JP4982228B2 - ポジ型レジスト組成物及びこれを用いたパターン形成方法 - Google Patents
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Description
光透過性を調整するための色素は、フェノール性酸分解性樹脂に連結されている場合も知られている。ここで光透過性を調整するための色素としては、アントラセン構造、ベンゼンカルボン酸構造、ナフタレンカルボン酸構造、チオフェン構造等が知られている。
においても、高解像性、現像欠陥数、疎密バイアスを満足するポジ型レジスト組成物及びそれを用いたパターン形成方法を提供することにある。
〔1〕
下記一般式(Ia)で表される繰り返し単位及び/又は一般式(IIa)で表される繰り返し単位を有する、酸の作用により分解しアルカリ水溶液への溶解性が増大する樹脂(B1)、一般式(IIb)で表される繰り返し単位と、一般式(III)で表され、且つ芳香環構造を少なくとも2個有する繰り返し単位とを有する、酸の作用により分解しアルカリ水溶液への溶解性が増大する樹脂(B2)、及び活性光線又は放射線の照射により酸を発生する化合物(A)を含有することを特徴とするポジ型レジスト組成物。
Xは、水素原子、メチル基又はハロゲン原子を表す。
A 1 は、水素原子又は酸の作用により脱離する基を表す。A 1 が複数個ある場合に、複数個のA 1 は、同じでも異なっていてもよい。
Lは、1価の有機基、ハロゲン原子、シアノ基又はニトロ基を表す。Lが複数個ある場合に、複数個のLは、同じでも異なっていてもよい。
nは、1〜3の整数を表す。
mは、0〜2の整数を表す。
Yは、水素原子、メチル基、ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシメチル基、アルコキシメチル基又はアシルオキシメチル基を表す。
A 2 は、酸の作用により脱離する基を表す。
Yは、水素原子、メチル基、ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシメチル基、アルコキシメチル基又はアシルオキシメチル基を表す。
A 4 は、水素原子又は酸の作用により脱離する基を表す。
Yは、水素原子、メチル基、ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシメチル基、アルコキシメチル基又はアシルオキシメチル基を表す。
L 1 は、単結合、アリーレン基、アラルキレン基、カルボニル基、エステル基、イミノ基若しくはエーテル基又はこれらの少なくとも2種類が組み合わされた2価の連結基を表す。
AR 1 は、ベンゼン環基又はナフタレン環基を表す。
L 2 は、単結合、カルボニル基、エステル基、イミノ基、エーテル基、アルキレン基若しくはアラルキレン基又はこれらの少なくとも2種類が組み合わされた2価の連結基を表す。L 2 が複数個ある場合に、複数個のL 2 は、同じでも異なっていてもよい。
AR 2 は、フェニル基又はナフチル基を表す。AR 2 が複数個ある場合に、複数個のAR 2 は、同じでも異なっていてもよい。
nは、0〜2の整数を表す。
〔2〕
上記一般式(III)に於いて、L 2 が、エステル基であることを特徴とする上記〔1〕に記載のポジ型レジスト組成物。
〔3〕
上記一般式(III)に於いて、L 2 が、単結合であることを特徴とする上記〔1〕に記載のポジ型レジスト組成物。
〔4〕
下記一般式(Ia)で表される繰り返し単位及び/又は一般式(IIa)で表される繰り返し単位を有する、酸の作用により分解しアルカリ水溶液への溶解性が増大する樹脂(B1)、一般式(Ib)で表される繰り返し単位及び/又は一般式(IIb)で表される繰り返し単位と、一般式(III’)で表され、且つ芳香環構造を少なくとも2個有する繰り返し単位とを有する、酸の作用により分解しアルカリ水溶液への溶解性が増大する樹脂 (B2)、及び活性光線又は放射線の照射により酸を発生する化合物(A)を含有することを特徴とするポジ型レジスト組成物。
Xは、水素原子、メチル基又はハロゲン原子を表す。
A 1 は、水素原子又は酸の作用により脱離する基を表す。A 1 が複数個ある場合に、複数個のA 1 は、同じでも異なっていてもよい。
Lは、1価の有機基、ハロゲン原子、シアノ基又はニトロ基を表す。Lが複数個ある場合に、複数個のLは、同じでも異なっていてもよい。
nは、1〜3の整数を表す。
mは、0〜2の整数を表す。
Yは、水素原子、メチル基、ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシメチル基、アルコキシメチル基又はアシルオキシメチル基を表す。
A 2 は、酸の作用により脱離する基を表す。
Xは、水素原子、メチル基又はハロゲン原子を表す。
A 3 は、水素原子又は酸の作用により脱離する基を表す。A 3 が複数個ある場合に、複数個のA 3 は、同じでも異なっていてもよい。
Lは、1価の有機基、ハロゲン原子、シアノ基又はニトロ基を表す。Lが複数個ある場合に、複数個のLは、同じでも異なっていてもよい。
nは、1〜3の整数を表す。
mは、0〜2の整数を示す。
Yは、水素原子、メチル基、ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシメチル基、アルコキシメチル基又はアシルオキシメチル基を表す。
A 4 は、水素原子又は酸の作用により脱離する基を表す。
Yは、水素原子、メチル基、ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシメチル基、アルコキシメチル基又はアシルオキシメチル基を表す。
L 1 は、単結合、アリーレン基、アラルキレン基、カルボニル基、エステル基、イミノ基若しくはエーテル基又はこれらの少なくとも2種類が組み合わされた2価の連結基を表す。
AR 1 は、ベンゼン環基又はナフタレン環基を表す。
AR 2 は、フェニル基又はナフチル基を表す。AR 2 が複数個ある場合に、複数個のAR 2 は、同じでも異なっていてもよい。
nは、1又は2を表す。
〔5〕
上記一般式(IIb)に於いて、A 4 は、酸の作用により脱離する基を表すことを特徴とする上記〔1〕〜〔4〕のいずれかに記載のポジ型レジスト組成物。
〔6〕
樹脂(B1)が、一般式(IIa)で表される繰り返し単位を有する樹脂であることを特徴とする上記〔1〕〜〔5〕のいずれかに記載のポジ型レジスト組成物。
〔7〕
樹脂(B1)/樹脂(B2)の質量比が95/5〜60/40であることを特徴とする上記〔1〕〜〔6〕のいずれかに記載のポジ型レジスト組成物。
〔8〕
樹脂(B1)の分子量分散度が、1.0〜1.3であることを特徴とする上記〔1〕〜〔7〕のいずれかに記載のポジ型レジスト組成物。
〔9〕
樹脂(B2)の分子量分散度が、1.0〜1.3であることを特徴とする上記〔1〕〜〔8〕のいずれかに記載のポジ型レジスト組成物。
〔10〕
樹脂(B1)の重量平均分子量が、樹脂(B2)の重量平均分子量よりも大きいことを特徴とする上記〔1〕〜〔9〕のいずれかに記載のポジ型レジスト組成物。
〔11〕
樹脂(B2)の重量平均分子量が、5000〜15000であることを特徴とする上記〔1〕〜〔10〕のいずれかに記載のポジ型レジスト組成物。
〔12〕
活性光線又は放射線の照射により酸を発生する化合物(A)として、トリアリールスルホニウム塩、オキシムスルホナート化合物及びジアゾジスルホン化合物からなる群から選ばれる少なくとも2種類を含有することを特徴とする上記〔1〕〜〔11〕のいずれかに記載のポジ型レジスト組成物。
〔13〕
活性光線又は放射線の照射により酸を発生する化合物(A)として、ビス(アルキルスルホニル)アミドアニオン又はトリス(アルキルスルホニル)メチドアニオンを有するスルホニウム塩を含有することを特徴とする上記〔1〕〜〔11〕のいずれかに記載のポジ型レジスト組成物。
〔14〕
上記〔1〕〜〔13〕のいずれかに記載のポジ型レジスト組成物により形成される、レジスト膜。
〔15〕
上記〔14〕に記載のレジスト膜を露光、現像する工程を含むことを特徴とするパターン形成方法。
本発明は上記〔1〕〜〔15〕の構成を有するものであるが、以下その他についても参考のため記載した。
Xは、水素原子、メチル基又はハロゲン原子を表す。
A1は、水素原子又は酸の作用により脱離する基を表す。A1が複数個ある場合に、複数個のA1は、同じでも異なっていてもよい。
Lは、1価の有機基、ハロゲン原子、シアノ基又はニトロ基を表す。Lが複数個ある場合に、複数個のLは、同じでも異なっていてもよい。
nは、1〜3の整数を表す。
mは、0〜2の整数を表す。
Yは、水素原子、メチル基、ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシメチル基、アルコキシメチル基又はアシルオキシメチル基を表す。
A2は、酸の作用により脱離する基を表す。
Xは、水素原子、メチル基又はハロゲン原子を表す。
A3は、水素原子又は酸の作用により脱離する基を表す。A3が複数個ある場合に、複数個のA3は、同じでも異なっていてもよい。
Lは、1価の有機基、ハロゲン原子、シアノ基又はニトロ基を表す。Lが複数個ある場合に、複数個のLは、同じでも異なっていてもよい。
nは、1〜3の整数を表す。
mは、0〜2の整数を示す。
Yは、水素原子、メチル基、ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシメチル基、アルコキシメチル基又はアシルオキシメチル基を表す。
A4は、水素原子又は酸の作用により脱離する基を表す。
Yは、水素原子、メチル基、ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシメチル基、アルコキシメチル基又はアシルオキシメチル基を表す。
L1は、単結合、アリーレン基、アラルキレン基、カルボニル基、エステル基、イミノ基若しくはエーテル基又はこれらの少なくとも2種類が組み合わされた2価の連結基を表す。
AR1は、フェニレン基又はナフチレン基を表す。
L2は、単結合、カルボニル基、エステル基、イミノ基、エーテル基、アルキレン基若しくはアラルキレン基又はこれらの少なくとも2種類が組み合わされた2価の連結基を表す。L2が複数個ある場合に、複数個のL2は、同じでも異なっていてもよい。
AR2は、フェニル基又はナフチル基を表す。AR2が複数個ある場合に、複数個のAR2は、同じでも異なっていてもよい。
nは、0〜2の整数を表す。
ジ型レジスト組成物。
尚、本明細書における基(原子団)の表記において、置換及び無置換を記していない表記は置換基を有さないものと共に置換基を有するものをも包含するものである。例えば「アルキル基」とは、置換基を有さないアルキル基(無置換アルキル基)のみならず、置換基を有するアルキル基(置換アルキル基)をも包含するものである。
本発明のポジ型レジスト組成物は、下記一般式(Ia)で表される繰り返し単位及び/又は一般式(IIa)で表される繰り返し単位を有する、酸の作用により分解しアルカリ水溶液への溶解性が増大する樹脂(B1)を含有する。
Xは、水素原子、メチル基又はハロゲン原子を表す。
A1は、水素原子又は酸の作用により脱離する基を表す。A 1 が複数個ある場合に、複数個のA 1 は、同じでも異なっていてもよい。
Lは、1価の有機基、ハロゲン原子、シアノ基又はニトロ基を表す。Lが複数個ある場合に、複数個のLは、同じでも異なっていてもよい。
nは、1〜3の整数を表す。
mは、0〜2の整数を表す。
Yは、水素原子、メチル基、ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシメチル基、アルコキシメチル基又はアシルオキシメチル基を表す。
A2は、酸の作用により脱離する基を表す。
式中、L1a及びL2aは、同一でも異なっていてもよく、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基又はアラルキル基を表す。Zは、アルキル基、シクロアルキル基若しくはアラルキル基又はこれらの少なくとも2つが結合して形成される1価の有機基を表す。ZとL1aは、互いに結合して5又は6員環を形成してもよい。nは、0〜4の整数を表す。
L1a、L2a及びZのアルキル基、シクロアルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、シクロペンチル基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、オクチル基、ドデシル基などの炭素数1〜20個の直鎖若しくは分岐状アルキル基、シクロアルキル基が好ましい。
L1a、L2a及びZのアラルキル基としては、例えば、ベンジル基、フェネチル基などの炭素数7〜15個のものを挙げることができる。
これらの基は、更に、置換基を有していてもよい。これらの基が有し得る置換基としては、例えば、水酸基、ハロゲン原子、ニトロ基等が挙げられる。
ZとL1aが互いに結合して形成する5又は6員環としては、テトラヒドロピラン環、テトラヒドロフラン環等が挙げられる。
本発明において、Zは、直鎖状あるいは分岐状のアルキル基であることが好ましい。これにより、本発明の効果が一層顕著になる。
Lの1価の有機基に於ける、アルキル基及びアルコキシ基、アシル基、アシロキシ基、アルキルチオ基中のアルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、ドデシル基などの炭素数1〜20個の直鎖若しくは分岐状アルキル基が好ましい。
Lの1価の有機基に於ける、シクロアルキル基としては、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基などの炭素数3〜20個のシクロアルキル基が好ましい。
Lの1価の有機基に於ける、アリール基及びアリールオキシ基、アリールチオ基中のア
リール基としては、一般的にフェニル基、キシリル基、トルイル基、クメニル基、ナフチル基、アントラセニル基等の炭素数6〜14のものが挙げられる。
Lの1価の有機基に於ける、アラルキル基及びアラルキルオキシ基、アラルキルチオ基中のアラルキル基としては、例えば、ベンジル基、フェネチル基などの炭素数7〜15個のものを挙げることができる。
これらの基は更に置換基を有していても良い。更に有し得る好ましい置換基としては、アルキル基、アルコキシ基、水酸基、ハロゲン原子、ニトロ基、アシル基、アシルオキシ基、アシルアミノ基、スルホニルアミノ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、アラルキルチオ基、チオフェンカルボニルオキシ基、チオフェンメチルカルボニルオキシ基、ピロリドン残基等のヘテロ環残基などが挙げられる。
脂環構造は、単環でも、多環でもよい。具体的には、炭素数5以上のモノシクロ、ビシクロ、トリシクロ、テトラシクロ構造等を挙げることができる。その炭素数は6〜30個が好ましく、特に炭素数7〜25個が好ましい。
脂環構造の好ましいものとしては、一価の脂環基の表記として、アダマンチル基、ノルアダマンチル基、デカリン残基、トリシクロデカニル基、テトラシクロドデカニル基、ノルボルニル基、セドロール基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、シクロオクチル基、シクロデカニル基、シクロドデカニル基を挙げることができる。より好ましくは、アダマンチル基、デカリン残基、ノルボルニル基、セドロール基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、シクロオクチル基、シクロデカニル基、シクロドデカニル基である。
R11は、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基又はsec−ブチル基を表す。
Zは、炭素原子とともに脂環式炭化水素基を形成するのに必要な原子団を表す。
R12〜R16は、各々独立に、炭素数1〜4個の、直鎖もしくは分岐のアルキル基又は脂環式炭化水素基を表す。但し、R12〜R14のうち少なくとも1つ、もしくはR15、R16のいずれかは脂環式炭化水素基を表す。
R17〜R21は、各々独立に、水素原子、炭素数1〜4個の、直鎖もしくは分岐のアルキル基又は脂環式炭化水素基を表す。但し、R17〜R21のうち少なくとも1つは脂環式炭化水素基を表す。また、R19、R21のいずれかは炭素数1〜4個の、直鎖もしくは分岐のアルキル基又は脂環式炭化水素基を表す。
R22〜R25は、各々独立に、水素原子、炭素数1〜4個の、直鎖もしくは分岐のアルキル基又は脂環式炭化水素基を表す。但し、R22〜R25のうち少なくとも1つは脂環式炭化水素基を表す。また、R23とR24は、互いに結合して環を形成していてもよい。
アルキル基は、置換基を有していてもよい。アルキル基の更なる置換基としては、炭素数1〜4個のアルコキシ基、ハロゲン原子(フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原
子)、アシル基、アシロキシ基、シアノ基、水酸基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、ニトロ基等を挙げることができる。
R26は、アルキル基を表す。
R27は、アリール基を示表す。
R27のアリール基は、炭素数6〜14が好ましく、アルキル基、アラルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、ヒドロキシ基、アルコキシ基、アシル基、アシルオキシ等の置換基を有していてもよい。アリール基としては、ベンゼン環またはナフタレン環を有するものが好ましい。
酸分解性基としては、例えば、カルボキシル基、フェノール性水酸基、スルホン酸基、チオール基等のアルカリ可溶性基の水素原子が、酸の作用により脱離する基で保護された基を挙げることができる。
酸の作用により脱離する基としては、例えば、−C(R36)(R37)(R38)、−C(R36)(R37)(OR39)、−C(=O)−O−C(R36)(R37)(R38)、−C(R01)(R02)(OR39)、−C(R01)(R02)−C(=O)−O−C(R36)(R37)(R38)等を挙げることができる。
式中、R36〜R39は、各々独立に、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基又はアルケニル基表す。R36とR37とは、互いに結合して環を形成してもよい。
R01〜R02は、各々独立に、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基又はアルケニル基を表す。
樹脂(B1)に於ける、酸分解性基としては、一般式(Ia)に於ける−OA1基又は一般式(IIa)に於ける−C(=O)−A2基であって、酸の作用により、A1又はA2が脱離し、結果として一般式(Ia)又は(IIa)で表される繰り返し単位に水酸基、カルボキシル基を生じる基であってもよいし、その他の、酸の作用により分解し、繰り返し単位に結合している残基に、水酸基、カルボキシル基などのアルカリ可溶性基が生じる基であってもよい。
一般式(IIa)で表される繰り返し単位に対応するモノマーは、THF、アセトン、塩化メチレン等の溶媒中、(メタ)アクリル酸クロリドとアルコール化合物を、トリエチルアミン、ピリジン、DBU等の塩基性触媒存在下でエステル化させることにより合成することができる。なお、市販のものを用いてもよい。
本発明のポジ型レジスト組成物は、下記一般式(Ib)で表される繰り返し単位及び/又は一般式(IIb)で表される繰り返し単位と、一般式(III)で表され、且つ芳香環構造を少なくとも2個有する繰り返し単位とを有する、酸の作用により分解しアルカリ水溶液への溶解性が増大する樹脂(B2)を含有する。
Xは、水素原子、メチル基又はハロゲン原子を表す。
A3は、水素原子又は酸の作用により脱離する基を表す。A3が複数個ある場合に、複数個のA3は、同じでも異なっていてもよい。
Lは、1価の有機基、ハロゲン原子、シアノ基又はニトロ基を表す。Lが複数個ある場合に、複数個のLは、同じでも異なっていてもよい。
nは、1〜3の整数を表す。
mは、0〜2の整数を示す。
Yは、水素原子、メチル基、ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシメチル基、アルコキシメチル基又はアシルオキシメチル基を表す。
A4は、水素原子又は酸の作用により脱離する基を表す。
Yは、水素原子、メチル基、ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシメチル基、アルコキシメチル基又はアシルオキシメチル基を表す。
L1は、単結合、アリーレン基、アラルキレン基、カルボニル基、エステル基、イミノ基若しくはエーテル基又はこれらの少なくとも2種類が組み合わされた2価の連結基を表す。
AR1は、フェニレン基又はナフチレン基を表す。
L2は、単結合、カルボニル基、エステル基、イミノ基、エーテル基、アルキレン基若しくはアラルキレン基又はこれらの少なくとも2種類が組み合わされた2価の連結基を表す。L2が複数個ある場合に、複数個のL2は、同じでも異なっていてもよい。
AR2は、フェニル基又はナフチル基を表す。AR2が複数個ある場合に、複数個のAR2は、同じでも異なっていてもよい。
nは、0〜2の整数を表す。
A3に於ける、酸の作用により脱離する基は、一般式(Ia)、A1に於ける、酸の作用により脱離する基と同様のものである。
一般式(Ib)で表される繰り返し単位の具体例としては、一般式(Ia)で表される繰り返し単位の具体例と同様のものを挙げることができる。
A4に於ける、酸の作用により脱離する基は、一般式(IIa)、A2に於ける、酸の作用により脱離する基と同様のものである。
一般式(IIb)で表される繰り返し単位の具体例としては、一般式(IIa)で表される繰り返し単位の具体例と同様のものを挙げることができる。
L1のアリーレン基は、炭素数6〜14のものが好ましく、具体的にはフェニレン基、ナフチレン基が好ましい。
L2のアルキレン基は、炭素数1〜8の直鎖状及び分岐状アルキレン基が好ましく、例えば、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ヘキシレン基、オクチレン基等を挙げることができる。
L1及びL2のアラルキレン基としては、例えば、トリレン基、キシリレン基等が挙げられる。
芳香環構造の数は、2〜3個であることが好ましく、2個であることがより好ましい。
芳香環構造は、L1、AR1及びAR2の内のいずれにあってもよい。
HO−AR1−(L2−AR2)n (1)
(一般式(1)に於ける、AR1、L2、AR2及びnは、一般式(III)に於ける、それらと同義である。)
(メタ)アクリル酸クロリドと塩基を作用させてエステル化する方法等により合成することができる。
酸分解性基としては、例えば、カルボキシル基、フェノール性水酸基、スルホン酸基、チオール基等のアルカリ可溶性基の水素原子が、酸の作用により脱離する基で保護された基を挙げることができる。
酸の作用により脱離する基としては、例えば、−C(R36)(R37)(R38)、−C(R36)(R37)(OR39)、−C(=O)−O−C(R36)(R37)(R38)、−C(R01)(R02)(OR39)、−C(R01)(R02)−C(=O)−O−C(R36)(R37)(R38)等を挙げることができる。
式中、R36〜R39は、各々独立に、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基又はアルケニル基表す。R36とR37とは、互いに結合して環を形成してもよい。
R01〜R02は、各々独立に、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基、アラルキル基又はアルケニル基を表す。
樹脂(B2)に於ける、酸分解性基としては、一般式(Ib)に於ける−OA3基又は一般式(IIb)に於ける−C(=O)−O−A4基であって、酸の作用により、A3又はA4が脱離し、結果として一般式(Ib)又は(IIb)で表される繰り返し単位に水酸基、カルボキシル基を生じる基であってもよいし、その他の、酸の作用により分解し、繰り返し単位に結合している残基に、水酸基、カルボキシル基などのアルカリ可溶性基が生じる基であってもよい。
R1は、水素原子、メチル基、シアノ基、ハロゲン原子又は炭素数1〜4のペルフルオロアルキル基を表す。
R3は、酸の作用による分解しない1価の有機基、ハロゲン原子、シアノ基又はニトロ基を表す。
pは、0〜5の整数を表す。pが2以上の場合に、複数個のR3は、それぞれ異なっていてもよい。
樹脂(B1)に於ける、一般式(Ia)で表される繰り返し単位の含有率は、全繰り返し単位中、40〜100モル%が好ましく、より好ましくは50〜95モル%であり、特に好ましくは60〜90モル%である。
樹脂(B1)に於ける、一般式(IIa)で表される繰り返し単位の含有率は、全繰り返し単位中、0〜60モル%が好ましく、より好ましくは10〜50モル%であり、特に好ましくは20〜40モル%である。
樹脂(B1)に於ける、酸分解性基を有する繰り返し単位の含有率は、全繰り返し単位中、5〜40モル%が好ましく、10〜35モル%であることがより好ましく、10〜25モル%であることが更により好ましい。
樹脂(B2)は、一般式(Ib)で表される繰り返し単位、一般式(IIb)で表される繰り返し単位及び一般式(III)で表される繰り返し単位を、それぞれ2種類以上組み合わせて有してもよい。
樹脂(B2)に於ける、一般式(Ib)で表される繰り返し単位の含有率は、全繰り返し単位中、40〜90モル%が好ましく、より好ましくは50〜85モル%であり、特に好ましくは60〜80モル%である。
樹脂(B2)に於ける、一般式(IIb)で表される繰り返し単位の含有率は、全繰り返し単位中、0〜50モル%が好ましく、より好ましくは10〜40モル%であり、特に好ましくは15〜30モル%である。
樹脂(B2)に於ける、一般式(III)で表される繰り返し単位の含有率は、全繰り返し単位中、3〜40モル%が好ましく、より好ましくは5〜30モル%であり、特に好ましくは7〜20モル%である。
樹脂(B2)に於ける、酸分解性基を有する繰り返し単位の含有率は、全繰り返し単位中、5〜40モル%が好ましく、10〜35モル%であることがより好ましく、15〜30モル%であることが更により好ましい。
樹脂(B1)及び樹脂(B2)は、更に、一般式(IV)で表される繰返し単位を有していてもよく、膜質向上、未露光部の膜減り抑制等の観点から好ましい。一般式(IV)で表される繰り返し単位の含有率は、それぞれの全繰り返し単位中、0〜40モル%であることが好ましく、より好ましくは0〜30モル%であり、特に好ましくは0〜20モル%である。
樹脂(B2)の重量平均分子量(Mw)は、3,000〜15,000の範囲であることが好ましく、さらに好ましくは5,000〜15,000の範囲である。分散度(Mw/Mn)は、1.0〜1.5であることが好ましく、より好ましくは1.0〜1.3、特に好ましくは、1.0〜1.2である。
ここで、重量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーのポリスチレン換算値をもって定義される。
樹脂(B1)及び樹脂(B2)の添加量は、総量として、ポジ型レジスト組成物の全固形分に対し、通常10〜96質量%であり、好ましくは15〜96質量%であり、特に好ましくは20〜95質量%である。
樹脂(B1)/樹脂(B2)の比率(質量比)は、樹脂(B2)中の一般式(III)で表される繰り返し単位の248nm吸光度により異なるが、一般に、95/5〜60/40が好ましい。
本発明のポジ型レジスト組成物は、活性光線又は放射線の照射により酸を発生する化合
物(以下、「酸発生剤」ともいう)を含有する。
そのような酸発生剤としては、光カチオン重合の光開始剤、光ラジカル重合の光開始剤、色素類の光消色剤、光変色剤、あるいはマイクロレジスト等に使用されている活性光線又は放射線の照射により酸を発生する公知の化合物及びそれらの混合物を適宜に選択して使用することができる。
R201、R202及びR203は、各々独立に有機基を表す。
X-は、非求核性アニオンを表し、好ましくはスルホン酸アニオン、カルボン酸アニオン、ビス(アルキルスルホニル)アミドアニオン、トリス(アルキルスルホニル)メチドアニオン、BF4 −、PF6 −、SbF6 −などが挙げられ、好ましくは炭素原子を有する有機アニオンである。
Rc1は、有機基を表す。
Rc1の有機基として、より好ましくは1位がフッ素原子またはフロロアルキル基で置換されたアルキル基、フッ素原子またはフロロアルキル基で置換されたフェニル基である。フッ素原子またはフロロアルキル基を有することにより、光照射によって発生した酸の酸性度が上がり、感度が向上する。Rc1に於いて炭素原子を5個以上有する時、少なくとも1つの炭素原子は、全ての水素原子がフッ素原子で置換されているのではなく水素原子がの残されていることが好ましく、水素原子の数がフッ素原子より多いことがより好ましい。炭素数5以上のパーフロロアルキル基を有さないことにより生態への毒性が軽減する。
Rc1の特に好ましい様態としては、下記一般式で表される基である。
Rc6は、炭素数4以下、より好ましくは2〜4、更に好ましくは2〜3のパーフロロアルキレン基又は1〜4個のフッ素原子及び/又は1〜3個のフロロアルキル基で置換されたフェニレン基を表す。
Axは、単結合又は2価の連結基(好ましくは、−O−、−CO2−、−S−、−SO3−、−SO2N(Rd1)−)を表す。Rd1は、水素原子又はアルキル基を表し、Rc7と結合して環構造を形成してもよい。
Rc7は、水素原子、フッソ原子、置換していてもよい直鎖若しくは分岐状アルキル基、置換していてもよい単環若しくは多環のシクロアルキル基、置換していてもよいアリール基を表す。置換していてもよいアルキル基、シクロアルキル基、アリール基は、置換基としてフッソ原子を有さないことが好ましい。
Rc3、Rc4及びRc5は、各々独立に、有機基を表す。
Rc3とRc4が結合して環を形成していてもよい。
Rc3とRc4が結合して形成される基としてはアルキレン基、アリーレン基が挙げられる。好ましくは炭素数2〜4のパーフロロアルキレン基である。Rc3とRc4が結合して環を形成することにより光照射によって発生した酸の酸性度が上がり、感度が向上し、好ましい。
また、R201〜R203のうち2つが結合して環構造を形成してもよく、環内に酸素原子、硫黄原子、エステル結合、アミド結合、カルボニル基を含んでいてもよい。
R201〜R203の内の2つが結合して形成する基としては、アルキレン基(例えば、ブチレン基、ペンチレン基)を挙げることができる。
R201、R202及びR203としての有機基の具体例としては、後述する化合物(ZI−1)、(ZI−2)、(ZI−3)における対応する基を挙げることができる。
アリールスルホニウム化合物は、R201〜R203の全てがアリール基でもよいし、R201〜R203の一部がアリール基で、残りがアルキル基、シクロアルキル基でもよい。
アリールスルホニウム化合物としては、例えば、トリアリールスルホニウム化合物、ジアリールアルキルスルホニウム化合物、アリールジアルキルスルホニウム化合物、ジアリールシクロアルキルスルホニウム化合物、アリールジシクロアルキルスルホニウム化合物を挙げることができる。
アリールスルホニウム化合物のアリール基としてはフェニル基、ナフチル基などのアリール基、インドール残基、ピロール残基、などのヘテロアリール基が好ましく、更に好ましくはフェニル基、インドール残基である。アリールスルホニム化合物が2つ以上のアリール基を有する場合に、2つ以上あるアリール基は同一であっても異なっていてもよい。
アリールスルホニウム化合物が必要に応じて有しているアルキル基は、炭素数1〜15の直鎖、分岐状アルキル基が好ましく、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基等を挙げることができる。
アリールスルホニウム化合物が必要に応じて有しているシクロアルキル基は、炭素数3〜15のシクロアルキル基が好ましく、例えば、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロヘキシル基等を挙げることができる。
R201〜R203のアリール基、アルキル基、シクロアルキル基は、アルキル基(例えば炭素数1〜15)、シクロアルキル基(例えば炭素数3〜15)、アリール基(例えば炭素数6〜14)、アルコキシ基(例えば炭素数1〜15)、ハロゲン原子、水酸基、フェニルチオ基を置換基として有してもよい。好ましい置換基としては炭素数1〜12の直鎖、分岐状アルキル基、炭素数3〜12のシクロアルキル基、炭素数1〜12の直鎖、分岐又は環状のアルコキシ基であり、特に好ましくは炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜4
のアルコキシ基である。置換基は、3つのR201〜R203のうちのいずれか1つに置換していてもよいし、3つ全てに置換していてもよい。また、R201〜R203がアリール基の場合に、置換基はアリール基のp−位に置換していることが好ましい。
化合物(ZI−2)は、一般式(ZI)に於けるR201〜R203が、各々独立に、芳香環を有さない有機基を表す場合の化合物である。ここで芳香環とは、ヘテロ原子を含有する芳香族環も包含するものである。
R201〜R203としての芳香環を有さない有機基は、一般的に炭素数1〜30、好ましくは炭素数1〜20である。
R201〜R203は、各々独立に、好ましくはアルキル基、シクロアルキル基、アリル基、ビニル基であり、更に好ましくは直鎖、分岐、環状2−オキソアルキル基、アルコキシカルボニルメチル基、特に好ましくは直鎖、分岐2−オキソアルキル基である。
R201〜R203としてのシクロアルキル基は、好ましくは、炭素数3〜10のシクロアルキル基(シクロペンチル基、シクロヘキシル基、ノルボニル基)を挙げることができる。R201〜R203としてのシクロアルキル基は、環状2−オキソアルキル基であることがより好ましい。
R201〜R203としての2−オキソアルキル基は、直鎖、分岐、環状のいずれであってもよく、好ましくは、上記のアルキル基、シクロアルキル基の2位に>C=Oを有する基を挙げることができる。
R201〜R203としてのアルコキシカルボニルメチル基におけるアルコキシ基としては、好ましくは炭素数1〜5のアルコキシ基(メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基、ペントキシ基)を挙げることができる。
R201〜R203は、ハロゲン原子、アルコキシ基(例えば炭素数1〜5)、水酸基、シアノ基、ニトロ基によって更に置換されていてもよい。
R1c〜R5cは、各々独立に、水素原子、アルキル基、シクロアルキル基、アルコキシ基、又はハロゲン原子を表す。
R6c及びR7cは、各々独立に、水素原子、アルキル基又はシクロアルキル基を表す。
Rx及びRyは、各々独立に、アルキル基、シクロアルキル基、アリル基、又はビニル基を表す。
R1c〜R7c中のいずれか2つ以上、及びRxとRyは、それぞれ結合して環構造を形成しても良く、この環構造は、酸素原子、硫黄原子、エステル結合、アミド結合を含んでいてもよい。R1c〜R7c中のいずれか2つ以上、及びRxとRyが結合して形成する基としては、ブチレン基、ペンチレン基等を挙げることができる。
X-は、非求核性アニオンを表し、一般式(ZI)に於けるX-の非求核性アニオンと同様のものを挙げることができる。
R1c〜R7cとしてのシクロアルキル基は、例えば、炭素数3〜20個のシクロアルキル基、好ましくは、炭素数3〜8個のシクロアルキル基(例えば、シクロペンチル基、シクロヘキシル基)を挙げることができる。
R1c〜R5cとしてのアルコキシ基は、直鎖、分岐、環状のいずれであってもよく、例えば炭素数1〜10のアルコキシ基、好ましくは、炭素数1〜5の直鎖及び分岐アルコキシ基(例えば、メトキシ基、エトキシ基、直鎖又は分岐プロポキシ基、直鎖又は分岐ブトキシ基、直鎖又は分岐ペントキシ基)、炭素数3〜8の環状アルコキシ基(例えば、シクロペンチルオキシ基、シクロヘキシルオキシ基)を挙げることができる。
好ましくはR1c〜R5cのうちいずれかが、直鎖、分岐状アルキル基、シクロアルキル基又は直鎖、分岐、環状アルコキシ基であり、更に好ましくはR1c〜R5cの炭素数の和が2〜15である。これにより、より溶剤溶解性が向上し、保存時にパーティクルの発生が抑制される。
Rx及びRyとしてのシクロアルキル基は、R1c〜R7cとしてのシクロアルキル基と同様のものを挙げることができる。Rx及びRyとしてのシクロアルキル基は、環状2−オキソアルキル基であることがより好ましい。
直鎖、分岐又は環状2−オキソアルキル基は、R1c〜R7cとしてのアルキル基、シクロアルキル基の2位に>C=Oを有する基を挙げることができる。
アルコキシカルボニルメチル基におけるアルコキシ基については、R1c〜R5cとしてのアルコキシ基と同様のものを挙げることができる。
Rx、Ryは、好ましくは炭素数4個以上のアルキル基であり、より好ましくは6個以上、更に好ましくは8個以上のアルキル基である。
R204〜R207は、各々独立に、置換基を有しててもよいアリール基、置換基を有していてもよいアルキル基又は置換基を有していてもよいシクロアルキル基を表す。
R204〜R207のアリール基としてはフェニル基、ナフチル基が好ましく、更に好ましくはフェニル基である。
R204〜R207としてのアルキル基は、直鎖、分岐状のいずれであってもよく、好ましくは、炭素数1〜10の直鎖又は分岐アルキル基(例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基)を挙げることができる。
R204〜R207としてのシクロアルキル基は、好ましくは、炭素数3〜10のシクロアルキル基(シクロペンチル基、シクロヘキシル基、ノルボニル基)を挙げることができる。
R204〜R207が有していてもよい置換基としては、例えば、アルキル基(例えば炭素数1〜15)、シクロアルキル基(例えば炭素数3〜15)、アリール基(例えば炭素数6〜15)、アルコキシ基(例えば炭素数1〜15)、ハロゲン原子、水酸基、フェニルチオ基等を挙げることができる。
X-は、非求核性アニオンを表し、一般式(ZI)に於けるX-の非求核性アニオンと同様のものを挙げることができる。
Ar3及びAr4は、各々独立に、置換若しくは未置換のアリール基を表す。
R206は、置換若しくは未置換のアルキル基、置換若しくは未置換のシクロアルキル基又は置換若しくは未置換のアリール基を表す。
R207及びR208は、各々独立に、置換若しくは未置換のアルキル基、置換若しくは未置換のシクロアルキル基、置換若しくは未置換のアリール基又は電子吸引性基を表す。R207として、好ましくは、置換若しくは未置換のアリール基である。R208として好ましくは電子吸引性基であり、より好ましくはシアノ基、フロロアルキル基である。
Aは、置換若しくは未置換のアルキレン基、置換若しくは未置換のシクロアルキレン基、置換若しくは未置換のアルケニレン基又は置換若しくは未置換のアリーレン基を表す。
更に、活性光線又は放射線の照射により、下記一般式(AC1)〜(AC3)で表される酸を発生する化合物が好ましい。
酸発生剤の組成物中の含量は、レジスト組成物の全固形分を基準として、0.1〜20質量%が好ましく、より好ましくは0.5〜10質量%、更に好ましくは1〜7質量%である。
本発明においては、有機塩基性化合物を用いることが、解像力などの性能向上、保存安定性の向上などの観点から好ましい。有機塩基性化合物としては、窒素原子を含む化合物(含窒素塩基性化合物)がさらに好ましい。
本発明において好ましい有機塩基性化合物は、フェノールよりも塩基性の強い化合物である。
好ましい化学的環境として、下記一般式(A)〜(E)の構造を挙げることができる。一般式(B)〜(E)は、環構造の一部であってもよい。
R200 、R201 及びR202は、同一でも異なってもよく、水素原子、炭素数1〜20個のアルキル基もしくはシクロアルキル基、又は炭素数6〜20個のアリール基を表し、ここで、R201とR202は、互いに結合して環を形成してもよい。
R200 、R201 及びR202としてのアルキル基、シクロアルキル基及びアリール基は、
置換基を有していてもよい。置換基を有するアルキル基及びシクロアルキル基としては、炭素数1〜20個のアミノアルキル基及びアミノシクロアルキル基、及び炭素数1〜20個のヒドロキシアルキル基が好ましい。
一般式(E)において、
R203 、R204 、R205 及びR206 は、同一でも異なってもよく、炭素数1〜6個のアルキル基又はシクロアルキル基を表す。
更に好ましい化合物は、一分子中に異なる化学的環境の窒素原子を2個以上有する含窒素塩基性化合物であり、特に好ましくは、置換もしくは未置換のアミノ基と窒素原子を含む環構造の両方を含む化合物もしくはアルキルアミノ基を有する化合物である。
これらの含窒素塩基性化合物は、単独であるいは2種以上一緒に用いられる。
これらの含窒素塩基性化合物は、単独であるいは2種以上一緒に用いられる。
本発明においては、界面活性剤類を用いることができ、製膜性、パターンの密着性、現像欠陥低減等の観点から好ましい。
ステアレート、ソルビタンモノオレエート、ソルビタントリオレエート、ソルビタントリステアレート等のソルビタン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノパルミテ−ト、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンソルビタントリオレエート、ポリオキシエチレンソルビタントリステアレート等のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類等のノニオン系界面活性剤、エフトップEF301,EF303,EF352(新秋田化成(株)製)、メガファックF171,F173(大日本インキ化学工業(株)製)、フロラ−ドFC430,FC431(住友スリーエム(株)製)、アサヒガードAG710,サーフロンS−382,SC101,SC102,SC103,SC104,SC105,SC106(旭硝子(株)製)、トロイゾルS−366(トロイケミカル(株)製)等のフッ素系界面活性剤又はシリコン系界面活性剤、オルガノシロキサンポリマーKP341(信越化学工業(株)製)やアクリル酸系もしくはメタクリル酸系(共)重合ポリフローNo.75,No.95(共栄社油脂化学工業(株)製)等を挙げることができる。
これらの界面活性剤として、例えば特開昭62−36663号公報、特開昭61−226746号公報、特開昭61−226745号公報、特開昭62−170950号公報、特開昭63−34540号公報、特開平7−230165号公報、特開平8−62834号公報、特開平9−54432号公報、特開平9−5988号公報、特開2002−277862号公報、米国特許第5405720号明細書、同5360692号明細書、同5529881号明細書、同5296330号明細書、同5436098号明細書、同5576143号明細書、同 5294511号明細書、同5824451号明細書記載の界面活性剤を挙げることができ、下記市販の界面活性剤をそのまま用いることもできる。
使用できる市販の界面活性剤として、例えばエフトップEF301、EF303、(新
秋田化成(株)製)、フロラードFC430、431(住友スリーエム(株)製)、メガファッ
クF171、F173、F176、F189、R08(大日本インキ化学工業(株)製)、サーフロンS−382、SC101、102、103、104、105、106(旭硝子(株)製)、トロイゾルS−366(トロイケミカル(株)製)等のフッ素系界面活性剤又はシリコン系界面活性剤を挙げることができる。またポリシロキサンポリマーKP−341(信越化学工業(株)製)もシリコン系界面活性剤として用いることができる。
フルオロ脂肪族基を有する重合体としては、フルオロ脂肪族基を有するモノマーと(ポリ(オキシアルキレン))アクリレート及び/又は(ポリ(オキシアルキレン))メタクリレートとの共重合体が好ましく、不規則に分布しているものでも、ブロック共重合していてもよい。また、ポリ(オキシアルキレン)基としては、ポリ(オキシエチレン)基、ポリ(オキシプロピレン)基、ポリ(オキシブチレン)基などが挙げられ、また、ポリ(オキシエチレンとオキシプロピレンとオキシエチレンとのブロック連結体)やポリ(オキシエチレンとオキシプロピレンとのブロック連結体)基など同じ鎖長内に異なる鎖長のアルキレンを有するようなユニットでもよい。さらに、フルオロ脂肪族基を有するモノマーと(ポリ(オキシアルキレン))アクリレート(又はメタクリレート)との共重合体は2元共重合体ばかりでなく、異なる2種以上のフルオロ脂肪族基を有するモノマーや、異なる2種以上の(ポリ(オキシアルキレン))アクリレート(又はメタクリレート)などを同時に共重合した3元系以上の共重合体でもよい。
例えば、市販の界面活性剤として、メガファックF178、F−470、F−473、F−475、F−476、F−472(大日本インキ化学工業(株)製)を挙げることができる。さらに、C6F13基を有するアクリレート(又はメタクリレート)と(ポリ(オ
キシアルキレン))アクリレート(又はメタクリレート)との共重合体、C6F13基を有
するアクリレート(又はメタクリレート)と(ポリ(オキシエチレン))アクリレート(又はメタクリレート)と(ポリ(オキシプロピレン))アクリレート(又はメタクリレート)との共重合体、C8F17基を有するアクリレート(又はメタクリレート)と(ポリ(オキシアルキレン))アクリレート(又はメタクリレート)との共重合体、C8F17基を有するアクリレート(又はメタクリレート)と(ポリ(オキシエチレン))アクリレート(又はメタクリレート)と(ポリ(オキシプロピレン))アクリレート(又はメタクリレート)との共重合体、などを挙げることができる。
本発明のポジ型レジスト組成物には必要に応じて、さらに、染料、光塩基発生剤などを含有させることができる。
本発明においては、さらに染料を用いることができる。
好適な染料としては油性染料及び塩基性染料がある。具体的にはオイルイエロー#101、オイルイエロー#103、オイルピンク#312、オイルグリーンBG、オイルブルーBOS,オイルブルー#603、オイルブラックBY、オイルブラックBS、オイルブラックT−505(以上オリエント化学工業株式会社製)、クリスタルバイオレット(CI42555)、メチルバイオレット(CI42535)、ローダミンB(CI45170B)、マラカイトグリーン(CI42000)、メチレンブルー(CI52015)等を挙げることができる。
本発明の組成物に添加できる光塩基発生剤としては、特開平4−151156号、同4−162040号、同5−197148号、同5−5995号、同6−194834号、同8−146608号、同10−83079号、欧州特許622682号に記載の化合物が挙げられ、具体的には、2−ニトロベンジルカルバメート、2,5−ジニトロベンジルシクロヘキシルカルバメート、N−シクロヘキシル−4−メチルフェニルスルホンアミド、1,1−ジメチル−2−フェニルエチル−N−イソプロピルカーバメート等が好適に用いることができる。これらの光塩基発生剤は、レジスト形状などの改善を目的とし添加される。
本発明のレジスト組成物は、上記各成分を溶解する溶剤に溶かして支持体上に塗布する。全レジスト成分の固形分濃度として、通常2〜30質量%とすることが好ましく、3〜25質量%がより好ましい。
ここで使用する溶媒としては、エチレンジクロライド、シクロヘキサノン、シクロペンタノン、2−ヘプタノン、γ−ブチロラクトン、メチルエチルケトン、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、2−メトキシエチルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、トルエン、酢酸エチル、乳酸メチル、乳酸エチル、メトキシプロピオン酸メチル、エトキシプロピオン酸エチル、ピルビン酸メチル、ピルビン酸エチル、ピルビン酸プロピル、N,N−ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、N−メチルピロリドン、テトラヒドロフラン等が好ましく、これらの溶媒を単独あるいは混合して使用する。
レジストの下層として用いられる反射防止膜としては、チタン、二酸化チタン、窒化チタン、酸化クロム、カーボン、アモルファスシリコン等の無機膜型と、吸光剤とポリマー材料からなる有機膜型のいずれも用いることができる。前者は膜形成に真空蒸着装置、CVD装置、スパッタリング装置等の設備を必要とする。有機反射防止膜としては、例えば特公平7−69611号記載のジフェニルアミン誘導体とホルムアルデヒド変性メラミン樹脂との縮合体、アルカリ可溶性樹脂、吸光剤からなるものや、米国特許5294680号記載の無水マレイン酸共重合体とジアミン型吸光剤の反応物、特開平6−118631号記載の樹脂バインダーとメチロールメラミン系熱架橋剤を含有するもの、特開平6−118656号記載のカルボン酸基とエポキシ基と吸光基を同一分子内に有するアクリル樹脂型反射防止膜、特開平8−87115号記載のメチロールメラミンとベンゾフェノン系吸光剤からなるもの、特開平8−179509号記載のポリビニルアルコール樹脂に低分子吸光剤を添加したもの等が挙げられる。
これらの現像液の中で好ましくは第四アンモニウム塩、更に好ましくは、テトラメチルアンモニウムヒドロオキシド、コリンである。
アルカリ現像液のpHは、通常10〜15である。
ポリ(p−ヒドロキシスチレン)(分子量分散度1.05)50gを減圧下、50℃にて乾燥させた。次いで、このポリ(p−ヒドロキシスチレン)をプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGMEA)(400g)に溶解した後、、減圧蒸留を行い、水とPGMEAを共沸留去した。含水が十分低くなったことを確認した後、エチルビニルエーテル(25.0g)とp−トルエンスルホン酸(0.02g)を添加、室温にて1時間撹拌した。反応液にトリエチルアミン(5.0g)を添加、反応を停止させた。水(400ml)と酢酸エチル(800ml)を添加、分液し、さらに水洗した後、減圧留去によって酢酸エチル、水、共沸分のPGMEAを留去し、樹脂(A−1)(モル組成比65/35、重量平均分子量15000、分散度1.1、30質量%PGMEA溶液)を得た。
p−ヒドロキシスチレンとt−ブチルメタクリレートの共重合体(モル組成比80/20)35.0gとプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGMEA)(400g)をフラスコ中で溶解し、減圧蒸留を行い、水とPGMEAを共沸留去した。含水が十分低くなったことを確認した後、トリエチルアミン(5.0g)を添加した。続いて2−ナフチルクロライド5.0gをアセトン50gに溶解させた溶液を20分かけて添加した後、60分間攪拌下反応させた。水(400ml)と酢酸エチル(800ml)を添加、分液し、さらに水洗した後、減圧留去によって酢酸エチル、水、共沸分のPGMEAを留去し、本発明に係わる置換基を有する樹脂(B−17)(モル組成比10/70/20、分子量9000、分散度1.3、30質量%PGMEA溶液)を得た。
下記表2に記載した各成分を、表2に記載した配合比(添加量)で、濃度が10質量%になるようにPGMEA(プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート)/PGME(プロピレングリコールモノメチルエーテル)(=8/2質量比)の混合溶剤に溶解し、0.1μmのミクロフィルターで濾過し、実施例1〜16及び比較例1のポジ型レジスト液を調製した。
得られたポジ型レジスト溶液をスピンコーター(東京エレクトロン社製Mark8)を使用し、ベアシリコン基板上に塗布し、90℃で90秒間乾燥し、410μmのレジスト膜をそれぞれ形成した。続いて、KrFエキシマレーザー(波長248nm、NA=0.60、σ=0.75のキャノン社製FPA−3000EX5)で露光した。露光後100℃ホットプレートで60秒間加熱を行い、直ちに0.26Nテトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド(TMAH)水溶液で60秒間浸漬し、30秒間水でリンスして乾燥した。このようにして得られたシリコンウェハー上のパターンを走査型電子顕微鏡で観察し、下
記のようにレジスト性能を評価した。その結果を表2に示す。
〔現像欠陥数〕:6インチのBare Si基板上に各レジスト膜を0.5μmに塗布し、真空吸着式ホットプレートで130℃、60秒間乾燥した。次に、0.18μm孤立トレンチパターンのテストマスクを介してNikonステッパーNSR−1505EXにより露光した後、露光後加熱を130℃で90秒間行った。引き続き2.38%TMAH(テトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液)で60秒間のパドル現像後、純水で30秒間水洗しスピン乾燥した。こうして得られたサンプルをケーエルエー・テンコール(株)製KLA−2112機によりスカム数を測定し、得られた1次データ値を現像欠陥数とした。
〔疎密バイアス〕:線幅0.15μmのラインアンドスペースパターン(密パターン(1:1))と孤立ラインパターン(疎パターン(1:5))において、それぞれ0.15μm±10%のバイアスを求めた。この値が小さい程、疎密バイアスが良好なことを表す。
〔塩基性化合物〕
D−1:テトラブチルアンモニウムヒドロキシド
D−2:ジシクロヘキシルメチルアミン
D−3:トリス(メトキシエトシシエチルアミン)
〔界面活性剤〕
W−1:フッ素系界面活性剤、メガファックF−176(大日本インキ化学工業社製)
W−2:フッ素/シリコン系界面活性剤、メガファックR08(大日本インキ化学工業社製)
Claims (15)
- 下記一般式(Ia)で表される繰り返し単位及び/又は一般式(IIa)で表される繰り返し単位を有する、酸の作用により分解しアルカリ水溶液への溶解性が増大する樹脂(B1)、一般式(IIb)で表される繰り返し単位と、一般式(III)で表され、且つ芳香環構造を少なくとも2個有する繰り返し単位とを有する、酸の作用により分解しアルカリ水溶液への溶解性が増大する樹脂(B2)、及び活性光線又は放射線の照射により酸を発生する化合物(A)を含有することを特徴とするポジ型レジスト組成物。
Xは、水素原子、メチル基又はハロゲン原子を表す。
A1は、水素原子又は酸の作用により脱離する基を表す。A1が複数個ある場合に、複数個のA1は、同じでも異なっていてもよい。
Lは、1価の有機基、ハロゲン原子、シアノ基又はニトロ基を表す。Lが複数個ある場合に、複数個のLは、同じでも異なっていてもよい。
nは、1〜3の整数を表す。
mは、0〜2の整数を表す。
Yは、水素原子、メチル基、ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシメチル基、アルコキシメチル基又はアシルオキシメチル基を表す。
A2は、酸の作用により脱離する基を表す。
Yは、水素原子、メチル基、ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシメチル基、アルコキシメチル基又はアシルオキシメチル基を表す。
A4は、水素原子又は酸の作用により脱離する基を表す。
Yは、水素原子、メチル基、ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシメチル基、アルコキシメチル基又はアシルオキシメチル基を表す。
L1は、単結合、アリーレン基、アラルキレン基、カルボニル基、エステル基、イミノ基若しくはエーテル基又はこれらの少なくとも2種類が組み合わされた2価の連結基を表す。
AR1は、ベンゼン環基又はナフタレン環基を表す。
L2は、単結合、カルボニル基、エステル基、イミノ基、エーテル基、アルキレン基若しくはアラルキレン基又はこれらの少なくとも2種類が組み合わされた2価の連結基を表す。L2が複数個ある場合に、複数個のL2は、同じでも異なっていてもよい。
AR2は、フェニル基又はナフチル基を表す。AR2が複数個ある場合に、複数個のAR2は、同じでも異なっていてもよい。
nは、0〜2の整数を表す。 - 上記一般式(III)に於いて、L 2 が、エステル基であることを特徴とする請求項1に記載のポジ型レジスト組成物。
- 上記一般式(III)に於いて、L 2 が、単結合であることを特徴とする請求項1に記載のポジ型レジスト組成物。
- 下記一般式(Ia)で表される繰り返し単位及び/又は一般式(IIa)で表される繰り返し単位を有する、酸の作用により分解しアルカリ水溶液への溶解性が増大する樹脂(B1)、一般式(Ib)で表される繰り返し単位及び/又は一般式(IIb)で表される繰り返し単位と、一般式(III’)で表され、且つ芳香環構造を少なくとも2個有する繰り返し単位とを有する、酸の作用により分解しアルカリ水溶液への溶解性が増大する樹脂 (B2)、及び活性光線又は放射線の照射により酸を発生する化合物(A)を含有することを特徴とするポジ型レジスト組成物。
Xは、水素原子、メチル基又はハロゲン原子を表す。
A 1 は、水素原子又は酸の作用により脱離する基を表す。A 1 が複数個ある場合に、複数個のA 1 は、同じでも異なっていてもよい。
Lは、1価の有機基、ハロゲン原子、シアノ基又はニトロ基を表す。Lが複数個ある場合に、複数個のLは、同じでも異なっていてもよい。
nは、1〜3の整数を表す。
mは、0〜2の整数を表す。
Yは、水素原子、メチル基、ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシメチル基、アルコキシメチル基又はアシルオキシメチル基を表す。
A 2 は、酸の作用により脱離する基を表す。
Xは、水素原子、メチル基又はハロゲン原子を表す。
A 3 は、水素原子又は酸の作用により脱離する基を表す。A 3 が複数個ある場合に、複数個のA 3 は、同じでも異なっていてもよい。
Lは、1価の有機基、ハロゲン原子、シアノ基又はニトロ基を表す。Lが複数個ある場合に、複数個のLは、同じでも異なっていてもよい。
nは、1〜3の整数を表す。
mは、0〜2の整数を示す。
Yは、水素原子、メチル基、ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシメチル基、アルコキシメチル基又はアシルオキシメチル基を表す。
A 4 は、水素原子又は酸の作用により脱離する基を表す。
Yは、水素原子、メチル基、ハロゲン原子、シアノ基、ヒドロキシメチル基、アルコキシメチル基又はアシルオキシメチル基を表す。
L 1 は、単結合、アリーレン基、アラルキレン基、カルボニル基、エステル基、イミノ基若しくはエーテル基又はこれらの少なくとも2種類が組み合わされた2価の連結基を表す。
AR 1 は、ベンゼン環基又はナフタレン環基を表す。
AR 2 は、フェニル基又はナフチル基を表す。AR 2 が複数個ある場合に、複数個のAR 2 は、同じでも異なっていてもよい。
nは、1又は2を表す。 - 上記一般式(IIb)に於いて、A 4 は、酸の作用により脱離する基を表すことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のポジ型レジスト組成物。
- 樹脂(B1)が、一般式(IIa)で表される繰り返し単位を有する樹脂であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のポジ型レジスト組成物。
- 樹脂(B1)/樹脂(B2)の質量比が95/5〜60/40であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のポジ型レジスト組成物。
- 樹脂(B1)の分子量分散度が、1.0〜1.3であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のポジ型レジスト組成物。
- 樹脂(B2)の分子量分散度が、1.0〜1.3であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のポジ型レジスト組成物。
- 樹脂(B1)の重量平均分子量が、樹脂(B2)の重量平均分子量よりも大きいことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のポジ型レジスト組成物。
- 樹脂(B2)の重量平均分子量が、5000〜15000であることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のポジ型レジスト組成物。
- 活性光線又は放射線の照射により酸を発生する化合物(A)として、トリアリールスルホニウム塩、オキシムスルホナート化合物及びジアゾジスルホン化合物からなる群から選ばれる少なくとも2種類を含有することを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載のポジ型レジスト組成物。
- 活性光線又は放射線の照射により酸を発生する化合物(A)として、ビス(アルキルスルホニル)アミドアニオン又はトリス(アルキルスルホニル)メチドアニオンを有するスルホニウム塩を含有することを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載のポジ型レジスト組成物。
- 請求項1〜13のいずれかに記載のポジ型レジスト組成物により形成される、レジスト膜。
- 請求項14に記載のレジスト膜を露光、現像する工程を含むことを特徴とするパターン形成方法。
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