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JP4782557B2 - エレベータの乗かご整風装置 - Google Patents

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JP4782557B2 JP2005360356A JP2005360356A JP4782557B2 JP 4782557 B2 JP4782557 B2 JP 4782557B2 JP 2005360356 A JP2005360356 A JP 2005360356A JP 2005360356 A JP2005360356 A JP 2005360356A JP 4782557 B2 JP4782557 B2 JP 4782557B2
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Description

本発明は、前記乗かごの移動に応じて発生する風切り音を抑制するエレベータの乗かご整風装置に関する。
近年、建物の高層化に伴い、エレベータの速度も高速化の傾向にある。このような高速エレベータの場合、乗かごとつり合いおもりがすれ違うときや、乗場の出入口から昇降路側に突出した前縁部を通過するとき、或いは、昇降路に設置された機器等の昇降路側の面から突出した部分を通過するときなどに、乗かごと他の機器等の間の風路断面が急激に変化することによって空気に圧力変動が生じる。また、このような風路断面変化がなくとても、乗かごの形状が角型であるために、乗かごの角部で空気の大きな乱れが生じて圧力変動が伴う。これが風切り音となって乗かご内に伝えられ、乗客に不快感や不安を与える。このため、乗かごの上部と下部に、整風カバーを装着し風切り音を抑制するものが提案されているが、このような整風カバーは乗かごの上方及び下方に向って延設されると共に、この整風カバーの長さ寸法は風切り音抑制効果を得るために比較的長く設定されており、したがって、乗かごが最上階及び最下階に位置したとき、或いは何らかの理由により最上階及び最下階の停止位置を越えたとき、昇降路上部、或いは昇降路下部に設置される緩衝器と衝突する虞があった。
このため従来、この問題を解決する技術として、乗かごの上部と下部に、乗かごの走行に伴って発生する風を整流する整風カバー、すなわち整風体を上下方向に伸縮可能に取付けると共に、整風体が短縮したときに先端部に開口部が形成されるようにし、建屋の構造を大きくすることなく風切り音抑制すると共に、開口部を乗かごの上部及び下部の保守点検における足場とすることを可能にしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平3−256990号公報(第3頁左下欄〜第5頁右上欄、第5図、第6図)
前述した乗かご整風装置では、乗かごの上部及び下部の中央部に、シリンダを設置すると共に、一端がシリンダのプランジャに軸支され、かつ中央部の支点により交差する連結棒の他端を整風体に接続し、プランジャの伸縮に応じて整風体を駆動している。しかしながら、通常、乗かごの上部及び下部、特に上部には制御ボックス等の機器が複数設置されていることから、比較的大きな寸法を有するシリンダ及び連結棒を乗かごの上部及び下部の中央部に設置することは、構造上難しいと共に、保守点検の作業性を損なうという問題があった。
本発明は、前述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、省スペースで乗かご上下に設置される整風体の伸縮駆動を行うことのできるエレベータの乗かご整風装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、乗かごの上部及び下部に設けられ、前記乗かごの移動に応じて発生する風切り音を抑制するエレベータの乗かご整風装置において、前記乗かごの上方及び下方に向って伸縮可能に設置される蛇腹式の整風体と、前記乗かごの上部及び下部の縁部近傍に、前記整風体を駆動する駆動手段とを設け、かつ、前記整風体は、複数の整風板に分割されると共に、前記駆動手段は、モータ、及びモータ軸に巻き掛けられ、一端が、最下整風板裏面の下端から上端、次いで中間整風板裏面の下端から上端に沿って張設された後、最上整風板裏面の下端に接続され、かつ他端が、最上整風板裏面の上端に接続され、前記モータの駆動に応じて前記整風体を伸縮するワイヤから成ることを特徴としている。
このように構成した本発明に係る発明は、乗かごの上方及び下方に向って伸縮可能に設置される整風体を蛇腹式とすると共に、乗かごの上部及び下部の縁部近傍に駆動手段を配置して整風体を駆動する。これによって、省スペースで乗かご上下に設置される整風体の伸縮駆動を行うことができる。また、乗かごの上部及び下部の縁部近傍にモータを配置すると共に、このモータにそれぞれの整風板の裏面に係止されるワイヤを接続し、モータを駆動してワイヤを介し整風体を伸縮させる。このように、省スペースなモータ及び設計自由度の高いワイヤにより整風体の伸縮駆動を行うことから、乗かごの上部及び下部に占める装置の占有面積を小さなものとすることができる。
本発明は、省スペースで乗かご上下に設置される整風体の伸縮駆動を行うことができることから、他の機器の設置スペースに支障を来たすことがないと共に、保守点検の作業性を向上することができる。
以下、本発明に係るエレベータの乗かご整風装置の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明のエレベータの乗かご整風装置の一実施形態を示す斜視図、図2は整風体が短縮された状態を示す斜視図、図3は整風体が伸張した状態を示す要部拡大図、図4は整風体が短縮した状態を示す要部拡大図である。
昇降路内に立設されたガイドレール1、2に案内されて昇降する乗かご3には図1及び図2に示すように、その上部に設置され運転制御を行うための制御ボックス4と、乗かご3の上部及び下部に設けられ、乗かご3の上方及び下方に向って伸縮可能に設置される蛇腹式の整風体5と、乗かご3の上部及び下部の縁部近傍に設けられ、整風体5を駆動する駆動手段とが備えられている。
また、前述の整風体5は図3及び図4に示すように、複数、例えば整風板5a、5b、5cに3分割されると共に、中間整風板5bの上端、及び最下整風板5cの上端にはストッパ5b1、5b2、5c1が設けられ、かつ最上整風板5aの上端、最上整風体5aの下端、及び中間整風板5bの下端には係止部5a1、5a2が設けられている。さらに、前述の駆動手段は、モータ6、及びモータ6の駆動に応じて整風体5を伸縮するワイヤ7から成っている。このワイヤ7張設の詳細であるが、その中間部がモータ軸6aに巻き掛けられると共に、一端が、最下整風板5c裏面の下端から上端、次いで中間整風板5b裏面の下端から上端に沿って張設された後、最上整風板5a裏面の下端に接続され、かつ他端が、最上整風板5a裏面の上端に接続されている。
本実施形態によれば、乗かご3が建屋の途中階を走行するときには、整風体5は図1及び図3に示すように伸張状態を保っており、乗かご3が下降すると、整風体5により乗かご3の下方にある空気は、整風体5の表面に沿って流れるので、乗かご3の周囲の空気流は急激に乱されることがなく、風切り音は抑制される。また、乗かご3が上昇するときも、整風体5により同様に作用し、風切り音は抑制される。
そして、乗かご3が最下階、或いは最上階に近接すると、図示しない乗かご3の位置検出装置により乗かご3の位置が検出されて出力信号が出力され、この出力信号に応じてモータ6は図4に示す矢印方向に回動し、この回動に応じてワイヤ7は最上整風板5aを下降させ、この最上整風板5aの下降により、最上整風板5a上端の係止部5a1が中間整風板5b上端のストッパ5b1に当接してこの中間整風板5bを押下げ、図2及び図4に示すように整風体5は短縮状態となり、図示しない昇降路下部に設けられる緩衝器、或いは昇降路上端との所定の間隔を確保する。
一方、乗かご3が最上階、或いは最下階から離れ、他階床に向けて移動を開始すると、図示しない乗かご3の位置検出装置により乗かご3の位置が検出されて出力信号が出力され、この出力信号に応じてモータ6は図2に示す矢印方向に回動し、この回動に応じてワイヤ7は最上整風板5aの下端を上方に押上げる。この最上整風板5aの上昇により最上整風板5a下端の係止部5a2が中間整風板5b上端のストッパ5b1に当接して中間整風板5bを押上げ、次いで中間整風板5b下端の係止部5b2が最下整風板5c上端のストッパ5c1に当接し、図1及び図3に示すように整風体5は伸張状態となり、前述したように整風体5の作用により風切り音を抑制する。
また、保守点検の際には、自動或いは手動により整風体5を図2及び図4に示すように短縮状態し、作業を行なう。
本実施形態によれば、乗かご3の上部及び下部の縁部近傍に設置された省スペースなモータ6、及び設計自由度の高いワイヤ7により整風体5の伸縮駆動を行うことから、乗かご3の上部及び下部に占める装置の占有面積を小さなものとすることができる。このように省スペースで乗かご3上下に設置される整風体5の伸縮駆動を行うことができることから、他の機器の設置スペースに支障を来たすことがないと共に、保守点検の作業性を向上することができる。
尚、本実施形態では、乗かご3が最上階、或いは最下階に近接した際に、整風体5を短縮状態とするようにしたが、本発明はこれに限らず、乗かご3が最下階、及び最上階に停止した状態で、乗かご3と緩衝器、或いは昇降路上端と間に所定の間隔を確保することができる場合、何らかの理由により乗かご3が最下階、及び最上階の停止位置を越えたときに整風体5を駆動して短縮状態とするようにしてもよい。また、整風体5を整風板5a、5b、5cの3分割としたが、本発明はこれに限るものでないことは言うまでもない。
本発明のエレベータの乗かご整風装置の一実施形態を示す斜視図である。 整風体が短縮された状態を示す斜視図である。 整風体が伸張した状態を示す要部拡大図である。 整風体が短縮した状態を示す要部拡大図である。
符号の説明
1、2 ガイドレール
3 乗かご
4 制御ボックス
5 整風体
5a〜5c 整風板
6 モータ
7 ワイヤ

Claims (1)

  1. 乗かごの上部及び下部に設けられ、前記乗かごの移動に応じて発生する風切り音を抑制するエレベータの乗かご整風装置において、
    前記乗かごの上方及び下方に向って伸縮可能に設置される蛇腹式の整風体と、前記乗かごの上部及び下部の縁部近傍に、前記整風体を駆動する駆動手段とを設け、かつ、前記整風体は、複数の整風板に分割されると共に、前記駆動手段は、モータ、及びモータ軸に巻き掛けられ、一端が、最下整風板裏面の下端から上端、次いで中間整風板裏面の下端から上端に沿って張設された後、最上整風板裏面の下端に接続され、かつ他端が、最上整風板裏面の上端に接続され、前記モータの駆動に応じて前記整風体を伸縮するワイヤから成ることを特徴とするエレベータの乗かご整風装置。
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