JP3424619B2 - 高張力冷延鋼板及びその製造方法 - Google Patents
高張力冷延鋼板及びその製造方法Info
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Description
ムやバンパ−レインフォ−ス等といった自動車の衝突安
全性を確保するための部品用として好適な“降伏比が
0.8以下で引張強度が980N/mm2以上の成形性と遅れ
破壊特性に優れる高張力冷延鋼板”及びその製造方法に
関するものである。
化対策の観点から、引張強度980N/mm2以上の高張力
冷延鋼板が強く望まれるようになっている。しかしなが
ら、鋼板を高強度化していくにつれて成形性の劣化や水
素脆化に起因した遅れ破壊特性の劣化が問題となる。
は、水素脆化特性が改善された引張強度980N/mm2以
上の超高強度冷延鋼板を実現する手法として、「Ti添加
冷延鋼板に対し、Ac3点以上の均熱状態から僅かな徐冷
期間を置いてMs 点以下にまで急冷してマルテンサイト
変態を生ぜしめた後に150〜300℃で1〜15分間
焼戻すという連続焼鈍を施すことにより、フェライト量
が面積率にて20%以下で、組織中に粗大炭化物を有す
ることのない焼戻しマルテンサイトを中心とする組織を
実現する方法」が示されているが、この方法によって得
られる冷延鋼板は降伏比が高く、また伸びも低いため、
前述の自動車部品用として求められる成形性を十分に満
足するものではない。
は、Ca添加冷延鋼板に同様の処理を施して水素脆化特性
が改善された超高強度薄鋼板を製造する方法が開示され
ているが、この方法によっても満足できる成形性と遅れ
破壊特性とが両立した高張力冷延鋼板を得るのは困難で
あった。
は、「フェライト微細化元素としてTi又はNbを添加する
と共に鋼の熱間圧延条件や冷延後の熱処理条件を工夫
し、鋼板の組織を微細なフェライトと微細なマルテンサ
イトの2相組織とすることで耐衝撃性(動的降伏強度)
の向上を図った高張力鋼板」に係る発明が開示されてい
るが、この技術によっても遅れ破壊が問題となる引張強
度980N/mm2以上の高強度鋼板に十分な成形性を兼備
せしめることは困難であった。
のは、引張強度980N/mm2以上の高強度を備え、しか
も降伏比が低くて伸び,曲げ性も良好で、かつ優れた遅
れ破壊特性をも兼備した高張力冷延鋼板の実現手段を確
立することである。
記目的を達成すべく鋭意研究を行った結果、「引張強度
980N/mm2以上の高強度,低降伏比,良好な伸びと曲
げ性,優れた遅れ破壊特性を兼備した高張力冷延鋼板
は、鋼板の化学組成を調整すると共に、冷間圧延後の連
続焼鈍条件を鋼板の化学組成との関係で厳密に調整し、
鋼板の組織を微細なフェライトと微細なマルテンサイト
とオ−ステナイトとが所定の割合で共存したものとする
ことによって実現することができる」との新規知見を得
ることができた。
たもので、次に示す高張力冷延鋼板並びにその製造方法
を提供するものである。 (1) 重量割合にてC:0.10〜0.20%, Si: 0.8%以
下, Mn: 1.6〜 2.7%,P:0.03%以下, S:
0.010%以下, Al: 0.005〜0.10%,N:0.0020〜0.0
080%, Ti:{ 48/14N(%) +0.005 }〜0.12%を含
むと共に残部が実質的にFe及び不可避不純物から成り、
かつ粒径が5μm以下のフェライトを体積率で30〜7
0%、粒径が5μm以下のマルテンサイトを体積率で2
0〜60%、更にオ−ステナイトを体積率で3〜20%
有することを特徴とする、降伏比が 0.8以下で980N
/mm2以上の引張強度を示す成形性と遅れ破壊特性に優れ
る高張力冷延鋼板。 (2) 重量割合にてC:0.10〜0.20%, Si: 0.8%以
下, Mn: 1.6〜 2.7%,P:0.03%以下, S:
0.010%以下, Al: 0.005〜0.10%,N:0.0020〜0.0
080%, Ti:{ 48/14N(%) +0.005 }〜0.12%を含
み、更にCr:0.01〜 1.0%, Mo:0.01〜0.50%,
Nb: 0.003〜0.08%,V: 0.003〜0.08%, B:0.
0001〜0.0050%, Ca:0.0001〜0.01%,Cu:0.01〜0.
50%, Ni:0.01〜0.50%の1種以上を含むと共に残
部が実質的にFe及び不可避不純物から成り、かつ粒径が
5μm以下のフェライトを体積率で30〜70%、粒径
が5μm以下のマルテンサイトを体積率で20〜60
%、更にオ−ステナイトを体積率で3〜20%有するこ
とを特徴とする、降伏比が 0.8以下で980N/mm2以上
の引張強度を示す成形性と遅れ破壊特性に優れる高張力
冷延鋼板。 (3) 重量割合にてC:0.10〜0.20%, Si: 0.8%以
下, Mn: 1.6〜 2.7%,P:0.03%以下, S:
0.010%以下, Al: 0.005〜0.10%,N:0.0020〜0.0
080%, Ti:{ 48/14N(%) +0.005 }〜0.12%を含
むと共に残部が実質的にFe及び不可避不純物から成る鋼
片を、熱間圧延して冷間圧延した後、下記 (a)式で示す
温度T(℃)に5秒〜5分間加熱し、その冷却過程で、
600〜750℃からは10〜200℃/sの冷却速度に
て200〜420℃まで冷却し、その後200〜420
℃の温度範囲で80秒〜5分間保持してから室温まで冷
却することを特徴とする、前記 (1)項に記載の成形性と
遅れ破壊特性に優れる高張力冷延鋼板を製造する方法。 T1 +60 ≧ T ≧ T1 …… (a) 但し、900≧Tで、かつT1 =600+70×〔Mn
(%) +11×{Ti(%) − 48/14N(%) }〕 (4) 重量割合にてC:0.10〜0.20%, Si: 0.8%以
下, Mn: 1.6〜 2.7%,P:0.03%以下, S:
0.010%以下, Al: 0.005〜0.10%,N:0.0020〜0.0
080%, Ti:{ 48/14N(%) +0.005 }〜0.12%を含
み、更にCr:0.01〜 1.0%, Mo:0.01〜0.50%,
Nb: 0.003〜0.08%,V: 0.003〜0.08%, B:0.
0001〜0.0050%, Ca:0.0001〜0.01%,Cu:0.01〜0.
50%, Ni:0.01〜0.50%の1種以上を含むと共に残
部が実質的にFe及び不可避不純物から成る鋼片を、熱間
圧延して冷間圧延した後、下記 (b)式で示す温度T
(℃)に5秒〜5分間加熱し、その冷却過程で、600
〜750℃からは10〜200℃/sの冷却速度にて20
0〜420℃まで冷却し、その後200〜420℃の温
度範囲で80秒〜5分間保持してから室温まで冷却する
ことを特徴とする、前記 (2)項に記載の成形性と遅れ破
壊特性に優れる高張力冷延鋼板を製造する方法。 T1 +60 ≧ T ≧ T1 …… (b) 但し、900≧Tで、かつT1 =600+70×〔Mn
(%) +Cr(%) +2Mo(%) +11×{Ti(%)− 48/14N(%)
}+Nb(%) + 1/2V(%) +80B(%) 〕
並びに製造条件を前記の如くに限定した理由を、その作
用と共に説明する。 [A] 化学組成 a) C:Cは鋼板に高張力を付与する上で重要な元素で
あり、所望の引張強度を確保するためにはC含有量を0.
10%以上(以降、 成分量を表す%は重量%)とする必要
がある。ただ、0.20%を超えてCを含有させると靱性や
溶接性が低下する。従って、C含有量は0.10〜0.20%と
定めたが、好ましくは0.12〜0.18%とするのが良い。
であるが、Si含有量が 0.8%を超えると化成処理性の劣
化が目立つようになる。従って、Si含有量は 0.8%以下
と定めたが、好ましくは 0.5%以下、より好ましくは
0.3%以下とするのが良い。
させることによってマルテンサイトの生成を容易化し鋼
板の高張力を確保する作用があるが、Mn含有量が 1.6%
未満ではマルテンサイト生成が不十分で所望の引張強度
を確保することができない。しかし、Mn含有量が 2.7%
を超えるとバンド組織が発達し、成形性、特に曲げ性が
低下する。従って、Mn含有量は 1.6〜 2.7%と定めた
が、好ましくは 1.9〜 2.4%に調整するのが良い。
れ破壊特性を劣化させる好ましくない不純物元素であ
り、またバンド組織を形成して曲げ性に悪影響を及ぼす
元素でもある。従って、P含有量はこれらの弊害が顕著
化しない0.03%以下の範囲と定めたが、好ましくは 0.0
20%以下、より好ましくは 0.015%以下とするのが良
い。 d) S:Sも、MnSを形成して鋼板の曲げ性を劣化させ
る好ましくない不純物元素である。更に、MnSに集まる
水素を起点として遅れ破壊が進行する傾向があるため、
Sは遅れ破壊特性の劣化にも関与する元素である。従っ
て、S含有量はこれらの弊害が顕著化しない 0.010%以
下と定めたが、好ましくは0.0040%以下、より好ましく
は0.0015%以下とするのが良い。
元素であるが、その含有量が 0.005%未満では脱酸効果
が不十分であり、一方、0.10%を超えて含有させても効
果が飽和し経済的に不利となることから、Al含有量は
0.005〜0.10%と定めた。
て鋼板の遅れ破壊特性や曲げ性を改善する効果をもたら
すので、本発明では重要な元素の1つである。即ち、Ti
は鋼中のNと結合してTiNとして析出し、これにより結
晶粒の粗大化を抑える。また、Tiは鋼中のCとも結合し
TiCとして微細に析出して再結晶を遅らせるため、この
点からも結晶粒の微細化に寄与するほか、析出した炭化
物は粒成長を抑制する働きを示して結晶粒の粗大化を防
止する。そして、結晶粒の微細化によって粒界面積が増
大すると、遅れ破壊の原因となる不純物元素の粒界での
濃度や炭化物の粒界への析出密度が減少し、これが良好
な耐遅れ破壊特性につながる上、微細結晶が混在した組
織では曲げ加工の際に特定の相に応力集中が起きるのが
緩和されるので曲げ性の向上にもつながる。ただ、これ
らの効果を発揮させるためには、Ti含有量を厳密に{
48/14N(%)+0.005 }%以上確保する必要がある。し
かし、0.12%を超えてTiを含有させると溶接性の問題が
生じる。そのため、Ti含有量は「{ 48/14N(%) +0.00
5 }〜0.12%」と定めた。
iNとなり結晶粒の粗大化を抑える作用を有しているの
で0.0020%以上の含有量を確保するが、0.0080%を超え
て含有させるとスラブのヒビ割れの原因となる。従っ
て、N含有量は0.0020〜0.0080%と定めた。
もオ−ステナイトを安定化することによりマルテンサイ
トを生成させ鋼板の高張力化に寄与する作用を有してい
るので、必要に応じて添加される元素である。しかしな
がら、その効果はCrもMoも含有量が0.01%未満では不十
分であり、またCr含有量が 1.0%を、Mo含有量が0.50%
をそれぞれ超えても前記効果は飽和してコスト的に不利
となることから、Cr添加の場合にはその含有量を0.01〜
1.0%に、Mo添加の場合にはその含有量を0.01〜0.50%
にそれぞれ定めた。
再結晶を遅らせて結晶粒を微細化させる作用を有してい
るので、必要に応じて添加される元素である。しかしな
がら、その効果はNb含有量が 0.003%未満、V含有量が
0.003%未満、そしてB含有量が0.0001%未満では不十
分であり、またNb含有量が0.08%を、V含有量が0.08%
を、してB含有量が0.0050%を超えても前記効果は飽和
してコスト的に不利となる。従って、Nb添加の場合には
その含有量を 0.003〜0.08%に、V添加の場合にはその
含有量を0.003 〜0.08に、B添加の場合にはその含有量
を0.0001〜0.01%にそれぞれ定めた。
を球状化させ、曲げ性や遅れ破壊性を改善する作用があ
るので必要に応じて添加される元素であるが、その含有
量0.0001%未満では前記作用による効果が不十分であ
り、また0.01%を超えて含有させてもその効果は飽和し
てコスト的に不利となることから、Ca含有量は0.0001〜
0.01%と定めた。
制効果があり、表面に濃化し遅れ破壊の原因となる水素
の侵入を抑える作用を有しているので、必要に応じて添
加される元素である。しかしながら、その効果はCuもNi
も含有量が0.01%未満では不十分であり、また何れの場
合も0.50%を超えて含有させてもその効果は飽和してコ
スト的に不利となる。従って、Cu添加の場合にはその含
有量を0.01〜0.50%に、Ni添加の場合もその含有量を0.
01〜0.50にそれぞれ定めた。
トを体積率で30〜70%、粒径が5μm以下のマルテ
ンサイトを体積率で20〜60%、更にオ−ステナイト
を体積率で3〜20%有する組織であることが重要であ
り、これによって980N/mm2以上の高い引張強度と、
優れた成形性につながる 0.8以下の降伏比,良好な伸
び,良好な曲げ性と、優れた耐遅れ破壊特性とを兼備す
ることになる。
径の微細なフェライトとマルテンサイトをそれぞれ30
〜70体積%及び20〜60体積%の割合で有した組
織”とすることにより、“遅れ破壊の原因となるP等の
不純物元素の粒界での濃度”や“炭化物の粒界への析出
密度”が減少し、これが優れた耐遅れ破壊特性の確保に
つながる。なお、遅れ破壊を十分に抑制するためには炭
化物の析出を抑えることが必要があり、そのためには冷
延鋼板の主要組織をベイナイトやパ−ライトとするので
はなくてフェライト及びマルテンサイトとすることが重
要である。
板の成形性に有利な“ 0.8%以下の降伏比”を得るため
にも必要であり、また20〜60体積%のマルテンサイ
トは980N/mm2以上の引張強度を得るのに必要であ
る。ところで、フェライト及びマルテンサイトの粒径の
5μm以下への微細化は曲げ加工時におけるフェライト
への応力集中を緩和する効果につながり、良好な曲げ性
を確保するためにも重要なことである。
は、粒径が5μm以下のフェライトを体積率で30〜7
0%、粒径が5μm以下のマルテンサイトを体積率で2
0〜60%有することと定めたが、好ましくは粒径5μ
m以下のフェライトは体積率で40〜60%とするのが
良く、また粒径5μm以下のマルテンサイトは好ましく
は体積率で30〜60%、より好ましくは35〜50%
とするのが良い。
びと優れた遅れ破壊特性を確保するのに適正な組織を研
究した結果、本発明に係る引張強度980N/mm2以上級
の鋼板において自動車のドアインパクトビ−ムやバンパ
−レインフォ−ス用等として望まれる成形性を確保する
ためには、体積率で3〜20%の残留オ−ステナイトの
存在が欠かせないことを見出した。なぜなら、適正量の
オ−ステナイトは変態誘起塑性(TRIP)に起因して
伸びを向上させるからであり、これによって前述した特
開平7−102341号公報や特開平9−111396
号公報に開示された冷延鋼板を凌駕する性能の高張力鋼
板が得られる。ただ、オ−ステナイト量が3体積%未満
であると変態誘起塑性(TRIP)に起因した伸びの向
上効果は十分でない。一方、オ−ステナイトは水素吸収
能が高くて遅れ破壊特性を劣化させる相であり、その含
有割合が20体積%を超えると遅れ破壊特性が著しく劣
化する。従って、本発明においてはオ−ステナイトの含
有割合を体積率で3〜20%と定めたが、好ましくは5
〜15%に調整するのが良い。
は、粒径が5μmを超えるフェライト、粒径が5μmを
超えるマルテンサイト、あるいはベイナイトの何れか又
はこれらの混合相の何れであっても差し支えはない。
前記各成分を含有すると共に残部がFe及び不可避不純物
である鋼を転炉,電気炉又あるいは平炉等により溶製す
る。そして、鋼の仕立てはリムド鋼,キャップド鋼,セ
ミキルド鋼又はキルド鋼の何れであっても良く、鋼片の
製造についても“造塊−分塊圧延”あるいは“連続鋳
造”の何れの手段によっても差し支えはない。
通りに熱間圧延し、更に酸洗を施してから冷間圧延を行
い、その後更に熱処理(連続焼鈍)を施すことによって
高張力冷延鋼板が製造される。即ち、熱間圧延では、通
常、1100〜1280℃で加熱保持した鋼片を連続熱
間圧延し、仕上げ圧延を750〜950℃で終了してか
ら500〜700℃の温度範囲で巻き取る条件が採用さ
れる。なお、熱間圧延に際して加熱炉に装入する鋼片
は、鋳造後の高温のままでのスラブであっても良いし、
室温で放置されたスラブでも構わない。
焼鈍)条件が極めて重要である。つまり、本発明法で
は、冷間圧延後の鋼板を T1 +60 ≧ T ≧ T1 但し、900≧Tで、かつT1 =600+70×{Mn+
Cr+2Mo+11×(Ti− 48/14N)+Nb+ 1/2V+80B} なる式で示される温度T(℃)に5秒〜5分間加熱し、
その冷却過程で、600〜750℃からは10〜200
℃/sの冷却速度で200〜420℃まで冷却し、その後
200〜420℃の温度範囲で80秒〜5分間保持後室
温まで冷却するという条件の熱処理が施される。
得られた式であって、この式で示される「T1 +60〜
T1 」の温度範囲は再結晶直上の温度域であり、再結晶
フェライト及び生成するオ−ステナイトが最も細かくな
る温度である。そのため、熱処理に際しての加熱温度を
この範囲に厳密に設定することにより、最終的に所望の
微細なフェライト及びマルテンサイトを的確に実現する
ことが可能となる。しかしながら、上記加熱温度が“オ
−ステナイト変態が完了する温度”を超えると上述の組
織微細化効果が小さくなるため、加熱温度の上限を90
0℃に制限した。
の下限を下回ると未再結晶フェライトが残って成形性が
劣化し、一方、加熱温度が前記式の上限を上回ると粒成
長抑制効果が小さくなって最終的に粗大なマルテンサイ
トや粗大なベイナイトが生成して降伏比の上昇,遅れ破
壊性の劣化,曲げ性の低下などが生じやすくなる。ま
た、得られたフェライトとマルテンサイトの粒径が本発
明の規定条件を満たしていたとしても、加熱温度が前記
式の上限を上回っていると、焼鈍時のオ−ステナイト変
態量が多くなってC濃化が不十分で不安定なオ−ステナ
イトとなるため、最終的なオ−ステナイトの残留量が少
なくなり、鋼板に所望の伸び特性を確保することができ
ない。
5秒〜5分に調整する必要がある。加熱時間が5秒未満
では再結晶時間が不足したりオ−ステナイト化が不足し
たりして本発明で規定する組織を得ることができない。
一方、5分を超える加熱時間では上記効果が飽和してし
まう上、熱処理設備がいたずらに長大化する等の設備上
の問題が生じる。更に、過度の長時間加熱では、オ−ス
テナイトが安定化しすぎて残留オ−ステナイト量が本発
明の規定範囲を超えてしまうことになり、得られる冷延
鋼板の遅れ破壊特性が劣化する。
却過程において600〜750℃の温度域から200〜
420℃の温度域まで10〜200℃/sの冷却速度で冷
却される。この領域での冷却速度が遅すぎると、十分な
マルテンサイト量が得られずに降伏比の上昇を招くので
冷延鋼板の成形性が劣化する。仮に本発明で規定する範
囲のマルテンサイト量が得られたとしても、冷却速度が
遅すぎる場合にはCのオ−ステナイトへの濃縮が過度に
起こってオ−ステナイトが安定化するため、過度のオ−
ステナイトが残留して遅れ破壊特性の劣化の原因とな
る。なお、上記領域での冷却速度が200℃/sを超えて
もマルテンサイトを得る効果は飽和する。従って、焼鈍
後は600〜750℃の温度域から200〜420℃の
温度域まで10〜200℃/sの冷却速度で冷却すること
と限定したが、好ましくは上記領域の冷却速度を20〜
120℃/s、より好ましくは40〜80℃/sに調整する
のが良い。なお、焼鈍温度から600〜750℃の温度
域までの冷却速度は特に制限する必要はないが、通常、
2〜20℃/s程度の冷却速度で徐冷される。
0℃/sの冷却速度で冷却された鋼板は、一旦、200〜
420℃の温度範囲(好ましくは240〜360℃の温
度範囲)に80秒〜5分間保持され、その後室温まで冷
却される。この短時間保持処理は得られる鋼板の組織を
安定化し特性バラツキを抑えるために実施されるが、保
持温度が420℃を上回っていると、マルテンサイトで
はなくてベイナイトや炭化物が生成し得られる鋼板の遅
れ破壊特性が大きく劣化する。また、該保持温度が20
0℃を下回ると平坦不良が発生しやすい。なお、上記2
00〜420℃に短時間保持する処理での保持時間が8
0秒未満では、得られる鋼板の組織を安定化して特性バ
ラツキを抑えるという効果を十分に確保することができ
ない。一方、5分間を超える保持時間を確保しても前記
効果は飽和する。
理を施すことにより「降伏比が 0.8以下で980N/mm2
以上の引張強度を示す成形性と遅れ破壊特性に優れる高
張力冷延鋼板」を安定して得ることができるが、前記熱
処理後の鋼板に対して平坦矯正のため伸び率3%以下の
スキンパスを施しても特性上何らの問題も生じない。勿
論、これら処理後の鋼板の表面に亜鉛めっき等の表面処
理を施したとしても、本発明が所望する特性に格別な悪
影響を及ぼすことはない。
した後、連続鋳造にてスラブとした。次いで、そのスラ
ブを1200℃に加熱した後、仕上げ温度910℃,巻
取温度570℃で熱間圧延し、 2.6mm厚の熱延鋼板を製
造した。そして、この熱延鋼板を酸洗後、 1.2mm厚まで
冷間圧延した。
で焼鈍した後、680℃まで5℃/sの冷却速度で冷却
し、更に表2に示す冷却速度で保持温度まで冷却してか
ら、該保持温度で180秒保持する連続焼鈍処理を施し
た。なお、焼鈍時間が長時間の試験番号8及び15は実験
室で焼鈍処理を行った。
察試験片を採取し、ナイタル腐食後に光源及びSEM観
察にて金属組織の観察を実施した。なお、残留オ−ステ
ナイトについてはX線にて測定した。また、上記冷延鋼
板から圧延直角方向にJIS5号試験片と曲げ試験片を
採取し、引張試験及び曲げ試験を実施した。更に、別に
採取した試験片を絞り比 2.0でカップ絞りした後、 0.5
%硫酸水溶液中に24時間浸漬し、発生した割れの本数
にて遅れ破壊性を評価した。このようにして調査した各
冷延鋼板の金属組織,引張特性,曲げ特性(限界曲げ半
径)及び遅れ破壊特性(遅れ破壊割れ本数)を表3に示
す。
に、本発明に係る冷延鋼板は、降伏比が 0.8以下で、1
5%以上の伸び, 2.0t以下の限界曲げ半径を示してい
て成形性に優れていることが分かる。また、遅れ破壊試
験での割れ本数も10本以下と優れている。
1及び32に係る冷延鋼板は、微細フェライト及び微細マ
ルテンサイト、更に残留オ−ステナイト量が不足してお
り、伸び,曲げ性,遅れ破壊特性が劣っている。
20に係る冷延鋼板、並びに焼鈍時間の短い試験番号6に
係る冷延鋼板は、焼鈍時の再結晶不足及びオ−ステナイ
ト化不足のために粗大フェライトが多く、特に曲げ性,
遅れ破壊特性に劣っている。一方、焼鈍温度が高い試験
番号5,13,21及び31に係る冷延鋼板は、オ−ステナイ
ト量が少なく、伸びが低くなっいる。
る冷延鋼板、並びに保持温度の高い試験番号9及び16に
係る冷延鋼板は、炭化物を含むベイナイトが生成して降
伏比が高く、成形性と耐遅れ破壊性に劣っている。Mn含
有量の低い試験番号30に係る冷延鋼板は、十分なマルテ
ンサイト及び残留オ−ステナイト量が得られず、降伏比
が高く、成形性と耐遅れ破壊性に劣っている。更に、Si
含有量の高い試験番号36に係る冷延鋼板は、成形性,耐
遅れ破壊性等は問題がなかったが、化成処理性が劣化し
ていた。
ば、高い引張強度と優れた成形性並びに優れた遅れ破壊
特性を兼備していてバンパ−レインフォ−ス等といった
自動車の補強部品等として好適な高張力冷延鋼板を得る
ことができるなど、産業上有用な効果がもたらされる。
Claims (4)
- 【請求項1】 重量割合にてC:0.10〜0.20%, Si:
0.8%以下, Mn: 1.6〜 2.7%,P:0.03%以下,
S: 0.010%以下, Al: 0.005〜0.10%,N:0.00
20〜0.0080%, Ti:{ 48/14N(%) +0.005 }〜0.12
%を含むと共に残部が実質的にFe及び不可避不純物から
成り、かつ粒径が5μm以下のフェライトを体積率で3
0〜70%、粒径が5μm以下のマルテンサイトを体積
率で20〜60%、更にオ−ステナイトを体積率で3〜
20%有することを特徴とする、降伏比が 0.8以下で9
80N/mm2以上の引張強度を示す成形性と遅れ破壊特性
に優れる高張力冷延鋼板。 - 【請求項2】 重量割合にてC:0.10〜0.20%, Si:
0.8%以下, Mn: 1.6〜 2.7%,P:0.03%以下,
S: 0.010%以下, Al: 0.005〜0.10%,N:0.00
20〜0.0080%, Ti:{ 48/14N(%) +0.005 }〜0.12
%を含み、更にCr:0.01〜 1.0%, Mo:0.01〜0.50
%, Nb: 0.003〜0.08%,V: 0.003〜0.08%,
B:0.0001〜0.0050%, Ca:0.0001〜0.01%,Cu:0.
01〜0.50%, Ni:0.01〜0.50%の1種以上を含むと
共に残部が実質的にFe及び不可避不純物から成り、かつ
粒径が5μm以下のフェライトを体積率で30〜70
%、粒径が5μm以下のマルテンサイトを体積率で20
〜60%、更にオ−ステナイトを体積率で3〜20%有
することを特徴とする、降伏比が 0.8以下で980N/m
m2以上の引張強度を示す成形性と遅れ破壊特性に優れる
高張力冷延鋼板。 - 【請求項3】 重量割合にてC:0.10〜0.20%, Si:
0.8%以下, Mn: 1.6〜 2.7%,P:0.03%以下,
S: 0.010%以下, Al: 0.005〜0.10%,N:0.00
20〜0.0080%, Ti:{ 48/14N(%) +0.005 }〜0.12
%を含むと共に残部が実質的にFe及び不可避不純物から
成る鋼片を、熱間圧延して冷間圧延した後、下記 (a)式
で示す温度T(℃)に5秒〜5分間加熱し、その冷却過
程で、600〜750℃からは10〜200℃/sの冷却
速度にて200〜420℃まで冷却し、その後200〜
420℃の温度範囲で80秒〜5分間保持してから室温
まで冷却することを特徴とする、請求項1に記載の成形
性と遅れ破壊特性に優れる高張力冷延鋼板を製造する方
法。 T1 +60 ≧ T ≧ T1 …… (a) 但し、900≧Tで、かつT1 =600+70×〔Mn
(%) +11×{Ti(%) − 48/14N(%) }〕 - 【請求項4】 重量割合にてC:0.10〜0.20%, Si:
0.8%以下, Mn: 1.6〜 2.7%,P:0.03%以下,
S: 0.010%以下, Al: 0.005〜0.10%,N:0.00
20〜0.0080%, Ti:{ 48/14N(%) +0.005 }〜0.12
%を含み、更にCr:0.01〜 1.0%, Mo:0.01〜0.50
%, Nb: 0.003〜0.08%,V: 0.003〜0.08%,
B:0.0001〜0.0050%, Ca:0.0001〜0.01%,Cu:0.
01〜0.50%, Ni:0.01〜0.50%の1種以上を含むと
共に残部が実質的にFe及び不可避不純物から成る鋼片
を、熱間圧延して冷間圧延した後、下記 (b)式で示す温
度T(℃)に5秒〜5分間加熱し、その冷却過程で、6
00〜750℃からは10〜200℃/sの冷却速度にて
200〜420℃まで冷却し、その後200〜420℃
の温度範囲で80秒〜5分間保持してから室温まで冷却
することを特徴とする、請求項2に記載の成形性と遅れ
破壊特性に優れる高張力冷延鋼板を製造する方法。 T1 +60 ≧ T ≧ T1 …… (b) 但し、900≧Tで、かつT1 =600+70×〔Mn
(%) +Cr(%) +2Mo(%) +11×{Ti(%)− 48/14N(%)
}+Nb(%) + 1/2V(%) +80B(%) 〕
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