JP3711377B2 - 乳化剤及び乳化化粧料並びにその製造法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、米の加工物からなる化粧料用の乳化剤及び該乳化剤で乳化してなる乳化化粧料並びにその製造法に関し、詳しくは、すぐれた乳化作用を有し、しかも生体安全性が高く、化粧料用の乳化剤として有用な米加工物及び該米加工物からなる乳化剤で乳化してなる乳化化粧料並びにその製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、化粧料に於ける乳化には、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ソルビタン脂肪酸部分エステルなどの非イオン界面活性剤が主として用いられている。
しかしながら、それら界面活性剤は程度の差こそあれ皮膚に対する刺激作用が避けられず、このため界面活性剤の使用量を極力減らし、又場合によってはこれらを用いないで乳化を行うことが試みられているが、乳化物の均一性,安定性等の点で問題を生ずる傾向にあり、必ずしも満足し得るものは得られていない。
【0003】
これに対して、サポニン、レシチン、酵素処理ステビア等の天然物由来成分を乳化剤として用いることにより、皮膚に対する安全性の高い乳化物を調製することが提案され、現に一部実用化されているが、乳化安定性、皮膚適用時の使用感、製造の容易さ等の点で必ずしも十分とは言い難い面があり、それらの解決された新たな天然物由来の乳化剤が求められている。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明者等は、化粧料に用いられる配合剤、特に乳化剤について、天然物を原料とする安全性の高い剤を提供すべく鋭意研究を行った結果、実質的に食塩の存在しない条件下に米を乳酸菌で醗酵して得られる醗酵米が、良好な乳化力と乳化安定化作用乃至保護コロイド様作用を具えると共に、米由来であるが故に皮膚への刺激が少ないなど人体に対する安全性にすぐれ、化粧料用の乳化剤或いは乳化安定化剤などのベース原料として有用であることを見出し、本発明を完成した。
【課題を解決するための手段】
【0005】
即ち本発明は、実質的に食塩の存在しない条件下に米を乳酸菌で醗酵させて得られる乳酸菌醗酵米からなる化粧料用の乳化剤、該乳化剤で乳化されていることを特徴とする乳化化粧料並びに該乳化剤で乳化することを特徴とする乳化化粧料の製造法に関するものである。
なお、本発明に言う化粧料には、所謂化粧料のほかに医薬部外品も包含される。
【0006】
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明の乳酸菌醗酵米の製造に用いる米は、玄米、精米、加工米等のいずれであってもよく、特に制限はないが、一般には精米又は加工米が使用される。
米の種類としては、粳米、もち米のいずれもが使用できる。又、加工米としては、低アレルゲン米、低蛋白米(例えば低グリテリン米)、強化米(例えばγ-アミノ酪酸米)等があり、乳酸菌醗酵米の使用目的、適用対象等に応じて、それらのいずれかを選択し、使用することができる。
【0007】
それら原料米の醗酵に用いる乳酸菌としては、例えば、ラクトバチルス プランタラム(Lactobacillus plantarum)、ラクトバチルス ブレビス(L.brevis)、ラクトバチルス カゼイ(L.casei)、ラクトバチルス セロビオサス(L.cellobiosus)、ラクトバチルス バシノステルカス(L.vaccinostercus)、ストレプトコッカス フェーカリス(Streptococcus faecalis)、バチルス コアギュランス(Bacillus coagulans)等があるが、得られる乳酸菌醗酵米の乳化能等の観点からは、ラクトバチルス プランタラム(Lactobacillus plantarum)の使用が特に好ましい。
【0008】
それら乳酸菌による米の醗酵は、例えば以下のようにして行われる。
まず米に、洗米等適宜の手段を施して、乳酸菌醗酵の障害となる雑菌を除去する。この米を、その1〜5倍量の精製水に浸漬し、これに糖質1〜4重量%と乳酸菌107 〜108 個/mlを添加して、嫌気性条件下、用いた乳酸菌の至適醗酵温度付近で1〜7日間醗酵を行わしめる。
糖質としては、グルコース、フルクトース、ガラクトース、シュークロース等が使用されるが、なかでもフルクトースの使用が最も好ましい。
【0009】
上記の醗酵工程によって得られる乳酸菌醗酵米を含む液は、これをそのまま摩砕工程に付し、必要により濃縮を行って化粧料用の乳化剤として用いてもよいが、より一般的には乳酸菌醗酵米を醗酵液から分取し、水洗した後、要すれば水分調整を行った上、気流粉砕機等適宜の手段を用いて粉砕し、さらに必要ならば乾燥処理を行って、化粧料用の乳化剤として供する。
なお、上記の工程中、醗酵工程を食塩等の無機塩の存在に行った場合には、得られる乳酸菌醗酵米の乳化能が低下する傾向にある
【0010】
以上の如くして得られる乳酸菌醗酵米は、後に試験例1〜3に示す通り、良好な乳化作用及び乳化安定化作用を具え、乳化安定性に富んだ乳化物を与えると共に、低毒性で皮膚への刺激が少ないなど生体安全性にすぐれ、化粧料用の乳化剤として有用なものである。
【0011】
加えて、本発明で用いる乳酸菌醗酵米は、高い保水・保湿力と泡安定化作用、さらには頭髪、皮膚等に対する保護・密着効果を具えており、それら効果の結果として、該醗酵米を用いて得られる化粧料は、従来のベース原料には見られない特徴的でかつ好ましい使用感(塗布時の伸び、なめらかさ等)と使用後感(しっとり感等)を有するものとなる。
【0012】
なお、乳酸菌醗酵米を乳化剤として化粧料に配合する場合、該醗酵米はそれ単独で十分なる乳化力を具え、得られる乳化物は実用上十分満足し得る乳化安定性を示すが、これにさらに増粘剤を組み合わせ用いることにより、乳化物の安定性を一層向上せしめることができる。
【0013】
ここで増粘剤としては、化粧料に通常用いられているものが使用可能であり、具体的には、例えばアルギン酸、寒天、カラギーナン、フコイダン等の褐藻、緑藻又は紅藻由来成分;ペクチン、ローカストビーンガム等の多糖類;キサンタンガム、トラガントガム、グアーガム等のガム類;カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース誘導体;ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸・メタクリル酸共重合体等の合成高分子類;ヒアルロン酸又はその誘導体、ポリグルタミン酸又はその誘導体などが挙げられる。
それらのうちでも、乳化安定性、さらには乳酸菌醗酵米の特長である安全性を損なわないという観点から、特にヒアルロン酸又はその誘導体、ポリグルタミン酸又はその誘導体、キサンタンガム或いはトラガントガムの使用が好ましく、又アルギン酸、寒天、カラギーナン、フコイダン等の褐藻、緑藻又は紅藻由来の成分も好適に使用できる。
【0014】
それら増粘剤を併用する場合、その使用量は、用いる増粘剤の種類によっても異なるが、一般には乳酸菌醗酵米の固形分100重量部に対して、固形分で1〜100重量部の範囲、好ましくは5〜50重量部の範囲であり、かかる範囲から乳化物の用途、要求性能等を勘案して、最適のものを選択する。
【0015】
乳酸菌醗酵米との併用に当たって増粘剤は、所定の比率で予め乳酸菌醗酵米と混合して使用してもよく、又乳酸菌醗酵米を用いて化粧料の乳化を行う際、該醗酵米の添加前又は後に、もしくは該醗酵米と同時に乳化系に添加するようにしてもよい。場合によっては乳化後に添加することもできる。
【0016】
乳酸菌醗酵米からなる乳化剤によって乳化されてなる本発明の乳化化粧料としては、例えば乳液、クリーム、ローション、エッセンスなどの基礎化粧品;クリームファンデーション、リクイドファンデーションなどのメイクアップ化粧品;クリームリンスなどの清浄用化粧品;ヘアートリートメント、ヘアークリーム、染毛料、整髪料などの頭髪化粧品及び各種剤形からなる医薬部外品などが挙げられるが、勿論これらに限定されるものではない。
【0017】
本発明の化粧料に於ける乳酸菌醗酵米からなる乳化剤の配合量は、化粧料の種類等によっても異なるが、例えば基礎化粧品、メイクアップ化粧品、頭髪化粧品及び医薬部外品については、一般に0.5〜20重量%(乳酸菌醗酵米の固形分として。以下同じ)、好ましくは2〜10重量%の範囲、清浄用化粧品については、一般に1〜30重量%、好ましくは5〜20重量%の範囲である。この場合、増粘剤を組み合わせ用いるのであれば,乳酸菌醗酵米の配合量を上記の単独使用の場合の40〜80%に低減することができる。
【0018】
本発明の乳酸菌醗酵米からなる乳化剤を用いて化粧料を調製する場合、その構成成分としては通常化粧料に用いられる成分、例えば油性成分、界面活性剤、保湿剤、増粘剤、防腐・殺菌剤、粉体成分、紫外線吸収剤、抗酸化剤、色素、香料、生理活性成分等を使用もしくは併用することができる。
【0019】
ここで、油性成分としては、例えばオリーブ油、ホホバ油、ヒマシ油、大豆油、米油、米胚芽油、ヤシ油、パーム油、カカオ油、メドウフォーム油、シアーバター、ティーツリー油などの植物由来の油脂類;ミンク油、タートル油などの動物由来の油脂類;ミツロウ、カルナウバロウ、ライスワックス、ラノリンなどのロウ類;流動パラフィン、ワセリン、パラフィンワックス、スクワランなどの炭化水素類;ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、イソステアリン酸などの脂肪酸類;ラウリルアルコール、セタノール、ステアリルアルコールなどの高級アルコール類;ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、オレイン酸ブチル、2−エチルヘキシルグリセライド、高級脂肪酸オクチルドデシル(ステアリン酸オクチルドデシル等)などの合成エステル類及び合成トリグリセライド類等が挙げられる。
【0020】
界面活性剤については、本発明の乳酸菌醗酵米からなる乳化剤を用いる場合には、必ずしもこれを併用する必要はなく、仮に併用する場合にも、ショ糖脂肪酸エステル、レシチン、酵素処理ステビアなどの生体安全性にすぐれた活性剤を少量用いることが好ましい。唯、その他の界面活性剤を併用するのであれば、かかる界面活性剤としては、例えばポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステルなどの非イオン界面活性剤;脂肪酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレン脂肪アミン硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル燐酸塩、α−スルホン化脂肪酸アルキルエステル塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル燐酸塩などのアニオン界面活性剤;第四級アンモニウム塩、第一級〜第三級脂肪アミン塩、トリアルキルベンジルアンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩、2−アルキル−1−アルキル−1−ヒドロキシエチルイミダゾリニウム塩、N,N−ジアルキルモルフォルニウム塩、ポリエチレンポリアミン脂肪酸アミド塩などのカチオン界面活性剤;N,N−ジメチル−N−アルキル−N−カルボキシメチルアンモニオベタイン、N,N,N−トリアルキル−N−アルキレンアンモニオカルボキシベタイン、N−アシルアミドプロピル−N′,N′−ジメチル−N′−β−ヒドロキシプロピルアンモニオスルホベタインなどの両性界面活性剤等を使用することができる。
【0021】
保湿剤としては、例えばグリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、ソルビトール、キシリトール、ピロリドンカルボンナトリウム等があり、さらに糖類、ヒアルロン酸及びその誘導体、乳酸、尿素、各種アミノ酸及びそれらの誘導体が挙げられる。
【0022】
増粘剤としては、前記した海藻由来成分、多糖類、ガム類、セルロース誘導体、ヒアルロン酸及びその誘導体等が挙げられる。
【0023】
防腐殺菌剤としては、例えば尿素;パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ブチルなどのパラオキシ安息香酸エステル類;フェノキシエタノール、ジクロロフェン、ヘキサクロロフェン、塩酸クロルヘキシジン、塩化ベンザルコニウム、サリチル酸、エタノール、ウンデシレン酸、フェノール類、ジャマール(イミダゾディニールウレア)等がある。
【0024】
粉体成分としては、例えばセリサイト、酸化チタン、タルク、カオリン、ベントナイト、酸化亜鉛、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、無水ケイ酸、雲母、ナイロンパウダー、シルクパウダー等がある。
【0025】
紫外線吸収剤としては、例えばパラアミノ安息香酸エチル、パラジメチルアミノ安息香酸エチルヘキシル、サリチル酸アミル及びその誘導体、パラメトキシ桂皮酸2−エチルヘキシル、桂皮酸オクチル、オキシベンゾン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸塩、4−ターシャリーブチル−4−メトキシベンゾイルメタン、2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチル等がある。
【0026】
抗酸化剤としては、例えばブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルエン、没食子酸プロピル、ビタミンE及びその誘導体等がある。
【0027】
生理活性成分としては、例えば美白成分として、コウジ酸及びその誘導体、アスコルビン酸及びその誘導体、アルブチン及びその誘導体、エラグ酸及びその誘導体、レゾルシノール誘導体、ソウハクヒ抽出物、ユキノシタ抽出物、米糠抽出物、2,5−ジヒドロキシ安息香酸誘導体等が、皮膚老化防止・肌荒れ改善(美肌化)成分として、コラーゲン、ニコチン酸及びその誘導体、ビタミンE及びその誘導体、α−ヒドロキシ酸類、ジイソプロピルアミンジクロロアセテート、γ−アミノ−β−ヒドロキシ酪酸、ゲンチアナエキスなどの生薬抽出エキス等がある。
【0028】
上記のコウジ酸誘導体としては、例えばコウジ酸モノブチレート、コウジ酸モノカプレート、コウジ酸モノパルミテート、コウジ酸ジブチレートなどのコウジ酸エステル類、或いはコウジ酸エーテル類等が、アスコルビン酸誘導体としては、例えばL−アスコルビン酸−2−リン酸エステルナトリウム、L−アスコルビン酸−2−リン酸エステルマグネシウム、L−アスコルビン酸−2−硫酸エステルナトリウム、L−アスコルビン酸−2−硫酸エステルマグネシウムなどのアスコルビン酸エステル塩類、L−アスコルビン酸−2−グルコシド(2−O−α−D−グルコピラノシル−L−アスコルビン酸)、L−アスコルビン酸−5−グルコシド(5−O−α−D−グルコピラノシル−L−アスコルビン酸)などのアスコルビン酸糖誘導体等が、レゾルシノール誘導体としては、例えば4−n−ブチルレゾルシノール、4−イソアミルレゾルシノール等が、2,5−ジヒドロキシ安息香酸誘導体としては、例えば2,5−ジアセトキシ安息香酸、2−アセトキシ−5−ヒドロキシ安息香酸、2−ヒドロキシ−5−プロピオニルオキシ安息香酸等が、ニコチン酸誘導体としては、例えばニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等が、ビタミンE誘導体としては、例えばビタミンEニコチネート、ビタミンEリノレート等が、α−ヒドロキシ酸としては、例えば乳酸、クエン酸、α−ヒドロキシオクタン酸等がある。
【0029】
次に、製造例(本発明の乳酸菌発酵米からなる乳化剤の製造例)、実施例(本発明の化粧料の処方例)及び試験例によって本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はそれらに限定されるものではない。なお、以下に於いて、部はすべて重量部を、また%はすべて重量%を意味する。
【0030】
製造例1.
精白米10kgを水洗し、フルクトース2%と乳酸菌(L.plantarum、108個/ml)を水に分散させた液40kgと共に醗酵タンクに入れ、窒素雰囲気下に37℃で3日間乳酸菌醗酵を行った。醗酵終了後醗酵米を濾取・水洗し、気流粉砕機で粉砕した後、流動層乾燥機で水分率13%以下に調整し、乳酸菌醗酵米粉末を得た。
【0031】
製造例2.
米として、精白米に代えて低アレルゲン米(商品名:ファインライス)を用いるほかは製造例1と同様にして、同じく乳酸菌醗酵米粉末を得た。
【0032】
製造例3.
乳酸菌として、L.plantarumに代えてL.caseiを用いるほかは製造例1と同様にして、同じく乳酸菌醗酵米粉末を得た。
【0033】
製造例4.
糖として、フルクトースに代えたグルコースを用いるほかは製造例1と同様にして、同じく乳酸菌醗酵米粉末を得た。
【0034】
製造例5.
精白米10kgを水洗し、フルクトース2%と乳酸菌(L.plantarum、108個/ml)を水に分散させた液40kgと共に醗酵タンクに入れ、窒素雰囲気下に37℃で3日間乳酸菌醗酵を行った。醗酵終了後、醗酵米を濾取・水洗し、この醗酵米8kgを水30kgに再分散し、磨砕機でほぼ均一になるまで磨砕して乳酸菌醗酵米分散液を得た。
【0035】
製造例6.
製造例1で得た乳酸菌醗酵米粉末2kg及びヒアルロン酸0.5kgを1,3−ブチレングリコール0.5kgと練合し、白色の湿潤粉末を得た。
【0036】
製造例7.
製造例1で得た乳酸菌醗酵米粉末2kg及びキサンタンガム0.5kgを1,3−ブチレングリコール0.5kgと練合し、白色の湿潤粉末を得た。
【0037】
製造例8.
製造例1で得た乳酸菌醗酵米粉末2kg及びキサンタンガム0.5kgを1,3−ブチレングリコール2.5kgと練合し、白色のペーストを得た。
【0038】
実施例1.クリーム
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
オリーブ油 4.0
パラフィン 5.0
セタノール 2.0
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 5.0
1,3−ブチレングリコール 10.0
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して均質なクリームを得た。
【0039】
実施例2.乳液
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
オリーブ油 4.0
スクワラン 5.0
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 5.0
1,3−ブチレングリコール 10.0
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して均質な乳液を得た。
【0040】
実施例3.化粧水
[A成分] 部
オリーブ油 1.0
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 1.0
エタノール 5.0
グリセリン 5.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して乳白色の化粧水を得た。
【0041】
実施例4.エッセンス
[A成分] 部
オリーブ油 1.0
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 2.0
エタノール 5.0
ヒアルロン酸 0.3
1,3−ブチレングリコール 5.0
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して乳白色のエッセンスを得た。
【0042】
実施例5.乳液
実施例2のB成分中、製造例1の乳酸菌醗酵米粉末5.0部に代えて製造例2の乳酸菌醗酵米粉末5.0部を用いるほかは実施例2と同様にして均質な乳液を得た。
【0043】
実施例6.乳液
実施例2のB成分中、製造例1の乳酸菌醗酵米粉末5.0部に代えて製造例3の乳酸菌醗酵米粉末5.0部を用いるほかは実施例2と同様にして均質な乳液を得た。
【0044】
実施例7.乳液
実施例2のB成分中、製造例1の乳酸菌醗酵米粉末5.0部に代えて製造例4の乳酸菌醗酵米粉末5.0部を用いるほかは実施例2と同様にして均質な乳液を得た。
【0045】
実施例8.乳液
実施例2のB成分中、製造例1の乳酸菌醗酵米粉末5.0部に代えて製造例5の乳酸菌醗酵米分散液15.0部を用いるほかは実施例2と同様にして均質な乳液を得た。
【0046】
実施例9.乳液
実施例2のB成分中、製造例1の乳酸菌醗酵米粉末5.0部に代えて製造例1の乳酸菌醗酵米粉末2.0部とキサンタンガム0.5部を用いるほかは実施例2と同様にして均質な乳液を得た。
【0047】
実施例10.乳液
実施例2のB成分中、製造例1の乳酸菌醗酵米粉末5.0部に代えて製造例8のペースト2.5部を用いるほかは実施例2と同様にして均質な乳液を得た。
【0048】
実施例11.ヘアートリートメント
[A成分] 部
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 5.0
モノステアリン酸グリセリル 1.0
セタノール 3.0
オクチルドデカノール 2.0
[B成分]
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 5.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
加水分解コラーゲン末 0.5
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却した。
【0049】
実施例12.ヘアークリーム
[A成分] 部
スクワラン 15.0
ワセリン 15.0
ミツロウ 2.0
メチルパラベン 適 量
[B成分]
グリセリン 3.0
1,3−ブチレングリコール 3.0
キサンタンガム 0.1
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 5.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 3.0
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 適 量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃に加温溶解後、両成分を合してヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを攪拌しながら冷却し、50℃でC成分を加えてさらに30℃まで冷却した。
【0050】
実施例13.染毛剤・染料ベース
[A成分] 部
酸化染料 3.5
オレイン酸 20.0
ステアリン酸ジエタノールアミド 3.0
ポリオキシエチレン(50)オレイルエーテル 1.0
[B成分]
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 3.0
1,3−ブチレングリコール 10.0
イソプロパノール 10.0
アンモニア水(28%) 10.0
亜硫酸ナトリウム 0.5
精製水 全量が100部となる量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを攪拌しながら30℃以下まで冷却した。
【0051】
実施例14.リクイドファンデーション
[A成分] 部
ステアリン酸 2.5
セタノール 0.5
モノステアリン酸グリセリル 2.0
ラノリン 2.0
スクワラン 3.0
ミリスチン酸イソプロピル 8.0
プロピルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 3.0
キサンタンガム 0.3
1,3−ブチレングリコール 5.0
トリエタノールアミン 1.0
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
酸化チタン 8.0
タルク 4.0
着色顔料 適 量
[D成分]
香料 0.3
C成分を混合し、粉砕機で粉砕した。B成分を混合し、これに粉砕したC成分を加え、コロイドミルで均一分散させた。A成分及び均一分散させたB、C成分をそれぞれ80℃に加温後、B、C成分にA成分を攪拌しながら加え、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、D成分を加えて攪拌混合し、さらに攪拌しながら30℃以下まで冷却した。
【0052】
実施例15.クリームファンデーション
[A成分] 部
ステアリン酸 5.0
セタノール 2.0
モノステアリン酸グリセリル 3.0
流動パラフィン 5.0
スクワラン 3.0
ミリスチン酸イソプロピル 8.0
プロピルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 3.0
ソルビトール 3.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
トリエタノールアミン 1.5
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
酸化チタン 8.0
タルク 2.0
カオリン 5.0
ベントナイト 1.0
着色顔料 適 量
[D成分]
香料 0.3
C成分を混合し、粉砕機で粉砕した。B成分を混合し、これに粉砕したC成分を加え、コロイドミルで均一分散させた。A成分及び均一分散させたB、C成分をそれぞれ80℃に加温後、B、C成分にA成分を攪拌しながら加え、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、D成分を加えて攪拌混合し、さらに攪拌しながら30℃以下まで冷却した。
【0053】
実施例16.クリームリンス
[A成分] 部
ポリオキシエチレン(10)硬化ヒマシ油 1.0
塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 1.5
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 2.0
2−エチルヘキサン酸グリセリル 1.0
セタノール 3.2
ステアリルアルコール 1.0
メチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 15.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
精製水 全量が100部となる量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃に加温して均一に溶解した後、A成分にB成分を加え、攪拌を続けて室温まで冷却した。
【0054】
実施例17.クリーム
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
オリーブ油 4.0
パラフィン 5.0
セタノール 2.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 2.0
ソルビタンモノステアレート 2.0
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 5.0
1,3−ブチレングリコール 10.0
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して均質なクリームを得た。
【0055】
実施例18.乳液
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
オリーブ油 4.0
スクワラン 5.0
ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸グリセリル 0.7
モノステアリン酸グリセリル 1.0
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 3.0
キサンタンガム 0.2
1,3−ブチレングリコール 10.0
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して均質な乳液を得た。
【0056】
実施例19.化粧水
[A成分] 部
オリーブ油 1.0
ポリオキシエチレン(5.5)セチルエーテル 0.5
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 1.0
エタノール 5.0
グリセリン 5.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して乳白色の化粧水を得た。
【0057】
実施例20.エッセンス
[A成分] 部
オリーブ油 1.0
ポリオキシエチレン(5.5)セチルエーテル 0.5
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 2.0
エタノール 5.0
ヒアルロン酸 0.3
1,3−ブチレングリコール 5.0
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して乳白色のエッセンスを得た。
【0058】
製造例21.乳液
実施例18のB成分中、製造例1の乳酸菌醗酵米粉末3部に代えて製造例2の乳酸菌醗酵米粉末3部を用いるほかは実施例18と同様にして乳液を得た。
【0059】
実施例22.乳液
実施例18のB成分中、製造例1の乳酸菌醗酵米粉末3部に代えて製造例3の乳酸菌醗酵米粉末3部を用いるほかは実施例18と同様にして乳液を得た。
【0060】
実施例23.乳液
実施例18のB成分中、製造例1の乳酸菌醗酵米粉末3部に代えて製造例4の乳酸菌醗酵米粉末3部を用いるほかは実施例18と同様にして乳液を得た。
【0061】
実施例24.乳液
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
オリーブ油 4.0
スクワラン 5.0
ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸グリセリル 1.0
モノステアリン酸グリセリル 1.0
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例5の乳酸菌醗酵米分散液 15.0
1,3−ブチレングリコール 10.0
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して均質な乳液を得た。
【0062】
実施例25.乳液
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
オリーブ油 4.0
スクワラン 5.0
ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸グリセリル 1.0
モノステアリン酸グリセリル 1.0
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 3.0
1,3−ブチレングリコール 10.0
コウジ酸 2.0
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して均質な乳液を得た。
【0063】
実施例26.乳液
実施例25のB成分中、コウジ酸2.0部に代えてL−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部を用いるほかは実施例25と同様にして乳液を得た。
【0064】
実施例27.乳液
実施例25のB成分中、コウジ酸2.0部に代えてL−アスコルビン酸−2−リン酸エステルマグネシウム3.0部を用いるほかは実施例25と同様にして乳液を得た。
【0065】
実施例28.乳液
実施例25のB成分中、コウジ酸2.0部に代えてアルブチン2.0部を用いるほかは実施例25と同様にして乳液を得た。
【0066】
実施例29.乳液
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
オリーブ油 4.0
スクワラン 5.0
ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸グリセリル 1.0
モノステアリン酸グリセリル 1.0
ジイソプロピルアミンジクロロアセテート 0.5
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 3.0
1,3−ブチレングリコール 10.0
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して乳液を得た。
【0067】
実施例30.乳液
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
オリーブ油 4.0
スクワラン 5.0
ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸グリセリル 1.0
モノステアリン酸グリセリル 1.0
γ−アミノ−β−ヒドロキシ酪酸 0.5
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 3.0
1,3−ブチレングリコール 10.0
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して均質な乳液を得た。
【0068】
実施例31.乳液
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
オリーブ油 4.0
スクワラン 5.0
ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸グリセリル 1.0
モノステアリン酸グリセリル 1.0
ジイソプロピルアミンジクロロアセテート 0.5
ブチルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 3.0
1,3−ブチレングリコール 10.0
L−アスコルビン酸−2−グルコシド 2.0
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 0.3
A成分及びB成分をそれぞれ80℃以上に加温後、A成分にB成分を加えて攪拌し、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。
これを50℃まで冷却した後、C成分を加えて攪拌混合し、さらに30℃以下まで冷却して均質な乳液を得た。
【0069】
実施例32.リクイドファンデーション
[A成分] 部
ステアリン酸 2.5
セタノール 0.5
ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸グリセリル 2.0
モノステアリン酸グリセリル 2.0
ラノリン 2.0
スクワラン 3.0
ミリスチン酸イソプロピル 8.0
プロピルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 3.0
キサンタンガム 0.3
1,3−ブチレングリコール 5.0
トリエタノールアミン 1.0
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
酸化チタン 8.0
タルク 4.0
着色顔料 適 量
[D成分]
香料 0.3
C成分を混合し、粉砕機で粉砕した。B成分を混合し、これに粉砕したC成分を加え、コロイドミルで均一分散させた。A成分及び均一分散させたB、C成分をそれぞれ80℃に加温後、B、C成分にA成分を攪拌しながら加え、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、D成分を加えて攪拌混合し、さらに攪拌しながら30℃以下まで冷却した。
【0070】
実施例33.クリームファンデーション
[A成分] 部
ステアリン酸 5.0
セタノール 2.0
ポリオキシエチレン(20)モノステアリン酸グリセリル 2.0
モノステアリン酸グリセリル 3.0
流動パラフィン 5.0
スクワラン 3.0
ミリスチン酸イソプロピル 8.0
プロピルパラベン 0.1
[B成分]
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末 3.0
ソルビトール 3.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
トリエタノールアミン 1.5
メチルパラベン 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
酸化チタン 8.0
タルク 2.0
カオリン 5.0
ベントナイト 1.0
着色顔料 適 量
[D成分]
香料 0.3
C成分を混合し、粉砕機で粉砕した。B成分を混合し、これに粉砕したC成分を加え、コロイドミルで均一分散させた。A成分及び均一分散させたB、C成分をそれぞれ80℃に加温後、B、C成分にA成分を攪拌しながら加え、さらにヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズを行った。これを50℃まで冷却した後、D成分を加えて攪拌混合し、さらに攪拌しながら30℃以下まで冷却した。
【0071】
試験例1.乳化安定性(その1)
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末と比較例として市販の上新粉(粳米粉)について、それらを乳化剤として用いて得られた乳化物の乳化安定性を比較した。
[試験方法]
表1に示す成分組成(単位:部)からなる6種の乳化物を調製し、それらの経時変化を観察した。
【0072】
【表1】
【0073】
即ち、成分5を成分4に溶解し、これに成分2の乳化剤のいずれか一種及び成分3を加えて混合し、80℃に加熱した。これを、成分1の油性成分のいずれか一種を80℃に加熱したものに加え、5000rpm×2分間の条件でホモジナイズした後、攪拌下に水冷して室温まで冷却した。ここに得られた乳化物をそれぞれ50mlのスクリュウ瓶に入れ、調製直後の乳化状態と、室温又は40℃に3カ月間保存した時の乳化状態の経時変化を目視観察し、以下の基準により評価した。
◎:良好
○:1カ月以上経過後に極く僅かに分離が認められる
△:2週間〜1カ月経過後に僅かに分離が認められる
×:完全分離する
【0074】
[結果]
結果を表2に示す。
【表2】
【0075】
表2に示す通り、製造例1の乳酸菌醗酵米粉末を用いて得られる乳化物(試料No.1、2、3、4及び5)は、表1に記載のいずれの油性成分についても長期間安定な乳化物を与える。これに対して、乳酸菌醗酵を行っていない通常の精白米粉砕物(上新粉)を用いた場合(試料No.6)は、安定な乳化物は得られない。
【0076】
試験例2.乳化安定性(その2)
乳酸菌醗酵米に増粘剤を併用した場合の乳化安定性への影響を調べた。
[試験方法]
表3に示す成分組成(単位:部)からなる4種の乳化物を調製し、それらの経時変化を観察した。
【0077】
【表3】
【0078】
即ち、成分5を成分4に溶解し、これに成分6のいずれかを加えて混合した。別に、成分2と3の混合物及び成分1をそれぞれ80℃に加温後、成分1に成分2、3の混合物を加え、ヒスコトロン(5000rpm)で2分間ホモジナイズした。これに上記の成分4、5、6の混合物を加え、ヒスコトロン(5000rpm)でさらに1分間ホモジナイズした後、攪拌しながら室温まで水冷した。ここに得られた乳化物をそれぞれ50mlのスクリュウ瓶に入れ、調製直後の乳化状態と、室温又は40℃に3カ月間保存した時の乳化状態の経時変化を目視観察し、試験例1と同様の基準に従って評価した。
【0079】
[結果]
結果を表4に示す。
【表4】
【0080】
表4の結果から、乳酸菌醗酵米に増粘剤を併用した場合、得られる乳化物の安定性が一層向上することが判る。
【0081】
試験例3.急性毒性
製造例1の乳酸菌醗酵米粉末を、マウス雌雄各5匹に2000mg/kg宛経口投与し観察を行ったところ、死亡例や異状例は認められなかった。
【0082】
試験例4.皮膚刺激性(その1)
下記の成分を、各々日局親水ワセリンに5%の濃度となるように練合したものを試料として用いた。
(1)製造例1の乳酸菌醗酵米粉末(本発明試料)
(2)ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノオレエート(比較試料a)
(3)親油型モノステアリン酸グリセリン(比較試料b)
(4)オレイン酸グリセリン(比較試料c)
(5)ポリオキシエチレン(5)ラウリルエーテル(比較試料d)
【0083】
[試験方法]
年齢20〜50歳の成人男子5名を被験者とし、各々の上腕部内側をエタノールで拭って皮脂を除去し、該部位に、フィンチャンバーのアルミ板に各々の試料0.2gを塗布したものを貼付した。24時間後にフィンチャンバーを除去し、皮膚刺激の程度をつぎに述べる方法並びに基準により判定した。
【0084】
[判定]
パッチ除去後1時間後、24時間後及び48時間後に、貼付部位の紅斑及び浮腫の状況を、以下の「ドレイズ法による皮膚刺激性判定基準」に基づき目視判定し、被験者5名の平均値を求めた。
(紅斑)
スコア 皮膚の状態
0 : 紅斑なし
1 : 極く軽度の紅斑
2 : 明らかな紅斑
3 : 中程度から強い紅斑
4 : 深紅色の強い紅斑に軽い痂皮形成
(浮腫)
スコア 皮膚の状態
0 : 浮腫なし
1 : 極く軽度の浮腫
2 : 明らかな浮腫(周囲と明らかに区別可能)
3 : 中程度の浮腫(1mm以上の盛り上がり)
4 : 強い浮腫(さらに周囲にも広がり)
【0085】
[結果]
結果を表5に示す。
【表5】
(注)5名の平均
【0086】
本試験で比較試料として用いたa〜dの活性剤は、比較的安全性が高いと言われており、化粧料の乳化に汎用されているものであるが、表7の結果から明らかな通り、本発明の乳酸菌醗酵米粉末は、それらの活性剤よりもさらに皮膚刺激性が少なく、安全性に極めてすぐれている。
【0087】
試験例5.皮膚刺激性(その2)
下記の成分を、各々日局親水ワセリンに5%の濃度となるように練合したものを試料として用いた。
(1)日局親水ワセリン(対照)
(2)製造例1の乳酸菌醗酵米粉末(本発明試料)
(3)アルブチン(比較試料a)
(4)コウジ酸(比較試料b)
【0088】
[試験方法]及び[判定]
試験例4と同様の方法並びに判定基準に従って実施した。
【0089】
[結果]
結果を表6に示す。
【表6】
(注)5名の平均
【0090】
本試験で比較のため用いた比較試料a及びbの美白剤は、比較的安全性が高いことから美白化粧料に汎用されているものであるが、表8の結果から明らかな通り、本発明の乳酸菌醗酵米は、それら従来の美白剤よりもさらに皮膚刺激性が少なく、安全性に極めてすぐれている。
【0091】
試験例6.モニターテスト(その1)
本発明の乳酸菌醗酵米を乳化剤として用いて得られた実施例2の乳液(乳酸菌醗酵米単独使用)及び実施例10の乳液(乳酸菌醗酵米/増粘剤併用)について、使用感と安全性(刺激性等)を、モニターによる実使用テストで評価した。
【0092】
[試験方法]
無作為に選んだ年齢20〜40歳の女性20名をパネリストとして用い、実施例2及び実施例10の乳液について、使用時期をずらして別々に、朝夕2回、5日間顔面頬部に塗布した時の使用感、刺激性等を、下記の各項目毎に評価した。
評価は、使用感及び皮膚の状態については5段階評価(A:良い、B:やや良い、C:普通、D:やや悪い、E:悪い)によって、又刺激性については3段階評価(A:刺激なし、B:違和感あり、C:刺激あり)によって行った。
(使用感)
(1)手に取った感触
(2)塗布時の伸び
(3)塗布時のなめらかさ
(4)浸透性(浸透感)
(5)塗布後の感触
(肌の状態)
(6)塗布後の肌の状態
(刺激性)
(7)塗布時の刺激
(8)塗布後の刺激
【0093】
[結果]
結果を表7及び表8に示す。
【表7】
【0094】
【表8】
【0095】
表7及び表8に示す通り、乳酸菌醗酵米を乳化剤として用いて調製された実施例2及び実施例10の乳液は、いずれも使用感に於いて高い評価を得ており、又皮膚刺激も全く認められなかった。
【0096】
試験例7.モニターテスト(その2)
本発明の乳酸菌醗酵米を配合した実施例16のクリームリンス、及び比較のため実施例16に於いて乳酸菌醗酵米粉末に代えて精製水を用いて得られたクリームリンス(比較例)について、ハーフヘッドテストにより頭髪への影響を調べた。
[試験方法]
無作為に選んだ年齢20〜40歳の女性20名をパネリストとして用い、実施例16及び比較例のクリームリンスを連日頭髪に使用してもらい、10日後に櫛通り、髪のまとまり及び髪のつやについて、以下の評価基準に基づき評価を行った。
【0097】
(櫛通り)
A : 顕著に良くなった
B : 良くなった
C : 変わらない
D : 僅かに悪くなった
E : 顕著に悪くなった
(髪のまとまり)
A : 顕著に良くなった
B : 良くなった
C : 変わらない
D : 僅かに悪くなった
E : 顕著に悪くなった
(髪のつや)
A : 顕著に良くなった
B : 良くなった
C : 変わらない
D : 僅かに悪くなった
E : 顕著に悪くなった
【0098】
[結果]
結果を表9に示す.
【表9】
【0099】
表9の結果から明らかな通り、本発明の乳酸菌醗酵米を配合したクリームリンスによれば、配合成分の乳酸菌醗酵米の有する保水・保湿力、頭髪保護作用等に基づき、櫛通りが良好となると共に、髪質が健全で好ましい状態に保持される.
又、本発明のクリームリンスは,クリーミーで肌触りの良い泡立ちを示し、使用感についても高い評価を得た.
【0100】
【発明の効果】
本発明の乳酸菌醗酵米は、良好な乳化作用と乳化安定化作用、さらには保水・保湿作用及び皮膚、頭髪に対する保護・密着作用等を有すると共に、米由来であるが故に皮膚刺激が少ないなどの特長を具えており、化粧料用の乳化剤としてもちいて有用である。従って本発明の乳酸菌発酵米からなる乳化剤を用いた場合、乳化安定性と生体安全性にすぐれ、しかも使用感及び使用後感が良好で、肌質や髪質の改善に有効な乳化化粧料が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、試験例4の各試料のドーパ値を示すグラフである(縦軸:ドーパ値)。
Claims (3)
- 実質的に食塩の存在しない条件下に米を乳酸菌で醗酵させて得られる乳酸菌醗酵米からなる化粧料用の乳化剤。
- 請求項1に記載の化粧料用の乳化剤で乳化されていることを特徴とする乳化化粧料
- 請求項1に記載の化粧料用の乳化剤で乳化することを特徴とする乳化化粧料の製造法。
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