JP4798202B2 - 静電潜像現像用トナーの製造方法 - Google Patents
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Description
『少なくとも、着色剤を含有し懸濁重合により得られた母粒子の表面に、樹脂粒子を凝集させて外層を形成する工程と、その後融着させる工程を経て製造される静電潜像現像用トナーの製造方法において、
該外層を形成するための樹脂粒子が、
芳香族ジカルボン酸又はその誘導体と脂肪族ジアルコールから合成されるポリエステル樹脂と、アクリル系樹脂を含有するものであり、
該ポリエステル樹脂と該アクリル系樹脂を有機溶媒に混合、溶解させて形成した樹脂溶液を水系媒体中に添加、分散させた後、該有機溶媒を除去して形成されるものであることを特徴とする静電潜像現像用トナーの製造方法。』というものである。
『前記芳香族ジカルボン酸又はその誘導体が、テレフタル酸又はその誘導体であることを特徴とする請求項1に記載の静電潜像現像用トナーの製造方法。』というものである。
請求項3に記載の発明は、
『前記アクリル系樹脂が、少なくとも、スチレン、アクリル酸エステル、メタクリル酸を合成して形成されるものであることを特徴とする請求項1または2に記載の静電潜像現像用トナーの製造方法。』というものである。
『前記静電潜像現像用トナーが、オフセット防止剤を含有するものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の静電潜像現像用トナーの製造方法。』というものである。
『前記静電潜像現像用トナーの体積平均粒径が3〜7μmであり、体積平均粒径/個数平均粒径が1.05〜1.20であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の静電潜像現像用トナーの製造方法。』というものである。
トナー粒子の体積及び個数平均粒径(μm)は、「コールターマルチサイザーII」(コールタカウンタ社製)で測定して求める。その測定結果から体積平均粒径(Dv)、個数平均粒径(Dp)、その比(Dv/Dp)は算出する。
トナー粒子の平均円形度は、相当円の周囲長/粒子投映像の周囲長で表される。相当円の周囲長と粒子投映像の周囲長は、フロー式粒子像解析装置「FPIA−2000」(シスメックス社製)を用い、水分散系中のトナー粒子を測定して求める。尚、トナー粒子の平均円形度は、0.90〜1.00が好ましい。
樹脂粒子の体積平均粒径は、動的光散乱粒度分布測定装置「ELSー800」(大塚電子工業社製)で測定して求める。尚、好ましい範囲については後述する。
ガラス転移温度(Tg)は、JIS K7121に準拠して測定される物性値であり、該規格に記載されている中間ガラス転移温度を意味する。
軟化温度(Tm)は、フローテスター「CFT−500」(島津製作所社製)で測定して求める。具体的には、測定する試料1.0gを秤量し、径1.0mm×長さ1.0mmのダイを使用し、昇温速度3.0℃/min、予熱時間180秒、荷重30kg、測定温度範囲60〜180℃の条件で測定を行い、上記の試料が1/2流出したときの温度を軟化温度とする。尚、好ましい軟化温度につていは後述する。
重量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー「807−IT型」(日本分光工業社製)で測定して求める。具体的には、カラム温度を40℃に保ちながら、キャリア溶媒としてテトラヒドロフランを1kg/cm2で流し、測定する試料30mgをテトラヒドロフラン20mlに溶解し、この溶液0.5mgを上記のキャリア溶媒とともに装置内に導入して、ポリスチレン換算により求める。尚、好ましい重量平均分子量については後述する。
酸価とは、樹脂1g中に存在する酸を中和するために必要な水酸化カリウムのミリグラム数を示し、いわゆる分子端末等に存在する酸性極性基の量を示す。酸価は、JISのK0070に規定された方法で測定することができる。本発明では、測定用溶剤としてトルエン/メタノール(2:1)の混合溶剤を用いる。
トナーの帯電量の測定は、ブローオフ法により測定することができる。
M:ブロー前のサンプル質量
M0:ブロー後のサンプル質量
尚、トナーの帯電量は、−40〜−55μC/gが好ましく、−42〜−55μC/gがより好ましい。トナーの帯電量をこの範囲にすることで、カブリの発生や経時劣化が無く、高濃度の画像を安定して得ることができ好ましい。
攪拌機、蒸留塔、温度計及び窒素導入管を取り付けたガラス製4つ口フラスコに、ネオペンチルグリコール8モル、エチレングリコール4モル、テレフタル酸8モルの比率で仕込んだ。これをマントルヒーター中、窒素気流下にて180℃まで昇温し、そこで酸及びアルコール成分の総仕込量に対して0.14質量%の重合開始剤(チタンテトラブトキシド)を加え、撹拌しながら加熱することにより反応させた。反応の進行は、酸価を測定することにより追跡し、所定の酸価に達した時点で反応を終了させて、重量平均分子量が6,700(「807−IT型」で測定した値)、ガラス転移温度(Tg)が56℃(「DSC−200」で測定した値)、軟化温度(Tm)が103℃(「CFT−500」で測定した値)、酸価が3.2(JIS K0070に準拠して測定した値)の「ポリエステル樹脂A」を得た。
次に、ビーカー内に「ポリエステル樹脂A」20部、酢酸エチル70部、メチルエチルケトン30部を入れ、「TKホモミキサー」(特殊機化工業社製)を用いて10000rpmで攪拌し、均一に溶解させてポリエステル樹脂溶液を調製した。
攪拌装置、冷却管、温度センサーを備えた反応器に前記「ポリエステル樹脂粒子分散液1」を仕込み、窒素気流下で攪拌しながら80℃に昇温した後、これに1質量%の過硫酸カリウム水溶液12部を添加した。次に、下記組成の「モノマー混合液1」を1時間かけて添加した後、更に2時間保持し重合を完結させた。重合反応終了後、内容物を室温まで冷却し、乳白色の「アクリル樹脂含有ポリエステル樹脂粒子Aの分散液」を得た。尚、得られたアクリル樹脂含有ポリエステル樹脂粒子の体積平均粒径は130nmであった。
スチレン 1.2部
アクリル酸ブチル 0.4部
メタクリル酸 0.03部
n−オクチルメルカプタン 0.03部
〈ポリエステル樹脂含有アクリル樹脂粒子分散液の調製2〉
攪拌装置、冷却管、温度センサーを備えた反応器に、蒸留水450部、ドデシル硫酸ナトリウム1.12部を仕込み、窒素気流下で攪拌しながら80℃に昇温した後、これに1質量%過硫酸カリウム水溶液120部を添加した。次に、下記組成の「モノマー混合液2」を1.5時間かけて添加した後、更に2時間保持し重合を完結させた。重合反応終了後、内容物を室温まで冷却し、乳白色の「スチレン−アクリル樹脂粒子分散液A1」を得た。尚、得られたアクリル樹脂粒子の重量平均分子量は11,000、Tgは48℃、Tmは87℃、平均粒径は58nmであった。
スチレン 98部
アクリル酸ブチル 52部
メタクリル酸 14部
n−オクチルメルカプタン 6部
次に、攪拌装置、加熱冷却装置、濃縮装置、及び原料・助剤仕込み装置を備えた反応フラスコに、スチレン21部、n−ブチルアクリレート6部、メタクリル酸1.3部、n−オクチルメルカプタン1.1部からなる単量体混合液に、「ポリエステル樹脂A」14部を添加し、85℃に加温し溶解させて単量体溶液を調製した。一方、ドデシルスルホン酸ソーダ0.3部をイオン交換水540部に溶解させた溶液を80℃に加熱し、この溶液に前記「スチレン−アクリル樹脂粒子分散液A1」を固形分換算で5.6部添加した後、ホモジナイザー「TKホモミキサー」により前記単量体溶液を混合分散させ、乳化液を調製した。次いで、この乳化液に過硫酸カリウム1部をイオン交換水50部に溶解させた溶液と、イオン交換水150部とを添加し、温度を80℃とした後、3時間重合させて「ポリエステル樹脂含有アクリル樹脂粒子Bの分散液」を得た。尚、得られたポリエステル樹脂含有アクリル樹脂粒子の平均粒径は110nmであった。
攪拌機、蒸留塔、温度計及び窒素導入管を取り付けたガラス製4つ口フラスコに、ネオペンチルグリコール4モル、エチレングリコール4モル、1,2−プロパンジオール2モル、テレフタル酸8モルの比率で仕込んだ。これをマントルヒーター中、窒素気流下にて180℃まで昇温し、そこで酸及びアルコール成分の総仕込量に対して0.14質量%の重合開始剤(チタンテトラブトキシド)を加え、撹拌しながら加熱することにより反応させた。反応の進行は、酸価を測定することにより追跡し、所定の酸価に達した時点で反応を終了させて、重量平均分子量が7,500、Tgが49℃、Tmが92℃、酸価が8.6の「ポリエステル樹脂B」を得た。
次に、ビーカー内に「ポリエステル樹脂A」20部、酢酸エチル70部、メチルエチルケトン30部を入れ、「TKホモミキサー」(特殊機化工業社製)を用いて10000rpmで攪拌し、均一に溶解させてポリエステル樹脂溶液を調製した。
次に、攪拌装置、冷却管、温度センサーを備えた反応器に上記「ポリエステル樹脂粒子分散液2」を仕込み、窒素気流下で攪拌しながら80℃に昇温した後、これに1質量%過硫酸カリウム水溶液12部を添加した。次に、下記組成の「モノマー混合液3」を1時間かけて添加した後、更に2時間保持し重合を完結させた。重合反応終了後、内容物を室温まで冷却し、乳白色の「アクリル樹脂含有ポリエステル樹脂粒子Cの分散液」を得た。尚、得られた樹脂粒子の体積平均粒径は120nmであった。
スチレン 1.0部
アクリル酸ブチル 0.6部
メタクリル酸 0.06部
n−オクチルメルカプタン 0.03部
〈ポリエステル樹脂含有アクリル樹脂粒子分散液の調製4〉
攪拌装置、冷却管、温度センサーを備えた反応器に、蒸留水450部、ドデシル硫酸ナトリウム1.12部を仕込み、窒素気流下で攪拌しながら80℃に昇温した後、これに1質量%過硫酸カリウム水溶液120部を添加した。次に、下記組成の「モノマー混合液4」を1.5時間かけて添加した後、更に2時間保持し重合を完結させた。重合反応終了後、内容物を室温まで冷却し、乳白色の「スチレン−アクリル樹脂粒子分散液B1」を得た。尚、得られた樹脂粒子の重量平均分子量は12,000、Tgは53℃、Tmは92℃、体積平均粒径は61nmであった。
スチレン 100部
アクリル酸ブチル 57部
メタクリル酸 7部
n−オクチルメルカプタン 6部
次に、攪拌装置、加熱冷却装置、濃縮装置、及び原料・助剤仕込み装置を備えた反応フラスコに、スチレン21部、n−ブチルアクリレート6部、メタクリル酸1.3部、n−オクチルメルカプタン1.1部からなる単量体混合液に、「ポリエステル樹脂B」30部を添加し、85℃に加温し溶解させて単量体溶液を調製した。一方、ドデシルスルホン酸ソーダ0.3部をイオン交換水540部に溶解させた溶液を80℃に加熱し、この溶液に前記「スチレン−アクリル樹脂粒子分散液B1」を固形分換算で5.6部添加した後、ホモジナイザー「TKホモミキサー」により前記単量体溶液を混合分散させ、乳化液を調製した。次いで、この乳化液に過硫酸カリウム1部をイオン交換水50部に溶解させた溶液と、イオン交換水150部とを添加し、温度を80℃とした後、3時間重合させて「ポリエステル樹脂含有アクリル樹脂粒子Dの分散液」を得た。尚、得られたポリエステル樹脂含有アクリル樹脂粒子の体積平均粒径は130nmであった。
攪拌装置、加熱冷却装置、濃縮装置、及び原料・助剤仕込み装置を備えた反応フラスコに、テレフタル酸ジメチル4.9モル、ネオペンチルグリコール3.8モル、エチレングリコール7.4モル及びチタンテトラブトキシド0.52部を仕込み、窒素気流下200rpmの攪拌速度で攪拌しながら、内温を160℃から220℃まで4時間かけてエステル交換反応を行なった。ついでフマール酸0.2モルを加え、200℃から220℃まで1時間かけてエステル化反応を行なった。NMR等で得られた樹脂を測定するとテレフタル酸48モル%、フマール酸2モル%、ネオペンチルグリコール25モル%、エチレングリコール25モル%であった。得られたポリエステル樹脂の重量平均分子量は7,300、Tgは61℃、Tmは108℃、酸価は10.2であった。このようにして「ポリエステル樹脂C」を得た。
ビーカー内に「ポリエステル樹脂C」20部、トルエン70部、メチルエチルケトン30部を入れ、「TKホモミキサー」を用いて12000rpmで攪拌し、均一に溶解させてポリエステル樹脂溶液を調製した。
攪拌装置、冷却管、温度センサーを備えた反応器に上記「ポリエステル樹脂粒子分散液C」を仕込み、窒素気流下で攪拌しながら80℃に昇温した後、これに1質量%過硫酸カリウム水溶液12部を添加した。次に、下記組成の「モノマー混合液5」を1時間かけて添加した後、更に2時間保持し重合を完結させた。重合反応終了後、内容物を室温まで冷却し、乳白色の「アクリル樹脂含有ポリエステル樹脂粒子Eの分散液」を得た。尚、得られたアクリル樹脂含有ポリエステル樹脂粒子の体積平均粒径は110nmであった。
スチレン 1.3部
アクリル酸ブチル 0.3部
メタクリル酸 0.06部
n−オクチルメルカプタン 0.03部
〈アクリル樹脂含有ポリエステル樹脂粒子分散液の調製6〉
攪拌装置、冷却管、温度センサーを備えた反応器に、蒸留水450部、ドデシル硫酸ナトリウム1.12部を仕込み、窒素気流下で攪拌しながら80℃に昇温した後、これに1質量%過硫酸カリウム水溶液120部を添加した。次に、下記組成の「モノマー混合液6」を1.5時間かけて添加した後、更に2時間保持し重合を完結させた。重合反応終了後、内容物を室温まで冷却し、乳白色の「スチレン−アクリル樹脂粒子分散液C1」を得た。尚、得られた樹脂粒子の重量平均分子量は13,400、Tgは57℃、Tmは98℃、体積平均粒径は60nmであった。
スチレン 120部
アクリル酸ブチル 42部
メタクリル酸 8部
n−オクチルメルカプタン 6部
次に、攪拌装置、加熱冷却装置、濃縮装置、及び原料・助剤仕込み装置を備えた反応フラスコに、スチレン21部、n−ブチルアクリレート6部、メタクリル酸1.3部、n−オクチルメルカプタン1.1部からなる単量体混合液に、「ポリエステル樹脂C」35部を添加し、85℃に加温し溶解させて単量体溶液を調製した。一方、ドデシルスルホン酸ソーダ0.3部をイオン交換水540部に溶解させた溶液を80℃に加熱し、この溶液に前記「スチレン−アクリル樹脂の粒子分散液C1」を固形分換算で5.6部添加した後、「TKホモミキサー」により前記単量体溶液を混合分散させ、乳化液を調製した。次いで、この乳化液に過硫酸カリウム1部をイオン交換水50部に溶解させた溶液と、イオン交換水150部とを添加し、温度を80℃とした後、3時間重合させて「ポリエステル樹脂含有アクリル樹脂粒子Fの分散液」を得た。尚、得られた樹脂粒子の体積平均粒径は150nmであった。
攪拌装置、冷却管、温度センサーを備えた反応器に、蒸留水450部、ドデシル硫酸ナトリウム1.12部を仕込み、窒素気流下で攪拌しながら80℃に昇温した後、これに1質量%過硫酸カリウム水溶液120部を添加した。次に、下記組成の「モノマー混合液7」を1.5時間かけて添加した後、更に2時間保持し重合を完結させた。重合反応終了後、内容物を室温まで冷却し、乳白色の「スチレン−アクリル樹脂粒子分散液D1」を得た。尚、得られた樹脂粒子の重量平均分子量は10,800、Tgは49℃、Tmは90℃、体積平均粒径は60nmであった。
スチレン 100部
アクリル酸ブチル 54部
メタクリル酸 10部
n−オクチルメルカプタン 6部
この「スチレン−アクリル樹脂粒子分散液D1」から粒子を固液分離し、水洗浄後乾燥して「アクリル樹脂A」を得た。
次に、ビーカー内に「ポリエステル樹脂C」15部、「アクリル樹脂A」5部、トルエン70部、メチルエチルケトン30部を入れ、「TKホモミキサー」を用いて10000rpmで攪拌し、均一に溶解させてアクリル樹脂含有ポリエステル樹脂溶液を調製した。
蒸留水680部、カルナバワックス(セラリカ野田社製)180部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム「ネオゲンSC」(第一工業製薬製)17部を混合し、高圧せん断をかけて乳化分散させ「オフセット防止剤粒子(1)分散液」を得た。尚、オフセット防止剤粒子の体積平均粒径は、110nm(「ELSー800」で測定した値)であった。
蒸留水680部、ペンタエリスリトールエステル「ユニスターH476」(日本油脂社製)180部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム「ネオゲンSC」(第一工業製薬製)17部を混合し、高圧せん断をかけて乳化分散させ「オフセット防止剤粒子(2)分散液」を得た。オフセット防止剤粒子の平均粒径は、130nm(「ELSー800」で測定した値)であった。
ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム「ネオゲンSC」(第一工業製薬製)10部を蒸留水180部に溶解させ、これに着色剤粒子としてカーボンブラック「リーガル330R」(キャボット社製)25部を加えて分散させ、「着色剤粒子(1)分散液」を得た。分散させたカーボンブラックの体積平均粒径は、106nm(「ELSー800」で測定した値)であった。
ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム「ネオゲンSC」(第一工業製薬製)10部を蒸留水180部に溶解させ、これに着色剤粒子としてシアン顔料「銅フタロシアニンB15:3」(大日精化社製)25部を加えて分散させ、「着色剤粒子(2)分散液」を得た。尚、分散させたカーボンブラックの体積平均粒径は、110(「ELSー800」で測定した値)nmであった。
攪拌装置、冷却管、温度センサーを備えた反応器に、蒸留水450部、ドデシル硫酸ナトリウム0.56部を仕込み、窒素気流下で攪拌しながら80℃に昇温した後、これに1質量%過硫酸カリウム水溶液120部を添加した。次に、下記組成の「モノマー混合液A」を1.5時間かけて添加した後、更に2時間保持し重合を完結させた。重合反応終了後、内容物を室温まで冷却し、乳白色の「重合体一次粒子(1)分散液」を得た。重合体の重量平均分子量は11,000、Tgは34℃、Tmは82℃、体積平均粒径は120nmであった。
スチレン 99部
アクリル酸ブチル 52部
メタクリル酸 14部
n−オクチルメルカプタン 6部
(重合体一次粒子(2)分散液の調製)
攪拌装置、冷却管、温度センサーを備えた反応器に、蒸留水450部、ドデシル硫酸ナトリウム0.56部を仕込み、窒素気流下で攪拌しながら80℃に昇温した後、これに1質量%過硫酸カリウム水溶液120部を添加した。次に、下記組成の「モノマー混合液B」を1.5時間かけて添加した後、更に2時間保持し重合を完結させた。重合反応終了後、内容物を室温まで冷却し、乳白色の「重合体一次粒子(2)分散液」を得た。重合体の重量平均分子量は9,800、Tgは30℃、Tmは78℃、体積平均粒径は110nmであった。
スチレン 95部
アクリル酸ブチル 58部
メタクリル酸 12部
n−オクチルメルカプタン 8部
〈トナー粒子1の製造〉
攪拌装置、冷却管、温度センサーを備えた反応器に、「アクリル樹脂含有ポリエステル樹脂粒子A分散液」240部、「オフセット防止剤粒子(1)分散液」13.6部、「着色剤粒子(1)分散液」24部、アニオン性界面活性剤「ネオゲンSC」(第一工業薬品社製)5部、及び蒸留水240部とを仕込み、攪拌しながら2mol/L水酸化ナトリウム水溶液を添加して混合分散液のpHを10.0に調整した。撹拌しながら50℃に昇温し、次に、これに50質量%塩化マグネシウム水溶液40部を添加した後、攪拌しながら60℃に昇温して0.5時間保持した後、80℃まで昇温して更に0.5時間保持した。この時の混合分散液中のトナーの平均粒径は4.8μmであった。次に20質量%塩化ナトリウム水溶液120gを添加してから更に0.5時間保持した。その後、内容物を室温まで冷却し、溶液の濾過、得られた固形分の蒸留水への再懸濁処理といった洗浄処理を数回繰り返し、その後乾燥させて体積平均粒径4.8μm(「コールターマルチサイザーII」(コールタカウンタ社製)で測定)の「トナー粒子1」を得た。
攪拌装置、冷却管、温度センサーを備えた反応器に、「アクリル樹脂含有ポリエステル樹脂粒子B分散液」120部、「重合体一次粒子(1)分散液」120部、「オフセット防止剤粒子(1)分散液」13.6部、「着色粒子(2)分散液」24部、アニオン性界面活性剤「ネオゲンSC」(第一工業薬品社製)5部、及び蒸留水240部とを仕込み、攪拌しながら2mol/L水酸化ナトリウム水溶液を添加して混合分散液のpHを10.0に調整した。撹拌しながら50℃に昇温し、次に、これに50質量%塩化マグネシウム水溶液40部を添加した後、攪拌しながら60℃に昇温して0.5時間保持した後、80℃まで昇温して更に0.5時間保持した。この時の混合分散液中のトナー粒子の平均粒径は4.8μmであった。次に20質量%塩化ナトリウム水溶液120gを添加してから更に0.5時間保持した。その後、内容物を室温まで冷却し、溶液の濾過、得られた固形分の蒸留水への再懸濁処理といった洗浄処理を数回繰り返し、その後乾燥させて体積平均粒径4.8μmの「トナー粒子2」を得た。
攪拌装置、冷却管、温度センサーを備えた反応器に、「アクリル樹脂含有ポリエステル樹脂粒子C分散液」240部、「オフセット防止剤粒子(1)分散液」13.6部、「着色剤粒子(1)分散液」24部、アニオン性界面活性剤「ネオゲンSC」(第一工業薬品社製)5部、及び蒸留水240部とを仕込み、攪拌しながら2mol/L水酸化ナトリウム水溶液を添加して混合分散液のpHを10.0に調整した。撹拌しながら50℃に昇温し、次に、これに50質量%塩化マグネシウム水溶液40部を添加した後、攪拌しながら60℃に昇温して0.5時間保持した後、70℃まで昇温して更に0.5時間保持した。この時の混合分散液中のトナー粒子の平均粒径は4.5μmであった。次に温度を50℃に冷却した後、「アクリル樹脂含有ポリエステル樹脂粒子C分散液」30部を添加し、80℃まで昇温して0.5時間保持した後、20質量%塩化ナトリウム水溶液120gを添加してから更に0.5時間保持した。その後、内容物を室温まで冷却し、溶液の濾過、得られた固形分の蒸留水への再懸濁処理といった洗浄処理を数回繰り返し、その後乾燥させて体積平均粒径4.8μmの「トナー粒子3」を得た。
攪拌装置、冷却管、温度センサーを備えた反応器に、「重合体一次粒子(1)分散液」160部、「ポリエステル樹脂含有アクリル樹脂粒子D分散液」80部、「オフセット防止剤粒子(2)分散液」13.6部、「着色剤粒子(2)分散液」24部、アニオン性界面活性剤「ネオゲンSC」(第一工業薬品社製)5部、及び蒸留水240部とを仕込み、攪拌しながら2mol/L水酸化ナトリウム水溶液を添加して混合分散液のpHを10.0に調整した。次に、これに50質量%塩化マグネシウム水溶液40部を添加した後、攪拌しながら70℃に昇温して0.5時間保持した後、75℃まで昇温して更に0.5時間保持した。この時の混合分散液中のトナー粒子の平均粒径は4.3μmであった。次に、系内の温度を60℃まで冷却した後、「ポリエステル樹脂含有アクリル樹脂粒子D分散液」40部を添加し、80℃まで昇温して0.5時間保持した後、20質量%塩化ナトリウム水溶液120gを添加してから更に0.5時間保持した。その後、内容物を室温まで冷却し、溶液の濾過、得られた固形分の蒸留水への再懸濁処理といった洗浄処理を数回繰り返し、その後乾燥させて体積平均粒径4.7μmの「トナー粒子4」を得た。
攪拌装置、冷却管、温度センサーを備えた反応器に、「重合体一次粒子分散液(2)」200部、「ポリエステル樹脂含有アクリル樹脂粒子E分散液」40部、「オフセット防止剤粒子(2)分散液」13.6部、「着色剤粒子(2)分散液」24部、アニオン性界面活性剤「ネオゲンSC」(第一工業薬品社製)5部、及び蒸留水240部とを仕込み、攪拌しながら2mol/L水酸化ナトリウム水溶液を添加して混合分散液のpHを10.0に調整した。次に、これに50質量%塩化マグネシウム水溶液40部を添加した後、攪拌しながら70℃に昇温して0.5時間保持した後、75℃まで昇温して更に0.5時間保持した。この時の混合分散液中のトナーの平均粒径は4.3μmであった。次に、系内の温度を60℃まで冷却した後、「アクリル樹脂含有ポリエステル樹脂粒子E分散液」40部を添加し、80℃まで昇温して0.5時間保持した後、20質量%塩化ナトリウム水溶液120gを添加してから更に0.5時間保持した。その後、内容物を室温まで冷却し、溶液の濾過、得られた固形分の蒸留水への再懸濁処理といった洗浄処理を数回繰り返し、その後乾燥させて体積平均粒径4.6μmの「トナー粒子5」を得た。
攪拌装置、冷却管、温度センサーを備えた反応器に、「重合体一次粒子(2)分散液」160部、「アクリル樹脂含有ポリエステル樹脂粒子F分散液」80部、「オフセット防止剤粒子(2)分散液」13.6部、「着色剤粒子(2)分散液」24部、アニオン性界面活性剤「ネオゲンSC」(第一工業薬品社製)5部、及び蒸留水240部とを仕込み、攪拌しながら2mol/L水酸化ナトリウム水溶液を添加して混合分散液のpHを10.0に調整した。次に、これに50質量%塩化マグネシウム水溶液40部を添加した後、攪拌しながら60℃に昇温して0.5時間保持した後、80℃まで昇温して更に0.5時間保持した。この時の混合分散液中のトナー粒子の平均粒径は4.9μmであった。次に20質量%塩化ナトリウム水溶液120gを添加してから更に0.5時間保持した。その後、内容物を室温まで冷却し、溶液の濾過、得られた固形分の蒸留水への再懸濁処理といった洗浄処理を数回繰り返し、その後乾燥させて体積平均粒径4.9μmの「トナー粒子6」を得た。
攪拌装置、冷却管、温度センサーを備えた反応器に、「重合体一次粒子(2)分散液」160部、「アクリル樹脂含有ポリエステル樹脂粒子G分散液」80部、「オフセット防止剤粒子(2)分散液」13.6部、「着色剤粒子(2)分散液」24部、アニオン性界面活性剤「ネオゲンSC」(第一工業薬品社製)5部、及び蒸留水240部とを仕込み、攪拌しながら2mol/L水酸化ナトリウム水溶液を添加して混合分散液のpHを10.0に調整した。撹拌しながら50℃に昇温し、次に、これに50質量%塩化マグネシウム水溶液40部を添加した後、攪拌しながら60℃に昇温して0.5時間保持した後、70℃まで昇温して更に0.5時間保持した。この時の混合分散液中のトナー粒子の平均粒径は4.6μmであった。次に温度を50℃に冷却した後、「アクリル樹脂含有ポリエステル樹脂粒子F分散液」30部を添加し、80℃まで昇温して0.5時間保持した後、20質量%塩化ナトリウム水溶液120gを添加してから更に0.5時間保持した。その後、内容物を室温まで冷却し、溶液の濾過、得られた固形分の蒸留水への再懸濁処理といった洗浄処理を数回繰り返し、その後乾燥させて体積平均粒径4.8μmの「トナー粒子7」を得た。
「TKホモミキサー」(特殊機化工業社製)、加熱冷却装置、濃縮装置、及び原料・助剤仕込み装置を備えた反応フラスコに、イオン交換水325部とアニオン性界面活性剤「ニューコール220L」(日本乳化剤社製)10部をイオン交換水500部に溶解させた溶液を仕込み、12000rpmの攪拌速度で攪拌しながら、内温を80℃に昇温させた。
攪拌装置、冷却管、温度センサーを備えた反応器に、「重合体一次粒子(1)分散液」288部、「オフセット防止剤粒子(1)分散液」13.6部、「着色剤粒子(1)分散液」24部、及び蒸留水240部とを仕込み、攪拌しながら2mol/L水酸化ナトリウム水溶液を添加して混合分散液のpHを10.0に調整した。次に、これに50質量%塩化マグネシウム水溶液40部を添加した後、攪拌しながら70℃に昇温して1.5時間保持した。この時の混合分散液の平均粒径は4.8μmであった。次に、20質量%塩化ナトリウム水溶液120部を添加してから75℃に昇温し、1時間保持した。その後、内容物を室温まで冷却し、溶液の濾過、得られた固形分の蒸留水への再懸濁処理といった洗浄処理を数回繰り返し、その後乾燥させて体積平均粒径4.8μmの「トナー粒子9」を得た。
攪拌装置、冷却管、温度センサーを備えた反応器に、「重合体一次粒子(1)分散液」240部、「オフセット防止剤粒子(1)分散液」13.6部、「着色剤粒子(1)分散液」24部、アニオン性界面活性剤「ネオゲンSC」(第一工業薬品社製)5部、及び蒸留水240部とを仕込み、攪拌しながら2mol/L水酸化ナトリウム水溶液を添加して混合分散液のpHを10.0に調整した。次に、これに50質量%塩化マグネシウム水溶液40部を添加した後、攪拌しながら70℃に昇温して0.5時間保持した後、75℃まで昇温して更に0.5時間保持した。この時の混合分散液中のトナー粒子の平均粒径は4.5μmであった。次に、系内の温度を70℃まで冷却した後、「重合体一次粒子(2)分散液」30部を添加し、80℃まで昇温して0.5時間保持した後、20質量%塩化ナトリウム水溶液120gを添加してから更に0.5時間保持した。その後、内容物を室温まで冷却し、溶液の濾過、得られた固形分の蒸留水への再懸濁処理といった洗浄処理を数回繰り返し、その後乾燥させて体積平均粒径4.8μmの「トナー粒子10」を得た。
「ポリエステル樹脂A」100部に対してシアン着色剤「C.I.ピグメントブルー15:3」が7部となるようにして、上記のポリエステル系樹脂と顔料マスターバッチとポリエステルワックス「WE−5」(日本油脂社製)1部を、「ヘンシェルミキサー」(三井三池化工社製)により周速40m/secで180秒間かけて充分に混合した。
上記で作製した「トナー粒子1〜11」の各々100部に対して、疎水性シリカ「H−2000」(クラリアント社製)0.5部と、酸化チタン「STT30A」(チタン工業社製)1.0部、チタン酸ストロンチウム(平均粒径0.2μm)1.0部を添加し、「ヘンシェルミキサー」(三井三池化工社製)を用い、周速40m/sec、60秒間混合処理した後、目開き90μmの篩でふるい、「トナー1〜11」を得た。尚、「トナー1〜7」を「参考例1〜7」、「トナー8」を「実施例8」、「トナー9〜11」を「比較例1〜3」とする。
上記で得られたトナーを2成分系現像剤として評価に供するため、バインダ型キャリアを製造した。
トナー特性評価は、下記項目について下記方法で行った。
上記で調製した「現像剤1〜11」30gを順次容量50mlのポリエチレン瓶に入れ、1200rpmで90分間回転して攪拌した。その後、トナーの帯電量を前記のブローオフ法により求めた。
○:帯電量が−40〜−42未満で好ましい範囲内
×:帯電量が−40未満で問題。
画質は、市販のデジタル複写機「DIALTA Di350」(コニカミノルタ社製)を用い、初期と10万枚連続プリント後の画質の状態について評価した。
○:初期と10万枚プリント後の画質共に良好
△:10万枚プリント後の画像に部分的にガサツキやノイズが見られた
×:10万枚プリント後の画像に全体的にガサツキやノイズが発生した
××:初期と10万枚プリント後の画像共に画像品位が劣る。
耐熱保管性は、トナー10gをガラス容器に入れ、50℃の高温下で24時間放置した後、トナーの凝集状態を目視観察して評価した。
○:凝集物は10個未満存在した
×:凝集物は10個以上存在した。
低温定着性は、耐剥離性及び耐オフセット性の評価結果から総合的に評価した。
○:「◎」又は「○」のほかに「△」が含まれていた
×:少なくとも1つの「×」が含まれていた。
オイルレス定着器を備えたデジタル複写機「DIALTA Di350」(コニカミノルタ社製)に上記「トナー1〜11」と「現像剤1〜11」を順次装填し、定着温度を80〜130℃の範囲で2℃刻みで変化させながら、1.5cm×1.5cmのベタ画像(付着量2.0mg/cm2)を上質紙にプリントし、それぞれのプリント画像を真中から2つに折り曲げてその画像部のトナーが剥離したかどうかを目視にて評価した。
○:定着下限温度が105℃以上、110℃未満であった
△:定着下限温度が110℃以上、115℃未満であった
×:定着下限温度が115℃以上であった。
オイルレス定着器を備えたデジタル複写機「DIALTA Di350」(コニカミノルタ社製)に上記「トナー1〜11」と「現像剤1〜11」を順次装填し、定着速度を1/2にし、定着温度を90〜150℃の範囲において5℃刻みで変化させながらハーフトーン画像を上質紙にプリントした。
○:オフセット温度が130℃以上、140℃未満であった
△:オフセット温度が120℃以上、130℃未満であった
×:オフセット温度が120℃未満であった。
オイルレス定着器を備えたデジタル複写機「DIALTA Di350」(コニカミノルタ社製)に上記「トナー1〜11」と「現像剤1〜11」を順次装填し、上質紙を用いて10万枚のプリントを行った。
○:感光体表面にトナーの付着がわずかに視認できたがプリント画像上では視認できなかった
×:感光体表面にトナーの付着が視認でき、プリント画像上でもカブリとして視認できた。
51 帯電前露光部
52 帯電器
53 像露光器
54 現像器
57 給紙ローラー
58 転写電極
59 分離電極
60 定着装置
70 プロセスカートリッジ
P 記録紙
Claims (5)
- 少なくとも、着色剤を含有し懸濁重合により得られた母粒子の表面に、樹脂粒子を凝集させて外層を形成する工程と、その後融着させる工程を経て製造される静電潜像現像用トナーの製造方法において、
該外層を形成するための樹脂粒子が、
芳香族ジカルボン酸又はその誘導体と脂肪族ジアルコールから合成されるポリエステル樹脂と、アクリル系樹脂を含有するものであり、
該ポリエステル樹脂と該アクリル系樹脂を有機溶媒に混合、溶解させて形成した樹脂溶液を水系媒体中に添加、分散させた後、該有機溶媒を除去して形成されるものであることを特徴とする静電潜像現像用トナーの製造方法。 - 前記芳香族ジカルボン酸又はその誘導体が、テレフタル酸又はその誘導体であることを特徴とする請求項1に記載の静電潜像現像用トナーの製造方法。
- 前記アクリル系樹脂が、少なくとも、スチレン、アクリル酸エステル、メタクリル酸を合成して形成されるものであることを特徴とする請求項1または2に記載の静電潜像現像用トナーの製造方法。
- 前記静電潜像現像用トナーが、オフセット防止剤を含有するものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の静電潜像現像用トナーの製造方法。
- 前記静電潜像現像用トナーの体積平均粒径が3〜7μmであり、体積平均粒径/個数平均粒径が1.05〜1.20であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の静電潜像現像用トナーの製造方法。
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