JP4100594B2 - 顔料分散液と該分散液を用いたインクジェット用インク - Google Patents
顔料分散液と該分散液を用いたインクジェット用インク Download PDFInfo
- Publication number
- JP4100594B2 JP4100594B2 JP2000002068A JP2000002068A JP4100594B2 JP 4100594 B2 JP4100594 B2 JP 4100594B2 JP 2000002068 A JP2000002068 A JP 2000002068A JP 2000002068 A JP2000002068 A JP 2000002068A JP 4100594 B2 JP4100594 B2 JP 4100594B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pigment
- pigment dispersion
- ink
- general formula
- compound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D11/00—Inks
- C09D11/30—Inkjet printing inks
- C09D11/32—Inkjet printing inks characterised by colouring agents
- C09D11/324—Inkjet printing inks characterised by colouring agents containing carbon black
- C09D11/326—Inkjet printing inks characterised by colouring agents containing carbon black characterised by the pigment dispersant
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B67/00—Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
- C09B67/0071—Process features in the making of dyestuff preparations; Dehydrating agents; Dispersing agents; Dustfree compositions
- C09B67/0084—Dispersions of dyes
- C09B67/0085—Non common dispersing agents
- C09B67/0089—Non common dispersing agents non ionic dispersing agent, e.g. EO or PO addition products
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D17/00—Pigment pastes, e.g. for mixing in paints
- C09D17/001—Pigment pastes, e.g. for mixing in paints in aqueous medium
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は印刷物の耐光性、色調の鮮明性、液安定性、顔料粒子径安定性等の特性に優れた顔料分散液及びインクジェット用インクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、インクジェット記録方式に用いるインクとしては、特開昭63−51485号公報、特開昭63−56575号公報、特開平1−198671号公報等に開示されている如く各種の水溶性染料を水単体、もしくは水と水溶性溶剤からなる溶媒中に溶解し、必要に応じて各種添加剤を添加したものが主流であった。
【0003】
しかし、このような染料系インクを用いて印字を行なった場合、被記録材上での記録画像の耐水性が悪い(水をこぼしたりすると容易に記録部分の染料のにじみが生じる)という問題や耐光性が悪い(記録部分に光があたると色調変化や濃度低下が発生する)という問題があった。
【0004】
染料系インクのこれらの問題点を改良するため、着色剤として染料のかわりにカーボンブラックや各種有機顔料を用いたいわゆる顔料系インクをインクジェット記録方式に適用することが特開昭57−10660号公報、特開昭57−10661号公報、特公平1−15542号公報、特開平2−255875号公報、特開平2−276876号公報等に開示されている。
【0005】
顔料系インクを用いて印字を行なった場合、被記録材上で乾燥したインクは着色剤が顔料であるため、水がかかっても染料のように溶解してにじみが発生することはなく、耐水性が良好である。
【0006】
また、顔料は染料に比較して光に対する反応性が低いため、顔料系インクの耐光性は染料系インクに比べ優れている。
【0007】
このような顔料系インクは一般に、顔料と液媒体と分散剤よりなる混合物をボールミル、サンドミル等の分散機で分散処理を行ない、製造した顔料分散液に必要に応じて各種添加剤を添加して製造するが、インクジェット記録用インクに使用する顔料分散液はノズル詰まり防止、印字画像の鮮明性、2次色再現性、透明性確保の為通常200nm以下、好ましくは150nm以下の粒子径レベルまで顔料分散液中の顔料粒子を微粒子化分散する必要がある。更に、工業的に安価に製造する為には短時間で微粒子化を行なう必要がある。
【0008】
また、ノズル詰まり防止上、上記微粒子化分散された顔料分散液は経時及び/又は高温、低温等の保存環境下で初期の粒子径を維持することができなければならない。
【0009】
しかしながら、従来、本分野で使用されてきた顔料分散剤には上記の如き微粒子化分散を短時間で実現でき、しかも顔料粒子径の保存時の変化を少なくし得る分散剤及び該分散剤と好適に併用でき、その効果を向上させる添加剤はこれまでなかった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、特にインクジェット記録用インクに好適に使用し得る微粒子径顔料分散液を短時間で効率的に作成でき、しかも顔料粒子径の保存時の変化を少なくできる分散剤を使用した顔料分散液及び該分散液を使用したインクジェット用インクを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、特定の分散剤を用いること、更に好ましくは特定の分散剤と特定の添加剤を併用することにより上記課題が解決できることを見出し本発明に至った。
【0012】
即ち、本発明によれば第1に、少なくとも平均粒径が20nm以上200nm以下である顔料と分散剤と水を含有する顔料分散液において、分散剤として下記一般式(I)の化合物を使用することを特徴とする顔料分散液が提供される。
【0013】
一般式(I)
【化5】
【0014】
(式中、R1は炭素数1〜20のアルキル基、アリル基、アラルキル基を表わし、lは0〜7の整数をmは30〜60の整数を表わす。)
【0015】
本発明によれば第2に、下記一般式(II)の化合物を含有することを特徴とする上記第1記載の顔料分散液が提供される。
【0016】
一般式(II)
【化6】
【0017】
(式R2は炭素数8〜14のアルキル基を表わし、OAはオキシエチレン単位又はオキシエチレン単位とオキシプロピレン単位との混合を表わし、nは3〜16の整数を表す。)
【0018】
本発明によれば第3に、下記一般式(III)の化合物を含有することを特徴とする上記第1又は第2記載の顔料分散体が提供される。
【0019】
一般式(III)
【化7】
【0020】
(式中、M1はNa又はK又はLiを表わし、R3は炭素数1〜20のアルキル基を表す。)
【0021】
本発明によれば第4に、下記一般式(IV)の化合物を含有することを特徴とする上記第1乃至第3のいずれかに記載の顔料分散体が提供される。
【0022】
一般式(IV)
【化8】
【0023】
(式中M2はNa又はK又はLiを表わし、R4は炭素数1〜20のアルキル基を表わし、xは1〜12の整数を表わす。)
【0024】
本発明によれば第5に、顔料としてピグメントイエロー138を用いることを特徴とする上記第1乃至第4のいずれかに記載の顔料分散液が提供される。
【0025】
本発明によれば第6に、顔料としてピグメントレッド122を用いることを特徴とする上記第1乃至第4のいずれかに記載の顔料分散液が提供される。
【0026】
本発明によれば第7に、顔料としてピグメントブルー15を用いることを特徴とする上記第1乃至第4のいずれかに記載の顔料分散液が提供される。
【0027】
本発明によれば第8に、顔料としてカーボンブラックを用いることを特徴とする上記第1乃至第4のいずれかに記載の顔料分散液が提供される。
【0028】
本発明によれば第9に、一般式(I)の化合物と一般式(II)の化合物の含有量比率が重量比で99.99/0.01〜60/40であることを特徴とする上記第2乃至第8のいずれかに記載の顔料分散液が提供される。
【0029】
本発明によれば第10に、一般式(I)の化合物と一般式(III)の化合物の含有量比率が重量比で99.99/0.01〜60/40であることを特徴とする上記第3乃至第9のいずれかに記載の顔料分散液が提供される。
【0030】
本発明によれば第11に、一般式(I)の化合物と一般式(IV)の化合物の含有量比率が重量比で99.99/0.01〜60/40であることを特徴とする上記第4乃至第10のいずれかに記載の顔料分散液が提供される。
【0031】
本発明によれば第12に、顔料に対する分散剤の比率が1/15〜1/1であることを特徴とする上記第1乃至第11のいずれかに記載の顔料分散液が提供される。
【0033】
本発明によれば第13に、顔料濃度が5%以上30%以下であることを特徴とする上記第1乃至第12のいずれかに記載の顔料分散液が提供される。
【0034】
本発明によれば第14に、上記第1乃至第13のいずれかに記載の顔料分散液に添加剤を加えて調整することを特徴とするインクジェット用インクが提供される。
【0035】
本発明によれば第15に、顔料の平均粒径が20nm以上200nm以下であることを特徴とする上記第15記載のインクジェット用インクが提供される。
【0036】
本発明によれば第16に、顔料濃度が1%以上8%以下であることを特徴とす上記第14又は第15記載のインクジェット用インクが提供される。
【0037】
本発明によれば第17に、上記第14乃至第16のいずれかに記載のインクを用いてインクジェット方式のプリンタで印字することを特徴とする画像形成方法が提供される。
【0038】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をさらに詳しく説明する。
本発明の顔料分散液に使用する前記一般式(I)で表わされる化合物の具体例を以下に記載するが、本発明はこれら具体例に限定されるものではない。
【0039】
【化9】
【0040】
【化10】
【0041】
一般式(I)で表わされる化合物においてmが29以下もしくは61以上であると、顔料分散時顔料の微粒子化分散が困難であり、30以上、60以下が好ましい。
【0042】
本発明の顔料分散液に使用される顔料は特に限定されるものではないが、例示すれば以下の如きものがある。
【0043】
黒色用としてはファーネスブラック、ランプブラック、アセチレンブラック、チャンネルブラック等のカーボンブラック類、または銅、鉄、酸化チタン等の金属類、アルトニトロアニリンブラック等の有機顔料が挙げられる。さらにカラー用としてはトルイジンレッド、パーマネントカーミンFB、ファーストイエローAAA、ジスアゾオレンジPMP、レーキレッドC、ブリリアントカーミン6B、フタロシアニンブルー、キナクリドンレッド、ジオキサンバイオレット、ビクトリアピュアブルー、アルカリブルートナー、ファーストイエロー10G、ジスアゾエローAAMX、ジスアゾエローAAOT、ジスアゾエローAAOA、黄色酸化鉄、ジスアゾエローHR、オルトニトロアニリンオレンジ、ジニトロアニリンオレンジ、バルカンオレンジ、トルイジンレッド、塩素化パラレッド、ブリリアンファーストスカーレット、ナフトールレッド23、ピラゾロンレッド、バリウムレッド2B、カルシウムレッド2B、ストロンチウムレッド2B、マンガンレッド2B、バリウムリソームレッド、ピグメントスカーレッド3Bレーキ、レーキボルドー10B、アンソシン3Bレーキ、アンソシン5Bレーキ、ローダミン6Gレーキ、エオシンレーキ、べんがら、ファフトールレッドFGR、ローダミンBレーキ、メチルバイオレッドレーキ、ジオキサジンバイオレッド、ベーシックブルー5Bレーキ、ベーシックブルー6Gレーキ、ファストスカイブルー、アルカリブルーRトナー、ピーコックブルーレーキ、紺青、群青、レフレックスブルー2G、レフレックスブルーR、ブリリアントグリーンレーキ、ダイアモンドグリーンチオフラビンレーキ、フタロシアニングリーンG、グリーンゴールド、フタロシアニングリーンY、酸化鉄粉、さびこ、亜鉛華、酸化チタン、炭酸カルシウム、クレー、硫酸バリウム、アルミナ、アルミナホワイト、アルミニウム粉、ブロンズ粉、昼光蛍光顔料、パール顔料、ナフトールカーミンFB、ナフトールレッドM、パーマネントカーミンFB、ファーストイエローG、ジスアゾエローAAA、ジオキサンバイオレッド、アルカリブルーGトナー等、その他顔料表面を樹脂等で処理したグラフトカーボン等の加工顔料等が使用できる。これらは場合によっては2種類以上を混合することもできる。
【0044】
これらの中でも分散安定性、色調再現性、耐光性の点で黒色用としてはカーボンブラックが、イエロー用としてはピグメントイエロー138が、マゼンタ用としてはピグメントレッド122が、シアン用としてはピグメントブルー15:3が好ましく使用できる。このうち、ピグメントレッド122は顔料誘導体等で表面処理されたものが分散安定性が良くより好ましく使用できる。
【0045】
本発明における顔料分散液及び該顔料分散液を使用したインクジェット用インクに添加し得る水溶性有機溶剤としては、例えば、メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、sec−ブチルアルコール、tert−ブチルアルコール等の炭素数1〜4のアルキルアルコール類:ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類:アセトン、ジアセトンアルコール等のケトンまたはケトンアルコール類:テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類:
【0046】
ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等のポリアルキレングリコール類:エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、トリエチレングリコール、1,2,6−ヘキサントリオール、チオジグリコール、ヘキシレングリコール、ジエチレングリコール等のアルキレン基が2〜6個の炭素原子を含むアルキレングリコール類:
【0047】
グリセリン、エチレングリコールモノメチル(またはエチル)エーテル、ジエチレングリコールメチル(またはエチル)エーテル、トリエチレングリコールモノメチル(またはエチル)エーテル等の多価アルコールの低級アルキルエーテル類:N−メチル−2−ピロリドン、2−ピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン等が挙げられる。
【0048】
これらの多くの水溶性有機溶剤の中でも、ジエチレングリコール等の多価アルコール、トリエチレングリコールモノメチル(またはエチル)エーテル等の多価アルコールの低級アルキルエーテルが好ましい。
【0049】
顔料分散液は、上記の顔料、分散剤、水や水溶性有機溶剤の混合物をサンドミル、パールミル、ダイノーミル、ボールミル、ロールミル、ナノマイザー、ホモジナイザー等の公知の分散機で分散することによって得られる。またインクジェット用インクは、該顔料分散液、水、水溶性有機溶剤、界面活性剤等を撹拌混合し、フィルター、遠心分離装置等で粗大粒子を濾過し、脱気することによって得られる。
【0050】
本発明において、一般式(II)及び又は一般式(III)及び又は一般式(IV)の化合物は顔料分散時に分散剤と共に混合して使用しても良いし、インクジェット用インク作成時に添加しても良い。
【0051】
本発明において、一般式(II)の化合物のR2は炭素数8〜14のアルキル基が好ましい。炭素数7以下又は15以上では顔料分散液中の顔料微粒子の粒径安定化の効果が小さい。又、nは3〜16の整数が好ましい。nが2以下又は17以上では粒径安定化の効果が小さい。
【0052】
本発明において、一般式(III)の化合物のR3は炭素数1〜20のアルキル基が好ましい。R3が水素原子又は炭素数21以上のアルキル基では顔料分散液中の顔料微粒子の粒径安定化の効果が小さい。
【0053】
本発明において、一般式(IV)の化合物のR4は炭素数1〜20のアルキル基が好ましい。R4が水素原子又は炭素数21以上のアルキル基では顔料分散液中の顔料微粒子の粒径安定化の効果が小さい。又、xは1〜12の整数が好ましい。xが0又は13以上では粒径安定化の効果が小さい。
【0054】
本発明において、一般式(I)の化合物と一般式(II)の化合物の含有量比率は、重量比で99.99/0.01〜60/40であることが好ましい。99.99/0.01より大きい場合は一般式(II)の添加効果がほとんど無い為、顔料分散液中の顔料微粒子の粒径安定化効果の向上の程度が小さく60/40より小さい場合もやはり粒径安定化効果の向上の程度は小さくなる。
【0055】
一般式(I)の化合物と一般式(II)の化合物の含有量比率も同上の理由から99.99/0.01〜60/40であることが好ましい。
【0056】
一般式(I)の化合物と一般式(IV)の化合物の含有量比率も同上の理由から99.99/0.01〜60/40であることが好ましい。
【0057】
本発明において、顔料に対する分散剤の比率は1/15〜1/1であることが好ましい。1/15より小さいと微粒子化分散が困難な上顔料分散剤中の顔料微粒子の粒径安定化効果が小さい。1/1より大きいと顔料分散液及び該顔料分散液を使用したインクジェット用インクの粘度が高くなりすぎる結果、インクジェットプリンターでの印字が困難になる傾向がある。
【0058】
分散液及びインク中の顔料の平均粒径は20nm以上200nm以下が好ましい。顔料の平均粒径が200nmより大きいとノズルの目詰まりが生じやすくなるばかりでなく色調の鮮明性も劣り、20nm未満では顔料の分散が困難でありコストがかかるばかりでなく保存性、耐光性に劣る傾向がある。なお、本発明における平均粒径は、日機装(株)製マイクロトラックUPAで測定した値のことである。
【0059】
分散液の顔料濃度は5%以上30%以下が好ましい。5%未満では生産性が劣り、30%より多いと分散液の粘度が高すぎて分散が困難になる傾向がある。
【0060】
分散液への添加剤としては、水の他に水溶性有機媒体としてメタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール等のアルコール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン等の多価アルコール、N−メチルピロリドン、2−ピロリドン等のピロリドン誘導体、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン等、またノニオン、アニオン、カチオン、両性の各種の界面活性剤、防腐剤等が挙げられる。
【0061】
インクの顔料濃度は1%以上8%以下が好ましい。1%未満では画像濃度が低いため印字の鮮明さに欠け、8%より多いとインクの粘度が高くなる傾向があるばかりでなくノズルの目詰まりが発生しやすくなる。
【0062】
インクへの添加剤としては、上記分散液への添加剤で記した材料と同様の材料が挙げられる。なお水溶性有機溶剤の含有量としては、記録液全量に対して0%以上50%以下が好ましい。
【0063】
上記のインクを印字する方法としては連続噴射型あるいはオンデマンド型が挙げられる。オンデマンド型としてはピエゾ方式、サーマルインクジェット方式、静電方式等が挙げられる。
【0064】
【実施例】
以下、本発明を実施例に基づいてさらに具体的に説明する。なお、以下に示す「部」、「%」はいずれも重量基準を表わす。
【0065】
実施例1
混合物(A)
ピグメントレッド122 24部
(クラリアント社製、トナーマゼンタEO2)
POE(m=40)β−ナフチルエーテルの10%水溶液120部
(化合物No.1の分散剤)
イオン交換水 16部
上記組成よりなる混合物(A)を500mlのビーカーに入れ、テフロン(登録商標)被覆撹拌子を加え、3時間撹拌を行なった。
【0066】
次にこの撹拌で処理済の混合物(A)をサンドミル(株式会社カンペハピオ製バッチ式卓上サンドミル)にて0.3mmφのジルコニアボールを使用して8時間分散処理を行なったところ、平均粒子径120.5nm(日機装株式会社製マイクロトラックUPA150使用)の顔料分散液(A)が得られた。
【0067】
上記の方法で得られた顔料分散液(A)を使用して下記インク処方(a)でインクジェット用インクを調整し、30分撹拌後、孔径0.8μmのメンブランフィルターで濾過、真空脱気してインクジェット用インク(a)を得た。
【0068】
インク処方(a)
顔料分散液(A) 40.0部
グリセリン 7.5部
ジエチレングリコール 22.5部
2−ピロリドン 3.0部
ポリオキシエチレン(3)アルキル(C13)
エーテル酢酸ナトリウム 1.45部
(一般式(IV)の化合物のうち、M2がNa、R4が
炭素数13の直鎖アルキル基、xが3の化合物)
イオン交換水 75.55部
【0069】
本インクジェット用インク(a)をポリ容器中に密閉し、70℃の環境下で1週間放置し、放置後の粒径を測定した。放置後の粒径は121.1nmであった。
【0070】
実施例2
混合物(B)
ピグメントレッド122 24部
(大日本インキ社製、FASTOGEN SUPER MAGENTA RG)
POE(m=40)β−ナフチルエーテルの10%水溶液120部
(化合物No.1の分散剤)
ヘプタエチレングリコールモノ(5−デシル)エーテル 0.2部
(一般式(II)の化合物のうち、R2が炭素数10の
直鎖アルキル基、OAがオキシエチレン単位、nが7の化合物)
イオン交換水 15.8部
【0071】
上記組成よりなる混合物(B)を実施例1と同様に分散処理を行ない、平均粒子径118.7nmの顔料分散液(B)を得た。本顔料分散液(B)を使用して、下記インク処方(b)でインクジェット用インクを調整し、30分撹拌後、孔径0.8μmのメンブランフィルターで濾過、真空脱気してインクジェット用インク(b)を得た。
【0072】
インク処方(b)
顔料分散液(B) 40.0部
グリセリン 7.5部
ジエチレングリコール 22.5部
2−ピロリドン 3.0部
イオン交換水 77.0部
【0073】
本インクジェットインク(b)をポリ容器中に密閉し、70℃の環境下で1週間放置し、放置後の粒径を測定した。
放置後の粒径は119.1nmであった。
【0074】
実施例3
実施例1の顔料分散液(A)を使用して下記インク処方(c)でインクジェット用インクを調整し、30分撹拌後、孔径0.8μmのメンブランフィルターで濾過、真空脱気してインクジェット用インク(c)を得た。
【0075】
インク処方(c)
顔料分散液(A) 40.0部
グリセリン 7.5部
ジエチレングリコール 22.5部
2−ピロリドン 3.0部
ジオクチルスルホサクシネートNa 0.5部
(一般式(III)の化合物のうち、M1がNa、R3が
炭素数8の直鎖アルキル基の化合物)
イオン交換水 76.5部
【0076】
本インクジェットインク(c)をポリ容器中に密閉し、70℃の環境下で1週間放置し、放置後の粒径を測定した。
放置後の粒径は120.7nmであった。
【0077】
実施例4
混合物(C)
ピグメントイエロー138 24部
(東洋インキ社製、LIONOGEN YELLOW 1010)
POE(m=40)α−ナフチルエーテルの10%水溶液120部
(化合物No.2の分散剤)
イオン交換水 16部
【0078】
上記組成よりなる混合物(C)を実施例1と同様に分散処理を行ない、平均粒子径70.2nmの顔料分散液(C)を得た。
【0079】
本顔料分散液(C)を使用して下記インク処方(d)でインクジェット用インクを調整し、30分撹拌後、孔径0.8μmのメンブランフィルターで濾過、真空脱気してインクジェット用インク(d)を得た。
【0080】
インク処方(d)
顔料分散液(C) 40.0部
グリセリン 7.5部
ジエチレングリコール 22.5部
2−ピロリドン 3.0部
イオン交換水 77.0部
【0081】
本インクジェットインク(d)をポリ容器中に密閉し、70℃の環境下で1週間放置し、放置後の粒径を測定した。
放置後の粒径は71.6nmであった。
【0082】
実施例5
実施例1の顔料分散液(A)を使用して下記インク処方(e)でインクジェット用インクを調整し、30分撹拌後、孔径0.8μmのメンブランフィルターで濾過、真空脱気してインクジェット用インク(e)を得た。
【0083】
インク処方(e)
顔料分散液(A) 40.0部
グリセリン 7.5部
ジエチレングリコール 22.5部
2−ピロリドン 3.0部
イオン交換水 77.0部
【0084】
本インクジェットインク(e)をポリ容器中に密閉し、70℃の環境下で1週間放置し、放置後の粒径を測定した。
放置後の粒径は145.6nmであった。
【0085】
実施例6
混合物(D)
ピグメントブルー15:3 24部
(東洋インキ社製 LIONOL BLUE FG-7351)
POE(m=40)β−ナフチルエーテルの10%水溶液120部
(化合物No.1の分散剤)
イオン交換水 16部
【0086】
上記組成よりなる混合物(D)を実施例1と同様に分散処理を行ない、平均粒子径97.1nmの顔料分散液(D)を得た。本顔料分散液(D)を使用して下記インク処方(f)でインクジェット用インクを調整し、30分撹拌後、孔径0.8μmのメンブランフィルターで濾過、真空脱気してインクジェット用インク(f)を得た。
【0087】
インク処方(f)
顔料分散液(D) 40.0部
グリセリン 7.5部
ジエチレングリコール 22.5部
2−ピロリドン 3.0部
イオン交換水 77.0部
【0088】
本インクジェットインク(f)をポリ容器中に密閉し、70℃の環境下で1週間放置し、放置後の粒径を測定した。放置後の粒径は96.7nmであった。
【0089】
比較例1
混合物(E)
ピグメントレッド122 24部
(クラリアント社製、トナーマゼンタEO2)
スチレン−アクリル酸共重合体の10%水溶液 120部
(ジョンソンポリマー社製、ジョンクリルHPD71の水溶液)
イオン交換水 16部
【0090】
上記組成よりなる混合物(E)を実施例1と同様に分散処理を行なったところ、平均粒子径が210.8nmの顔料分散液(E)が得られた。
【0091】
【発明の効果】
本発明の顔料分散液及び該分散液を使用したインクジェット用インクは分散顔料粒子の粒径が細かく、インクジェットヘッドの目詰まりの懸念がない上、顔料粒子径の経時的な安定性も大きく、信頼性の高いインクとして好適に使用し得る。
Claims (17)
- 顔料としてピグメントイエロー138を用いることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の顔料分散液。
- 顔料としてピグメントレッド122を用いることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の顔料分散液。
- 顔料としてピグメントブルー15を用いることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の顔料分散液。
- 顔料としてカーボンブラックを用いることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の顔料分散液。
- 一般式(I)の化合物と一般式(II)の化合物の含有量比率が重量比で99.99/0.01〜60/40であることを特徴とする請求項2乃至8のいずれかに記載の顔料分散液。
- 一般式(I)の化合物と一般式(III)の化合物の含有量比率が重量比で99.99/0.01〜60/40であることを特徴とする請求項3乃至9のいずれかに記載の顔料分散液。
- 一般式(I)の化合物と一般式(IV)の化合物の含有量比率が重量比で99.99/0.01〜60/40であることを特徴とする請求項4乃至10のいずれかに記載の顔料分散液。
- 顔料に対する分散剤の比率が1/15〜1/1であることを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の顔料分散液。
- 顔料濃度が5%以上30%以下であることを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載の顔料分散液。
- 請求項1乃至13のいずれかに記載の顔料分散液に添加剤を加えて調整することを特徴とするインクジェット用インク。
- 顔料の平均粒径が20nm以上200nm以下であることを特徴とする請求項14記載のインクジェット用インク。
- 顔料濃度が1%以上8%以下であることを特徴とす請求項14又は15記載のインクジェット用インク。
- 請求項14乃至16のいずれかに記載のインクを用いてイジェット方式のプリンタで印字することを特徴とする画像形成方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000002068A JP4100594B2 (ja) | 2000-01-11 | 2000-01-11 | 顔料分散液と該分散液を用いたインクジェット用インク |
EP20010100577 EP1116757B1 (en) | 2000-01-11 | 2001-01-10 | Pigment dispersion and inkjet ink composition using the pigment dispersion |
US09/758,090 US20010029273A1 (en) | 2000-01-11 | 2001-01-10 | Pigment dispersion and inkjet ink composition using the pigment dispersion |
DE2001601229 DE60101229T2 (de) | 2000-01-11 | 2001-01-10 | Pigmentdispersion und Tintenstrahltintenzusammensetzung unter Verwendung derselben |
US10/228,834 US20030130377A1 (en) | 2000-01-11 | 2002-08-27 | Pigment dispersion and inkjet ink composition using the pigment dispersion |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000002068A JP4100594B2 (ja) | 2000-01-11 | 2000-01-11 | 顔料分散液と該分散液を用いたインクジェット用インク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001192583A JP2001192583A (ja) | 2001-07-17 |
JP4100594B2 true JP4100594B2 (ja) | 2008-06-11 |
Family
ID=18531218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000002068A Expired - Fee Related JP4100594B2 (ja) | 2000-01-11 | 2000-01-11 | 顔料分散液と該分散液を用いたインクジェット用インク |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US20010029273A1 (ja) |
EP (1) | EP1116757B1 (ja) |
JP (1) | JP4100594B2 (ja) |
DE (1) | DE60101229T2 (ja) |
Families Citing this family (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3936543B2 (ja) * | 2001-02-27 | 2007-06-27 | 株式会社リコー | 顔料分散液及びそれを用いたインクジェット用インク並びに画像形成方法 |
EP1270690B1 (en) | 2001-06-19 | 2004-06-09 | Ricoh Company, Ltd. | Pigment dispersion, inkjet ink composition using the pigment dispersion, method of manufacturing the inkjet ink composition and image forming method using the inkjet ink composition |
DE10133643A1 (de) * | 2001-07-11 | 2003-01-30 | Clariant Gmbh | Wasserbasierende Farbmittelpräparationen |
US6786959B2 (en) * | 2002-04-18 | 2004-09-07 | Ricoh Company Limited | Pigment dispersion, method for preparing the pigment dispersion, inkjet ink using the pigment dispersion, method for preparing the inkjet ink, ink cartridge containing the inkjet ink, image forming method and apparatus using the inkjet ink, and print image produced by the image forming method and apparatus |
EP1416020B1 (en) | 2002-10-29 | 2007-08-15 | Ricoh Company, Ltd. | Inkjet ink, ink cartridge containing the inkjet ink, inkjet recording apparatus using the inkjet ink, inkjet recording method using the inkjet ink, and image formed by the inkjet recording method |
JP4512341B2 (ja) * | 2002-10-29 | 2010-07-28 | 株式会社リコー | インクジェット用インク |
JP4584552B2 (ja) * | 2003-07-22 | 2010-11-24 | 株式会社リコー | インクジェット記録用インクセット及びインクジェットカラー記録方法 |
JP2005132949A (ja) * | 2003-10-30 | 2005-05-26 | Ricoh Co Ltd | 顔料分散液、顔料分散液の製造方法、及び顔料分散液を用いたインクジェット用インク |
JP4597540B2 (ja) * | 2004-02-12 | 2010-12-15 | 株式会社リコー | 顔料分散系、顔料分散系収容体、画像形成体、及び画像形成方法 |
JP2006022200A (ja) * | 2004-07-08 | 2006-01-26 | Ricoh Co Ltd | 顔料分散液、これを用いたインクジェット用インク、インクカートッリッジ、画像形成体および画像形成方法 |
JP4678573B2 (ja) * | 2004-08-06 | 2011-04-27 | 株式会社リコー | インクジェット記録用インク |
JP2006057032A (ja) * | 2004-08-23 | 2006-03-02 | Ricoh Co Ltd | インクジェット用顔料分散液及びそれを用いたインクジェット用インク |
JP5129434B2 (ja) * | 2005-02-17 | 2013-01-30 | 株式会社リコー | インクジェット用顔料分散液及びそれを用いたインクジェット用インク |
JP4753600B2 (ja) * | 2005-03-17 | 2011-08-24 | 株式会社リコー | 顔料分散液、その製造方法、それを用いたインクジェット用インク及びそれを用いる画像形成方法 |
JP5116002B2 (ja) * | 2005-03-17 | 2013-01-09 | 株式会社リコー | 水系顔料分散体の製造方法、水系顔料インクの製造方法、及び該インクを用いたインクカートリッジ、インクジェット記録装置、画像形成方法、それによる画像形成物 |
US20060221158A1 (en) * | 2005-03-31 | 2006-10-05 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Aqueous recording solution for ink jet printing, ink set and ink jet printing device |
DE602006014325D1 (de) | 2005-06-01 | 2010-07-01 | Ricoh Kk | Pigmentdispersion, Tinte für den Tintenstrahldruck enthaltend diese Dispersion, Herstellungsmethode für die Pigment Dispersion und die Tinte benutzendes Druckverfahren |
JP4823603B2 (ja) * | 2005-08-02 | 2011-11-24 | 株式会社リコー | 顔料分散液とインクジェット用インク、これを用いたインクジェットプリンター、インクカートリッジ及び画像形成方法 |
US7323046B1 (en) | 2006-08-09 | 2008-01-29 | Sun Chemical Corporation | Phthalocyanine pigments with neutral metallic down flop |
EP2185653A2 (de) * | 2007-08-03 | 2010-05-19 | Basf Se | Verfahren zur formierung von organischen pigmenten |
EP2028242B1 (en) * | 2007-08-14 | 2013-07-10 | Ricoh Company, Ltd. | Inkjet ink, and ink cartridge, inkjet recording method, inkjet recording apparatus and ink record using the same |
JP5453750B2 (ja) | 2008-09-17 | 2014-03-26 | 株式会社リコー | インクジェット記録用インクセット及びインクジェット記録方法 |
JP5776141B2 (ja) * | 2009-06-23 | 2015-09-09 | 株式会社リコー | インクジェット記録用インク、並びに、該インクを用いたインクジェット記録方法、該インクを収容したカートリッジ、及び記録物 |
JP2012036340A (ja) * | 2010-08-10 | 2012-02-23 | Ricoh Co Ltd | インクジェット記録用インク、インクジェット記録方法、インクカートリッジ |
JP6031903B2 (ja) | 2011-09-16 | 2016-11-24 | 株式会社リコー | インクジェット記録用インク組成物、及びインクジェット記録方法 |
JP6015273B2 (ja) * | 2012-09-18 | 2016-10-26 | 株式会社リコー | インクジェット用記録インク及びこれを用いた記録装置 |
JP7124682B2 (ja) * | 2018-12-13 | 2022-08-24 | 三菱ケミカル株式会社 | 深絞り成形用多層フィルム及び深絞り包装体 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0026974B1 (en) * | 1979-10-03 | 1983-12-14 | Imperial Chemical Industries Plc | Aqueous dispersions of colouring materials and the derived print pastes |
DE3115532A1 (de) * | 1980-04-17 | 1982-01-28 | Canon K.K., Tokyo | Tintenstrahl-aufzeichnungsverfahren und aufzeichnungstinte fuer die aufzeichnung auf einem bildempfangsmaterial |
JPH0796654B2 (ja) * | 1986-08-20 | 1995-10-18 | 大日精化工業株式会社 | 顔料の分散方法 |
JPH0819361B2 (ja) * | 1988-12-27 | 1996-02-28 | キヤノン株式会社 | 記録液及びこれを用いたインクジェット記録方法 |
GB9300056D0 (en) * | 1992-02-11 | 1993-03-03 | Zeneca Ltd | Dispersion |
JP3376183B2 (ja) * | 1994-09-29 | 2003-02-10 | キヤノン株式会社 | インクジェット用水性インク、インクジェット記録方法及びブリード緩和方法 |
JPH09268266A (ja) * | 1996-04-01 | 1997-10-14 | Toyo Ink Mfg Co Ltd | インクジェット記録液 |
JPH10120962A (ja) * | 1996-10-17 | 1998-05-12 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | 油性インキ組成物 |
JP3581243B2 (ja) * | 1996-12-20 | 2004-10-27 | セイコーエプソン株式会社 | 顔料塊状体及びその製造方法、顔料水系分散液、並びに水系インク組成物 |
US6007586A (en) * | 1997-07-04 | 1999-12-28 | Ciba Specialty Chemicals Corporation | Pigment dyeing and pigment printing process |
JPH11181342A (ja) * | 1997-12-19 | 1999-07-06 | Fujitsu Isotec Ltd | インクジェットプリンタ用水性顔料系インク |
MXPA02004157A (es) * | 1999-11-01 | 2005-02-17 | Doshi Praful | Lentes matizados y su metodo de manufactura. |
-
2000
- 2000-01-11 JP JP2000002068A patent/JP4100594B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2001
- 2001-01-10 DE DE2001601229 patent/DE60101229T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2001-01-10 EP EP20010100577 patent/EP1116757B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2001-01-10 US US09/758,090 patent/US20010029273A1/en not_active Abandoned
-
2002
- 2002-08-27 US US10/228,834 patent/US20030130377A1/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001192583A (ja) | 2001-07-17 |
DE60101229T2 (de) | 2004-09-09 |
US20030130377A1 (en) | 2003-07-10 |
EP1116757B1 (en) | 2003-11-19 |
DE60101229D1 (de) | 2003-12-24 |
US20010029273A1 (en) | 2001-10-11 |
EP1116757A3 (en) | 2002-06-05 |
EP1116757A2 (en) | 2001-07-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4100594B2 (ja) | 顔料分散液と該分散液を用いたインクジェット用インク | |
JP5666956B2 (ja) | インクジェット用水性顔料分散液及びインクジェット用水性顔料インク | |
JP3817790B2 (ja) | インクジェット用記録液 | |
JP2008037976A (ja) | インクジェット用インク | |
US6814792B2 (en) | Pigment dispersion, inkjet ink composition using the pigment dispersion, method of manufacturing the inkjet ink composition and image forming method using the inkjet ink composition | |
JP4597540B2 (ja) | 顔料分散系、顔料分散系収容体、画像形成体、及び画像形成方法 | |
US7205341B2 (en) | Aqueous pigment dispersion, inkjet ink, and process for producing aqueous pigment dispersion | |
JP4584552B2 (ja) | インクジェット記録用インクセット及びインクジェットカラー記録方法 | |
JP4212835B2 (ja) | インクジェット用インク及びそれを用いた画像形成方法 | |
JP3175516B2 (ja) | インクジェット用記録液およびその製造方法 | |
JP2004149633A (ja) | 顔料系インクジェット用インク及び該インクの製造方法 | |
JP3936543B2 (ja) | 顔料分散液及びそれを用いたインクジェット用インク並びに画像形成方法 | |
JP3625595B2 (ja) | 超微粒子有機顔料カラーインクおよびその製造方法 | |
JP4815791B2 (ja) | 水性顔料分散液及びインクジェット記録用インク組成物 | |
JP4753600B2 (ja) | 顔料分散液、その製造方法、それを用いたインクジェット用インク及びそれを用いる画像形成方法 | |
JP2003268267A (ja) | インクジェット記録用インクセット及びインクジェット記録方法 | |
JP4155486B2 (ja) | 顔料分散液の製造方法 | |
JP2004155867A (ja) | 水性インクおよびインクジェット記録方法 | |
JPH10219165A (ja) | インクジェット用記録液 | |
JP2001146564A (ja) | 顔料水系分散体およびインクジェットインキ | |
JP3829558B2 (ja) | 顔料水系分散体およびインクジェットインキ | |
JPH10168367A (ja) | インクジェット記録用インク | |
JPH06184481A (ja) | インクジェットプリント用インク組成物 | |
JP2002038072A (ja) | 顔料分散液及びそれを用いたインクジェット用インク | |
JP2006077057A (ja) | 顔料分散液、その製造方法、インクジェット記録用インク、インクカートリッジ、インクジェット記録装置、画像形成方法および画像形成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040420 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070815 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071122 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080121 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080313 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080314 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110328 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120328 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130328 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140328 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |