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JP4306202B2 - 高張力冷延鋼板及びその製造方法 - Google Patents

高張力冷延鋼板及びその製造方法 Download PDF

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JP4306202B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ドアインパクトビ−ム等のような“自動車の衝突安全確保のための部品”やシ−トレ−ル等の“乗員の安全に関わる部品”の素材として好適な、曲げ加工性に優れた引張強度が780MPa以上の高張力冷延鋼板及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動車の安全及び軽量化対策としての“引張強度が780MPa以上の高張力鋼板”に対する要望が高まっている。
しかしながら、鋼板を高強度化していくと、成形性、特に曲げ性の劣化が問題になってくる。特に、引張強度が780MPa以上の超高張力鋼板では曲げ性の確保は一層深刻な問題となる。
【0003】
高強度冷延鋼板の製造方法としては、例えば特開平7−188767号公報にベイナイト主体の金属組織にすることで伸びフランジ性を改善する製造方法が開示されている。
しかしながら、ベイナイトは延性が低く、ベイナイト主体の組織にするだけでは十分な曲げ性の確保は困難であった。
更に、上記特開平7−188767号公報に記載の高強度冷延鋼板の製造方法では伸びフランジ性を改善するために鋼板を低合金としており、そのため高強度を得るためには焼鈍後に100℃/c以上の冷却速度で冷却することが必要で、冷却中に生じる歪によって鋼板の平坦度を確保することが困難であるとの問題もあった。
【0004】
また、特開平9−263838号公報には、鋼板の金属組織をフェライトとベイナイトの混合組織にして穴拡げ性を改善する方法が開示されている。
しかし、引張強度で780MPa以上の高強度冷延鋼板においては、上述のような複合組織化を行うだけでは十分な曲げ性を得ることができなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このようなことから、本発明が目的としたのは、前述したような従来技術の問題点を解決し、引張強度で780MPa以上の高強度と良好な曲げ加工性を有する高強度冷延鋼板及びその製造方法を提供することであった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは上記目的を達成すべく鋭意研究を行った結果、引張強度で780MPa以上の高強度と良好な曲げ加工性が両立した鋼板を実現するためには、その金属組織を、フェライトを体積率にて3%以上と、“炭化物を含むベイナイト”及び“炭化物を含むマルテンサイト”を合計の体積率にて40%以上含み、かつ上記フェライトと上記ベイナイト及びマルテンサイトとの合計量が体積率にて60%以上であって、更に粒内にセメンタイト又はマルテンサイト又は残留オ−ステナイトを有しているフェライト粒の数が総フェライトの数の30%以上である組織とすることが重要であるとの知見を得ることができた。
【0007】
即ち、本発明者らは、まず、曲げ加工における割れの起点はフェライト粒界に存在する非常に硬質な“炭化物を含まないマルテンサイト”や“粗大化して脆い炭化物を含むパ−ライト”であり、フェライト粒界に存在する炭化物を含む適当な硬さのベイナイトや、焼き戻されて軟質化した炭化物を含むマルテンサイトでは割れが発生しにくいことを見出した。更に、高張力を得るために必要な炭化物を含まないマルテンサイトやセメンタイトや残留オ−ステナイトは、フェライト粒内にあれば割れの起点になりにくいことも明らかとした。
そして、上記解明事項と、引張強度で780MPa以上の強度が得られる金属組織を検討し、引張強度で780MPa以上の高強度と良好な曲げ加工性が両立した鋼板を実現する上での前記金属組織の有効性を確認するに至ったわけである。
【0008】
本発明は、上記知見事項等を基に完成されたものであり、次の 1)〜 5)項に示す曲げ加工性に優れた引張強度が780MPa以上の高張力冷延鋼板並びにその製造方法を提供するものである。
1) C:0.05〜0.10%(以降、成分割合を表す%は重量%とする),Si:0.1 〜2.0 %,Mn:1.3 〜3.0 %,P:0.10%以下,S:0.010 %以下,Al:0.001 〜0.20%,N:0.020 %以下を含むと共に残部がFe及び不可避的不純物から成り、また金属組織として、フェライトを体積率にて3%以上と、更に“炭化物を含むベイナイト”及び“炭化物を含むマルテンサイト”の1種又は2種を合計の体積率にて40%以上含み、かつ上記フェライトと上記ベイナイト及びマルテンサイトとの合計量が体積率にて60%以上であって、更に粒内にセメンタイト又はマルテンサイト又は残留オ−ステナイトを有しているフェライト粒の数が総フェライトの数の30%以上である組織を持つことを特徴とする、引張強度780MPa以上を示す高張力冷延鋼板。
2) C:0.05〜0.10%,Si:0.1 〜2.0 %,Mn:1.3 〜3.0 %,P:0.10%以下,S:0.010 %以下,Al:0.001 〜0.20%,N:0.020 %以下を含み、更にTi:0.20%以下,Nb:0.20%以下,V:0.10%以下,B:0.01%以下,Cr:1.0 %以下,Mo:1.0 %以下,Cu:1.0 %以下,Ni:1.0 %以下,Ca:0.01%以下の1種以上をも含むと共に残部がFe及び不可避的不純物から成り、また金属組織として、フェライトを体積率にて3%以上と、更に“炭化物を含むベイナイト”及び“炭化物を含むマルテンサイト”の1種又は2種を合計の体積率にて40%以上含み、かつ上記フェライトと上記ベイナイト及びマルテンサイトとの合計量が体積率にて60%以上であって、更に粒内にセメンタイト又はマルテンサイト又は残留オ−ステナイトを有しているフェライト粒の数が総フェライトの数の30%以上である組織を持つことを特徴とする、引張強度780MPa以上を示す高張力冷延鋼板。
3) 前記 1)項又は 2)項に示す成分組成の高張力冷延鋼板であって、表層から20μmまでの範囲の金属組織として、フェライトを体積率にて3%以上と、更に“炭化物を含むベイナイト”及び“炭化物を含むマルテンサイト”の1種又は2種を合計の体積率にて40%以上含み、かつ上記フェライトと上記ベイナイト及びマルテンサイトとの合計量が体積率にて60%以上であって、更に粒内にセメンタイト又はマルテンサイト又は残留オ−ステナイトを有しているフェライト粒の数が総フェライトの数の30%以上である組織を持つことを特徴とする、引張強度780MPa以上を示す高張力冷延鋼板。
4) 表層に亜鉛めっき層を有する前記 1)項乃至 3)項の何れかに記載の冷延鋼板。
5) 前記 1)項乃至 3)項の何れかに記載の成分組成を有した鋼片を、1050℃以上に加熱した後に粗圧延を開始し、粗圧延終了後、そのまま或いは粗バ−の加熱又は温度保定を実施してから仕上圧延を開始し、仕上温度780〜1030℃で圧延を終了した後、平均冷却速度5℃/s 以上で冷却して700℃以下で巻き取り、更に巻き戻してからそのまま酸洗、或いはスキンパス圧延と酸洗を施した後に冷間圧延を施し、次いで720〜900℃の温度範囲で5秒以上保持する焼鈍を行った後、2〜20℃/s の平均冷却速度で700〜760℃まで冷却し、更に10超〜100℃/s の平均冷却速度で200〜420℃まで冷却して、200〜420℃の温度範囲に60〜300秒間保持してから、300秒以内に100℃以下にまで冷却することを特徴とする、引張強度780MPa以上を示す高張力冷延鋼板の製造方法。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明において鋼板の金属組織,鋼片乃至は鋼板の成分組成、並びに鋼板の製造処理条件を前記の如くに限定した理由を説明する。
(A) 金属組織
金属組織は本発明鋼板の重要な要素であって、フェライトを体積率で3%以上と、更に“炭化物を含むベイナイト”及び“炭化物を含むマルテンサイト”の1種又は2種を合計の体積率で40%以上含み、更にフェライトと上記ベイナイト及びマルテンサイトとの合計が60%以上で、かつ粒内にセメンタイト又はマルテンサイト又は残留オ−ステナイトを有しているフェライト粒の数が総フェライトの数の30%以上となる金属組織とすることにより、引張強度が780MPa以上で優れた曲げ加工性を有する高張力冷延鋼板が得られる。
【0010】
なお、フェライトはそれ自体優れた延性を有しているので、鋼板に優れた曲げ加工性を確保するためには体積率で3%以上必要である。フェライトが体積率で3%未満であって残部が延性の不十分なベイナイト等のフェライト以外の相である場合には、優れた曲げ性を確保することができない。しかしながら、フェライトのみでは鋼板に引張強度780MPa以上を確保することが困難であり、従って“炭化物を含むベイナイト”と“炭化物を含むマルテンサイト”とを合計の体積率で40%以上含む必要がある。
即ち、本発明者らは、曲げ加工における割れの起点はフェライト粒界に存在する非常に硬質な炭化物を含まないマルテンサイトや粗大で脆い炭化物であるセメンタイト又は粗大な炭化物を含むパ−ライトであり、フェライト粒界に存在する炭化物を含む適当な硬さのベイナイトや焼き戻されて軟質化した炭化物を含むマルテンサイトでは割れが発生しにくいことを見出した。そして、優れた曲げ加工性を有すると共に引張強度780MPa以上の鋼板を実現するためには、炭化物を含むベイナイトと炭化物を含むマルテンサイトの合計を体積率で40%以上とし、更にフェライトと上記ベイナイト及びマルテンサイトの合計が体積率で60%以上とする必要のあることを確認した。
好ましくは、フェライトは15%以上、また炭化物を含むベイナイト又は炭化物を含むマルテンサイトの合計を体積率で60%以上、そしてフェライトと炭化物を含むベイナイト又は炭化物を含むマルテンサイトとの合計量を体積率で80%以上とするのが良い。
【0011】
なお、上記炭化物は、ベイナイト又はマルテンサイト中において体積率で30%以上占有しているのが好ましい。
そして、上記理由によりフェライトと粒界で接する金属組織は“フェライト”又は“炭化物を含むベイナイト”又は“炭化物を含むマルテンサイト”であることが好ましく、それが粒界の50%以上であるのが望ましい。
【0012】
また、先に述べた理由により高張力を得るために必要なマルテンサイトやセメンタイトや残留オ−ステナイトはフェライト粒界ではなくてフェライト粒内にあるのが好ましく、所望の高張力を確保するには粒内にセメンタイト又はマルテンサイト又は残留オ−ステナイトを有しているフェライト粒の数が総フェライトの数の30%以上である必要がある。
【0013】
ところで、鋼板の曲げ加工では表層よりクラックが生じるため、鋼板表層から20μmまでの範囲を上記金属組織とするだけであっても優れた曲げ加工性の確保が可能であることも本発明者らは確認済である。
【0014】
(B)鋼片乃至は鋼板の化学組成
C:Cは鋼板に高張力(引張強度)を得るのに重要な成分である。Cの含有量が0.05%未満では必要な高張力が得られず、また上限を超えてCを含有させると靱性や溶接性が低下すると共にフェライト生成量が不足して所望の延性を確保することができない。従って、C含有量は0.05〜0.10%に調整するのが良い。
【0015】
Si: Siも鋼板を高強度化するのに有効な成分であり、必要な強度を確保するために 0.1%以上を含有させる。しかし、 2.0%を超えてSiを含有させると化成処理性が劣化すると共に、フェライト粒内ではなくて粒界に生成するマルテンサイト量が増加するために曲げ加工性が劣化する。従って、Si含有量は 0.1〜 2.0%と定めたが、好ましくは 0.7〜 1.6%に、より好ましくは 1.0〜 1.6%に調整するのが良い。
【0016】
Mn: Mnにはオ−ステナイトを安定化することでベイナイトを生成させる働きがある。Mnの含有量が 1.3%未満ではベイナイト生成が不十分で良好な曲げ性と高張力の両立が得られず、また 3.0%を超えてMnを含有させるとフェライトが生成しにくくなると共にバンド組織が発達して曲げ性が低下する。従って、Mn含有量は 1.3〜 3.0%と定めたが、好ましくは 2.0〜 3.0%に、より好ましくは 2.2〜 3.0%に調整するのが良い。
【0017】
P: Pは靱性を劣化させる好ましくない元素である。従って、その許容量を確認し、P含有量は0.10%以下と定めた。
S: SはMnSを形成して鋼板の曲げ加工性を劣化させる好ましくない元素である。従って、その許容量を確認し、S含有量を 0.010%以下と定めたが、好ましくは0.0040%以下に、より好ましくは0.0015%以下とするのが良い。
【0018】
Al: Alは脱酸のために添加される元素であるが、その効果は 0.001%未満では不十分であり、また0.20%を超えて含有させても効果が飽和し経済的に不利となる。従って、Al含有量は 0.001〜0.20%と定めた。
N: Nは、連続鋳造中に窒化物を形成してスラブのひび割れの原因となるので、その含有量は低い方が好ましい。従って、その許容量を確認し、N含有量は0.020 %以下と定めた。
【0019】
Ti,Nb,V,B: Ti,Nb,V及びBは何れも再結晶を遅らせて結晶粒を微細化させる効果を有しているので、必要に応じて1種以上が含有せしめられる。しかしながら、その効果は、Ti含有量が0.20%を超え、Nb含有量が0.20%を超え、V含有量が0.10%を超え、そしてB含有量が 0.010%を超えると飽和してしまいコスト的に不利となる。そのため、Ti含有量は0.20%以下、Nb含有量は0.20%以下、V含有量は0.10%以下、B含有量は 0.010%以下とそれぞれ定めた。
【0020】
Cr,Mo: Cr及びMoには何れもMnと同様にオ−ステナイトを安定化することでベイナイトを生成させる働きがあるので、必要に応じて1種以上が含有せしめられる。しかし、Cr含有量が 1.0%を超え、そしてMo含有量が 1.0%を超えると鋼板の化成処理性に問題が出てくる。従って、Cr含有量は 1.0%以下、Mo含有量は1.0 以下とそれぞれ定めた。
【0021】
Cu,Ni: Cu及びNiには何れも腐食抑制効果があり、鋼板表面に濃化して水素の侵入を抑え遅れ破壊を抑制する働きがあるので、必要に応じて1種以上が含有せしめられる。しかしながら、何れもその含有量が 1.0%を超えると前記効果は飽和しコスト的に不利となる。従って、Cu含有量もNi含有量も 1.0%以下とそれぞれ定めたが、何れも好ましくは0.01〜 1.0%に調整するのが良い。
【0022】
Ca: CaはSと結合し、硫化物を球状化させて曲げ加工性や耐遅れ破壊性の改善に効果があるので、必要に応じて添加される。しかし、0.01%を超えて含有させてもその効果は飽和しコスト的に不利となることから、Ca含有量は0.01%以下と定めた。
【0023】
なお、上記以外の成分はFe及び不可避的不純物である。
そして、上記組成の鋼は、例えば転炉,電気炉又は平炉等により溶製される。鋼種もリムド鋼,キャップド鋼,セミキルド鋼又はキルド鋼の何れでも良い。更に、鋼片の製造は“造塊−分塊圧延”あるいは“連続鋳造”の何れの手段によっても構わない。
【0024】
(C) 製造条件
本発明に係る“曲げ加工性に優れた引張強度780MPa以上を示す高張力冷延鋼板”を製造するには、まず本発明が規定する範囲の化学組成の鋼片を1050℃以上に加熱後粗圧延を開始し、粗圧延終了後、そのまま或いは必要に応じて粗バ−に加熱又は温度保定を施してから仕上圧延を開始し、仕上温度780〜1030℃で圧延を終了後、平均冷却速度5℃/s以上で冷却し、700℃以下で巻き取る熱間圧延を施す。
【0025】
1050℃以上への鋼片の加熱は、仕上温度を確保するのに必要である。そして、仕上温度780℃以上は変態点以下の圧延に伴って表層に形成されるフェライトの粗大組織を抑制するのに必要な条件であり、また1030℃以下の仕上温度は組織を微細化して冷延板焼鈍後に十分なフェライトを生成させるのに必要な条件である。
なお、仕上温度を確保するために仕上圧延前に粗バ−を加熱あるいは温度保定することは有効である。また、粗バ−を接合して連続圧延を施しても何ら問題はない。
熱間圧延に際して加熱炉に挿入する鋼片は“鋳造後の高温ままでのスラブ”でも“室温で放置されたスラブ”でも構わない。
【0026】
仕上圧延を終了した後は、バンド状組織軽減のために平均冷却速度5℃/s以上で冷却し、700℃以下で巻き取る。巻取温度が700℃を上回ると製品においても曲げ性を低下させるバンド状組織が発達するので好ましくない。巻取温度は望ましくは590℃以下とするのが良い。
【0027】
熱間圧延後は、必要に応じて平坦矯正のためのスキンパス圧延やスケ−ル除去のための酸洗を施し、好ましくは圧下率30%以上の冷間圧延を施して焼鈍(連続焼鈍)を施す。焼鈍では720〜900℃の温度範囲で5秒以上保持する処理を行い、引き続いて2〜20℃/s の平均冷却速度で700〜760℃まで冷却した後、更に10超〜100℃/s の平均冷却速度で200〜420℃まで冷却し、この200〜420℃の温度範囲で60〜300秒保持してから、300秒以内に100℃以下にまで冷却する。
【0028】
なお、720℃未満の焼鈍温度ではオ−ステナイト化が不十分で、得られる炭化物を含むベイナイト又は炭化物を含むマルテンサイトの量が少ない。一方、焼鈍温度が900℃を超えると粒の粗大化が生じ、フェライトが得られなくなる。
また、加熱時間は5秒以上必要で、5秒未満ではオ−ステナイト化が不十分であって得られる炭化物を含むベイナイト又は炭化物を含むマルテンサイト量が少ない上に、組織が安定せず、コイル内の強度バラツキの原因となる。
【0029】
焼鈍後の冷却過程で、700〜760℃までは2〜20℃/s の平均冷却速度で徐冷され、更に10超〜100℃/s の冷却速度で200〜420℃まで冷却される。
700〜760℃までの徐冷は、3%以上のフェライトを分散して生成させるために必要である。その後10超〜100℃/s の平均冷却速度で急冷するのは、パ−ライトやセメンタイトの生成を抑制して40%以上のベイナイト又はマルテンサイトを生成させるためである。この第2段目の冷却において、100℃/s を超える平均冷却速度では平坦不良の原因となると共に、フェライトの成長不足に伴いセメンタイト又はマルテンサイト又は残留オ−ステナイトがフェライト粒内ではなくて粒界に生成し曲げ加工性劣化の原因となる。なお、第2段目の冷却における冷却速度は、好ましくは20超〜80℃/s とするのが良い。
【0030】
急冷停止及び保持温度範囲は200〜420℃とし、保持時間は60〜300秒にする必要があるが、急冷停止及び保持温度が200℃未満であったり、保持時間が60秒を下回ったりすると炭化物を含まないマルテンサイト量が増えすぎる。また、急冷停止及び保持温度が420℃を上回っていたりあるいは保持時間300秒を超えたりすると、粒界に出てくるセメンタイトの析出量が増加しすぎる。なお、急冷停止及び保持温度の好ましい範囲は200〜350℃、より好ましくは200〜300℃である。
【0031】
更に、200〜420℃の温度範囲に保持した後で300秒以内に100℃以下にまで冷却することは重要である。これによって、フェライト粒界に粗大なセメンタイトが析出するのが抑制できる。なお、200℃から100℃以下までの冷却は60秒以内とするのが好ましい。
【0032】
連続焼鈍後、鋼板へは必要に応じて更に平坦矯正のため伸び率4%以下のスキンパスを付与しても何ら問題がない。
また、本発明に係る成分組成並びに金属組織を有する鋼板の表面に亜鉛めっき等の表面処理を施しても何ら問題はない。
【0033】
以下、本発明を実施例によって更に具体的に説明する。
【実施例】
表1に示す化学組成の鋼を転炉にて溶製した後、連続鋳造にてスラブとした。
そして、そのスラブを表2に示す条件で熱間圧延し、 2.6mm厚の熱延鋼板を製造した。
次に、得られた熱延鋼板を酸洗してから 1.2mm厚まで冷間圧延し、その後、表3に示す条件の連続焼鈍で冷延鋼板を製造した。
【0034】
【表1】
Figure 0004306202
【0035】
【表2】
Figure 0004306202
【0036】
【表3】
Figure 0004306202
【0037】
このようにして得られた冷延鋼板につき、ナイタル腐食後に光学顕微鏡及びSEM観察、更に電子顕微鏡での観察にて金属組織の観察及び特定を行った。
また、圧延直角方向にJIS5号試験片と曲げ試験片を採取し、引張試験及び曲げ試験を実施した。曲げ試験はJIS法に従い実施し、「亀裂が発生する限界曲げ半径×板厚」で評価した。
【0038】
また、粒内にセメンタイト又はマルテンサイトを含むフェライトの数は、鋼板表層より20μmまでの範囲のフェライト100個を観察して調査し、相当する粒数の割合(%)を把握した。
表層より20μmの範囲で得られた金属組織及び材料特性の調査結果を、表4及び表5に示す。
【0039】
【表4】
Figure 0004306202
【0040】
【表5】
Figure 0004306202
【0041】
表4及び表5に示す結果からも明らかなように、本発明に係る冷延鋼板は14%以上の伸びと 0.5t以下の良好な曲げ性を示した。
これに対して、試験番号8〜25及び試験番号40〜42に係る冷延鋼板では本発明が規定する金属組織が得られずに曲げ性に劣っており、フェライト量が不足したものは伸びも低かった。
また、C含有量が高い試験番号40に係る冷延鋼板はスポット溶接性に劣っており、Si含有量の高い試験番号41に係る冷延鋼板は化成処理性にも問題のあることが確認された。
【0042】
【発明の効果】
以上に説明した如く、この発明によれば、優れた曲げ加工性を有し、バンパ−レインフォ−ス等といった自動車の補強部品やシ−トレ−ル等の自動車部品等に好適な高張力冷延鋼板を安定して得ることができるなど、産業上有用な効果が得られる。

Claims (5)

  1. 重量割合にて、C:0.05〜0.10%,Si:0.1 〜2.0 %,Mn:1.3 〜3.0 %,P:0.10%以下,S:0.010 %以下,Al:0.001 〜0.20%,N:0.020 %以下を含むと共に残部がFe及び不可避的不純物から成り、また金属組織として、フェライトを体積率にて3%以上と、更に“炭化物を含むベイナイト”及び“炭化物を含むマルテンサイト”の1種又は2種を合計の体積率にて40%以上含み、かつ上記フェライトと上記ベイナイト及びマルテンサイトとの合計量が体積率にて60%以上であって、更に粒内にセメンタイト又はマルテンサイト又は残留オ−ステナイトを有しているフェライト粒の数が総フェライトの数の30%以上である組織を持つことを特徴とする、引張強度780MPa以上を示す高張力冷延鋼板。
  2. 重量割合にて、C:0.05〜0.10%,Si:0.1 〜2.0 %,Mn:1.3 〜3.0 %,P:0.10%以下,S:0.010 %以下,Al:0.001 〜0.20%,N:0.020 %以下を含み、更にTi:0.20%以下,Nb:0.20%以下,V:0.10%以下,B:0.01%以下,Cr:1.0 %以下,Mo:1.0 %以下,Cu:1.0 %以下,Ni:1.0 %以下,Ca:0.01%以下の1種以上をも含むと共に残部がFe及び不可避的不純物から成り、また金属組織として、フェライトを体積率にて3%以上と、更に“炭化物を含むベイナイト”及び“炭化物を含むマルテンサイト”の1種又は2種を合計の体積率にて40%以上含み、かつ上記フェライトと上記ベイナイト及びマルテンサイトとの合計量が体積率にて60%以上であって、更に粒内にセメンタイト又はマルテンサイト又は残留オ−ステナイトを有しているフェライト粒の数が総フェライトの数の30%以上である組織を持つことを特徴とする、引張強度780MPa以上を示す高張力冷延鋼板。
  3. 請求項1又は2に示す成分組成の高張力冷延鋼板であって、表層から20μmまでの範囲の金属組織として、フェライトを体積率にて3%以上と、更に“炭化物を含むベイナイト”及び“炭化物を含むマルテンサイト”の1種又は2種を合計の体積率にて40%以上含み、かつ上記フェライトと上記ベイナイト及びマルテンサイトとの合計量が体積率にて60%以上であって、更に粒内にセメンタイト又はマルテンサイト又は残留オ−ステナイトを有しているフェライト粒の数が総フェライトの数の30%以上である組織を持つことを特徴とする、引張強度780MPa以上を示す高張力冷延鋼板。
  4. 表層に亜鉛めっき層を有する請求項1乃至3の何れかに記載の冷延鋼板。
  5. 請求項1乃至3の何れかに記載の成分組成を有した鋼片を、1050℃以上に加熱した後に粗圧延を開始し、粗圧延終了後、そのまま或いは粗バ−の加熱又は温度保定を実施してから仕上圧延を開始し、仕上温度780〜1030℃で圧延を終了した後、平均冷却速度5℃/s 以上で冷却して700℃以下で巻き取り、更に巻き戻してからそのまま酸洗、或いはスキンパス圧延と酸洗を施した後に冷間圧延を施し、次いで720〜900℃の温度範囲で5秒以上保持する焼鈍を行った後、2〜20℃/s の平均冷却速度で700〜760℃まで冷却し、更に10超〜100℃/s の平均冷却速度で200〜420℃まで冷却して、200〜420℃の温度範囲に60〜300秒間保持してから、300秒以内に100℃以下にまで冷却することを特徴とする、引張強度780MPa以上を示す高張力冷延鋼板の製造方法。
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