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JP4832224B2 - シート取扱い装置及び製本装置並びに画像形成装置 - Google Patents

シート取扱い装置及び製本装置並びに画像形成装置 Download PDF

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JP4832224B2 JP2006239578A JP2006239578A JP4832224B2 JP 4832224 B2 JP4832224 B2 JP 4832224B2 JP 2006239578 A JP2006239578 A JP 2006239578A JP 2006239578 A JP2006239578 A JP 2006239578A JP 4832224 B2 JP4832224 B2 JP 4832224B2
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Description

本発明は画像形成装置などから搬出されるシートを束状或いは単シートの状態で所定の処理位置に搬送し、このシートにスタンプ、パンチなどの処理、或いはステイプル綴じ、製本綴じなどの処理を施すシート取扱い装置に係わり、装置内でシートに各種の処置を施す際に、処理に要する消耗品などの補充若しくは処理シートなどの満杯処理を容易にする制御装置の改良に関する。
一般に順次搬送されるシートに処理補施す装置は例えば製本装置、後処理装置(フィニッシャ装置)、シート断裁装置などとして広く知られている。これらの装置では主に処理位置に配置される処理装置(処理ユニット)に処理に要する消耗品を補給し、また処理後のシートの収納スタックと処理によって生ずる処理残滓の処理が必要となる。
従来このようなシート取扱い装置では消耗品の残量検出を行うエンプティセンサを設け、例えばステイプル綴じ装置の場合ステイプル針の残量、スタンプ装置の場合スタンプインクの残量、製本装置の場合接着剤の残量を検出してこれらの消耗品を補充するようにしている。また、処理位置で処理したシート(束)の収納スタッカではその満杯を検出するフル検知センサを設け、同様に例えばパンチ装置或いはシート断裁装置では処理位置で生じたパンチ屑、断裁屑などの処理紙片を収容する収納トレイの満杯を検出してこれらを装置外に取り出すなどの処置を行っている。
例えば引用文献1には製本装置として、画像形成装置から出力されたシートを束状に集積して部揃えし、このシート束の端面に接着剤を塗布して表紙シートと綴じ合わせ、この表装したシート束の周縁を断裁手段で所定量切り揃えて収納スタッカに収納する装置が開示されている。このような装置構成ではシート束に接着剤を塗布する接着剤塗布装置には接着剤の残量を検出する検出手段が、また収納スタッカには製本シートの満杯を検出する検出手段が、シート断裁装置には断裁屑収納トレイの満杯を検出する状態検出手段が備えられている。そして、この種の検出手段は満杯若しくはエンプティ状態を検出するセンサに加え、これらのニア状態を検出して警告する検出方法も知られている。
特開2004−209869号公報
上述のようにシートに各種処理を施す際にその処理に要する消耗材の残量、及びその処理によって生ずる処理残滓の満杯状態を検出して補充及び除去処理を行う必要がある。従来、このような状態検出は満杯或いはエンプティ状態をセンサで検出して処理動作を停止或いは禁止して処理ミスを未然に防止するように構成している。そしてこれらの状態検出と同時にニア状態を検出するセンサを設け、満杯或いはエンプティの直前の状態を検出して警告することも知られている。
そして従来は、満杯或いはエンプティ状態を検出した場合は処理動作を停止又は禁止しているが、これらのニア状態を検出したときには処理動作を停止又は禁止することなく動作を継続した上で例えば消耗品の補充を促す警告を発している。これは装置を不必要に停止することなく連続して動作を継続させ、オペレータにエンプティ状態を警告して次のジョブを設定する際に消耗品の補充、満杯シート或いは満杯紙片の除去を促すためである。
ところが、装置が例えばシートジャムで停止したとき、或いは複数の状態検出手段の1つがエンプティ又は満杯を検出したとき、装置を停止する従来の制御方法ではこの装置停止のとき他の状態検出手段がニア状態を検出していてもこれを警告表示するに止まるため、エンプティ(又は満杯)状態を解消した後、装置を再起動することが頻発する。すると装置はその後の数回のシート処理を実行すると先に補修した状態検出手段とは異なる他の状態検出手段がエンプティ(又は満杯)状態となって再び装置を停止することとなる。
このような装置停止の都度、警報音などで装置異常を警告し装置を安全な状態に停止し、エンプティ(又は満杯)処置が施された後、装置をイニシャライズして再起動することは連続した作業の効率を劣らせ、煩わしい作業を連続させる問題がある。
本発明者は複数の状態検出手段を配置してシート処理の状態を監視する際に1つの検出手段が満杯若しくはエンプティを検出したとき、他の状態検出手段がニア状態のときこの状態検出手段を満杯若しくはエンプティと見做すことによって装置を中断停止する回数を軽減することが可能であるとの着想に至った。
そこで本発明はシートに連続して処理を施す際に、処理に要する消耗材のエンプティ状態或いは処理後のシート、処理残滓の満杯状態によって装置を停止することが少なく、消耗品の補充、収納シート及び処理紙片の除去が容易であるシート取扱い装置の提供をその主な課題としている。
更に本発明はシートを集積部揃えして接着剤を塗布し、表紙シートと綴じ合わせた後にシート周縁を断裁する製本処理において装置を中断停止することが少なく効率的に製本処理することが可能な製本装置及びこれを備えた画像形成装置の提供をその課題としている。
本発明は、上記課題を解決するために以下の構成を採用する。まず本発明に係わるシート取扱い装置は、給紙口からのシートを順次所定の処理位置に搬送するシート搬送手段と、上記処理位置に搬送されたシートに所定の処理を施すシート処理手段と、上記処理後のシートを収納するスタック手段と、上記シート搬送手段と処理手段とを制御する制御手段とを備える。そして上記制御手段は、(1)上記スタック手段におけるシートの満杯状態を検出する満杯状態検出手段、又は(2)上記処理手段におけるシート処理のための消耗材の有無を検出する消耗品状態検出手段、又は(3)上記処理手段のシート処理によって生ずる処理残滓の満杯状態を検出する残滓状態検出手段のうち、少なくとも2つ以上の状態検出手段を有するように構成する。
また、この複数の状態検出手段は、満杯又はエンプティ状態とそのニア状態をそれぞれ検出するセンサで構成し、更に、上記制御手段は、上記給紙口から上記スタック手段に至るシートの紙詰まり状態を検出するジャム検出手段及び/又は上記複数の状態検出手段の1つが満杯又はエンプティを検出したとき上記シート搬送手段と上記シート処理手段の動作を停止又は禁止し、この動作の停止又は禁止のとき上記制御手段は、上記他の状態検出手段がニア状態であるときには警告信号を発し、ニア状態が解除されたとき上記シート搬送手段と上記シート処理手段の動作を継続可能に装置を再起動するように構成する。前記制御手段は、前記警告信号を発する際にニア状態である状態検出手段を満杯又はエンプティ検出と見做して警告信号を発するように構成する。
また、本発明に係わる製本装置は、順次供給されるシートを束状に集積する集積トレイ手段と、上記集積トレイ手段からのシート束に接着剤を塗布する接着剤塗布手段と、上記接着剤塗布手段からのシート束に表紙シートを綴じ合わせる表紙綴じ手段と、上記表紙綴じ手段からのシート束の周縁を断裁する断裁手段と、上記断裁手段からのシート束を収納する製本スタック手段と、上記断裁手段からの断裁屑を収容する断裁屑収納容器と、上記接着剤塗布手段と表紙綴じ手段及び上記断裁手段による製本動作を制御する制御手段とを備える。そして上記制御手段は、(1)上記接着剤塗布手段における接着剤のエンプティ状態を検出する接着剤状態検出手段、又は(2)上記製本スタック手段におけるシートの満杯状態を検出する満杯状態検出手段、又は(3)上記断裁屑収納容器の満杯状態を検出する断裁屑満杯検出手段のうち、少なくとも2つ以上の状態検出手段を有するように構成する。また、この複数の状態検出手段は、それぞれ満杯又はエンプティ状態とそのニア状態をそれぞれ検出するセンサで構成し、更に、上記制御手段は、上記給紙口から上記スタック手段に至るシートの紙詰まり状態を検出するジャム検出手段及び/又は上記複数の状態検出手段の1つが満杯又はエンプティを検出したとき上記製本動作を停止又は禁止し、この製本動作の停止又は禁止のとき上記制御手段は、上記他の状態検出手段がニア状態であるときには警告信号を発するように構成する。
本発明は順次シートにシート処理手段で処理を施す際に「処理後のシートの満杯状態を検出する状態検出手段」「シート処理のための消耗材の状態を検出する状態検出手段」「処理残滓の満杯状態を検出する状態検出手段」のうち、少なくとも2つ以上の状態検出手段を、満杯又はエンプティ状態とそのニア状態を検出するセンサで構成し、給紙口からシートスタック手段に至るシートの紙詰まり状態を検出するジャム検出手段若しくは上記複数の状態検出手段の1つが満杯又はエンプティを検出したときシート処理手段の動作を停止又は禁止し、このとき他の状態検出手段がニア状態であるときにはこの状態検出手段を満杯又はエンプティ検出と見做して警告信号を発するようにしたものであるから次の効果を奏する。
まず、シートジャム或いはエンプティ(又は満杯)で装置を停止したとき、ニア状態にある全ての状態検出手段がエンプティ(又は満杯)と見做されて警告信号を発するため、このニア状態の解消を含めて全ての処置を促すこととなる。従って装置停止時にはニア状態を含めて消耗品の補給、満杯シートおよび処理残滓の除去が処置されるため再開後にこれらの不具合で装置が停止することがなく、連続したシート処理を効率的に行うことが出来る。また、その為の構成もニア検出するセンサからの信号を装置停止時にはエンプティ(又は満杯)と見做す判断手段を設けるだけで良く装置を簡単な構成で安価に提供することが出来るなどの優れた効果を奏する。
以下図示の好適な実施の形態に基づいて本発明を詳述する。図1は、本発明に係わる製本装置と、これを用いた画像形成システムの全体構成の説明図であり、図2は製本装置の詳細説明図である。
図1に示す画像形成システムは、シートに順次印刷を施す画像形成装置Aと、この画像形成装置Aの下流側に付設された製本装置B、この製本装置Bの下流に配置された後処理装置Cとから構成されている。そして画像形成装置Aで画像形成したシートを製本装置Bで製本処理する。また製本処理しないシートについてはこの製本装置Bを通過して後処理装置Cで印刷シートに後処理を施すように構成されている。
まず画像形成装置Aは複写機、プリンタ、印刷機など種々の構造のものが採用可能であるが図示のものは静電印刷装置を示す。この画像形成装置Aはケーシング1内に給紙部2と、印字部3と、排紙部4と制御部とが内蔵されている。給紙部2にはシートサイズに応じた複数のカセット5が準備され、制御部から指示されたサイズのシートが給紙経路6に繰り出される。この給紙経路6にはレジストローラ7が設けられ、シートを先端揃えした後所定のタイミングで下流側の印字部3に給送する。
印字部3には静電ドラム10が設けられ、この静電ドラム10の周囲には印字ヘッド9、現像器11、転写チャージャ12などが配置されている。そして印字ヘッド9は例えばレーザ発光器などで構成され、静電ドラム10上に静電潜像を形成し、この潜像に現像器11でトナーインクを付着し、転写チャージャ12でシートに印刷する。この印刷シートは定着器13で定着され排紙経路17に搬出される。排紙部4には上記ケーシング1に形成した排紙口14と排紙ローラ15が配置されている。尚図示16は循環経路であり、排紙経路17からの印刷シートをスイッチバック経路で表裏反転した後再びレジストローラ7に送り、印刷シートの裏面に画像形成する。このように片面若しくは両面に画像形成された印刷シートは排紙口14から排紙ローラ15で搬出される。
尚図示20はスキャナユニットであり、上記印字ヘッド9で印刷する原稿画像を光学的に読み取る。その構造は一般的に知られているように原稿シートを載置セットするプラテン23と、このプラテン23に沿って原稿画像をスキャンするキャリッジ21と、このキャリッジ21からの光学像を光電変換する光学読取手段(例えばCCDディバイス)22とから構成されている。また図示のものは原稿シートを自動的にプラテンに給送する原稿送り装置25がプラテン23上に装備してある。
次に、上述の画像形成装置Aに付設された製本装置Bについて説明する。この製本装置Bはケーシング30内に印刷シートを束状に集積して部揃えする集積部40(以下「集積トレイ41」という)と、この集積トレイ41からのシート束に接着糊を塗布する接着剤塗布手段55と、接着剤を塗布されたシート束に表紙シートを綴じ合わせる表紙綴じ手段60とから構成されている。そして上記集積トレイ41には、その上流側にシート搬入経路32(以下中紙搬送経路という)が、下流側に製本経路33がそれぞれ配置してある。集積部40は略々水平方向に配置した集積トレイ41で構成され、上記中紙搬送経路32の排紙口32bからの印刷シートを積載収納する。
上記集積トレイ41の上方には正逆転ローラ42aと搬入ガイド42bが設けてあり、排紙口32bからの印刷シートを搬入ガイド42bで集積トレイ41上に案内し、正逆転ローラ42aで収納する。この正逆転ローラ42aは正回転で印刷シートを集積トレイ41に収納し、逆回転でトレイ後端(図1右端)に配置された規制部材43にシート後端を突き当て規制する。また集積トレイ41には図示しない整合手段が設けられトレイ上に収納した印刷シートの両側縁を基準位置に片寄せ整合する。このような構成で中紙搬送経路32からの印刷シートは集積トレイ41上に順次積み上げられ束状に部揃えされる。
[搬送経路の説明]
次に各シートの搬送経路について説明すると、上記ケーシング30内には画像形成装置Aの排紙口14に連なる搬入口31aを有する搬入経路31と、この搬入経路31に連なる表紙搬送経路34が装置を横断するように配置されている。この搬入経路31と表紙搬送経路34で装置を横断してシートを略水平方向に搬送する「第1シート搬送経路」が構成されている。また、上記搬入経路31にはシートを集積部40(集積トレイ41)に案内する中紙搬送経路32が経路切換フラッパ36を介して連接され、搬入口31aからのシートを集積トレイ41に搬送する。
一方集積トレイ41には、その下流側に装置を縦断してシート束を略鉛直方向に搬送する製本経路33が設けられている。この製本経路33で構成される「第2シート搬送経路」(以下「製本経路」という)と上記「第1シート搬送経路」(以下「表紙搬送経路34」という)とは互いに交差し、その交差部に後述する表紙綴じ手段60が配置されるようになっている。以上のように構成された搬入経路31は前述の画像形成装置Aの排紙口14に連なり、画像形成装置Aから印刷シートを受入れる。この場合画像形成装置Aからはコンテンツ情報を印刷された印刷シート(中綴じシート)と表装カバーとして使用するタイトルなどを印刷された印刷シート(以下表紙シートと云う)とが搬出される。そこで搬入経路31は中紙搬送経路32と表紙搬送経路34とに分岐され経路切換フラッパ36を介して各印刷シートをそれぞれの経路に振り分け搬送することとなる。
一方、上記搬入経路31にはインサータ装置26が連結してあり、画像形成装置Aで印刷処理しない表紙シートを給紙トレイ26aから1枚ずつ分離して搬入経路31に供給するように構成してある。このインサータ装置26は1つ若しくは複数段の給紙トレイ26aを備え、このトレイ先端には積載されたシートを1枚ずつ分離して給送する給紙手段と、この給紙手段の下流側に給紙経路27が設けられ、この給紙経路27は経路切換片28を介して搬入経路31に連結している。また上記搬入経路31には搬送ローラ31bが、中紙搬送経路32には搬送ローラ32aが、製本経路33にはグリップ搬送手段(シート束保持手段;以下同様)47と後述するターンテーブルユニット65aと搬出ローラ66が配置されている。また表紙搬送経路34には搬送ローラ34aが、後処理経路38には搬送ローラ38aがそれぞれ配置され、駆動モータに連結されている。
上記中紙搬送経路32には前述の集積トレイ41が連接され、この集積トレイ41の下流側には製本経路33が配置されている。この製本経路33は束状に集積された中綴じシート(以下単に「シート束」という)を順次移送しながら製本処理を施す。図示の製本経路33は略々鉛直方向に配置され、シート束姿勢偏向位置Dと接着剤塗布位置Eと表紙綴位置Fと断裁位置Gが順次この順に下流側に配置されている。この表紙綴位置Fには前述の表紙搬送経路34が交差するように配置され、この表紙綴位置Fに表紙シートを供給する。
上記製本経路33には接着剤塗布位置Eに接着剤塗布手段55が配置されている。この接着剤塗布手段55は熱溶融性の接着剤を収容する糊容器56と、塗布ロール57と、ロール回転モータMRとで構成され、この塗布ロール57とロール回転モータMRは糊容器56に組み込まれている。そして糊容器56は上記接着剤塗布位置Eにセットされるシート束に沿って移動可能に支持され、シート束の長手方向に沿って図1紙面表裏方向に往復移動することによってシート束の端面に接着剤を塗布する。
上記糊容器56の構成について図3(b)、(c)に従って説明すると、糊容器56本体は液状接着剤収容室(以下液剤収容室という)56aと固形接着剤収容室(以下固形剤収容室という)56bに区割され、液剤収容室56aには塗布ロール57が回転自在に配置され、塗布ロール57にはロール回転モータMRが連結されている。また液剤収容室56aには接着剤の残量を検出する糊センサ56Sが配置してある。図示の糊センサ56Sは接着剤の温度センサを兼用し、液剤収容室56a内の液化した接着剤の温度を検出するのと同時に接着剤に浸された部位の温度差によって接着剤の残量を検出するようになっている。また、糊容器56本体には電熱ヒータなどの加熱素子(加熱手段)50が埋設してある。そしてこの糊センサ56Sと加熱手段50は後述する制御CPU75に結線され、液剤収容室56a内の接着剤を所定の溶融温度に温度調整する温度制御手段79(図4に示す)を有し、同時に接着剤の残量を検出するようになっている。
上記固形剤収容室56bは上記液剤収容室56aと連通され、同収容室56b内で溶融液化した接着剤が液剤収容室56a内に流入する。またこの固形剤収容室56b内には攪拌回転体56cが内蔵されている。
また、上記接着剤塗布位置Eに前記集積トレイ41からシートを移送するグリップ搬送手段47が製本経路33に配置されている。このグリップ搬送手段47は集積トレイ41に集積したシート束を水平姿勢から鉛直姿勢に偏向し、略鉛直方向に配置された製本経路33に沿って下流側に搬送して接着剤塗布位置Eに搬送セットする。このため、集積トレイ41は集積位置(図2実線)から引き渡し位置(図2鎖線)に移動し、この引き渡し位置で準備されたグリップ搬送手段47にシート束を引き渡すようになっている。
上記製本経路33の表紙綴位置Fには表紙綴じ手段60が配置されている。この表紙綴位置Fには前述の表紙搬送経路34が交差するように配置され、この表紙搬送経路34から表紙シートが供給され、この表紙綴位置Fで表紙シートと上記接着剤塗布位置Eからのシート束とがくるみ綴じ製本される。この為この表紙綴位置Fには表紙シートをバックアップ支持する背当プレート61と、シート束と表紙シートとの接合部(背部)をプレス成形する背折プレート62と、折りロール63が設けられている。この背当プレート61と背折プレート62と折りロール63とで表紙綴じ手段60が構成されている。
次に上記折りロール63の下流側に位置する断裁位置Gには断裁手段65が配置してある。この断裁手段65はシート束の天地方向を偏向するターンテーブルユニット65aと、切断するシート束の断裁縁を押圧支持する断裁縁プレスユニット65bと、断裁刃ユニット65cで構成されている。ターンテーブルユニット65aは前記折りロール63から送られたシート束をニップした状態で旋回するように構成され、同時に断裁位置Gにシート束を搬送セットする。上記断裁縁プレスユニット65bはシート束の断裁縁を押圧支持するように製本経路33と直交する方向に移動自在の加圧部材を備え、シート束を押圧支持するように構成されている上記断裁刃ユニット65cは平刃状の断裁刃と、シート束を挟んでこの断裁刃と対向する刃受け部材と、断裁刃を駆動するカッタモータとから構成されている。
上記断裁手段65により、冊子状に製本処理されたシート束の背部を除く周縁を所定量裁断して切り揃える。この断裁位置Gの下流側には搬出ローラ66と収納スタッカ67が配置されている。この収納スタッカ67は図示のようにシート束を倒立状態で収納するようになっている。そしてこの収納スタッカ67には満杯検出センサ67Sfが配置され、収納スタッカ67に収納されるシート束の満杯状態を検出して、オペレータにその除去を警告するようになっている。
また、上記断裁位置Gの下方には収納スタッカ67と並列に屑収納ボックス68が設けられ、断裁刃で切断した紙片を収納する。このため、断裁位置Gの直下にはスイーパ手段69が設けられ、このスイーパ手段69は図示しない駆動モータによって図2左右方向に揺動し、シート束を断裁する際は断裁位置Gの直下に位置して切断片を屑収納ボックス68に案内し、断裁後は断裁位置Gから退避してシート束を収納スタッカ67に収容可能に退避するようになっている。また、上記屑収納ボックス68には内部に収納された切断紙片の収納量を検出するフル検出センサ(満杯検出センサ)68Sfとニアフル検出センサ68Snが配置してある。このニアフル検出センサ68Snはシート束の断裁中に満杯とならないように例えばシート束の周縁を断裁する1回分に相当する紙片を収容可能な状態でこれを検出するように配置されている。
上述の製本装置Bには後処理装置Cが配置され、この後処理装置Cは前記表紙搬送経路34(第1シート搬送経路)に連なる後処理経路38が設けられ、この後処理経路38にステイプルユニット、パンチユニット、スタンプユニットなどの後処理機器が配置され、画像形成装置Aからの印刷シートを、表紙搬送経路34を介して受け取り、このシートにステイプル処理、パンチ処理、捺印処理を施し排紙トレイ37に搬出する。また、このような後処理を施すことのない画像形成装置Aからのシートを排紙トレイ37に収納するようになっている。
「接着剤塗布手段」
接着剤塗布手段55は前述した糊容器56と、この容器内に回転自在に取り付けられた塗布ロール57と、この塗布ロール57を回転駆動するロール回転モータMRと、上記糊容器56をシート束に沿って往復駆動する駆動モータMSとから構成される。図3(a)にその概念図を示すが、シート束の下端縁(製本時の背表紙部)S1に対し糊容器56は短い長さ(寸法)に形成してあり、これに内蔵した塗布ロール57と伴にシート束の下端縁S1に沿って移動するように装置フレームのガイドレール52(図3参照)に支持されている。そしてこの糊容器56は装置フレームに取り付けられたタイミングベルト53に連結され、このタイミングベルト53には駆動モータMSが連結してある。
上述のように糊容器56自体がシート束に沿って移動する構成を示したが、これは糊容器56をシート束の長さより長いトレイ形状に構成し、塗布ロール57のみが同図左右方向に移動するようにしても良い。尚図示の塗布ロール57は耐熱性の多孔質材で構成され、糊を含侵してロール周囲に糊の層が盛り上がるように構成されている。
そこで糊容器56はホームポジションHPと、シート束に沿って復動作を開始するリターン位置RPと、接着剤を補充する補充位置EPとの間で前記駆動モータMSによって往復動する。そして各位置は図3(a)に示す位置関係に設定され、リターン位置RPはシート幅のサイズ情報によって設定される。また、装置電源投入時(イニシャル時)にはホームポジションHPに設定され、先行する例えば前記グリップ搬送手段47のグリップセンサSgのシートグリップ信号から所定時間後(シート束が接着剤塗布位置Eに到達する見込み時間)にホームポジションHPからリターン位置RPに向けて移動する。この移動と同時に塗布ロール57はロール回転モータMRで回転を開始する。尚図示SPは上記糊容器56のホームポジションセンサである。
上記駆動モータMSの回転で、糊容器56はガイドレール52に沿って図3(a)左側から右側に移動を開始する。この往路では塗布ロール57はシート束に圧接してシート端部をバラけさせ、リターン位置RPからホームポジションHPに戻る復路ではシート端と所定のギャップを形成して接着剤を塗布するように、前述のグリップ搬送手段47の送り量を図示しない昇降モータで調整する。このシート束の送り量による塗布量調整はシート束厚さ検出手段(図示せず)からの束厚さ情報に基づいて束厚さが厚いときにはギャップを大きくして塗布量を多く設定し、束厚さが薄いときにはギャップを小さくして塗布量を少なく設定している。このように前記グリップ搬送手段47の昇降モータの制御でシート束の送り量を大小調整する代わりに上記塗布ロール57の位置を上下調整するロール位置調整手段を設けても良い。また駆動モータMSは待避指示信号でシート束に接着剤を塗布する作動位置から距離を隔てて待避した待避位置EPに移動し、この待避位置EPに配置された接着剤補給ホッパ54から接着剤の補給を受けるようになっている。
本発明は上述の構成において、(1)前記製本スタック手段(前述の収納スタッカ67)におけるシートの満杯状態を検出する満杯状態検出手段、(2)前記接着剤塗布手段55におけるシート処理のための消耗材(接着剤)の有無を検出する消耗品状態検出手段、(3)前記断裁手段65のシート断裁処理によって生ずる処理残滓(屑紙片)の満杯状態を検出する残滓状態検出手段を備える。これらの状態検出手段は装置仕様に応じて適宜配置するが図示のものは収納スタッカ67と、屑収納ボックス68と、糊容器56にそれぞれニア状態を検出するセンサと満杯(又はエンプティ)状態を検出するセンサが配置してある。各構成について説明する。
上記収納スタッカ67には前述のように製本シートが倒立状態で収納され、スタッカ67は図2右から左側に製本シートの収納に伴って順次繰下げ移動し、その左限端部には図示しないリミットスイッチが配置されている。そしてこの収納スタッカ67の受入れ口には収納された製本シートを検出する満杯検出センサ67Sfとニア満杯(ニアフル)検出センサ67Snが配置され、この両センサでスタッカ満杯検出手段67Sが構成されている。また、屑収納ボックス68には満杯検出センサ68Sfとニアフル検出センサ68Snが配置され、この両センサで屑ボックス満杯検出手段68Sが構成されている。これらのニアフル検出センサ67Sn、68Snは少なくとも一冊の製本処理を施すことが可能な残量位置、即ち収納スタッカ67では製本シート1冊分の収納がかのうなとき、屑収納ボックス68では一冊分のトリミング断裁で生ずる屑紙片を収納可能なときにそれぞれニアフル状態として検出するように構成されている。一方満杯検出センサ67Sf、68Sfは収納スタッカ67及び屑収納ボックス68が満杯となったときをそれぞれ検出する。図示のものはいずれもホトセンサで構成してある。
また、前記糊容器56には前述のように糊センサ56Sが配置され、このセンサは接着剤に浸されたセンサ個所を温度変化から検出する検出素子のアレイで構成され、エンプティ状態を図3(c)に示す56Seで、ニアエンプティ状態を56Snで検出し、この糊センサ56Sで糊残量検出手段が構成されている。そしてニアエンプティ状態56Snは少なくとも1冊分の接着剤塗布が可能な残量を検出する位置に配置されている。そしてこれらの状態検出手段56S、67S、68Sは後述する制御CPU75に接続され、それぞれの状態を判別するようになっている。
更に上述の製本装置Bには、搬入経路31にシートセンサSS1が、中紙搬送経路32にシートセンサSS2と排紙センサSS3が配置され、同様に製本経路33にシートセンサSS4が、表紙搬送経路34にシートセンサSS5とSS6が配置され、通過するシート若しくはシート束を検出し、これらのシートセンサSS1〜SS6でジャム検出手段SJが構成されている。そしてこのジャム検出手段SJは後述する制御CPU75に接続され、上記各経路中の紙詰まりを検出するようになっている。
そこで本発明は、上述の状態検出手段56S、67S、68Sとジャム検出手段SJからの信号によって以下のように制御することを特徴としている。上記各経路中のシート搬送手段と糊塗布、表紙綴じ、トリミング断裁などの処理手段(以下シート処理手段という)とを制御する制御手段は後述する装置全体を制御する制御CPU75で構成されている。そこで制御手段(以下制御CPU75という)は、上記ジャム検出手段SJが紙詰まりを検出したとき、若しくは上記複数の状態検出手段56S、67S、68Sの1つが満杯又はエンプティを検出したときには上記シート搬送手段と上記シート処理手段の動作を停止又は禁止する。そして制御CPU75はこの動作の停止又は禁止のとき、他の状態検出手段がニア状態であるときには警告信号を発し、ニア状態が解除されたとき上記シート搬送手段と上記シート処理手段の動作を継続可能に装置を再起動する。
以下図示の態様について上述の制御を詳述する。図4は制御ブロック図であり、図1に示すような画像形成装置Aと製本装置Bとを連結したシステムでは、例えば画像形成装置Aに備えられた制御CPU70にコントロールパネル71と、モード設定手段72を設ける。そして製本装置Bの制御部には制御CPU75を設け、この制御CPU75は製本処理実行プログラムをROM76から呼び出して製本経路33における各処理を実行する。またこの制御CPU75には画像形成装置Aの制御CPU70から後処理モード指示信号、ジョブ終了信号、その他製本に要する情報及びコマンド信号を受信する。
上記制御CPU75は製本処理プログラムをROM76から読み出し、シート集積動作75a、温度制御動作(温度制御手段)79、接着剤塗布動作75b、表紙綴じ動作75c、断裁動作75d、製本スタック動作75eをそれぞれ実行するように構成されている。そして制御CPU75は上記各製本動作75a〜75eの過程でシートジャム監視手段78aと、接着剤量監視手段78bと、屑収納ボックス監視手段78cと、収納スタッカ監視手段78dを備えている。上記シートジャム監視手段78aは前記シートセンサSS1〜SS6からの信号で所定時間内にシートが到達しないとき、或いは所定時間以上シートが滞留しているときに「紙詰まり」と判別するように構成されている。また上記接着剤量監視手段78bは前記糊センサ56Sからの信号で接着剤量がエンプティであるか、ニアエンプティであるかを判別するように構成され、上記屑収納ボックス監視手段78cは前記満杯検出センサ68Sf又はニアフル検出センサ68Snからの信号で屑収納ボックス68の満杯状態を判別するように構成され、上記収納スタッカ監視手段78dは前記満杯検出センサ67Sfとニアフル検出センサ67Snからの信号で収納スタッカ67が満杯であるか否かを判別するように構成されている。
次に上記制御CPU75による製本動作と、上記各監視手段78a〜78dによる製本動作について図5乃至図7に示すフローチャートに基づいて説明する。
前記画像形成装置Aのコントロールパネル71で画像形成条件と後処理モードを設定する(St001)。この後処理モードは例えば「プリントアウトモード」「製本処理モード」「ステイプルモード」「スタンプモード」「パンチモード」「ジョグモード」などに設定する。プリントアウトモードは画像形成したシートを製本及び後処理することなく排紙トレイ37(図示のものは後処理装置Cに備えられている)に搬出収納する。
製本モードは画像形成されたシートを部揃え集積して表紙シートと綴合わせて収納スタッカ67に収納する。また、ステイプルモードは画像形成されたシートを後処理装置Cに備えられたステイプルユニットによってステイプル綴じし、スタンプモードは捺印処理し、同様にパンチモードはパンチ処理を、ジョグモードは仕分け処理をそれぞれ後処理装置Cで実行し、その後排紙トレイ37に収納する。
そこで上記ステップSt001で「製本処理モード」が選択されると、制御CPU75は、接着剤量監視指示信号を発し、後述する接着剤量の判別と補充動作を実行する。次いで画像形成装置Aは画像形成動作を実行し、画像形成したシートを排紙口14から搬出する(St002)。画像形成装置Aから排紙指示信号を受けると、製本装置Bの制御CPU75は前記中紙搬送経路32の搬送モータを駆動し、搬入口31aからシートを搬入し、その排紙口32bから搬出する。排紙口32bに送られたシートは集積トレイ41に積載されて部揃え集積される(St003)。
次に制御CPU75は画像形成装置Aからジョブ終了信号を受ける(St004)と、集積トレイ41上に集積されたシート束をグリップ搬送手段47で下流側の製本経路33に搬送する。このシート束の搬送は図1に示すように集積トレイ41が集積位置から搬出位置に降下し、この搬出位置でグリップ搬送手段47がシート束を把持する。次いでグリップ搬送手段47はシート束を略々90度旋回し水平姿勢から鉛直姿勢にシート束の姿勢を偏向する。そしてグリップ搬送手段47はこの偏向後のシート束をその下端縁が接着剤塗布位置Eに位置決めされるように移送する(St005)。
次に制御CPU75は上記シート束の接着剤塗布位置Eへの移送と前後して前記表紙搬送経路34から表紙シートを搬送し、表紙綴位置Fに表紙シートを給送セットする(St006)。尚表紙シートは画像形成装置Aから供給されるか、或いはインサータ装置26から供給される。次いで制御CPU75は、糊塗布動作を実行する。この動作は図3(a)に示すようにホームポジションHPにある糊容器56をシート束の下端面S1に沿って移動し、リターン位置RPで復帰動させる。そして往動作でシート束に塗布ロール57を押圧してシート端をバラけさせ、復動作で接着剤を塗布する(St007)。
次いで制御CPU75はグリップ搬送手段47を動作させて接着剤を塗布したシート束を下流側の表紙綴位置Fに移送する。そしてこの表紙綴位置Fで表紙シートと逆T字状に接合する。このとき表紙シートは背当プレート61で支持されている。この状態で背折プレート62がシート束を挟んだ状態で表紙シートを背折りプレスする。この一連の動作で表紙綴じ処理が実行される(St008)。
次に制御CPU75は所定の冷却時間の経過を待つ(St009)。所定の冷却時間経過後制御CPU75は背当プレート61と背折プレート62を製本経路33から退避させ、折りロール63を回転駆動し、シート束を下流側の断裁位置Gに移送する(St010)。次いで制御CPU75は断裁手段65を作動してシート束の天部、地部、小口部を順次所定量断裁して揃える(St011)。このシート束の断裁終了後制御CPU75は製本仕上げされたシート束を収納スタッカ67に収納する(St012)。
上述の動作過程で制御CPU75はシートの紙詰まり状態と前述の状態検出手段56S、67S、68Sの状態検出を継続して実行する。そこでシートジャムを検出した場合を図6の制御フローで示し、状態検出手段で満杯若しくはエンプティを検出した場合を図7の制御フローで示す。図6においてシートジャムを前記シートジャム監視手段78aが判別する(St013)。すると制御CPU75は、接着剤量監視手段78b、屑収納ボックス監視手段78c、収納スタッカ監視手段78dの状態を判別する(St014)。そしてシートの処理動作禁止信号を発し(St015)、これと同時にジャム表示を例えば前述のパネル表示部71に行う。
そして制御CPU75は上記接着剤量監視手段78b、屑収納ボックス監視手段78c、収納スタッカ監視手段78dの状態を判別し、「ニア状態の検出手段が存在するか否か」を判別する(St017)。この判別でニア状態の検出手段が存在するときにはその状態検出手段をフル又はエンプティと見做してパネル表示部71に表示する。例えば接着剤監視手段78bが「ニアエンプティ」のときには、例えば「接着剤エンプティ」と表示し、屑収納ボックス監視手段78cが「ニアフル」のときには、「屑収納ボックス満杯」、同様に収納スタッカ監視手段78dが「ニアフル」のときには、「製本収納スタッカ満杯」と表示する(St018)。
そして制御CPU75は、満杯又はエンプティ処置のための動作を実行する(St019)。図示の装置の場合、接着剤量をエンプティと見做したときには糊容器56を待機位置Ep(図3(a)にEpとして示す位置)に移動し、この待機位置に準備された補給ホッパ54から接着剤を補給する。また、屑収納ボックス68がフル(満杯)と見做したときには、屑収納ボックスのインターロックを解除し、ボックスを引き出して内部の紙片屑を除去可能にする。同様に製本収納スタッカ67がフル(満杯)と見做したときにはそのインターロックを解除する。
そこで制御CPU75は上記満杯又はエンプティ処置のための動作を実行した後、及び前記ステップSt017で「ニア状態の検出手段が存在」しないと判別した場合、装置電源を遮断するなど装置を停止する(St020)。次にオペレータがリカバリ処置を実行する(St018)。このリカバリ処置は操作マニュアルに従って、ジャムしたシート(束)を装置から取り出す。これと同時に「ニア状態」と判別した糊容器、屑収納ボックス、製本スタッカなどを処置する。
上記リカバリ処置の後、オペレータが装置電源を投入すると、装置のイニシャライズ動作を実行する(St021)。このイニシャライズ動作は、上記ジャム監視手段78aの状態を見て、尚ジャム検出している場合は上記ステップSt020に戻る。次制御CPU75は上記接着剤監視手段78b、屑収納ボックス監視手段78c、収納スタッカ監視手段78dの状態を見て「ニア状態」のときには上記ステップSt020に戻る。そしてこれらに異常のないとき制御CPU75はシート処理動作を継続する(St025)。
次に図7に従って上述の状態検出手段の1つが満杯(又はエンプティ)と判断した場合(St026)について説明すると、制御CPU75は、残りの状態検出手段(接着剤量監視手段78b、屑収納ボックス監視手段78c、収納スタッカ監視手段78d)の状態を判別する(St027)。そしてシートの処理動作禁止信号を発し(St028)、これと同時に満杯(又はエンプティ)を検出した状態検出手段の状態を前述のパネル表示部71に行う。例えば接着剤量監視手段78bがエンプティを検出した場合には、残りの他の状態検出手段(屑収納ボックス監視手段78c、収納スタッカ監視手段78d)の状態を判別し、シート処理動作の禁止信号を発すると共に「接着剤エンプティ」を表示する。
そして制御CPU75は残りの他の状態検出手段(接着剤量監視手段78b、屑収納ボックス監視手段78c、収納スタッカ監視手段78d)の状態を判別し、「ニア状態の検出手段が存在するか否か」を判別する(St030)。この判別でニア状態の検出手段が存在するときにはその状態検出手段を満杯又はエンプティと見做してパネル表示部71に表示する。例えば接着剤監視手段78bが「ニアエンプティ」のときには、例えば「接着剤エンプティ」と表示し、屑収納ボックス監視手段78cが「ニアフル」のときには、「屑収納ボックス満杯」、同様に収納スタッカ監視手段78dが「ニアフル」のときには、「製本収納スタッカ満杯」と表示する(St031)。これによって満杯(又はエンプティ)と検出した状態検出手段とニア状態を検出した状態検出手段は、いずれも満杯(又はエンプティ)として警告表示されることとなる。
次に制御CPU75は、上記表示と同時に満杯又はエンプティ処置のための動作を実行する(St032)。図示の装置の場合、接着剤量をエンプティと見做したときには糊容器56を前記待機位置Epに移動し、この待機位置に準備された補給ホッパ54から接着剤を補給する。また、屑収納ボックス68がフル(満杯)と見做したときには、屑収納ボックスのインターロックを解除し、ボックスを引き出して内部の紙片屑を除去可能にする。同様に製本収納スタッカ67がフル(満杯)と見做したときにはそのインターロックを解除する。図示の装置は屑収納ボックス68と製本収納スタッカ67を装置ケーシングに引出自在に装備し、それぞれにインターロック機構を設けて動作中に開放できないようにしてあり、この関係で満杯又はエンプティと見做した場合にはこのインターロックを解除するようになっている。
そこで制御CPU75は上記満杯又はエンプティ処置のための動作を実行した後、及び前記ステップSt030で「ニア状態の検出手段が存在」しないと判別した場合、装置電源を遮断するなど装置を停止する(St033)。次にオペレータがリカバリ処置を実行する(St034)。このリカバリ処置は操作マニュアルに従って、ジャムしたシート(束)を装置から取り出す。これと同時に「ニア状態」と判別した糊容器、屑収納ボックス、製本スタッカなどを処置する。
上記リカバリ処置の後、オペレータが装置電源を投入すると、装置のイニシャライズ動作を実行する(St035)。このイニシャライズ動作は、上記接着剤監視手段78b、屑収納ボックス監視手段78c、収納スタッカ監視手段78dの状態を見て「ニア状態」が継続して判別されたときには上記ステップSt033に戻る(St036)。そしてこれらに異常のないとき制御CPU75はシート処理動作を継続する(St037)。これによって装置が何等かの原因で停止したとき、その処置と同時に「ニア状態」にある糊容器、屑収納ボックス、製本収納スタッカを正常(満杯でもニアでもない状態)な状態に処置して装置を再起動することが出来、再開後、装置を長時間稼働させることが可能となる。
本発明に係わる接着剤塗布装置を内蔵した製本装置を備えた画像形成装置の全体構成の説明図。 図1の装置に於ける製本装置の詳細説明図。 図2の装置における糊塗布装置の構成説明図であり、(a)は糊塗布動作の状態図、(b)は糊容器の斜視図を示し、(c)は糊容器の構成説明図。 図2の装置に於ける制御部の構成を示すブロック図。 図2の装置に於ける製本動作の手順を示すフローチャート。 図5のフローにおいて紙詰まりジャムを検出した場合の処置手順を示すフローチャート。 図5のフローにおいて満杯(又はエンプティ)を検出した場合の処置手順を示すフローチャート。
符号の説明
A 画像形成装置
B 製本装置
31 搬入経路(第1シート搬送経路)
32 中紙搬送経路(シート搬入経路)
33 製本経路
34 表紙搬送経路
41 集積トレイ
47 グリップ搬送手段
55 接着剤塗布手段
56 糊容器
56S 糊センサ(糊残量検出手段)
56Se エンプティ検出
56Sn ニアエンプティ検出
65 断裁手段
67 収納スタッカ
67S スタッカ満杯検出手段
67Sf 満杯検出センサ
67Sn ニアフル検出センサ
68 屑収納ボックス
68S 屑ボックス満杯検出手段
68Sf 満杯検出センサ
68Sn ニアフル検出センサ
70 制御CPU(画像形成装置)
75 制御CPU(製本装置)
78a シートジャム監視手段
78b 接着剤量監視手段
78c 屑収納ボックス監視手段
78d 収納スタッカ監視手段
79 温度制御手段
SS1〜SS6 シートセンサ
SJ ジャム検出手段

Claims (8)

  1. 給紙口からのシートを順次所定の処理位置に搬送するシート搬送手段と、
    上記処理位置に搬送されたシートに所定の処理を施すシート処理手段と、
    上記処理後のシートを収納するスタック手段と、
    上記シート搬送手段とシート処理手段とを制御する制御手段と、を備え、
    上記制御手段は、
    (1)上記スタック手段におけるシートの満杯状態を検出する満杯状態検出手段、又は(2)上記処理手段におけるシート処理のための消耗材の有無を検出する消耗品状態検出手段、又は(3)上記処理手段のシート処理によって生ずる処理残滓の満杯状態を検出する残滓状態検出手段のうち、少なくとも1つの状態検出手段と、
    上記給紙口から上記スタック手段に至るシートの紙詰まり状態を検出するジャム検出手段とを備え、
    上記状態検出手段は、満杯又はエンプティ状態とそのニア状態をそれぞれ検出するセンサで構成され、
    更に、上記制御手段は上記ジャム検出手段がシートの紙詰まりを検出したとき、上記シート搬送手段と上記シート処理手段の動作を停止又は禁止し、この動作停止又は禁止状態のときに上記状態検出手段がニア状態である場合は、警告信号を発し、ニア状態が解除されたとき上記シート搬送手段と上記シート処理手段の動作が継続可能となるように装置を再起動することを特徴とするシート取扱い装置。
  2. 給紙口からのシートを順次所定の処理位置に搬送するシート搬送手段と、
    上記処理位置に搬送されたシートに所定の処理を施すシート処理手段と、
    上記処理後のシートを収納するスタック手段と、
    上記シート搬送手段と処理手段とを制御する制御手段と、を備え、
    上記制御手段は、
    (1)上記スタック手段におけるシートの満杯状態を検出する満杯状態検出手段、又は(2)上記処理手段におけるシート処理のための消耗材の有無を検出する消耗品状態検出手段、又は(3)上記処理手段のシート処理によって生ずる処理残滓の満杯状態を検出する残滓状態検出手段のうち、少なくとも2つ以上の状態検出手段を有し、
    この複数の状態検出手段は、満杯又はエンプティ状態とそのニア状態をそれぞれ検出するセンサで構成され、
    更に、上記制御手段は上記給紙口から上記スタック手段に至るシートの紙詰まり状態を検出するジャム検出手段が紙詰まりを検出し、及び/又は上記複数の状態検出手段の1つが満杯又はエンプティを検出したとき上記シート搬送手段と上記シート処理手段の動作を停止又は禁止し、
    この動作の停止又は禁止のとき上記制御手段は、上記他の状態検出手段がニア状態であるときには警告信号を発し、ニア状態が解除されたとき上記シート搬送手段と上記シート処理手段の動作を継続可能に装置を再起動することを特徴とするシート取扱い装置。
  3. シートを積載されたシートを順次給紙する給紙手段と、
    前記給紙手段から給紙されたシート上に画像形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段からのシートを搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送されるシートを受け取り集積する集積トレイ手段と、
    前記搬送手段でのシートの紙詰まり状態を検出するジャム検出手段と、
    (1)前記給紙手段におけるシートのエンプティ状態とそのニア状態をそれぞれ検出するエンプティ状態検出手段、及び若しくは(2)前記集積トレイ手段におけるシートの満杯状態とそのニア状態を検出する満杯状態検出手段を有する状態検出手段と、
    前記シートの紙詰まり状態を検出するジャム検出手段が紙詰まり検出したとき、上記搬送手段の動作を停止又は禁止し、
    この搬送手段の動作の停止又は禁止のときに、上記満杯状態検出手段又はエンプティ状態検出手段の何れかがニア状態である場合は、満杯又はエンプティとして警告信号を発し、当該ニア状態が解除されたことを検出したとき上記シート搬送手段の動作が継続可能となるように装置を再起動する制御手段と
    を備えたシート取扱い装置。
  4. 前記制御手段は、前記警告信号を発する際にニア状態である前記状態検出手段を満杯又はエンプティ検出と見做して警告信号を発することを特徴とする請求項1乃至3の何れかの項に記載のシート取扱い装置。
  5. 順次供給されるシートを束状に集積する集積トレイ手段と、
    上記集積トレイ手段からのシート束に接着剤を塗布する接着剤塗布手段と、
    上記接着剤塗布手段からのシート束に表紙シートを綴じ合わせる表紙綴じ手段と、
    上記表紙綴じ手段からのシート束の周縁を断裁する断裁手段と、
    上記断裁手段からのシート束を収納する製本スタック手段と、
    上記断裁手段からの断裁屑を収容する断裁屑収納容器と、
    上記接着剤塗布手段と表紙綴じ手段及び上記断裁手段による製本動作を制御する制御手段と、を備え、
    上記制御手段は、
    (1)上記接着剤塗布手段における接着剤のエンプティ状態を検出する接着剤状態検出手段、又は(2)上記製本スタック手段におけるシートの満杯状態を検出する満杯状態検出手段、又は(3)上記断裁屑収納容器の満杯状態を検出する断裁屑満杯検出手段のうち、少なくとも2つ以上の状態検出手段を有し、
    この複数の状態検出手段は、それぞれ満杯又はエンプティ状態とそのニア状態をそれぞれ検出するセンサで構成され、
    更に、上記制御手段は、上記給紙口から上記スタック手段に至るシートの紙詰まり状態を検出するジャム検出手段が紙詰まりを検出し、及び/又は上記複数の状態検出手段の1つが満杯又はエンプティを検出したとき上記製本動作を停止又は禁止し、
    この製本動作の停止又は禁止のとき上記制御手段は、上記他の状態検出手段がニア状態であるときには警告信号を発してニア状態の解除を促すことを特徴とする製本装置。
  6. 前記制御手段は、前記警告信号を発する際にニア状態である前記状態検出手段を満杯又はエンプティ検出と見做して警告信号を発することを特徴とする請求項5に記載の製本装置。
  7. 前記制御手段は、前記警告信号を発した後、ニア状態が解除されたとき前記製本動作を継続可能に装置を再起動することを特徴とする請求項5又は6に記載の製本装置。
  8. シート上に画像形成する画像形成手段と、
    上記画像形成手段からのシートを束状に部揃えする集積トレイ手段と、
    上記集積トレイ手段の下流側に配置され、糊塗布位置、表紙綴じ位置、断裁位置を順次この順に備えた製本経路と、
    上記糊塗布位置に配置された接着剤塗布手段と、
    上記表紙綴じ位置に表紙シートを給送する表紙供給経路と、
    上記表紙綴じ位置に配置され上記糊塗布位置からのシート束に表紙シートを綴じ合わせる表紙綴じ手段と、
    上記断裁位置に配置され、シート束の背部綴じ部を除く周縁を所定量断裁する断裁手段と、
    上記断裁手段からのシート束を収納する製本スタック手段と、
    上記断裁手段からの断裁屑を収容する断裁屑収納容器と、
    上記接着剤塗布手段と表紙綴じ手段及び上記断裁手段による製本動作を制御する制御手段と、を備え、
    上記制御手段は、
    (1)上記接着剤塗布手段における接着剤のエンプティ状態を検出する接着剤状態検出手段、又は(2)上記製本スタック手段におけるシートの満杯状態を検出する満杯状態検出手段、又は(3)上記断裁屑収納容器の満杯状態を検出する断裁屑満杯状態検出手段のうち、少なくとも2つ以上の状態検出手段を有し、
    この複数の状態検出手段は、それぞれ満杯又はエンプティ状態とそのニア状態をそれぞれ検出するセンサで構成され、
    更に、上記制御手段は、上記給紙口から上記スタック手段に至るシートの紙詰まり状態を検出するジャム検出手段が紙詰まりを検出し、及び/又は上記複数の状態検出手段の1つが満杯又はエンプティを検出したとき上記製本動作を停止又は禁止し、
    この製本動作の停止又は禁止のとき上記制御手段は、上記他の状態検出手段がニア状態であるときには満杯又はエンプティとして警告信号を発することを特徴とする画像形成装置。
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