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JP5223833B2 - 通信装置 - Google Patents

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JP5223833B2
JP5223833B2 JP2009224542A JP2009224542A JP5223833B2 JP 5223833 B2 JP5223833 B2 JP 5223833B2 JP 2009224542 A JP2009224542 A JP 2009224542A JP 2009224542 A JP2009224542 A JP 2009224542A JP 5223833 B2 JP5223833 B2 JP 5223833B2
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Description

本発明は、誤った送信先にデータ送信が行われることを防止可能な通信装置に関するものである。
特許文献1には、コードレス子機が通話中であるときに、MFPに設けられているファクシミリ送信開始ボタンを押すと、コードレス子機が通話中の相手先にファクシミリ送信を実行する技術が開示されている。
特開2007−89041号公報
特許文献1の技術では、MFPからファクシミリ送信が指示された場合には、コードレス子機で通話中の相手先に必ずファクシミリが送信されてしまう。すると、あるユーザがMFPから離れた場所でコードレス子機を用いて通話している期間中に、別のユーザがMFPを操作して通話中の相手とは別の相手にファクシミリ送信を行おうとする場合には、別のユーザが意図しない相手先にファクシミリが送信されてしまうという不具合が発生する可能性がある。本明細書では、このような不便性を解消することができる技術を提供する。
本目的を達成するために、本発明の通信装置は、少なくとも読取機能を備える多機能通信装置と、外部の通信網を介して、外部装置と音声通話を行う子機と、子機と多機能通信装置とを外部の通信網に中継する通信装置において、子機の音声通話先を特定する相手先情報を記憶する相手先情報記憶手段と、子機で音声通話が行われている期間に、送信データおよび送信データのデータ送信先を特定する特定情報を、多機能通信装置から受信することに応じて、相手先情報によって特定される音声通話先と特定情報によって特定されるデータ送信先とが一致するか否かを判断する判断手段と、判断手段によって音声通話先とデータ送信先とが一致すると判断される場合に、データ送信先に送信データを送信する第1データ送信手段と、判断手段によって音声通話先とデータ送信先とが一致しないと判断される場合に、送信データを記憶するデータ保持手段とを備えることを特徴とする。
請求項1記載の通信装置によれば、子機の音声通話中に、多機能通信装置から送信される送信データおよび特定情報が通信装置で受信されると、特定情報に基づいて、子機の音声通話先と送信データのデータ送信先とが一致するか否かが判断される。そして、音声通話先とデータ送信先とが一致すると判断されると、送信データの送信が実行される。これにより、あるユーザが多機能通信装置から離れた場所で子機を用いて音声通話を行っている期間中に、別のユーザが多機能通信装置を操作して音声通話先の相手とは異なるデータ送信先の相手に送信データを送信しようとする場合においても、別のユーザが意図しない相手先(音声通話先)に送信データが送信されてしまう、という事態が発生することを防止できる。
請求項2記載の通信装置によれば、音声通話先とデータ送信先とが関連しないと判断される場合には、子機での通話終了後に、送信データがデータ送信先へ再送信される。よって、あるユーザが多機能通信装置から離れた場所で子機を用いて音声通話を行っている期間中に、別のユーザが多機能通信装置を操作して音声通話先の相手とは異なるデータ送信先の相手に送信データを送信しようとする場合においても、別のユーザが意図する相手先に送信データを送信することが可能であり、音声通話の終了まで待つ必要がないため、ユーザの利便性を高めることができる。
請求項3記載の通信装置によれば、相手先情報および特定情報として電話番号が使用される。そして、電話番号は、音声通話時やデータ送信時には必ず使用される情報であるため、特定情報としての専用の情報を用意する必要がなく、ユーザの利便性を高めることができる。
請求項4記載の通信装置によれば、相手先情報および特定情報として、複数の子機の各々に割り当てられた子機識別情報が使用される。これによっても、子機の音声通話先と送信データのデータ送信先とが一致するか否かを判断することができるため、ユーザが意図しない相手先に送信データが送信されてしまう、という事態が発生することを防止できる。
請求項5記載の通信装置によれば、被呼時においても相手先情報(発信元電話番号)を取得することが可能となる。よって、被呼によって音声通話が開始され通話中の場合においても、子機の音声通話先と送信データのデータ送信先とが一致するか否かを判断することが可能となる。
請求項6記載の通信装置によれば、データ蓄積手段によって、送信データおよび特定情報が回線制御装置に予め蓄積される。また、回線制御装置の抽出手段によって、蓄積された送信データのうちから音声通話先と関連する送信データが抽出される。そして、リスト送信手段により、抽出された送信データに関する送信データリストが作成され、子機に送信される。子機では、送信データリストのうちの何れの送信データを送信するかの選択を受け付け、選択された送信データについてのデータ送信命令を回線制御装置へ送信する。これにより、子機に表示される送信データリストを用いて、回線制御装置に蓄積された複数の送信データのうちから送信するデータを選択する際に、特定情報の照合により、音声通話先に関連する送信データのみを抽出した送信データリストを子機に表示することが可能となる。よって、子機からデータ送信命令を行う際に、誤送信を防止することが可能となる。
請求項7記載の通信装置によれば、子機で音声通話が行われている期間中に、子機から回線制御装置へリスト送信命令が送信されることに応じて、回線制御装置の抽出手段によって、蓄積された送信データのうちから音声通話先と関連する送信データが抽出される。これにより、音声通話先に関連する送信データのみを抽出した送信データリストを子機に表示することが可能となる。
請求項8記載の通信装置によれば、相手先情報および特定情報として電話番号が使用される。そして、電話番号は、音声通話時やデータ送信時には必ず使用される情報であるため、特定情報としての専用の情報を用意する必要がなく、ユーザの利便性を高めることができる。
分散構成多機能周辺装置1のブロック図である。 第1実施形態に係るMFP10での操作フロー図である。 第1実施形態に係るBOX31での動作フロー図である。 第1実施形態に係る分散構成多機能周辺装置1の動作を示すシーケンス図である。 第2実施形態に係るMFP10での操作フロー図である。 第2実施形態に係るBOX31での動作フロー図である。 第2実施形態に係る子機60での動作フロー図である。 第2実施形態に係る分散構成多機能周辺装置1の動作を示すシーケンス図である。 リストの表示例を示す図である。
図1に、本願に係る第1実施形態として例示される分散構成多機能周辺装置1のブロック図を示す。分散構成多機能周辺装置1は、多機能周辺装置(以下「MFP」と称す)10と、回線制御装置(以下「BOX」と称す)31とを備える。BOX31は、電話回線網100を使用した通信の制御を行う通信装置である。MFP10は、プリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能、ファクシミリ機能などを備える。また、MFP10とBOX31とは、アドホックモードの無線LAN接続方式により、直接に無線通信202を行うことが可能とされる。
MFP10の構成について説明する。MFP10は、CPU11、ROM12、RAM13、EEPROM14、無線LAN送受信部15、無線LANアンテナ部16、ボタン入力部17、パネル18、プリンタ19、スキャナ20、を主に備えている。これらの構成要素は、入出力ポート22を介して互いに通信可能に接続されている。
CPU11は、ROM12等に記憶されるプログラムや、無線LAN送受信部15を介して送受信される各種信号などに従って、各機能の制御を行う。ROM12は、MFP10で実行される制御プログラムなどを格納した書換不能なメモリであり、後述する無線LAN簡単設定処理などを実行する各プログラムが格納されている。RAM13は、書換可能な揮発性のメモリである。EEPROM14は、書換可能な不揮発性のメモリである。EEPROM14には、後述する特定情報などが格納される。
無線LAN送受信部15は、無線LANアンテナ部16を介して、アドホックモードの無線通信202を行う。そして、無線LAN送受信部15により、各種のデータを構成するデジタル信号が送受信される。ボタン入力部17は、MFP10の各機能を実行するためのキーである。パネル18は、MFP10の各種機能情報を表示する。プリンタ19は、印刷を実行する部位である。スキャナ20は、読み取りを実行する部位である。
BOX31の構成について説明する。BOX31は、CPU32、ROM33、RAM34、EEPROM35、無線LAN送受信部36、無線LANアンテナ部37、操作キー38、パネル39、モデム40、電話回線接続部41、DCL送受信部45、DCLアンテナ部46を主に備えている。
モデム40は、ファクシミリ機能によって送信する原稿データを、電話回線網100に伝送可能な信号に変調して電話回線接続部41を介して送信したり、電話回線網100から電話回線接続部41を介して入力された信号を受信し、原稿データへ復調するものである。
無線LAN送受信部36は、無線LANアンテナ部37を介して、アドホックモードの無線通信202を行う。そして、無線LAN送受信部36により、各種のデータを構成するデジタル信号が送受信される。また、DCL送受信部45は、DCLアンテナ部46を介して、子機60と無線通信203を行う。そして、DCL送受信部45により、音声通話信号が送受信される。なお、BOX31のその他の構成は、上述したMFP10の構成と同様であるため、ここでは詳細な説明は省略する。
子機60の構成について説明する。子機60は、CPU62、ROM63、ボタン入力部68、パネル69、DCL送受信部65、DCLアンテナ部66、入出力ポート64、を主に備えている。なお、子機60のその他の構成は、上述したMFP10およびBOX31の構成と同様であるため、ここでは詳細な説明は省略する。また子機60は、子機の各々を一意に識別するための情報である子機IDが割り当てられている。子機IDはROM63に記憶される。子機IDを用いることにより、子機60が複数備えられる場合においても、各々の子機を区別することが可能となる。
分散構成多機能周辺装置1について説明する。分散構成多機能周辺装置1は、BOX31およびMFP10を備えることによって、物理的に分離した構成とされる。これにより、電話回線網100のコネクタ部にMFP10を直接に接続する必要がないため、MFP10のレイアウト性を高めることができ、ユーザの利便性を高めることができる。
また例えば、分散構成多機能周辺装置1でファクシミリ機能を実行する場合には、MFP10のスキャナ20で生成されたデータが、BOX31を介して電話回線網100へ送信される。また、BOX31が電話回線網100から受信したデータが、MFP10で受信され、プリンタ19で印刷される。
第1実施形態に係る分散構成多機能周辺装置1の動作の具体例を、図2および図3のフローを用いて説明する。第1実施形態は、子機60で通話中に、MFP10を操作してデータ送信を行う際に、音声通話先とデータ送信先とが一致する場合に送信を許可する形態である。
図2を用いて、MFP10での操作フローを説明する。ユーザによって、FAX送信の原稿がスキャナ20の原稿台にセットされる。ユーザが、ボタン入力部17を操作して、FAX電話番号および送信開始命令を入力する。S11において、CPU11は、FAX電話番号およびFAX送信命令の入力を受け付ける。
S13において、CPU11は、スキャナ20を動作させ、送信データを生成する。S15において、CPU11は、送信データ、FAX電話番号、ジョブIDをBOX31へ無線通信202を用いて送信する。ここでジョブIDは、FAX送信などのジョブが入力される度にジョブごとに自動的に割り当てられる情報であり、ジョブを一意に識別するための情報である。
S16において、CPU11は、BOX31から入力指示を受信したか否かを判断する。受信していない場合(S16:NO)にはS16へ戻り待機し、受信した場合(S16:YES)にはS17へ進む。S17において、CPU11は、入力指示の内容を判断する。入力指示の内容が「再入力不要」の場合には、MFP10での操作フローを終了する。一方、入力指示の内容が「再入力要」の場合には、S19へ進む。
S19において、CPU11は、FAX電話番号およびFAX送信命令のユーザによる入力を、再度受け付ける。S21において、CPU11は、FAX電話番号をBOX31へ再送信する。そしてMFP10での操作フローを終了する。
図3を用いて、BOX31での動作フローを説明する。図3のフローでは、電話回線網100からの着信により子機60で通話が開始される場合を説明する。また、子機60での通話中に、MFP10から送信データを受信する場合を説明する。S25において、CPU32は、電話回線網100からナンバーディスプレイ情報を受信し、発信元である通話先電話番号を取得する。そして無線通信203により、子機60へ呼出音鳴動指示を送信する。
S27において、CPU32は、子機60から外線接続指示を受信したか否かを判断する。外線接続指示は、例えば、ユーザが子機60に備えられる通話開始ボタンを押下することで、子機60からBOX31へ送信される。外線接続指示を受信していないと判断される場合(S27:NO)には、S27へ戻り、外線接続指示を受信するまで待機する。一方、外線接続指示を受信していると判断される場合(S27:YES)には、外線接続指示を送信してきた子機60の子機IDをRAM34に記憶した上で、S29へ進む。
S29において、CPU32は、子機60を外線接続状態にすることで、子機60を用いて通話が可能とされる。このとき、子機60の音声通話先を特定する通話先電話番号が、RAM34に記憶される。
S31において、CPU32は、子機60で音声通話が行われている期間中に、MFP10から送信データおよびFAX電話番号を受信したか否かを判断する。受信していないと判断される場合(S31:NO)にはS31へ戻り待機し、受信したと判断される場合(S31:YES)にはS33へ進む。
S33において、CPU32は、音声通話先とデータ送信先とが一致するか否かを判断する。当該判断は、音声通話先を特定する通話先電話番号と、データ送信先を特定するFAX電話番号とが一致するか否かを判断することで行われる。
S34において、CPU32は、通話先電話番号とFAX電話番号とが一致する場合には、音声通話先に送信データを送信すると判断し(S34:YES)、S36に進む。S36において、CPU32は、「再入力不要」の入力指示をMFP10へ送信する。そしてS45へ進む。一方、通話先電話番号とFAX電話番号とが一致しない場合には、音声通話先に送信データを送信しないと判断され(S34:NO)、S37へ進む。
S37において、CPU32は、通話先電話番号とFAX電話番号とが類似するか否かを判断する。類似の判断は、例えば両電話番号で数字が異なる部分の数をカウントし、カウント値が予め定められる許容値以下の場合には、両電話番号が類似すると判断されるとしてもよい。両電話番号が類似しないと判断される場合には、S38へ進み、「再入力不要」の入力指示がMFP10へ送信され、S49へ進む。一方、両電話番号が類似すると判断される場合には、S39へ進み、「再入力要」の入力指示がMFP10へ送信され、S41へ進む。
S41において、CPU32は、再入力されたFAX電話番号をMFP10から受信したか否かを判断する。受信していないと判断される場合(S41:NO)には、S41へ戻り待機する。受信したと判断される場合(S41:YES)には、S43へ進む。
S43において、CPU32は、通話先電話番号と再入力されたFAX電話番号とが一致するか否かを判断する。S44において、CPU32は、通話先電話番号と再入力されたFAX電話番号とが一致しないと判断する場合には、再入力されたFAX電話番号で特定されるデータ送信先に送信データを送信すると判断し(S44:NO)、S49へ進む。一方、通話先電話番号と再入力されたFAX電話番号とが一致すると判断する場合には、通話先電話番号で特定される音声通話先に送信データを送信すると判断し(S44:YES)、S45に進む。
S45において、CPU32は、音声通話先に送信データを送信することで、FAX送信が実行される。FAX送信が完了すると、S47において電話回線網100との接続が切断される。そしてBOX31での動作フローが終了される。
また、音声通話先とデータ送信先とが一致しないと判断され、S49に進んだ場合には、CPU32は、S31で受信した送信データおよびFAX電話番号を発呼待ちジョブに登録する。発呼待ちジョブは、電話回線網100が他のジョブによって占有中であるため実行不可とされているジョブである。そして、他のジョブが終了次第、発呼待ちジョブによって電話回線網100が占有され、ジョブが実行される。
S51において、CPU32は、子機60の回線切断を検出したか否かを判断する。回線切断が検出されない場合(S51:NO)には、子機60による音声通話中であると判断され、S51へ戻り待機状態とされる。一方、回線切断が検出された場合(S51:YES)には、子機60による音声通話が終了したと判断され、S45へ進む。S45において、発呼待ちジョブが実行され、データ送信先に対して送信データが送信される。
このように、S49およびS51の処理によって、あるユーザがMFP10から離れた場所で子機60を用いて音声通話を行っている期間中に、別のユーザがMFP10を操作して音声通話先の相手とは異なるデータ送信先の相手に送信データを送信しようとする場合においても、別のユーザが意図する相手先に送信データを送信することが可能となる。よって、ユーザの利便性を高めることができる。
第1実施形態に係る分散構成多機能周辺装置1の動作の具体例を、図4のシーケンス図を用いて説明する。例として、通話先電話番号とFAX電話番号とが一致する場合を説明する。
まず、被呼時において、外線接続状態とされるまでの動作を説明する。電話回線網100から着信すると、発信元である通話先電話番号が取得されると共に、子機60が鳴動する(S25)。ユーザが子機60のボタン入力部68の外線通話開始ボタンを押下することに応じて、外線接続指示が子機60からBOX31へ送信される(S401)。BOX31で外線接続指示が受信され(S27:YES)、外線接続状態とされる(S29)。また、通話先電話番号が、BOX31のRAM34に記憶される。
次に、発呼時において、外線接続状態とされるまでの動作を説明する。ユーザが子機60のボタン入力部68を操作して、通話先電話番号および通話開始命令を入力すると(S403)、通話先電話番号および外線接続指示が子機60からBOX31へ送信される(S405)。BOX31で外線接続指示が受信され(S27:YES)、通話先電話番号へ発呼することで、外線接続状態とされる(S29)。また、通話先電話番号が、BOX31のRAM34に記憶される。
また、外線接続状態とされ子機60で通話中に、MFP10からBOX31へ送信データが送信された場合の動作を説明する。ユーザによって、FAX送信の原稿が、MFP10のスキャナ20の原稿台にセットされる(S411)。ユーザが、MFP10のボタン入力部17を操作して、FAX電話番号および送信開始命令を入力すると、FAX電話番号およびFAX送信命令の入力がMFP10に受け付けられる(S11)。スキャナ20によって送信データが生成される(S13)。そして、送信データ、FAX電話番号、ジョブIDが、無線通信202を用いてMFP10からBOX31へ送信される(S15)。
BOX31は、MFP10から送信データ、FAX電話番号およびジョブIDを受信し(S31:YES)、通話先電話番号とFAX電話番号とが一致するか否かを判断する(S33)。第1実施形態の説明例では、通話先電話番号とFAX電話番号とが一致すると判断され、音声通話先に送信データを送信すると判断される(S34:YES)。BOX31は、「再入力不要」の入力指示をMFP10へ送信する(S36)。CPU32は、音声通話先に送信データを送信することで、FAX送信が実行される(S45)。FAX送信が完了すると、電話回線網100との接続が切断される(S47)。そして分散構成多機能周辺装置1での動作が終了される。
以上説明したように、第1実施形態の説明例に係る分散構成多機能周辺装置1によれば、子機60の音声通話中に、MFP10から送信される送信データおよびFAX電話番号がBOX31で受信されると、FAX電話番号に基づいて、子機の音声通話先と送信データのデータ送信先とが一致するか否かが判断される。そして、音声通話先とデータ送信先とが一致すると判断されると、送信データの送信が実行される。これにより、あるユーザがMFP10から離れた場所で子機60を用いて音声通話を行っている期間中に、別のユーザがMFP10を操作して音声通話先の相手とは異なるデータ送信先の相手に送信データを送信しようとする場合においても、別のユーザが意図しない相手先(音声通話先)に送信データが送信されてしまう、という事態が発生することを防止できる。
また分散構成多機能周辺装置1では、音声通話先を特定する情報(通話先電話番号)およびデータ送信先を特定する情報(FAX電話番号)として、電話番号が使用される。そして、電話番号は、音声通話時やデータ送信時には必ず使用される情報であるため、特定情報としての専用の情報を用意する必要がない。よって、ユーザが入力する必要がある情報を最低限の情報量にすることができるため、ユーザの利便性を高めることができる。
第2実施形態に係る分散構成多機能周辺装置1の動作の具体例を、図5ないし図7のフローを用いて説明する。第2実施形態では、送信データを予めBOX31に記憶させておき、子機60での通話中に子機60の操作によりデータ送信を可能とする形態である。
図5を用いて、MFP10での操作フローを説明する。図5のフローは、ユーザが予めMFP10のスキャナ20を用いて送信データを作成し、作成した送信データをBOX31に記憶させておくフローである。S111において、CPU11は、FAX電話番号およびデータ蓄積命令の入力を受け付ける。データ蓄積命令は、BOX31に送信データを蓄積する旨の命令であり、ユーザによってMFP10のボタン入力部17を操作することで入力される。
S113において、CPU11は、付加情報の入力を行うか否かの入力を受け付ける。付加情報は、送信データをより細かく識別するための情報である。付加情報の例としては、タイトルや子機IDなどが挙げられる。タイトルは、送信データに付される情報であり、ユーザによって任意に作成される。なお、付加情報として、ユーザIDやパスワードなどを使用してもよいことは言うまでもない。
付加情報の入力を行う旨がユーザによって選択された場合(S113:YES)には、S117に進み、CPU11は、ユーザによる付加情報の入力を受け付ける。一方、付加情報の入力を行わない旨がユーザによって選択された場合(S113:NO)には、S115に進み、CPU11は、付加情報を自動で生成する。自動で生成される付加情報の例としては、スキャン時刻などが挙げられる。
S119において、CPU11は、スキャナ20を動作させ、送信データを生成する。S121において、CPU11は、送信データ、FAX電話番号、付加情報およびジョブIDを、無線通信202を用いてBOX31へ送信する。そしてMFP10での操作フローを終了する。
図6を用いて、BOX31での動作フローを説明する。S127において、BOX31は、MFP10から送信されてきた送信データ、FAX電話番号、付加情報およびジョブIDを受信し、RAM34またはEEPROM35に蓄積する。これにより、子機60が通話を行っていない期間に、送信データ等をMFP10で生成し、BOX31に送信して予め蓄積しておく動作が行われる。なおS127は、次ステップであるS131とは独立したステップである。
S131において、CPU32は、子機60から発呼指示を受信したか否かを判断する。発呼指示を受信していない場合(S131:NO)には、S131へ戻り待機する。一方、発呼指示を受信した場合(S131:YES)には、S133に進み、CPU32は、相手先電話番号へ発呼動作を行う。
S135において、子機60での通話が可能な状態とされる。また、子機60の音声通話先を特定する通話先電話番号が、RAM34に記憶される。
S137において、CPU32は、通話回線の切断命令を子機60から受信したか否かを判断する。切断命令を受信した場合(S137:YES)には、BOX31での動作フローが終了する。一方、切断命令を受信していない場合(S137:NO)には、子機60で通話中であると判断され、S139へ進む。S139において、CPU32は、子機60からリスト送信命令を受信したか否かを判断する。リスト送信命令を受信していない場合(S139:NO)にはS135へ戻り、リスト送信命令を受信している場合(S139:YES)にはS141へ進む。
S141において、CPU32は、予め蓄積されている送信データのうちから、データ送信先が子機60の音声通話先と一致する送信データを抽出する。この抽出処理は、通話先電話番号と一致するFAX電話番号を有する送信データを抽出することで行われる。そしてCPU32は、抽出した送信データの一覧であるリストを生成する。
S143において、CPU32は、子機60へリストを送信する。S145において、CPU32は、子機60からデータ送信指示を受信したか否かを判断する。データ送信指示を受信していない場合(S145:NO)にはS145へ戻り待機し、データ送信指示を受信した場合(S145:YES)にはS147へ進む。
S147において、選択された送信データが有するデータ送信先に送信データを送信することで、FAX送信が実行される。FAX送信が完了すると、S149において電話回線網100との接続が切断される。そしてBOX31での動作フローが終了される。
図7を用いて、子機60での動作フローを説明する。S161において、CPU62は、ユーザによる通話先電話番号の入力を受け付ける。S163において、CPU62は、ユーザによってボタン入力部68の外線通話開始ボタンが押下され、発呼指示の入力が受け付けられることに応じて、発呼指示を無線通信203を介してBOX31へ送信する。BOX31で外線接続指示が受信されることに応じて、S165に進み、外線接続状態とされ、子機60で通話可能とされる。また、通話先電話番号がBOX31のRAM34に記憶される。
S167において、ユーザによってボタン入力部68の送信キーが押下されることに応じて、リスト送信命令が子機60からBOX31へ送信される。S169において、CPU62は、BOX31から送信されてくるリストを受信する。S171において、CPU62は、受信したリストをパネル69に表示する。よってパネル69には、送信候補とされている送信データが複数表示される。
S173において、CPU62は、ユーザのボタン入力部68の操作により、付加情報がユーザによって入力されたか否かを判断する。付加情報が入力された場合(S173:YES)には、S175へ進む。S175において、CPU62は、パネル69に表示されている複数の送信データのうちから、入力された付加情報に関連する送信データのみを残すように表示する。すなわち、付加情報に基づき、送信候補とされている送信データを減らすことで絞込みをかけることができる。そしてS177へ進む。一方、付加情報が入力されない場合(S173:NO)には、S177へ進む。
S177において、CPU62は、ユーザによる送信データの選択と、データ送信指示の入力を受け付ける。データ送信指示の入力を受け付けると、CPU62は、選択された送信データを送信する旨のデータ送信指示を、BOX31へ送信する。そして子機60での操作フローが終了される。
第2実施形態に係る分散構成多機能周辺装置1の動作の具体例を、図8のシーケンス図を用いて説明する。例として、通話先電話番号とFAX電話番号とが一致する場合を説明する。
まず、被呼時において、外線接続状態とされるまでの動作を説明する。電話回線網100から着信すると、ナンバーディスプレイ情報の受信により発信元である通話先電話番号が取得されると共に、子機60が鳴動する(S801)。ユーザが子機60のボタン入力部68の外線通話開始ボタンを押下することに応じて、外線接続指示が子機60からBOX31へ送信される(S803)。BOX31で外線接続指示が受信され、外線接続状態とされる(S805)。また、通話先電話番号が、BOX31のRAM34に記憶される。
次に、発呼時において、外線接続状態とされるまでの動作を説明する。ユーザは、子機60のボタン入力部68を操作して、通話先電話番号を入力する(S161)。そして、ボタン入力部68の外線通話開始ボタンを押下して通話開始命令を入力すると、通話先電話番号および外線接続指示が子機60からBOX31へ送信される(S163)。BOX31で外線接続指示が受信され(S131:YES)、通話先電話番号へ発呼することで(S133)、外線接続状態とされる(S135)。また、通話先電話番号が、BOX31のRAM34に記憶される。
また、外線接続状態とされ子機60で通話中に、子機60からリスト送信命令を受信した場合の動作を説明する。外線接続状態とされ子機60で通話中において(S165)、ユーザが子機60のボタン入力部68の送信キーを押下することに応じて、リスト送信命令が子機60からBOX31へ送信される(S167)。BOX31では、子機60からリスト送信命令を受信し(S139:YES)、抽出処理を開始する(S141)。抽出処理では、予めBOX31のRAM34またはEEPROM35に蓄積されている送信データのうちから、データ送信先が子機60の音声通話先と一致する送信データが抽出される。そしてCPU32は、抽出した送信データの一覧であるリストを生成する。BOX31は、子機60へリストを送信する(S143)。
子機60は、BOX31から送信されてくるリストを受信し(S169)、受信したリストをパネル69に表示する(S171)。図9に、子機60のパネル69に表示されるリストの表示例を示す。図9は、3件の送信データが抽出されリストが生成された場合の例である。リストには、データ番号81、タイトル82、子機ID83、相手先電話番号84が含まれる。タイトル82および子機ID83は、送信データを蓄積する際に送信データに付加された付加情報である。なお、タイトル82の表示内容がユーザによって作成されなかった場合には、自動的にスキャン時刻が表示内容とされる。
ユーザは子機60のボタン入力部68を操作することで、リストの中の3つの送信候補の送信データの内から、送信するデータを選択する。選択が完了し、ボタン入力部68の送信キーが押下されると、選択された送信データを送信する旨のデータ送信指示が、BOX31へ送信される(S177)。BOX31において、子機60からデータ送信指示を受信すると(SS145:YES)、選択された送信データをデータ送信先に送信することでFAX送信を実行する。(S147)。データ送信が完了すると、電話回線網100との接続が切断される(S149)。そして分散構成多機能周辺装置1での動作が終了される。
以上説明したように、第2実施形態の説明例に係る分散構成多機能周辺装置1によれば、音声通話先と一致するデータ送信先を有する送信データのみを抽出したリストを、子機60に表示することが可能となる。そして、子機60に表示されるリストを用いて、BOX31に蓄積された複数の送信データのうちから送信する送信データを選択することができる。よって、子機60からデータ送信命令を行う際に、誤送信を防止することが可能となる。
また、子機60と相手先が通話中の期間において、MFP10からBOX31へ無線通信202を用いて送信データを送信する場合には、子機60によって無線通信203が行われているため、無線通信202と203とが干渉し、子機60での音声通話に音途切れが発生する可能性がある。そこで第2実施形態の説明例に係る分散構成多機能周辺装置1によれば、子機60が通話を行っていない期間に、予め送信データをMFP10で生成し、BOX31に送信して蓄積しておく。これにより、子機60が通話中の期間に、MFP10からBOX31へ送信データを送信する必要を無くすことができる。よって、子機60での音声通話に音途切れが発生することを防止することができる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
本実施形態では、音声通話先とデータ送信先とが一致するか否かを判断する情報として、通話先電話番号およびFAX電話番号が用いられる場合を説明したが、この形態に限られない。例えば、ユーザが使用する子機が決まっている場合は、子機IDを用いるとしてもよい。
第1実施形態では、ユーザがMFP10にFAX電話番号および送信開始命令を入力する際に、子機IDも入力する。そしてBOX31は、音声通話中の子機60の子機IDと、MFP10で入力された子機IDとが一致する場合には、音声通話先とデータ送信先とが一致すると判断し、音声通話先に送信データを送信する。これによっても、子機の音声通話先と送信データのデータ送信先とが一致するか否かを判断することができるため、ユーザが意図しない相手先に送信データが送信されてしまう、という事態が発生することを防止できる。
また第2実施形態では、ユーザがBOX31に送信データを蓄積する際に、子機IDを送信データに付加する。そしてBOX31は、付加されている子機IDが音声通話中の子機60の子機IDと一致する送信データを抽出する。これによっても、音声通話中の子機60の子機IDと一致する子機IDを有する送信データのみを抽出したリストを作成し、子機60に表示することが可能となる。
また、音声通話先とデータ送信先とが一致するか否かを判断する情報として、送信予定日時を使用するとしてもよい。この場合、送信予定日時は、ある特定の日時でもよいし、任意の期間でもよい。
また第2実施形態では、子機60からリスト送信命令を受信することに応じて、BOX31から子機60へリストが送信される形態を説明したが、この形態に限られない。子機60からリスト送信命令を受信するか否かに関わらず、BOX31でリストを作成し、子機60へリストを送信するとしてもよい。また、相手先電話番号が予め分かっている送信データがBOX31に蓄積されている場合には、リスト送信命令によるリスト受信を子機60で行わずに、子機60からのデータ送信指示によりFAX送信を実行する構成であってもよい。
また、通話先電話番号とFAX電話番号とが一致するか否かを判断する場合に、両電話番号の全部が一致する場合のみならず、例えば、市外局番などの一部が一致する場合に一致判定を行っても良いことは言うまでもない。
また第2実施形態では、BOX31において、自動で音声通話先とデータ送信先とを照合する場合を説明したが、この形態に限られない。子機60から手動で照合するとしてもよい。
なお、MFP10は多機能通信装置の一例、電話回線網100は外部の通信網の一例、BOX31は通信装置および回線制御装置の一例、相手先電話番号は相手先情報の一例、FAX電話番号は特定情報の一例、子機IDは子機識別情報の一例、リストは送信データリストの一例、である。
また、S29、S135を実行する制御部は相手先情報記憶手段の一例である。S31、S33、S141を実行する制御部は判断手段の一例である。S45、S147を実行する制御部は第1データ送信手段の一例である。S49を実行する制御部はデータ保持手段および第2データ送信手段の一例である。S27を実行する制御部は子機識別情報記憶手段の一例である。S25を実行する制御部は電話番号取得手段の一例である。S127を実行する制御部はデータ蓄積手段の一例である。S141を実行する制御部は抽出手段の一例である。S143を実行する制御部はリスト送信手段の一例である。S171を実行する制御部は表示手段の一例である。S177を実行する制御部はデータ送信命令送信手段の一例である。S167を実行する制御部はリスト送信命令送信手段の一例である。
1 分散構成多機能周辺装置
10 MFP
11、32、62 CPU
31 BOX
60 子機
100 電話回線網
202、203 無線通信

Claims (8)

  1. 少なくとも読取機能を備える多機能通信装置と、
    外部の通信網を介して、外部装置と音声通話を行う子機と、
    前記子機と前記多機能通信装置とを前記外部の通信網に中継する通信装置において、
    前記子機の音声通話先を特定する相手先情報を記憶する相手先情報記憶手段と、
    前記子機で音声通話が行われている期間に、送信データおよび前記送信データのデータ送信先を特定する特定情報を、前記多機能通信装置から受信することに応じて、前記相手先情報によって特定される前記音声通話先と前記特定情報によって特定される前記データ送信先とが一致するか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段によって前記音声通話先と前記データ送信先とが一致すると判断される場合に、前記データ送信先に前記送信データを送信する第1データ送信手段と、
    前記判断手段によって前記音声通話先と前記データ送信先とが一致しないと判断される場合に、前記送信データを記憶するデータ保持手段と
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記子機による音声通話が終了することに応じて、前記データ保持手段に保持された前記送信データを前記特定情報によって特定される前記データ送信先へ送信する第2データ送信手段
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記相手先情報および前記特定情報として電話番号が使用され、
    前記特定情報によって特定される前記データ送信先として前記音声通話先が使用され、
    前記判断手段は、前記相手先情報によって特定される前記音声通話先と前記特定情報によって特定される前記音声通話先とが一致するか否かを判断する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通信装置。
  4. 子機からの外線接続指示により受信した子機識別情報を記憶する子機識別情報記憶手段を備え、
    前記特定情報として複数の前記子機の各々に割り当てられた子機識別情報が使用され、
    前記判断手段は、前記子機識別情報記憶手段によって記憶された前記子機識別情報と前記特定情報によって特定された前記子機識別情報とが一致するか否かを判断する
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかに記載の通信装置。
  5. 被呼時において発信元電話番号を取得する電話番号取得手段を備え、
    前記相手先情報記憶手段は、前記電話番号取得手段で取得した前記発信元電話番号を前記相手先情報として記憶する
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れかに記載の通信装置。
  6. 少なくとも読取機能を備える多機能通信装置と、
    外部の通信網に接続され、前記多機能通信装置と前記通信網とのデータ通信を中継する回線制御装置と、
    前記回線制御装置と無線接続され、前記通信網とを介して、外部装置と音声通話を行う子機と
    を備える通信装置において、
    前記回線制御装置は、
    前記子機の音声通話先を特定する相手先情報を記憶する相手先情報記憶手段と、
    送信データおよび前記送信データのデータ送信先を特定する特定情報を多機能通信装置から受信して蓄積するデータ蓄積手段と、
    前記相手先情報によって特定される前記音声通話先と前記特定情報によって特定される前記データ送信先とが一致するか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段によって前記音声通話先と前記データ送信先とが一致していると判断された場合に、前記データ蓄積手段に蓄積された前記特定情報のうちから前記音声通話先と関連する前記特定情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段で抽出された前記特定情報から前記送信データに関する前記送信データリストを作成して前記子機に送信するリスト送信手段と、
    前記送信データを送信する旨のデータ送信命令を前記子機から受信することに応じて、前記データ送信先に前記送信データを送信する第1データ送信手段と、
    を備え、
    前記子機は、
    前記リスト送信手段によって送信されてきた前記送信データリストを表示する表示手段と、
    前記送信データリストのうちの何れの前記送信データを送信するかの選択を受け付け、選択された前記送信データについての前記データ送信命令を前記回線制御装置へ送信するデータ送信命令送信手段と
    を備えることを特徴とする通信装置。
  7. 前記子機は、
    前記送信データの一覧である送信データリストを送信する旨のリスト送信命令を前記回線制御装置へ送信するリスト送信命令送信手段を備え、
    前記抽出手段は、
    前記リスト送信命令を、前記子機で音声通話が行われている期間中に前記子機から受信することに応じて、前記データ蓄積手段に蓄積された前記特定情報を抽出する
    ことを特徴とする請求項6に記載の通信装置。
  8. 前記相手先情報および前記特定情報として電話番号が使用され、
    前記特定情報によって特定される前記データ送信先として前記音声通話先が使用され、
    前記抽出手段は、前記相手先情報によって特定される前記音声通話先と前記特定情報によって特定される前記音声通話先とが一致する前記送信データを抽出する
    ことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の通信装置。
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