[go: up one dir, main page]

JP5007540B2 - 表示装置 - Google Patents

表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5007540B2
JP5007540B2 JP2006245154A JP2006245154A JP5007540B2 JP 5007540 B2 JP5007540 B2 JP 5007540B2 JP 2006245154 A JP2006245154 A JP 2006245154A JP 2006245154 A JP2006245154 A JP 2006245154A JP 5007540 B2 JP5007540 B2 JP 5007540B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
conductive member
display panel
liquid crystal
front side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006245154A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008065213A (ja
Inventor
聡史 野口
知克 衣川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Epson Imaging Devices Corp
Original Assignee
Epson Imaging Devices Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Epson Imaging Devices Corp filed Critical Epson Imaging Devices Corp
Priority to JP2006245154A priority Critical patent/JP5007540B2/ja
Publication of JP2008065213A publication Critical patent/JP2008065213A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5007540B2 publication Critical patent/JP5007540B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

この発明は、表示装置に関し、特に、液晶表示装置などの表示装置に関する。
従来、表示装置として、液晶の光学的性質の変化を利用して表示を行う液晶表示装置が
知られている。従来の液晶表示装置としては、縦方向電界方式の液晶表示装置や横方向電
界方式の液晶表示装置などがある。
また、従来の液晶表示装置は、一般的に、TFT基板およびCF基板が液晶層を挟んで
対向配置された構造を有する液晶表示パネルを含んでいる。なお、TFT基板とは、CF
基板と対向する表面に薄膜トランジスタ(TFT)が作り込まれた基板であり、CF基板
とは、TFT基板と対向する表面上にカラーフィルタ(CF)が形成された基板である。
そして、従来の縦方向電界方式の液晶表示装置では、TFT基板およびCF基板の互いに
対向する表面上の各々に電極が形成されており、その電極により生成される縦方向電界に
よって液晶層内の液晶分子の配向方向が制御される。また、従来の横方向電界方式の液晶
表示装置では、TFT基板のCF基板と対向する表面上にのみ電極が形成されており、そ
の電極により生成される横方向電界によって液晶層内の液晶分子の配向方向が制御される
。このように、従来の液晶表示装置では、液晶層内の液晶分子の配向方向を制御すること
により光の透過率を変化させることによって、種々の文字や画像などが表示される。
なお、上記した従来の横方向電界方式の液晶表示装置では、電極が形成されないCF基
板側において静電気が発生することに起因して、液晶層に対して意図しない電界が印加さ
れる場合があるという不都合がある。このため、従来の横方向電界方式の液晶表示装置で
は、電極が形成されないCF基板側において静電気対策が施されている(たとえば、特許
文献1参照)。
上記特許文献1には、CF基板のTFT基板とは反対側の表面上に透明導電膜が配置さ
れているとともに、その透明導電膜が液晶表示パネルを収納するための金属ケースに電気
的に接続された横方向電界方式の液晶表示装置が開示されている。なお、上記特許文献1
の金属ケースは、接地電位に接続されている。上記のように構成された特許文献1では、
電極が形成されないCF基板側における電荷の蓄積が抑制されるので、静電気に起因する
不具合が発生するのを抑制することが可能となる。
ところで、上記した従来の横方向電界方式の液晶表示装置は、自動車に搭載されるヘッ
ドアップディスプレイとして使用される場合がある。図18は、横方向電界方式の液晶表
示装置を用いた従来のヘッドアップディスプレイの構造を示した概略図である。図18を
参照して、従来のヘッドアップディスプレイは、自動車のダッシュボード(図示せず)な
どに装着されるとともに、ヘッドアップディスプレイの前面側に位置する被表示体として
のフロントガラス(図示せず)に表示光L101を投射することが可能なように構成され
ている。なお、ヘッドアップディスプレイから出射される表示光L101は、ヘッドアッ
プディスプレイの後面側に設けられたバックライト(図示せず)からの光L102がヘッ
ドアップディスプレイに入射されることによって生成される。
また、従来のヘッドアップディスプレイは、横方向電界方式の液晶表示パネル101と
、その液晶表示パネル101の前面側に設けられた前面側ケース102と、液晶表示パネ
ル101の後面側に設けられた後面側ケース103とを備えている。横方向電界方式の液
晶表示パネル101では、TFT基板111およびCF基板112が液晶層(図示せず)
を挟んで対向配置されている。また、TFT基板111のCF基板112とは反対側の表
面上には、後面側偏光板113が配置されているとともに、CF基板112のTFT基板
111とは反対側の表面上には、前面側偏光板114が配置されている。そして、CF基
板112と前面側偏光板114との間に、静電気対策用の透明導電膜115が配置されて
いる。
また、前面側ケース102は、フロントガラスを透過した光が前面側ケース102の前
面側の表面で反射するのを抑制するために、光を反射しにくい樹脂によって構成されてい
る。これにより、フロントガラスを透過した光が前面側ケース102の前面側の表面で反
射することに起因して、フロントガラスに表示される文字や画像などが不鮮明になるとい
う不都合が発生するのを抑制することが可能となる。また、前面側ケース102は、液晶
表示パネル101を取り囲むように配置された側部102aを有している。
また、後面側ケース103は、金属板を折り曲げることによって構成されているととも
に、前面側ケース102の側部102aの外側面に沿って配置された側部103aを有し
ている。この後面側ケース103は、図示しないが、接地電位に接続されている。なお、
金属製の後面側ケース103の側部103aを樹脂製の前面側ケース102の側部102
aの外側に配置しているのは、前面側ケース102および後面側ケース103によって構
成される収納ケースの側部が脆くなるのを抑制するためである。
特開平9−258203号公報
しかしながら、図18に示した従来のヘッドアップディスプレイ(横方向電界方式の液
晶表示装置)の構造では、液晶表示パネル101の前面側において、透明導電膜115と
後面側ケース(金属ケース)103とを電気的に接続するのが困難になるという不都合が
ある。その結果、図18に示した従来の構造では、液晶表示パネル101の前面側におい
て静電気対策を行うのが困難になるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の目的
は、表示パネルの一方の表面側における静電気対策を容易に行うことが可能な表示装置を
提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の一の局面による表示装置は、光の出射側である一方の表面側に透明導電膜が配置された表示パネルと、前記表示パネルの前記一方の表面側に設けられ、前記表示パネルを取り囲むように配置された第1側部を有する樹脂ケースと、前記表示パネルの前記一方の表面とは反対の他方の表面側に設けられ、前記樹脂ケースの第1側部の外側面に沿って配置された第2側部を有する金属ケースと、前記表示パネルの透明導電膜に電気的に接続された導電部材とを備え、前記樹脂ケースの所定領域には、前記導電部材の一部を前記樹脂ケースの外側に引き出すための開口部が形成されていることを特徴とする。
この一の局面による表示装置では、上記のように、表示パネルを取り囲むように配置さ
れた第1側部を有する樹脂ケースが表示パネルの一方の表面側(表示パネルの透明導電膜
が配置された側)に設けられているとともに、樹脂ケースの第1側部の外側面に沿って配
置された第2側部を有する金属ケースが表示パネルの他方の表面側(表示パネルの透明導
電膜が配置されていない側)に設けられた構成において、樹脂ケースの所定領域に、表示
パネルの透明導電膜に電気的に接続された導電部材の一部を樹脂ケースの外側に引き出す
ための開口部を形成することによって、導電部材の一部を樹脂ケースの開口部から樹脂ケ
ースの外側に引き出すことができるので、導電部材と金属ケースとの電気的な接続を容易
に行うことができる。すなわち、導電部材による透明導電膜と金属ケースとの電気的な接
続を容易に行うことができる。その結果、表示パネルの一方の表面側における静電気対策
を容易に行うことができる。
上記一の局面による表示装置において、好ましくは、樹脂ケースの開口部は、樹脂ケー
スの第1側部に形成されており、導電部材の一部は、樹脂ケースの第1側部に形成された
開口部から樹脂ケースの外側に引き出されている。このように構成すれば、樹脂ケースの
第1側部の外側面に沿って金属ケースの第2側部が配置されているので、導電部材の一部
を樹脂ケースの第1側部に形成された開口部から樹脂ケースの外側に引き出すことにより
、複雑な引き回しを行うことなく、導電部材の一部を金属ケース(金属ケースの第2側部
)に電気的に接続することができる。
この場合、好ましくは、樹脂ケースの第1側部に形成された開口部から樹脂ケースの外
側に引き出された導電部材の一部は、金属ケースの第2側部の内側面に電気的に接続され
ている。このように構成すれば、導電部材の一部を樹脂ケースの外側に引き出すための開
口部が樹脂ケースの第1側部に形成されている場合において、容易に、導電部材の一部を
金属ケース(金属ケースの第2側部)に電気的に接続することができる。
上記一の局面による表示装置において、好ましくは、導電部材は、表示パネルの透明導
電膜に接触する第1接触部を有するとともに、その第1接触部が表示パネルの透明導電膜
に接触することによって表示パネルの透明導電膜に電気的に接続されており、導電部材の
第1接触部は、表示パネルの透明導電膜を付勢することが可能なように構成されている。
このように構成すれば、導電部材の第1接触部が透明導電膜から離れるのを抑制すること
ができるので、導電部材と透明導電膜との電気的な接続を確実に行うことができる。
上記一の局面による表示装置において、好ましくは、導電部材は、金属ケースに接触す
る第2接触部を有するとともに、その第2接触部が金属ケースに接触することによって金
属ケースに電気的に接続されており、導電部材の第2接触部は、金属ケースを付勢するこ
とが可能なように構成されている。このように構成すれば、導電部材の第2接触部が金属
ケースから離れるのを抑制することができるので、導電部材と金属ケースとの電気的な接
続を確実に行うことができる。
上記一の局面による表示装置において、好ましくは、樹脂ケースは、導電部材が嵌め込
まれる溝部を有する第1ケース部材と、第1ケース部材の溝部の開放端を塞ぐ閉塞部を有
する第2ケース部材とを含み、樹脂ケースの開口部は、第1ケース部材の溝部と、第2ケ
ース部材の閉塞部とが組み合わされることによって構成されている。このように構成すれ
ば、第1ケース部材の溝部に導電部材を嵌め込んだ後に第1ケース部材の溝部と第2ケー
ス部材の閉塞部とを組み合わせることにより、容易に、導電部材の一部が樹脂ケースの開
口部から樹脂ケースの外側に引き出された状態にすることができる。
以上のように、本発明によれば、表示パネルの一方の表面側における静電気対策を容易
に行うことが可能な表示装置を得ることができる。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態によるヘッドアップディスプレイ(表示装置)を前面側
から見た場合の斜視図である。図2は、図1に示した第1実施形態によるヘッドアップデ
ィスプレイの分解斜視図である。図3は、図1に示した第1実施形態によるヘッドアップ
ディスプレイの液晶表示パネルの断面図である。図4は、図1に示した第1実施形態によ
るヘッドアップディスプレイの前面側ケースの分解斜視図であり、図5は、図1に示した
第1実施形態によるヘッドアップディスプレイの前面側ケースの平面図である。図6は、
図1に示した第1実施形態によるヘッドアップディスプレイの前面側ケースに保持される
導電部材の斜視図である。図7〜図10は、図1に示した第1実施形態によるヘッドアッ
プディスプレイの前面側ケースの詳細な構造を説明するための図である。まず、図1〜図
10を参照して、第1実施形態によるヘッドアップディスプレイ(表示装置)の構造につ
いて説明する。
第1実施形態によるヘッドアップディスプレイ(表示装置)は、図1および図2に示す
ように、横方向電界方式の液晶表示パネル1と、液晶表示パネル1の前面側に設けられた
前面側ケース2と、液晶表示パネル1の後面側に設けられた後面側ケース3とを備えてい
る。前面側ケース2は、樹脂からなるとともに、光の反射を抑制することが可能なように
構成されている。具体的には、前面側ケース2の色を黒色にしたり、前面側ケース2の表
面に微細な凹凸を付与することで光を乱反射させるようにしている。また、後面側ケース
3は、金属板を折り曲げることによって構成されている。また、図示しないが、金属製の
後面側ケース3は、接地電位に接続されている。そして、液晶表示パネル1は、前面側ケ
ース2と後面側ケース3とを組み合わせることによって構成された箱状の収納ケースの内
部に収納されている。なお、液晶表示パネル1は、本発明の「表示パネル」の一例である
。また、前面側ケース2は、本発明の「樹脂ケース」の一例であり、後面側ケース3は、
本発明の「金属ケース」の一例である。
また、収納ケースの内部に液晶表示パネル1が収納された状態では、液晶表示パネル1
の表示領域1a以外の非表示領域1bが前面側ケース2により覆われるとともに、液晶表
示パネル1が後面側ケース3に載置される。さらに、収納ケースの内部に液晶表示パネル
1が収納された状態では、液晶表示パネル1を取り囲むように前面側ケース2の側部2a
、2b、2cおよび2dが配置されるとともに、その前面側ケース2の側部2a〜2dの
外側面に沿って後面側ケース3の側部3a、3b、3cおよび3dが配置される。なお、
側部2a〜2dは、本発明の「第1側部」の一例であり、側部3a〜3dは、本発明の「
第2側部」の一例である。
また、液晶表示パネル1は、図3に示すように、後面側に位置するTFT基板11と前
面側に位置するCF基板12との間に液晶層13が挟持された構造を有している。なお、
TFT基板11のCF基板12と対向する表面には、図示しない薄膜トランジスタ(TF
T)が作り込まれているとともに、CF基板12のTFT基板11と対向する表面上には
、カラーフィルタ(CF)12aが形成されている。また、TFT基板11のCF基板1
2と対向する表面上には、液晶層13内に横方向電界を生成するための画素電極14およ
び共通電極15が形成されている。そして、液晶層13内の液晶分子の配向方向は、画素
電極14と共通電極15との間で生成される横方向電界により制御される。
なお、横方向電界により制御される液晶表示パネルとは、液晶層を挟持した一対の基板
のうちの一方の基板の液晶層側に第1電極と第2電極とが形成された構造を有し、その第
1電極と第2電極との間に生じる電界によって液晶層を駆動するものである。したがって
、液晶層を挟持した一対の基板のうちの一方の基板の液晶層側に第1電極が形成され、か
つ、第1電極上に絶縁膜を介して第2電極が形成された構造を有し、その第1電極と第2
電極との間に生じる電界によって液晶層を駆動するいわゆるフリンジ・フィールド・スィ
ッチング(Fringe Field Switching)モードの液晶表示パネルな
ども上記した横方向電界により制御される液晶表示パネルに含まれる。
また、TFT基板11のCF基板12とは反対側の表面上には、後面側偏光板16が設
けられているとともに、CF基板12のTFT基板11とは反対側の表面上には、前面側
偏光板17が設けられている。この後面側偏光板16および前面側偏光板17は、各々の
透過軸方向が互いに約90°ずれるように配置されている。
また、液晶表示パネル1は、前面側に配置された静電気対策用のITO膜18をさらに
含んでいる。具体的には、液晶表示パネル1のITO膜18は、CF基板12と前面側偏
光板17との間に配置されている。このITO膜18は、後述する導電部材31を介して
後面側ケース3に電気的に接続される(図7参照)。このため、第1実施形態では、液晶
表示パネル1の前面側における電荷の蓄積が抑制されるので、静電気に起因する不具合が
発生するのを抑制することが可能となる。なお、ITO膜18は、本発明の「透明導電膜
」の一例である。ここで、第1実施形態では、ITO膜18以外の他の透明導電膜を用い
てもよい。たとえば、前面側偏光板17を貼り付ける際に用いる接着剤に導電性材料を混
在させ、その導電性材料が混在した接着剤を透明導電膜としてもよい。また、前面側偏光
板17を導電性を有する材料で作製し、その導電性を有する前面側偏光板17を透明導電
膜としてもよい。
また、図2に示すように、液晶表示パネル1(TFT基板11)には、FPC(フレキ
シブルプリント配線板)19が接続されている。このFPC19の外部接続端子19a(
図1参照)は、自動車側の電子機器(図示せず)に接続される。
また、図4に示すように、第1実施形態の前面側ケース2は、液晶表示パネル1の非表
示領域1b(図2参照)を覆う被覆部21aを有するケース部材21と、液晶表示パネル
1の側端面を支持する支持部22aを有するケース部材22とに分割されている。なお、
ケース部材21および22は、それぞれ、本発明の「第2ケース部材」および「第1ケー
ス部材」の一例である。
また、図4および図5に示すように、ケース部材21の側部2aおよび2bに対応する
部分には、それぞれ、外側に向かって突出する係合片21bが2つずつ形成されている。
また、ケース部材22の側部2aおよび2bに対応する部分の各々には、外側に向かって
突出する係合片22bが1つずつ形成されているとともに、ケース部材22の側部2cに
対応する部分には、外側に向かって突出する係合片22bが2つ形成されている。また、
図2に示すように、後面側ケース3の側部3aおよび3bには、それぞれ、上記した前面
側ケース2(ケース部材21および22)の係合片21bおよび22bと係合する係合孔
3eが3つずつ形成されている。また、後面側ケース3の側部3cには、上記した前面側
ケース2(ケース部材22)の係合片22bと係合する係合孔3eが2つ形成されている
。そして、図1に示すように、前面側ケース2(ケース部材21および22)の係合片2
1bおよび22bが後面側ケース3の係合孔3eに係合することによって、前面側ケース
2が後面側ケース3に対して固定される。また、前面側ケース2が後面側ケース3に対し
て固定されることによって、前面側ケース2と後面側ケース3とにより構成される収納ケ
ースが箱状に保持される。
また、図4に示すように、ケース部材22の側部2dに対応する部分には、前後方向(
A方向)に凹むように溝部22cが形成されている。このケース部材22の溝部22cの
開放端は、図1および図2に示すように、ケース部材21および22が組み合わされるこ
とによって、ケース部材21の被覆部21aの側部2d側の部分21c(以下、閉塞部2
1cという)により塞がれる。このため、ケース部材21および22を組み合わせること
によって、ケース部材21の閉塞部21cとケース部材22の溝部22cとにより構成さ
れる開口部2eが前面側ケース2の側部2dに形成されることになる。また、後面側ケー
ス3の側部3d(前面側ケース2の開口部2eに対応する部分)には、開口部(切り欠き
部)3fが形成されている。そして、前面側ケース2および後面側ケース3により構成さ
れる収納ケースの内部に液晶表示パネル1が収納された状態において、液晶表示パネル1
に接続されるFPC19の外部接続端子19aは、前面側ケース2および後面側ケース3
の各々の開口部2eおよび3fから外側に引き出される。
ここで、第1実施形態では、図4に示すように、前面側ケース2の側部2cに、上記し
た静電気対策に用いられる導電部材31が保持されている。この導電部材31は、図6お
よび図7に示すように、約0.1mmの厚みを有するステンレス製の板バネによって構成
されているとともに、2つのバネ部31aおよび31bがL字状の連結部31cを介して
一体的に連結された形状を有している。また、導電部材31のバネ部31aは、前面側ケ
ース2の側部2cの内側に配置されているとともに、導電部材31のバネ部31bは、前
面側ケース2の側部2cの外側に配置されている。また、導電部材31のバネ部31aは
、前後方向(A方向)に付勢力が発生するように曲げられている。また、導電部材31の
バネ部31bは、側部2cの厚み方向(B方向)に付勢力が発生するようにU字状に2つ
折りにされている。なお、第1実施形態では、導電部材31のU字状のバネ部31bは、
その開放端がA方向に向かないように配置されている。
また、導電部材31のバネ部31aは、液晶表示パネル1に含まれるITO膜18の前
面側の表面に接触する接触部31dを有しており、導電部材31は、その接触部31dが
ITO膜18の前面側の表面に接触することによってITO膜18に電気的に接続されて
いる。また、導電部材31のバネ部31aの先端は、ITO膜18の前面側の表面に接触
しないように曲げられている。さらに、導電部材31のバネ部31bは、後面側ケース3
の側部3cの内側面に接触する接触部31eを有しており、導電部材31は、その接触部
31eが後面側ケース3の側部3cの内側面に接触することによって後面側ケース3に電
気的に接続されている。なお、接触部31dおよび31eは、それぞれ、本発明の「第1
接触部」および「第2接触部」の一例である。
また、第1実施形態では、前面側ケース2の側部2cの導電部材31が保持される部分
は、以下のような構造を有している。すなわち、第1実施形態では、図7〜図9に示すよ
うに、前面側ケース2の構成部材であるケース部材22の側部2cに対応する部分に、A
方向に凹むように溝部22dが形成されている。このケース部材22の溝部22dの開放
端は、図9に示すように、ケース部材21および22が組み合わされることによって、ケ
ース部材21の被覆部21aの側部2c側の部分21d(以下、閉塞部21dという)に
より塞がれる。このため、第1実施形態では、ケース部材21および22を組み合わせる
ことによって、ケース部材21の閉塞部21dとケース部材22の溝部22dとにより構
成される開口部2fが前面側ケース2の側部2cに形成されることになる。
そして、第1実施形態では、導電部材31の連結部31cがケース部材22の溝部22
dに嵌め込まれた状態でケース部材21および22が組み合わされることによって、前面
側ケース2の側部2cに導電部材31が保持されている。すなわち、第1実施形態では、
導電部材31のバネ部31b(接触部31e)は、前面側ケース2の側部2cに形成され
た開口部2fから前面側ケース2の側部2cの外側に引き出された状態となっている。
また、前面側ケース2の側部2cに導電部材31が保持された状態では、導電部材31
の連結部31cは、ケース部材21の閉塞部21dにより後面側に向かって押圧されてい
る。これにより、導電部材31のバネ部31a(接触部31d)においてA方向の付勢力
が発生している。このため、前面側ケース2の側部2cに導電部材31が保持された状態
では、導電部材31の接触部31dにより液晶表示パネル1に含まれるITO膜18の前
面側の表面が付勢される。
また、図7〜図9に示すように、ケース部材22の溝部22d周辺の部分22eのB方
向の厚みは、導電部材31のバネ部31b(接触部31e)を配置するためのスペースを
確保するために、他の部分22fのB方向の厚みよりも小さくなるように設定されている
。すなわち、前面側ケース2の側部2cに導電部材31が保持された状態では、導電部材
31のバネ部31b(接触部31e)は、ケース部材22の部分22eの外側面と後面側
ケース3の側部3cの内側面との間に挟み込まれている。これにより、導電部材31のバ
ネ部31b(接触部31e)においてB方向の付勢力が発生している。このため、前面側
ケース2の側部2cに導電部材31が保持された状態では、導電部材31の接触部31e
により後面側ケース3の側部3cの内側面が付勢される。
また、図8および図10に示すように、ケース部材22の側部2cに対応する部分の外
側面には、導電部材31のバネ部31bの折り曲げられた部分31fが挿入される溝部2
2gが形成されている。なお、ケース部材22の溝部22dのC方向(図8参照)の幅は
、導電部材31の連結部31cのC方向の幅よりも大きくなるように設定されている。し
たがって、ケース部材22の溝部22dに導電部材31の連結部31cを嵌め込んだ後に
導電部材31をC方向にスライドさせることによって、ケース部材22の折り曲げられた
部分31fをケース部材22の溝部22gに挿入することができる。
第1実施形態では、上記のように、樹脂製の前面側ケース2の側部2cに、液晶表示パ
ネル1のITO膜18に電気的に接続された導電部材31の一部(接触部31e)を前面
側ケース2の外側に引き出すための開口部2fを形成することによって、導電部材31の
一部(接触部31e)を前面側ケース2の開口部2fから前面側ケース2の外側に引き出
すことができるので、金属製の後面側ケース3と導電部材31との電気的な接続を容易に
行うことができる。すなわち、導電部材31によるITO膜18と後面側ケース3との電
気的な接続を容易に行うことができる。その結果、液晶表示パネル1の前面側における静
電気対策を容易に行うことができる。
また、第1実施形態では、上記のように、前面側ケース2の側部2cに開口部2fを形
成することによって、前面側ケース2の側部2a〜2dの外側面に沿って後面側ケース3
の側部3a〜3dが配置されているので、導電部材31の一部(接触部31e)を前面側
ケース2の側部2cに形成された開口部2fから前面側ケース2の外側に引き出すことに
より、複雑な引き回しを行うことなく、導電部材31の一部(接触部31e)を後面側ケ
ース3の側部3cの内側面に電気的に接続することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、導電部材31の接触部31dにより液晶表示
パネル1に含まれるITO膜18の前面側の表面が付勢されるように構成することによっ
て、導電部材31の接触部31dがITO膜18の前面側の表面から離れるのを抑制する
ことができるので、ITO膜18と導電部材31との電気的な接続を確実に行うことがで
きる。この場合、導電部材31を金属製の板バネにより構成することによって、上記のよ
うな導電部材31を容易に得ることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、導電部材31の接触部31eにより後面側ケ
ース3の側部3cの内側面が付勢されるように構成することによって、導電部材31の接
触部31eが後面側ケース3の側部3cの内側面から離れるのを抑制することができるの
で、後面側ケース3と導電部材31との電気的な接続を確実に行うことができる。この場
合、導電部材31を金属製の板バネにより構成することによって、上記のような導電部材
31を容易に得ることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、前面側ケース2を2つのケース部材21およ
び22に分割し、前面側ケース2の側部2cに形成される開口部2fを、ケース部材21
に設けられた閉塞部21dとケース部材22に設けられた溝部22dとにより構成するこ
とによって、ケース部材22の溝部22dに導電部材31を嵌め込んだ後にケース部材2
1および22を組み合わせることにより、容易に、導電部材31の一部(接触部31e)
が前面側ケース2の開口部2fから前面側ケース2の外側に引き出された状態にすること
ができる。
(第2実施形態)
図11は、本発明の第2実施形態によるヘッドアップディスプレイ(表示装置)の分解
斜視図である。図12は、図11に示した第2実施形態によるヘッドアップディスプレイ
の前面側ケースの分解斜視図であり、図13は、図11に示した第2実施形態によるヘッ
ドアップディスプレイの前面側ケースの平面図である。図14は、図11に示した第2実
施形態によるヘッドアップディスプレイの前面側ケースに保持される導電部材の斜視図で
ある。図15および図16は、図11に示した第2実施形態によるヘッドアップディスプ
レイの前面側ケースの詳細な構造を説明するための図である。次に、図11〜図16を参
照して、第2実施形態によるヘッドアップディスプレイ(表示装置)の構造について説明
する。なお、第2実施形態の液晶表示パネル1および後面側ケース3の構造は、上記した
第1実施形態の液晶表示パネル1および後面側ケース3の構造と同様である。
この第2実施形態では、図11に示すように、上記第1実施形態と同様、樹脂製の前面
側ケース40と金属製の後面側ケース3とを組み合わせることによって箱状の収納ケース
が構成されているとともに、その収納ケースの内部に液晶表示パネル1が収納されている
。また、収納ケースの内部に液晶表示パネル1が収納された状態では、液晶表示パネル1
の表示領域1a以外の非表示領域1bが前面側ケース40により覆われるとともに、液晶
表示パネル1が後面側ケース3に載置される。さらに、収納ケースの内部に液晶表示パネ
ル1が収納された状態では、液晶表示パネル1を取り囲むように前面側ケース40の側部
40a、40b、40cおよび40dが配置されるとともに、その前面側ケース40の側
部40a〜40dの外側面に沿って後面側ケース3の側部3a、3b、3cおよび3dが
配置される。なお、前面側ケース40は、本発明の「樹脂ケース」の一例であり、側部4
0a〜40dは、本発明の「第1側部」の一例である。
また、図12に示すように、第2実施形態の前面側ケース40は、液晶表示パネル1の
非表示領域1b(図11参照)を覆う被覆部41aを有するケース部材41と、液晶表示
パネル1の側端面を支持する支持部42aを有するケース部材42とに分割されている。
なお、ケース部材41および42は、それぞれ、本発明の「第2ケース部材」および「第
1ケース部材」の一例である。
また、図12および図13に示すように、ケース部材41の側部40aおよび40bに
対応する部分には、それぞれ、外側に向かって突出する係合片41bが2つずつ形成され
ている。また、ケース部材42の側部40aおよび40bに対応する部分の各々には、外
側に向かって突出する係合片42bが1つずつ形成されているとともに、ケース部材42
の側部40cに対応する部分には、外側に向かって突出する係合片42bが2つ形成され
ている。そして、図11に示すように、前面側ケース40(ケース部材41および42)
の係合片41bおよび42bが後面側ケース3の係合孔3eに係合することによって、前
面側ケース40が後面側ケース3に対して固定される。また、前面側ケース40が後面側
ケース3に対して固定されることによって、前面側ケース40と後面側ケース3とにより
構成される収納ケースが箱状に保持される。
また、図12に示すように、ケース部材42の側部40dに対応する部分には、A方向
に凹むように溝部42cが形成されている。このケース部材42の溝部42cの開放端は
、図11に示すように、ケース部材41および42が組み合わされることによって、ケー
ス部材41の被覆部41aの側部40d側の部分41c(以下、閉塞部41cという)に
より塞がれる。このため、ケース部材41および42を組み合わせることによって、ケー
ス部材41の閉塞部41cとケース部材42の溝部42cとにより構成される開口部40
eが前面側ケース40の側部40dに形成されることになる。なお、前面側ケース40の
開口部40eからは、上記第1実施形態と同様、液晶表示パネル1に接続されるFPC1
9の外部接続端子(図示せず)が外側に引き出される。
ここで、第2実施形態では、図12に示すように、前面側ケース40の側部40cに、
約0.1mmの厚みを有するステンレス製の板バネからなる導電部材51が保持されてい
る。この導電部材51は、上記第1実施形態の導電部材31と同様、液晶表示パネル1(
図11参照)の前面側において静電気対策を行うために設けられている。また、導電部材
51は、図14および図15に示すように、2つの接触部51aおよび51bを有してい
る。導電部材51の接触部51aは、液晶表示パネル1に含まれるITO膜18の前面側
の表面に接触するように、前面側ケース40の側部40cの内側に配置されている。その
一方、導電部材51の接触部51bは、後面側ケース3の側部3cの内側面に接触するよ
うに、前面側ケース40の側部40cの外側に配置されている。なお、接触部51aおよ
び51bは、それぞれ、本発明の「第1接触部」および「第2接触部」の一例である。
また、導電部材51の接触部51aには、接触部51aを挟むように配置された一対の
バネ部51cが一体的に形成されている。この導電部材51のバネ部51cは、A方向に
付勢力が発生するように曲げられている。また、導電部材51の接触部51bは、B方向
に付勢力が発生するようにU字状に2つ折りにされたバネ部51dの先端部によって構成
されている。なお、導電部材51のU字状のバネ部51dは、その開放端がA方向に向く
ように配置されている。また、導電部材51のバネ部51dは、接触部51aに一体的に
連結されている。
また、第2実施形態では、前面側ケース40の側部40cの導電部材51が保持される
部分は、以下のような構造を有している。すなわち、第2実施形態では、図15および図
16に示すように、前面側ケース40の構成部材であるケース部材42の側部40cに対
応する部分に、A方向に凹むように溝部42dが形成されている。このケース部材42の
溝部42dの開放端は、図16に示すように、ケース部材41および42が組み合わされ
ることによって、ケース部材41の被覆部41aの側部40c側の部分41d(以下、閉
塞部41dという)により塞がれる。このため、第2実施形態では、ケース部材41およ
び42を組み合わせることによって、ケース部材41の閉塞部41dとケース部材42の
溝部42dとにより構成される開口部40fが前面側ケース40の側部40cに形成され
ることになる。
そして、第2実施形態では、導電部材51の接触部51aがケース部材42の溝部42
dに嵌め込まれた状態でケース部材41および42が組み合わされることによって、前面
側ケース40の側部40cに導電部材51が保持されている。すなわち、第2実施形態で
は、導電部材51のバネ部51d(接触部51b)は、前面側ケース40の側部40cに
形成された開口部40fから前面側ケース40の側部40cの外側に引き出された状態と
なっている。
また、前面側ケース40の側部40cに導電部材51が保持された状態では、導電部材
51のバネ部51cは、ケース部材41の閉塞部41dにより後面側に向かって押圧され
ている。これにより、導電部材51のバネ部51c(接触部51a)においてA方向の付
勢力が発生している。このため、前面側ケース40の側部40cに導電部材51が保持さ
れた状態では、導電部材51の接触部51aにより液晶表示パネル1に含まれるITO膜
18の前面側の表面が付勢される。
また、図15および図16に示すように、ケース部材42の溝部42d周辺の部分42
eのB方向の厚みは、導電部材51のバネ部51d(接触部51b)を配置するためのス
ペースを確保するために、他の部分42fのB方向の厚みよりも小さくなるように設定さ
れている。すなわち、前面側ケース40の側部40cに導電部材51が保持された状態で
は、導電部材51のバネ部51d(接触部51b)は、ケース部材42の部分42eの外
側面と後面側ケース3の側部3cの内側面との間に挟み込まれている。これにより、導電
部材51のバネ部51d(接触部51b)においてB方向の付勢力が発生している。この
ため、前面側ケース40の側部40cに導電部材51が保持された状態では、導電部材5
1の接触部51bにより後面側ケース3の側部3cの内側面が付勢される。
第2実施形態では、上記のように構成することによって、上記第1実施形態と同様の効
果を得ることができる。
図17は、上記した第1および第2実施形態によるヘッドアップディスプレイを含む装
置の概略図である。次に、図17を参照して、第1および第2実施形態によるヘッドアッ
プディスプレイを含む装置について説明する。なお、以下の説明では、第1および第2実
施形態によるヘッドアップディスプレイをヘッドアップディスプレイ61とする。
第1および第2実施形態によるヘッドアップディスプレイ61は、図17に示すように
、被表示体(たとえば、自動車のフロントガラスなど)60に表示光L1を投射すること
が可能なように所定の装置に装着されている。具体的には、ヘッドアップディスプレイ6
1は、バックライト62と凹面鏡63との間に配置されている。そして、ヘッドアップデ
ィスプレイ61から出射される表示光L1は、バックライト62からの光L2がヘッドア
ップディスプレイ61に入射されることによって生成される。また、ヘッドアップディス
プレイ61から出射される表示光L1は、凹面鏡63により被表示体60側に反射されて
被表示体60に投射される。なお、上記したヘッドアップディスプレイ61、バックライ
ト62および凹面鏡63は、表示光L1を透過させるための窓部64aを有するケース6
4の内部に収納されている。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと
考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範
囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が
含まれる。
たとえば、上記第1および第2実施形態では、ヘッドアップディスプレイに本発明を適
用する例を説明したが、本発明はこれに限らず、ヘッドアップディスプレイ以外の表示装
置にも適用可能である。
また、上記第1および第2実施形態では、静電気対策用の導電部材として、板バネから
なる導電部材を用いたが、本発明はこれに限らず、バネ性を持たない導電部材を用いても
よい。
また、上記第1および第2実施形態では、樹脂ケースを2つに分割したが、本発明はこ
れに限らず、樹脂ケースを2つに分割しなくてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、静電気対策用の透明導電膜を別途設けたが、
本発明はこれに限らず、前面側偏光板に導電性を持たせるとともに、その導電性を有する
前面側偏光板を静電気対策用の膜としても機能させるようにしてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、静電気対策用の導電部材を図6(第1実施形
態)および図14(第2実施形態)に示したような形状にしたが、本発明はこれに限らず
、静電気対策用の導電部材を図6および図14に示した形状以外の形状にしてもよい。こ
こで、静電気対策用の導電部材を図6に示したような形状にすることによって、その外形
を大きくすることができるので、導電部材を組み付ける際の作業性を向上させることがで
きる。
本発明の第1実施形態によるヘッドアップディスプレイ(表示装置)を前面側から見た場合の斜視図である。 図1に示した第1実施形態によるヘッドアップディスプレイの分解斜視図である。 図1に示した第1実施形態によるヘッドアップディスプレイの液晶表示パネルの断面図である。 図1に示した第1実施形態によるヘッドアップディスプレイの前面側ケースの分解斜視図である。 図1に示した第1実施形態によるヘッドアップディスプレイの前面側ケースの平面図である。 図1に示した第1実施形態によるヘッドアップディスプレイの前面側ケースに保持される導電部材の斜視図である。 図1に示した第1実施形態によるヘッドアップディスプレイの前面側ケースの詳細な構造を説明するための斜視図である。 図1に示した第1実施形態によるヘッドアップディスプレイの前面側ケースの詳細な構造を説明するための平面図である。 図8の100−100線に沿った断面図である。 図8の200−200線に沿った断面図である。 本発明の第2実施形態によるヘッドアップディスプレイ(表示装置)の分解斜視図である。 図11に示した第2実施形態によるヘッドアップディスプレイの前面側ケースの分解斜視図である。 図11に示した第2実施形態によるヘッドアップディスプレイの前面側ケースの平面図である。 図11に示した第2実施形態によるヘッドアップディスプレイの前面側ケースに保持される導電部材の斜視図である。 図11に示した第2実施形態によるヘッドアップディスプレイの前面側ケースの詳細な構造を説明するための斜視図である。 図15の300−300線に沿った断面図である。 第1および第2実施形態によるヘッドアップディスプレイを含む装置の概略図である。 従来のヘッドアップディスプレイの構造を示した概略図である。
符号の説明
1 液晶表示パネル(表示パネル)
18 ITO膜(透明導電膜)
2、40 前面側ケース(樹脂ケース)
2a、2b、2c、2d、40a、40b、40c、40d 側部(第1側部)
2f、40f 開口部
3 後面側ケース(金属ケース)
3a、3b、3c、3d 側部(第2側部)
21、41 ケース部材(第2ケース部材)
21c、41c 閉塞部
22、42 ケース部材(第1ケース部材)
22d、42d 溝部
31、51 導電部材
31d、51a 接触部(第1接触部)
31e、51b 接触部(第2接触部)

Claims (6)

  1. 光の出射側である一方の表面側に透明導電膜が配置された表示パネルと、
    前記表示パネルの前記一方の表面側に設けられ、前記表示パネルを取り囲むように配置された第1側部を有する樹脂ケースと、
    前記表示パネルの前記一方の表面とは反対の他方の表面側に設けられ、前記樹脂ケースの第1側部の外側面に沿って配置された第2側部を有する金属ケースと、
    前記表示パネルの透明導電膜に電気的に接続された導電部材とを備え、
    前記樹脂ケースの所定領域には、前記導電部材の一部を前記樹脂ケースの外側に引き出すための開口部が形成されていることを特徴とする表示装置。
  2. 前記樹脂ケースの開口部は、前記樹脂ケースの第1側部に形成されており、
    前記導電部材の一部は、前記樹脂ケースの第1側部に形成された開口部から前記樹脂ケースの外側に引き出されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記樹脂ケースの第1側部に形成された開口部から前記樹脂ケースの外側に引き出された前記導電部材の一部は、前記金属ケースの第2側部の内側面に電気的に接続されていることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記導電部材は、前記表示パネルの透明導電膜に接触する第1接触部を有するとともに、前記第1接触部が前記表示パネルの透明導電膜に接触することによって前記表示パネルの透明導電膜に電気的に接続されており、
    前記導電部材の第1接触部は、前記表示パネルの透明導電膜を付勢することが可能なように構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の表示装置。
  5. 前記導電部材は、前記金属ケースに接触する第2接触部を有するとともに、前記第2接触部が前記金属ケースに接触することによって前記金属ケースに電気的に接続されており、
    前記導電部材の第2接触部は、前記金属ケースを付勢することが可能なように構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の表示装置。
  6. 前記樹脂ケースは、前記導電部材が嵌め込まれる溝部を有する第1ケース部材と、前記第1ケース部材の溝部の開放端を塞ぐ閉塞部を有する第2ケース部材とを含み、
    前記樹脂ケースの開口部は、前記第1ケース部材の溝部と、前記第2ケース部材の閉塞部とが組み合わされることによって構成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の表示装置。
JP2006245154A 2006-09-11 2006-09-11 表示装置 Expired - Fee Related JP5007540B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006245154A JP5007540B2 (ja) 2006-09-11 2006-09-11 表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006245154A JP5007540B2 (ja) 2006-09-11 2006-09-11 表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008065213A JP2008065213A (ja) 2008-03-21
JP5007540B2 true JP5007540B2 (ja) 2012-08-22

Family

ID=39287961

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006245154A Expired - Fee Related JP5007540B2 (ja) 2006-09-11 2006-09-11 表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5007540B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010003060A (ja) * 2008-06-19 2010-01-07 Hitachi Displays Ltd タッチパネル付き表示装置
JP5846995B2 (ja) * 2012-03-30 2016-01-20 株式会社ジャパンディスプレイ 液晶表示装置
JP5923441B2 (ja) * 2012-12-21 2016-05-24 株式会社ジャパンディスプレイ 表示装置及びヘッドアップディスプレイ
JP7053532B2 (ja) * 2019-06-07 2022-04-12 株式会社ニフコ ディスプレイ装置及びその製造方法並びにディスプレイ装置を備えるインストルメントパネル

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10268783A (ja) * 1997-03-26 1998-10-09 Hitachi Ltd 画像表示装置
JP3908075B2 (ja) * 2002-04-12 2007-04-25 株式会社日立製作所 液晶表示装置
JP2005077590A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Hitachi Displays Ltd 画像表示装置
US7492422B2 (en) * 2003-11-10 2009-02-17 Lg Display Co., Ltd. Liquid crystal display device
JP2006201359A (ja) * 2005-01-19 2006-08-03 Nec Lcd Technologies Ltd 液晶表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008065213A (ja) 2008-03-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4371136B2 (ja) 表示装置
JP5740012B2 (ja) 電子機器用のカメラレンズ構造体およびディスプレイ構造体
WO2018221026A1 (ja) 光学装置、画像表示装置及び表示装置
US8355762B2 (en) Electronic device and flat display module
US20210026140A1 (en) Optical device, image display device, and display apparatus
JP4946430B2 (ja) 電気光学装置及び電子機器
JP6605126B2 (ja) センサーユニットとそのセンサーユニットを備えた入力装置
JP5007540B2 (ja) 表示装置
JP2009015204A (ja) 表示装置
JP5523125B2 (ja) 電子眼鏡用レンズ、電子眼鏡及び電子眼鏡用レンズの製造方法
KR102227016B1 (ko) 표시장치
JP3841174B2 (ja) 撮像装置
JP2008233853A (ja) 電気光学装置、および電子機器
JP2012220636A (ja) 表示装置および電子機器
JP2009294377A (ja) 表示装置、及びテレビ受信装置
JP2007065855A (ja) タッチパネル付き表示装置
KR20090055502A (ko) 액정 표시 장치
JP2014178501A (ja) 表示装置および電子機器
JP3951241B2 (ja) レンズ鏡筒および撮像装置
JP2007242383A (ja) コネクタ、コネクタ付き電気光学装置及び電子機器
JP2009075297A (ja) 液晶表示装置及び電子機器
JP2008233457A (ja) 液晶表示装置およびその検査方法
JP2013058631A (ja) 電子機器
WO2012033017A1 (ja) 表示装置
KR102473225B1 (ko) 액정표시장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110714

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110726

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110920

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120501

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120514

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5007540

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150608

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees