JP3892755B2 - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロール状に巻回された長尺状のシートを所望の長さに切断して給送可能なシート給送装置及び画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像形成装置を用いて印刷物を得る場合において、ロール状に巻回された長尺状のシートを切断するために、ギロチンタイプのカッタ或いはロータリータイプのカッタが存在するが、例えば、特開平11-48553号公報、特開平6-278938号公報に記載されているように、シートの幅方向に沿って移動する回転刃などのカッタも知られている。
【0003】
また、このようにシートの幅方向に沿って移動するカッタを備えた画像形成装置では、シート収納部のカバーを開放して電源を切った状態でサイズの異なるシートの交換、或いはシートの補給作業を行うために、カッタを動力によらず手動で移動させるように構成されている装置がある。カッタを手動で移動させる理由は、交換或いは補給したシートの幅方向に沿ってカッタを手動で移動させてシートの先端を切断して揃えるためである。このような装置では、シートの先端を切断して揃えた後にシート収納部のカバーを閉じて電源を投入し、この際にカッタがシート搬送領域内に放置されている場合を想定して、カッタをシート搬送領域外となる基準位置に動力によって復帰させる処理も行われている。
【0004】
このカッタを基準位置に復帰させる制御は、シートの幅方向の両外側に対応する領域に定められた基準位置にカッタセンサを配設し、これらのカッタセンサの出力でカッタが基準位置に位置するか否かを認識し、否の場合にカッタをシート搬送領域外となる基準位置に復帰させる制御である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、シートの交換或いは補給に際し、手動でカッタを移動させてシートの先端を揃えた後に、カッタを手動によりシートの外側に位置させることになっていても、作業者によってはカッタがシート搬送領域内となる位置に放置されていることがある。この場合には、シート収納部のカバーを閉じて電源を投入したときの処理として、カッタが基準位置に向けて駆動されるため、既に手動操作によって切断されたシートの先端が再度にわたりカッタによって切断されてしまう。カッタはシートの先端から一定寸法離れた位置を切断する場合にはきれいに切断できるが、上記のように、既に手動操作によって切断されたシートの切断縁に沿って再度カッタを移動させた場合には、カッタに対してシートの先端が動いてしまい、前回切断したシートの先端に、カッタとの干渉による折れや曲がり、或いはシートの幅方向の一部だけが切断される現象など、シートの先端が不揃いとなる“切断不良”が発生する。
【0006】
本発明の目的は、シートの交換或いは補給時にカッタが基準位置以外のシート搬送領域内に放置された場合であっても、カッタを基準位置に復帰させるときにシートの先端を再度にわたり切断することを回避し、これにより、シートの先端に切断不良が発生することを防止することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載のシート給送装置は、ロール状に巻回された長尺状のシートが収納されるシート収納部と、前記シート収納部から引き出されるシートを所望の部位に排出する給送排出口と、正逆回転自在の給送モータに駆動されて前記シートを前記給送排出口から給送する給送手段と、前記シートの幅方向の両外側となる領域に定められた二つの基準位置の間を手動操作により往復移動自在に支持されたカッタと、前記カッタを動力により往復移動させる駆動部と、前記カッタの停止位置を認識するカッタ停止位置認識手段と、前記カッタ停止位置認識手段の認識結果により前記カッタが前記基準位置以外の停止位置に存在しているときは前記シートをその先端が前記カッタより所望量だけ上流側に戻るように前記給送手段を動作させるシート後退搬送手段と、前記カッタ停止位置認識手段の認識結果により前記カッタが前記基準位置以外の停止位置に存在しているときは前記シート後退搬送手段によるシート後退動作の実行後に前記駆動部によって前記カッタを何れか一方の前記基準位置に復帰させるカッタ基準位置復帰手段と、を具備する。
【0008】
したがって、シートの交換或いは補給時には、電源が切られた状態であってもカッタを手動操作で移動させることによりシートの先端を切断して揃えることが可能となる。このカッタの手動操作後に、カッタ停止位置認識手段によってカッタが基準位置以外の位置、すなわちシート搬送領域内に放置されている状態が認識された場合には、シート後退搬送手段によりシートを所望量だけ後退させた後に、カッタ基準位置復帰手段によってカッタを基準位置に復帰させることが可能となる。したがって、カッタがシート搬送領域内から基準位置に復帰する過程でシートの先端をカッタによって再度にわたり切断することが原因となる切断不良という問題の発生を回避することが可能となる。
【0009】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のシート給送装置において、前記シート後退搬送手段及び前記カッタ基準位置復帰手段は、前記シート収納部が閉じられた時にそれぞれの動作を実行する。
【0010】
したがって、シートの交換或いは補給後にシート収納部が閉じられる都度、カッタの停止位置を認識し基準位置以外の位置に停止する場合に、基準位置に復帰させることが自動的に実行される。
【0011】
請求項3記載の画像形成装置は、請求項1又は2記載のシート給送装置と、前記シート給送装置により給送されるシートに画像を出力する画像形成部と、を具備する。
【0012】
したがって、シートの交換或いは補給後に操作したカッタが基準位置以外に停止した状態であっても、基準位置に復帰する過程でシートの先端をカッタによって切断することが原因となる切断不良という問題の発生を回避可能な画像形成装置を提供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。図1はシート給送装置が接続された画像形成装置の概略を示す縦断側面図、図2はカッタを往復移動させる駆動部を示す正面図、図3はシート給送装置の電気的構成を示すブロック図、図4はカッタの位置制御処理のフローチャートである。
【0014】
図1に示すように、本実施の形態における画像形成装置1は、装置本体2の内部に画像形成部3を備え、上部に原稿読取装置4を備えた複写機を例としているが、原稿読取装置4は必ずしも備えていなくてもよい。画像形成部3は、感光体ドラム5の外周に、帯電、潜像作像、現像、トナー清掃、除電などの複数のプロセスユニット(図示せず)と、感光体ドラム5上の現像画像をシートに転写する転写器6とを配列し、さらに、転写器6の下流側に定着器7を配列した公知の電子写真方式の構成であるが、電子写真方式の画像形成部3に限られるものではない。
【0015】
感光体ドラム5と転写器6との間には、上流側が給送通路8,9に接続されたシート搬送路10が設けられている。このシート搬送路10における感光体ドラム5の上流側にはレジストローラ11が配置され、定着器7の上流側にはシートを押えるコロ12が配置され、定着器7の下流側には排出ローラ13が配置されている。シート搬送路10の下流側の端部には排出トレイ(図示せず)にシートを排出する排出口14が形成されている。感光体ドラム5、定着器7のうちのヒートローラ7a、レジストローラ11及び排出ローラ13の駆動側のローラは、それぞれ電動装置(図示せず)を介して共通の搬送モータ15から回転力を受けることにより回転駆動される。
【0016】
次に、画像形成装置1にシートを給送するシート給送装置20の構成について説明する。給送装置本体21には、複数のシート22,23をロール状に巻回した状態で収納するシート収納部24と、このシート収納部24から給送通路25,26を通して引き出されるシート22又は23を所望の部位(本実施の形態では画像形成装置1の給送通路9)に排出する給送排出口27が形成されている。給送通路25,26の入口付近には給送手段としての給送ローラ28,29が配置され、給送排出口27の上流側近傍にも給送手段としての搬送ローラ30が配置されている。これらの給送ローラ28,29、搬送ローラ30の駆動側のローラは、それぞれ電動装置(図示せず)を介して共通の給送モータ31の回転力を受けることにより回転駆動される。なお、給送モータ31は正逆両方向に回転可能である。さらに、給送排出口27の下流側近傍にはシート22,23を切断するカッタ32と、このカッタ32を支持するキャリア33とが設けられている。
【0017】
図2に示すように、正逆回転可能なカッタモータ34に駆動される駆動プーリ35と従動プーリ36とに、キャリア33を往復移動させるベルト37が巻回されている。本実施の形態におけるカッタ32は回転駆動される回転刃である。このカッタ32は、ベルト37によって往復駆動されるキャリア33の直線運動を回転運動に変換し、この変換された回転力により回転駆動される。具体的には、例えば、ベルト37に巻回される回転輪38をキャリア33に回転自在に設け、この回転輪38とカッタ32とを直接又は間接的に回転力伝達自在に連結することで実現できるが、このような構成に限られるものではない。また、キャリア33には、このキャリア33を手動操作により往復移動させるための摘み39が設けられている。そして、カッタモータ34と、駆動プーリ35と、従動プーリ36と、ベルト37と、カッタ32及び回転輪38を支持するキャリア33とによって、カッタ32を往復移動させる駆動部40が形成されている。
【0018】
さらに、駆動プーリ35の内側にはカッタ右センサ41が、従動プーリ36の内側にはカッタ左センサ42が配設されている。カッタ右センサ41及びカッタ左センサ42は最大幅のシート22又は23の両側の外側に配置され、この位置でカッタ32を検出したときにカッタ32がシート搬送領域の外側において定められた基準位置に存在することを意味する検出信号を出力する。すなわち、基準位置はシート22又は23の両側に一箇所ずつ定められている。
【0019】
次に、図3に基づいて、シート給送装置20の電気的構成について説明する。各部の動作を制御するCPU43、このCPU43が実行するプログラムなどの固定データが書き込まれているROM44、ワークデータなどの可変データを更新自在に格納するRAM45がシステムバス46により接続されている。そして、カッタ右センサ41、カッタ左センサ42、給送モータ31を駆動する給送ドライバ47、カッタモータ34を駆動するカッタドライバ48、開閉センサ49がCPU43に接続されている。この開閉センサ49は前述のシート収納部24の開閉状態に応じて検出信号を出力するセンサである。具体的には、シート収納部24は、図1に実線で示すように給紙装置本体21に収納された閉止位置と、仮想線で示すように給紙装置本体21の外側となる開放位置との間を引き出し自在に支持されており、開閉センサ49は、シート収納部24が閉止位置に押し込まれたときに、そのシート収納部24の存在を機械的に、或いは光学的に検出して電気信号を出力するセンサである。なお、カッタ右センサ41及びカッタ左センサ42はカッタ32を検出したときにONの検出信号を出力するものとして説明する。
【0020】
このような構成において、シート22を選択したときは、そのシート22は給送ローラ28及び搬送ローラ30により給送通路25から画像形成装置1の給送通路9に通される。シート23を選択したときは、そのシート23は給送ローラ29及び搬送ローラ30により給送通路26及び給送通路25の上部を経て画像形成装置1の給送通路9に通される。画像形成装置1では、感光体ドラム5の表面において、電子写真方式の各プロセスユニットにより帯電、潜像作像、現像が行われ、転写器6により感光体ドラム5上の現像画像がシート22又は23に転写される。画像が転写されたシート22又は23は定着器7に搬送され、ここで転写画像が定着される。シート22又は23はカッタ32により所望の長さのシートとして切断され、排出ローラ13によって排出口14から排出トレイに排出される。
【0021】
シート22の切断は、カッタモータ34を回転させ、キャリア33をカッタ32とともに一方の基準位置から他方の基準位置に移動させ、このときにカッタ32が回転することによってなされる。この場合、カッタ右センサ41又はカッタ左センサ42がONの検出信号を出力した時点から、所望のウェイトタイムを経過した後にカッタモータ34を停止させることにより、カッタ32はカッタ右センサ41又はカッタ左センサ42の外側となる基準位置に停止状態に維持される。
【0022】
シート収納部24内のシート22又は23を交換する場合、或いはシート22又は23を補給する場合、オペレータはシート収納部24を図1に仮想線で示す開放位置に引き出して作業を行うことになる。その際、新たにセットしたシート22又は23を、その先端がカッタ32の移動軌跡よりやや下流に位置するように給送排出口27から引き出し、摘み39を把持してキャリア33を移動させることでシート22又は23の先端をカッタ32で切断して揃える作業をする。この作業の後にシート収納部24を図1に実線で示すように給紙装置本体21内に押し込んで閉じる。
【0023】
このシート収納部24を閉止位置に押し込んだ後の、本実施の形態におけるシート給送装置20のカッタ位置制御処理を、図4のフローチャートを参照して説明する。前述のように、シート22又は23の交換或いは補給に際し、シート先端切断のために手動で操作した後のカッタ32がシート22又は23の搬送領域内で停止状態に放置されている場合があるので、カッタ32の停止位置を認識する。
【0024】
すなわち、開閉センサ49の検出信号によってシート収納部24が閉止位置に閉じられた状態を認識すると(S1のY)、カッタ右センサ41、カッタ左センサ42の検出信号を参照してカッタ32の位置を検出する(S2,S3,S8)。ここで、ステップS2,S3,S8はカッタ32の停止位置を認識するカッタ停止位置認識手段として機能する。いま、カッタ右センサ41がONであるかの判断が否定され(S2のN)、次に、カッタ左センサ42がONであるかの判断が否定された(S3のN)場合は、カッタ32が左右何れの基準位置にも存在せず、シート22又は23の搬送領域内に位置する場合である。この場合には、給送モータ31をnステップ逆転させて(S4)、給送ローラ28,29及び搬送ローラ30を逆転させる。この場合、給送モータ31を逆転させるステップ数nは、シート22又は23のカットした先端をカッタ32よりも上流側に微小な長さ(数mm)だけ戻す値である。ここで、ステップS4は、カッタ32が基準位置以外の停止位置に存在しているときはシート22又は23をその先端がカッタ32より所望量だけ上流側に戻るように給送ローラ28,29を動作させるシート後退搬送手段として機能する。
【0025】
この後に、カッタモータ34を一方向に回転させ、キャリア33をカッタ32とともに右端の基準位置に向けて移動させ(S5)、カッタ32が右端の基準位置に達し、カッタ右センサ41がカッタ32を検出してONの検出信号を出力したときに(S6のY)、カッタモータ34を停止させ、カッタ32をキャリア33と共に停止させる(S7)。ここで、ステップS5ないしS7は、カッタ32が基準位置以外の停止位置に存在しているときはシート後退動作の実行後に駆動部40によってカッタ32を基準位置の何れかに復帰させるカッタ基準位置復帰手段として機能する。
【0026】
ステップS2においてカッタ右センサ41がONであるかの判断が否定され(S2のN)、カッタ左センサ42がONであるかの判断が肯定された(S3のY)場合は、カッタ32はシート22又は23の搬送領域左外側の基準位置で停止する状態に維持されているので、カッタ32は移動させない。ステップS2においてカッタ右センサ41がONであるかの判断が肯定され(S2のY)、カッタ左センサ42がONであるかの判断が否定された(S3のN)場合は、カッタ32はシート22又は23の搬送領域右外側の基準位置で停止する状態に維持されているので、カッタ32は移動させない。
【0027】
ステップS2においてカッタ右センサ41がONであるかの判断が肯定され(S2のY)、カッタ左センサ42がONであるかの判断が肯定された(S3のY)場合は、カッタ32はシート22又は23の両外側の何れの基準位置にも存在することを意味するので、カッタ32は移動させず、何らかのエラーが生じたものとして、カッタ異常処理、例えば警告表示を行う。この警告は、図示しない操作パネル上の表示装置により表示し、或いはブザーなどにより警報を発することで行う。
【0028】
【発明の効果】
請求項1記載、請求項3記載の発明によれば、シートの幅方向の両外側となる領域に定められた二つの基準位置の間を手動操作により往復移動自在に支持されたカッタを具備し、このカッタが基準位置以外の停止位置に放置されているものと認識したときは、シートの先端をカッタより所望量だけ上流側に戻した後に、カッタを基準位置に復帰させるように構成したので、シートの交換或いは補給時に手動により移動させたカッタが基準位置以外のシート搬送領域内に放置された場合であっても、カッタを基準位置に復帰させるときにシートの先端を再度にわたり切断することを回避することができ、したがって、シートの先端に切断不良が発生することを防止することができる。
【0029】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のシート給送装置において、シート後退搬送手段及びカッタ基準位置復帰手段は、シート収納部が閉じられた時にそれぞれの動作を実行するので、シートの交換或いは補給後にシート収納部が閉じられる都度、カッタの停止位置を認識し基準位置以外の位置に停止する場合に、基準位置に復帰させることが自動的に実行される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるシート給送装置が接続された画像形成装置の概略を示す縦断側面図である。
【図2】カッタを往復移動させる駆動部を示す正面図である。
【図3】シート給送装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図4】カッタの位置制御処理のフローチャートである。
【符号の説明】
3 画像形成部
20 シート給送装置
22,23 シート
24 シート収納部
27 給送排出口
28,29,30 給送手段
32 カッタ
40 駆動部
S2,S3,S8 カッタ停止位置認識手段
S4 シート後退搬送手段
S5〜S7 カッタ基準位置復帰手段
Claims (3)
- ロール状に巻回された長尺状のシートが収納されるシート収納部と、
前記シート収納部から引き出される前記シートを所望の部位に排出する給送排出口と、
正逆回転自在の給送モータに駆動されて前記シートを前記給送排出口から給送する給送手段と、
前記シートの幅方向の両外側となる領域に定められた二つの基準位置の間を手動操作により往復移動自在に支持されたカッタと、
前記カッタを動力により往復移動させる駆動部と、
前記カッタの停止位置を認識するカッタ停止位置認識手段と、
前記カッタ停止位置認識手段の認識結果により前記カッタが前記基準位置以外の停止位置に存在しているときは前記シートをその先端が前記カッタより所望量だけ上流側に戻るように前記給送手段を動作させるシート後退搬送手段と、
前記カッタ停止位置認識手段の認識結果により前記カッタが前記基準位置以外の停止位置に存在しているときは前記シート後退搬送手段によるシート後退動作の実行後に前記駆動部によって前記カッタを何れか一方の前記基準位置に復帰させるカッタ基準位置復帰手段と、
を具備するシート給送装置。 - 前記シート後退搬送手段及び前記カッタ基準位置復帰手段は、前記シート収納部が閉じられたときにそれぞれの動作を実行する請求項1記載のシート給送装置。
- 請求項1又は2記載のシート給送装置から給送されるシートに画像を出力する画像形成部を具備する画像形成装置。
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