JP5190694B2 - 物品収納設備における学習装置 - Google Patents
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Description
本発明に係る物品収納設備における学習装置は、複数の収納部の夫々に対する目標停止位置についての目標左右移動距離情報及び目標上下移動距離情報を学習するための装置である。
また、学習制御手段が、第2演算処理にて求めた上下方向基準検出体の夫々についての上下設置位置情報に基づいて上下方向検出手段にて上下方向基準検出体を検出するように物品移載手段を上下方向に移動させたのち、水平基準位置から水平方向検出手段にて上下方向基準検出体と同一の左右列に位置する学習マーク体を検出するように物品移載手段を左右方向に移動させる形態で、左右列ごとに物品移載手段を移動させるべく、左右移動手段及び上下移動手段の作動を制御する左右列移動処理、第1演算処理にて求めた左右方向基準検出体の夫々についての左右設置位置情報に基づいて左右方向検出手段にて左右方向基準検出体を検出するように物品移載手段を左右方向に移動させたのち、上下基準位置から上下方向検出手段にて水平方向基準検出体と同一の上下列に位置する学習マーク体を検出するように物品移載手段を上下方向に移動させる形態で、上下列ごとに物品移載手段を移動させるべく、左右移動手段及び上下移動手段の作動を制御する上下列移動処理、左右列移動処理において水平方向検出手段にて学習マーク体を検出したときの水平移動距離検出手段の検出情報から複数の学習マーク体の夫々について左右方向基準検出体に対する学習マーク体の水平方向での位置ずれ量を求め、その求めた位置ずれ量と左右方向基準検出体の左右設置位置情報とから学習マーク体の左右設置位置情報を求める第3演算処理、上下列移動処理において上下方向検出手段にて学習マーク体を検出したときの上下移動距離検出手段の検出情報から複数の学習マーク体の夫々について上下方向基準検出体に対する学習マーク体の上下方向での位置ずれ量を求め、その求めた位置ずれ量と上下方向基準検出体の上下設置位置情報とから学習マーク体の上下設置位置情報を求める第4演算処理を行うように構成されている(例えば、特許文献1参照。)。
前記複数の収納部の夫々に対して、前記目標左右移動距離情報及び前記目標上下移動距離情報を求めるための設定設置条件にて設置された複数の学習マーク体と、前記物品移載手段と一体的に移動する状態で前記物品搬送装置に装備されて、前記学習マーク体を検出する学習マーク体検出手段と、前記複数の学習マーク体の夫々についての左右方向での左右設置位置情報及び上下方向での上下設置位置情報を取得する取得処理、及び、その取得処理にて取得した前記左右設置位置情報及び前記上下設置位置情報と前記設定設置条件とから、前記複数の収納部の夫々についての目標左右移動距離情報及び目標上下移動距離情報を学習する学習処理を実行する学習制御手段とが設けられ、前記複数の学習マーク体は、前記左右方向に沿う左右列及び前記上下方向に沿う上下列に位置するように複数の列状に設置され、前記学習制御手段は、前記取得処理として、前記複数の学習マーク体のうち、前記複数の収納部のうちから定められた基準用収納部に対して設置された基準用学習マーク体について、前記学習制御手段に対する教示により前記基準用学習マーク体についての左右方向での基準左右設置位置情報及び上下方向での基準上下設置位置情報を取得する基準取得処理、前記複数の学習マーク体のうち、前記基準用学習マーク体以外の検出対象の学習マーク体の夫々について、前記基準取得処理にて取得した基準左右設置位置情報及び基準上下設置位置情報に基づいて、前記学習マーク体検出手段にて前記基準用学習マーク及び前記検出対象の学習マーク体を検出するように前記物品移載手段を移動させる移動情報を定めて、その移動情報に基づいて前記物品移載手段を移動させるように前記左右移動手段及び前記上下移動手段の作動を制御する移動処理、及び、前記移動処理において前記学習マーク体検出手段が前記検出対象の学習マーク体を検出したときの前記左右移動距離検出手段及び前記上下移動距離検出手段の検出情報に基づいて、前記検出対象の学習マーク体の夫々についての前記左右設置位置情報及び前記上下設置位置情報を求める演算処理を実行する検出対象取得処理を行うように構成されている点にある。
このように、複数の収納部の夫々に対して設けられた複数の学習マーク体のうちから、基準用学習マーク体を定め、その定めた基準用学習マーク体の基準左右設置位置情報及び基準上下設置位置情報を用いて定めた移動情報により物品移載手段を移動させて、複数の学習マーク体の全てについて左右設置位置情報及び上下設置位置情報を取得することにより、複数の収納部の夫々についての目標左右移動距離情報及び目標上下移動距離情報を学習することができる。よって、目標左右移動距離情報及び目標上下移動距離情報を学習するためには、新たに他のマーク体等を設ける必要がなく、複数の収納部の夫々に対して学習マーク体を設けるだけでよい。その結果、コストの低減を図るとともに、目標左右移動距離情報及び目標上下移動距離情報を学習する学習作業の簡素化を実現できる。
このようにして、まず、第1移動処理及び第2移動処理を行い、次に、第3移動処理及び第4移動処理を行うことにより、複数の学習マーク体に対してランダムに物品移載手段を移動させるのではなく、物品移載手段を順序立てて移動させることができ、物品移載手段の無駄な移動を抑制することができる。よって、学習作業を効率よく極力短時間で行うことができる。
しかも、搬出入用の収納部は、最上部に配置された収納部であるので、その最上部の収納部に対する目標左右移動距離情報及び目標上下移動距離情報を学習することにより、搬出入部の収納部についての目標左右移動距離情報及び目標上下移動距離情報を学習することができる。
そこで、本特徴構成では、基準用学習マーク体と同一の上下列に位置し且つ搬出入用学習マーク体と左右方向が一致するように設置された搬出入用基準マーク体を設け、上述の第2移動処理や第4移動処理とは異なる移動処理を行い、搬出入用学習マーク体の左右設置位置情報及び上下設置位置情報を取得するようにしている。つまり、まず、学習制御手段が、搬出入第1移動処理及び搬出入第1演算処理を行うことにより、搬出入用基準マーク体についての上下設置位置情報を求めている。次に、学習制御手段が、搬出入第2移動処理及び搬出入第2演算処理を行うことにより、搬出入用学習マーク体についての左右設置位置情報を求めている。最後に、学習制御手段が、搬出入第3移動処理及び搬出入第3演算処理を行うことにより、搬出入用学習マーク体についての上下設置位置情報を求めている。このように搬出入用の収納部をそれよりも下方側に位置する収納部と左右方向において異なる位置となるように配置した場合であっても、物品移載手段を順序立てて移動させながら、物品移載手段の無駄な移動を抑制して、搬出入用学習マーク体の夫々についての上下設置位置情報及び左右設置情報を取得できることになる。
まず、物品収納設備について説明する。
この物品収納設備は、図1〜図3に示すように、その周囲が囲まれた箱状に構成されており、上下方向及び左右方向に収納部1を複数備えた物品収納棚2と、その物品収納棚2における各収納部1に物品3を搬送自在な物品搬送装置4とが設けられている。ここで、物品3は、例えば、複数の半導体基板を収納した容器にて構成されている。
また、目標停止位置としては、収納部1に物品3を卸すときの卸し用の目標停止位置と、収納部1に収納されている物品3を掬いとるときの掬い用の目標停止位置とが定められている。卸し用の目標停止位置は、掬い用の目標停止位置よりも設定高さだけ高い位置となる。
マーク体39は、載置支持部7において棚前後方向の前方側に延びる一対の前方延出部分7aの一方側に設けられた反射体にて構成されている。マーク体検出センサ40は、マーク体39に向けて投光し、マーク体39にて反射された光を受光することによりマーク体39を検出するように構成されている。マーク体検出センサ40として、物品移載装置15が卸し用の目標停止位置に位置するときに斜め下方側に向けて投光することによりマーク体39を検出する卸し用のマーク体検出センサ40aと、物品移載装置15が掬い用の目標停止位置に位置するときに斜め上方側に向けて投光することによりマーク体39を検出する掬い用のマーク体検出センサ40bとが設けられている。
そこで、本発明に係る物品収納設備における学習装置は、複数の収納部1の夫々に対する目標停止位置についての目標左右移動距離情報及び目標上下移動距離情報を学習するように構成されている。
複数の収納部1の夫々に対して、目標左右移動距離情報及び目標上下移動距離情報を求めるための設定設置条件にて設置された複数の学習マーク体と、物品移載装置15と一体的に移動する状態で物品搬送装置4に装備されて、学習マーク体を検出する学習マーク体検出手段とが設けられている。学習マーク体は、マーク体39にて構成されており、学習マーク体検出手段は、マーク体検出センサ40にて構成されている。このように、学習マーク体及び学習マーク体検出手段を専用で設けるのではなく、物品移載装置15を目標停止位置に位置させているか否かを確認するためのマーク体39及びマーク検出センサ40を兼用することにより、構成の簡素化を図ることができる。
原点Pについては、原点Pに物品移載装置15を位置させたときに物品移載装置15を検出可能な原点検出センサが設けられており、この原点検出センサの検出情報から原点Pに物品移載装置15を位置させたことを検出できるように構成されている。
第1移動処理では、制御手段36が、図9に示すように、移動情報として、基準取得処理にて取得した基準左右設置位置情報(図8中ZX)に基づいて、マーク体検出センサ40にて基準用マーク体39b及びそれと同一の上下列に位置する基準上下列用マーク体39c(基準上下列用学習マーク体に相当する)を検出するように物品移載装置15を上下方向に移動させる第1移動情報V1を定めて、その第1移動情報V1に基づいてから物品移載装置15を移動させる。第1移動情報V1は、上下基準位置(図9中X軸)から上下方向に沿う直線状の移動経路を示すものとなる。制御手段36は、上下基準位置(図9中X軸)上の基準左右設置位置情報(図8中ZX)にて示される位置まで物品移載装置15を移動させ、その後、第1移動情報V1にて示される移動経路に沿って物品移載装置15を上下方向に移動させる。
第1演算処理では、制御手段36が、図9に示すように、第1移動処理においてマーク体検出センサ40が基準用マーク体39b、基準上下列用マーク体39c及び搬出入用基準マーク体41を検出したときの昇降用ロータリエンコーダ38の検出情報から基準用マーク体39b、基準上下列用マーク体39cの夫々及び搬出入用基準マーク体41についての上下設置位置情報(図9中、ZY1〜ZY7)を求める。制御手段36は、例えば、マーク体検出センサ40が基準用マーク体39bの検出を開始するときの昇降用ロータリエンコーダ38の検出移動距離と、マーク体検出センサ40が基準用マーク体39bの検出を終了するときの昇降用ロータリエンコーダ38の検出移動距離との平均値を、基準用マーク体39bの上下設置位置情報(ZY1)として求める。基準上下列用マーク体39c及び搬出入用基準マーク体41についても、同様にして、昇降用ロータリエンコーダ38の検出情報に基づいて上下設置位置情報(ZY2〜ZY7)を求める。この第1演算処理が搬出入第1演算処理に相当する。
第2移動処理では、制御手段39が、図9に示すように、移動情報として、基準取得処理にて取得した基準上下設置位置情報(図8中ZY)に基づいて、マーク体検出センサ40にて基準用マーク体39b及びそれと同一の左右列に位置する基準左右列用マーク体39d(基準左右列用学習マーク体に相当する)を検出するように物品移載装置15を左右方向に移動させる第2移動情報V2を定めて、その第2移動情報V2に基づいて物品移載装置15を移動させる。第2移動情報V2は、左右基準位置(図9中Y軸)から左右方向に沿う直線状の移動経路を示すものとなる。制御手段36は、左右基準位置(図9中Y軸)上の基準左右設置位置情報(図8中ZY)にて示される位置まで物品移載装置15を移動させ、その後、第2移動情報V2にて示される移動経路に沿って物品移載装置15を左右方向に移動させる。
第2演算処理では、制御手段36が、図9に示すように、第2移動処理においてマーク体検出センサ40が基準用マーク体39b及び基準左右列用マーク体39dを検出したときの移動用ロータリエンコーダ37の検出情報から基準用マーク体39b及び基準左右列用マーク体39dの夫々についての左右設置位置情報(図9中、ZX1〜ZX3)を求める。制御手段36は、例えば、マーク体検出センサ40が基準用マーク体39bの検出を開始するときの昇降用ロータリエンコーダ38の検出移動距離と、マーク体検出センサ40が基準用マーク体39bの検出を終了するときの昇降用ロータリエンコーダ38の検出移動距離との平均値を、基準用マーク体39bの左右設置位置情報(ZX1)として求める。基準左右列用マーク体39dについても、同様にして、移動用ロータリエンコーダ38の検出情報に基づいて左右設置位置情報(ZX2〜ZX3)を求める。
第3移動処理では、制御手段36が、図10に示すように、移動情報として、第1演算処理にて求めた基準上下列用マーク体39cの夫々についての上下設置位置情報(ZY2〜ZY7)に基づいてマーク体検出センサ40にて基準上下列用マーク体39cを検出するように物品移載装置15を上下方向に移動させたのち、マーク体検出センサ40にて基準上下列用マーク体39c及びそれと同一の左右列に位置するマーク体39を検出するように物品移載装置15を左右方向に移動させる形態で、左右列ごとに物品移載装置15を移動させる第3移動情報V3を定めて、その第3移動情報V3に基づいて物品移載装置15を移動させる。第3移動情報V3は、左右基準位置(Y軸)から左右方向に沿う直線状の移動経路を示すものとなる。制御手段36は、左右基準位置(Y軸)上の上下設置位置情報(ZY2)にて示される位置まで物品移載装置15を移動させたのち、第3移動情報V3にて示される移動経路に沿って物品移載装置15を左右方向に移動させる。その次に、制御手段36は、左右基準位置(Y軸)上の上下設置位置情報(ZY3)にて示される位置まで物品移載装置15を移動させたのち、第3移動情報V3にて示される移動経路に沿って物品移載装置15を左右方向に移動させる。このようにして、複数の左右列のうち、下方側の左右列から順に物品移載装置15を移動させる。制御手段36がこの第3移動処理を行うことにより、マーク体検出センサ40にて搬出入用基準マーク体41及び搬出入用マーク体39aを検出するように物品移載装置15を移動させることになるので、この第3移動処理が搬出入第2移動処理に相当する。
第3演算処理では、制御手段36が、図10に示すように、第3移動処理においてマーク体検出センサ40が基準上下列用マーク体39c及びマーク体39を検出したときの移動用ロータリエンコーダ37の検出情報から基準上下列用マーク体39c及びマーク体39の全てについての左右設置位置情報(例えば、図示したように、ZX12,ZX22,ZX32,ZX13,ZX23,ZX33,HX1,HX2)を求める。制御手段36は、第1演算処理や第2演算処理と同様に、マーク体検出センサ40がマーク体39の検出を開始するとき及び終了するときの移動用ロータリエンコーダ37の検出移動距離の平均値を左右設置位置情報として求める。この第3演算処理が搬出入第2演算処理に相当する。
第4移動処理では、制御手段36が、図10に示すように、移動情報として、第2演算処理にて求めた基準左右列用マーク体39dの夫々及び搬出入用マーク体39aの夫々についての左右設置位置情報(ZX2,ZX3,HX1,HX2)に基づいてマーク体検出センサ40にて基準左右列用マーク体39d及び搬出入用マーク体39aを検出するように物品移載装置15を左右方向に移動させたのち、マーク体検出センサ40にて基準左右列用マーク体39d及びそれと同一の上下列に位置するマーク体39並びに搬出入用マーク体39aを検出するように物品移載装置15を上下方向に移動させる形態で、上下列ごとに物品移載装置15を移動させる第4移動情報V4を定めて、その第4移動情報V4に基づいて物品移載装置15を移動させる。第4移動情報V4は、上下基準位置(X軸)から上下方向に沿う直線状の移動経路を示すものとなる。制御手段36は、例えば、上下基準位置(X軸)上の左右設置位置情報(HX1)にて示される位置まで物品移載装置15を移動させたのち、第4移動情報V4にて示される移動経路に沿って物品移載装置15を上下方向に移動させる。その次に、制御手段36は、上下基準位置(X軸)上の左右設置位置情報(ZX2)にて示される位置まで物品移載装置15を移動させたのち、第4移動情報V4にて示される移動経路に沿って物品移載装置15を上下方向に移動させる。このようにして、複数の上下列のうち、左右基準位置(Y軸)に近い側の上下列から順に物品移載装置15を移動させる。制御手段36がこの第4移動処理を行うことにより、マーク体検出センサ40にて搬出入用マーク体39aを検出するように物品移載装置15を移動させることになるので、この第4移動処理が搬出入第3移動処理に相当する。
第4演算処理では、制御手段36が、図10に示すように、第4移動処理においてマーク体検出センサ40が基準左右列用マーク体39d、マーク体39及び搬出入用マーク体39aを検出したときの昇降用ロータリエンコーダ38の検出情報から基準左右列用マーク体39d、マーク体39の全て及び搬出入用マーク体39aについての上下設置位置情報(例えば、図示したように、ZY22,ZY23,ZY32,ZY33,HY1,HY2)を求める。制御手段36は、第1演算処理や第2演算処理と同様に、マーク体検出センサ40がマーク体39の検出を開始するとき及び終了するときの昇降用ロータリエンコーダ38の検出移動距離の平均値を上下設置位置情報として求める。この第4演算処理が搬出入第3演算処理に相当する。
(1)上記実施形態では、第1〜4移動処理の夫々において、第1〜第4移動情報として、その移動開始位置を左右基準位置や上下基準位置としているが、その移動開始位置をどのような位置に定めるかは適宜変更が可能である。例えば、第1及び第2移動処理では、第1及び第2移動情報として、マーク体検出センサ40にて基準用マーク体39bを検出する位置を移動開始位置と定めることができ、第3及び第4移動処理では、マーク体検出センサ40にて基準上下列用マーク体39cや基準左右列用マーク体39dを検出する位置を移動開始位置と定めることができる。
1a 搬出入用の収納部
2 物品収納棚
3 物品
4 物品搬送装置
20 左右移動手段
29 上下移動手段
37 左右移動距離検出手段(移動用ロータリエンコーダ)
38 上下移動距離検出手段(昇降用ロータリエンコーダ)
39 学習マーク体(マーク体)
39a 搬出入用学習マーク体(搬出入用マーク体)
39b 基準用学習マーク体(基準用マーク体)
39c 基準上下列用学習マーク体(基準上下列用マーク体)
39d 基準左右列用学習マーク体(基準左右列用マーク体)
40 学習マーク体検出手段(マーク体検出センサ)
41 搬出入用基準マーク体
Claims (5)
- 収納部を左右方向及び上下方向に複数並べて備えた物品収納棚と、
前記物品収納棚の前方の移動空間において物品移載手段を左右方向に移動させる左右移動手段と前記物品移載手段を上下方向に移動させる上下移動手段とを備えた物品搬送装置と、
前記物品移載手段の左右方向での左右基準位置からの左右移動距離を検出する左右移動距離検出手段と、
前記物品移載手段の上下方向での上下基準位置からの上下移動距離を検出する上下移動距離検出手段と、
前記複数の収納部の夫々に対する目標停止位置についての前記左右基準位置からの目標左右移動距離情報及び前記上下基準位置からの目標上下移動距離情報、並びに、前記左右移動距離検出手段及び前記上下移動距離検出手段の検出情報に基づいて、前記目標停止位置に前記物品移載手段を移動させるべく、前記左右移動手段及び前記上下移動手段の作動を制御し、且つ、前記収納部に対して物品を搬出入すべく、前記物品移載手段の作動を制御する制御手段とが設けられた物品収納設備における学習装置であって、
前記複数の収納部の夫々に対して、前記目標左右移動距離情報及び前記目標上下移動距離情報を求めるための設定設置条件にて設置された複数の学習マーク体と、
前記物品移載手段と一体的に移動する状態で前記物品搬送装置に装備されて、前記学習マーク体を検出する学習マーク体検出手段と、
前記複数の学習マーク体の夫々についての左右方向での左右設置位置情報及び上下方向での上下設置位置情報を取得する取得処理、及び、その取得処理にて取得した前記左右設置位置情報及び前記上下設置位置情報と前記設定設置条件とから、前記複数の収納部の夫々についての目標左右移動距離情報及び目標上下移動距離情報を学習する学習処理を実行する学習制御手段とが設けられ、
前記複数の学習マーク体は、前記左右方向に沿う左右列及び前記上下方向に沿う上下列に位置するように複数の列状に設置され、
前記学習制御手段は、前記取得処理として、
前記複数の学習マーク体のうち、前記複数の収納部のうちから定められた基準用収納部に対して設置された基準用学習マーク体について、前記学習制御手段に対する教示により前記基準用学習マーク体についての左右方向での基準左右設置位置情報及び上下方向での基準上下設置位置情報を取得する基準取得処理、
前記複数の学習マーク体のうち、前記基準用学習マーク体以外の検出対象の学習マーク体の夫々について、前記基準取得処理にて取得した基準左右設置位置情報及び基準上下設置位置情報に基づいて、前記学習マーク体検出手段にて前記基準用学習マーク及び前記検出対象の学習マーク体を検出するように前記物品移載手段を移動させる移動情報を定めて、その移動情報に基づいて前記物品移載手段を移動させるように前記左右移動手段及び前記上下移動手段の作動を制御する移動処理、及び、前記移動処理において前記学習マーク体検出手段が前記検出対象の学習マーク体を検出したときの前記左右移動距離検出手段及び前記上下移動距離検出手段の検出情報に基づいて、前記検出対象の学習マーク体の夫々についての前記左右設置位置情報及び前記上下設置位置情報を求める演算処理を実行する検出対象取得処理を行うように構成されている物品収納設備における学習装置。 - 前記学習制御手段は、前記検出対象取得処理において、
前記移動情報として、前記基準取得処理にて取得した基準左右設置位置情報に基づいて、前記学習マーク体検出手段にて前記基準用学習マーク体及びそれと同一の上下列に位置する基準上下列用学習マーク体を検出するように前記物品移載手段を上下方向に移動させる第1移動情報を定めて、その第1移動情報に基づいて前記物品移載手段を移動させる第1移動処理、
前記第1移動処理において前記学習マーク体検出手段が前記基準上下列用学習マーク体を検出したときの前記上下移動距離検出手段の検出情報から前記基準上下列用学習マーク体の夫々についての前記上下設置位置情報を求める第1演算処理、
前記移動情報として、前記基準取得処理にて取得した基準上下設置位置情報に基づいて、前記学習マーク体検出手段にて前記基準用学習マーク体及びそれと同一の左右列に位置する基準左右列用学習マーク体を検出するように前記物品移載手段を左右方向に移動させる第2移動情報を定めて、その第2移動情報に基づいて前記物品移載手段を移動させる第2移動処理、
前記第2移動処理において前記学習マーク体検出手段が前記基準左右列用学習マーク体を検出したときの前記左右移動距離検出手段の検出情報から前記基準左右列用学習マーク体の夫々についての前記左右設置位置情報を求める第2演算処理、
前記移動情報として、前記第1演算処理にて求めた前記基準上下列用学習マーク体の夫々についての前記上下設置位置情報に基づいて前記学習マーク体検出手段にて前記基準上下列用学習マーク体を検出するように前記物品移載手段を上下方向に移動させたのち、前記学習マーク体検出手段にて前記基準上下列用学習マーク体及びそれと同一の左右列に位置する前記学習マーク体を検出するように前記物品移載手段を左右方向に移動させる形態で、左右列ごとに前記物品移載手段を移動させる第3移動情報を定めて、その第3移動情報に基づいて前記物品移載手段を移動させる第3移動処理、
前記第3移動処理において前記学習マーク体検出手段が前記学習マーク体を検出したときの前記左右移動距離検出手段の検出情報から前記学習マーク体についての前記左右設置位置情報を求める第3演算処理、
前記移動情報として、前記第2演算処理にて求めた前記基準左右列用学習マーク体の夫々についての前記左右設置位置情報に基づいて前記学習マーク体検出手段にて前記基準左右列用学習マーク体を検出するように前記物品移載手段を左右方向に移動させたのち、前記学習マーク体検出手段にて前記基準左右列用学習マーク体及びそれと同一の上下列に位置する前記学習マーク体を検出するように前記物品移載手段を上下方向に移動させる形態で、上下列ごとに前記物品移載手段を移動させる第4移動情報を定めて、その第4移動情報に基づいて前記物品移載手段を移動させる第4移動処理、
前記第4移動処理において前記学習マーク体検出手段が前記学習マーク体を検出したときの前記上下移動距離検出手段の検出情報から前記学習マーク体についての前記上下設置位置情報を求める第4演算処理を行うように構成されている請求項1に記載の物品収納設備における学習装置。 - 前記学習制御手段に対する教示として、前記学習マーク体検出手段にて前記基準用学習マーク体を検出するように前記物品移載手段を位置させたときと、前記左右基準位置及び前記上下基準位置に前記物品移載手段を位置させたときとの前記左右移動距離検出手段及び前記上下移動距離検出手段の検出情報から求めた前記左右基準位置に対する前記基準左右設置位置情報及び前記上下基準位置に対する前記基準上下設置位置情報を教示するように構成されている請求項1又は2に記載の物品収納設備における学習装置。
- 前記複数の収納部のうち、最上部に配置された収納部は、天井側の移動経路に沿って移動自在な天井搬送装置が物品を移載自在な搬出入用の収納部として構成されている請求項1〜3の何れか1項に記載の物品収納設備における学習装置。
- 前記搬出入用の収納部は、それよりも下方側に位置する前記収納部と左右方向において異なる位置となるように構成され、
前記搬出入用の収納部に対して設置された搬出入用学習マーク体は、前記学習マーク体と左右方向において異なる位置に設置され、
前記基準用学習マーク体と同一の上下列に位置し且つ前記搬出入用学習マーク体と左右方向が一致するように設置された搬出入用基準マーク体が設けられ、
前記学習制御手段は、前記搬出入用学習マーク体についての前記左右設置位置情報及び前記上下設置位置情報を取得する搬出入取得処理として、前記基準取得処理にて取得した基準左右設置位置情報及び基準上下設置位置情報に基づいて、前記学習マーク体検出手段にて前記基準用学習マーク体及び前記搬出入用基準マーク体を検出するように前記物品移載手段を上下方向に移動させる搬出入第1移動情報を定めて、その搬出入第1移動情報に基づいて前記物品移載手段を移動させる搬出入第1移動処理、
前記第1搬出入移動処理において前記学習マーク体検出手段が前記搬出入用基準マーク体を検出したときの前記上下移動距離検出手段の検出情報から前記搬出入用基準マーク体についての前記上下設置位置情報を求める搬出入第1演算処理、
前記搬出入用第1演算処理にて求めた前記搬出入用基準マーク体についての前記上下設置位置情報に基づいて前記学習マーク体検出手段にて前記搬出入用基準マーク体を検出するように前記物品移載手段を上下方向に移動させたのち、前記学習マーク体検出手段にて前記搬出入用基準マーク体及び前記搬出入用学習マーク体を検出するように前記物品移載手段を左右方向に移動させる搬出入第2移動情報を定めて、その搬出入第2移動情報に基づいて前記物品移載手段を移動させる搬出入第2移動処理、
前記搬出入第2移動処理において前記学習マーク体検出手段が前記搬出入用学習マーク体を検出したときの前記左右移動距離検出手段の検出情報から前記搬出入用学習マーク体についての前記左右設置位置情報を求める搬出入第2演算処理、
前記搬出入第2演算処理にて求めた前記搬出入用学習マーク体についての前記左右位置情報に基づいて前記学習マーク体検出手段にて前記搬出入用学習マーク体を検出するように前記物品移載手段を左右方向に移動させたのち、前記学習マーク体検出手段にて前記搬出入用学習マーク体を検出するように前記物品移載手段を上下方向に移動させる形態で、複数の搬出入用学習マーク体に対して前記物品移載手段を移動させる搬出入第3移動情報を定めて、その搬出入第3移動情報に基づいて前記物品移載手段を移動させる搬出入第3移動処理、
前記搬出入第3移動処理において前記学習マーク体検出手段が前記搬出入用学習マーク体を検出したときの前記上下移動距離検出手段の検出情報から前記搬出入用学習マーク体についての前記上下設置位置情報を求める搬出入第3演算処理を行うように構成されている請求項4に記載の物品収納設備における学習装置。
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