JP4328390B2 - 不揮発性レジスタおよびデ−タにアクセスする方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般的に不揮発性メモリ素子に関し、更に特定すれば、強誘電体不揮発性レジスタ(ferroelectric non-volatile registers)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
不揮発性構成レジスタ(configuration register)は、メモリ・マッピング(memory mapping)や機密保護の目的のために、一般的に用いられている。これらの不揮発性レジスタは、単体レジスタとして、または電気的消去可能なプログラム可能リード・オンリ・メモリ(EEPROM)のような不揮発性メモリ・アレイの一部として実施することができる。不揮発性レジスタをEEPROMの一部として有することの利点は、長いレジスタを実現するときに利便性が得られることである。しかしながら、このレジスタは長さが1バイトしかないと、この技法は、領域、速度、および電力に関してはかえって非効率的になる。例えば、EEPROM内の不揮発性レジスタにアクセスするには、センス・アンプ(sense amplifier) が必要であり、これを活性化しなければならない。センス・アンプは大量の電力を消費し、しかも半導体ダイ上の大きな面積を占める。更に、不揮発性レジスタは、メモリ・アレイと高容量性のビット線を共有する。この容量がレジスタのアクセス速度を低下させ、充電および放電に余分な電力を必要とすることになる。
【0003】
加えて、メモリ・アレイ内に不揮発性レジスタを実施する場合、通常メモリ・アレイを1行用いる。当業者にはわかるであろうが、メモリ・アレイ構造によって異なるが、1行のメモリ・アレイは通常128または256ビットから成る。レジスタは数ビットを必要とするに過ぎないなので、メモリ・アレイ構造を用いてレジスタを実施すると、メモリ・アレイの多数のビットが使用されずに残されるため、メモリ・アレイの大部分が無駄になる。この未使用部分のメモリ・アレイは半導体ダイの大部分を消費するため、これも無駄となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、レジスタがメモリ・アレイ構造から分離されている構成レジスタを有することができれば有利であろう。また、レジスタをモデュール状とし、カスケード接続することによって異なるサイズのメモリブロックを形成することができれば、更に有利であろう。また、レジスタ内のデータへのアクセスが、簡単、高速、かつエネルギ効率的であることも望ましい。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、不揮発性レジスタと、この不揮発性レジスタに対してデータの書き込みおよび読み出しを行う方法を提供する。書き込み時には、第1対の強誘電体コンデンサが第1パス・ゲートを介してデータ信号を受信し、第2対の強誘電体コンデンサが第2パス・ゲートを介して相補データ信号を受信する。抽出信号と復元信号が、データに応じて、これら2対の強誘電体コンデンサをそれぞれの分極状態とする。読み出し時には、抽出信号は、電圧検出器の2つの電圧電極に現われる、レジスタに記憶されているデータに応じた電圧差を生成する。この電圧差を増幅し、2つのパス・ゲートを介して、レジスタから伝達する。復元信号は、不揮発性レジスタに、このデータを再び復元する。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施例による不揮発性レジスタ10の回路構成図である。レジスタ10は、パス・ゲート12,32、強誘電体コンデンサ14,16,24,26、電圧検出器18、およびトランジスタ27,28を含む。
【0007】
パス・ゲート12は、n−チャネル金属酸化物半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)11と、p−チャネルMOSFET13とを含む。MOSFET11のゲート電極はパス・ゲート12の第1制御電極として機能し、制御信号を受けるためにノード43に接続されている。MOSFET13のゲート電極はパス・ゲート12の第2制御電極として機能し、相補制御信号を受けるためにノード44に接続されている。MOSFET11のソース電極は、MOSFET13のソース電極に接続され、パス・ゲート12の第1データ電極を形成する。パス・ゲート12の第1データ電極は、データ信号を伝達するためにノード41に接続されている。MOSFET11のドレイン電極はMOSFET13のドレイン電極に接続され、パス・ゲート12の第2データ電極を形成する。尚、パス・ゲート12の構造は図1に示す実施例に限定される訳ではないことを注記しておく。パス・ゲート12に相応しい構造には、2方向に論理信号を伝達可能なパス・ゲート、単一制御電極を有する単一トランジスタ・パス・ゲート等が含まれる。当業者はわかるであろうが、単一トランジスタによるパス・ゲート構造の制御電極に印加される制御信号は、マルチ・トランジスタによるパス・ゲート構造、例えば、パス・ゲート12の制御電極に印加される制御信号とは異なる場合もある。
【0008】
コンデンサ14の第1電極は、抽出信号を受信するためにノード45に接続されている。コンデンサ14の第2電極は、パス・ゲート12の第2データ電極とコンデンサ16の第1電極とに接続されている。コンデンサ16の第2電極は、復元信号を受信するためにノード46に接続されている。
【0009】
電圧検出器18は、n−チャネルMOSFET17,21と、p−チャネルMOSFET19,23とを含む。MOSFET17,19は第1反転器を形成し、MOSFET21,23は第2反転器を形成する。MOSFET17のゲート電極は、MOSFET19のゲート電極に接続され、第1反転器の入力を形成する。MOSFET17のドレイン電極は、MOSFET19のドレイン電極に接続され、第1反転器の出力を形成する。MOSFET17のソース電極およびMOSFET19のソース電極は、それぞれ、第1反転器の第1イネーブル電極および第2イネーブル電極を形成する。MOSFET21のゲート電極は、MOSFET23のゲート電極に接続され、第2反転器の入力を形成する。MOSFET21のドレイン電極は、MOSFET23のドレイン電極に接続され、第2反転器の出力を形成する。MOSFET21のソース電極およびMOSFET23のソース電極は、それぞれ、第2反転器の第1イネーブル電極および第2イネーブル電極を形成する。第1反転器の入力と第2反転器の出力は互いに接続され、電圧検出器18の第1電圧電極を形成する。第1反転器の出力と第2反転器の入力は互いに接続され、電圧検出器18の第2電圧電極を形成する。第1反転器の第1イネーブル電極と第2反転器の第1イネーブル電極は互いに接続され、電圧検出器18の第1制御電極を形成する。第1反転器の第2イネーブル電極と第2反転器の第2イネーブル電極は互いに接続され、電圧検出器18の第2制御電極を形成する。
【0010】
電圧検出器18の第1電圧電極は、コンデンサ14の第2電極に接続されている。電圧検出器18の第1制御電極は、n−チャネルMOSFET27を介して、ノード20に結合されている。一例として、ノード20は、低い方の供給電圧、例えば、接地電圧レベルにある。接地電圧レベルのことを、接地レベルとも呼ぶことにする。MOSFET27のゲート電極は、活性化信号を受信するためにノード47に接続されている。MOSFET27のソース電極はノード20に接続され、MOSFET27のドレイン電極は電圧検出器18の第1制御電極に接続されている。電圧検出器18の第2制御電極は、p−チャネルMOSFET28を介してノード40に接続されている。一例として、ノード40は、高い方の供給電圧レベル、例えば、VDDにある。MOSFET28のゲート電極は、相補活性化信号を受信するためにノード48に接続されている。MOSFET28のソース電極はノード40に接続され、MOSFET28のドレイン電極は電圧検出器18の第2制御電極に接続されている。
【0011】
コンデンサ24の第1電極は、抽出信号を受信するためにノード45に接続されている。コンデンサ24の第2電極は電圧検出器18の第2電圧電極と、コンデンサ26の第1電極とに接続されている。コンデンサ26の第2電極は、復元信号を受信するためにノード46に接続されている。
【0012】
パス・ゲート32は、n−チャネルMOSFET31とp−チャネルMOSFET33とを含む。MOSFET31のゲート電極はパス・ゲート32の第1制御電極として機能し、制御信号を受信するためにノード43に接続されている。MOSFET33のゲート電極はパス・ゲート32の第2制御電極として機能し、相補制御信号を受信するためにノード44に接続されている。MOSFET31のソース電極はMOSFET33のソース電極に接続され、パス・ゲート32の第1データ電極を形成する。パス・ゲート32の第1データ電極は、相補データ信号を伝達するためにノード42に接続されている。MOSFET31のドレイン電極はMOSFET33のドレイン電極に接続され、パス・ゲート32の第2データ電極を形成する。パス・ゲート32の第2データ電極は、コンデンサ24の第2電極に接続されている。尚、パス・ゲート32の構造は図1に示す実施例に限定される訳ではないことを注記しておく。パス・ゲート32に相応しい構造には、2方向に論理信号を伝達可能なパス・ゲート、単一制御電極を有する単一トランジスタ・パス・ゲート等が含まれる。
【0013】
更に、レジスタ10はn−チャネルMOSFET34,36を含む。MOSFET34のゲート電極とMOSFET36のゲート電極は、放電信号を受信するためにノード49に接続されている。MOSFET34のソース電極とMOSFET36のソース電極はノード20に接続されている。MOSFET34のドレイン電極は、コンデンサ14の第2電極に接続されている。MOSFET36のドレイン電極はコンデンサ24の第2電極に接続されている。各「ライト」または「リード」動作の後、MOSFET34,36を活性化して、コンデンサ14,16,24,26を放電し、これらのコンデンサ間の電圧によって誘発される応力を緩和することができる。本発明によれば、MOSFET34,36はオプションであることを注記しておく。
【0014】
図1における各MOSFETはスイッチとして機能することは理解されよう。したがって、図1におけるMOSFETは、電界効果トランジスタには限定されない。制御電極と2つの電流導通電極とを有するあらゆるスイッチが、図1におけるMOSFETの代わりに用いることができる。例えば、図1におけるMOSFET全てを、バイポーラ・トランジスタ、絶縁ゲート・バイポーラ・トランジスタ等で置き換えることができる。当業者には分かるであろうが、MOSFETをスイッチとして使用する場合、当該MOSFETのゲート電極はスイッチの制御電極に対応し、MOSFETのソースおよびドレイン電極はスイッチの電流導通電極に対応する。
【0015】
コンデンサ14,16,24,26の分極状態は、レジスタ10に記憶されているデータの論理値を決定する。各コンデンサ14,16,24,26間の電圧は、プラス符号を有する対応するコンデンサの電極における電位が、当該コンデンサの他方の電極における電位よりも高い場合、正として定義される。各コンデンサ14,16,24,26における電荷の極性は、プラス符号を有する対応するコンデンサの電極上の電荷が正のとき、正として定義される。
【0016】
図2は、読み取りおよび書き込み動作の間における、レジスタ10内の強誘電体コンデンサにおける電圧(V)の関数としての、分極電荷(Q)のヒステリシス・ループ60を示す。データを含むレジスタ内の強誘電体コンデンサ間の電圧が0の場合、強誘電体コンデンサは、第1分極状態61または第2分極状態62のいずれかにある。第1論理値が図1のレジスタ10に記憶されている場合、コンデンサ14,26は分極状態61にあり、コンデンサ16,24は分極状態62にある。第1論理値とは相補関係にある第2論理値が図1のレジスタ10に記憶されている場合、コンデンサ16,24は分極状態61にあり、コンデンサ14,26は分極状態62にある。書き込みおよび読み取り動作の間、図1のレジスタ10内の強誘電体コンデンサは、ヒステリシス・ループ60における中間状態63,64、飽和状態66,67、および中性状態65に入ることがある。これについて、図3を参照しながら以下で論ずることにする。
【0017】
図3は、本発明の実施例のタイミングにしたがったタイミング図100である。タイミング図100は、図1のレジスタ10に対するデータの書き込みおよびデータの読み出しを行うための、相補データ信号141,142、相補制御信号143,144、抽出信号145、復元信号146、相補活性化信号147,148、および放電信号149を含む。相補データ信号141,142は、図1におけるレジスタのノード41,42にそれぞれ印加される。相補制御信号143,144は、レジスタ10のノード43,44にそれぞれ印加される。抽出信号145はレジスタ10のノード45に印加される。復元信号146はレジスタ10のノード46に印加される。相補活性化信号147,148は、レジスタ10のノード47,48にそれぞれ印加される。放電信号149はレジスタ10のノード49に印加される。ライト部分110は、第1論理値、例えば、「1」を図1のレジスタ10に書き込むためのタイミング信号を示す。リード部分120は、レジスタ10が第1論理値、例えば、「1」を記憶するときに、図1のレジスタ10からデータを読み出すためのタイミング信号を示す。
【0018】
「ライト」命令が実行される前、パス・ゲート12,32は非導通状態であり、電圧検出器18はディゼーブルされており、抽出信号145、復元信号146、および放電信号149は接地レベルにあり、コンデンサ14,16,24,26間の電圧は0である。論理「1」をレジスタ10に書き込むには、データ信号141を例えば、論理「1」を表わすVDDの電圧レベルとする。相補データ信号142は、論理「0」を表わす接地レベルとする。
【0019】
時点t0 において、相補制御信号143,144によって、レジスタ10のパス・ゲート12,32を導電状態とする。ノード41,42における電圧レベルは、レジスタ10のコンデンサ14,24の第2電極にそれぞれ伝達される。コンデンサ14,16間の電圧は、それぞれ−VDD,+VDDである。図2のヒステリシス・ループ60に示すように、コンデンサ14は飽和状態67に入り、一方コンデンサ16は飽和状態66に入る。尚、コンデンサ14,16は、それらの各初期状態とは無関係に、飽和状態67,66に入ることを注記しておく。コンデンサ24,26間の電圧は0のままである。
【0020】
時点t1 において、抽出信号145がVDDに上昇する。同様に、時点t2 において、復元信号146がVDDに上昇する。コンデンサ14,16間の電圧は0に変化する。図2のヒステリシス・ループ60に示すように、コンデンサ14の状態は飽和状態67から分極状態61に変化し、コンデンサ16の状態は飽和状態66から分極状態62に変化する。コンデンサ24,26間の電圧は、それぞれ+VDD,−VDDに変化する。図2のヒステリシス・ループ60に示すように、コンデンサ24は飽和状態66に入り、コンデンサ26は飽和状態67に入る。尚、コンデンサ24,26は、それらの各初期状態とは無関係に、飽和状態66,67に入ることを注記しておく。
【0021】
時点t3 において、抽出信号145は接地レベルに低下する。同様に、t4 において、復元信号146も接地レベルに低下する。コンデンサ14,16間の電圧は、それぞれ0から−VDD,+VDDに変化する。図2のヒステリシス・ループ60に示すように、コンデンサ14の状態は分極状態61から飽和状態67に変化し、コンデンサ16の状態は分極状態62から飽和状態66に変化する。図2のヒステリシス・ループ60に示すように、コンデンサ24の状態は飽和状態66から分極状態62に変化し、コンデンサ26の状態は飽和状態67から分極状態61に変化する。
【0022】
本発明によれば、時点t1 ,t2 ,t3 ,t4 の時間的順序は、タイミング図100のライト部分110に示した実施例と正確に同一であることには限定されないことを注記しておく。抽出信号145の立ち上がりエッジの発生、即ち、時点t1 は、抽出信号145の立ち下がりエッジの発生、即ち、t4 に先立つ。復元信号146の立ち上がりエッジの発生、即ち、時点t2 は、復元信号146の立ち下がりエッジの発生、即ち、時点t3 に先立つ。しかしながら、データをレジスタ10に書き込む動作は、抽出信号145および復元信号146間の時間的関係には独立している。例えば、時点t1 は時点t2 または時点t3 の後に来ることができ、時点t2 は時点t4 の後に来ることができる。
【0023】
時点t5 において、相補制御信号143,144はパス・ゲート14,16を非導通状態とすることによって、コンデンサ14,16をノード41から分離し、コンデンサ24,26をノード42から分離する。時点t5 の後、相補データ信号141,142をそれぞれノード41,42から除去してもよいことを注記しておく。
【0024】
時点t6 およびt7 間の時間間隔において、放電信号149がMOSFET34,36を導通状態とすることにより、コンデンサ14,16,24,26を放電する。コンデンサ14,16,24,26間の電圧は、この時点では0に等しい。したがって、図2のヒステリシス・ループ60に示すように、コンデンサ14,26は分極状態61にあり、コンデンサ16,24は分極状態62にある。本発明によれば、放電コンデンサ14,16,24,26はオプションであることを注記しておく。放電しない場合、コンデンサ14,16,24,26の状態は、強誘電体からの漏れのために、それぞれの分極状態、即ち、61,62に変化する。いずれの場合でも、論理「1」がレジスタ10に書き込まれる。
【0025】
本発明によれば、第2論理値、例えば、「0」をレジスタ10に書き込む動作は、論理「1」をレジスタ10に書き込む動作に類似した段階を含む。しかし、論理「0」をレジスタ10に書き込むときは、データ信号を接地レベルとし、相補データ信号142をVDDとすることに注意すべきであろう。したがって、図2のヒステリシス・ループ60に示すように、書き込み動作の後、コンデンサ14,26は分極状態62となり、コンデンサ16,24は分極状態61となる。コンデンサ14,16,24,26は、それらの書き込み動作前の各状態には無関係に、それぞれの分極状態に入ることを注記しておく。
【0026】
「リード」コマンドが実行される前では、パス・ゲート12,32は非導通状態にあり、電圧検出器18はディゼーブルされており、抽出信号145、復元信号146、および放電信号149は接地レベルとされ、コンデンサ14,16,24,26間の電圧は0である。レジスタ10は第1論理値、例えば、「1」を記憶していると仮定する。すると、図2のヒステリシス・ループ60に示すように、コンデンサ14,26は分極状態61にあり、コンデンサ16,24は分極状態62にある。
【0027】
時点t8 において、抽出信号145は+VDDに上昇する。パス・ゲート12,32は非導通状態にあり、電圧検出器18はディゼーブルされているので、コンデンサ14,24の第2電極に接続されているノードは、印加される電圧レベルからは分離されている。
【0028】
コンデンサ14,16間の全電圧はVDDである。コンデンサ14において、その電極間の電圧によって生じる電界は、その初期分極電界とは逆方向である。この電界はコンデンサ14を消極し、コンデンサ14の容量のコンデンサ16の容量に対する比によっては、コンデンサ14を逆方向に分極する場合もある。図2のヒステリシス・ループ60に示すように、コンデンサ14の状態は分極状態61から中間状態63に変化する。コンデンサ16において、その電極間の電圧によって生じる電界は、その初期分極電界と同一方向である。この電界は更にコンデンサ16を分極する。図2のヒステリシス・ループ60に示すように、コンデンサ16の状態は分極状態62から中間状態64に変化する。このプロセスにおいて、中間状態63および分極状態61間の電荷の差に等しい分極電荷量が、コンデンサ14からコンデンサ16に転送される。コンデンサ16における分極電荷の増加を表わす、中間状態64および分極状態62間の電荷の差、およびコンデンサ14における分極電荷の減少を表わす、中間状態63および分極状態61間の電荷の差は、互いに等しい。コンデンサ14の第2電極に接続されているノードにおける電圧は、この時点では、コンデンサ14間の電圧より高いコンデンサ16間の電圧に等しい。
【0029】
同様に、コンデンサ24,26間の全電圧はVDDである。コンデンサ24において、その電極間の電圧によって生じる電界は、その初期分極電界と同一方向である。この電界は更にコンデンサ24を分極する。図2のヒステリシス・ループ60に示すように、コンデンサ24の状態は分極状態62から中間状態64に変化する。コンデンサ26において、その電極間の電圧によって生じる電界は、その初期分極電界とは逆方向である。この電界はコンデンサ26を消極し、コンデンサ26の容量のコンデンサ24の容量に対する比率によっては、コンデンサ26を逆方向に分極する場合もある。図2のヒステリシス・ループ60に示すように、コンデンサ26の状態は分極状態61から中間状態63に変化する。このプロセスにおいて、中間状態63および分極状態61間の電荷の差に等しい分極電荷量が、コンデンサ26からコンデンサ24に転送される。中間状態64および分極状態62間の電荷の差は、コンデンサ24における分極電荷の増加を表わし、中間状態63および分極状態61間の電荷の差は、コンデンサ26における分極電荷の減少を表わす。コンデンサ24の第2電極に接続されているノードにおける電圧は、この時点では、コンデンサ24間の電圧より低いコンデンサ26間の電圧に等しい。
【0030】
時点t9 において、MOSFET27,28のゲート電極にそれぞれ印加された相補活性化信号147,148によって、電圧検出器18が活性化される。電圧検出器18は、コンデンサ14の第2電極に接続されている第1電圧電極における電圧が、コンデンサ24の第2電極に接続されている第2電圧電極における電圧よりも高いことを検出する。MOSFET17,23は導通状態となる。電圧検出器18は、VDDに等しく論理「1」を表わす第1データ値電圧を、コンデンサ14の第2電極に印加し、接地レベルに等しく論理「0」を表わす第2データ値電圧を、コンデンサ24の第2電極に印加する。コンデンサ14間の電圧は、この時点で0に等しくなり、コンデンサ14の状態は、図2のヒステリシス・ループ60に示すように、中間状態64から飽和状態66に変化する。コンデンサ24間の電圧は、この時点で+VDDに等しくなり、コンデンサ24の状態は、図2のヒステリシス・ループ60に示すように、中間状態64から飽和状態66に変化する。コンデンサ26間の電圧は、この時点では0に等しくなり、コンデンサ26の状態は、図2のヒステリシス・ループ60に示すように、中間状態63から中性状態65に変化する。
【0031】
時点t10において、相補制御信号143,144は、パス・ゲート12,32を導通状態とする。「1」の論理値を表わす第1データ値電圧が、コンデンサ14の第2電極からパス・ゲート12を通ってノード41に伝達される。同様に、「1」の相補論理値を表わす第2データ値電圧が、コンデンサ24の第2電極からパス・ゲート32を通ってノード42に伝達される。こうして、論理値「0」のデータがレジスタ10から読み出される。
【0032】
時点t11において、相補制御信号143,144は、ゲート12,32を非導通状態とする。ノード41はコンデンサ14,16から分離され、ノード42はコンデンサ24,26から分離される。
【0033】
時点t12において、復元信号146はVDDに上昇する。コンデンサ14,16間の電圧は、この時点では、0に等しい。図2のヒステリシス・ループ60に示すように、コンデンサ14の状態は中性状態65のままであり、コンデンサ16の状態は飽和状態66から分極状態62に変化する。コンデンサ24,26間の電圧は、この時点では、それぞれ+VDD,−VDDに等しい。図2のヒステリシス・ループ60に示すように、コンデンサ24の状態は飽和状態66のままであり、コンデンサ26の状態は中性状態65から飽和状態67に変化する。
【0034】
時点t13において、復元信号146が接地レベルに低下する。同様に、時点t14において、抽出信号145が接地レベルに低下する。コンデンサ14,16間の電圧は、0から−VDD,+VDDにそれぞれ変化する。図2のヒステリシス・ループ60に示すように、コンデンサ14の状態は中性状態65から飽和状態67に変化し、コンデンサ16の状態は分極状態62から飽和状態66に変化する。コンデンサ24,26間の電圧は、それぞれ+VDD,−VDDから0に変化する。図2のヒステリシス・ループ60に示すように、コンデンサ24の状態は飽和状態66から分極状態62に変化し、コンデンサ26の状態は飽和状態67から分極状態61に変化する。
【0035】
本発明によれば、時点t10,t11,t12,t13,t14の時間的順序は、タイミング図100のリード部分120に示した実施例と正確に同一であることには限定されないことを注記しておく。復元信号146の立ち上がりエッジの発生、即ち、時点t12は、復元信号146の立ち下がりエッジの発生、即ち、時点t13に先立つ。しかしながら、レジスタ10からデータを読み出す動作は、復元信号146、時点t10から時点t11までの時間間隔、および時点t14間の時間的関係には独立している。例えば、時点t12は時点t10またはt11の前、または時点t14の後に来ることができる。同様に、時点t14は時点t11またはt10の前に来ることができる。
【0036】
時点t15において、相補活性化信号147,148は、それぞれMOSFET27,28をオフに切り換え、その結果、電圧検出器18が不活性化される。コンデンサ14,24の第2電極は、印加されたデータ値電圧から分離される。コンデンサ14,16,24,26は、それらの各状態に留っている。
【0037】
時点t16およびt17間の時間間隔において、放電信号149がMOSFET34,36を導通状態とすることにより、コンデンサ14,16,24,26を放電する。この時点で、コンデンサ14,16,24,26間の電圧は0に等しくなる。したがって、図2のヒステリシス・ループ60に示すように、コンデンサ14,26は分極状態61にあり、コンデンサ16,24は分極状態62にある。本発明によれば、放電コンデンサ14,16,24,26はオプションであることを注記しておく。放電されなければ、強誘電体コンデンサからの漏れのために、コンデンサ14,16,24,26の状態は、それらの各分極状態に変化する。いずれの場合でも、論理「1」がレジスタ10に復元される。 本発明によれば、レジスタ10が第2論理値、例えば、「0」を記憶しているときに、レジスタからデータを読み出す動作は、レジスタ10が第1論理値を記憶しているときにレジスタ10からデータを読み出す動作のための段階と類似した段階を含む。しかし、レジスタ10が論理「0」を記憶しているときは、図2のヒステリシス・ループ60に示すように、コンデンサ14,26は最初に分極状態62にあり、コンデンサ16,24は最初に分極状態61にあることに注意すべきであろう。したがって、読み取り動作の後、データ信号141は論理「0」を表わす接地レベルに低下し、相補データ信号142は、論理「0」の相補値を表わすVDDに上昇する。
【0038】
以上の説明から、レジスタ、およびこのレジスタに対してデータの書き込みおよび読み出しを行う方法が提供されたことが認められよう。本発明によれば、レジスタへのデータ伝達およびレジスタからのデータ伝達には、センス・アンプや容量性ビット線が不要である。したがって、データのアクセスは高速で、エネルギ効率が高い。本発明のレジスタは、モデュール化したり、カスケード接続することによって、用途に応じた異なるサイズのメモリ・ブロックを構成することができる。本発明による数ビット長のレジスタは、EEPROMの1行よりも専有する面積が少ないので、本発明は、従来技術のレジスタに対して、シリコン面積の効率が高い代替物を提供することができる。本発明によるレジスタは、例えば、スマート・カード(smart card)や無線周波数タグの用途のように、例えば、サイズが32バイト程度の小さいメモリ・ブロックを超小型パッケージ内に必要とするような用途において、特に有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による、不揮発性レジスタの回路構成図。
【図2】書き込みおよび読み取り動作の間における、図1のレジスタ内の強誘電体コンデンサにおける電圧(V)の関数としての分極電荷のヒステリシス・ループを示す図。
【図3】本発明の実施例のタイミングによる図1のレジスタに対するデータの書き込みおよび読み出しのタイミング図。
【符号の説明】
10 不揮発性レジスタ
11 n−チャネルMOSFET
12,32 パス・ゲート
13 p−チャネルMOSFET
14,16,24,26 強誘電体コンデンサ
17,21 n−チャネルMOSFET
18 電圧検出器
19,23 p−チャネルMOSFET
27 n−チャネルMOSFET
28 p−チャネルMOSFET
31 n−チャネルMOSFET
32 パス・ゲート
33 p−チャネルMOSFET
34,36 n−チャネルMOSFET
60 ヒステリシス・ループ
61,62 分極状態
63,64 中間状態
65 中性状態
66,67 飽和状態
141,142 相補データ信号
143,144 相補制御信号
145 抽出信号
146 復元信号
147,148 相補活性化信号
149 放電信号
Claims (5)
- 不揮発性レジスタ(10)であって:
第1電極と第2電極とを有し、分極を保持する第1コンデンサ(14)であって、前記第1電極は抽出信号を受信するように結合され、前記第2電極はデータ信号を伝達するように結合されている、前記第1コンデンサ(14);
第1電極と第2電極とを有し、分極を保持する第2コンデンサ(16)であって、前記第1電極は前記第1コンデンサ(14)の第2電極に結合され、前記第2電極は復元信号を受信するように結合されている、前記第2コンデンサ(16);
第1電極と第2電極とを有し、分極を保持する第3コンデンサ(24)であって、前記第1電極は前記第1コンデンサ(14)の第1電極に結合され、前記第2電極は相補データ信号を伝達するように結合されている、前記第3コンデンサ(24);
第1電極と第2電極とを有し、分極を保持する第4コンデンサ(26)であって、前記第1電極は前記第3コンデンサ(24)の第2電極に結合され、前記第2電極は前記第2コンデンサ(16)の第2電極に結合されている、前記第4コンデンサ(26);
第1電位電極と、第2電位電極と、第1制御電極と、第2制御電極とを有する電圧検出器(18)であって、前記第1電位電極は前記第1コンデンサ(14)の第2電極に結合され、前記第2電位電極は前記第3コンデンサ(24)の第2電極に結合される、前記電圧検出器(18);
制御電極と、第1電流導通電極と、第2電流導通電極とを有する第1スイッチ(27)であって、前記制御電極は第1活性化信号を受信するように結合され、前記第1電流導通電極は第1電圧レベルを受信するように結合され、前記第2電流導通電極は前記電圧検出器(18)の前記第1制御電極に結合されている、前記第1スイッチ(27);および
制御電極と、第1電流導通電極と、第2電流導通電極とを有する第2スイッチ(28)であって、前記制御電極は第2活性化信号を受信するように結合され、前記第1電流導通電極は第2電圧レベルを受信するように結合され、前記第2電流導通電極は前記電圧検出器(18)の第2制御電極に結合される、前記第2スイッチ(28);
から成ることを特徴とする不揮発性レジスタ(10)。 - 前記電圧検出器(18)は:
入力と、出力と、第1イネーブル電極と、第2イネーブル電極とを有する第1反転器であって、前記入力は前記電圧検出器(18)の第1電位電極に結合され、前記出力は前記電圧検出器(18)の前記第2電位電極に結合され、前記第1イネーブル電極は前記電圧検出器(18)の前記第1制御電極に結合され、前記第2イネーブル電極は前記電圧検出器(18)の前記第2制御電極に結合される、前記第1反転器;および
入力と、出力と、第1イネーブル電極と、第2イネーブル電極とを有する第2反転器であって、前記入力は前記電圧検出器(18)の第2電圧電極に結合され、前記出力は前記電圧検出器(18)の前記第1電圧電極に結合され、前記第1イネーブル電極は前記電圧検出器(18)の前記第1制御電極に結合され、前記第2イネーブル電極は前記電圧検出器(18)の前記第2制御電極に結合される、前記第2反転器;
を含むことを特徴とする請求項1記載の不揮発性レジスタ(10)。 - 前記第1コンデンサ(14)の第2電極は、第1パス・ゲート(12)を介して、前記データ信号を伝達するように結合され、前記第3コンデンサ(24)の第2電極は、第2パス・ゲート(32)を介して、前記相補データ信号を伝達するように結合され、前記第1パス・ゲート(12)は、制御信号を受信するように結合されている第1制御電極と、前記データ信号を伝達するように結合された第1データ電極と、前記第1コンデンサの第2電極に結合されている第2データ電極とを含み、前記第2パス・ゲート(32)は、前記制御信号を受信するように結合されている第1制御電極と、前記相補データ信号を伝達するように結合されている第1データ電極と、前記第3コンデンサ(24)の第2電極に結合されている第2データ電極とを含むことを特徴とする請求項1記載の不揮発性レジスタ(10)。
- 不揮発性レジスタ(10)にデータを書き込む方法であって:
第1電極と第2電極とを有し、分極を保持する第1コンデンサ(14)と、第1電極と第2電極とを有し、分極を保持する第2コンデンサ(16)と、第1電極と第2電極とを有し、分極を保持する第3コンデンサ(24)と、第1電極と第2電極とを有し、分極を保持する第4コンデンサ(26)とを用意する段階であって、前記第1コンデンサ(14)の第2電極は前記第2コンデンサ(16)の第1電極に結合され、前記第3コンデンサ(24)の第2電極は前記第4コンデンサ(26)の第1電極に結合される、段階;
前記第1コンデンサ(14)の第2電極にデータ信号を伝達し、前記第3コンデンサ(24)の第2電極に相補データ信号を伝達する段階;
前記第1コンデンサ(14)の第1電極と、前記第3コンデンサ(24)の第1電極とに、第1抽出電圧を印加する段階;
前記第2コンデンサ(16)の第2電極と、前記第4コンデンサ(26)の第2電極とに、第1復元電圧を印加する段階;
前記第1コンデンサ(14)の第1電極と、前記第3コンデンサ(24)の第1電極とに、第2抽出電圧を印加する段階;
前記第2コンデンサ(16)の第2電極と、前記第4コンデンサ(26)の第2電極とに、第2復元電圧を印加する段階;および
前記第1コンデンサの第2電極と、前記第3コンデンサの第2電極とを、印加電圧レベルから分離し、前記不揮発性レジスタ内にデータを記憶する段階;
から成ることを特徴とする方法。 - 不揮発性レジスタ(10)からデータを読み出す方法であって:
第1電極と第2電極とを有し、分極を保持する第1コンデンサ(14)と、第1電極と第2電極とを有し、分極を保持する第2コンデンサ(16)と、第1電極と第2電極とを有し、分極を保持する第3コンデンサ(24)と、第1電極と第2電極とを有し、分極を保持する第4コンデンサ(26)とを用意する段階であって、前記第1コンデンサ(14)の第2電極は前記第2コンデンサ(16)の第1電極に結合され、前記第3コンデンサ(24)の第2電極は前記第4コンデンサ(26)の第1電極に結合される、段階;
前記第1コンデンサの第1電極と前記第2コンデンサの第2電極との間、および前記第3コンデンサの第1電極と前記第4コンデンサの第2電極との間に、第1電圧を発生する段階;
前記第2コンデンサ間の電圧から前記第4コンデンサ間の電圧を減算することによって、第1差電圧を発生する段階;
前記第1コンデンサの第2電極に第1データ値電圧を印加し、前記第3コンデンサの第2電極に第2データ値電圧を印加する段階であって、前記第1データ値電圧から前記第2データ値電圧を減算することによって発生する第2差電圧の極性を、前記第1差電圧の極性と同一とする段階;
前記第1データ値電圧と前記第2データ値電圧とを検出し、前記不揮発性レジスタから論理値を読み出す段階;
前記第1コンデンサの第1電極と前記第3コンデンサの第1電極とに、第1抽出電圧を印加する段階;
前記第2コンデンサの第2電極と、前記第4コンデンサの第2電極とに、第1復元電圧を印加する段階;
前記第1コンデンサの第1電極と、前記第3コンデンサの第1電極とに、第2抽出電圧を印加する段階;
前記第2コンデンサの第2電極と、前記第4コンデンサの第2電極とに、第2復元電圧を印加する段階;および
前記第1コンデンサの第2電極に印加された前記第1データ値電圧を除去し、前記第3コンデンサの第2電極に印加された前記第2データ値電圧を除去する段階;
から成ることを特徴とする方法。
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