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JP4490467B2 - 自動二輪車用タイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、自動二輪車に装着される空気入りタイヤに関する。詳細には、本発明は、タイヤのトレッドの改良に関する。
自動二輪車の旋回時には、この自動二輪車に遠心力が働く。旋回には、この遠心力につり合うコーナリングフォースが必要である。旋回時にライダーは、自動二輪車を内側へ傾斜させる。この傾斜によって生じるキャンバースラストにより、旋回が達成される。旋回の容易の目的で、自動二輪車用のタイヤは曲率半径の小さなトレッドを備えている。直進時には、トレッドのセンター領域が接地する。一方旋回時には、ショルダー領域が接地する。センター領域及びショルダー領域のそれぞれの役割が考慮されたタイヤは、特開2005−271760号公報及び特開2007−131112号公報に記載されている。このようなタイヤは、諸性能に優れる。
特開2005−271760号公報 特開2007−131112号公報
環境問題への対応の一環として、乗用車、トラック及びバスの低燃費タイヤが開発されている。タイヤのトレッドの損失正接tanδが小さいタイヤは、エネルギーロスが小さい。損失正接tanδが小さいタイヤは低燃費を実現できる。一方で、損失正接tanδが小さいタイヤはグリップ性能に劣る。グリップ性能に劣るタイヤでは、スリップし易い。自動二輪車では、直進、旋回及び直進と旋回との間の移行の際のグリップ性能は特に重要である。
トレッドに損失正接tanδが小さいゴムを用いれば、低燃費用タイヤが得られる。損失正接tanδの小さいタイヤでは、前述の旋回時のグリップ性能及び直進と旋回との間の移行時のグリップ性能が十分に得られない。直進走行においても急停止及び急発進にも十分なグリップ性能が必要である。グリップ性能に劣るタイヤでは、直進の制動時にスリップが発生するおそれがある。このタイヤでは、停止距離が延びる。このタイヤでは、直進の加速時にもスリップが発生する。このタイヤは加速性能に劣る。
本発明の目的は、低燃費を実現すると共に、グリップ性能にも優れた自動二輪車用タイヤの提供にある。
本発明に係る自動二輪車タイヤは、トレッドと、ラジアル構造を有するカーカスとを備えている。このトレッドは、半径方向に内側に位置するベース層と、外側に位置するキャップ層とを備えている。このキャップ層は、センター領域と、このセンター領域よりも軸方向において外側に位置する一対のショルダー領域とを備えている。トレッドの幅Wtに対するセンター領域の幅Wcの比(Wc/Wt)は、0.15以上0.4以下である。センター領域の損失正接tanδcは、ショルダー領域の損失正接tanδsより小さい。ベース層の損失正接tanδbは、ショルダー領域の損失正接tanδsより小さい。ベース層の損失正接tanδbは、0.15以下である。ベース層の損失正接tanδbは、センター領域の損失正接tanδc以下の大きさである。
好ましくは、このタイヤは、ベース層の損失正接tanδbが、センター領域の損失正接tanδcより小さい。好ましくは、ベース層の損失正接tanδbに対するショルダー領域の損失正接tanδsの比(tanδs/tanδb)は2以上である。好ましくは、センター領域の損失正接tanδcは、0.05以上0.15以下である。好ましくは、ショルダー領域の損失正接tanδsは、0.20以上0.35以下である。
自動二輪車用タイヤでは、直進走行では、タイヤのセンター領域が主に接地する。本発明に係るタイヤは、センター領域の損失正接tanδcが小さいので、低燃費である。このタイヤでは、直進走行での制動時及び加速時には、荷重移動によるタイヤの変形でセンター領域とショルダー領域の一部が接地する。ショルダー領域の一部が接地することでこのタイヤでは高いグリップ性能が発揮される。旋回時にはショルダー領域が主に接地する。旋回時にはショルダー領域が接地して大きなグリップ性能が発揮される。旋回時には接地するショルダー領域に重なり合ってベース層が外力を受ける。このタイヤは旋回時に高いグリップ性能を発揮しつつ低燃費である。このタイヤは、センター領域の損失正接tanδcが小さいタイヤでありながら、グリップ性能に優れている。このタイヤは低燃費でありながら、グリップ性能に優れる。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係るタイヤ2が示された断面図である。この図1において上下方向が半径方向であり、左右方向が軸方向である。このタイヤ2は、一点鎖線CLを中心としたほぼ左右対称の形状を呈する。この一点鎖線は、赤道面を表す。このタイヤ2は、トレッド4、ウイング6、サイドウォール8、ビード10、カーカス12、ベルト14、インナーライナー16及びチェーファー18を備えている。このタイヤ2は、チューブレスタイプの空気入りタイヤである。このタイヤ2は、自動二輪車に装着される。
トレッド4は、半径方向外向きに凸な形状を呈している。トレッド4は、ベース層21及びキャップ層22からなる。キャップ層22は、路面と接地するトレッド面20を形成する。キャップ層22は、ベース層21の半径方向外側に積層されている。キャップ層22は、1つのセンター領域23及び一対のショルダー領域24を備えている。キャップ層22は、ショルダー領域24の軸方向外側に更に他の領域を備えていてもよい。センター領域23は、赤道面CLを跨いでいる。センター領域23は、赤道面CLに対してほぼ対称である。一対のショルダー領域24は、軸方向においてセンター領域23の外側に位置している。一対のショルダー領域24は、互いに赤道面CLに対してほぼ対称である。このタイヤ2ではショルダー領域24に溝25が形成されている。この溝25はセンター領域23に形成されていてもよい。溝25はキャップ層22に形成される。溝25はベース層21に至っていない。タイヤ2の摩耗限界に至ってもベース層21が露出しない。
サイドウォール8は、トレッド4の端から半径方向略内向きに延びている。このサイドウォール8は、架橋されたゴム組成物からなる。サイドウォール8は、撓みによって路面からの衝撃を吸収する。さらにサイドウォール8は、カーカス12の外傷を防止する。
ビード10は、サイドウォール8よりも半径方向略内側に位置している。ビード10は、コア26と、このコア26から半径方向外向きに延びるエイペックス28とを備えている。エイペックス28は、半径方向外向きに先細りである。エイペックス28は、架橋されたゴム組成物からなる。エイペックス28は、高硬度である。
カーカス12は、カーカスプライ30からなる。カーカスプライ30は、トレッド4及びサイドウォール8の内面に沿って延在している。カーカスプライ30は、コア26の周りを、軸方向内側から外側に向かって折り返されている。この折り返しにより、カーカスプライ30には主部34と折り返し部36とが形成されている。折り返し部36は、主部34の外面に積層されている。
図示されていないが、カーカスプライ30は、コードとトッピングゴムとからなる。コードが赤道面CLに対してなす角度の絶対値は、65°から90°である。換言すれば、このタイヤ2はラジアル構造を有する。このコードは、有機繊維からなる。好ましい有機繊維としては、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。
ベルト14は、カーカス12の半径方向外側に位置している。ベルト14は、カーカス12と積層されている。ベルト14は、カーカス12を補強する。ベルト14は、内側プライ38及び外側プライ40からなる。図示されていないが、内側プライ38及び外側プライ40は、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。各コードは、赤道面に対して傾斜している。傾斜角度の絶対値は、10°以上35°以下である。内側プライ38のコードの傾斜方向は、外側プライ40のコードの傾斜方向とは逆である。コードの材質は、スチール又は有機繊維である。コードの好ましい材質は、スチールである。コードに、有機繊維が用いられてもよい。
インナーライナー16は、カーカス12の内周面に接合されている。インナーライナー16は、架橋ゴムからなる。インナーライナー16には、空気遮蔽性に優れたゴムが用いられている。インナーライナー16は、タイヤ2の内圧を保持する役割を果たす。
図1において点Pで示されているのは、センター領域23とショルダー領域24との界面がこの図の断面においてトレッド面20に交差する交点である。図1において両矢印Wtで示されているのは、トレッド4の幅である。幅Wtは、一方のトレッド端からもう一方のトレッド端までの距離である。幅Wtは、トレッド面20に沿って測定される。両矢印Wcで示されているのは、センター領域23の幅である。幅Wcは、センター領域23の一方の端の点Pからセンター領域23の他方の端までの距離である。幅Wcは、トレッド面20に沿って測定される。幅Wt及びWcは、タイヤ2が切断されて得られるサンプルにおいて測定される。
自動二輪車のタイヤ2では、走行状態により、トレッド面20の接地面が変わる。このタイヤ2では、ほぼ一定の速度で直進走行している状態では、センター領域23が接地するようにセンター領域23及びショルダー領域24が配置されている。センター領域23はゴム組成物が架橋されてなる。このセンター領域23の損失正接tanδcは小さい。このセンター領域23により、このタイヤ2は直進走行での燃費がよい。直進走行において主としてセンター領域23が接地する観点から、トレッド4の幅Wtに対するセンター領域23の幅Wcの比(Wc/Wt)は0.15以上である。好ましくは、この比(Wc/Wt)は0.2以上であり、更に好ましくは0.25以上である。
ショルダー領域24はゴム組成物が架橋されてなる。ショルダー領域24の損失正接tanδsはセンター領域23の損失正接tanδcより大きい。ショルダー領域24はセンター領域23に比べグリップ性能に優れる。
ほぼ一定の速度で直進走行している状態に比べて制動時及び加速時には、荷重移動によるタイヤの変形でトレッド4の接地面が広くなる。このタイヤ2では、制動時及び加速時には、センター領域23及びショルダー領域24の一部が接地するようにセンター領域23及びショルダー領域24が配置されている。制動時には、フロントタイヤへの負荷が大きくなり、フロントタイヤの接地面が広くなる。加速時には駆動輪のリアタイヤの負荷が大きくなり、リアタイヤの接地面が広くなる。制動時及び加速時には、センター領域23及びショルダー領域24が接地する。
これにより、このタイヤ2は制動時及び加速時のグリップ性能に優れる。制動時及び加速時にショルダー領域24が十分に接地するとの観点から、トレッド4の幅Wtに対するセンター領域23の幅Wcの比(Wc/Wt)は0.4以下である。好ましくは、この比(Wc/Wt)は0.35以下であり、更に好ましくは0.3以下である。
ベース層21は、センター流域23及び一対のショルダー領域24の半径方向内側に位置している。このベース層21はゴム組成物が架橋されてなる。このベース層21の損失正接tanδbは小さい。このベース層21はセンター領域22と同じゴムであってもよい。
直進走行と旋回走行との移行時には、このトレッド4の接地面は、センター領域23とショルダー領域24との間で移行する。センター領域23の損失正接tanδcとショルダー領域24の損失正接tanδsとの差が大きいタイヤ2では、直進走行と旋回走行との間の移行時に、ライダーが違和感を感じやすい。このタイヤ2では、ベース層21がセンター領域23及びショルダー領域24の両方の半径方向内側に位置する。この構成により、ライダーの違和感が軽減されている。
前述のように、センター領域23は、損失正接tanδcが小さい。このセンター領域23により、タイヤの優れた燃費が達成される。この観点から、センター領域23の損失正接tanδcは、0.15以下が好ましく、更に好ましくは、0.13以下である。このタイヤ2では、ほぼ一定速度での直進走行している状態では、センター領域23が接地する。センター領域23にこの直進走行に必要なグリップ性能が要求される。この観点からセンター領域23の損失正接tanδcは0.05以上が好ましい。更に好ましくは0.07以上である。
センター領域23は、ベース層21に積層されている。ベース層21の損失正接tanδbは、センター領域23の損失正接tanδc以下の大きさである。ベース層21の損失正接tanδbは、センター領域23の損失正接tanδcより小さいことが望ましい。この構成により、このタイヤ2はセンター領域23が接地する時の燃費が更に向上する。センター領域23が接地することにより、このタイヤ2では更に燃費が向上すると共にほぼ一定速度での直進走行のグリップ性能が充足されている。この観点からベース層21の損失正接tanδbは0.15以下とされている。好ましくは、損失正接tanδbは0.12以下であり、更に好ましくは0.10以下である。
旋回時には、ショルダー領域24が主として接地する。旋回時には、直進時に比べて大きなグリップ性能が求められる。前述のように、このタイヤ2は、直進走行の制動時及び加速時にもショルダー領域24の一部を接地させる。これにより、制動時及び加速時にも、十分なグリップ性能が発揮される。この観点から、ショルダー領域24の損失正接tanδsは0.20以上とされている。好ましくは、損失正接tanδsは0.21以上であり、更に好ましくは0.22以上である。損失正接tanδsは0.35以下とされている。
ショルダー領域24は、ベース層21に積層されている。ベース層21の損失正接tanδbは、ショルダー領域24の損失正接tanδsより小さい。この構成により、このタイヤ2は、旋回時にグリップ性能に優れると共に、燃費も向上する。この観点から、ベース層21の損失正接tanδbに対するショルダー領域24の損失正接tanδsとの比(tanδs/tanδb)は2以上が好ましい。更に好ましくは2.2以上である。
損失正接tanδは、「JIS−K 6394」の規定に準拠して、下記に示される条件で、粘弾性スペクトロメーター(島津製作所社の商品名「VA−200」)によって測定される。
初期歪み:10%
振幅:±2%
周波数:10Hz
変形モード:引張
測定温度:70℃
本発明では、特に言及がない限り、タイヤ2の各部材の寸法及び角度は、タイヤ2が正規リムに組み込まれ、正規内圧となるようにタイヤ2に空気が充填された状態で測定される。測定時には、タイヤ2には荷重がかけられない。本明細書において正規リムとは、タイヤ2が依拠する規格において定められたリムを意味する。JATMA規格における「標準リム」、TRA規格における「Design Rim」、及びETRTO規格における「Measuring Rim」は、正規リムである。本明細書において正規内圧とは、タイヤ2が依拠する規格において定められた内圧を意味する。JATMA規格における「最高空気圧」、TRA規格における「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に掲載された「最大値」、及びETRTO規格における「INFLATION PRESSURE」は、正規内圧である。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実験1]
[実施例1]
図1に示された構造を備えた実施例1のフロントタイヤを得た。このフロントタイヤのトレッドは、ベース層とキャップ層からなる。キャップ層はセンター領域及び一対のショルダー領域からなる。ベース層の損失正接tanδbは0.09である。センター領域の損失正接tanδcは0.09である。このベース層とセンター領域は同じ架橋されたゴム組成物からなる。ショルダー領域の損失正接tanδsは0.30である。このフロントタイヤでは、比(Wc/Wt)は0.25である。このフロントタイヤのサイズは、「120/70ZR17」である。このタイヤはチューブレスタイプである。
実施例2、3、参考例1、2及び比較例2]
トレッドの幅Wtに対するセンター領域の幅Wcの比(Wc/Wt)を表1に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例2、3、参考例1、2及び比較例2のタイヤを得た。
実施例4から7及び比較例3]
センター領域の損失正接tanδc及びベース層の損失正接tanδbを表2に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例4から7及び比較例3のタイヤを得た。
実施例8から12
ショルダー領域の損失正接tanδs及びベース層の損失正接tanδbを表2に示される通りとした他は実施例1と同様にして、実施例8から12のタイヤを得た。
[比較例1]
表1に示された比較例1は市販のラジアルタイヤである。トレッドは単一のゴムからなる。このトレッドの損失正接tanδは0.30であった。トレッド以外のタイヤの構造は実施例1と同様であった。
[走行安定性評価]
排気量が1300ccである市販の自動二輪車の前輪に、実施例1から12、参考例1、2及び比較例1から3のタイヤが順次装着された。リム巾3.5インチ、タイヤ空気内圧は250kPaとした。なお、後輪のタイヤは市販の従来のタイヤをそのまま使用した。この自動二輪車をサーキットコースで走行させ、グリップ性能に関してライダーに官能評価をさせた。グリップ性能は、ドライ路及びウェット路での旋回並びに制動について評価された。この結果が、下記の表1及び表2に示されている。この数値は比較例1のタイヤを基準として評価した。この数値が大きいほど、良好であることが示される。この評価では、90点以上であれば、規格基準が満たされている。
[燃費評価]
実施例1から12、参考例1、2及び比較例1から3のタイヤについて燃費評価試験が実施された。走行安定性評価に用いた自動二輪車にガソリン流量計が装着された。燃費評価試験は、この自動二輪車をサーキットコースで走行させて実施された。この走行条件は、距離が1000kmで、速度が時速100km/hである。燃費は、この試験のガソリン消費量から算出された。この結果が、下記の表1及び表2に示されている。この数値は比較例1のタイヤを基準として評価した。比較例1の燃費を100%として、比較例1に対して向上した燃費が%で示される。この評価は数値が大きいほど、燃費が向上している。
Figure 0004490467
Figure 0004490467
[実験2]
実施例13
図1に示された構造を備えた実施例13のリアタイヤを得た。このリアタイヤのトレッドは、ベース層とキャップ層からなる。キャップ層はセンター領域及び一対のショルダー領域からなる。ベース層の損失正接tanδbは0.09である。センター領域の損失正接tanδcは0.09である。このベース層とセンター領域は同じ架橋されたゴム組成物からなる。ショルダー領域の損失正接tanδsは0.27である。このリアタイヤでは、比(Wc/Wt)は0.25である。このリアタイヤのサイズは、「180/55ZR17」である。このタイヤはチューブレスタイプである。
実施例14、15、参考例3、4及び比較例5]
トレッドの幅Wtに対するセンター領域の幅Wcの比(Wc/Wt)を表3に示される通りとした他は実施例13と同様にして、実施例14、15、参考例3、4及び比較例5のタイヤを得た。
実施例16から19及び比較例6]
センター領域の損失正接tanδc及びベース層の損失正接tanδbを表4に示される通りとした他は実施例13と同様にして、実施例16から19及び比較例6のタイヤを得た。
実施例20から24
ショルダー領域の損失正接tanδs及びベース層の損失正接tanδbを表4に示される通りとした他は実施例13と同様にして、実施例20から24のタイヤを得た。
[比較例4]
表3に示された比較例4は市販のラジアルタイヤである。トレッドは単一のゴムからなる。このトレッドの損失正接tanδは0.27であった。トレッド以外のタイヤの構造は実施例13と同様であった。
[走行安定性評価]
排気量が1300ccである市販の自動二輪車の後輪に、実施例13から24、参考例3、4及び比較例4から6のタイヤが順次装着された。リム巾5.5インチ、タイヤ空気内圧は290kPaとした。なお、前輪のタイヤは実施例1のタイヤを使用した。この自動二輪車をサーキットコースで走行させ、グリップ性能に関してライダーに官能評価をさせた。グリップ性能は、ドライ路及びウェット路での旋回並びに加速について評価された。この結果が、下記の表3及び表4に示されている。この数値は比較例4を基準として評価した。この数値が大きいほど、良好であることが示される。この評価では、90点以上であれば、規格基準が満たされている。
[燃費評価]
実施例13から24、参考例3、4及び比較例4から6のタイヤについて燃費評価試験が実施された。走行安定性評価に用いた自動二輪車にガソリン流量計が装着された。燃費評価試験は、この自動二輪車をサーキットコースで走行させて実施された。走行条件は、距離が1000kmで、速度が時速100km/hである。燃費は、この燃費評価試験のガソリン消費量から算出された。この結果が、下記の表3及び表4に示されている。この数値は比較例4を基準として評価した。比較例4の燃費を100%として、比較例4に対して向上した燃費が%で示される。この評価は数値が大きいほど、燃費が向上している。
Figure 0004490467
Figure 0004490467
表1から4に示されるように、実施例のタイヤ対は諸性能に優れている。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
本発明に係るタイヤは、種々の自動二輪車に装着されうる。特に高速道路を長距離走行するツアラータイプの自動二輪車に有効である。
図1は、本発明の一実施形態に係るタイヤが示された断面図である。
符号の説明
2・・・タイヤ
4・・・トレッド
6・・・ウイング
8・・・サイドウォール
10・・・ビード
12・・・カーカス
14・・・ベルト
16・・・インナーライナー
18・・・チェーファー
20・・・トレッド面
21・・・ベース層
22・・・キャップ層
23・・・センター領域
24・・・ショルダー領域
25・・・溝
26・・・コア
28・・・エイペックス
30・・・カーカスプライ
34・・・主部
36・・・折り返し部
38・・・内側プライ
40・・・外側プライ

Claims (4)

  1. トレッドと、ラジアル構造を有するカーカスとを備えており、
    このトレッドが、半径方向内側に位置するベース層と、外側に位置するキャップ層とを備えており、
    このキャップ層が、センター領域と、このセンター領域よりも軸方向において外側に位置する一対のショルダー領域とを備えており、
    このベース層がセンター領域及びショルダー領域の両方の半径方向内側に位置しており、
    一定速度での直進走行ではセンター領域が接地し、制動時及び加速時にはセンター領域およびショルダー領域の一部が接地するように、トレッドの幅Wtに対するセンター領域の幅Wcの比(Wc/Wt)が0.15以上0.25以下にされており、
    ショルダー領域の損失正接tanδsが0.20以上0.35以下であり、
    センター領域の損失正接tanδcが0.05以上0.15以下であり、
    ベース層の損失正接tanδbが、センター領域の損失正接tanδc以下の大きさで
    ある自動二輪車用タイヤ。
  2. 上記センター領域の損失正接tanδcが0.09以下である請求項1に記載のタイヤ。
  3. ベース層の損失正接tanδbが、センター領域の損失正接tanδcより小さい請求項1又は2に記載のタイヤ。
  4. ベース層の損失正接tanδbに対するショルダー領域の損失正接tanδsの比(tanδs/tanδb)が2以上である請求項1から3のいずれかに記載のタイヤ。
JP2007240550A 2007-09-18 2007-09-18 自動二輪車用タイヤ Expired - Fee Related JP4490467B2 (ja)

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