JP4901024B2 - 8−OHdG(8−ハイドロキシデオキシグアノシン)産生抑制剤 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、8-ハイドロキシデオキシグアノシン(以下8-OHdGと略)産生抑制作用を有し、紫外線によるDNAの損傷を防ぐことによりシミ・シワなどの皮膚の老化を予防または改善する化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】
皮膚の老化には紫外線が深く関与し、シミ・シワの原因になっていると考えられる。すなわち、メラニンが紫外線などの外的刺激を受けて肌の皮膚組織で生産され、そのために肌の黒化が促進され、シミ、ソバカス色黒等の症状が引き起こされるものと考えられる。皮膚の線維芽細胞は紫外線により生じる活性酸素などによる傷害を受けて、コラーゲンやヒアルロン酸の産生が抑制され、シワの原因になっている。肌の美白作用の確認法としては、メラニンの生成に関与するチロシナーゼの活性を抑制することが提案されている。従来、チロシナーゼの活性を抑制する物質として、美白化粧料には、生薬などの天然物の抽出物が化粧料に配合されてきた。また、アスコルビン酸誘導体、グルタチオン、コロイドイオウ等の化合物が配合されており、このような美白化粧料は皮膚の色黒、シミ、ソバカスの防止など美容効果を得るために利用されてきた。また、シワの予防改善にはグリコール酸等のα-ヒドロキシ酸や、線維芽細胞のコラーゲン産生促進作用のある生薬類が化粧料に配合されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】
しかしながら、シミの改善を期待するアスコルビン酸誘導体は、それ自体が酸化され易いため効果の発現が期待しにくいばかりか、配合した化粧品が経時的に変色、変臭する。また、グルタチオンやコロイドイオウは特有の臭気や安定性に問題があり、製品化に支障があった。一方、生薬類は、安全性が高いことからその有用性が期待されているものの、その美白効果はいまだ不十分なものが多かった。さらに、シワの改善を期待して配合されるグリコール酸等のα-ヒドロキシ酸は皮膚刺激が強く、充分な量を配合することが難しかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者は紫外線によるシミ・シワなどの皮膚の老化を予防改善するため鋭意研究を進めた結果、紫外線による細胞のDNAの損傷を抑制する事により、上記の目的を達成することが可能である事を突き止めた。すなわち、紫外線により生じるDNA塩基中の8-OHdGはメラノサイトに作用してメラニン産生を促進する。よって、紫外線照射による8-OHdGの生成を抑制することによりメラニン産生が抑制されることになる。また、8-OHdGの生成を抑制することは、それだけ細胞のDNAの損傷を抑制することになり、線維芽細胞においてはコラーゲンの産生が促進されることになり、シワの改善につながることを発見した。本発明者は、上記課題を解決するために、種々の物質および植物抽出物について8-OHdG産生抑制効果を調べた結果、カテキン類および/又はその配糖体、フラボン類および/又はその配糖体、フラボノール類および/又はその配糖体、フラバノン類および/又はその配糖体、イソフラボン類および/又はその配糖体、クマリン類および/又はその配糖体、ビチス(Vitis)属、プランタゴ(Plantago)属、リナム(Linum)属、カーサマス(Carthamus)属、ゴシピウム(Gossypium)属、ローズマリー(Rosmarinus)属、バンザクロ(Psidium)属、ユーカリ(Eucalyptus)属、グナファリウム(Gnaphalium)属、サイムス(Thymus)属、シリンガ(Syringa)属、マツ(Pinus)属に属する植物の抽出物に目的の効果を有することを見出し、本発明を完成するに至った。
【0005】
即ち、本発明はカテキン類および/又はその配糖体、フラボン類および/又はその配糖体、フラボノール類および/又はその配糖体、フラバノン類および/又はその配糖体、イソフラボン類および/又はその配糖体、クマリン類および/又はその配糖体、ビチス(Vitis)属、プランタゴ(Plantago)属、リナム(Linum)属、カーサマス(Carthamus)属、ゴシピウム(Gossypium)属、ローズマリー(Rosmarinus)属、バンザクロ(Psidium)属、ユーカリ(Eucalyptus)属、グナファリウム(Gnaphalium)属、サイムス(Thymus)属、シリンガ(Syringa)属、マツ(Pinus)属に属する植物の抽出物からなる群から選ばれる1種または2種以上の植物の抽出物を有効成分として含有することを特徴とする8-OHdG産生抑制剤を提供するものである。
【0006】
本発明に用いることの出来る物質及び植物抽出物は特に限定されないが、カテキン類および/又はその配糖体にはカテキン、エピカテキン、エピガロカテキン、エピガロカテキンガレート等が挙げられる。
【0007】
フラボン類および/又はその配糖体にはルテオリン、フラボン、アピゲニン等が挙げられる。
【0008】
フラボノール類および/又はその配糖体にはクエルセチン、ミリセチン、ケンフェロール、クエルシトリン、ルチン等が挙げられる。
【0009】
フラバノン類および/又はその配糖体にはナリンゲニン、ヘスペリジン、ナリンギン等が挙げられる。
【0010】
イソフラボン類および/又はその配糖体にはゲニステイン、ダイゼイン、ゲニスチン等が挙げられる。
【0011】
クマリン類および/又はその配糖体にはエスクレチン等が挙げられる。
【0012】
また、ビチス(Vitis)属植物としてブドウ(Vitis vinifera L.)等が挙げられる。
【0013】
プランタゴ(Plantago)属植物としてオオバコ(Plantago major L. var. asiatica QECAISNE)、エゾオオバコ(Plantago camtschatica Cham. Ex Link)等が挙げられる。
【0014】
リナム(Linum)属植物として亜麻(Linum usitatissimum L.)等が挙げられる。
【0015】
カーサマス(Carthamus)属植物として紅花(Carthamus tinctorius L.)等が挙げられる。
【0016】
ゴシピウム(Gossypium)属植物として綿花(Gossypium herbaceum LINNAEUS)等が挙げられる。
【0017】
ローズマリー(Rosmarinus)属に属する植物としてローズマリー(Rosmarinus officinalis L.)等が挙げられる。
【0018】
バンジロウ(Psidium)属に属する植物としてグアバ(Psidium guajava L.)等が挙げられる。
【0019】
ユーカリ(Eucalyptus)属に属する植物としてユーカリ(Eucalyptus globules LABILL.)等が挙げられる。
【0020】
グナファリウム(Gnaphalium)属に属する植物としてエバーラスティング(Gnaphalium uliginosum L.)等が挙げられる。
【0021】
サイムス(Thymus)属に属する植物としてワイルドタイム(Thymus serpyllum L.)、イブキジャコウソウ(Thymus quinquecostatus Celak.)等が挙げられる。
【0022】
シリンガ(Syringa)属に属する植物としてライラック(Syringa vulgaris)等が挙げられる。
【0023】
マツ(Pinus)属に属する植物として、フランス海岸松(Pinus pinaster)等が挙げられる。
【0024】
本発明に用いるカテキン類および/又はその配糖体、フラボン類および/又はその配糖体、フラボノール類および/又はその配糖体、フラバノン類および/又はその配糖体、イソフラボン類および/又はその配糖体、クマリン類および/又はその配糖体は、市販の試薬を使用することが出来る。また、これらの化合物を多く含有する植物から各種の溶媒、例えば、水;メチルアルコール、エチルアルコール等の低級1価アルコール;グリセリン、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール等の液状多価アルコール;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン;酢酸エチルなどのアルキルエステル;ベンゼン、ヘキサン等の炭化水素;ジエチルエーテル等のエーテル類;ジクロルメタン、クロロホルム等のハロゲン化アルカン等の1種または2種以上を用いて抽出し、精製して使用することが出来るし、化学的な合成によっても上記化合物を作成したものを使用することも可能である。
【0025】
また、ビチス(Vitis)属、プランタゴ(Plantago)属、リナム(Linum)属、カーサマス(Carthamus)属、ゴシピウム(Gossypium)属、ローズマリー(Rosmarinus)属、バンザクロ(Psidium)属、ユーカリ(Eucalyptus)属、グナファリウム(Gnaphalium)属、サイムス(Thymus)属、シリンガ(Syringa)属、マツ(Pinus)属に属する植物の使用部位は特に限定されず、それぞれの葉、枝、茎、花、果実、根、種子等あるいは全草を生のまま或いは乾燥したものを用いて抽出することが出来るが、就中、プランタゴ(Plantago)属、リナム(Linum)属、カーサマス(Carthamus)属、ゴシピウム(Gossypium)属は種子、マツ(Pinus)属は樹皮が特に好適である。
【0026】
植物抽出物の調製は特に限定されないが、例えば種々の適当な有機溶媒を用いて低温下から加温下で抽出することが出来る。抽出溶媒としては、例えば、水;メチルアルコール、エチルアルコール等の低級1価アルコール;グリセリン、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール等の液状多価アルコール;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン;酢酸エチルなどのアルキルエステル;ベンゼン、ヘキサン等の炭化水素;ジエチルエーテル等のエーテル類;ジクロルメタン、クロロホルム等のハロゲン化アルカン等の1種または2種以上を用いることが出来る。就中、水、エチルアルコール、1,3−ブチレングリコールの1種または2種以上の混合溶媒が特に好適である。
【0027】
抽出方法としては特に限定されないが、各植物を適当に細かく粉砕したものを例えば乾燥したものであれば、重量比で1〜1000倍量、特に10〜100倍量の溶媒を用い、常温抽出の場合には、0℃以上、特に20℃〜40℃で1時間以上、特に3〜7日間行うのが好ましい。また、60〜100℃で1時間、加熱抽出しても良い。
【0028】
以上のような条件で得られる上記各抽出物は、抽出された溶液のまま用いても良いが、さらに必要により、濾過等の処理をして、濃縮、粉末化したものを適宜使い分けて用いることが出来る。
【0029】
本発明の化粧料における抽出物の配合量は、蒸発乾燥分に換算して0.00001〜20.0重量%が好ましく、特に0.01〜10.0重量%の範囲が最適である。
【0030】
本発明の化粧料は、上記必須成分のほか、水性成分、油性成分、植物抽出物、動物抽出物、粉末、賦形剤、界面活性剤、油剤、アルコール、pH調整剤、防腐剤、酸化防止剤、増粘剤、甘味剤、色素、香料等を必要に応じて混合して適宜配合することにより調製される。本発明の化粧料の剤型は特に限定されず、化粧水、乳液、クリーム、パック、パウダー、スプレー、軟膏、分散液、洗浄料等種々の剤型とすることができる。
【0031】
【実施例】
以下、本発明による各種抽出物の8-OHdG産生抑制効果にかかわる試験実施例を示すと共にその素材を用いた化粧料への応用処方例等について述べるが、ここに記載された実施例に限定されないのは言うまでもない。
【0032】
(1)試料溶液及び培養液の調製
試料溶液としては、カテキン、エピカテキン、エピガロカテキン、エピガロカテキンガレート、ルテオリン、フラボン、アピゲニン、クエルセチン、ミリセチン、ケンフェロール、クエルシトリン、ルチン、ナリンゲニン、ヘスペリジン、ナリンギン、ゲニステイン、ダイゼイン、ゲニスチン、エスクレチンは市販の購入試薬を用いた。 ブドウ、オオバコ、エゾオオバコ、亜麻、紅花、綿花は種子および、ローズマリー、グアバ、ユーカリ、エバーラスティング、ワイルドタイム、イブキジャコウソウ、ライラックは植物の全草、フランス海岸松の樹皮を乾燥したものを粉末にし、50%エタノール水溶液で37℃にて一週間侵漬抽出した。これら試薬および抽出乾燥エキス100mgにジメチルスルホキシド(DMSO)を500μl、PBS(−)9.5mlを加えて溶解し試料溶液とした。
【0033】
(2)細胞の調製
細胞は人胎児皮膚ケラチノサイト(Clonetic社)を用い、培地はsigma社のケラチノサイト用合成培地にて培養した。 直径8cmのシャーレ(50cm2)に人皮膚ケラチノサイト細胞をコンフルーエントになるまで培養した。有効性を測定しようとするサンプルを、前もって測定した細胞毒性のかからない濃度で添加し、3時間培養する。3時間後、培地を除去し、PBS(-)溶液でよく洗浄した。洗浄後、2mlのPBS(-)を添加し、細胞に
20mJ/ cm2 の紫外線を照射した。照射後、トリプシン処理により細胞をエッペンドルフチューブに回収する。
【0034】
(3)細胞からのDNA抽出
回収した細胞中のDNAを和光純薬工業株式会社のDNA
Extractor WB kitにより抽出した。抽出物に蒸留水75μl加え、4℃で1昼夜放置した。その後、溶液を95℃、5分間加熱後、素早く急冷し、2M-酢酸ナトリウム緩衝液(PH4.5)1μl、nuclease
P1 5μl(10unit)を添加し、37℃で1時間放置した。 次に、1M-Tris-HCl(PH7.5) 8μl、 alkaline
phosphatase 2μlを添加し、37℃で1時間放置した。その後15,000rpmで3分遠沈を行い、上清をHPLCの試料とした。
【0035】
(4)HPLCによる8-OHdGおよび2-デオキシグアノシンの検出
移動相はメタノール80mlと0.2Mリン酸二水素ナトリウム50mlを加え、蒸留水で1Lにしたものを用いた。カラムはDAISOPAK(SP-120-5-ODS-BP)150mm×6mmを用い、8-OHdGの検出はESD検出器により下記の条件で行った。また、2-デオキシグアノシンの検出は290nmのUV検出器にて行った。
【0036】
ECD検出条件
GUARD CELL INSTALLED E:350mV
CH 1:E150mV,R100μA,FILTER
2 SEC,OUTPUT 1 V,OFFSET 0%
CH 2:E300mV,R
50nA,FILTER 10 SEC,OUTPUT 100mV,OFFSET 0%
【0037】
【表1】に各種成分の紫外線による8-OHdGの産生抑制結果を示す。
8-OHdGの産生率(%)は以下の計算で求めた。
【0038】
【化1】
【0039】
【表1】に示したようにエピカテキン、エピガロカテキンガレート、フラボン、ミリセチン、ケンフェロール、ナリンゲニン、ナリンギン、ゲニステイン、ゲニスチン、エスクレチン、およびブドウ、オオバコ、エゾオオバコ、亜麻、紅花、綿花の種子、ローズマリー、グアバ、ユーカリ、エバーラスティング、ワイルドタイム、イブキジャコウソウ、ライラック、さらにフランス海岸松の樹皮の抽出物はいずれも高い8-OHdG 産生抑制効果を示した。
【0040】
【表1】
【0041】
次に本発明の各種成分を配合した化粧料の処方例の例を示すが本発明はこれに限定されるものでない。
化粧料の処方例
【0042】
(1)化粧用クリーム(重量%)
a)ミツロウ…2.0
b)ステアリルアルコール…5.0
c)ステアリン酸…8.0
d)スクワラン…10.0
e)自己乳化型グリセリルモノステアレート…3.0
f)ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.)…1.0
g)ブドウ(葉)水溶液抽出物…3.0
h)ケンフェロール…0.5
i)1,3-ブチレングリコール…5.0
j)水酸化カリウム…0.3
k)防腐剤・酸化防止剤…適量
l)精製水…残部
製法a)〜f)までを加熱溶解し、80℃に保つ。g)〜l)までを加熱溶解し、
80℃に保ち、a)〜f)に加えて乳化し、40℃まで撹拌しながら冷却する。
【0043】
(1)化粧用クリーム(重量%)
a)ミツロウ…2.0
b)ステアリルアルコール…5.0
c)ステアリン酸…8.0
d)スクワラン…10.0
e)自己乳化型グリセリルモノステアレート…3.0
f)ポリオキシエチレンセチルエーテル(20E.O.)…1.0
g)ケンフェロール…0.5
h)1,3-ブチレングリコール…5.0
i)水酸化カリウム…0.3
j)防腐剤・酸化防止剤…適量
k)精製水…残部
製法a)〜g)までを加熱溶解し、80℃に保つ。h)〜k)までを加熱溶解し、
80℃に保ち、a)〜g)に加えて乳化し、40℃まで撹拌しながら冷却する。
【0044】
(2)乳液(重量%)
a)ミツロウ…0.5
b)ワセリン…2.0
c)スクワラン…8.0
d)ソルビタンセスキオレエート…0.8
e)ポリオキシエチレンオレイルエーテル(20E.O.)…1.2
f)エピガロカテキンガレート…0.5
g)グアバ(葉)50%1,3-ブチレングリコール水溶液抽出物…2.0
h)1,3-ブチレングリコール…7.0
i)カルボキシビニルポリマー…0.2
j)水酸化カリウム…0.1
k)精製水…残部
l)防腐剤・酸化防止剤…適量
m)エタノール…7.0
製法a)〜e)までを加熱溶解し、80℃に保つ。f)〜l)までを加熱溶解し、
80℃に保ち、a)〜e)に加えて乳化し、50℃まで撹拌しながら冷却する。
50℃でm)を添加し、40℃まで冷却する。
【0045】
(2)乳液(重量%)
a)ミツロウ…0.5
b)ワセリン…2.0
c)スクワラン…8.0
d)ソルビタンセスキオレエート…0.8
e)ポリオキシエチレンオレイルエーテル(20E.O.)…1.2
f)フランス海岸松(根)水溶液抽出物…2.0
g)1,3-ブチレングリコール…7.0
h)カルボキシビニルポリマー…0.2
i)水酸化カリウム…0.1
j)精製水…残部
k)防腐剤・酸化防止剤…適量
l)エタノール…7.0
製法a)〜e)までを加熱溶解し、80℃に保つ。f)〜k)までを加熱溶解し、
80℃に保ち、a)〜e)に加えて乳化し、50℃まで撹拌しながら冷却する。
50℃でl)を添加し、40℃まで冷却する。
【0046】
(3)化粧水(重量%)
a)エバーラスティング(全草)50%グリセリン水溶液抽出物…1.0
b)ワイルドタイム(花)20%プロピレングリコール水溶液抽出物…1.0
c)グリセリン…5.0
d)ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート(20E.O.)…1.0
e)エタノール…6.0
f)香料…適量
g)防腐剤・酸化防止剤…適量
h)精製水…残部
製法a)〜h)までを混合し、均一に溶解する。
【0047】
(3)化粧水(重量%)
a)ライラック(根)20%酢酸エチル水溶液抽出物…1.0
b)グリセリン…5.0
c)ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート(20E.O.)…1.0
d)エタノール…6.0
e)香料…適量
f)防腐剤・酸化防止剤…適量
g)精製水…残部
製法a)〜g)までを混合し、均一に溶解する。
【0048】
(4)パック剤(重量%)
a)ミリセチン…1.0
b)ローズマリー(茎)20%エタノール水溶液抽出物…2.0
c)酢酸ビニル樹脂エマルジョン…15.0
d)ポリビニルアルコール…10.0
e)オリーブ油…3.0
f)グリセリン…5.0
g)酸化チタン…8.0
h)カオリン…7.0
i)エタノール…8.0
j)香料…適量
k)防腐剤・酸化防止剤…適量
l)精製水…残部
製法a)〜l)までを混合し、よく撹拌、分散させ均一にする。
【0049】
(4)パック剤(重量%)
a)ミリセチン…1.0
b)エタノール…8.0
c)酢酸ビニル樹脂エマルジョン…15.0
d)ポリビニルアルコール…10.0
e)オリーブ油…3.0
f)グリセリン…5.0
g)酸化チタン…8.0
h)カオリン…7.0
i)香料…適量
j)防腐剤・酸化防止剤…適量
k)精製水…残部
製法a)〜k)までを混合し、よく撹拌、分散させ均一にする。
【0050】
【効果確認試験】
(1)塗布によるヒトでの効果確認試験
被験者として、20〜50歳の女性15名に1日2回(朝、夜)連続2ヵ月間、本発明品と比較品のそれぞれを使用させ、塗布部位の状態を試験前後で比較し、改善効果を調べた。本試験には、【0042】で示した化粧料を用い、比較例には【0042】に示した化粧料からブドウ(葉)抽出物、ケンフェロールを除いた化粧料を作成し、その塗布による効果について調べた。本発明の有効成分を配合した化粧料を毎日塗布しながら肌の色素沈着状態およびシワの状態を塗布開始前及び2ヶ月塗布後におけるアンケートで集計し、効果の確認を行った。結果は【表2】に示す。
【0051】
【判定基準】
著効:塗布開始前と比較して皮膚のシミ・シワが著しく改善した。
有効:塗布開始前と比較して皮膚のシミ・シワが改善した。
やや有効:塗布開始前と比較して皮膚のシミ・シワが少し改善した。
無効:塗布開始前と比較して変化がなかった。
【0052】
【表2】
【0053】
【表2】からも明らかなように、対照品と比較していずれも高い効果が認められた。
【0054】
【発明の効果】
以上詳述したごとく、本発明の化粧料は、8-OHdG産生抑制効果に優れており、皮膚のシミ・シワの防止に有効である。
Claims (1)
- オオバコ(Plantagomajor L. var. asiatica QECAISNE)の種子、エゾオオバコ(Plantago camtschaticaCham. Ex Link)の種子、綿花(Gossypium herbaceum L INNAEUS )の種子、エバーラスティング(Gnaphalium uliginosum L.)の全草、ライラック(Syringa vulgaris)の全草である植物抽出物の1種又は2種以上からなる8-OHdG(8-ハイドロキシデオキシグアノシン)産生抑制剤。
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