JP4544785B2 - 歯ブラシ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数本のブリッスルからなるブリッスル束が植毛台に複数植毛された歯ブラシに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
歯ブラシは、一般的に、ブリッスルを束ねて構成されるブリッスル束を、平線を打ち込むことによって植毛台の植毛穴に複数植設固定することにより形成される。かかる平線植毛によってブリッスル束を植毛する場合、1.0〜2.2mm程度の直径の植毛穴に植毛することによって所定の植毛強度(ブリッスルの抜けにくさ)が保持される。
【0003】
一方、植毛台におけるブリッスルの植毛密度が高いほど、歯面、歯間部、歯茎部等に対する歯垢除去効果や、刷掃効果に優れ、またブリッスルが相互に支持し合って耐久性が向上することが知られている。植毛密度を高くするために、通常は1.0〜1.5mm程度である植毛穴の間隔を狭くして、植毛されるブリッスル束の数を増やすことが考えられるが、植毛穴の間隔を狭くし過ぎると、平線を打ち込んだ際に、隣接する平線の間に亀裂や白化が生じる場合がある。
【0004】
また、平線植毛に代わるブリッスル束の植毛方法として、熱融着法やインモールド法による接着植毛が知られているが、かかる接着植毛の場合、その製造方法の機構上、先端部が球状やスクレーパー状、先割れ状のような根元よりも先端の径が大きくなっているブリッスルや、カール状、ウェーブ状のような途中で湾曲しているブリッスル等を、これらの形状を予めブリッスルに施してから植毛台に植毛することが困難だった。
【0005】
すなわち、接着植毛によれば、ブリッスル束が植毛台に接着されるまでの間当該ブリッスル束を立設状態に支持しておくための、挿入案内板に設けられた挿通孔や、植毛台を形成するための金型に設けられた挿通孔から、ブリッスル束の接着後に当該ブリッスル束を引き抜く必要があるため、先端部が球状やスクレーパー状、先割れ状のような、根元よりも先端の径が大きくなっているブリッスルからなるブリッスル束においては、先端部が引っかかって挿通孔からブリッスル束を引き抜くことが困難になり、スムースな植毛を行うことができない。また、テーパー状、ヘラ状のような根元よりも先端の径が小さくなっているブリッスルからなるブリッスル束や、カール状、ウェーブ状のような先端部が湾曲しているブリッスルからなるブリッスル束においては、上記挿通孔に毛揃い良く高密度にブリッスルを挿通させることが困難である。
【0006】
本発明は、植毛台に亀裂や白化を生じさせることなく、高い植毛密度でブリッスルを植毛することにより、歯垢除去効果や、刷掃効果を向上させた歯ブラシを提供することを目的とする。
【0007】
また、本発明は、直径が途中で変化したり先端部が湾曲するブリッスルを含むことにより歯あたりが軟らかく、歯肉などの軟組織を傷つけないソフト感を得ることのできる歯ブラシを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数本のブリッスルからなるブリッスル束が植毛台に複数植毛された歯ブラシにおいて、前記ブリッスル束は、歯ブラシの長手方向に沿った複数の列に配置され、且つ各列における前記ブリッスル束は、平線植毛により植毛されたブリッスル束と、接着植毛により植毛されたブリッスル束とが交互に配置される歯ブラシを提供することにより、上記目的を達成したものである。
【0009】
本発明の歯ブラシによれば、歯ブラシの長手方向に沿った各列における前記ブリッスル束は、平線植毛により植毛されたブリッスル束と、接着植毛により植毛されたブリッスル束とが交互に配置されているので、平線が打ち込まれる植毛穴が一つおきになり、したがって長手方向に隣り合う平線同士の干渉を少なくすることができるので、植毛穴の配置間隔を小さくして、ブリッスルの植毛密度を高くすることが可能になる。
【0010】
また、平線植毛により植毛されるブリッスル束は、先端部の形状が球状、テーパー状、ヘラ状、スクレーパー状、先割れ状、カール状、又はウェーブ状のいずれかである一種以上の、直径が途中で変化したり先端部が湾曲するブリッスルを用いて形成することができるので、接着植毛によるブリッスル束を介在させて植毛密度を高くした歯ブラシであっても、歯あたりを容易に軟らかくすることができ、また歯肉などの軟組織を傷つけないソフト感を容易に得ることができる。
【0011】
さらに、このようにブリッスルの植毛密度を高めることによって、ブリッスルと歯面、歯間部、歯茎部等との接触面積が増え、歯垢の除去や刷掃を効率的に行うことが可能になると共に、密集したブリッスルによる相互支持効果を高めることで歯ブラシの耐久性を向上させることが可能になり、また1本1本のブリッスルの太さをより細くして、歯あたりをさらに軟らかくすることも可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下本発明をその好ましい実施形態について説明する。本実施形態の歯ブラシ10は、図1及び図2に示されるように、把持部(図示せず)と植毛台14とこれらを連結する首部15とからなる歯ブラシ本体の植毛台14に、ブリッスル11a、11bを複数本束ねて構成されるブリッスル束12a,12bを複数植毛してなるものである。
【0013】
また、本実施形態によれば、ブリッスル束12a,12bは、歯ブラシ10の長手方向Xに沿った複数の列(5列)に配置され、且つ各列におけるブリッスル束12a,12bは、平線植毛により植毛されたブリッスル束12aと、接着植毛により植毛されたブリッスル束12bとが交互に配置されている。なお、本実施形態によれば、長手方向Xと垂直な横方向には、平線植毛によるブリッスル束12a或いは接着植毛によるブリッスル束12bのうちの同種類のものが並んで配置されている。
【0014】
歯ブラシ本体は、例えばポリプロピレン、ABS樹脂等の合成樹脂からなり、その植毛部14の平坦な表面には、長手方向Xに沿って5列、合計46箇所に植毛穴13が碁盤の目状に縦横に整列配置されて形成されている。各植毛穴13は1.0〜2.2mm程度の直径の円形断面を有すると共に、図3に示すように、長手方向Xには0.8mm程度の巾r、これと垂直な横方向には0.2mm程度の巾sの小さな間隔をおいて密に配置される。そして、長手方向Xに沿った各列の植毛穴13には、平線植毛によってブリッスル束12aが、接着植毛によってブリッスル束12bが、一つおきに植設される。
【0015】
各ブリッスル束12a,12bを構成するブリッスル11a、11bは、ナイロン等の合成樹脂からなる例えば0.1〜0.3mmの太さを有するフィラメント材であって、これを例えば数本〜数十本束ねることによって各ブリッスル束12a,12bが形成される。
【0016】
また、平線植毛によるブリッスル束12aは、金属平線16を長手方向Xに対してθ=15度傾けた方向に打ち込むことによって植毛穴13に各々植設され、接着植毛によるブリッスル束12bは、公知の熱融着法やインモールド法によって植毛穴13に各々植設される。植設された各ブリッスル束12a,12bは、各々根元部における直径が1.0〜2.2mm程度の植毛穴13と同様の円形の断面形状を備え、また植毛台14からの先端高さが8.0〜12.0mm程度となるような毛丈を備えている。
【0017】
本実施形態の歯ブラシ10によれば、平線植毛により植毛されたブリッスル束12aを構成するブリッスル11aは、先端部の形状が球状(図4(b)参照)、テーパー状(図4(c)参照)、スクレーパー状(図4(d)参照)、ヘラ状(図4(e)参照)、先割れ状(図4(f)参照)、カール状(図4(g)参照)、又はウェーブ状(図4(h)参照)のいずれかである一種以上のブリッスルとなっている。一方、接着植毛により植毛されたブリッスル束12bを構成するブリッスル11bは、先端部の形状がラウンド状(図4(a)参照)である一般のブリッスルとなっている。
【0018】
そして、本実施形態の歯ブラシ10によれば、植毛台14に亀裂や白化を生じさせることなく、高い植毛密度でブリッスル11a,11bを植毛することにより、歯垢除去効果や、刷掃効果を向上させることができる。すなわち、本実施形態の歯ブラシ10によれば、歯ブラシ10の長手方向Xに沿った各列におけるブリッスル束12a,12bは、平線植毛により植毛されたブリッスル束12aと、接着植毛により植毛されたブリッスル束12bとが交互に配置されているので、金属平線16が打ち込まれる植毛穴13が一つおきになり、したがって長手方向Xに隣り合う平線16同士の干渉を少なくすることができるので、植毛穴13は小さな間隔で密に配置され、これによってブリッスル11a,11bの植毛密度が高くなる。ブリッスル11a,11bの植毛密度が高くなることによって、ブリッスル11a,11bと歯面、歯間部、歯茎部等との接触面積が増え、歯垢の除去や刷掃を効率的に行うことが可能になると共に、密集したブリッスル11a,11bによる相互支持効果を高めることで歯ブラシ10の耐久性が向上することになる。
【0019】
また、本実施形態の歯ブラシ10によれば、植毛密度が高くなっているにもかかわらず、歯あたりが軟らかく、歯肉などの軟組織を傷つけないソフト感を得ることができる。すなわち、平線植毛により植毛されるブリッスル束12aは、先端部の形状が球状、テーパー状、ヘラ状、スクレーパー状、先割れ状、カール状、又はウェーブ状のいずれかである一種以上の、直径が途中で変化したり先端部が湾曲するブリッスル11aを用いて形成することができるので、接着植毛によるブリッスル束12bを介在させて植毛密度を高くした歯ブラシ10であっても、歯あたりを容易に軟らかくすることができ、また歯肉などの軟組織を傷つけないソフト感を容易に得ることができる。またブリッスル11a,11bの植毛密度が高められているので、1本1本のブリッスル11a,11bの太さをより細くすることができ、これによって歯あたりをさらに軟らかくすることもできる。
【0020】
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく、種々の変更が可能である。例えば、平線植毛により植毛されるブリッスル束は、テーパー状等の直径が途中で変化するブリッスル等を用いて形成する必要は必ずしもなく、ラウンド状の毛先を備えるものであってもよい。また、平線植毛によるブリッスル束と接着植毛によるブリッスル束とは、歯ブラシの長手方向に交互に配置されていれば良く、これと垂直な横方向については、図2、図5(a)、及び図5(b)に示すように、任意の配置方法を採用することができる。
【0021】
【実施例】
以下、実施例及び比較例により、本発明の歯ブラシをさらに詳細に説明する。
【0022】
〔実施例1〕
平線植毛により植毛されたブリッスル束と、接着植毛により植毛されたブリッスル束とが交互に配置した上記実施形態の歯ブラシ10と同様の構成を有する実施例1の歯ブラシについて、亀裂や白化の発生の有無、歯垢除去力、及びソフトな感触を評価した。なお、ブリッスルとしてナイロン6−12からなる203μm(8mil )のブリッスルを使用し、40本まとめてブリッスル束とした。またブリッスル束を直径が1.6mmの植毛穴に11.0mmの毛丈で植毛し、平線植毛においては、2.0mm×1.5mm×0.25mmの真鍮製の平線をポリプロピレン樹脂からなる植毛台に打ち込んだ。平線植毛により植毛されたブリッスル束を構成するブリッスルの先端形状はテーパー状とし、接着植毛により植毛されたブリッスル束を構成するブリッスルの先端形状はラウンド状とした。評価結果を表1〜表3に示す。なお、亀裂や白化の発生の有無の評価については、植毛穴の長手方向Xの間隔を1.4mmまで0.2mmづつ広げた4種類の歯ブラシを使用した。
【0023】
〔比較例1〕
全てのブリッスル束が平線植毛によって植毛された図6(a)に示す比較例1の歯ブラシについて、亀裂や白化の発生の有無、歯垢除去力、及びソフトな感触を評価した。なお、比較例1の歯ブラシにおいては、ブリッスル束を構成するブリッスル及び平線は実施例1と同様のものを用い、長手方向Xには1.4mmの間隔r、これと垂直な横方向には0.2mmの間隔をおいて配置した直径が1.6mmの36箇所の植毛穴に平線によってブリッスル束を各々植毛した。また、先端形状がテーパー状のブリッスルからなるブリッスル束と、先端形状がラウンド状のブリッスルからなるブリッスル束とを長手方向Xに交互に配置した。評価結果を表1〜表3に示す。なお、亀裂や白化の発生の有無の評価については、植毛穴の長手方向Xの間隔rを0.8mmまで0.2mmづつ狭めた4種類の歯ブラシを使用した。
【0024】
〔比較例2〕
全てのブリッスル束が接着植毛によって植毛された図6(b)に示す比較例2の歯ブラシについて、亀裂や白化の発生の有無、歯垢除去力、及びソフトな感触を評価した。なお、比較例2の歯ブラシにおいては、ブリッスル束を構成するブリッスルは実施例1と同様のものを用い、実施例1と同様に配置した46箇所の植毛穴に対して、接着植毛によってブリッスル束を各々植毛した。また、先端形状がテーパー状のブリッスルからなるブリッスル束と、先端形状がラウンド状のブリッスルからなるブリッスル束とを長手方向Xに交互に配置した。評価結果を表1〜表3に示す。なお、亀裂や白化の発生の有無の評価については、植毛穴の長手方向Xの間隔rを1.4mmまで0.2mmづつ広げた4種類の歯ブラシを使用した。
【0025】
〔亀裂や白化の発生の有無の評価〕
ブリッスル束を植毛台に植毛した後に、植毛穴の付近を肉眼並びに拡大鏡により観察し、亀裂や白化の全くない場合を○、やや白化がある場合を△、亀裂や白化がある場合を×として亀裂や白化の発生の有無を評価した。評価の結果を表1に示す
【0026】
【表1】
【0027】
〔歯垢除去力の評価〕
図7(a)及び(b)に示すように、基台50の上に直径5mm、長さ50mmの円柱状の多数のアクリル棒51を両側部を互い密接させた状態で平行に並べて固定することにより、歯間部を模したモデル52を作成した。このモデルの表面に歯垢の代用としてアルコールインクを40mmの幅で塗布し、実施例1及び比較例1,2の各歯ブラシ53について、以下の所定の条件下で、ブラッシングマシーンによりアクリル棒51と直交する方向Yへの刷掃を行った。残存歯垢量(インク量)を画像解析により計測して、歯垢除去力を評価する。
【0028】
なお、刷掃条件として、荷重300g、刷掃回数10回、速度100rpm(1分間に100往復)、振幅3cm、刷掃角度(図7(c)参照)90゜とした。
【0029】
残存歯垢量の計測は、ブラッシング幅10mm(アクリル棒2本分)におけるアルコールインクの除去率を測定することにより行う。即ち、歯のモデルであるアクリル棒51を縦に3分割し、中央部分を歯面、両側部分を歯間部として、インクの剥げた面積を画像解析により測定した。歯垢除去率が60%以上を○、歯垢除去率が40%以上60%未満を△、歯垢除去率が40%未満を×として実施例1及び比較例1,2の各歯ブラシ53の歯垢除去力評価した。評価の結果を表2に示す。
【0030】
【表2】
【0031】
〔ソフトな感触の評価〕
5名の被験者による5段階の官能評価により行った。ソフトな感触を感じるを「5」、やや感じるを「4」、どちらともいえないを「3」、あまり感じないを「2」、感じないを「1」として、5名の平均点により評価した。評価の結果を表3に示す。
【0032】
【表3】
【0033】
表1〜表3に示す評価結果から、本発明に係る実施例1の歯ブラシによれば、亀裂や白化の発生の有無、歯垢除去力、及びソフトな感触のいずれについても良好な結果が得られることが判明した。
【0034】
【発明の効果】
本発明の歯ブラシによれば、植毛台に亀裂や白化を生じさせることなく、高い植毛密度でブリッスルを植毛することにより、歯垢除去効果や、刷掃効果を向上させることができる。また、平線植毛により植毛されたブリッスル束を、先端部の形状が球状、テーパー状、ヘラ状、スクレーパー状、先割れ状、カール状、又はウェーブ状のいずれかである一種以上のブリッスルを用いて形成すれば、直径が途中で変化すしたり先端部が湾曲するブリッスルを含むことにより歯あたりが軟らかく、歯肉などの軟組織を傷つけないソフト感を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る歯ブラシの要部を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る歯ブラシの要部を示す平面図である。
【図3】ブリッスル束の植毛状況を説明する部分拡大平面図である。
【図4】(a)〜(h)は、ブリッスルの先端部の形状を示す正面図又は側面図である。
【図5】本発明の他の実施形態に係る歯ブラシの要部を示す平面図である。
【図6】(a)は比較例1の歯ブラシの要部を示す平面図、(b)は比較例2の歯ブラシの要部を示す平面図である。
【図7】(a)は歯垢除去力の評価方法を説明する略示側面図、(b)は同略示平面図、(c)は刷掃角度の説明図である。
【符号の説明】
10 歯ブラシ
11a,11b ブリッスル
12a 平線植毛によるブリッスル束
12b 接着植毛によるブリッスル束
13 植毛穴
14 植毛台
15 首部
16 金属平線
r 植毛穴の長手方向の間隔
s 植毛穴の長手方向と垂直な方向の間隔
X 歯ブラシの長手方向
Claims (3)
- 複数本のブリッスルからなるブリッスル束が植毛台に形成された複数の植毛穴に各々植毛された歯ブラシにおいて、
前記複数の植毛穴は、1.0〜2.2mmの直径の円形断面を有すると共に、前記植毛台に0.2〜1.0mmの巾の間隔をおいて、碁盤の目状に縦横に整列配置されて密に形成されていることにより、前記ブリッスルは高い植毛密度で植毛されており、
歯ブラシの長手方向に沿った各列の植毛穴に植毛されたブリッスル束は、平線植毛により植毛されたブリッスル束と、接着植毛により植毛されたブリッスル束とが交互に配置される歯ブラシ。 - 前記平線植毛により植毛されたブリッスル束が、根元よりも先端の径が大きくなっているブリッスル又は途中で湾曲しているブリッスルを含む請求項1記載の歯ブラシ。
- 前記平線植毛により植毛されたブリッスル束は、先端部の形状が球状、テーパー状、ヘラ状、スクレーパー状、先割れ状、カール状、又はウェーブ状のいずれかである一種以上のブリッスルを用いて形成されている請求項1記載の歯ブラシ。
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