JP2021053712A - 用紙断裁装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】断裁した用紙の品質を保持する。【解決手段】用紙断裁装置(100)は、用紙(S)を断裁刃(111,112)により断裁する断裁装置(110)と、断裁刃による断裁位置に用紙を搬送する用紙搬送装置(120)と、断裁装置及び用紙搬送装置を制御する制御装置(130)とを備える。制御装置は、断裁刃(112)を動作させて用紙を断裁する断裁制御において、断裁刃の動作期間の途中で用紙を後退搬送する断裁時スイッチバック制御を実行可能にされている。【選択図】図4
Description
本発明は、用紙断裁装置に関する。
従来、画像形成装置の後処理装置等において、用紙を所定位置で断裁する用紙断裁装置が利用されている。
特許文献1に記載の発明にあっては、用紙を断裁する際、用紙の断裁位置に影響を与えないために、押さえ部材が用紙を固定する。しかし、断裁のために特別に押さえ部材を設けることは、装置の複雑化を招く。
特許文献2に記載の発明にあっては、断裁時の断裁速度を遅くする。
特許文献1に記載の発明にあっては、用紙を断裁する際、用紙の断裁位置に影響を与えないために、押さえ部材が用紙を固定する。しかし、断裁のために特別に押さえ部材を設けることは、装置の複雑化を招く。
特許文献2に記載の発明にあっては、断裁時の断裁速度を遅くする。
従来の用紙断裁装置では、断裁刃の動作により、断裁した用紙の品質が低下するおそれがある。
本発明は以上の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、断裁した用紙の品質を保持することを課題とする。
本発明の一つの態様の用紙断裁装置は、用紙を断裁刃により断裁する断裁装置と、前記断裁刃による断裁位置に用紙を搬送する用紙搬送装置と、前記断裁装置及び前記用紙搬送装置を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記断裁刃を動作させて用紙を断裁する断裁制御において、前記断裁刃の動作期間の途中で当該用紙を後退搬送する断裁時スイッチバック制御を実行可能にされている。
本発明によれば、断裁した用紙の品質を保持することができる。
以下に本発明の一実施形態につき図面を参照して説明する。以下は本発明の一実施形態であって本発明を限定するものではない。
図1に本実施形態の用紙断裁装置の制御要素のブロック図を示す。図2から図5に本実施形態の用紙断裁装置の主要構成による模式図を示す。
本実施形態の用紙断裁装置100は、断裁装置110と、用紙搬送装置120と、制御装置130とを備える。用紙断裁装置100は、画像形成装置の後処理装置に備えられる。
断裁装置110は、用紙Sを断裁刃111、112により断裁する。断裁刃は、固定刃111と可動刃112とで構成される。本実施形態では、固定刃111は刃先を上向きにして通紙センターラインSCの下に所定の落差を隔てて固定配置されている。可動刃112は、可動支持され、動力により上下動する。可動刃112は、刃先を下向きにして配置されている。図2に示すように上死点にあるときの可動刃112は通紙センターラインSCの上に所定の落差を隔てて配置されている。
以上のように、用紙Sを、固定刃111の刃先位置と、固定刃111に対して後退位置(上死点)にある可動刃112の刃先位置の間であって、両刃先位置から離間した位置を通過させる構成である。
用紙Sが固定刃111と可動刃112の間を通って搬送されるとき、用紙Sは固定刃111にも可動刃112にも触れることなく移動できる。したがって、断裁刃111,112により用紙Sの面をスクラッチして損傷させることが抑制され、断裁した用紙の仕上がり品質を保持できる。
本実施形態の用紙断裁装置100は、断裁装置110と、用紙搬送装置120と、制御装置130とを備える。用紙断裁装置100は、画像形成装置の後処理装置に備えられる。
断裁装置110は、用紙Sを断裁刃111、112により断裁する。断裁刃は、固定刃111と可動刃112とで構成される。本実施形態では、固定刃111は刃先を上向きにして通紙センターラインSCの下に所定の落差を隔てて固定配置されている。可動刃112は、可動支持され、動力により上下動する。可動刃112は、刃先を下向きにして配置されている。図2に示すように上死点にあるときの可動刃112は通紙センターラインSCの上に所定の落差を隔てて配置されている。
以上のように、用紙Sを、固定刃111の刃先位置と、固定刃111に対して後退位置(上死点)にある可動刃112の刃先位置の間であって、両刃先位置から離間した位置を通過させる構成である。
用紙Sが固定刃111と可動刃112の間を通って搬送されるとき、用紙Sは固定刃111にも可動刃112にも触れることなく移動できる。したがって、断裁刃111,112により用紙Sの面をスクラッチして損傷させることが抑制され、断裁した用紙の仕上がり品質を保持できる。
用紙搬送装置120は、断裁刃111,112による断裁位置に用紙Sを搬送する。用紙搬送装置120は、断裁刃111,112による断裁位置に用紙Sを搬送するために、複数の搬送ローラー対により用紙Sを挟持し搬送する構成を有する。図2から図5では断裁刃11,112による断裁位置に最も近い搬送ローラー対121,122と、これより離れた他の一対の搬送ローラー対123,124を示す。さらに搬送ローラー対が続いて設けられていてもよい。これらの複数の搬送ローラー対121−124のニップ位置により通紙センターラインSCが規制される。
なお、断裁刃111,112による断裁位置に最も近い搬送ローラー対121,122の挟持力が、これより離れた他の搬送ローラー対123,124の挟持力より高くされている。例えば、搬送ローラー対121,122の挟持力が60〔N〕、搬送ローラー対123,124の挟持力が30〔N〕である。用紙Sが短く、搬送ローラー対121,122のみで挟持する状況となっても、保持力を保つためである。ただし、用紙Sが厚紙である場合はトルクマージン不足、用紙Sが薄紙である場合はシワの発生が懸念されるので、挟持力を高く設定しすぎないように注意する。
なお、断裁刃111,112による断裁位置に最も近い搬送ローラー対121,122の挟持力が、これより離れた他の搬送ローラー対123,124の挟持力より高くされている。例えば、搬送ローラー対121,122の挟持力が60〔N〕、搬送ローラー対123,124の挟持力が30〔N〕である。用紙Sが短く、搬送ローラー対121,122のみで挟持する状況となっても、保持力を保つためである。ただし、用紙Sが厚紙である場合はトルクマージン不足、用紙Sが薄紙である場合はシワの発生が懸念されるので、挟持力を高く設定しすぎないように注意する。
制御装置130は、断裁装置110の断裁動作(可動刃112の上下動の動作)、及び用紙搬送装置120の用紙搬送動作を制御する。
まず、図2から図5を参照して制御装置130による用紙断裁措置100の動作の一例であって、断裁時スイッチバック制御を実行する場合の動作を説明する。
制御装置130は、用紙搬送装置120を制御して用紙S上の断裁予定ラインを、断裁刃111,112による断裁位置に搬送し、図2に示すように断裁動作を開始する、すなわち、可動刃112を下降させる。可動刃112の動作開始時点をT=0〔ミリ秒〕とする。以下、時間の一例を併記する。
図2に示す状態から可動刃112の下降動作が進行し、図3に示すように可動刃112の刃先が固定刃111の刃先をかすめて用紙Sが断裁される。図3に示すように用紙Sが断裁され可動刃112が下死点に到達した時点をT=80〔ミリ秒〕とする。
その後のT=120〔ミリ秒〕をスイッチバック開始時点として、図4に示すように用紙Sを所定のスイッチバック量(後退搬送量)αだけ後退搬送する断裁時スイッチバック制御を実行する。例えば、スイッチバック量αは3mmとされる。
まず、図2から図5を参照して制御装置130による用紙断裁措置100の動作の一例であって、断裁時スイッチバック制御を実行する場合の動作を説明する。
制御装置130は、用紙搬送装置120を制御して用紙S上の断裁予定ラインを、断裁刃111,112による断裁位置に搬送し、図2に示すように断裁動作を開始する、すなわち、可動刃112を下降させる。可動刃112の動作開始時点をT=0〔ミリ秒〕とする。以下、時間の一例を併記する。
図2に示す状態から可動刃112の下降動作が進行し、図3に示すように可動刃112の刃先が固定刃111の刃先をかすめて用紙Sが断裁される。図3に示すように用紙Sが断裁され可動刃112が下死点に到達した時点をT=80〔ミリ秒〕とする。
その後のT=120〔ミリ秒〕をスイッチバック開始時点として、図4に示すように用紙Sを所定のスイッチバック量(後退搬送量)αだけ後退搬送する断裁時スイッチバック制御を実行する。例えば、スイッチバック量αは3mmとされる。
例えばT=240〔ミリ秒〕で、可動刃112が上死点に到達する。
可動刃112が上死点に到達するころ、図5に示すように用紙Sを再搬送する。この時に、断裁した用紙Sの先端が可動刃112に当たらないように制御する。したがって、例えば、可動刃112が上死点に到達したと同時に再搬送を開始してもよい。また、可動刃112が通紙センターラインより上に通過する前であっても、可動刃112までの距離、再搬送開始時点、再搬送の搬送速度の推移、安全マージンなどのパラメーターを考慮して計算し、用紙Sが可動刃112に当たらないように制御すればよい。
用紙S上に断裁予定ラインが残っていれば、上記再搬送により、次の断裁予定ラインを断裁刃111,112による断裁位置に搬送する。
可動刃112が上死点に到達するころ、図5に示すように用紙Sを再搬送する。この時に、断裁した用紙Sの先端が可動刃112に当たらないように制御する。したがって、例えば、可動刃112が上死点に到達したと同時に再搬送を開始してもよい。また、可動刃112が通紙センターラインより上に通過する前であっても、可動刃112までの距離、再搬送開始時点、再搬送の搬送速度の推移、安全マージンなどのパラメーターを考慮して計算し、用紙Sが可動刃112に当たらないように制御すればよい。
用紙S上に断裁予定ラインが残っていれば、上記再搬送により、次の断裁予定ラインを断裁刃111,112による断裁位置に搬送する。
以上のように、制御装置130は、断裁刃111,112を動作させて用紙Sを断裁する断裁制御において、断裁刃(可動刃112)の動作期間(上記例でT=0〜220〔ミリ秒〕)の途中で用紙Sを後退搬送する断裁時スイッチバック制御を実行可能にされている。
なお、断裁前に用紙Sがずれないように、上記例のように用紙断裁後に用紙Sの後退搬送を開始することがよい。ただし、断裁位置に問題が生じなければ、多少フライングして後退搬送を開始してもよい。
以上の断裁時スイッチバック制御を適用した断裁制御、再搬送制御により、用紙Sが必要以上に断裁刃111,112に接触することが避けられて用紙Sが損傷、変形することが抑制される。また、断裁刃(可動刃112)の動作により、用紙Sが押し戻されて断裁予定ラインを断裁刃111,112による断裁位置に搬送する搬送精度が低下することが抑えられる。
以上により、断裁した用紙(印刷物)の損傷、変形が抑えられ、外形位置も精度良好となり、断裁した用紙(印刷物)の品質が保持される。
なお、断裁前に用紙Sがずれないように、上記例のように用紙断裁後に用紙Sの後退搬送を開始することがよい。ただし、断裁位置に問題が生じなければ、多少フライングして後退搬送を開始してもよい。
以上の断裁時スイッチバック制御を適用した断裁制御、再搬送制御により、用紙Sが必要以上に断裁刃111,112に接触することが避けられて用紙Sが損傷、変形することが抑制される。また、断裁刃(可動刃112)の動作により、用紙Sが押し戻されて断裁予定ラインを断裁刃111,112による断裁位置に搬送する搬送精度が低下することが抑えられる。
以上により、断裁した用紙(印刷物)の損傷、変形が抑えられ、外形位置も精度良好となり、断裁した用紙(印刷物)の品質が保持される。
また、図2から図5に示したように制御装置130は、断裁制御において所定数(上記例では1)以下の搬送ローラー対により用紙Sを挟持している条件のときに断裁時スイッチバック制御を実行する。一方、制御装置130は、断裁制御において、所定数(上記例では1)を超える搬送ローラー対により用紙Sを挟持している条件のときに断裁時スイッチバック制御を実行しない。
ここでの所定数は、断裁時スイッチバック制御なしでも断裁刃(可動刃112)の動作により用紙Sが押し戻されないことを基準に決定する。これにより必要以上のスイッチバックを避けられる。
これにかかわらず、用紙Sを挟持している搬送ローラー対の数によらずに、すべての場合に断裁時スイッチバック制御を実行する制御をしてもよい。
ここでの所定数は、断裁時スイッチバック制御なしでも断裁刃(可動刃112)の動作により用紙Sが押し戻されないことを基準に決定する。これにより必要以上のスイッチバックを避けられる。
これにかかわらず、用紙Sを挟持している搬送ローラー対の数によらずに、すべての場合に断裁時スイッチバック制御を実行する制御をしてもよい。
次に、スイッチバック量(後退搬送量)αの設定につき説明する。
スイッチバック量(後退搬送量)αの設定を理解するために、断裁時スイッチバック制御を行わない場合に、断裁刃(可動刃112)の動作により用紙Sが押し戻される現象につき図6から図11を参照して説明する。
上述したように断裁刃111,112により用紙Sの面をスクラッチして損傷させることがないように固定刃111の刃先位置より上に通紙センターラインSCを設ける。すなわち、固定刃111の刃先位置と、通紙センターラインSCとの落差Gが設けられる。
しかし、落差Gがあることにより、図7に示すように断裁時に用紙Sが下方に撓み、撓んだ状態で切られる。図6、図8に示すようにいくつかの搬送ローラー対で用紙Sが保持されている場合は用紙保持力が大きいため、可動刃112が動作しても用紙Sの位置は動かない。
しかしながら、図9に示すように搬送方向に対して短い用紙Sを断裁する場合は、用紙Sを保持する搬送ローラー対が少ないため、用紙Sを断裁する際、用紙Sが下方へ撓み、撓んだ状態で切られ、図10→図11で示すように断裁後可動刃112が上方へ戻る際、摩擦力で可動刃112が用紙Sの先端を引っかけ、用紙Sの先端を持ち上げるため、用紙Sが上流側にβ分(図7参照)だけずらされる。
その後、ずれた状態のまま搬送されると、再度断裁する際に断裁位置がずれる現象が発生し、成果物の品質低下となる。
スイッチバック量(後退搬送量)αの設定を理解するために、断裁時スイッチバック制御を行わない場合に、断裁刃(可動刃112)の動作により用紙Sが押し戻される現象につき図6から図11を参照して説明する。
上述したように断裁刃111,112により用紙Sの面をスクラッチして損傷させることがないように固定刃111の刃先位置より上に通紙センターラインSCを設ける。すなわち、固定刃111の刃先位置と、通紙センターラインSCとの落差Gが設けられる。
しかし、落差Gがあることにより、図7に示すように断裁時に用紙Sが下方に撓み、撓んだ状態で切られる。図6、図8に示すようにいくつかの搬送ローラー対で用紙Sが保持されている場合は用紙保持力が大きいため、可動刃112が動作しても用紙Sの位置は動かない。
しかしながら、図9に示すように搬送方向に対して短い用紙Sを断裁する場合は、用紙Sを保持する搬送ローラー対が少ないため、用紙Sを断裁する際、用紙Sが下方へ撓み、撓んだ状態で切られ、図10→図11で示すように断裁後可動刃112が上方へ戻る際、摩擦力で可動刃112が用紙Sの先端を引っかけ、用紙Sの先端を持ち上げるため、用紙Sが上流側にβ分(図7参照)だけずらされる。
その後、ずれた状態のまま搬送されると、再度断裁する際に断裁位置がずれる現象が発生し、成果物の品質低下となる。
以上の押し戻し量βに対してスイッチバック量(後退搬送量)αを十分に大きく設定することで、断裁時に用紙Sを保持する搬送ローラー対が一対であっても、断裁刃(可動刃112)の動作により用紙Sが押し戻されることを防ぐことができる。すなわち、用紙Sを保持する搬送ローラー対121,122が1対である条件下で、断裁後に固定刃111に対して離れるように動作する可動刃112によって用紙Sが後退しないように、断裁時スイッチバック制御における用紙の後退搬送量が設定される。これにより、用紙Sを保持する搬送ローラー対が二対以上の場合も、可動刃112によって用紙Sが後退することはない。
参考までに、図12に搬送駆動信号Saと、断裁駆動信号Sbによるシーケンスチャートを開示する。搬送駆動信号Saは、上側が正転(通常搬送)、下側が逆転(スイッチバック)である。断裁駆動信号Sbは、上凸部分で1ストロークである。図13に示す名刺BCをプリントする例に当てはめると、信号Sa11が断裁予定ライン11を断裁位置に配置する搬送動作、信号Sb11が断裁予定ライン11を断裁する動作、信号Sa12が断裁予定ライン12を断裁位置に配置する搬送動作、信号Sb12が断裁予定ライン12を断裁する動作、信号Sa13が断裁予定ライン13を断裁位置に配置する搬送動作、信号Sb13が断裁予定ライン13を断裁する動作、信号SaBがスイッチバック動作、信号Sa14が用紙Sに対する最後の搬送動作(スイッチバック後の再搬送動作)に対応する。期間T1は、上記例で120〔ミリ秒〕に対応する。
100 用紙断裁措置
110 断裁装置
111 固定刃(断裁刃)
112 可動刃(断裁刃)
120 用紙搬送装置
130 制御装置
S 用紙
SC 通紙センターライン
110 断裁装置
111 固定刃(断裁刃)
112 可動刃(断裁刃)
120 用紙搬送装置
130 制御装置
S 用紙
SC 通紙センターライン
Claims (8)
- 用紙を断裁刃により断裁する断裁装置と、
前記断裁刃による断裁位置に用紙を搬送する用紙搬送装置と、
前記断裁装置及び前記用紙搬送装置を制御する制御装置と、を備え、
前記制御装置は、
前記断裁刃を動作させて用紙を断裁する断裁制御において、前記断裁刃の動作期間の途中で当該用紙を後退搬送する断裁時スイッチバック制御を実行可能にされている用紙断裁装置。 - 前記制御装置は、前記断裁時スイッチバック制御において、用紙断裁後に用紙の後退搬送を開始する請求項1に記載の用紙断裁装置。
- 前記制御装置は、前記断裁制御において、所定数以下の搬送ローラー対により用紙を挟持している条件のときに前記断裁時スイッチバック制御を実行する請求項1又は請求項2に記載の用紙断裁装置。
- 前記用紙搬送装置は、前記断裁刃による断裁位置に用紙を搬送するために、複数の搬送ローラー対により用紙を挟持し搬送する構成を有する請求項3に記載の用紙断裁装置。
- 前記断裁刃は、固定刃と可動刃とで構成され、
用紙を、前記固定刃の刃先位置と、当該固定刃に対して後退位置にある前記可動刃の刃先位置の間であって、両刃先位置から離間した位置を通過させる請求項1から請求項4のうちいずれか一に記載の用紙断裁装置。 - 用紙を保持する搬送ローラー対が1対である条件下で、断裁後に前記固定刃に対して離れるように動作する前記可動刃によって用紙が後退しないように、前記断裁時スイッチバック制御における用紙の後退搬送量が設定されている請求項5に記載の用紙断裁装置。
- 前記制御装置は、断裁時スイッチバック制御を実行した後の用紙を再搬送する時に、断裁した用紙先端が前記可動刃に当たらないように制御する請求項5又は請求項6に記載の用紙断裁装置。
- 前記用紙搬送装置は、前記断裁刃による断裁位置に用紙を搬送するために、複数の搬送ローラー対により用紙を挟持し搬送する構成を有し、そのうち、前記断裁刃による断裁位置に最も近い搬送ローラー対の挟持力が、これより離れた他の搬送ローラー対の挟持力より高い請求項1から請求項7のうちいずれか一に記載の用紙断裁装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2019
- 2019-09-27 JP JP2019176481A patent/JP2021053712A/ja active Pending
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