JP5034179B2 - 台紙レスラベルプリンタ、及び台紙レスラベル用紙の切断方法 - Google Patents
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Description
1−a) 印字されて送られてきた用紙を弛ませることによって粘着活性化部(以下、活性化部という)の上流側に滞留させ、印字終了後に用紙搬送を一旦止めて滞留状態のままカットする。
1−b) 印字された用紙を途中で滞留させることなく随時活性化部へ送って加熱処理をし、印字が終わった時点で搬送を一旦止めて用紙をカットする。
2) 用紙の搬送と同期して回転する回転体の外周面に刃が取り付けられたロータリカッタを用いて、搬送を止めることなく用紙をカットする。
まず、1−a)の方法では、用紙を滞留させるためのスペースを設けなければならないため、プリンタが大型化してしまう。また、1−b)の方法では、用紙を切断するため搬送を停止している間で、感熱粘着層の粘着剤が融解した後に粘着剤のかす等が活性化部のサーマルヘッドに付着してしまい、事実上、用紙カットをすることができない。
一方、上記2)の方法では、ロータリカッタの構造が複雑であるためプリンタの装置価格が高くなってしまう。
図1は、この発明の一実施形態によるラベルプリンタの印字機構部1の構成を示す図である。この印字機構部1は、用紙ロール2から引き出されたラベル用紙3の印字面3aに印字をする印字部4と、ラベル用紙3を所定の長さに切断して一片のラベルとするためのカッタ5と、ラベル用紙3の粘着面3bを加熱することによって粘着性を活性化する活性化部6とを備えている。
ラベル用紙3は、印字面3aには加熱によって発色する感熱記録層が、粘着面3bには加熱によって粘着性が活性化する感熱粘着層が、それぞれ設けられた帯状の用紙であって、粘着面3bが外側になるようにして用紙ロール2を形成している。また、粘着面3bの感熱粘着層に塗布された粘着剤が加熱されてから融解するまでには、一定のディレイタイムがある。そのため、ラベル用紙3を搬送しながら粘着面3bを加熱する場合には、融けた粘着剤がサーマルヘッド(後述)に付着することはないが、搬送を止めた状態で加熱を行うと、サーマルヘッドに粘着剤が付着することになる。
第1サーマルヘッド4aは、多数の微細な薄膜発熱素子がラベル用紙3の搬送方向(以下、用紙搬送方向という)に対して垂直な方向にアレイ状に配設した発熱体であり、当接したラベル用紙3の印字面3aを所定の温度に加熱することで感熱記録層を発色させるものである。
第1プラテンローラ4bは、外周表面が凹凸のない弾性部材で覆われた円柱状のローラであり、円柱軸は第1サーマルヘッド4aの発熱素子配列方向と平行に保持されて、その円柱軸の周りにステッピングモータ(図2参照)で回転駆動されるようになっている。
第2サーマルヘッド6aは、第1サーマルヘッド4aと同様の発熱素子からなる発熱体であり、当接したラベル用紙3の粘着面3bを加熱することによって同表面に粘着力を発現させるものである。
第2プラテンローラ6bは、第1プラテンローラ4bと同様のローラである。
CPU10はROM11上のプログラムを実行して本ラベルプリンタの動作を統括する中央演算処理装置であり、ROM11は本ラベルプリンタの制御プログラムや制御用データ等を記憶する読み出し専用メモリである。RAM12は、ラベル印字用の各種商品データが定義された商品ファイル(図3参照)やラベル印字のフォーマットが定義された書式ファイル(図4参照)のほか、各種の設定データや一時データを記憶する随時書き込み読み出しメモリであり、電源オフ時も商品ファイルや書式ファイルを保持するようバッテリでバックアップされている。
インタフェース15は、CPU10等と後述する各駆動部やモータとの間でデータの入出力を行う。
カッター駆動部18はカッター5を駆動する駆動回路である。
ステッピングモータ20・21は、所定の印字位置若しくは加熱位置へラベル用紙3が搬送されるよう、それぞれ第1および第2プラテンローラ4b・6bを回転駆動する。
ここで“商品番号”は商品名と一対一に対応して付与された通し番号であり、バーコードは各商品固有の13桁の数字である。
また、“印字フォーマット”は次に述べる書式ファイル中の“フォーマット番号”を指定するデータであり、商品毎に適切な書式でラベル印字をするためのものである。
このように本ラベルプリンタでは、書式ファイルにあらかじめ印字フォーマットを登録しておくことで、様々なサイズや書式でラベルを作成できるようになっている。
まず、オペレータが操作部13を操作することによってRAM12から商品ファイルを呼び出して、その内容を表示部14に表示させる。そして、これからラベルを作成しようとする商品を選び、操作部13のタッチパネルにより入力を行う。すると、当該選択された商品に関連付けられた印字フォーマットがRAM12内の書式ファイルから呼び出されて、当該フォーマットにしたがって商品名や値段の文字・数字が整形され、印字データとしてRAM12の一時記憶エリアに書き込まれる(ステップS1)。
さらに、商品ファイルと書式ファイルを利用してラベル長を設定するようにしているので、様々なラベルや印字書式に対応することができる。
また、カッタは活性化部よりも上流側に位置しているため、同カッタに粘着剤が付着することがないようになっている。
例えば、上記実施形態における印字部4は、第1サーマルヘッド4aにより印字面3aの感熱記録層を発色させて印字を行う熱転写式であるが、その他の方式の印字機構により印字部4を構成することもできる。例えば、インクジェット方式やドットインパクト方式やレーザー方式等を適用してもよい。
Claims (2)
- 表面に印字面を備え、裏面に感熱粘着面を備えた台紙レスラベル用紙の前記印字面に印字を行い、さらに前記感熱粘着面を発熱素子が加熱して粘着性を発生させることによって対象物に貼付するラベルを発行する台紙レスラベルプリンタにおいて、
前記印字面に印字を行うサーマルヘッドに対向して設けられた第1のプラテンローラおよび前記発熱素子に対向して設けられた第2のプラテンローラからなり、前記台紙レスラベル用紙を搬送する搬送手段と、
前記搬送手段によって搬送されてきた前記台紙レスラベル用紙の前記感熱粘着面を前記発熱素子により加熱させる粘着活性化手段と、
前記台紙レスラベル用紙を、その紙面に略垂直な面内で刃を変位させることによって切断する切断手段と、
前記台紙レスラベル用紙の前記感熱粘着面が前記発熱素子に対する当接位置に達したら、前記粘着活性化手段に前記発熱素子による加熱を開始させる第1の制御手段と、
前記発熱素子による加熱を停止させた後に前記搬送手段による前記台紙レスラベル用紙の搬送を所定位置で停止させ、前記台紙レスラベル用紙の搬送の停止後に前記切断手段を動作させ、前記切断手段による切断後に該切断された台紙レスラベル用紙の搬送を開始させ、前記発熱素子による加熱を開始させる第2の制御手段と、
を設けたことを特徴とする台紙レスラベルプリンタ。 - 表面に印字面を備え、裏面に感熱粘着面を備えた台紙レスラベル用紙の前記印字面に印字を行って該用紙を下流に搬送するステップと、
前記台紙レスラベル用紙の前記感熱粘着面が発熱素子によって粘着活性化される位置に達したら、前記感熱粘着面の加熱を開始させるステップと、
前記台紙レスラベル用紙の切断箇所がカッタの切断位置に到達する前に前記発熱素子による加熱を停止させ、前記台紙レスラベル用紙の切断箇所がカッタの切断位置に到達したときに前記台紙レスラベル用紙の搬送を停止させて、前記台紙レスラベル用紙を、その紙面に略垂直な面内で前記カッタを変位させることによって切断させるステップと、
前記切断後、該切断された台紙レスラベル用紙の搬送を開始させ、加熱を開始させるステップと、
からなることを特徴とする台紙レスラベル用紙の切断方法。
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