JP4621958B2 - 化粧料配合剤及びこれを配合した化粧料 - Google Patents
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Description
しかしながら、それら界面活性剤は程度の差こそあれ皮膚に対する刺激作用が避けられず、このため界面活性剤の使用量を極力減らし、又場合によってはこれらを用いないで乳化を行うことが試みられているが、乳化物の均一性,安定性等の点で問題を生ずる傾向にあり、必ずしも満足し得るものは得られていない。
なお、本発明に言う化粧料には、所謂化粧品のほかに医薬部外品も包含される。
又、本発明で用いる乳酸菌醗酵米は、強いメラニン生成抑制作用と線維芽細胞活性化作用を具えており、本発明の化粧料は、シミ、ソバカス等の皮膚色素沈着の予防と症状の改善、さらには皮膚の老化防止や肌荒れの改善にも有用である。
本発明の乳酸菌醗酵米の製造に用いる米は、玄米、精米、加工米等のいずれであってもよく、特に制限はないが、一般には精米又は加工米が使用される。
米の種類としては、粳米、もち米のいずれもが使用できる。又、加工米としては、低アレルゲン米、低蛋白米(例えば低グリテリン米)、強化米(例えばγ-アミノ酪酸米)等があり、乳酸菌醗酵米の使用目的、適用対象等に応じて、それらのいずれかを選択し、使用することができる。
まず米に、洗米等適宜の手段を施して、乳酸菌醗酵の障害となる雑菌を除去する。この米を、その1〜5倍量の精製水に浸漬し、これに糖質1〜4重量%と乳酸菌107 〜108 個/mlを添加して、嫌気性条件下、用いた乳酸菌の至適醗酵温度付近で1〜7日間醗酵を行わしめる。
糖質としては、グルコース、フルクトース、ガラクトース、シュークロース等が使用されるが、なかでもフルクトースの使用が最も好ましい。
又、食塩の存在下に乳酸菌醗酵して得られる醗酵米は、乳化能こそ低下傾向にあるものの、乳化系或いは分散系の増粘・安定化には十分な効果を示すので、かかる目的に使用することも可能である。
又、乳酸菌醗酵米の有する上記の高い保水・保湿力、頭髪・皮膚等に対する密着効果等の結果として、該醗酵米を配合して得られる化粧料は、従来のベース原料には見られない特徴的でかつ好ましい使用感(塗布時の伸び、なめらかさ等)と使用後感(しっとり感等)を有するものとなる。
それらのうちでも、乳化安定性、さらには乳酸菌醗酵米の特長である安全性を損なわないという観点から、特にヒアルロン酸又はその誘導体、ポリグルタミン酸又はその誘導体、キサンタンガム或いはトラガントガムの使用が好ましく、又アルギン酸、寒天、カラギーナン、フコイダン等の褐藻、緑藻又は紅藻由来の成分も好適に使用できる。
精白米10kgを水洗し、フルクトース2%と乳酸菌(L.plantarum、108個/ml)を水に分散させた液40kgと共に醗酵タンクに入れ、窒素雰囲気下に37℃で3日間乳酸菌醗酵を行った。醗酵終了後醗酵米を濾取・水洗し、気流粉砕機で粉砕した後、流動層乾燥機で水分率13%以下に調整し、乳酸菌醗酵米粉末を得た。
米として、精白米に代えて低アレルゲン米(商品名:ファインライス)を用いるほかは製造例1と同様にして、同じく乳酸菌醗酵米粉末を得た。
乳酸菌として、L.plantarumに代えてL.caseiを用いるほかは製造例1と同様にして、同じく乳酸菌醗酵米粉末を得た。
糖として、フルクトースに代えたグルコースを用いるほかは製造例1と同様にして、同じく乳酸菌醗酵米粉末を得た。
精白米10kgを水洗し、フルクトース2%と乳酸菌(L.plantarum、108個/ml)を水に分散させた液40kgと共に醗酵タンクに入れ、窒素雰囲気下に37℃で3日間乳酸菌醗酵を行った。醗酵終了後、醗酵米を濾取・水洗し、この醗酵米8kgを水30kgに再分散し、磨砕機でほぼ均一になるまで磨砕して乳酸菌醗酵米分散液を得た。
製造例1で得た乳酸菌醗酵米粉末2kg及びヒアルロン酸0.5kgを1,3−ブチレングリコール0.5kgと練合し、白色の湿潤粉末を得た。
製造例1で得た乳酸菌醗酵米粉末2kg及びキサンタンガム0.5kgを1,3−ブチレングリコール0.5kgと練合し、白色の湿潤粉末を得た。
製造例1で得た乳酸菌醗酵米粉末2kg及びキサンタンガム0.5kgを1,3−ブチレングリコール2.5kgと練合し、白色のペーストを得た。
精白米10kgを水洗し、フルクトース2.0%、食塩4.0%及び乳酸菌 (L.plantarum、108個/ml)を水に分散させた液40Kgと共に醗酵タンクに入れ、窒素雰囲気下に37℃で3日間乳酸菌醗酵を行った。醗酵終了後、醗酵米を濾取・水洗し、気流粉砕機で粉砕した後、流動層乾燥機で水分率を13%以下に調整し、食塩を含む乳酸菌醗酵米粉末を得た。
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
オリーブ油 4.0
パラフィン 5.0
セタノール 2.0
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 5.0
1,3−ブチレングリコール 10.0
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して均質なクリームを得た。
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
オリーブ油 4.0
スクワラン 5.0
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 5.0
1,3−ブチレングリコール 10.0
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して均質な乳液を得た。
[A成分] 部
オリーブ油 1.0
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 1.0
エタノール 5.0
グリセリン 5.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して乳白色の化粧水を得た。
[A成分] 部
オリーブ油 1.0
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 2.0
エタノール 5.0
ヒアルロン酸 0.3
1,3−ブチレングリコール 5.0
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して乳白色のエッセンスを得た。
実施例2のB成分中、製造例1の乳酸菌醗酵米粉末5.0部に代えて製造例2の乳酸菌醗酵米粉末5.0部を用いるほかは実施例2と同様にして均質な乳液を得た。
実施例2のB成分中、製造例1の乳酸菌醗酵米粉末5.0部に代えて製造例3の乳酸菌醗酵米粉末5.0部を用いるほかは実施例2と同様にして均質な乳液を得た。
実施例2のB成分中、製造例1の乳酸菌醗酵米粉末5.0部に代えて製造例4の乳酸菌醗酵米粉末5.0部を用いるほかは実施例2と同様にして均質な乳液を得た。
実施例2のB成分中、製造例1の乳酸菌醗酵米粉末5.0部に代えて製造例5の乳酸菌醗酵米分散液15.0部を用いるほかは実施例2と同様にして均質な乳液を得た。
実施例2のB成分中、製造例1の乳酸菌醗酵米粉末5.0部に代えて製造例1の乳酸菌醗酵米粉末2.0部とキサンタンガム0.5部を用いるほかは実施例2と同様にして均質な乳液を得た。
実施例2のB成分中、製造例1の乳酸菌醗酵米粉末5.0部に代えて製造例8のペースト2.5部を用いるほかは実施例2と同様にして均質な乳液を得た。
[A成分] 部
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 5.0
モノステアリン酸グリセリル 1.0
セタノール 3.0
オクチルドデカノール 2.0
[B成分]
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 5.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
加水分解コラーゲン末 0.5
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却した。
[A成分] 部
スクワラン 15.0
ワセリン 15.0
ミツロウ 2.0
メチルパラベン 適 量
[B成分]
グリセリン 3.0
1,3−ブチレングリコール 3.0
キサンタンガム 0.1
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 5.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 3.0
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 適 量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃に加温溶解後、両成分を合してヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを攪拌しながら冷却し、50℃でC成分を加えてさらに30℃まで冷却した。
[A成分] 部
酸化染料 3.5
オレイン酸 20.0
ステアリン酸ジエタノールアミド 3.0
ポリオキシエチレン(50)オレイルエーテル 1.0
[B成分]
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 3.0
1,3−ブチレングリコール 10.0
イソプロパノール 10.0
アンモニア水(28%) 10.0
亜硫酸ナトリウム 0.5
精製水 全量が100部となる量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを攪拌しながら30℃以下まで冷却した。
[A成分] 部
ステアリン酸 2.5
セタノール 0.5
モノステアリン酸グリセリル 2.0
ラノリン 2.0
スクワラン 3.0
ミリスチン酸イソプロピル 8.0
プロピルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 3.0
キサンタンガム 0.3
1,3−ブチレングリコール 5.0
トリエタノールアミン 1.0
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
酸化チタン 8.0
タルク 4.0
着色顔料 適 量
[D成分]
香料 0.3
C成分を混合し、粉砕機で粉砕した。B成分を混合し、これに粉砕したC成分を加え、コロイドミルで均一分散させた。A成分及び均一分散させたB、C成分をそれぞれ80℃に加温後、B、C成分にA成分を攪拌しながら加え、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、D成分を加えて攪拌混合し、さらに攪拌しながら30℃以下まで冷却した。
[A成分] 部
ステアリン酸 5.0
セタノール 2.0
モノステアリン酸グリセリル 3.0
流動パラフィン 5.0
スクワラン 3.0
ミリスチン酸イソプロピル 8.0
プロピルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 3.0
ソルビトール 3.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
トリエタノールアミン 1.5
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
酸化チタン 8.0
タルク 2.0
カオリン 5.0
ベントナイト 1.0
着色顔料 適 量
[D成分]
香料 0.3
C成分を混合し、粉砕機で粉砕した。B成分を混合し、これに粉砕したC成分を加え、コロイドミルで均一分散させた。A成分及び均一分散させたB、C成分をそれぞれ80℃に加温後、B、C成分にA成分を攪拌しながら加え、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、D成分を加えて攪拌混合し、さらに攪拌しながら30℃以下まで冷却した。
[A成分] 部
ポリオキシエチレン(10)硬化ヒマシ油 1.0
塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 1.5
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 2.0
2−エチルヘキサン酸グリセリル 1.0
セタノール 3.2
ステアリルアルコール 1.0
メチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 15.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
精製水 全量が100部となる量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃に加温して均一に溶解した後、A成分にB成分を加え、攪拌を続けて室温まで冷却した。
[A成分] 部
N−ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム 10.0
ポリオキシエチレン(3)アルキルエーテル硫酸ナトリウム 20.0
ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 10.0
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 4.0
メチルパラベン 0.1
[B成分]
クエン酸 0.1
実施例1の乳酸菌醗酵米粉末 15.0
1,3−ブチレングリコール 2.0
精製水 全量が100部となる量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃に加温して均一に溶解した後、A成分にB成分を加え、攪拌を続けて室温まで冷却した。
[A成分] 部
N−ラウロイルメチルアラニンナトリウム 25.0
ヤシ油脂肪酸カリウム液(40%) 26.0
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3.0
メチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 10.0
1,3−ブチレングリコール 2.0
精製水 全量が100部となる量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃に加温して均一に溶解した後、A成分にB成分を加え、攪拌を続けて室温まで冷却した。
[A成分] 部
クロルヒドロキシアルミニウム 5.0
酸化亜鉛 5.0
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 10.0
タルク 全量が100部となる量
[B成分]
スクワラン 3.0
香料 適 量
メチルパラベン 適 量
A成分を充分に混合した後、これにB成分を溶解したものを均一に噴霧し混合した。ここに得られた粉末を粉砕した後圧縮成型した。
[A成分] 部
第二リン酸カルシウム・2水塩 60.0
無水ケイ酸 2.0
香料 適 量
[B成分]
グリセリン 10.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 5.0
ラウリル硫酸ナトリウム 2.0
カラギーナン 0.3
メチルパラベン 適 量
サッカリンナトリウム 0.1
精製水 全量が100部となる量
B成分を混合し、80℃に加温溶解後30℃まで冷却した。これにA成分を加えて充分に練合した後、減圧脱泡した。
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
オリーブ油 4.0
スクワラン 5.0
ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸グリセリル 1.0
モノステアリン酸グリセリル 1.0
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例9の乳酸菌醗酵米粉末 3.0
1,3−ブチレングリコール 10.0
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して均質な乳液を得た。
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
オリーブ油 4.0
パラフィン 5.0
セタノール 2.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 2.0
ソルビタンモノステアレート 2.0
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 5.0
1,3−ブチレングリコール 10.0
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して均質なクリームを得た。
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
オリーブ油 4.0
スクワラン 5.0
ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸グリセリル 0.7
モノステアリン酸グリセリル 1.0
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 3.0
キサンタンガム 0.2
1,3−ブチレングリコール 10.0
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して均質な乳液を得た。
[A成分] 部
オリーブ油 1.0
ポリオキシエチレン(5.5)セチルエーテル 0.5
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 1.0
エタノール 5.0
グリセリン 5.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して乳白色の化粧水を得た。
[A成分] 部
オリーブ油 1.0
ポリオキシエチレン(5.5)セチルエーテル 0.5
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 2.0
エタノール 5.0
ヒアルロン酸 0.3
1,3−ブチレングリコール 5.0
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して乳白色のエッセンスを得た。
[A成分] 部
ポリビニルアルコール 15.0
カルボキシメチルセルロース 2.0
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 5.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
精製水 全量が100部となる量
[B成分]
エタノール 15.0
香料 適 量
メチルパラベン 適 量
A成分を混合し、85℃に加温して溶解させた。これを50℃以下に冷却した後、別に混合溶解したB成分を加え、攪拌しながら30℃以下まで冷却した。
実施例23のB成分中、製造例1の乳酸菌醗酵米粉末3部に代えて製造例2の乳酸菌醗酵米粉末3部を用いるほかは実施例23と同様にして乳液を得た。
実施例23のB成分中、製造例1の乳酸菌醗酵米粉末3部に代えて製造例3の乳酸菌醗酵米粉末3部を用いるほかは実施例23と同様にして乳液を得た。
実施例23のB成分中、製造例1の乳酸菌醗酵米粉末3部に代えて製造例4の乳酸菌醗酵米粉末3部を用いるほかは実施例23と同様にして乳液を得た。
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
オリーブ油 4.0
スクワラン 5.0
ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸グリセリル 1.0
モノステアリン酸グリセリル 1.0
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例5の乳酸菌醗酵米分散液 15.0
1,3−ブチレングリコール 10.0
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して均質な乳液を得た。
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
オリーブ油 4.0
スクワラン 5.0
ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸グリセリル 1.0
モノステアリン酸グリセリル 1.0
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 3.0
1,3−ブチレングリコール 10.0
コウジ酸 2.0
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して均質な乳液を得た。
実施例31のB成分中、コウジ酸2.0部に代えてL−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部を用いるほかは実施例31と同様にして乳液を得た。
実施例31のB成分中、コウジ酸2.0部に代えてL−アスコルビン酸−2−リン酸エステルマグネシウム3.0部を用いるほかは実施例31と同様にして乳液を得た。
実施例31のB成分中、コウジ酸2.0部に代えてアルブチン2.0部を用いるほかは実施31と同様にして乳液を得た。
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
オリーブ油 4.0
スクワラン 5.0
ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸グリセリル 1.0
モノステアリン酸グリセリル 1.0
ジイソプロピルアミンジクロロアセテート 0.5
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 3.0
1,3−ブチレングリコール 10.0
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して乳液を得た。
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
オリーブ油 4.0
スクワラン 5.0
ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸グリセリル 1.0
モノステアリン酸グリセリル 1.0
γ−アミノ−β−ヒドロキシ酪酸 0.5
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 3.0
1,3−ブチレングリコール 10.0
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して均質な乳液を得た。
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
オリーブ油 4.0
スクワラン 5.0
ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸グリセリル 1.0
モノステアリン酸グリセリル 1.0
ジイソプロピルアミンジクロロアセテート 0.5
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 3.0
1,3−ブチレングリコール 10.0
L−アスコルビン酸−2−グルコシド 2.0
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して均質な乳液を得た。
[A成分] 部
ステアリン酸 2.5
セタノール 0.5
ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸グリセリル 2.0
モノステアリン酸グリセリル 2.0
ラノリン 2.0
スクワラン 3.0
ミリスチン酸イソプロピル 8.0
プロピルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 3.0
キサンタンガム 0.3
1,3−ブチレングリコール 5.0
トリエタノールアミン 1.0
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
酸化チタン 8.0
タルク 4.0
着色顔料 適 量
[D成分]
香料 0.3
C成分を混合し、粉砕機で粉砕した。B成分を混合し、これに粉砕したC成分を加え、コロイドミルで均一分散させた。A成分及び均一分散させたB、C成分をそれぞれ80℃に加温後、B、C成分にA成分を攪拌しながら加え、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、D成分を加えて攪拌混合し、さらに攪拌しながら30℃以下まで冷却した。
[A成分] 部
ステアリン酸 5.0
セタノール 2.0
ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸グリセリル 2.0
モノステアリン酸グリセリル 3.0
流動パラフィン 5.0
スクワラン 3.0
ミリスチン酸イソプロピル 8.0
プロピルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 3.0
ソルビトール 3.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
トリエタノールアミン 1.5
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
酸化チタン 8.0
タルク 2.0
カオリン 5.0
ベントナイト 1.0
着色顔料 適 量
[D成分]
香料 0.3
C成分を混合し、粉砕機で粉砕した。B成分を混合し、これに粉砕したC成分を加え、コロイドミルで均一分散させた。A成分及び均一分散させたB、C成分をそれぞれ80℃に加温後、B、C成分にA成分を攪拌しながら加え、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、D成分を加えて攪拌混合し、さらに攪拌しながら30℃以下まで冷却した。
[A成分]
セリサイト 30.0
酸化チタン 10.0
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 20.0
ステアリン酸亜鉛 1.0
ベンガラ 1.0
黄酸化鉄 3.0
黒酸化鉄 0.2
タルク 全量が100部となる量
[B成分]
スクワラン 7.0
ミリスチン酸オクチルドデシル 4.0
モノオレイン酸ソルビタン 0.5
メチルパラベン 適 量
香料 適 量
A成分を混合した後、これに別途加温溶解したB成分を加えて均一に混合し、ここに得られた混合物を粉砕機で粉砕した後、圧縮成型した。
[A成分] 部
エタノール 5.0
メチルパラベン 0.2
黄色4号 0.1
香料 1.5
[B成分]
1,3−ブチレングリコール 5.0
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 10.0
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
リン酸水素二ナトリウム 適量
B成分を85℃まで加温して溶解し、室温まで冷却した後、これにA成分を混合溶解した液を加え、次いでC成分を添加してpHを7とした。
[A成分] 部
ラウリル硫酸ナトリウム 5.0
ポリオキシエチレンラウリル硫酸エーテルナトリウム 25.0
ラウリン酸エタノールアミド 5.0
グリセリン 5.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 10.0
色素 適 量
精製水 全量が100部となる量
[B成分]
香料 適 量
A成分を80℃に加温溶解後、攪拌しながら冷却し、50℃でB成分を加え、さらに30℃以下まで冷却した。
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末と比較例として市販の上新粉(粳米粉)について、それらを乳化剤として用いて得られた乳化物の乳化安定性を比較した。
[試験方法]
表1に示す成分組成(単位:部)からなる6種の乳化物を調製し、それらの経時変化を観察した。
◎:良好
○:1カ月以上経過後に極く僅かに分離が認められる
△:2週間〜1カ月経過後に僅かに分離が認められる
×:完全分離する
乳酸菌醗酵米に増粘剤を併用した場合の乳化安定性への影響を調べた。
[試験方法]
表3に示す成分組成(単位:部)からなる4種の乳化物を調製し、それらの経時変化を観察した。
乳化系に対する本発明の乳酸菌醗酵米の安定化効果を調べた。
[試料]
(1)実施例21の乳液
(2)実施例21のB成分中、製造例9の乳酸菌醗酵米粉末に代えて精製水を用 いるほかは実施例21と同様にして得られた乳液(比較例)
各試料をそれぞれ50mlのスクリュウ瓶に入れ、調製直後の乳化状態と、室温又は40℃に3カ月間保存した時の乳化状態の経時変化を目視観察し、試験例1と同様の基準に従って評価した。
[試験方法]
培養B16マウスメラノーマ細胞を、96穴マイクロプレートに1×104個/穴播種し、10%仔牛血清(FBS)含有イーグル最少必須培地(MEM)中、37℃、5%CO2の条件下に1日間プレ培養した後、培養液を、製造例1の乳酸菌醗酵米粉末の10%水溶液(試料溶液)を5、10又は20%の濃度となるように添加した10%FBS含有イーグルMEMで置換し、同条件で2日間培養した。
次に培養液を除去し、界面活性剤(TritonX−100)を添加した細胞処理液に、5mMのL−ドーパ又は0.2%のMTTを添加して37℃でチロシナーゼ反応を行った後、マイクロプレートリーダー(Model 1450、バイオラッド社製)を用い、波長490nmでドーパ値を、又570−630nmでMTT値をそれぞれ測定した。
なお、比較のため、試料溶液の代わりに、2mMのコウジ酸を添加した場合及び試料無添加の場合(ブランク)についても、同様の試験を行った。
上記の試験で得られたドーパ値を図1に、又MTT値を図2に示した。
図1及び図2の結果から、本発明の乳酸菌醗酵米が、細胞活性の低下を伴うことなく、細胞内チロシナーゼ活性を有意に抑制することが判る。
乳酸菌醗酵米のin vivo美白作用を、モルモットを用いた色素沈着抑制試験により評価した。
[試験方法]
有色モルモット(雄、8週齢)の背部中央部のタテ60mm×ヨコ30mmの体毛を剃毛し、該部分を左右二つに区画した。この区画の一方に製造例1の乳酸菌醗酵米粉末を精製水に溶解して濃度5.0%とした液(試料溶液)を、他方に対照として精製水を、それぞれ朝、夕各1回5mlずつ6日間塗布すると共に、該塗布部位に毎日1回朝の塗布直前に500mJ/cm2のUV−Bを照射し、6日目の夕方に照射部位の色素沈着の状態を目視により観察し、以下の基準により評価した。
− : 色素沈着を認めない
± : 軽微な色素沈着を認める
+ : 軽度な色素沈着を認める
2+ : 中程度の色素沈着を認める
3+ : 重度な色素沈着を認める
[試験方法]
ヒト真皮由来線維芽細胞NB1RGB(000824)を、0.5%FCS含有最少必須培地を入れた96穴マイクロプレートに1×104 個/穴播種し、37℃で1日間プレ培養した後、培地に、製造例1の乳酸菌醗酵米粉末の10%水溶液(試料溶液)を5、10又は20%の濃度となるように添加し、37℃でさらに6日間培養した。次に、培地を除去し界面活性剤(TritonX-100)を添加した細胞処理液に、0.2%のMTTを添加して37℃に保持した後、マイクロプレートリーダー(Model 1450、バイオラッド社製)を用い、波長370−630nmでMTT値を測定した。
なお、比較のため、試料溶液の代わりにグルコースを100mM添加した場合及び試料無添加の場合(ブランク)についても、同様の試験を行った。
結果を図3に示す。
図3に示す通り、本発明の乳酸菌醗酵米は、線維芽細胞に対するMTT活性を亢進し、該細胞を活性化する作用を有する。
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末を、マウス雌雄各5匹に2000mg/kg宛経口投与し観察を行ったところ、死亡例や異状例は認められなかった。
下記の成分を、各々日局親水ワセリンに5%の濃度となるように練合したものを試料として用いた。
(1)製造例1の乳酸菌醗酵米粉末(本発明試料)
(2)ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノオレエート(比較試料a)
(3)親油型モノステアリン酸グリセリン(比較試料b)
(4)オレイン酸グリセリン(比較試料c)
(5)ポリオキシエチレン(5)ラウリルエーテル(比較試料d)
年齢20〜50歳の成人男子5名を被験者とし、各々の上腕部内側をエタノールで拭って皮脂を除去し、該部位に、フィンチャンバーのアルミ板に各々の試料0.2gを塗布したものを貼付した。24時間後にフィンチャンバーを除去し、皮膚刺激の程度をつぎに述べる方法並びに基準により判定した。
パッチ除去後1時間後、24時間後及び48時間後に、貼付部位の紅斑及び浮腫の状況を、以下の「ドレイズ法による皮膚刺激性判定基準」に基づき目視判定し、被験者5名の平均値を求めた。
(紅斑)
スコア 皮膚の状態
0 : 紅斑なし
1 : 極く軽度の紅斑
2 : 明らかな紅斑
3 : 中程度から強い紅斑
4 : 深紅色の強い紅斑に軽い痂皮形成
(浮腫)
スコア 皮膚の状態
0 : 浮腫なし
1 : 極く軽度の浮腫
2 : 明らかな浮腫(周囲と明らかに区別可能)
3 : 中程度の浮腫(1mm以上の盛り上がり)
4 : 強い浮腫(さらに周囲にも広がり)
下記の成分を、各々日局親水ワセリンに5%の濃度となるように練合したものを試料として用いた。
(1)日局親水ワセリン(対照)
(2)製造例1の乳酸菌醗酵米粉末(本発明試料)
(3)アルブチン(比較試料a)
(4)コウジ酸(比較試料b)
試験例8と同様の方法並びに判定基準に従って実施した。
本発明の乳酸菌醗酵米を乳化剤として用いて得られた実施例2の乳液(乳酸菌醗酵米単独使用)及び実施例10の乳液(乳酸菌醗酵米/増粘剤併用)について、使用感と安全性(刺激性等)を、モニターによる実使用テストで評価した。
無作為に選んだ年齢20〜40歳の女性20名をパネリストとして用い、実施例2及び実施例10の乳液について、使用時期をずらして別々に、朝夕2回、5日間顔面頬部に塗布した時の使用感、刺激性等を、下記の各項目毎に評価した。
評価は、使用感及び皮膚の状態については5段階評価(A:良い、B:やや良い、C:普通、D:やや悪い、E:悪い)によって、又刺激性については3段階評価(A:刺激なし、B:違和感あり、C:刺激あり)によって行った。
(使用感)
(1)手に取った感触
(2)塗布時の伸び
(3)塗布時のなめらかさ
(4)浸透性(浸透感)
(5)塗布後の感触
(肌の状態)
(6)塗布後の肌の状態
(刺激性)
(7)塗布時の刺激
(8)塗布後の刺激
本発明の乳酸菌醗酵米を配合した実施例16のクリームリンス、及び比較のため実施例16に於いて乳酸菌醗酵米粉末に代えて精製水を用いて得られたクリームリンス(比較例)について、ハーフヘッドテストにより頭髪への影響を調べた。
[試験方法]
無作為に選んだ年齢20〜40歳の女性20名をパネリストとして用い、実施例16及び比較例のクリームリンスを連日頭髪に使用してもらい、10日後に櫛通り、髪のまとまり及び髪のつやについて、以下の評価基準に基づき評価を行った。
A : 顕著に良くなった
B : 良くなった
C : 変わらない
D : 僅かに悪くなった
E : 顕著に悪くなった
(髪のまとまり)
A : 顕著に良くなった
B : 良くなった
C : 変わらない
D : 僅かに悪くなった
E : 顕著に悪くなった
(髪のつや)
A : 顕著に良くなった
B : 良くなった
C : 変わらない
D : 僅かに悪くなった
E : 顕著に悪くなった
又、本発明のクリームリンスは,クリーミーで肌触りの良い泡立ちを示し、使用感についても高い評価を得た.
下記の各試料について、モニターテストにより皮膚色素沈着に対する抑制効果並びに皮膚刺激性を調べた。
[試料]
(1) 実施例2の乳液(本発明例)
(2) 実施例31に於いて製造例1の乳酸菌醗酵米粉末の代わりに精製水を用い て得られた乳液(比較例)
(3) 実施例2に於いて製造例1の乳酸菌醗酵米粉末の代わりに精製水を用いて 得られた乳液(対照例)
無作為に抽出した年齢18〜50歳の女性20名を被験者とし、各乳液を1日2回(朝、晩)、1ヵ月間左上腕部にそれぞれ塗布し、塗布部の色素沈着の状態及び皮膚の紅斑を目視で観察し、以下の評価基準に基づいて評価した。
(色素沈着)
A:なくなった
B:明らかに少なくなった
C:いくらか少なくなった
D:殆ど変化がなかった
E:かえって多くなった
(紅斑)
A:対照例と差がない
B:対照例と殆ど差がない
C:対照例に比べて多少紅斑が目立つ
D:対照例に比べて相当紅斑が目立つ
E:対照例に比べて明らかに紅斑が目立つ
Claims (4)
- 米を乳酸菌で醗酵させて得られる乳酸菌醗酵米からなる線維芽細胞活性化剤。
- 米を乳酸菌で醗酵させて得られる乳酸菌醗酵米からなる頭髪処理剤。
- 請求項1の線維芽細胞活性化剤を配合したことを特徴とする化粧料。
- 請求項2の頭髪処理剤を配合したことを特徴とする頭髪処理剤。
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