONUへの送信数バイト数決定は次のように行われる、先ず、ONU−ID=1から決定を開始し(901)、
L=(該ONUのポリサ設定周期)×(帯域制御周期=0.125m秒) (式5)
でポリサ許容バイト長Lを求める(902)。ここで、演算対象ONU宛のキュー長とポリサ許容バイト長Lの値を比較し(903)、キュー長が大きければ該ONUへの割当バイト長をLの値とする(904)。また、キュー長が小さければ該ONUへの割当バイト長をキュー長とする(905)。この動作を最後のONU−IDになるまで繰り返す(906,907)。
(E1)最初に割当バイト長テーブル733の行をバイト長の小さい順に並べ替える(1001)。この処理は、送信データ量の少ないONU300にはなるべく低い伝送速度を割り当てるために実施する。並べ替え後、最初のONU−IDの割当バイト長を割当バイト長テーブル733から読込む(1002)。ここで、伝送速度を2.4Gbit/秒に設定し(1003)、Startに1を代入する(1004)。
(E2)Start−1+バイト長/2によりEndを計算し、Start値を演算対象ONU−IDの行に書き込む(1005)。演算したEnd値をA/2の値(Aは図8でて説明した2.4Gbit/秒で送信するバイト数)と比較し(1006)、End値が小さければEnd値を演算対象ONU−IDの行に書き込んで、次のONU−IDを参照し、StartにEnd+1を代入(1007)して演算を繰り返す。
(E3)End値が大きければ、伝送速度を10Gbit/秒に設定し(1008)、EndとしてA/2の値を演算対象ONU−IDの行に書き込んだ後、Startにバイト長/2−a/2−前のStart値を代入して、新しいStart値を同一ONU−IDの新しい行に書き込む(848)。
(E4)Start−1+バイト長/8によりEndを計算し、End値を演算対象ONU−IDの行に書き込む(1009)。
(E5)全ONU−IDの演算が終了するまで繰り返す(1010〜1012)。
先に説明したフレームの構成との違いは、フレームペイロード24の最後尾に2.4Gbit/秒で伝送されるダミーペイロード34を備えたことである。これは、ONU300の光受信伝送インタフェースに図4で説明したような回路を使用した場合、伝送速度が10Gbit/秒から2.4Gbit/秒に変化すると、その変化に追従して同期するために数100n秒から数μ秒の時間を要する場合がある為である。あるフレームに続くフレーム同期パタン20は全ONU300が受信しなければならない周期信号である。ダミーペイロード34を入れることで、各ONU300の光受信伝送インタフェースが同期するための時間を確保することができ、確実に同期パタン20が受信出来るようになる。ダミーペイロード34の具体的な値として、信号振幅調整およびクロック同期の双方に都合の良い“10“交番パタンを用いる構成が最適であるが、この値に限定する必要はない。また、ダミーペイロード34の長さは、使用する光受信回路の特性に合わせて予め設定しておけば良い。
このフレームを使用する場合の帯域割り当ての方法を以下で説明する。図16は、OLT制御部の別の動作例を示す動作フロー図で、図15で示したフレームを下り信号に使用する場合の各ONU300への下り信号割当動作例を示したものである。
(A)割当バイト長の総和≦1242032か否かを判定し(図16:1103)、Yesの場合は全グラント周期を2.4Gbit/秒の速度に決定する(図16:1104)。
(B)1242032<割当バイト長の総和≦1552540か否かを判定し(図16:1105)、Yesの場合は第1〜第3グラント周期を2.4Gbit/秒の速度、第4グラント周期を10Gbit/秒の速度に決定する(図17:1106)。
(C)1552540<割当バイト長の総和≦3105080か否かを判定し(図16:1107)、Yesの場合は第1・第2グラント周期を2.4Gbit/秒の速度、第3・第4グラント周期を10Gbit/秒の速度に決定する(図17:1108)。
(D)3105080<割当バイト長の総和≦4036604か否かを判定し(図17:1109)、Yesの場合は第1グラント周期を2.4Gbit/秒の速度、第2〜第4グラント周期を10Gbit/秒の速度に決定する(図17:1110)。また、Noの場合は全グラント周期を10Gbit/秒の速度に決定する(図17:1111)。
(E)各グラント周期の伝送速度が決まると、データ送信許可部735は、割当バイト長テーブル733‘に格納されたバイト長(図18:902で詳細は後述)を参照し、各ONUに対してグラント周期内でデータを送信させるタイムスロットの決定を行い、送信タイミングテーブル734の値を生成する(図16:806’(詳細動作例は後述する))。この時、2.4Gbit/秒の伝送速度を使用するグラント周期においては、割当バイト長テーブルでの割り当てバイト数を2で割った値となるよう、また10Gbit/秒の伝送速度を使用するグラント周期においては、割当バイト長テーブルでの割り当てバイト数を8で割った値となるようにする。
(E1)最初に割当バイト長テーブル733'の行をバイト長の小さい順に並べ替え(1301)、最初のONU−IDのバイト長をバイト長テーブル733‘から読み出す(1302)。
(E2)最初のグラント周期の送信タイミングテーブル734‘の行から演算を開始(1303)して、該グラント周期で速度が2.4Gbit/秒であるか否かを判定し(1304)、Yesであれば以後の演算でバイト長を2で除算し(1305)、Noであれば伝送速度は10Gbit/秒であるので以後の演算でバイト長を8で除算し、1.2Gbit/秒と同じ時間幅となるバイト値に換算して演算を続ける(1306)。尚、除算する際に小数点以下の端数は切り上げる。続いて、Startに0を代入し、その値を演算対象ONU−IDの行に書き込む(1307)。
(E3)Start−1+バイト長≦ 155253であるか否かを判定し(1308)、YesであればEndにStart−1+バイト長を代入し、Endを演算対象ONU−IDの行に書き込み、演算対象ONU−IDを+1加算し、さらにStartにEnd+12+1を代入し、Startを新演算対象ONU−IDの行に書き込む(1309)。
(E4)判定(1308)がNoであれば、Endに19439を代入し、Endを演算対象ONU−IDの行に書き込み、バイト長←にStart−1+バイト長−155253を代入し(1310)、処理1304に再帰することにより次のグラント周期のテーブル計算に進む。
(E5)上記処理を再帰的に繰り返した後、全ONU−IDの演算完了を判定し(1311)、Yesであれば次のDBA周期での演算のために、最初のONU−IDに設定する値を1つシフトして記憶して、この処理を終了する。判定(1311)がNoであれば処理1308に戻る。
図18と図19では、各ONUからのキュー長に基づき各ONUへの割当バイト長を(a)〜(e)の5通りに変化させて割り当てた例を示している。具体的には、各ONUに対応した下りパケットバッファ725のキュー長が(a)〜(e)に対応して増えていき、各ONUへ送信するバイト数と帯域割当周期での総割当バイト数が増えている状況を例として示している。
上記動作例では、1つの帯域制御周期を4つのフレーム周期で構成して、フレーム周期毎に伝送速度を切り替える例を説明しているが、1つの帯域制御周期をさらに多くのフレーム周期で構成して伝送速度をより細かく切り替えることで、全ONUに割り当てたバイト数の総和に最も近い伝送速度の組み合わせを選び、かつ、極力伝送速度を下げて全体の消費電力を最小化することが可能である。
110、120・・・光ファイバ、 130・・・下り信号、
140、150・・・上り信号、 200・・・OLT、
300・・・ONU、 400、410・・・端末、
700・・・制御部、 708・・・下り帯域制御部、
731・・・バイト長決定部、 735・・・送信タイミング決定部、
733・・・割当バイト長テーブル、 734・・・送信タイミングテーブル。
Claims (2)
- 子局装置に光信号を送信する光送信部と、
上位網から受信した前記子局装置宛ての下りデータの量から算出された、前記子局装置へ前記光信号を送信する時間の情報に基づいて、前記光送信部が前記光信号を送信するためのクロックを切り替える制御部と、を備え、
前記制御部は、前記情報に基づいて、
1つのフレーム周期の中で、複数の前記子局装置のうち特定の子局装置宛てに前記下りデータを送信する領域では、前記光送信部に対して第1のクロックの前記光信号で前記下りデータを前記子局装置へ送信させ、
前記下りデータを前記子局装置へ送信せずに前記複数の子局装置のうち全ての子局装置宛てに前記光信号を送信する領域では、前記光送信部に対して前記第1のクロックより低速な第2のクロックの前記光信号を前記子局装置へ送信させることを特徴とする親局装置。 - 親局装置と、
前記親局装置に同期して光信号を送受信する子局装置とを有し、
前記親局装置は、前記子局装置へ前記光信号を送信する時間の情報に基づいて、
1つのフレーム周期の中で、複数の前記子局装置のうち特定の子局装置宛てに下りデータを送信する領域では、第1のクロックで前記光信号を送信し、
前記複数の子局装置のうち全ての子局装置宛てに前記光信号を送信する領域では、前記第1のクロックより低速な第2のクロックで前記光信号を送信し、
前記子局装置は、前記親局装置から前記光信号を受信すると、受信した前記光信号から前記情報を抽出し、抽出した前記情報に基づいて、
前記光信号に自装置宛ての下りデータが含まれる場合は、前記光信号のクロックに同期するクロックを第1のクロックとし、
前記光信号に自装置宛ての前記下りデータが含まれない場合は、前記光信号のクロックに同期するクロックを前記第2のクロックとすることを特徴とする通信システム。
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