JP3843478B2 - 深絞り性に優れた薄鋼板の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、薄鋼板の製造方法に関し、特に、自動車用鋼板の使途に有用な深絞り性に優れた薄鋼板の製造に係わる。
【0002】
【従来の技術】
一般に、自動車に用いられる薄鋼板には、高加工性が要求され、また、機械特性として高いr値(ランクフォード値)と良好な延性も要求される。そのため、深絞り用(高加工性)薄鋼板は、比較的軟らかい低炭素Alキルド鋼あるいは極低炭素鋼に通常の熱間圧延を施した後、冷間圧延、再結晶焼鈍を順次施して製造されていた。
【0003】
ところで、該鋼板の深絞り性向上に関する技術としては、特開平5−339643号公報が開示した「仕上圧延を変態点以下で潤滑を施しつつ圧延する方法」がある。しかしながら、この方法の実施には、圧延機に潤滑設備を付帯させたり、あるいは多量の潤滑油が必要であるので、上記鋼板の製造コスト及びエネルギーは莫大なものになってしまうという問題があった。また、過度の潤滑は、圧延作業中にロールと鋼板との間でスリップを引き起こし、ロールへの安定した通板が不可能となる問題もあった。さらに、潤滑を用いない温間圧延で深絞り性を得る試みとしては、特開昭64−31935号公報に、Ar3 点以下における熱間圧延の最終パスを30%以上、実質50%以上とする方法が示されているが、このような最も低温になる最終パスでの大圧下は特にハイテン材においては圧延機の荷重負担が過大になるという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記事情を鑑み、深絞り性が優れた薄鋼板を従来より格段に経済的で、且つ安定して製造する方法を提案することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
発明者は、上記目的を達成させるべく鋭意研究し、以下の知見をえた。
例えば、C:0.0020wt%、Si:0.1〜2.0wt%、Mn:0.1〜3.0wt%、P:0.005〜0.15wt%、S:0.0050wt%、Al:0.06wt%、N:0.0025wt%、Nb:0.025wt%、B:0.0030wt%を含有し、残部はFe及び不可避的不純物よりなる鋼鋳片を1150℃に加熱〜均熱後、熱間仕上げ温度を700℃とする仕上圧延最終パス圧下率が50%以下、圧延中の変形抵抗が50〜500MPa、仕上圧延合計圧下率85%になるよう弱潤滑条件で熱間圧延を行った後、均熱温度850℃で熱延板の再結晶化処理を施した。変形抵抗は、圧延中の圧延速度200〜1600mpm,圧下率3〜45%及びロール半径250〜450mmを変化させることにより様々な値を得た。そして、得られた薄鋼板のr値に及ぼす圧下率の影響を調査したところ、図1に示す結果になった。この図1の結果は、圧延中の変形抵抗を150MPa以上に調整して圧延すれば、圧延材のr値向上に強潤滑圧延(多量の潤滑剤を使用)は不要であり、低コストかつ圧延中の安定通板を確保しつつ、r値が1.5以上の熱延鋼板の製造が可能であることを示唆している。
【0006】
そこで、発明者は、図1と同様な結果を得る素材の鋼成分、圧延条件及び熱処理条件をさらに検討し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、
C:0.01wt%以下、
Si:0.3〜2.0wt%、
Mn:0.5〜3.0wt%、
P:0.01〜0.15wt%、
S:0.05wt%以下、
Al:0.01〜0.2wt%、
N:0.01wt%以下
B:0.0004〜0.0080wt%、
を含み、且つ
Ti:0.005〜0.2wt%
Nb:0.005〜0.20wt%
の1種又は2種を含有し、残部はFe及び不可避的不純物よりなる鋼素材を、
Ar3変態点以下500℃以上の温度域にて、合計圧下率が50%以上95%以下になるよう無潤滑又は弱潤滑条件下で仕上圧延を施し、当該仕上圧延における最終パスの圧下率を50%以下(ただし50%を除く)、最終パス圧延中の変形抵抗を150MPa以上とし、その後自己焼鈍あるいは均熱温度700〜950℃に加熱して熱延板再結晶化処理を施すことを特徴とする深絞り性に優れた薄鋼板の製造方法である。
また、本発明は、
C:0.01wt%以下、
Si:0.3〜2.0wt%、
Mn:0.5〜3.0wt%、
P:0.01〜0.15wt%、
S:0.05wt%以下、
Al:0.01〜0.2wt%、
N:0.01wt%以下
B:0.0004〜0.0080wt%、
を含み、且つ
Ti:0.005〜0.2wt%
Nb:0.005〜0.20wt%
の1種又は2種を含有し、残部はFe及び不可避的不純物よりなる鋼素材を、
Ar 3 変態点以下500℃以上の温度域にて、合計圧下率が50%以上95%以下になるよう無潤滑条件下で仕上圧延を施し、当該仕上圧延における最終パスの圧下率を50%以下、最終パス圧延中の変形抵抗を150MPa以上とし、その後自己焼鈍あるいは均熱温度700〜950℃に加熱して熱延板再結晶化処理を施すことを特徴とする深絞り性に優れた薄鋼板の製造方法である。
さらに、本発明は、上記成分にNi:1.5wt%以下、Cu:1.5wt%以下及びMo:1.5wt%以下の1種又は2種以上を含有するように追加することを特徴とする深絞り性に優れた薄鋼板の製造方法である。
【0007】
この場合、圧延中の変形抵抗150MPa以上は、素材としての鋼鋳片の組成が決まると、圧延温度から経験的に予め推定できる。
本発明では、上記のような条件で鋼鋳片を圧延するようにしたので、熱延材あるいは冷延材において、従来のような強潤滑を行なわないで深絞り性が優れた薄鋼板を従来より格段に経済的に、且つ安定して製造することができるようになる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態は、上記手段を文字通り実施することであるので、ここでは各成分、圧延及び熱処理条件について範囲を限定した理由を説明する。
1:成分
(1)C:0.01wt%以下
C量が少ないほど深絞り性は向上するが、0.01wt%以下であれば如何なる値でも悪影響を及ぼさないので、このように限定した。
【0009】
(2)Si:0.3〜2.0wt%
所望の変形強度を得るためには、0.3wt%以上含有させる必要があり、また2.0wt%以上含有させるとr値に悪影響を及ぼすため、2.0wt%以下に限定した。
(3)Mn:0.5〜3.0wt%
所望の変形強度を得るためには、0.5wt%以上含有させる必要があり、また3.0wt%以上含有させるとr値に悪影響を及ぼすため、3.0wt%以下に限定した。
【0010】
(4)P:0.01〜0.15wt%
所望の変形強度を得るためには、Pは0.01%以上含有させる必要があり、また0.15wt%以上含有させるとr値に悪影響を及ぼすため、0.15wt%以下に限定した。
(5)S:0.05wt%以下、
S量が少ないほど深絞り性は向上するが、0.05wt%以下であれば、如何なる値でも悪影響を及ぼさないので、このように限定した。
【0011】
(6)Al:0.01〜0.2wt%
Alは、溶鋼段階で脱酸を行い、炭窒化物形成成分の歩留りを向上させるために必要に応じて含有させるものであり、その含有量が0.01wt%に満たないと効果がなく、一方、0.2wt%を越えて含有させても、より一層の効果は得られないため、0.01〜0.2wt%に限定した。
【0012】
(7)N:0.01wt%以下
N量が少なければ少ないほど深絞り性は向上するが、0.01wt%以下であれば、悪影響を及ぼさないので、このように限定する。
(8)B:0.0004〜0.080wt%以下
Bは、耐二次加工脆性を改善させるために0.0004wt%以上含有させるが、0.0080wt%を超えて含有させると、深絞り性が劣化するため0.0080wt%以下に限定した。
【0013】
(9)Ti:0.005〜0.2wt%
鋼中の固溶C,Nを析出固定して減少させ、深絞り性に有利な{111}方位を優先的に形成させる効果があるが、その含有量が0.05wt%に満たないと効果はなく、また0.2wt%を越えて含有させても効果はない。したがって、0.005〜0.2wt%以下に限定した。
【0014】
(10)Nb:.0.005〜0.20wt%
Nbは、鋼中の固溶Cを炭化物として析出固定させて低減させ、深絞り性に有利な{111}方位の結晶粒を優先的に形成させる効果がある。また、Nbを含有させることにより仕上げ圧延前組織が微細化し、熱延板焼鈍後に深絞り性に有利な{111}方位の結晶粒を優先的に形成させる効果もある。そのためには、その含有量が0.005wt%に満たないと効果はなく、0.20wt%以上含有させても効果の向上は見られないので、このように限定した。
【0015】
なお、Ti及びNbの1種または2種としたのは、どちらか1方を含有していれば{111}方位の結晶粒を優先的に形成するからである。
さらに、本発明では、上記の成分限定に加えて、下記成分をも考慮した。
(11)Ni:1.5wt%以下
Niは、所望の変形強度を得るために含有しても良いが、1.5wt%以上含有させると、r値に悪影響を及ぼすので、1.5wt%以下に限定した。
【0016】
(12)Cu:1.5wt%以下
Cuは、所望の変形強度を得るためには含有しても良いが、1.5wt%以上含有させるとr値に悪影響を及ぼすので、1.5wt%以下に限定した。
(13)Mo:1.5wt%以下
Moは、所望の変形強度を得るためには含有させても良いが、1.5wt%以上含有させるとr値に悪影響を及ぼすので、1.5wt%以下に限定した。
【0017】
なお、Ni,Cu及びMoは、いずれか1種類の含有でも良い。
2:次に、仕上圧延条件及び熱処理条件の限定理由を説明する。
(1)熱間圧延
熱間仕上圧延をAr3 変態点より高い温度域で行うと、圧延後にオーステナイトからフェライトへ変態し、集合組織がランダム化するため、熱延板に{111}集合組織が形成されず、そのため冷延焼鈍後には低いr値しか得られない。一方、500℃未満に仕上圧延温度を低下させても、より高いr値は望めず圧延荷重が増大するのみであるので、仕上げ圧延温度はAr3 変態点以下500℃以上に限定した。
【0018】
仕上圧延最終パス圧下率が50%より大きいと、後段強圧下の場合、圧延機への負荷が過大となるため、50%以下とした。特に、仕上圧延最終パス圧下率は30%未満がより好ましい。仕上圧延最終パスを無潤滑あるいは弱潤滑圧延と限定したのは、積極的に油を噴霧あるいは塗布する強潤滑圧延では通板時に板のスリップ等が起こり安定した操業を行うにあたり非常な困難を伴うし、また、高コストでもあるからである。ここで述べた弱潤滑とは、通常工程で用いられる程度の潤滑、ロール原単位向上を目的とした潤滑を意味し、摩擦係数は通常の0.1より大きく0.3以下程度であり、多くの場合0.2より大きい。
【0019】
また、仕上圧延最終パス圧下率(最終スタンドでの)が50%以下、且つ圧延中の変形抵抗が150MPa未満の場合、仕上げ圧延すなわち、Ar3 変態点以下の圧延を無潤滑圧延とすると、ロールと鋼板との間の摩擦力に起因する剪断変形により、深絞りに好ましくない{110}方位の結晶粒が鋼板表層部に優先的に形成され、r値の向上は望めないので、深絞り性を確保するためには積極的に強潤滑圧延することが必要である。しかしながら、前記したように、変形抵抗が150MPa以上、より好ましくは300MPa以上の場合、表層で剪断変形の生じないため、無潤滑あるいはロール原単位向上のための通常熱間圧延時の潤滑程度でも非常に高いr値が得られるので、本発明ではそのように限定する。
【0020】
仕上圧延最終パスにおける変形抵抗の値は、実機を用いて熱間圧延し、圧延荷重および圧延トルクの測定値から、柳本、玉野の混合摩擦条件での多重回帰式「柳本左門、玉野敏雄:混合摩擦に対する圧延関係式に関する研究、日本機械学会論文集、42(1976)、P87」等により求めることができる。また、加工フォーマスタ等を用いてひずみ速度及び変形温度と変形抵抗との関係を測定し、熱延条件における変形抵抗に換算することも可能である。なお、熱間圧延におけるひずみ速度は、ロール径、圧延速度及び板厚から、例えば志田の式「志田:塑性と加工、7(1966)、P424」等により求めることができる。
【0021】
前記変形抵抗を150MPa以上に制御するためには、成分、圧下量を前述の範囲に限定した上で、圧延速度を制御すれば良い。成分等により異なるが、圧延速度で800〜1600mpm,圧延温度で500〜750℃の範囲で制御するのが望ましい。
さらに、仕上げ圧延の合計圧下率(複数段の仕上スタンドでの)が50%に満たないと、熱延板に{111}集合組織が形成されず、一方、95%を越えると、熱延板にr値に好ましくない集合組織が形成するという不都合が生じるので、本発明では、50%以上95%以下に限定した。ここに、上記の仕上圧延前の工程については、特に限定をするものではなく、例えば圧延素材については、連続鋳造スラブを再加熱又は連続鋳造後、Ar3 変態点以下に降温することなく、直ちに、又は保温処理したものを粗圧延にてシートバーしたものを使用するのが好適である。また、潤滑剤は、例えば合成エステル油、鉱物油等が挙げられるが、特に限定をするものではない。
【0022】
(2)熱延板再結晶化の焼鈍条件
本発明の鋼材は、熱延終了温度がAr3 変態点以下であるため、圧延板は加工組織を呈している。そのため、この鋼板には次いで再結晶化処理を施して{111}方位の結晶粒を形成させる必要がある。再結晶化処理を施さないと、圧延板に{111}方位の結晶粒を形成させる必要がある。再結晶化処理を施さないと、圧延板に{111}集合組織は発達せず、熱延板のr値は低く、したがって、最終の冷延焼鈍板のr値も低くなる。焼鈍温度が700℃より低い場合、再結晶組織は未発達である。一方、950℃以上で焼鈍を施すと、集合組織がランダム化し、低いr値しか得られない。なお、該再結晶化処理は熱延板を巻取るだけでも行われるので、本発明では、それを自己焼鈍と称した。
【0023】
以上述べた熱間圧延及び再結晶化処理で所望の深絞り性に優れた薄鋼板が得られるが、本発明では、さらに該熱延板を下記の条件で冷間圧延及び焼鈍を追加することで、一層深絞り性に優れた薄鋼板を製造可能とした。
(3)冷間圧延
この工程は、高いr値を得るためには必要不可欠であり、本発明では、上記の条件で得た熱延焼鈍板を、さらに圧下率50〜95%で冷間圧延を行うようにした。該圧下率の増加と共に、冷延焼鈍板のr値は向上するが、圧下率95%以上で冷間圧延を行うとr値はかえって劣化するので、このように限定する。
【0024】
(4)冷延板の焼鈍条件
加工組織となっている上記冷延板に、700〜950℃で焼鈍を施すことによって{111}再結晶集合組織が発達し、高いr値が得られる。焼鈍温度が700℃より低い場合、再結晶組織は未発達であり、r値は低い。また950℃より高い温度で焼鈍を施すと、冷却過程においてオーステナイトからフェライトへの変態を生じるために{111}再結晶集合組織はランダム化し、低いr値しか得られない。特に、NbCが(Nb+C)に分解する温度域830〜900℃が望ましく、その温度域では、r値に好ましい{111}集合組織を形成後、固溶Cが生じるため、各段に優れた深絞り性が得られるのである。
【0025】
【実施例】
表1に、本発明及び比較例で素材として使用した鋼鋳片の組成を示す。表1には、本発明の範囲を外れる値には下線を付して比較例であることを明示した。これらの鋳片を粗圧延し、表2に示す条件の熱間仕上圧延、熱延板焼鈍、冷間圧延、そして冷延板焼鈍を施し、その結果得られた熱延及び冷延鋼板の材料特性を引張試験により求めてr値の値等と表2に同時に示した。また、表3には、最終圧延機での種々の条件が示されている。なお、r値の測定時には、引張予歪みを15%とし、3点法により求め、L方向(圧延方向)、D方向(圧延方向と45度)そしてC方向(圧延方向と垂直)のr値を、r値=(rL+2rD+rC)/4を用いて演算した。
【0026】
表2から明らかなように、本発明の条件下においては、比較例(☆印)に比して優れた深絞り特性が得られている。
ここで、最終パスにおける変形抵抗は、実機での予備熱延実験により熱延条件との関係を求めて所定の値に制御した。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】
【表3】
【0030】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明により、従来よりも格段に優れた深絞り性を有する薄鋼板の製造が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧延中の変形抵抗と熱延板のr値との関係を示す図である。
Claims (3)
- C:0.01wt%以下、
Si:0.3〜2.0wt%、
Mn:0.5〜3.0wt%、
P:0.01〜0.15wt%、
S:0.05wt%以下、
Al:0.01〜0.2wt%、
N:0.01wt%以下
B:0.0004〜0.0080wt%、
を含み、且つ
Ti:0.005〜0.2wt%
Nb:0.005〜0.20wt%
の1種又は2種を含有し、残部はFe及び不可避的不純物よりなる鋼素材を、
Ar3変態点以下500℃以上の温度域にて、合計圧下率が50%以上95%以下になるよう無潤滑又は弱潤滑条件下で仕上圧延を施し、当該仕上圧延における最終パスの圧下率を50%以下(ただし50%を除く)、最終パス圧延中の変形抵抗を150MPa以上とし、その後自己焼鈍あるいは均熱温度700〜950℃に加熱して熱延板再結晶化処理を施すことを特徴とする深絞り性に優れた薄鋼板の製造方法。 - C:0.01wt%以下、
Si:0.3〜2.0wt%、
Mn:0.5〜3.0wt%、
P:0.01〜0.15wt%、
S:0.05wt%以下、
Al:0.01〜0.2wt%、
N:0.01wt%以下
B:0.0004〜0.0080wt%、
を含み、且つ
Ti:0.005〜0.2wt%、
Nb:0.005〜0.20wt%
の1種又は2種を含有し、残部はFe及び不可避的不純物よりなる鋼素材を、
Ar 3 変態点以下500℃以上の温度域にて、合計圧下率が50%以上95%以下になるよう無潤滑条件下で仕上圧延を施し、当該仕上圧延における最終パスの圧下率を50%以下、最終パス圧延中の変形抵抗を150MPa以上とし、その後自己焼鈍あるいは均熱温度700〜950℃に加熱して熱延板再結晶化処理を施した後に、冷間圧延を圧下率50〜95%で施し、引続き700〜950℃の温度域にて再結晶化焼鈍を施すことを特徴とする深絞り性に優れた薄鋼板の製造方法。 - Ni:1.5wt%以下、Cu:1.5wt%以下及びMo:1.5wt%以下の1種又は2種以上を含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の深絞り性に優れた薄鋼板の製造方法。
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