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JP4490080B2 - 雄ペット用おむつ - Google Patents

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JP4490080B2
JP4490080B2 JP2003394762A JP2003394762A JP4490080B2 JP 4490080 B2 JP4490080 B2 JP 4490080B2 JP 2003394762 A JP2003394762 A JP 2003394762A JP 2003394762 A JP2003394762 A JP 2003394762A JP 4490080 B2 JP4490080 B2 JP 4490080B2
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Description

本発明は、雄のペットに最適なペット用おむつに関するものである。
犬や猫は古くから人間のペットとして飼われているが、最近ではマンション等の庭の無い高層住宅が増えた影響もあり、これらのペットを室内で飼うことが多くなっている。室内でペットを飼う場合に、飼い主が最も苦労するのはペットに大・小便のしつけをすることであり、成犬になれば訓練ができるが、生まれてから間もない子犬や一歳未満の幼犬の場合にはしつけが難しいという問題があった。また、成犬でも老衰や事故などにより大・小便を飼い主に依存しなければならなくなることがあり、そのような場合には、飼い主の手が及ばないところで粗相して飼い主の住居を大・小便で汚すことになる。
このような実情に鑑みて各種のペット用おむつが市販されているが、これらのペット用おむつとしては、例えば、特許文献1に開示されているように液透過性の不織布などからなるトップシートと、液不透過性プラスチックフィルムなどからなるバックシートと、これらのトップシート及びバックシートでサンドイッチされトップシートを透過した液体を吸収する吸収体とが配置されたもので、ペットの尻尾に対応する位置には、所定の形状及び大きさの孔が貫設され、そこからペットの尻尾を外部に出すようになっている。
特開平7−236380号
しかしながら、この種のペット用おむつは人間用のおむつを基本にした構造で、雄・雌の区別が無いため、おむつの長さが胴部に対して短いという構造になっている。ところが、四足歩行のペットは人間と違い、尿道口の位置が雄と雌で大きく異なり、特にミニチュアダックスフンドなどの短足・胴長犬種については、雄犬の尿道口が胴体の中央部に存在している。また、この種の胴長短足犬種ほど骨格の問題から加齢により腰痛が発生し易く動けなくなることでおむつの装着率が高い。
ところが、市販されているペット用おむつでは、雄犬の場合、とりわけミニチュアダックスフンドなどの短足・胴長犬種の雄犬の場合、おむつの長さが短いため尿道口をおむつの中に隠すことができない。また、隠すことができたとしても長時間の装着によりずれてしまい、雄犬の尿道口がおむつの外に露出してしまうことがある。
このため、おむつを装着していても雄犬の尿道口はおむつに隠れずに露出していることになるので、おむつでは尿等の排泄物の処理ができず、飼い主の手が及ばないところで粗相して飼い主の住居を尿等の排泄物で汚すという問題があった。
また、雄犬の尿道口を覆うようにおむつの長さを長くすることで対処しても、おむつを固定する位置が胴体の中央部となり、ペットの胴部は後ろ足前方の腰部分が一番胴回り寸法が短いために長時間着用している間におむつのテープ止め部が後ろ足の直前までずれ落ちてしまって、雄犬の尿道口を覆うことができずに尿が漏れてしまうことになる。
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、長時間着用していてもずれることなく、雄ペットの尿道口を覆い尿等を確実に捕捉可能な雄ペット用おむつを提供することにある。
以上のような課題を解決するために、本発明においては、おむつを最もずれ難いペットの腰部分で固定テープにて固定し、さらに、尿吸収体をこの固定部分からペットの頭部側に向けて延伸する尿捕捉領域を有する構造にすることで、雄ペットの尿道口およびその近傍を常時覆い隠すことが可能となり、尿等の排泄物の粗相を防止できることを見出して本発明を完成させた。
より具体的には、本発明においては以下のようなものを提供する。
(1) 雄ペットに着用する雄ペット用おむつであって、前記おむつが装着される雄ペットの背中付近に当接される背当部と、該雄ペットの股付近に当接される股当部と、該雄ペットの腹付近に当接される腹当部と、を有し、前記股当部の着用時に前記雄ペットの尻尾に対応する位置に該尻尾を通すための尻尾通し孔を備えるとともに、前記腹当部には尿吸収体を備えるおむつ本体を備え、前記腹当部には、着用時に前記雄ペットの腰部分に対応する位置に、前記おむつ本体の両側縁側から外方に延伸するようにして固定テープが設けられ、該固定テープより反股当部方向に延伸し、着用されたときに前記吸収体が前記雄ペットの尿道口およびその近傍を覆う位置および大きさに設定された尿捕捉領域を有し、前記尿吸収体が尿を吸収した後においても前記尿捕捉領域が前記雄ペットの腹部に当接するように保持される保持構造を有することを特徴とする雄ペット用おむつ。
本発明によれば、雄ペットに装着した際に、おむつ本体の腹当部の両側縁から幅方向の外方に延伸するようにして設けられた固定テープによって、雄ペットの胴回りの最も短い部分である腰部分で雄ペット用おむつが固定されるので、長時間着用していても雄ペット用おむつがずれないことになる。また、腹当部には、固定テープから反股当部(雄ペットの頭部)方向に延伸し、おむつが着用されたときに尿吸収体が雄ペットの尿道口およびその近傍を覆う大きさに設定された尿捕捉領域を有するので、雄ペットが排泄した尿を吸収できることになる。さらに、この尿捕捉領域は尿を吸収した後でも垂れ下がらないように保持される構造で雄ペットの尿道口およびその近傍を覆っているので、尿吸収体が尿を吸収した後でも尿捕捉領域は雄ペットの腹部に当接した状態に保持され、尿を漏らすことなく吸収することができる。しかも、おむつ本体は上記のようにペットの腰部分で固定テープにより固定されていてずれることがないので、尿捕捉領域も長時間着用していてもずれないことになる。従って、ペットの尿道口が尿捕捉領域からはみ出さないので、尿等の粗相を防止することができる。
尚、尿吸収体が尿を吸収した後でも尿捕捉領域が垂れ下がらないように保持する構造としては、例えば、尿吸収体自体の曲げ剛性を強くする。尿捕捉領域を係止部材等によってペットの胴部等に係止して保持する。尿捕捉領域を曲げ剛性を有する剛性部材で支える等であってよい。
上記の尿等を吸収した後でも尿捕捉領域が垂れ下がらないように尿吸収体自体の曲げ剛性を強くする、あるいは尿捕捉領域を曲げ剛性を有する剛性部材で支える場合には、尿吸収体の曲げ剛性や尿捕捉領域を支える剛性部材としては、ペットの種類や大きさによる尿道口およびその近傍を覆う尿捕捉領域の大きさにもよるが、JIS L 1096「一般織物試験方法」で規定されている「45°カンチレバー法による剛軟度」が頭部方向(おむつ本体の長手方向)および側面方向(おむつ本体の幅方向)において、それぞれ40mm以上であるのが好ましい。より好ましくは40〜150mmである。剛軟度が150mmより大きいと剛性が強くなり、着用時に違和感を生じペットが装着を嫌がることになるので好ましくない。
また、尿捕捉領域を係止部材等でペットの胴部等に係止して保持するには、尿捕捉領域のペットの頭部側の側縁に係止部材を設けて、この係止部材をペットの胴部や首周りに廻して尿捕捉領域を吊るように保持すればよい。例えば、尿捕捉領域の幅方向(おむつ本体の幅方向で図1においてII−II方向)の両側縁にそれぞれ係止部材の一端を留め付けて、この係止部材の他端をペットの胴部の両側から胴部に廻してメカニカル係合あるいは粘着材による係合等で係止して尿捕捉領域を吊り下げるようにして保持する。また、係止部材を尿捕捉領域の幅方向の一方の側縁に一端を留め付けて、他端をペットの胴部に廻して一周させ、尿捕捉領域の他方の側縁にメカニカル係合あるいは粘着材による係合等で係止して尿捕捉領域を吊り下げるようにして保持する。さらには、尿捕捉領域の長手方向(図1においてI−I方向)頭部側端縁に前記のように係止部材を留め付けてペットの首部分に所謂人間用のサスペンダーの如く掛け渡して係止して保持する等でもよい。
また、この係止部材はゴム等の伸縮する部材であるとペットの動きに追従することが可能となり、装着した際のフィット性に優れるのでより好ましい。また、係止部材のペットの身体に当接する面に低分子量のPE(ポリエチレン)やゴム等の滑り止め材を設けることで、着用中にペットが動き回っても係止部材がずれ難くなるので、より好ましい。
(2) 前記尿捕捉領域は、前記固定テープから前記雄ペットの頭部側に向けて延伸してなるものであることを特徴とする(1)に記載の雄ペット用おむつ。
本発明によれば、尿捕捉領域は、前記固定テープから前記雄ペットの頭部側に向けて延伸しているので、雄ペットのように尿道口が胴体の略中央部にあっても、尿捕捉領域で尿道口やその近傍を覆うことができる。さらに、固定テープによる雄ペット用おむつの固定はペットの胴回りの最も短い腰部分で行われるので、長時間着用していても雄ペット用おむつがずれないため、尿捕捉領域もずれないことになり、尿道口およびその近傍は尿捕捉領域で常時覆われているため、尿等が漏れるおそれがない。
(3) 前記尿吸収体は、その頭部方向および側面方向においてJISのカンチレバー法による剛軟度が40mmから150mmであることを特徴とする(1)または(2)に記載の雄ペット用おむつ。
本発明によれば、尿吸収体自体の曲げ剛性がJISのカンチレバー法による剛軟度で40〜150mmであるので、尿吸収体が尿を吸収した後においても、尿捕捉領域は頭部方向および側面方向のいずれの方向に対しても下方に垂れ下がらないでペットの腹部に当接していることになる。すなわち、尿捕捉領域は前記(2)で説明したように、固定テープ部分から前記雄ペットの頭部側に向けて延伸しているので、一端が固定テープ部分で固定された片持ち梁の状態となるが、尿吸収体は上記の剛軟度を有することで尿を吸収した後でも垂れ下がりが防止される。そのため、常時尿捕捉領域がペットの腹部に当接した状態で保持され、尿道口およびその近傍が尿捕捉領域で覆い隠されているので、尿等の漏れが防止される。
ここで、頭部方向とは、雄ペット用おむつの長手方向(図1においてI−I方向)を意味し、側面方向とは雄ペット用おむつの幅方向(図1においてII−II方向)を意味する。
(4) 前記保持構造は、前記尿捕捉領域の側縁側から前記雄ペットの胴部を一周する係止部材で保持するものであることを特徴とする(1)または(2)に記載の雄ペット用おむつ。
前述本発明によれば、尿捕捉領域はその側縁に設けられた係止部材によって、ペットの胴部を一周するようにして保持されるので、尿捕捉領域の曲げ剛性が低くても尿捕捉領域はペットの腹部に当接した状態を保持できることになる。このため、尿道口およびその近傍は常時尿捕捉領域で覆い隠されていることになり、尿等の漏れが防止される。
(5) 前記係止部材は、一方の端部が前記尿捕捉領域の両側縁にそれぞれ固定され、他方の端部が外方に延伸して設けられ、前記おむつが前記雄ペットに装着された際に、前記雄ペットの胴部で前記端部どうしが係合して係止されるものであることを特徴とする(4)に記載の雄ペット用おむつ。
本発明によれば、係止部材は尿捕捉領域の幅方向のそれぞれの側縁に一方の端部が固定され、他端は幅方向の外方に延伸して設けられており、雄ペット用おむつを装着した際に、それぞれの係止部材の他方の端部をペットの胴部に廻して端部を係合して胴部で係止するので、尿捕捉領域を係止部材で吊ることになり、尿捕捉領域の曲げ剛性が低くても尿捕捉領域はペットの腹部に当接した状態を保持できることになる。このため、尿吸収体が尿を吸収した後においても、尿道口およびその近傍が尿捕捉領域で覆い隠されているので、尿等の漏れが防止される。尚、この係止部材は尿捕捉領域の大きさ等にもよるが複数個設けてもよい。
(6) 前記係止部材は、前記尿捕捉領域の一方の側縁側に設けられ、前記おむつが前記雄ペットに装着された際に、前記胴部を一周して前記尿捕捉領域の他方の側縁側に係止されるものであることを特徴とする(4)に記載の雄ペット用おむつ。
本発明によれば、雄ペット用おむつを装着した際に、尿捕捉領域の側縁に一端が固定されて設けられた係止部材を胴部に廻して一周させ、尿捕捉領域の他方の側縁に係合して尿捕捉領域に係止するので、尿捕捉領域を係止部材で吊ることになり、尿捕捉領域の曲げ剛性が低くても尿捕捉領域はペットの腹部に当接した状態を保持できることになる。このため、尿吸収体が尿を吸収した後においても、尿道口およびその近傍が尿捕捉領域で覆い隠されているので、尿等の漏れが防止される。尚、この係止部材は尿捕捉領域の大きさ等にもよるが複数個設けてもよい。
(7) 前記係止部材は、前記雄ペットと当接する側に滑り止め機能が付与されていることを特徴とする(4)から(6)いずれか記載の雄ペット用おむつ。
本発明によれば、係止部材はペットの胴部に当接する側に滑り止め機能が付与されているので、着用中においてペットが動き回っても係止部材が移動し難いことになる。これによって、係止部材で保持されている尿捕捉領域がずれ難くすることができる。尚、この滑り止め機能を付与するものとしては低分子量のPE(ポリエチレン)やゴム等が例示される。
(8) 前記尿捕捉領域は、該尿捕捉領域に一端が固定され前記雄ペットの胴部を一周する前記係止部材によって前記胴部から吊り下げて保持されるものであることを特徴とする(4)から(7)いずれか記載の雄ペット用おむつ。
本発明によれば、尿捕捉領域は係止部材によってペットの胴部から吊り下げられて保持されているので、雄ペット用おむつを装着していてもペットの身体を締め付けるといった違和感を与えることがなく、尿捕捉領域が腹部に当接した状態を常時保持できることになる。
(9) 前記保持構造は、前記尿捕捉領域の前記尿吸収体の下面に設けた略平板状の剛性部材で保持するものであることを特徴とする(1)または(2)に記載の雄ペット用おむつ。
本発明によれば、尿捕捉領域の前記尿吸収体の下面には略平板状の剛性部材が設けられて、この剛性部材で尿捕捉領域をペットの腹部に当接するようにして保持しているので、尿捕捉領域が垂れ下がるのが防止されることになる。この剛性部材としては、尿捕捉領域の尿吸収体を保持できるものであれば、材質等は特に限定されないが、例えば、PP、PE、PET等のプラスチック、PPを主体とする合成紙、厚紙等が挙げられる。また、その大きさは尿捕捉領域の尿吸収体の大きさよりも大きい寸法であるのが好ましい。すなわち、剛性部材は尿捕捉領域の尿吸収体の幅より広い幅であって、長さは雄ペット用おむつを固定する固定テープの位置よりも尻尾側の位置から尿吸収体の頭部側端部までの長さであるのが好ましいが、これ以上長くてもよい。
(10) 前記剛性部材は、JISのカンチレバー法によるその剛軟度が頭部方向および側面方向についてそれぞれ40mmから150mmであることを特徴とする(9)に記載の雄ペット用おむつ。
本発明によれば、尿捕捉領域は前述のJISのカンチレバー法による剛軟度が頭部方向および側面方向についてそれぞれ40〜150mmである剛性部材によって、保持されているので、上記(3)で述べたように尿吸収体が尿を吸収した後においても、尿捕捉領域は下方に垂れ下がらないでペットの腹部に当接していることになる。そのため、尿道口およびその近傍が尿捕捉領域で常時覆い隠されているので、尿等の漏れが防止される。
(11) 前記保持構造は、頭部方向を支持する前記剛性部材と、側面方向を支持する前記剛性部材と、からなり、それぞれの剛性部材が支持する方向のJISのカンチレバー法による剛軟度が40mmから150mmであることを特徴とする(9)に記載の雄ペット用おむつ。
本発明によれば、尿捕捉領域を保持する構造が、側面方向のJISのカンチレバー剛軟度が40〜150mmの剛性部材と、頭部方向のJISのカンチレバー剛軟度が40〜150mmの剛性部材との剛性部材を組み合わせたものとしているので、尿吸収体が尿を吸収した後でも、尿捕捉領域は側面方向および頭部方向のいずれの方向にも垂れ下がるのを防止される。このため、尿捕捉領域がペットの腹部に当接した状態で保持され、尿道口およびその近傍が尿捕捉領域で常時覆い隠されているので、尿等の漏れが防止される。
(12) 前記尿捕捉領域は、前記おむつ本体から分離されて別体となっていることを特徴とする(1)から(11)いずれか記載の雄ペット用おむつ。
本発明によれば、尿捕捉領域がおむつ本体と分離された別体として構成されているので、雌ペット等のように尿道口が尻尾から離れていないペットに対しては、尿捕捉領域のない雄ペット用おむつを適用できることになり、おむつ本体から尿捕捉領域を別体として分離することにより、雌ペットに対しては、尿捕捉領域が不要となる分だけ腹部に当接する部分が短くなり、腹部周りに違和感を感じさせないことになる。また、尿捕捉領域のない雌ペット用おむつと尿捕捉領域を有する雄ペット用おむつとを別々に取り揃える必要がないので、経済的でもある。また、尿捕捉領域は別体となっているので、雄ペットの尿捕捉用部材として使用でき、例えば市販されているペット用おむつに併用して使用することもできる。
(13) 前記固定テープは、熱シールにより前記おむつ本体に留め付けられたものであることを特徴とする(1)から(12)いずれか記載の雄ペット用おむつ。
(14) 前記固定テープは、メカニカル係止であることを特徴とする(1)から(13)いずれか記載の雄ペット用おむつ。
本発明によれば、固定テープはメカニカル係合で係止する構造であるので、雄ペット用おむつの固定がワンタッチで行うことができ、雄ペット用おむつの装着や脱着が容易である。このメカニカル係合としては、例えば、固定テープの一端に鉤型係合素子を植え付けた係合片やマッシュルーム型係合素子を植え付けた係合片といった雄側係合片を設けて、この雄側係合片を雄ペット用おむつに設けられたループ状の被着部と機械的に係合することで行われる。
(15) 前記固定テープは、粘着材による係止であることを特徴とする(1)から(13)いずれか記載の雄ペット用おむつ。
本発明によれば、固定テープは粘着材による係止であるので、雄ペット用おむつの固定がワンタッチで行うことができ、雄ペット用おむつの装着や脱着が容易である。この粘着材による係合としては、例えば、固定テープの一端にゴム系等の粘着材が塗布されてフィルムを設け、このフィルム部分を雄ペット用おむつ側に設けられた離型処理されたフィルムに止着することで行われる。
(16) 前記雄ペット用おむつは、オープン型おむつであることを特徴とする(1)から(15)いずれか記載の雄ペット用おむつ。
本発明によれば、尻尾を尻尾通し孔に通す作業がオープン型おむつでは容易に行うことができる。
(17) 前記雄ペット用おむつは、パンツ型おむつであることを特徴とする(1)から(15)いずれか記載の雄ペット用おむつ。
本発明によれば、雄ペット用おむつをペットに装着させる際に、オープン型おむつのように固定テープで雄ペット用おむつを固定する必要がなく、簡便に装着できて、作業性がよい。すなわち、雄ペット用おむつの脚回り開口部にペットの足を通した後に雄ペット用おむつを足の根元まで引き上げ、その後、尻尾を尻尾通し孔に通して背当部・腹当部を胴側に引っ張り上げることによって装着させることができる。
本発明の雄ペット用おむつは、着用時に前記雄ペットの腰部分に対応する位置に、おむつ本体の幅方向の両側縁から外方に延伸するようにして固定テープが設けられ、腹当部には尿吸収体が雄ペットの尿道口およびその近傍を覆う長さ、大きさ及び配置がなされた尿捕捉領域を有し、尿吸収体が尿を吸収した後においても、この尿捕捉領域が雄ペットの腹部に当接するように保持するための保持構造を有しているので、雄ペット用おむつは雄ペットに装着された際、ペットの胴回り寸法が最も短い腰部分で固定されることになるため、雄ペット用おむつは着用中にずれ難いことになる。これによって、ペットの尿道口およびその近傍を覆う尿捕捉領域もずれ難いことない。さらに、尿捕捉領域を保持する保持構造により尿吸収体が尿を吸収した後でも尿捕捉領域を垂れ下がらないように保持できるので、尿捕捉領域が常に雄ペットの腹部に当接されていることになる。これにより、雄ペットが長時間おむつを着用していても尿捕捉領域が常時雄ペットの尿道口およびその近傍を覆い隠しているので、尿が漏れ難いことになる。
以下本発明の実施形態について、図を参照しつつ説明するが、本発明はこれに限定されるものでない。
図1は本発明に係る雄ペット用おむつの第1の実施形態の構成説明図であり、本実施形態の表面側(身体面側)を広げたときの状態を示している。図2は図1に示す第1の実施形態のI−I線断面図であり、図3は図1に示す第1の実施形態のII−II線断面図である。尚、これらの図では、判りやすくするために、寸法を適宜調整してある。
図1乃至図3において、符番100で示される本発明の雄ペット用おむつは、おむつ本体101と、このおむつ本体101に取り付けられた固定テープ111,111と、雄ペットの尿道口およびその近傍を覆う尿捕捉領域dを主要素として構成してある。おむつ本体101は、雄犬200の背中付近に当設される背当部aと、雄犬200の股付近に当設される股当部bと、雄犬200の腹付近に当設される腹当部cと、からなり、親水性を有する不織布(例えば、ポイントボンド不織布、スルーエア不織布、スパンボンド不織布等)、または、開口フィルムなどからなる液透過性のトップシート102(身体面側のシート)と、合成樹脂フィルム、通気フィルム、通気性液遮断フィルムなど防水フィルムからなる液不透過性のバックシート103(反身体面側のシート)と、腹当部cでトップシート102とバックシート103の間に設けられた、トップシート102を透過した液体を吸収する尿吸収体104とから構成される。尚、バックシート103はおむつ本体101を破れにくくするために、防水フィルムの外側(反身体面側)に不織布を複合して強化したものとするのが好ましい。
また、おむつ本体101には、着用した際にペットの尻尾が位置する部分(おむつ本体101の股当部bの背当部a側近傍)には、ペットの尻尾を通すための尻尾通し孔105が切れ込み105aとして設けられている。また、おむつ本体101の幅方向の側縁近傍には、大・小便の横漏れを防ぐ一対の襞状の立体ギャザー106,106が互いに一定距離を隔てるようにしながらおむつ本体101のトップシート102に長手方向に着設されている。また、この立体ギャザー106,106の長手方向に沿って立体ギャザー106,106に伸縮性を付与する弾性体107,107が配設されている。また、股当部bから腹当部c中間部に亘った幅方向それぞれの側縁には伸縮性を付与するための弾性体108,108が配設されている。また、おむつ本体101の長手略中央部分の幅方向側縁(股当部bから腹当部cの中間部に亘る幅方向側縁)には湾曲形切欠部109,109が形成されている。腹当部cの略中間部分には幅方向の両側に突出する幅広状の幅広部分110,110となっており、その側縁には雄ペット用おむつ100を固定するための一対の固定テープ111,111が、それぞれの一端をトップシート102とバックシート103との間で熱シールにより着設されて、おむつ本体101の幅方向の外方(図1におけるおむつ本体101の右方向および左方向)に延伸して設けられており、背当部aの側縁近傍には雄ペット用おむつ100が装着された際に固定テープ111,111に対応して止着される被接着部112がおむつ本体101の幅方向の側縁に沿ってバックシート103面に着設されている。また、おむつ本体101の長手方向(I−I方向)側の両側縁には幅方向に沿ってウエストバンド113,113がトップシート102とバックシート103との間に熱シールで着設されている。尚、このウエストバンド113,113はおむつ本体101の側縁をペットの身体にフィットさせるので、在るのが好ましいが無くてもよい。
上記尿吸収体104は、尻尾通し孔105よりも腹当部c側寄りの股当部bから雄ペット用おむつ100の腹当部c側の長手方向側縁(おむつ本体101の長手方向の側縁)近傍に亘って、トップシート102とバックシート103の間に配設されている。この尿吸収体104は尿等の液体を吸収して保持する機能を有するもので、嵩高であり、型崩れし難く、化学的刺激が少ないものであることが好ましい。一般にはパルプ、化学パルプ、レーヨン、アセテート、天然コットン、高分子吸収体、繊維状高分子吸収体、合成繊維を単独又はこれらを混合した物が使用できる。そして、その曲げ剛性はJIS L 1096「一般織物試験方法」で規定されている「45°カンチレバー法による剛軟度」が頭部方向(おむつ本体101の長手方向、図1におけるI−I方向)および側面方向(おむつ本体101の幅方向、図1におけるII−II方向)において、それぞれ40mm以上であるのが好ましい。より好ましくは40〜150mmである。剛軟度が150mmより大きいと剛性が強くなり、ペットが着用時に違和感を感じ装着を嫌がることになるので好ましくない。
この尿吸収体104は固定テープ111,111から腹当部cの長手方向側縁(おむつ本体101の長手方向の側縁)に伸延し、雄ペットの尿道口およびその近傍を覆う尿捕捉領域dを形成している(図1、図4参照)。
本実施形態では、尿吸収体104としては、剛軟度60mm程度であってパルプと高吸水性樹脂を上下のティッシュで挟んだ物を使用しているが、パルプ、高吸水性樹脂をバインダーで形状が保持され、所定の剛軟度になるように成型したものであってもよい。具体的には、バインダーとしては、ポリエチレンを使用し、10デシテックス程度、繊維長25mm程度の繊維をパルプに対して20%程度混合し、150℃程度のオーブン内で加熱し成型したものが挙げられる。尚、その他のバインダーとしてホットメルト系接着剤、アクリル樹脂などであってもよい。
図4は第1の実施形態の雄ペット用おむつを使用している状態の使用例構成説明図である。図中、図1と同一符号は同一の意味で使用し、ここでの重複説明は省略する。
符番200は生まれて間もない子犬あるいは老衰や事故等により大・小便を飼い主に依存するようになった雄犬、符番201は雄犬の胴部、符番202は雄犬の腹部、符番203は雄犬の背中部、符番204は雄犬の腰部分、符番205は雄犬の後足、符番206は雄犬の尻尾、符番207は雄犬の尿道口である。
以下、図1と図4を用いて本発明に係る雄ペット用おむつ100の具体的な使用例について詳しく説明する。先ず、図1に示す雄ペット用おむつ100を持ち、その尻尾通し孔105に図4に示す雄犬(雄ペット)200の尻尾206を貫通させる。次に、図1に示すおむつ本体101の背当部aを図4に示す雄犬200の背中部203に当設する。その後、図1に示すおむつ本体101の湾曲形切欠部109,109が図4に示す雄犬200の後足205,205の太股部分にそれぞれ当たるようにしながら、図1に示すおむつ本体101の股当部bを図4に示す雄犬200の股などに当設する。次いで、図1に示すおむつ本体101の腹当部cを図4に示す雄犬200の腹部202に当設させ、その後、図1に示すおむつ本体101に着設された固定テープ111,111をおむつ本体101の背当部aのバックシート103に着設された被接着部112に止着して、雄ペット用おむつ100を固定する。
この固定は、固定テープ111,111が雄ペット用おむつ100を着用した際に雄犬200の腰部分204に対応する位置に設けられているので、雄ペット用おむつ100は雄犬200の胴回りの最も短い部分で固定されることになり、雄ペット用おむつ100を長時間着用していてもずれるおそれがないことになる。これによって、尿捕捉領域dもずれるおそれがない。
雄ペット用おむつ100を固定することで、固定テープ111,111から雄犬200の頭部側(図1における下方向)に延伸する尿捕捉領域dは、雄犬200の尿道口207およびその近傍を覆い、一方が固定テープ111,111に支持された片持ち梁状態で、腹部202に当接されて保持される。
このようにして、生まれて間もない子犬あるいは老衰や事故などにより大・小便を飼い主に依存するようになった雄犬200に、本発明の第1の実施形態の雄ペット用おむつ100が図4に示すようにして着用される。また、この雄ペット用おむつ100を雄犬200からはずす場合には、上述の着用動作と逆の手順で雄犬200からはずされる。
次に、本発明に係る雄ペット用おむつの第2の実施形態について図5により説明する。
図5は、本発明に係る雄ペット用おむつの第2の実施形態を示す構成説明図であり、本実施形態の表面側(身体面側)を広げたときの状態を示す平面図である。尚、この図では、判りやすくするために、寸法を適宜調整してある。
この実施形態の雄ペット用おむつ100Aは、第1の実施形態の雄ペット用おむつ100において、腹当部cの先端側(図5における下方向)の幅方向側縁に一対の係止部材114,114を設けたものである。すなわち、係止部材114は、その一端を腹当部cの尿捕捉領域dの幅方向のそれぞれの側縁でバックシート103面に熱シール等で着設し、他端を幅方向の外方(図5における右方向および左方向)に延伸して設けられ、他端部分はメカニカル係合で接合して係止できるように構成されている。このメカニカル係合は、例えば係止部材114の一方の先端部分には鉤型係合素子を植え付けた係合片やマッシュルーム型係合素子を植え付けた係合片等の雄側係合片115を設け、他方の係止部材114の先端部分にループ状の被係合部116を設けて、雄側係合片115をループ状の被係合部116に機械的に係合することで行うことができる。尚、係止部材114,114どうしを係合する方法としては、これに限定されるものでなく、例えば、一方の係止部材114にゴム系等の粘着剤が塗布されたフィルムを設け、他方の係止部材114に離型処理されたフィルムを設け、粘着材で係合して係止してもよい。
また、図示していないが、係止部材114の雄犬200の胴部201と当接する面には、低分子量のPE(ポリエチレン)やゴム等からなる滑り止め部を設けてもよい。この滑り止め部を設けることにより、雄ペット用おむつ100Aを着用中にペットが動き回っても係止部材114が移動するのを防止でき、尿捕捉領域dがずれないことになる。さらに、この係止部材114はゴム等の伸縮性を有するものであってもよい。伸縮性を有するものとすることで、尿捕捉領域dがペットの身体によりフィットすることになるので、より好ましい。
また、この係止部材114は複数本であってもよいが、コスト面からこの実施形態のように一対のセットで尿捕捉領域dを保持できるのが好ましい。
また、図示していないが、係止部材114の長さを長いものとして、具体的には雄犬200の胴部201を少なくとも一周する長さにして、一端を尿捕捉領域dの幅方向の一方の側縁でバックシート103面に熱シール等で着設し、他端を幅方向の外方に延伸させ、その先端部分を雄ペット用おむつ100Aのバックシート103面にメカニカル係合や粘着材により接合して係止できるように構成してもよい。
この雄ペット用おむつ100Aは尿捕捉領域dが係止部材114によって、雄犬200の腹部202に当接するように保持されることになるので、尿吸収体104の曲げ剛性は、特に限定されることはない。すなわち、尿吸収体104の曲げ剛性は、雄ペット用おむつ100Aを製造する工程に支障を来たさない程度の曲げ剛性を有する範囲であればよく、剛軟度が40mmより小さくてもよい。また、尿吸収体104の組成は第1の実施形態の雄ペット用おむつ100で説明したと同じく、パルプ、化学パルプ、レーヨン、アセテート、天然コットン、高分子吸収体、繊維状高分子吸収体、合成繊維を単独又はこれらを混合した物が使用できる。
尚、この雄ペット用おむつ100Aを構成するその他の要素や材料等は、第1の実施形態の雄ペット用おむつ100と同様であるので、説明を省略する。
図6は第2の実施形態の雄ペット用おむつを使用している状態の使用例構成説明図である。図中、図1乃至図4と同一符号は同一の意味で使用し、ここでの重複説明は省略する。
以下、図5と図6を用いて本発明に係る第2の実施形態の雄ペット用おむつ100Aの具体的な使用例について詳しく説明する。
第1の実施形態の雄ペット用おむつ100で説明したように、先ず、図5に示す雄ペット用おむつ100Aを持ち、その尻尾通し孔105に図6に示す雄犬200の尻尾206を貫通させる。次に、図5に示すおむつ本体101の背当部aを図6に示す雄犬200の背中部203に当設する。その後、図5に示すおむつ本体101の湾曲形切欠部109,109が図6に示す雄犬200の後足205,205の太股部分にそれぞれ当たるようにしながら、図5に示すおむつ本体101の股当部bを図6に示す雄犬200の股などに当設する。次いで、図5に示すおむつ本体101の腹当部cを図6に示す雄犬200の腹部202に当設させ、その後、図5に示すおむつ本体101に着設された固定テープ111,111をおむつ本体101の背当部aのバックシート103面に着設された被接着部112に止着して、雄ペット用おむつ100Aを固定する。
この固定も、固定テープ111,111が雄ペット用おむつ100Aを着用した際に雄犬200の胴回り寸法が最も短い腰部分204に対応する位置に設けられているので、雄犬200の胴回りの最も短い部分で固定されることになり、雄ペット用おむつ100Aを長時間着用していてもずれるおそれがないことになる。これによって、尿捕捉領域dもずれるおそれがない。
次に、図6に示すように雄犬200の尿道口207およびその近傍を固定テープ111,111から雄犬200の頭部側に延伸する尿捕捉領域dで覆い、尿捕捉領域dの側縁に設けられた係止部材114,114を胴部201に廻し、尿捕捉領域dを腹部202に当接させて、係止部材114,114の先端部分どうしをメカニカル係合で係合して係止する。
このようにして、生まれて間もない子犬あるいは老衰や事故などにより大・小便を飼い主に依存するようになった雄犬200に、本発明の第2の実施形態の雄ペット用おむつ100Aが図6に示すようにして着用される。また、この雄ペット用おむつ100Aを雄犬200からはずす場合には、上述の着用動作と逆の手順で雄犬200からはずされる。
次に、本発明に係る雄ペット用おむつの第3の実施形態について図7乃至図9により説明する。
図7は、本発明に係る雄ペット用おむつの第3の実施形態を示す構成説明図であり、本実施形態の表面側(身体面側)を広げたときの状態を示す平面図である。図8は図7に示す第3の実施形態のIII−III線断面図であり、図9は図7に示す第3の実施形態のIV−IV断面図である。尚、これらの図では、判りやすくするために、寸法を適宜調整してある。
この第3の実施形態の雄ペット用おむつ100Bは、第1の実施形態の雄ペット用おむつ100において、腹当部cの尿捕捉領域dに剛性部材117を尿吸収体104の下方(尿吸収体104とバックシート103との間)に設けたものである。すなわち、図7乃至図9に示すように、固定テープ111,111より股当部b側の位置から腹当部cの尿捕捉領域dの先端側縁に至る長さで、尿吸収体104の幅よりも大きい幅を有する大きさの剛性部材117が尿吸収体104とバックシート103との間に配設されてある。
この剛性部材117は、PP、PE、PET等のプラスチック、PPを主体とする合成紙、厚紙等からなる略平板状のシート材であって、頭部方向(図7におけるIII−III方向)および側面方向(図7におけるIV−IV方向)における曲げ剛性がJISのカンチレバーによる剛軟度で各々40〜150mmである。尚、この剛性部材117として、例えば延伸をかけたPP等のフイルムで、頭部方向の剛軟度を40〜150mmであるものと、側面方向の曲げ剛性が40〜150mmであるものとを少なくとも一枚を重ね合わせて複合したものであってもよい。ここで、上記のPP等のフィルムにおいて延伸の有無と方向で物性が変化するので、このようなものを使用すれば、方向によって剛性差を得ることができる。
この雄ペット用おむつ100Bは尿捕捉領域dが剛性部材117によって、雄犬200の腹部202に当接するように保持されることになるので、尿吸収体104の曲げ剛性は、特に限定されるものではない。すなわち、尿吸収体104の曲げ剛性は、雄ペット用おむつ100Bを製造する工程に支障を来たさない程度の曲げ剛性を有する範囲であればよく、剛軟度が40mmより小さくてもよい。また、尿吸収体104の組成は第1の実施形態の雄ペット用おむつ100で説明したのと同じく、パルプ、化学パルプ、レーヨン、アセテート、天然コットン、高分子吸収体、繊維状高分子吸収体、合成繊維を単独又はこれらを混合した物が使用できる。
尚、この雄ペット用おむつ100Bを構成するその他の要素や材料等は、図1の雄ペット用おむつ100と同様であるので、説明を省略する。
図10は第3の実施形態の雄ペット用おむつを使用している状態の使用例構成説明図である。図中、図1乃至図4と同一符号は同一の意味で使用し、ここでの重複説明は省略する。
以下、図7と図10を用いて本発明に係る雄ペット用おむつ100Bの具体的な使用例について詳しく説明する。第1の実施形態の雄ペット用おむつ100で説明したように、先ず、図7に示す雄ペット用おむつ100Bを持ち、その尻尾通し孔105に図10に示す雄犬200の尻尾206を貫通させる。次に、図7に示すおむつ本体101の背当部aを図10に示す雄犬200の背中部203に当設する。その後、図7に示すおむつ本体101の湾曲形切欠部109,109が図10に示す雄犬200の後足205,205の太股部分にそれぞれ当たるようにしながら、図7に示すおむつ本体101の股当部bを図10に示す雄犬200の股などに当設する。次いで、図7に示すおむつ本体101の腹当部cを図10に示す雄犬200の腹部202に当設させ、その後、図7に示すおむつ本体101に着設された固定テープ111,111をおむつ本体101の背当部aのバックシート103面に着設された被接着部112に止着して、雄ペット用おむつ100Bを固定する。
この固定は、第1の実施形態の雄ペット用おむつ100と同様に、固定テープ111,111は雄ペット用おむつ100Bを着用した際に雄犬200の胴回り寸法が最も短い腰部分204に対応する位置に設けられているので、雄犬200の胴回りの最も短い部分で固定されることになり、雄ペット用おむつ100Bを長時間着用していてもずれるおそれはないことになる。これによって、尿捕捉領域dもずれるおそれがないことになる。
雄ペット用おむつ100Bを固定することで、剛性部材117で支持された尿捕捉領域dは、雄犬200の尿道口207を覆い、剛性部材117の一端が固定テープ111,111に支持された片持ち梁状態で、腹部202に当接されて保持される。
このようにして、生まれて間もない子犬あるいは老衰や事故などにより大・小便を飼い主に依存するようになった雄犬200に、本発明の第3の実施形態の雄ペット用おむつ100Bが図10に示すようにして着用される。また、この雄ペット用おむつ100Bを雄犬200からはずす場合には、上述の着用動作と逆の手順で雄犬200からはずされる。
次に、本発明に係る雄ペット用おむつの第4の実施形態について図11により説明する。
図11は、本発明に係る雄ペット用おむつの第4の実施形態を示す構成説明図であり、本実施形態の表面側(身体面側)を広げたときの状態を示す平面図で(a)はおむつ体を示す図であり、(b)は別体の尿捕捉体を示す図である。また、図12は第4の実施形態の雄ペット用おむつを使用している状態の使用例構成説明図である。尚、この図では、判りやすくするために、寸法を適宜調整してある。
この実施形態の雄ペット用おむつ100Cは、第1の実施形態の雄ペット用おむつ100において、腹当部cの尿捕捉領域dをおむつ本体101から切り離して別体としたものである。すなわち、図11の(a)に示す、雄犬の背中付近に当設される背当部aと雄犬の股付近に当設される股当部bと雄犬の腹付近に当設される腹当部cとからなりおむつ体118と、(b)に示す尿捕捉するための尿捕捉体119と、からなる。おむつ体118は、尿吸収体104が尻尾通し孔105よりも腹当部c側寄りの股当部bからおむつ体118の腹当部cに設けられた固定テープ111,111の近傍までに設けられたもので、固定テープ111,111から延伸する尿捕捉領域がない形状のものであり、尿捕捉体119は、トップシート102とバックシート103とこれらシートの間に設けられた尿吸収体104とからなり、幅方向の側縁には係止部材114,114が一端をバックシート103面に着設し、他端を幅方向の外方(図11における右方向および左方向)に延伸する形で設けられている。この尿捕捉体119の長さは、雄犬200に装着した際におむつ体118の腹当部cの頭部側先端より尿道口207およびその近傍を覆うことができる長さ以上であるのが好ましい。すなわち、着用した際に、おむつ体118に所定寸法に重なり合って尿道口207およびその近傍を覆うことができる長さであるのが好ましい。これによって、図12に示すように、尿捕捉体119の係止部材114,114が設けられていない側縁がおむつ体118に重なり合うようにして装着することができるので、おむつ体118と尿捕捉体119の接合部分から尿が漏れ出るのを防止できる。
また、尿捕捉体119として、図示していないが、第2の実施形態のように、尿捕捉体119の尿吸収体104の下方(バックシート103側)に剛性部材117を配置したものであってもよい。
この雄ペット用おむつ100Cの具体的な使用例について詳しく説明する。
第1の実施形態で説明したように、先ず、図11に示す雄ペット用おむつ100Cのおむつ体118を持ち、その尻尾通し孔105に図12に示す雄犬200の尻尾206を貫通させる。次に、図11の(a)に示すおむつ体118の背当部aを図12に示す雄犬200の背中部203に当設する。その後、図11に示すおむつ体118の湾曲形切欠部109,109が図12に示す雄犬200の後足205,205の太股部分にそれぞれ当たるようにしながら、図11に示すおむつ体118の股当部bを図12に示す雄犬200の股などに当設する。次いで、図11に示すおむつ体118の腹当部cを図12に示す雄犬200の腹部202に当設させ、その後、図11に示すおむつ体118に着設された固定テープ111,111をおむつ体118の背当部aのバックシート103面に着設された被接着部112に止着して、おむつ体118を固定する。この際、図11の(b)に示す尿捕捉体119の係止部材114,114が設けられていない側縁(図11における上方の側縁)をおむつ体118に重ね合わせ固定テープ111,111に固定できる位置に配置する。これによって、尿捕捉体119の一端がおむつ体118と重なり合って、固定テープ111,111によって固定されることになる。次いで、尿捕捉体119に設けた係止部材114,114にて、第2の実施形態と同様にして雄犬200の胴部201に係止する。
このようにして、生まれて間もない子犬あるいは老衰や事故などにより大・小便を飼い主に依存するようになった雄犬200に、本発明の第3の実施形態の雄ペット用おむつ100Cが図12に示すようにして着用される。また、この雄ペット用おむつ100Cを雄犬200からはずす場合には、上述の着用動作と逆の手順で雄犬200からはずされる。
次に、本発明に係る雄ペット用おむつの第5の実施形態について図13により説明する。
図13は、本発明に係る雄ペット用おむつの第5の実施形態を示す斜視図であって、本発明の雄ペット用おむつ100Dはパンツ型の雄ペット用おむつである。このパンツ型の雄ペット用おむつ100Dは図5に示す構成のオープン型の第2の実施形態の雄ペット用おむつ100Aの背当部aおよび腹当部cの幅方向端縁がそれぞれ接合されて、雄ペット用おむつ100Dの両側に接合部120が形成され、これによって、背当部aと腹当部cとが連接され胴回り部121が形成されて、パンツ型の雄ペット用おむつとなる。また、オープン型の雄ペット用おむつ100Aの背当部aと腹当部cの幅方向側縁どうしをそれぞれ接合することにより、図5に示すおむつ本体101の湾曲形切欠部109,109はペットの足を通す一対の脚回り開口部122,122として形成される。そして、このパンツ型の雄ペット用おむつ100Dの股当部bには、背当部a側近傍にペットの尻尾206を通すための尻尾通し孔105が切れ込み105aとして形成されている。パンツ型の雄ペット用おむつ100Dの背当部aの側縁部分および腹当部cの側縁部分には、伸縮性を付与するための弾性体123,123が側縁に沿って配置されている。これらの弾性体123,123でパンツ型の雄ペット用おむつ100Dの胴回り部121は着用した際に、ペットの胴体に密着することになる。
また、腹当部cの接合部120より頭部側(図13における斜め上方)に延伸する尿捕捉領域dが形成されている。この尿捕捉領域dの頭部側の幅方向の側縁には、尿捕捉領域dを保持するための係止部材114,114が第2の実施形態の雄ペット用おむつ100Aと同様にして設けられている。
尚、この尿捕捉領域dを保持するものとして、第3の実施形態の雄ペット用おむつ100Bと同じく、剛性部材117を尿吸収体104の下方に設けてもよい(図7参照)。
以下、図6を参照して図13の本発明に係る雄ペット用おむつの第5の実施形態の具体的な使用例について詳しく説明する。先ず、図13に示す雄ペット用おむつ100Dを持ち、一対の脚回り開口部122,122に図6に示す雄犬200の左右の後足205,205を通した後、雄ペット用おむつ100Dを雄犬200の左右の後足205,205の太股部分まで引っ張り上げる。次に、雄ペット用おむつ100Dの尻尾通し孔105に尻尾206を貫通させる。次いで、雄ペット用おむつ100Dの胴回り部121を引っ張り上げて、図6に示す雄犬200の背中部203と腹部202に密着するように着用する。次いで、尿捕捉領域dに設けた係止部材114,114を雄犬200の胴部201に廻して第2の実施形態と同様にして係止する。
このようにして、生まれて間もない子犬あるいは老衰や事故などにより大・小便を飼い主に依存するようになった雄犬200に、本発明の第5の実施形態の雄ペット用おむつ100Dが着用される。また、このパンツ型の雄ペット用おむつ100Dを雄犬200からはずす場合には、上述の着用動作と逆の手順で雄犬200からはずされる。
以上、このパンツ型の雄ペット用おむつ100Dは、図5に示す雄ペット用おむつ100Aをパンツ型にしたものについて説明したが、図1および図7に示す雄ペット用おむつ100,100Bをパンツ型にしたものであってもよい。
以上の様に本発明に係る雄ペット用おむつに関して、例を示す図面を参照しつつ具体的に説明したが、本発明はもとより図示例に限定される訳ではなく、前記の趣旨に適合し得る範囲で適当に変更を加えて実施することも可能であり、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。
例えば、固定テープの係合をメカニカル係合として雄側係合片をフック部材とし、これに対応する雌側係合片を不織布の表面のループ繊維として、被接着部112を特に設けない構成にしてもよい。また、ペットの尻尾を通す尻尾通し孔は、切れ込みとしないで、切り抜いた孔としてもよい。
本発明に係る雄ペット用おむつの第1の実施形態の構成説明図であり、本実施形態の表面側(身体面側)を広げたときの状態を示している。 図1に示す第1の実施形態のI−I線断面図である。 図1に示す第1の実施形態のII−II線断面図である。 第1の実施形態の雄ペット用おむつを使用している状態の使用例構成説明図である。 本発明に係る雄ペット用おむつの第2の実施形態を示す構成説明図であり、本実施形態の表面側(身体面側)を広げたときの状態を示す平面図である。 第2の実施形態の雄ペット用おむつを使用している状態の使用例構成説明図である。 本発明に係る雄ペット用おむつの第3の実施形態を示す構成説明図であり、本実施形態の表面側(身体面側)を広げたときの状態を示す平面図である。 図7に示す第3の実施形態のIII−III線断面図である。 図7に示す第3の実施形態のIV−IV線断面図である。 第3の実施形態の雄ペット用おむつを使用している状態の使用例構成説明図である。 本発明に係る雄ペット用おむつの第4の実施形態を示す構成説明図であり、本実施形態の表面側(身体面側)を広げたときの状態を示す平面図で、(a)はおむつ体を示す図であり、(b)は別体の尿捕捉体を示す図である。 第4の実施形態の雄ペット用おむつを使用している状態の使用例構成説明図である。 本発明に係る雄ペット用おむつの第5の実施形態を示す斜視図である。
符号の説明
100,100A,100B,100C 雄ペット用おむつ(オープン型)
100D 雄ペット用おむつ(パンツ型)
101 おむつ本体
104 尿吸収体
105 尻尾通し孔
111 固定テープ
114 係止部材
117 剛性部材
200 雄犬(雄ペット)
201 胴部
202 腹部
204 腰部分
206 尻尾
207 尿道口
a 背当部
b 股当部
c 腹当部
d 尿捕捉領域

Claims (18)

  1. 雄ペットに着用する雄ペット用おむつであって、
    前記おむつが装着される雄ペットの背中付近に当接される背当部と、該雄ペットの股付近に当接される股当部と、該雄ペットの腹付近に当接される腹当部と、を有し、前記股当部の着用時に前記雄ペットの尻尾に対応する位置に該尻尾を通すための尻尾通し孔を備えるとともに、前記腹当部には尿吸収体を備えるおむつ本体を備え、
    前記腹当部には、着用時に前記雄ペットの腰部分に対応する位置に、前記おむつ本体の両側縁側から外方に延伸するようにして固定テープが設けられるとともに、該固定テープより反股当部方向に延伸し、着用されたときに前記尿吸収体が前記雄ペットの尿道口およびその近傍を覆う位置および大きさに設定された尿捕捉領域が形成され
    前記尿捕捉領域は、前記尿吸収体が尿を吸収した後においても前記尿捕捉領域が前記雄ペットの腹部に当接するように保持される保持構造を有し、
    前記保持構造は、前記尿捕捉領域に設けた剛性部材により構成される雄ペット用おむつ。
  2. 前記尿捕捉領域は、前記固定テープから前記雄ペットの頭部側に向けて延伸してなるものであることを特徴とする請求項1に記載の雄ペット用おむつ。
  3. 前記剛性部材は、前記尿吸収体により構成され、該尿吸収体における前記雄ペットの頭部方向および側面方向においてJISのカンチレバー法による剛軟度は、40mmから150mmであることを特徴とする請求項1または2に記載の雄ペット用おむつ。
  4. 前記おむつ本体の長手方向における少なくとも前記腹当部側の側縁には、該おむつ本体の幅方向に沿ってウエストバンドが設けられる請求項1から3いずれか記載の雄ペット用おむつ。
  5. 前記保持構造は、前記尿捕捉領域の側縁側から前記雄ペットの胴部を一周する係止部材を有するものであることを特徴とする請求項1から4いずれか記載の雄ペット用おむつ。
  6. 前記係止部材は、一方の端部が前記尿捕捉領域の両側縁にそれぞれ固定され、他方の端部が外方に延伸して設けられ、前記おむつが前記雄ペットに装着された際に、前記雄ペットの胴部で前記端部どうしが係合して係止されるものであることを特徴とする請求項に記載の雄ペット用おむつ。
  7. 前記係止部材は、前記尿捕捉領域の一方の側縁側に設けられ、前記おむつが前記雄ペットに装着された際に、前記胴部を一周して前記尿捕捉領域の他方の側縁側に係止されるものであることを特徴とする請求項に記載の雄ペット用おむつ。
  8. 前記係止部材は、前記雄ペットと当接する側に滑り止め機能が付与されていることを特徴とする請求項からいずれか記載の雄ペット用おむつ。
  9. 前記尿捕捉領域は、該尿捕捉領域に一端が固定され前記雄ペットの胴部を一周する前記係止部材によって前記胴部から吊り下げて保持されるものであることを特徴とする請求項からいずれか記載の雄ペット用おむつ。
  10. 前記剛性部材は前記尿吸収体の下面に設けた略平板状のシート材であることを特徴とする請求項1からいずれか記載の雄ペット用おむつ。
  11. 前記剛性部材は、JISのカンチレバー法によるその剛軟度が頭部方向および側面方向についてそれぞれ40mmから150mmであることを特徴とする請求項1から10いずれか記載の雄ペット用おむつ。
  12. 前記保持構造は、頭部方向を支持する前記剛性部材と、側面方向を支持する前記剛性部材と、からなり、それぞれの剛性部材が支持する方向のJISのカンチレバー法による剛軟度が40mmから150mmであることを特徴とする請求項1から10いずれか記載の雄ペット用おむつ。
  13. 前記尿捕捉領域は、前記おむつ本体から分離されて別体となっていることを特徴とする請求項1から12いずれか記載の雄ペット用おむつ。
  14. 前記固定テープは、熱シールにより前記おむつ本体に留め付けられたものであることを特徴とする請求項1から13いずれか記載の雄ペット用おむつ。
  15. 前記固定テープは、メカニカル係止であることを特徴とする請求項1から13いずれか記載の雄ペット用おむつ。
  16. 前記固定テープは、粘着材による係止であることを特徴とする請求項1から13いずれか記載の雄ペット用おむつ。
  17. 前記雄ペット用オムツは、オープン型おむつであることを特徴とする請求項1から16いずれか記載の雄ペット用おむつ。
  18. 前記雄ペット用オムツは、パンツ型おむつであることを特徴とする請求項1から16いずれか記載の雄ペット用おむつ。
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