JP4913561B2 - コロナ帯電装置及び画像形成装置 - Google Patents
コロナ帯電装置及び画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4913561B2 JP4913561B2 JP2006311373A JP2006311373A JP4913561B2 JP 4913561 B2 JP4913561 B2 JP 4913561B2 JP 2006311373 A JP2006311373 A JP 2006311373A JP 2006311373 A JP2006311373 A JP 2006311373A JP 4913561 B2 JP4913561 B2 JP 4913561B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- charging
- image
- carrier
- voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/02—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices
- G03G15/0208—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices by contact, friction or induction, e.g. liquid charging apparatus
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/02—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices
- G03G15/0291—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices corona discharge devices, e.g. wires, pointed electrodes, means for cleaning the corona discharge device
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/02—Arrangements for laying down a uniform charge
- G03G2215/026—Arrangements for laying down a uniform charge by coronas
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Description
また、請求項2の発明は、請求項1のコロナ帯電装置において、上記第1グリッド電極における単位面積あたりの開口面積である開口密度をρ1と、第2のグリッド電極における開口密度をρとの関係が、ρ1>ρ2を満たすことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、像担持体と、該像担持体を帯電する複数の帯電装置と、該像担持体を露光し静電潜像を形成する露光装置と、該像担持体上の静電潜像をトナー像化する複数の現像装置と、該像担持体上のトナー像を被転写体に転写する転写装置とを備え、該像担持体上に複数のトナー像を重ねて現像し、該重ねて現像したトナー像を該転写装置により該被転写体上に一括転写する画像形成装置において、上記帯電装置の少なくとも1つが請求項1または2のコロナ帯電装置であることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項3の画像形成装置において、上記現像装置を構成するトナー担持体は、トナーを非静止状態で担持するトナー担持体であることを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項3の画像形成装置において、上記現像装置を構成するトナー担持体は、所定の間隔で並べて配置された複数の電極と、該電極に多相の電圧を印加する電源とを備えており、該電源により複数の電極間に印加される電圧により形成される進行波電界により、トナーを担持しながら上記像担持体との対向領域に搬送することを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項3の画像形成装置において、上記現像装置を構成するトナー担持体は、所定の間隔で並べて配置された複数の電極と、該電極に多相の電圧を印加する電源とを備え、かつ、トナー担持体表面が移動可能であり、該電源により複数の電極間に印加される電圧により形成される進行波電界によってトナーを担持しながら上記像担持体との対向領域に搬送するとともに、該トナー担持体の表面移動により該トナー担持体上のトナーを該像担持体との対向領域に搬送することを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項3の画像形成装置において、上記現像装置を構成するトナー担持体は、所定の間隔で並べて配置された複数の電極と、該電極に電圧を印加する電源とを備え、かつ、トナー担持体表面が移動可能であり、該電源により複数の電極間に印加される電圧により形成される振動電界によってトナーを非静止状態で担持するとともに、該トナー担持体の表面移動により該トナー担持体上のトナーを該像担持体との対向領域に搬送することを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項3、4、5、6または7の画像形成装置において、上記複数の現像装置がシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのトナー像を形成する4つの現像装置であることを特徴とするものである。
さらに、ケースの開口部の上流部分の第1帯電領域で表面電位を|Vp1|という高い電位まで上げ、下流部分の第2帯電領域でグリッド電位の絶対値|Vg2|と低くすることで、被帯電体を一旦高く帯電させた後に交流成分で除電する。このような交流成分を印加するコロナ帯電装置を像担持体上色重ね合わせ方式の画像形成装置に採用すると、像担持体上に形成されているトナー層の帯電量を減少させることが可能である。よって、帯電装置を大きくすることなく重ねて形成されるトナー像の付着量減少を低減することもできる。
さらに、像担持体上色重ね合わせ方式の画像形成装置に採用されるコロナ帯電装置おいて、交流成分を用いて像担持体上に形成されているトナー層の帯電量を減少させることが可能な小型のコロナ帯電装置を得ることができるという優れた効果がある。
図1は、本実施形態に係るフルカラー画像形成装置に採用されるコロナ帯電装置の概略構成を示す断面図である。また、図2は、同コロナ帯電装置を被帯電体である感光体側から見た図である。このコロナ帯電装置2の特徴は、感光体1と対向するケース22の開口部23に設けたグリッド電極25が、感光体1の移動方向の上流部分には配置されておらず下流部分にのみに配置されている。なお、ここでは目標とする感光体1の帯電電位は−400Vである。
次に、コロナ帯電装置2の変形例である実施例2について説明する。図4は、コロナ帯電装置の変形例の概略構成を示す断面図である。また、図5は、同コロナ帯電装置を感光体側から見た図である。このコロナ帯電装置2では、コロナ電極21、ケース22、コロナ電極21へ電圧を印加する第1高圧電源28等は実施例1のコロナ帯電装置2と同じである。図5のコロナ帯電装置2では、ケース22の上流部分と下流部分に、絶縁体33により電気的に絶縁された別々の第1グリッド電極26と、第2グリッド電極27とが配置されている。感光体移動方向の上流部分に配置される第1グリッド電極26は、実施例1のグリッド電極25と同じ板厚0.1mmのステンレス鋼板を用いている。これをエッジング加工により、2mmピッチでメッシュ加工したものである。図6は、第1グリッド電極26と第2グリッド電極27とのメッシュ部分の説明図である。第1グリッド電極26は、2mmのうち1.6mm分をメッシュの開口部分26bとし、0.4mm分をステンレス鋼板が残りメッシュ部分26aを形成するようにし、感光体1の表面移動方向にたいして45°傾けた状態で、エッジング加工を施して形成した。第1グリッド電極26の感光体1の表面移動方向における幅は6mmとした。この第1グリッド電極26に第3高圧電源30により−550Vの直流電圧を印加して、第1グリッド電位(Vg1)が−550Vになるようにする。また、感光体1の表面移動方向の下流部分に配置される第2グリッド電極27は、実施例1のグリッド電極25と同じものである。すなわち、板厚0.1mmのステンレス鋼板をエッジング加工により、1mmピッチでメッシュ加工したものである。図6に示すように、第2グリッド電極27は、1mmのうち0.7mm分をメッシュの開口部分27bとし、0.3mm分をステンレス鋼板が残りメッシュ部分27aを形成するようにし、感光体1の移動方向にたいして45°傾けた状態で、エッジング加工を施して形成した。第2グリッド電極27には、ケース22と同じく第2高圧電源29により、−400Vの直流電圧を印加して、第2グリッド電位(Vg2)が−400Vになるようにする。
実施例1、2および比較例1のコロナ帯電装置2を使用して、高速対応性に対する次のような比較実験1をおこなった。なお、実施例1、及び、実施例2と比較する比較例1のコロナ帯電装置は、実施例1でグリッド電極がケース22の開口部23の全領域を覆うように配置されたものであり、いわゆる通常の交流型のスコロトロン帯電装置である。
実施例1、2および比較例1のコロナ帯電装置2を感光体1に対して、グリッド電極−感光体間の距離が2mmになるように配置した。コロナ帯電装置2により、回転する感光体1の表面を帯電させた。また、感光体1の移動方向にたいしてコロナ帯電装置2の下流側30mmの位置に表面電位計(トレック社製表面電位計 Model344)を配置して、感光体1の帯電電位の測定をおこなった。このような感光体1の帯電電位測定を、感光体1の移動速度を50mm/sec〜350mm/secまで変化させて実施し、高速対応性を評価した。
実施例1のコロナ帯電装置2を使用して、帯電装置の長手方向の均一性に対する次のような比較実験2をおこなった。実施例1ではグリッド電極25の感光体の表面移動方向の幅を8mmとなるように形成したが、比較実験2ではこのグリッド幅を2mm〜15mmの範囲で振ったグリッド電極を用意してグリッド幅を変える。このようなグリッド幅を変えた種々のグリッド電極を用いて、比較実験1とおなじように、感光体1を回転させて(感光体の移動速度は150mm/sec)帯電電位を測定した。なお、帯電電位の長手方向の均一性を検知するため、表面電位計を長手方向に移動可能となるように配置して、表面電位計を移動させながら帯電電位の測定をおこなった。また、長手方向の帯電電位のばらつきは長時間の放電によって発生するものであり、初期状態ではこのような問題は顕著ではないため、比較実験2では100時間の連続放電を行なった後での帯電均一性を評価した。
実施例2のコロナ帯電装置2を使用して、帯電装置の長手方向の均一性に対する次のような比較実験3をおこなった。実施例2では第1グリッド電極26の感光体1の移動方向の幅は6mm、第2のグリッド電極27の幅は8mmとなるように形成したが、比較実験3では第2グリッド幅を2mm〜15mmの範囲で振ったグリッド電極を用意してグリッド幅を変える。このとき、第2グリッド電極27の幅にあわせて、第1グリッド電極26の幅は12mm〜2mmになる。このような第1グリッド幅、第2グリッド幅を変えた種々のグリッド電極を用いて、比較実験2と同様の実験を行い、帯電均一性を評価した。
また、第1帯電領域31にグリッド電極を配置しないものでは、コロナ放電電荷を非常に効率よく感光体1に供給することができる。よって、特に高速帯電性に優れたものとすることができる。
また、第1帯電領域31ではコロナ電極21と感光体1とが高めの第1グリッド電位Vg1の第1グリッド電極26を配置したものでは、第1帯電領域31で高速対応性を向上させるとともに、グリッド電極がないものに比べある程度の均一性を得る。すなわち、第1帯電領域31である程度の均一帯電性を得て、第2帯電領域32で充分な帯電均一性を得るようにし、帯電均一性が効果的に得る。よって、特に帯電均一性の優れたものとすることができる。
また、ケース22の開口部23の上流部分の第1帯電領域31で表面電位を|Vp1|という高い電位まで上げ、下流部分の第2帯電領域32でグリッド電位の絶対値|Vg2|と低くすることで、感光体1上を一旦高く帯電させた後に交流成分で除電する。このような交流成分を印加するコロナ帯電装置2を、感光体1上色重ね合わせ方式の画像形成装置に採用すると、感光体1上に形成されているトナー層の帯電量を減少させることが可能である。従って、帯電装置を大きくすることなく、重ねて形成されるトナー像の付着量の減少を低減することもできる。よって、重ねて形成されるトナー像の付着量の減少に起因する、狙いの色を再現することができないといった問題や、色再現範囲の減少の問題を解決することができ、高品位画像を得ることができる。
また、通常の画像形成装置では、帯電均一性を5V以下にすることができれば、出力画像に影響をあたえることはほとんど無く、高品位の画像出力が可能となる。コロナ帯電装置2では、第1帯電領域31の開口幅W1、第2帯電領域32の開口幅W2、全開口幅をW(=W1+W2)とし、第2帯電領域32の開口幅W2と全開口幅Wとの関係 W2/Wの値が、0.5以上1.0未満の範囲で帯電均一性を小さく(5V以下)できるということを、上述の実験により見出した。すなわち、第1帯電領域31の開口幅W1、第2帯電領域32の開口幅W2との関係が W1<W2 とすることで、帯電均一性を小さく(5V以下)できる。
また、高速帯電性を向上させるには、グリッド電極に流れるコロナ放電電荷量が少なく、感光体1側に供給される放電電荷量が増えるようにするため、グリッドの開口密度を大きくすることが望ましい。しかしながら、開口密度が大きくなりすぎると感光体1の均一帯電性が損なわれる。そこで、上流部分での第1グリッド電極26の開口密度ρ1と、下流部分の第2グリッド電極27の開口密度ρ2との関係を、ρ1>ρ2とする。これにより、第1グリッド電極26では、それほど精度よく均一帯電性を実現する必要はなく、おおよそ狙いの値の近くまで感光体1を帯電させて高速帯電性を向上させておく。そして、下流部分の第2グリッド電極27で均一帯電性を得るようにする。
また、このようなコロナ帯電装置2を、感光体上色重ね合わせ方式の画像形成装置に採用する。感光体1周りのスペースの余裕はない感光体上色重ね合わせ方式の画像形成装置にとっては、高速帯電性と均一帯電性が優れている小型の帯電装置を採用できるという大きなメリットと成る。さらに、コロナ帯電装置2の上流部分で一旦、感光体1を狙いの帯電電位よりも大きな値まで帯電させた後に、下流部分で除電して感光体を狙いの帯電電位まで下げるように制御できる。これにより、感光体1上にすでに形成されたトナー像の帯電量を小さくすることができ、トナー像の付着量が減少することを低減することができる。これにより、高品位画像を得ることができる。
また、感光体上色重ね合わせ方式の画像形成装置に採用する現像装置4のトナー担持体42は、トナーを非静止状態で保持するものとする。トナー担持体42上のトナーが非静止状態で保持されるため、トナーとトナー担持体42との付着力がとても小さくなり、感光体1上にトナーが付着した状態での感光体電位が、現像バイアスと等しくなった時点で現像が終了する。すなわち、低電位現像が可能となる。ここで、感光体上色重ね合わせ方式では、感光体1上にトナー層が形成された状態では、その上にさらにトナー層を重ねるためには大きな現像バイアスが必要になる。上述のように、本実施形態のコロナ帯電装置2を採用することで、すでに感光体1上に形成されたトナー像の電荷量を小さくして付着量低下をある程度低減することはできる。しかしながら、トナー層の上からトナー層を形成する場合、トナー付着量が減少することの原因としてこれ以外に以下の二つが考えられる。これは、すでに形成されているトナー層によって、書き込み光が吸収されてしまうという露光後電位の上昇と、トナー層の厚みによってトナー付着時の電位上昇が大きくなることによる現像トナー量の減少である。この他の2つの原因に対しては、コロナ帯電装置の改良では改善できない事項であり、トナー層の上からトナー層を形成する場合に同程度のトナー付着量を得ようとすると、以前、次第に現像バイアスを大きくしていかなけらばならないという問題がある。このように、感光体上色重ね合わせ方式では、トナー層を積層していくに従って現像バイアスを大きくする必要があり、トナー担持体42から感光体1への放電や、現像装置4の絶縁性を高める必要があるという問題を引き起こす。ここで、トナー担持体42上のトナーが非静止状態で保持される現像装置では、単色で必要となる現像バイアスを小さくすることができ、これらの問題を低減することができる。このように、感光体上色重ね合わせ方式に、上述のコロナ帯電装置2と、トナーが非静止状態で保持するトナー担持体42とを合わせて採用することで、重ねて形成されるトナー像の付着量の減少を効果的に低減することができる。よって、重ねて形成されるトナー像の付着量の減少に起因する、狙いの色を再現することができないといった問題や、色再現範囲の減少の問題を解決することができ、高品位画像を得ることができる
また、トナー担持体42としては、所定の間隔で並べて配置された複数の電極221に多相の電圧を印加されることで複数の電極間に形成される進行波電界を用いて、感光体との対向領域にトナー搬送しながら、トナー担持体上でトナーをホッピングさせるものがある。これにより、トナー担持体42上にトナーを非静止状態で保持することができる。なお、このトナー担持体42は駆動しないで用いられるので、トナー漏れにより機内の汚染や画像への付着といったトラブルの起こりづらい画像形成装置を実現することができる。これは、駆動部分が多い場合にはその部分が摺擦されるため、摺擦部分から現像装置内のトナーが漏れが起こりやすいが、このトナー担持体は静止しているためこのような問題が起こり難いといえる。また、トナー担持体42を駆動しない構成であることから、感光体1とトナー担持体42との距離を一定に維持しやすく、メカ設計をおこなう上で設計自由度が大きいというメリットがある。
さらに、上記進行波電界を用いて感光体1との対向領域にトナー搬送するもので、トナー担持体42自体が表面移動させてもよい。この現像装置4では、複数の電極間221に形成される進行波電界によってトナーを担持しつつ移送するように構成するとともにトナー担持体42自体の表面移動にともなって、トナー担持体上のトナーを感光体との対向領域に搬送する。ここで、画像形成時にはトナー担持体42を静止させ、非画像形成時に表面移動するものは、例えば、感光体1に対向している部分に異常が生じたような場合であっても、この部分を移動することで正常な部分を感光体1に対向させることができ、頻繁にトナー担持体42を交換する必要が無くなる。
また、画像形成時にもトナー担持体42を表面移動させるものでは、上記進行波電界によるトナーの搬送に加え、トナー担持体42自体の表面移動による搬送が可能となる。 トナー担持体42自体の表面移動による搬送が加わることで、トナー担持体42上のトナー担持量が少なくても、より多くのトナーを現像領域に搬送することができる。トナー担持体42上のトナー担持量が少ないほうが、温度や湿度の変化によって搬送量が変わってしまうといった悪影響をうけづらいので、安定性の高いトナー搬送を実現できる。
また、トナー担持体として、所定の間隔で並べて配置された複数の電極221に多相の電圧を印加されることで複数の電極間に形成される形成された振動電界を用いて、トナー担持体42上にトナーを非静止状態で保持する。さらに、トナー担持体42の表面移動によりトナー担持体42上のトナーを感光体1との対向領域に搬送する。この現像装置4では、複数の電極間に形成される振動電界により、トナーの搬送をおこなわずに同じ位置で往復運動を繰り返すので、トナーはトナー担持体42の表面に非静止状態で保持されているが、平均(時間平均)的にはトナー担持体上の同じ位置にとどまっている。そして、トナーの現像領域への移送はトナー担持体42の表面が移動することで行なわれる。このように、電界によりトナーの搬送は行わないので、トナー担持体42上に異物が付着するなどのトラブルによって、トナーが異物にトラップされて異物ようり下流部分にうまく搬送できないといったような問題が発生しない。つまり、トナー担持体42に対する異物付着に対してタフな現像装置を提供できる。また、このようなトナー担持体を用いることで、比較的広い範囲のトナー量をトナー担持体の表面に保持することができ、自由度が大きいというメリットがある。
また、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)、4色の現像装置を備えたカラー画像形成装置に用いることで、高品位なフルカラー画像を得ることが可能と成る。
2M,2Y,2C,2K 帯電装置
3 書き込み装置
4M,4Y,4C,4K 現像装置
5 転写前帯電装置
6 転写装置
7 記録用紙
8 定着装置
9 クリーニング装置
10 レジストローラ
11 画像処理装置
12 ビデオ信号処理部
21 コロナ電極
22 ケース
23 開口部
25 グリッド電極
25a グリッド電極のメッシュ部分
25b グリッド電極の開口部分
26 第1グリッド電極
26a 第1グリッド電極のメッシュ部分
26b 第1グリッド電極の開口部分
27 第2グリッド電極
27a 第2グリッド電極のメッシュ部分
27b 第2グリッド電極の開口部分
28 第1高圧電源
29 第2高圧電源
30 第3高圧電源
31 第1帯電領域
32 第2帯電領域
33 絶縁体
41 ケーシング
42 トナー担持体
43 トナー供給ローラ
44 トナー収容部
45 トナー補給装置
46 トナー規制部材
221 電極
222 支持基盤
223 表面保護層
224 駆動回路
225 パルス信号発生回路
226a、b、c 波形増幅器
Claims (8)
- 表面移動する被帯電体に近接し、該被帯電体と対向する側に開口部を有するケースと、該ケースの内部に配置される放電電極とを備え、該放電電極に電圧を印加してコロナ放電を発生させ、該ケースの開口部から該被帯電体表面に向けてコロナ放電電荷を供給して該被帯電体表面を帯電させるコロナ帯電装置において、
上記放電電極に印加する電圧が直流電圧に交流電圧を重畳した電圧であり、上記ケースの開口部の上記被帯電体の表面移動方向の上流部分で所定の電圧が印加され第1グリッド電位(Vg1)になる第1グリッド電極を配置する第1帯電領域と、下流部分で所定の電圧を印加され該被帯電体の目標帯電電位に近い第2グリッド電位(Vg2)になる第2グリッド電極を配置する第2帯電領域とを有し、該第1帯電領域通過後の該被帯電体の表面電位の絶対値|Vp1|と、該第2帯電領域における第2グリッド電位の絶対値|Vg2|との関係が、|Vp1|>|Vg2|を満たし、かつ、上記被帯電体の表面移動方向に関する上記第1帯電領域の開口幅W1と、上記第2帯電領域の開口幅W2との関係が、W1<W2を満たすよう構成したことを特徴とするコロナ帯電装置。 - 請求項1のコロナ帯電装置において、上記第1グリッド電極における単位面積あたりの開口面積である開口密度をρ1と、第2のグリッド電極における開口密度をρとの関係が、ρ1>ρ2を満たすことを特徴とするコロナ帯電装置。
- 像担持体と、該像担持体を帯電する複数の帯電装置と、該像担持体を露光し静電潜像を形成する露光装置と、該像担持体上の静電潜像をトナー像化する複数の現像装置と、該像担持体上のトナー像を被転写体に転写する転写装置とを備え、該像担持体上に複数のトナー像を重ねて現像し、該重ねて現像したトナー像を該転写装置により該被転写体上に一括転写する画像形成装置において、
上記帯電装置の少なくとも1つが請求項1または2のコロナ帯電装置であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項3の画像形成装置において、上記現像装置を構成するトナー担持体は、トナーを非静止状態で担持するトナー担持体であることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項3の画像形成装置において、上記現像装置を構成するトナー担持体は、所定の間隔で並べて配置された複数の電極と、該電極に多相の電圧を印加する電源とを備えており、該電源により複数の電極間に印加される電圧により形成される進行波電界により、トナーを担持しながら上記像担持体との対向領域に搬送することを特徴とする画像形成装置。
- 請求項3の画像形成装置において、上記現像装置を構成するトナー担持体は、所定の間隔で並べて配置された複数の電極と、該電極に多相の電圧を印加する電源とを備え、かつ、トナー担持体表面が移動可能であり、該電源により複数の電極間に印加される電圧により形成される進行波電界によってトナーを担持しながら上記像担持体との対向領域に搬送するとともに、該トナー担持体の表面移動により該トナー担持体上のトナーを該像担持体との対向領域に搬送することを特徴とする画像形成装置。
- 請求項3の画像形成装置において、上記現像装置を構成するトナー担持体は、所定の間隔で並べて配置された複数の電極と、該電極に電圧を印加する電源とを備え、かつ、トナー担持体表面が移動可能であり、該電源により複数の電極間に印加される電圧により形成される振動電界によってトナーを非静止状態で担持するとともに、該トナー担持体の表面移動により該トナー担持体上のトナーを該像担持体との対向領域に搬送することを特徴とする画像形成装置。
- 請求項3、4、5、6または7の画像形成装置において、上記複数の現像装置がシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのトナー像を形成する4つの現像装置であることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006311373A JP4913561B2 (ja) | 2006-11-17 | 2006-11-17 | コロナ帯電装置及び画像形成装置 |
US11/941,373 US7738813B2 (en) | 2006-11-17 | 2007-11-16 | Corona charger having two charging regions |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006311373A JP4913561B2 (ja) | 2006-11-17 | 2006-11-17 | コロナ帯電装置及び画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008129143A JP2008129143A (ja) | 2008-06-05 |
JP4913561B2 true JP4913561B2 (ja) | 2012-04-11 |
Family
ID=39417080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006311373A Expired - Fee Related JP4913561B2 (ja) | 2006-11-17 | 2006-11-17 | コロナ帯電装置及び画像形成装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7738813B2 (ja) |
JP (1) | JP4913561B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20100221043A1 (en) * | 2009-02-27 | 2010-09-02 | Avision Inc. | Screen-controlled scorotron charging device |
JP5458945B2 (ja) * | 2010-02-23 | 2014-04-02 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP2011196450A (ja) * | 2010-03-18 | 2011-10-06 | Ricoh Co Ltd | 駆動装置および画像形成装置 |
EP2390104B1 (en) | 2010-05-25 | 2012-09-26 | Ricoh Company, Limited | Rotary Drive Device and Image Forming Apparatus Including the Same |
JP5824832B2 (ja) | 2011-03-18 | 2015-12-02 | 株式会社リコー | 転写シートの製造方法 |
JP5883325B2 (ja) | 2012-03-28 | 2016-03-15 | タカタ株式会社 | エアバッグ、エアバッグ装置及びベントホール開閉制御方法 |
US9574586B2 (en) * | 2015-04-27 | 2017-02-21 | The Boeing Company | System and method for an electrostatic bypass |
JP2018189751A (ja) * | 2017-04-28 | 2018-11-29 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP2019086746A (ja) * | 2017-11-10 | 2019-06-06 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置及び帯電装置 |
Family Cites Families (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS614082A (ja) * | 1984-06-18 | 1986-01-09 | Canon Inc | コロナ放電装置 |
JPS63285570A (ja) * | 1987-05-18 | 1988-11-22 | Minolta Camera Co Ltd | 静電複写機の除電分離装置 |
JPH0263073A (ja) | 1988-08-30 | 1990-03-02 | Nec Niigata Ltd | 像担持体用帯電器 |
JP2782872B2 (ja) | 1989-12-29 | 1998-08-06 | 松下電器産業株式会社 | カラー画像形成装置 |
JPH052988A (ja) | 1991-06-25 | 1993-01-08 | Toshiba Corp | 表示装置の反射防止膜形成方法 |
US5424814A (en) * | 1992-01-11 | 1995-06-13 | Ricoh Company, Ltd. | Developing device with microfields formed on developer carrier |
JPH05241426A (ja) * | 1992-12-24 | 1993-09-21 | Canon Inc | コロナ放電装置 |
JPH06202441A (ja) * | 1992-12-29 | 1994-07-22 | Canon Inc | 帯電器及びこれを用いた電子写真装置 |
TW289021B (ja) * | 1993-05-08 | 1996-10-21 | Hoechst Ag | |
JPH07199598A (ja) | 1993-12-28 | 1995-08-04 | Mita Ind Co Ltd | 画像形成装置 |
JPH083673A (ja) | 1994-06-15 | 1996-01-09 | Mitsubishi Alum Co Ltd | 電解コンデンサ用アルミニウム箔および該アルミニウム箔の製造方法 |
JPH0864337A (ja) | 1994-08-22 | 1996-03-08 | Sharp Corp | コロナ放電装置 |
US5655186A (en) * | 1996-03-28 | 1997-08-05 | Xerox Corporation | Light blocking ion charging apparatus |
JP3646278B2 (ja) | 1996-09-30 | 2005-05-11 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | カラー画像形成方法及びこれを用いた装置 |
JPH10111590A (ja) * | 1996-10-07 | 1998-04-28 | Fuji Xerox Co Ltd | 帯電装置及びこれを用いた画像形成装置 |
US6163669A (en) * | 1998-05-29 | 2000-12-19 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
US6295437B1 (en) * | 1998-12-28 | 2001-09-25 | Ricoh Company, Ltd. | Apparatus and method for forming an image using a developing device capable of obtaining a high quality image |
JP2000275961A (ja) * | 1999-03-24 | 2000-10-06 | Ricoh Co Ltd | 現像装置 |
JP3385008B2 (ja) | 2001-03-26 | 2003-03-10 | 株式会社リコー | カラー画像形成装置 |
US6901231B1 (en) * | 2002-03-25 | 2005-05-31 | Ricoh Company, Ltd. | Developing apparatus, developing method, image forming apparatus, image forming method and cartridge thereof |
JP2004280068A (ja) * | 2003-02-07 | 2004-10-07 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置及び画像形成方法 |
JP2005099670A (ja) * | 2003-08-29 | 2005-04-14 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 帯電装置及び画像形成装置 |
US6970662B2 (en) | 2003-12-22 | 2005-11-29 | Xerox Corporation | Systems and methods for in situ setting charge voltages in a dual recharge system |
JP4683931B2 (ja) | 2005-01-13 | 2011-05-18 | 株式会社リコー | コロナ帯電装置及び画像形成装置 |
JP2006251736A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-21 | Ricoh Co Ltd | プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
JP4563845B2 (ja) * | 2005-03-16 | 2010-10-13 | 株式会社リコー | 画像形成装置及び画像形成方法 |
JP4696956B2 (ja) * | 2006-02-22 | 2011-06-08 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | カラー画像形成装置 |
-
2006
- 2006-11-17 JP JP2006311373A patent/JP4913561B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2007
- 2007-11-16 US US11/941,373 patent/US7738813B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008129143A (ja) | 2008-06-05 |
US7738813B2 (en) | 2010-06-15 |
US20080118275A1 (en) | 2008-05-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4913561B2 (ja) | コロナ帯電装置及び画像形成装置 | |
US7308222B2 (en) | Toner supplying system for an image forming apparatus | |
JP4800229B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
US7672625B2 (en) | Developing device using electrostatic transport and hopping (ETH) | |
JP5067846B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置 | |
JP4955492B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4819426B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4819424B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008216790A (ja) | プロセスカートリッジ、画像形成装置 | |
JP4725952B2 (ja) | 画像形成方法 | |
JP4988373B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4563845B2 (ja) | 画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP5495089B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2020122848A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5146805B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009294546A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5369414B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006259020A (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP2006259021A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008076430A (ja) | トナーホッピング装置、現像装置、プロセスユニット及び画像形成装置 | |
JP2010210958A (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP4734358B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JP5020772B2 (ja) | 現像装置、画像形成装置およびプロセスカートリッジ | |
JP2009020265A (ja) | コロナ帯電装置及び画像形成装置 | |
JP2003228238A (ja) | 現像装置及びこれを備えた画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090916 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110708 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110905 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111007 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111201 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120104 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120119 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4913561 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150127 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |