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JP4753600B2 - 顔料分散液、その製造方法、それを用いたインクジェット用インク及びそれを用いる画像形成方法 - Google Patents

顔料分散液、その製造方法、それを用いたインクジェット用インク及びそれを用いる画像形成方法 Download PDF

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Description

本発明は、顔料分散液、その製造方法、それを用いたインクジェット用インク、それを用いたインクカートリッジ、画像形成体、及び画像形成方法に関するものであり、更に詳しくは顔料分散液にメディアミルを用いて分散しインクジェット用記録用インクの製造に際し、吐出安定性に優れた顔料系インクジェット用顔料分散液とその製造方法、この顔料分散液を使用したインクジェット用インク、該インクを用いたインクカートリッジ、画像形成体、及び画像形成方法に関するものである。
インクジェット記録方式は他の記録方式に比べてプロセスが簡単であるためフルカラー化が容易であり、簡略な構成の装置であっても高解像度の画像が得られる利点がある。インクジェット用インクとしては各種の水溶性染料を水、または水と有機溶剤との混合液に溶解させた染料系インクが使用されているが、染料系インクは色調の鮮明性は優れているものの耐光性に劣る欠点があった。
一方、カーボンブラックや各種の有機顔料を分散させた顔料系インクは染料系インクと比較して耐光性に優れるため盛んに研究されている。顔料インクは、一般に水やアルコール類等の水性溶媒体中に色材及び分散剤を予備分散させた分散物を調整したのち、該分散物をサンドミル等のメディア型分散機を用いて所定の程度まで分散させる分散工程を行ない、次いで所定の濃度に希釈することにより調整されている。
一方、近年においては、画像の精細性向上のためにインクの粒子径を小さくすることが望まれている。そのために要求される品質として顔料の微粒子化、透明性、さらにシャープな粒度分布が求められつつあるが、品質管理面で分散安定性に劣るという欠点があった。
たとえば特公昭57−56944号公報(特許文献1)においては、サンドミルなどで予備混練し、ついでロールミルで分散する方法、特開平7−198933号公報(特許文献2)においては2本ロールミルを用いる方法が提案されている。しかし、これらの方法によって得られた水分散顔料は、依然として顔料粒子に粗大粒子を多く含んでおり、しかもシャープな粒度分布が得られず、経時安定性も不充分であるという問題があった。
また、本出願人は、先に、特開2004−2715号公報、特開2004−169008号公報(特許文献3、4)に、インクジェット用インクに適した顔料分散液において、その分散剤としてβ−ナフチルエーテルを用いたものを提案した。
しかしながら、インク保存時の顔料粒子の沈降及び粘度の変化が大きく、また印字時の吐出が不安定であるという問題があった。
特公昭57−56944号公報 特開平7−198933号公報 特開2004−2715号公報 特開2004−169008号公報
本発明は、上記のような事情に鑑みなされたもので、シャープな粒度分布を有する微細な顔料粒子を含み、かつ経時安定性に優れた顔料分散液、その製造方法、及びそれを用いた顔料系インクジェット用インク、該インクを用いた画像形成体、インクカートリッジ、該インクを用いる画像形成方法に関する技術を提供することを目的とする。
本発明者らは鋭意検討した結果、顔料分散時に特定の化合物を添加し分散すること及びそれによって顔料の分散状態を特定することにより、上記課題が解決されることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、上記課題は本発明の下記(1)〜(31)によって解決される。
(1)「少なくとも顔料、水、ポリオキシエチレン、及び下記一般式(1)で示される化合物を混合、分散することを特徴とする顔料分散液の製造方法。
Figure 0004753600
(式中、Rは炭素数1〜20のアルキル基、アリール基、アラルキル基を表わし、lは0〜7の整数を表わし、nは20〜200の整数を表わす。)」;
(2)「前記一般式(1)で示されている化合物がPOE(n=40)β−ナフチルエーテルであることを特徴とする前記(1)に記載の顔料分散液の製造方法」;
(3)「前記ポリオキシエチレンの重合度が30〜120であることを特徴とする前記(1)又は(2)に記載の顔料分散液の製造方法」;
(4)「前記ポリオキシエチレンが、前記一般式(1)で示されている化合物に対し0.1〜10重量%含有することを特徴とする前記(1)〜(3)のいずれかに記載の顔料分散液の製造方法」;
(5)「前記顔料分散液中の該顔料の濃度が5〜50重量%であることを特徴とする前記(1)〜(4)のいずれかに記載の顔料分散液の製造方法」;
(6)「前記顔料分散液中の、該顔料粒子の平均粒子径(D50)が150nm以下であり、該顔料粒子の粒度分布に於ける粒子径標準偏差が平均粒子径(D50)より小さいことを特徴とする前記(1)〜(5)のいずれかに記載の顔料分散液の製造方法」;
(7)「前記顔料の内、ブラック顔料がカーボンブラックであることを特徴とする前記(1)〜(6)のいずれかに記載の顔料分散液の製造方法」;
(8)「前記顔料の内、イエロー顔料がPig.Yellow1、2、3、12、13、14、16、17、73、74、75、83、93、95、97、98、114、120、128、129、138、150、151、154、155、174、180のうちの少なくとも一種であることを特徴とする前記(1)〜(6)のいずれかに記載の顔料分散液の製造方法」;
(9)「前記顔料の内、マゼンタ顔料がPig.Red5、7、12、48(Ca)、48(Mn)、57(Ca)、57:1、112、122、123、146、168、176、184、185、202、Pig.Violet19のうちの少なくとも一種であることを特徴とする前記(1)〜(6)のいずれかに記載の顔料分散液の製造方法」;
(10)「前記顔料の内、シアン顔料がPig.Blue1、2、3、15、15:3、1::4、16、22、60、63、66のうちの少なくとも一種であることを特徴とする前記(1)〜(6)のいずれかに記載の顔料分散液の製造方法」;
(11)「少なくとも顔料、水、ポリオキシエチレン、及び下記一般式(1)で示される化合物を含有することを特徴とする顔料分散液。
Figure 0004753600
(式中、Rは炭素数1〜20のアルキル基、アリール基、アラルキル基を表わし、lは0〜7の整数を表わし、nは20〜200の整数を表わす。)」;
(12)「前記一般式(1)で示されている化合物がPOE(n=40)β−ナフチルエーテルであることを特徴とする前記(11)に記載の顔料分散液」;
(13)「前記ポリオキシエチレンの重合度が30〜120であることを特徴とする前記(11)又は(12)に記載の顔料分散液」;
(14)「前記ポリオキシエチレンが、前記一般式(1)で示されている化合物に対し0.1〜10重量%含有することを特徴とする前記(11)〜(13)のいずれかに記載の顔料分散液」;
(15)「前記顔料分散液中の該顔料の濃度が5〜50重量%であることを特徴とする前記(11)〜(14)のいずれかに記載の顔料分散液」;
(16)「前記顔料分散液中の、該顔料粒子の平均粒子径(D50)が150nm以下であり、該顔料粒子の粒度分布に於ける粒子径標準偏差が平均粒子径(D50)より小さいことを特徴とする前記(11)〜(15)のいずれかに記載の顔料分散液」;
(17)「前記顔料の内、ブラック顔料がカーボンブラックであることを特徴とする前記(11)〜(16)のいずれかに記載の顔料分散液」;
(18)「前記顔料の内、イエロー顔料がPig.Yellow1、2、3、12、13、14、16、17、73、74、75、83、93、95、97、98、114、120、128、129、138、150、151、154、155、174、180のうちの少なくとも一種であることを特徴とする前記(11)〜(16)のいずれかに記載の顔料分散液」;
(19)「前記顔料の内、マゼンタ顔料がPig.Red5、7、12、48(Ca)、48(Mn)、57(Ca)、57:1、112、122、123、146、168、176、184、185、202、Pig.Violet19のうちの少なくとも一種であることを特徴とする前記(11)〜(16)のいずれかに記載の顔料分散液」;
(20)「前記顔料の内、シアン顔料がPig.Blue1、2、3、15、15:3、15:4、16、22、60、63、66のうちの少なくとも一種であることを特徴とする前記(11)〜(16)のいずれかに記載の顔料分散液」;
(21)「前記(11)〜(20)のいずれかに記載の顔料分散液に、水溶性有機溶剤、界面活性剤、防腐剤、防黴剤からなる群から選択される少なくとも一つの添加剤を更に含有することを特徴とするインクジェット用インク」;
(22)「顔料の濃度が1〜15重量%であることを特徴とする前記(21)に記載のインクジェット用インク」;
(23)「前記(21)又は(22)に記載のインクジェット用インクを収容したことを特徴とするインクカートリッジ」;
(24)「画像形成装置に着脱可能であることを特徴とする前記(23)に記載のインクカートリッジ」;
(25)「前記(21)又は(22)に記載のインクジェット用インクを用いて受容体に画像が形成されていることを特徴とする画像形成体」;
(26)「前記受容体が紙であることを特徴とする前記(25)に記載の画像形成体」;
(27)「前記(21)又は(22)に記載のインクジェット用インクを用いて受容体に画像を形成することを特徴とする画像形成方法」;
(28)「前記(21)又は(22)に記載のインクジェット用インクを画像形成装置から前記受容体へ吐出させることを特徴とする前記(27)に記載の画像形成方法」;
(29)「前記画像形成装置が、インクジェットプリンターであることを特徴とする前記(28)に記載の画像形成方法」;
(30)「前記インクジェットプリンターが、ピエゾ方式のインクジェットプリンターであることを特徴とする前記(29)に記載の画像形成方法」;
(31)「前記インクジェットプリンターが、サーマル方式のインクジェットプリンターであることを特徴とする前記(29)に記載の画像形成方法」。

本発明によれば、シャープな粒度分布を有する微細な顔料粒子を含み、特定な分散剤を用いて顔料分散液とすることによって、分散安定性および経時安定性にすぐれた水性の顔料分散液を得ることができ、該分散剤を用いたインクジェット用インクは鮮やかな画像を形成することができる。
また、本発明によれば、該インクを含有するカートリッジ、該インクを用いた画像形成体、画像形成方法を提供することができる。
以下、本発明を更に詳しく説明する。前記のように本発明の特徴は、顔料分散液が少なくとも顔料、水、ポリオキシエチレン、及び下記一般式(1)で示される化合物を含有することを特徴とする顔料分散液に関するものである。
Figure 0004753600
(式中、Rは炭素数1〜20のアルキル基、アリール基、アラルキル基を表わし、lは0〜7の整数を表わし、nは20〜200の整数を表わす。)
この一般式(1)で示される化合物は分散安定性がよく、好ましく使用できる。nは20〜200の整数であり、さらに好ましくは30〜50の整数である。nが20未満では分散安定性が低下する傾向があり、nが200より大きいと分散液及びインクの粘度が高くなる傾向がある。なかでもnが40である、POE(n=40)β−ナフチルエーテルが更に好ましい。ここでPOE(n=40)とは、前記一般式(1)中のポリオキシエチレン部分のnが40であることを表わす。
前記一般式(1)で示される化合物において、ポリオキシエチレン部分がナフタレン環のβ−位に結合したものが好ましい。
また、ナフタレン環に置換するR基は炭素数1〜20のアルキル基、アリール基、アラルキル基を表わす。
ここで該炭素数1〜20のアルキル基としては、例えばメチル基、エチル基等が挙げられる。
またアリール基としては、例えばナフチル基、フェニル基、ノニルフェニル基等が挙げられる。
さらにアラルキル基としては、例えばベンジル基、フェネチル基等が挙げられる。
さらにまたR基の置換数lは0〜7であり、1〜4が好ましい。lが2以上の場合、複数のRは同一でも異なっていてもよい。またR基とポリオキシエチレン部分の結合するナフタレン環の位置は同じ環および/または異なった環のいずれでもよい。
使用量は重量基準として、顔料1に対し0.15〜1の割合で含まれるのが好ましい。さらに好ましくは、前記割合は顔料1に対し0.25〜1である。このような使用量を採用することにより、平均粒径(D50)が小さく、かつ粒子径標準偏差も小さくすることができ、これにより彩度、吐出安定性、液安定性に一層優れた顔料分散液を提供することができる。なお、使用量が0.15未満では前記効果が達成されにくいことのほか、顔料分散液及びインクの保存安定性が劣り、その結果ノズルの目詰まりが発生しやすい傾向があり、1より大きいと顔料分散液およびインクの粘度が高すぎてインクジェット方式での印字が困難になる傾向がある。
本発明の顔料分散液に使用されているポリオキシエチレンは、分散安定性、画像の鮮やかさを向上させることができ、好ましく使用できる。より好ましくはオキシエチレンモノマーの重合度が20〜120、さらに好ましくは30〜100である。nが20未満では分散安定性、液安定性が低下する傾向があり、nが120より大きいと分散液及びインクの粘度が高くなる傾向がある。
本発明の顔料分散液において、ポリオキシエチレンの濃度は前記一般式(1)で示されている化合物に対し、0.1〜10重量%が好ましい。0.1重量%未満では分散安定効果はなく、10重量%より多いと顔料分散液の粘度が高すぎて分散が困難になる傾向がある。
本発明の顔料分散液に使用されている顔料として、例えばブラック顔料としてはファーネス法あるいはチャネル法で製造されたカーボンブラック等が挙げられる。
またイエロー顔料としては、ピグメントイエロー1、ピグメントイエロー2、ピグメントイエロー3、ピグメントイエロー12、ピグメントイエロー13、ピグメントイエロー14、ピグメントイエロー16、ピグメントイエロー17、ピグメントイエロー73、ピグメントイエロー74、ピグメントイエロー75、ピグメントイエロー83、ピグメントイエロー93、ピグメントイエロー95、ピグメントイエロー97、ピグメントイエロー98、ピグメントイエロー114、ピグメントイエロー120、ピグメントイエロー128、ピグメントイエロー129、ピグメントイエロー138、ピグメントイエロー150、ピグメントイエロー151、ピグメントイエロー154、ピグメントイエロー155、ピグメントイエロー180等が挙げられる。
またマゼンタ顔料としては、ピグメントレッド5、ピグメントレッド7、ピグメントレッド12、ピグメントレッド48(Ca)、ピグメントレッド48(Mn)、ピグメントレッド57(Ca)、ピグメントレッド57:1、ピグメントレッド112、ピグメントレッド122、ピグメントレッド123、ピグメントレッド168、ピグメントレッド184、ピグメントレッド202、ピグメントバイオレット19等が挙げられる。
さらにシアン顔料としては、ピグメントブルー1、ピグメントブルー2、ピグメントブルー3、ピグメントブルー15、ピグメントブルー15:3、ピグメントブルー15:4、ピグメントブルー16、ピグメントブルー22、ピグメントブルー60、バットブルー4、バットブルー60等が挙げられる。
なかでも、イエロー顔料としてピグメントイエロー74、マゼンタ顔料としてピグメントレッド122、ピグメントバイオレット19、シアン顔料としてピグメントブルー15:3を用いることにより、色調、耐光性が優れ、バランスの取れたインクジェットインク用インクを得ることができる。
本発明の顔料分散液において顔料濃度は5〜50重量%が好ましい。2重量%未満では生産性が劣り、50重量%より多いと顔料分散液の粘度が高すぎて分散が困難になる傾向がある。
本発明において顔料粒子の平均粒径(D50)は150nm以下であり、且つ顔料粒子の粒度分布に於ける粒子径標準偏差が平均粒子径(D50)より小さいことが好ましい。顔料粒子の平均粒子径(D50)は好ましくは100nm以下でありさらに好ましくは50nm以下である。平均粒子径(D50)が150nmを超えると彩度が劣る。なお、本発明に於ける平均粒径(D50)は常法により測定することは可能であるが、たとえば日機装(株)製の粒度分析計UPA150を使用して測定することができる。また本発明でいう粒子径標準偏差も常法により測定することは可能であるが、これも例えば日機装(株)製の粒度分析計UPA150を使用して測定して得た測定値sdであることができる。
平均粒子径(D50)及び粒子径標準偏差は、分散機を用いて顔料を分散する際、分散機回転部周速、分散時間、分散液流量、分散液温度によって制御することが可能である。この場合、顔料粒子の平均粒径(D50)が150nm以下であり、且つ顔料粒子の粒度分布に於ける粒子径標準偏差が平均粒子径(D50)より小さするには分散機回転部周速はあまり高過ぎると顔料分散液が凝集しやすく、低すぎると分散効率が悪く生産性が落ちるため好ましくは6m/s〜13m/sである。さらに分散時間は上記メディアミル内分散液滞留時間5分の平均粒径変化が2%未満で分散を終了することが望ましい。
さらに分散液流量は300ml/分以上が好ましく、300ml/分未満では分散液温度が上昇し分散安定性に好ましくない。また循環方式の分散は短時間分散に於いては粒子径標準偏差が大きくなる傾向にあり好ましくない。さらに、分散液温度は分散時10℃未満が好ましく、さらに好ましくは4〜8℃が分散安定性によい。また、下記で説明する分散機としてビーズミルを用いる場合は、分散媒体(ビーズ)の大きさを調節することによって制御可能である。この場合、平均粒子径(D50)を100nm以下にするにはビーズを0.1mm〜1.0mm程度にすることが好ましく、さらに好ましくは0.1mm〜0.5mmにすればよい。またこの手法によって本発明における粒子径標準偏差を平均粒子径(D50)より小さくすることができる。
本発明の顔料分散液は、前記顔料、前記一般式(1)で示される化合物、ポリオキシエチレン、水、必要に応じて各種添加剤をサンドミル、ボールミル、ロールミル、ビーズミル、ナノマイザー、ホモジナイザー等の公知の分散機で分散することによって得られる。このとき、ノニオン系界面活性剤である前記一般式(1)で示される化合物の使用量を前記のように重量基準として顔料1に対し0.15〜1の割合にするとともに、湿式分散処理を採用するのが好適である。尚本発明でいう湿式分散処理とは前記顔料、前記一般式(1)で示される化合物、ポリオキシエチレン、水、必要に応じて各種添加剤の混合物を前記サンドミル、ボールミル、ロールミル、ビーズミル、ナノマイザー、ホモジナイザー等により、いわゆる湿式分散方式で微粉砕・分散する処理のことである。
本発明によるインクジェット用インクは、水溶性有機溶剤、界面活性剤、防腐剤、及び防黴剤からなる分から選択される少なくとも一つの添加剤をさらに含んでもよい。水溶性有機溶剤、界面活性剤、防腐剤、及び防黴剤からなる成分から選択される少なくとも一つの添加剤をさらに含むことによって、必要な有機物を溶解させることが可能なインクジェット用インク、顔料の粒子を含む分散質の分散性をさらに高めたインクジェット用インク、並びに防腐剤及び防黴効果を備えた添加剤に起因する性質を備えたインクジェット用インクを提供することができる。
添加剤の具体的な例としては、水溶性有機媒体としてメタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール等のアルコール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン等の多価アルコール、N−メチルピロリドン、2−ピロリドン等のピロリドン誘導体、アセトン、メチルエチルケトン等のケトン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン等、またノニオン、アニオン、カチオン、両性の各種の界面活性剤、防腐剤等が挙げられる。
このようにして得られた本発明の顔料分散液は、特に顔料系インクジェット用インクとして好適に使用することができる。顔料系インクジェット用インクは、公知の方法、例えば本発明の顔料分散液、水、水溶性有機溶剤、界面活性剤等を攪拌混合し、フィルター、遠心分離装置等で粗大粒子をろ過し、必要に応じ脱気することによって得られる。尚、インクの顔料濃度は1〜15重量%が好ましい。1重量%未満では画像濃度が低いため印字の鮮明さに欠け、15重量%より多いとインクの粘度が高くなる傾向があるばかりでなくノズルの目詰まりが発生しやすくなる。
また、インクには前記顔料分散液への添加剤で記した材料と同等の材料を必要に応じて配合することができる。たとえば水溶性有機溶剤の含有量としては、インク全量に対して0〜50重量%、好ましくは5〜40重量%、さらに好ましくは10〜35重量%である。
このようにして得られた本発明の顔料系インクジェット用インクは、例えばカラー画像を形成するために複数の異なる色相のインクを重ねて画像支持体に画像形成するインクジェット記録用インクセット、これを収容するインクカートリッジに好適に用いることができる。また本発明の顔料系インクジェットインクは、これを例えば紙のような画像支持体に吐出させ記録(印字)を行なって画像形成するインクジェットプリント装置により、画像形成することができる印字する方法としては連続噴射型あるいはオンデマンド型が挙げられる。オンデマンド型としてはピエゾ方式、サーマルインクジェット方式、静電方式等が挙げられる。
以下、実施例に基づき本発明をより詳細に説明するが、本発明は本実施例に限定されないものである。なお、実施例中の部数は重量部を表わすものである。
実施例1
顔料:カーボンブラック(三菱化成 MCF−88) 30部
POE(n=100)β−ナフチルエーテル 15部
ポリオキシエチレン(重合度=40) 1.5部
蒸留水 153.5部
上記の混合物をプレミックス後ディスクタイプのビーズミル(シンマルエンタープライゼス社KDL型)で0.3mmジルコニアビーズを用いて周速6m/s、液温8℃で180分間分散し、顔料分散液(A)を得た。
実施例2
顔料:ピグメントイエロー74(大日精化社製イエローNo.43) 30部
POE(n=40)β−ナフチルエーテル 15部
ポリオキシエチレン(重合度=50) 0.5部
蒸留水 154.5部
上記の混合物をプレミックス後ディスクタイプのビーズミル(シンマルエンタープライゼス社KDL型)で0.3mmジルコニアビーズを用いて周速10m/s、液温10℃で90分間分散し、顔料分散液(B)を得た。
実施例3
顔料:ピグメントレッド122
(大日本インキ社製、FASTOGEN SUPER MAGENTA RG) 30部
POE(n=80)β−ナフチルエーテル 15部
ポリオキシエチレン(重合度=100) 0.15部
蒸留水 154.85部
上記の混合物をプレミックス後ディスクタイプのビーズミル(シンマルエンタープライゼス社KDL型)で0.3mmジルコニアビーズを用いて周速13m/s、液温8℃で180分間分散し、顔料分散液(C)を得た。
実施例4
顔料:ピグメントブルー15:3
(東洋インキ社製、LIONOL BLUE FG−7351) 30部
POE(n=40)β−ナフチルエーテル 23部
ポリオキシエチレン(重合度=40) 2部
蒸留水 145部
上記の混合物をプレミックス後ディスクタイプのビーズミル(シンマルエンタープライゼス社KDL型)で0.3mmジルコニアビーズを用いて周速10m/s、液温8℃で300分間分散し、顔料分散液(D)を得た。
実施例5
実施例3においてPOE(n=80)β−ナフチルエーテルをPOE(n=38)α−ナフチルエーテルに変えた以外は、実施例3と同様の処方、製造方法にて顔料分散液(E)を得た。
比較例1
顔料:カーボンブラック(三菱化成 MCF−88) 30部
ポリオキシエチレンオレイルエーテルアンモニウムサルフェート
(第一工業製薬社製ハイテノール18E) 23部
蒸留水 147部
上記の混合物をプレミックス後ディスクタイプのビーズミル(シンマルエンタープライゼス社KDL型)で1.2mmジルコニアビーズを用いて周速15m/s、液温20℃で180分間分散し、顔料分散液(F)を得た。
比較例2
顔料:ピグメントイエロー74(大日精化社製イエローNo.43) 30部
ポリオキシエチレンオレイルエーテルアンモニウムサルフェート
(第一工業製薬社製ハイテノール18E) 23部
蒸留水 147部
上記の混合物をプレミックス後ディスクタイプのビーズミル(シンマルエンタープライゼス社KDL型)で1.2mmジルコニアビーズを用いて周速15m/s、液温20℃で90分間分散し、顔料分散液(G)を得た。
比較例3
顔料:ピグメントレッド122
(大日本インキ社製、FASTOGEN SUPER MAGENTA RG) 30部
ポリオキシエチレンオレイルエーテルアンモニウムサルフェート
(第一工業製薬社製ハイテノール18E) 23部
蒸留水 147部
上記の混合物をプレミックス後ディスクタイプのビーズミル(シンマルエンタープライゼス社KDL型)で1.2mmジルコニアビーズを用いて周速15m/s、液温20℃で180分間分散し、顔料分散液(H)を得た。
比較例4
顔料:ピグメントブルー15:3
(東洋インキ社製、LIONOL BLUE FG−7351) 30部
ポリオキシエチレンオレイルエーテルアンモニウムサルフェート
(第一工業製薬社製ハイテノール18E) 23部
蒸留水 147部
上記の混合物をプレミックス後ディスクタイプのビーズミル(シンマルエンタープライゼス社KDL型)で1.5mmジルコニアビーズを用いて周速20m/s、液温12℃で300分間分散し、顔料分散液(I)を得た。
比較例5
実施例1においてポリオキシエチレン(n=40)を除いた以外は、実施例1と同様の処方、製造方法にて顔料分散液(J)を得た。
上記の方法で得られた顔料分散液(A)〜(J)を用いて下記インク処方によりインク液を調整し、30分攪拌後孔径0.8μmのメンブランフィルターでろ過、真空脱気して実施例の(a)〜(e)及び比較例の(f)〜(j)のインク液を得た。
インク処方
顔料分散液(顔料濃度15重量%) 40.0部
グリセリン 7.5部
ジエチレングリコール 22.5部
2−エチル−1,3−ヘキサンジオール 3.0部
2−ピロリドン 3.0部
ポリオキシエチレン(3)アルキル(C13)
エーテル酢酸ナトリウム 0.45部
蒸留水 23.55部
上記のインクジェット用インク(a)〜(j)の顔料平均粒径及び粒径の標準偏差を日機装(株)製の粒度分析計UPA150を使用して測定した。その結果を表1に表わす。更に画像の鮮やかさ、吐出安定性、粘度安定性試験、沈降度試験を以下に示す方法にしたがって調べた。その結果を表1に表わす。
<画像の鮮やかさ>
EPSON社製インクジェットプリンターEM−930C(ピエゾ方式)に印字画像をX−rite濃度計にて濃度または、彩度を測定し下記のように判定した。その際、記録媒体として、ゼロックス社製;Xerox 4024紙(サイズ度32s、透気度21s)を用いた。
・顔料がカーボンブラックは、濃度1.1以上が○、濃度0.9〜1.1未満が△、0.9未満が×。
・ピグメントイエロー74は、彩度75以上を○、70以上75未満を△、70未満を×とする。
・ピグメントレッド122は、彩度60以上を○、55以上60未満を△、55未満を×とする。
・ピグメントブルー15:3は、彩度50以上を○、48以上50未満を△、48未満を×とする。
<吐出安定性>
ポリエチレン製容器に密閉し50℃で7日間高温に放置した後、EPSON社製インクジェットプリンターEM−930C(ピエゾ方式)及びHP社製インクジェットプリンターDeskJet880C(サーマル方式)で印字吐出安定性を評価した。印字時のヘッドの目詰まりを評価し、ヘッドの目詰まりなしを○、ヘッドの目詰まりありを×とした。
<粘度安定性試験>
密閉ガラス容器に入れた水性顔料分散液を50℃の恒温槽の中に入れ、3カ月間静置し粘度変化があるかどうかを確認した。粘度変化が5%未満を○とし、粘度変化5%以上を×とした。
<沈降度試験>
分散安定性を調べるために得えられた水性顔料分散液を20℃恒温室に6カ月間静置し、顔料の沈降の有無を確認した。分離や水浮きまたは沈降が少しでも生じた状態を異常と評価し、異常なしの場合を○とし、異常ありの場合を×とした。
Figure 0004753600




Claims (29)

  1. 少なくとも顔料、水、重合度が30〜120のポリオキシエチレン、及び下記一般式(1)で示される化合物を混合、分散することを特徴とする顔料分散液の製造方法。
    Figure 0004753600
    (式中、Rは炭素数1〜20のアルキル基、アリール基、アラルキル基を表わし、lは0〜7の整数を表わし、nは20〜200の整数を表わす。)
  2. 前記一般式(1)で示されている化合物がPOE(n=40)β−ナフチルエーテルであることを特徴とする請求項1記載の顔料分散液の製造方法。
  3. 前記ポリオキシエチレンが、前記一般式(1)で示されている化合物に対し0.1〜10重量%含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の顔料分散液の製造方法。
  4. 前記顔料分散液中の該顔料の濃度が5〜50重量%であることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の顔料分散液の製造方法。
  5. 前記顔料分散液中の、該顔料粒子の平均粒子径(D50)が150nm以下であり、該顔料粒子の粒度分布に於ける粒子径標準偏差が平均粒子径(D50)より小さいことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の顔料分散液の製造方法。
  6. 前記顔料の内、ブラック顔料がカーボンブラックであることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の顔料分散液の製造方法。
  7. 前記顔料の内、イエロー顔料がPig.Yellow1、2、3、12、13、14、16、17、73、74、75、83、93、95、97、98、114、120、128、129、138、150、151、154、155、174、180のうちの少なくとも一種であることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の顔料分散液の製造方法。
  8. 前記顔料の内、マゼンタ顔料がPig.Red5、7、12、48(Ca)、48(Mn)、57(Ca)、57:1、112、122、123、146、168、176、184、185、202、Pig.Violet19のうちの少なくとも一種であることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の顔料分散液の製造方法。
  9. 前記顔料の内、シアン顔料がPig.Blue1、2、3、15、15:3、1::4、16、22、60、63、66のうちの少なくとも一種であることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の顔料分散液の製造方法。
  10. 少なくとも顔料、水、重合度が30〜120のポリオキシエチレン、及び下記一般式(1)で示される化合物を含有することを特徴とする顔料分散液。
    Figure 0004753600
    (式中、Rは炭素数1〜20のアルキル基、アリール基、アラルキル基を表わし、lは0〜7の整数を表わし、nは20〜200の整数を表わす。)
  11. 前記一般式(1)で示されている化合物がPOE(n=40)β−ナフチルエーテルであることを特徴とする請求項10に記載の顔料分散液。
  12. 前記ポリオキシエチレンが、前記一般式(1)で示されている化合物に対し0.1〜10重量%含有することを特徴とする請求項10又は11に記載の顔料分散液。
  13. 前記顔料分散液中の該顔料の濃度が5〜50重量%であることを特徴とする請求項1012のいずれかに記載の顔料分散液。
  14. 前記顔料分散液中の、該顔料粒子の平均粒子径(D50)が150nm以下であり、該顔料粒子の粒度分布に於ける粒子径標準偏差が平均粒子径(D50)より小さいことを特徴とする請求項1013のいずれかに記載の顔料分散液。
  15. 前記顔料の内、ブラック顔料がカーボンブラックであることを特徴とする請求項1014のいずれかに記載の顔料分散液。
  16. 前記顔料の内、イエロー顔料がPig.Yellow1、2、3、12、13、14、16、17、73、74、75、83、93、95、97、98、114、120、128、129、138、150、151、154、155、174、180のうちの少なくとも一種であることを特徴とする請求項1014のいずれかに記載の顔料分散液。
  17. 前記顔料の内、マゼンタ顔料がPig.Red5、7、12、48(Ca)、48(Mn)、57(Ca)、57:1、112、122、123、146、168、176、184、185、202、Pig.Violet19のうちの少なくとも一種であることを特徴とする請求項1014のいずれかに記載の顔料分散液。
  18. 前記顔料の内、シアン顔料がPig.Blue1、2、3、15、15:3、15:4、16、22、60、63、66のうちの少なくとも一種であることを特徴とする請求項1014のいずれかに記載の顔料分散液。
  19. 請求項1018のいずれかに記載の顔料分散液に、水溶性有機溶剤、界面活性剤、防腐剤、防黴剤からなる群から選択される少なくとも一つの添加剤を更に含有することを特徴とするインクジェット用インク。
  20. 顔料の濃度が1〜15重量%であることを特徴とする請求項19に記載のインクジェット用インク。
  21. 請求項19又は20に記載のインクジェット用インクを収容したことを特徴とするインクカートリッジ。
  22. 画像形成装置に着脱可能であることを特徴とする請求項21に記載のインクカートリッジ。
  23. 請求項19又は20に記載のインクジェット用インクを用いて受容体に画像が形成されていることを特徴とする画像形成体。
  24. 前記受容体が紙であることを特徴とする請求項23に記載の画像形成体。
  25. 請求項19又は20に記載のインクジェット用インクを用いて受容体に画像を形成することを特徴とする画像形成方法。
  26. 請求項19又は20に記載のインクジェット用インクを画像形成装置から前記受容体へ吐出させることを特徴とする画像形成方法。
  27. 前記画像形成装置が、インクジェットプリンターであることを特徴とする請求項26に記載の画像形成方法。
  28. 前記インクジェットプリンターが、ピエゾ方式のインクジェットプリンターであることを特徴とする請求項27に記載の画像形成方法。
  29. 前記インクジェットプリンターが、サーマル方式のインクジェットプリンターであることを特徴とする請求項27に記載の画像形成方法。
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