JP3531200B2 - ディスクプレーヤ装置 - Google Patents
ディスクプレーヤ装置Info
- Publication number
- JP3531200B2 JP3531200B2 JP03264194A JP3264194A JP3531200B2 JP 3531200 B2 JP3531200 B2 JP 3531200B2 JP 03264194 A JP03264194 A JP 03264194A JP 3264194 A JP3264194 A JP 3264194A JP 3531200 B2 JP3531200 B2 JP 3531200B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disc
- turntable
- address
- gear
- optical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B17/00—Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
- G11B17/22—Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records
- G11B17/226—Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records the magazine consisting of a single rotatable tray carrying the disks
Landscapes
- Automatic Disk Changers (AREA)
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Description
された複数枚のディスクを選択的にチャッキングし、任
意ディスクの任意位置に対して情報信号の記録及び/又
は再生を行うことができるディスクプレーヤ装置に関す
るものである。
ク、又は光磁気ディスク等の記録ディスクに対して、情
報信号の記録及び/又は再生を行うためのディスクプレ
ーヤ装置が提案されている。このようなディスクプレー
ヤ装置は、上記記録ディスクを保持して回転操作する回
転駆動機構と、この回転駆動機構により回転操作される
記録ディスクに対向されて当該記録ディスクに対して情
報信号の書込み及び/又は読出しを行うピックアップ装
置とを有して構成されている。上記記録ディスクが光デ
ィスクである場合には、上記ピックアップ装置としては
光学ピックアップ装置が用いられる。
として、直径を異にする複数種類の記録ディスクが装着
可能となされ、これら記録ディスクを選択的に用いて情
報信号の記録及び/又は再生が可能に構成されたものが
提案されている。かかるディスクプレーヤ装置に装着可
能となされた直径を異にする複数種類の記録ディスクと
しては、例えば、大径(直径12cm)の光学式オーデ
ィオディスク、及び、小径(直径8cm)の光学式オー
ディオディスク等がある。このディスクプレーヤ装置
は、複数の上記記録ディスクを位置決めして収容するた
めのディスクトレイを備えている。
ーンテーブルを有し、このターンテーブルの上面部に、
上記各記録ディスクを位置決めするための複数の円形の
凹部が周方向に配列されて形成されている。即ち、ター
ンテーブルの上面部には、当該ターンテーブルの回転中
心軸を中心となして、大径の光学式オーディオディスク
に対応した複数の大径凹部と、各大径凹部の底面部に設
けられた小径の光学式オーディオディスクに対応した小
径凹部とが同心状に形成されている。そして、上記ター
ンテーブルには、上記各大径凹部及び小径凹部の底面部
に対応させて、これら位置決め用凹部により位置決めさ
れた記録ディスクに光学ピックアップ装置及びディスク
テーブルが臨むための長穴状の開口部が形成されてい
る。
ーブルが回転操作されるとき、上記各大径凹部及び小径
凹部は当該ターンテーブルと共に回転され、このターン
テーブルの回転中心軸の回りを円弧状の軌跡を描いて移
動する。そして、このディスクプレーヤ装置において
は、大径凹部及び小径凹部の中心位置に、上記光学式オ
ーディオディスクをチャッキングして回転操作するため
のディスクテーブルが配設されている。
ヤ装置においては、上記大径又は小径の光学式オーディ
オディスクを再生する場合には、まず、これら光学式オ
ーディオディスクを、上記大径凹部又は小径凹部に嵌入
させて位置決めする。次に、ターンテーブルを回転操作
して光学式オーディオディスクを上記ディスクテーブル
に対応する位置に搬送し、次いで、当該ディスクテーブ
ルにより光学式オーディオディスクをチャッキングして
回転操作することにより行うことができる。
うな構成の従来のディスクプレーヤ装置においては、外
匣体に対してディスクトレイを出し入れするためのモー
タと、ターンテーブルを回転駆動するためのモータと、
光学ピックアップ装置を昇降させるためのモータとの3
個のモータを使用する3モータ・ローディング方式が主
流となっていたため、モータの制御系が複雑なものとな
っており、組立時の作業性が悪いばかりでなく、モータ
の使用個数が多い分だけ高価なものとなり、不経済であ
るという課題があった。
は、1個のモータでディスクトレイの出し入れと光学ピ
ックアップ装置の昇降とを行うことができる2モータ・
ローディング方式のものも提供されているが、そのもの
は、1個の駆動ギアでディスクトレイの出し入れと光学
ピックアップ装置の昇降とを共に行っており、駆動ギア
の一部分にて光学ピックアップ装置のアップ・ダウン動
作を行うものであったため、記録ディスクの再生中に余
分な振動を光学ピックアップ装置に与えてしまうことが
あり、音質の低下等の不具合を招くという課題があっ
た。
てなされたものであり、2個のモータで従来の3個のモ
ータを使用した場合と略同様の効果を得ることができ、
モータの制御系を簡単な構造とすることができて、組立
時の作業性を向上させて製造コストのダウンを図ること
ができると共に、再生中に余分な振動をピックアップ装
置に与えるおそれのないディスクプレーヤ装置を提供す
ることにより、上記課題を解決することを目的としてい
る。
な課題等を解決し、上記目的を達成するために、ピック
アップ装置方向に出し入れ可能に配されたディスクトレ
イに、複数枚のディスクを周方向に収納可能なターンテ
ーブルを回転可能に取付けて、ターンテーブルに収納さ
れた複数枚のディスクの中から1枚のディスクを選択し
てピックアップ装置にチャッキングして再生動作を行う
ディスクプレーヤ装置において、ディスクがピックアッ
プ装置にチャッキングされていないときにディスクトレ
イを出し入れ動作させる第1の動作手段と、ピックアッ
プ装置にチャッキングされたディスクの再生動作中にデ
ィスクトレイを出し入れ動作させる第2の動作手段と、
ターンテーブルには回転角度を検出するためのリング部
が設けられ、そのリング部にはターンテーブルに収納さ
れた各ディスクに対応した番地の位置を特定するための
所定数の位置スリットと番地の番号を特定するための番
号に応じた数の番地リブとを交互に配置し、位置スリッ
ト及び番地リブの数をセンサで検出することによってタ
ーンテーブルの回転角度を精度良く特定するターンテー
ブル回転位置検出手段と、第1の動作手段又は第2の動
作手段の動作の2つの手段に応じてターンテーブルをタ
ーンテーブル回転位置検出手段によって2つの異ならせ
た回転角度で停止する制御手段と、を備えることを特徴
としている。
リットによって形成し、その番地リブの幅を位置スリッ
トの幅よりも広く形成することによって番地リブと位置
スリットとを区別できるようにするとよい。
割して位置スリットと番地リブとを配置することによっ
てターンテーブルの回転位置検出制度を高める構成とす
るとよい。
いて、上記ターンテーブル上の2枚のディスクを同時に
交換可能とするように上記ターンテーブルの角度を制御
するとよい。
制御手段で第1の動作手段を動作させると、ディスクが
ピックアップ装置にチャッキングされていないときにデ
ィスクトレイが出し入れ動作され、また、制御手段で第
2の動作手段を動作させると、ピックアップ装置にディ
スクがチャッキングされた再生動作中にディスクトレイ
が出し入れ動作される。この際、動作の2つの手段に応
じてディスクトレイに回転可能に取付けられたターンテ
ーブルが、ターンテーブル回転位置検出手段によって2
つの異ならせた特定の回転角度で精度良く停止される。
くして、その幅の違いを区別して検出することにより、
それぞれの番地とその位置を特定することができる。
に分割して配置することにより、ターンテーブルの回転
位置の検出精度を高めることができる。
とにより、ディスクの再生動作中にディスクトレイを出
し入れさせて、ターンテーブル上の2枚のディスクを同
時に交換することができる。
を参照して説明する。この実施例は、本発明に係わるデ
ィスクプレーヤ装置を、記録ディスクの一具体例を示す
光学式オーディオディスクの再生を行うための装置とし
て構成したものである。
すように、外匣体1を備えて構成されている。外匣体1
は、前面側に開口した箱型をなすボックス本体1aと、
このボックス本体1aの前面の開口を閉じる前面パネル
1bとを有し、前面パネル1bの略中央部には横長の開
口部1cが形成されている。この前面パネル1bの開口
部1cには、略四角形をなす平板状のディスクトレイ2
が出し入れ可能に装着されている。そして、前面パネル
1bには、外部電源から供給される電力をオン・オフす
るための電源釦3aと、ディスクトレイ2を出し入れ操
作するための操作釦3bと、ディスクトレイ2に回転可
能に保持されたターンテーブル4を回転操作するための
スキップ釦3c、及びその他の押し釦等が操作可能に露
出されている。3dは、入力状態や演奏状態等を表示す
るための表示窓である。
は、図3〜図5に示すように、ディスクトレイ2と略同
じ大きさのベース部材5が固設されている。ディスクト
レイ2の下面両側部には、前後方向に延びるガイド溝2
a,2aが形成されていると共に、これらガイド溝2
a,2aに摺動可能に係合されるガイド突起5a,5a
がベース部材5の上面に形成されており、これら2箇所
のガイド溝2a,2a及びガイド突起5a,5aの係合
により、ベース部材5に対してディスクトレイ2が前後
方向へ直線的に進退移動可能に構成されている。6a,
6bは、ベース部材5に取付けられた押え片であり、こ
れら押え片6a,6bはディスクトレイ2の側面に設け
た横溝2b,2bにそれぞれ係合し、引き出し時におけ
るディスクトレイ2の浮き上がりを防止している。
向であるボックス本体1aの後部には、光ディスク7
a,7bを保持して回転動作させるための回転駆動機構
8と、この回転駆動機構8により回転駆動される光ディ
スク7a,7bに対向されて当該光ディスク7a,7b
よりの情報信号の読出しを行うピックアップ装置である
光学ピックアップ装置9とが配設されている。このた
め、ディスクトレイ2の後部には略四角形をなす切欠部
2cが形成されていて、その切欠部2cには揺動部材1
0が挿脱可能に配設されている。揺動部材10の後部両
側部には軸部10b,10bがそれぞれ突設されてお
り、これら軸部10b,10bを切欠部2cの両側部に
回動自在に嵌合することにより、揺動部材10がベース
部材5に対して上下方向に揺動可能に構成されている。
るスピンドルモータ11と、このスピンドルモータ11
の駆動軸に取付けられたディスクテーブル12と、この
ディスクテーブル12との間で光ディスク7a,7bを
挟持するチャッキングプレート13とから構成されてい
る。スピンドルモータ11は、その駆動軸を上方に向け
た状態で揺動部材10の前端側に取付けられていて、デ
ィスクテーブル12の上面中央部分には、光ディスク7
a,7bを調心して保持できるように略円錐状をなす凸
部が形成されている。また、チャッキングプレート13
は、ディスクテーブル12の上方に対向するようアーム
ブラケット14によって回転自在に支持されている。ア
ームブラケット14は縦断面形状が略L字状をなしてお
り、その一辺側をボックス本体1aの後面に固定して他
辺側を水平方向に展開させるように取付けられており、
その水平側の先端部にチャッキングプレート13が浮上
可能な状態に支持されている。
イオード等の光源、ビームスプリッタやコリメータレン
ズ等の所定の光学デバイス及びフォトダイオード等の光
検出器等を内蔵した光学ブロック部と、この光学ブロッ
ク部の上面部に取付けられた対物レンズ駆動装置とから
構成されている。対物レンズ駆動装置は、光学ブロック
部より射出された光束を光ディスク7a,7bの信号記
録面上に集光させるための対物レンズを移動操作可能に
支持している。かかる構成を有する光学ピックアップ装
置9は、揺動部材10の上面部に取付けられたガイドシ
ャフト16に支持されてディスクテーブル12の後方側
に配設され、ディスクテーブル12に対して接離する方
向である前後方向に移動可能に構成されている。この光
学ピックアップ装置9の対物レンズは上方に向けられて
おり、この対物レンズの光軸がスピンドルモータ11の
駆動軸と略平行をなしている。
を異にする複数種類の光ディスク7a,7bを位置決め
して収納するための上記ターンテーブル4が配設されて
いる。ターンテーブル4は、ディスクトレイ2の厚みよ
りも薄い円盤状に形成され、当該ディスクトレイ2の上
面部に形成された円形の凹部内に装入されている。そし
て、ターンテーブル4は、ディスクトレイ2の中心部に
設けた中心軸2dに回転可能に軸支されていて、当該デ
ィスクトレイ2に対して相対的に回転可能に構成されて
いる。このため、図2等に示すように、ターンテーブル
4の半径方向内側部分には周方向の全周に渡って内ギア
部4aが形成されていると共に、この内ギア部4aを介
してターンテーブル4を回転駆動するためのテーブル回
転機構17が、ディスクトレイ2の中心軸2dの近傍に
配設されている。
示すように、駆動軸に駆動プーリ18aが取付けられた
テーブル回転モータ18と、駆動ベルトを介して駆動プ
ーリ18aと動力伝達可能に連結された従動プーリ19
aが一端に取付けられたウォームギア19と、このウォ
ームギア19に噛合するピニオン20と、このピニオン
20と一体に回転駆動されてターンテーブル4の内ギア
部4aと噛合するテーブル回転ギア21とから構成され
ている。そして、テーブル回転モータ18とウォームギ
ア19とピニオン20及びテーブル回転ギア21とは、
ユニットプレート17aによって固定又は回転可能に支
持されており、このユニットプレート17aを介してテ
ーブル回転機構17がディスクトレイ2上に載置されて
いる。
例えば、大径の光ディスク7aとしては直径が12cm
の光学式オーディオディスクが、また、小径の光ディス
ク7bとしては直径が8cmの光学式オーディオディス
クがそれぞれ適用される。このような光ディスク7a,
7bを位置決めして装着するために、図1,図2等に示
すように、ターンテーブル4の上面部には、大径の光デ
ィスク7aの直径に対応した複数の大径ディスク位置決
め用の大径凹部22が周方向に所定間隔あけて同一円周
上に配列されて形成されている。さらに、各大径凹部2
2の底面部には、小径の光ディスク7bの直径に対応し
た小径ディスク位置決め用の小径凹部23が、各大径凹
部22と同心状をなすように形成されており、この組を
なす大径凹部22及び小径凹部23がディスク位置決め
部を形成している。
ク位置決め部に関連してターンテーブル4には、大径凹
部22又は小径凹部23により位置決めされた光ディス
ク7a,7bの中央部分にディスクテーブル12を臨ま
せると共に、同じく光ディスク7a,7bの信号記録面
に光学ピックアップ装置9の対物レンズ駆動装置を臨ま
せるためのスリット状の切欠部24がそれぞれ形成され
ている。これらの切欠部24は、各大径凹部22及び小
径凹部23の中心部分が回転駆動機構8の上方へ回転変
位したときにディスクトレイ2の出し入れ方向、即ち、
このディスクプレーヤ装置の前後方向に延在するよう
に、各ディスク位置決め部の中心部分からターンテーブ
ル4周縁の開放端まで延在されている。
ーブル4の回転を防止するためのスリット24aが形成
されている。このスリット24aには、揺動部材10の
揺動側先端に設けたストッパ15が挿脱可能に係合され
る。即ち、ターンテーブル4が所定位置にあって揺動部
材10がアップされてディスクチャッキング状態となっ
たときに、ストッパ15がスリット24a内に係合さ
れ、これによりターンテーブル4の回転が防止されるよ
うになされている。なお、上記ディスク位置決め部に
は、各組毎に、予め所定の番地を割当てておくようにす
る。本実施例では、番地1から番地5まで付している。
を行うために、ディスクトレイ2上には、光ディスク7
a,7bの有無を検出するためのディスク検出用光セン
サ26と、各ディスク位置決め部に割り当てられた番地
を検出するための番地検出用光センサ27とを設けてい
る。
ーブル4の各ディスク位置決め部の大径凹部22又は小
径凹部23のいずれかに光ディスク7a又は7bが存在
するか否かを検出するものである。そのため、ターンテ
ーブル4の各小径凹部23内には、中心軸2dを中心と
して等角度間隔となるようにディスク検出用透孔25が
それぞれ穿設されていて、ディスクトレイ2上の、ディ
スク検出用透孔25の下方側となる位置にディスク検出
用光センサ26が配設されている。
D等の発光素子とPD(フォトダイオード)等の受光素
子とを有し、当該発光素子により発した光束の検出対象
物による反射光を当該受光素子により検出するように構
成されている。この光センサ26は、ターンテーブル4
が所定の回転角度位置となされたとき、即ち、光ピック
アップ装置9の上方にいずれかのディスク収納用凹部が
位置するときに、そのディスク検出用透孔25を透し
て、大径凹部22内に載置された大径の光ディスク7a
又は小径凹部23内に載置された小径の光ディスク7b
の存在を検出し、その検出信号を出力するようになされ
ている。
テーブル4の各ディスク位置決め部の大径凹部22及び
小径凹部23が、いずれの番地に属するものであるかを
検出するものである。そのため、ターンテーブル4の下
面の半径方向中途部には中心軸2dと同心をなすように
リング部4bが形成されている。このターンテーブル4
のリング部4bには、設定された5箇所の番地の位置を
特定するための5箇所の番地領域A1〜A5と、これら
番地の番号を特定するための5箇所の番号領域B1〜B
5とが、互い違いとなるように設けられている。
地領域A1〜A5は、リング部4bを5分割するように
円周方向に等角度(72°)間隔に設定されていて、各
番地領域A1〜A5は等しく30°の領域を有してい
る。そして、隣合う番地領域間の5箇所に番号領域B1
〜B5が設定されている。従って、5箇所の番号領域B
1〜B5も円周方向に等角度(72°)間隔に設定され
ていて、それぞれが等しく42°の領域を有している。
この結果、5箇所の番地領域A1〜A5と5箇所の番号
領域B1〜B5との合計10箇所の領域は、各領域の中
心がリング部4bを10等分(36°)することにな
る。この番地領域A1の上にDISC1の大径凹部22
及び小径凹部23が設定されていて、番地領域A2の上
にDISC2が設定され、同様に、番地領域A3〜A5
の上にDISC3〜DISC5がそれぞれ設定されてい
る。
は、設定された5箇所の番地の位置を表す3個の位置ス
リットaが等しく等角度間隔に設けられている。これら
3個の位置スリットaは幅が等しく設定されていて、真
ん中の位置スリットaが各番地領域A1〜A5の中央部
に設定されている。従って、5箇所の番地領域A1〜A
5は、その領域の大きさと、これに設けられたスリット
の大きさ及び設定位置が全て同一に形成されている。そ
のため、これらの番地領域A1〜A5のみでは、1の番
地領域と他の番地領域とを識別することはできない。
尚、番地領域A1〜A5の3個の位置スリットaは、中
央に位置するスリットaの幅とその両側に配されたスリ
ットaの幅とは等しくなくてもよい。
各番地領域A1〜A5に特定された番号を表す2個〜6
個の番地リブbが設けられている。即ち、DISC1に
対応した番地1を表す番号領域B1には、2個の番地リ
ブbが設けられていて、この番地リブb,b間には、こ
の番地リブbの幅と等しい幅のスリットcが形成されて
いる。また、DISC2に対応した番地2を表す番号領
域B2には、3個の番地リブbが設けられていて、これ
らの番地リブb,b間には、この番地リブbの幅と等し
い幅のスリットcが形成されている。
す番号領域B3には4個の番地リブbが、DISC4に
対応した番地4を表す番号領域B4には5個の番地リブ
bが、そして、DISC5に対応した番地5を表す番号
領域B5には6個の番地リブbがそれぞれ設けられてい
て、隣合う番地リブb,b間には、これら番地リブbの
幅と等しい幅のスリットcがそれぞれ形成されている。
これらの番地リブbは、図19〜図21に示すように、
位置スリットaよりも幅広に形成されており、幅の大き
さの違いにより位置スリットaと番地リブbとを区別し
ている。
れば、5箇所の番地領域A1〜A5との間の区別ばかり
でなく、番号領域B1〜B5内における1の番号領域と
他の番号領域とを区別することができる。そのため、こ
の5箇所の番号領域B1〜B5と5箇所の番地領域A1
〜A5とを組み合わせることにより、単独では位置を特
定できなかった5箇所の番地領域A1〜A5のターンテ
ーブル4における位置を具体的に特定することができ
る。
B1〜B5に対して各番地領域A1〜A5は、後述する
ようにディスク2枚を同時に交換可能な状態からターン
テーブル4を元の位置に回転復帰させる必要性から、図
19において時計方向に108°(72°+36°)ず
れた位置に設定されている。即ち、番地領域A1〜A5
及び番号領域B1〜B5の全ての番号は、反時計回りに
順次数が増えるように付されていて、DISC1の番地
領域A1の左隣に番号領域B3が位置し、この番号領域
B3の左隣にDISC2の番地領域A2が位置してい
る。そして、番地領域A2の左隣に番号領域B4が位置
し、以下反時計回りに順に、番地領域A3、番号領域B
5、番地領域A4、番号領域B1、番地領域A5及び番
号領域B2がそれぞれ位置している。
域B1〜B5を有するリング部4bを挟むようにして、
ディスクトレイ2上に番地検出用光センサ27が配設さ
れている。この光センサ27は、リング部4bの番地領
域A1〜A5内にある位置スリットaの数と幅の大きさ
を読み出して各番地領域の位置を検出すると共に、同じ
くリング部4bの番号領域B1〜B5内にある番地リブ
bの数と幅の大きさを読み出して各番地領域の番号を検
出し、それぞれの検出信号を出力する。
の発光素子とPD(フォトダイオード)等の受光素子と
を有し、発光素子から受光素子に向けて光を発射し、こ
れら発光素子と受光素子との間に介在されたリング部4
bの位置スリットaを通る透過光及び番地リブbで遮断
される不透過部を検出する。この光センサ27の検出結
果に基づき、光が位置スリットaを通過する時間と光が
番地リブbを通過する時間との違いから番地領域A1〜
A5と番号領域B1〜B5とを判別する。そして、各番
号領域B1〜B5内における番地リブbの数の違いから
5箇所の番号領域B1〜B5を判別すると共に、その番
地リブbの数の変化によってターンテーブル4の回転方
向を判別することができる。従って、この番地検出用光
センサ27によれば、本実施例のように5箇所の番地領
域A1〜A5に5箇所の番号領域B1〜B5を組み合わ
せて設け、これらに形成した位置スリットa及び番地リ
ブbを測定することにより、ターンテーブル4の5箇所
のディスク位置決め部の位置を個別に特定して検出する
ことができる。
時計方向であるか反時計方向であるかにかかわらず、番
地検出用光センサ27が最初の位置スリットaを検出す
ると、その部分が5箇所の番地領域A1〜A5のいずれ
かであることが分かる。そして、各番地領域A1〜A5
には等間隔に3個の位置スリットaが設けられているた
め、最初の位置スリットaを検出してから所定時間が経
過した後(又は所定角度回転した後でもよい。)にター
ンテーブル4を止め、その停止位置が各番地領域A1〜
A5の中央に設定された位置スリットの中央となるよう
に構成することにより、各番地領域A1〜A5のセンタ
(図21では、DISC4位置のCP4又はDISC5
位置のCP5)に位置合わせすることができる。
ると、その領域が5箇所の番号領域B1〜B5のいずれ
かであることが分かる。そして、5箇所の番号領域B1
〜B5には、当該番号領域B1〜B5に割当られた特定
数(本実施例においては、各番地番号に1を加えた数)
の番地リブbが設けられているため、ターンテーブル4
の回転方向に応じて既に検出されている1つ前の番号領
域(1つ前の番号領域が検出されていない場合には、次
の番号領域から特定が可能になる。)に基づいて、現在
検出している番号領域を特定することができる。これに
より、現在検出している番号領域内において最初の番地
リブbを検出してから所定時間が経過した後(所定角度
回転した後でもよい。)にターンテーブル4を止め、そ
の停止位置が各番号領域B1〜B5の中央に設定された
スリットc又は番地リブbの中央となるように構成する
ことにより、各番号領域B1〜B5のセンタ(図21で
は、DISC1番地のCA1又はDISC2番地のCA
2)に位置合わせすることができる。
領域A1〜A5及び番号領域B1〜B5との組み合わせ
により、ターンテーブル4の停止位置を検出して、後述
するような2方式のローディング、即ち、通常のローデ
ィングと演奏中のローディングとを実行することができ
る。この通常のローディングによるディスクチャッキン
グ時には、5箇所の番地領域A1〜A5の位置スリット
aによってターンテーブル4の停止位置(5箇所)を検
出し、演奏中のローディングによるディスク交換時に
は、上記停止位置に5箇所の番号領域B1〜B5の番地
リブbによる停止位置(5箇所)を含めた合計10箇所
でターンテーブル4の停止位置を検出することができ
る。
クトレイ2を引き出しながらターンテーブル4を所定方
向に所定角度回転し、光学ピックアップ装置9に臨む位
置にあるディスク位置決め部を本装置前面に露出した
後、ターンテーブル4を逆方向に所定角度回転しつつデ
ィスクトレイ2を装置内に押し込んで、上記ディスク位
置決め部を当初の光学ピックアップ装置9に臨む位置に
戻す一連の動作をいう。この通常のローディング操作で
は、再生前にターンテーブル4の大径凹部22又は小径
凹部23に光ディスク7a又は7bをセットして再生可
能な状態とする。また、演奏中のローディングとは、デ
ィスクの演奏中にディスクトレイ2を引き出し、ターン
テーブル4を適宜方向に所定角度回転した後、ディスク
トレイ2を本装置内に押し込んで、演奏中のディスクが
収納されていたディスク位置決め部を当初の光学ピック
アップ装置9に臨む位置に戻す一連の動作をいう。この
演奏中のローディング操作では、再生中に任意の大径凹
部22又は小径凹部23に光ディスク7a又は7bをセ
ットしたり、予めセットされていた光ディスク7a,7
bを他の光ディスクと交換して再生可能な状態にする。
機構によって本装置に片持ち状に支持されているため、
当該ディスクトレイ2の引き出し距離が長くなると、そ
の引き出し距離に応じてトレイ支持機構の支持力が増大
し、トレイ支持機構にガタが生じてスムースな動きが確
保できなくなる等の問題点を生じるおそれがある。その
ため、通常、ディスクトレイ2は前後方向の長さの半分
程度しか本装置の前面に突出させることができない。従
って、ディスクトレイ2を引き出した状態で交換可能な
ディスクの枚数は1又は2枚に限られてしまい、3枚以
上の交換を希望する場合には、ターンテーブル4を適宜
方向に適宜角度だけ回転してから行う必要がある。
ル4のディスク位置決め部が周方向の5箇所(奇数箇
所)に等間隔に設定されているときには、1つのディス
ク位置決め部の反対側には2つのディスク位置決め部の
中間部が位置することになる。そのため、通常のローデ
ィング時と演奏中のローディング時とではディスクトレ
イ2の移動量が異なり、1箇所のディスク位置決め部を
完全に露出させる通常のローディング時よりも2箇所の
ディスク位置決め部を完全に露出させる演奏中のローデ
ィング時の方がディスクトレイ2の突出量が大きくな
る。
ようにターンテーブル4の停止位置を決める(図14を
参照)と、これの反対側に位置する1つのディスク位置
決め部はディスクトレイ2の左右方向中央に位置するこ
とになる。そして、ターンテーブル4は円盤状であるた
め、その中心部分を通る直径方向の長さが最も長くな
る。従って、従来のこの種のディスクプレーヤ装置のよ
うに、ディスクトレイ2の左右方向中央に光学ピックア
ップ装置9を設置すると、外匣体1の奥行寸法が長くな
ってディスクプレーヤ装置全体が大型になる。
位置によるディスクプレーヤ装置の奥行寸法の長大化
は、光学ピックアップ装置9をディスクトレイ2の左右
方向中央から側方へ移すことによってある程度抑制する
ことができる。これは、光学ピックアップ装置9をディ
スクトレイ2の側方へ移すと、ターンテーブル4が円盤
状であるため、ディスクトレイ2の後端からローディン
グ位置にあるディスク位置決め部の中心までの距離を長
く取ることができるようになり、その長くなった寸法分
だけ光学ピックアップ装置9を外匣体1の前側に移すこ
とができるためである。
スクトレイ2の左右方向中央から側方に移した場合に、
ディスク位置決め部の数に対応させてターンテーブル4
の停止位置を5箇所(分解能が5分の1)に設定する
と、ターンテーブル4の5分割では前側には常に1箇所
しかディスク位置決め部が位置し得ないため、ディスク
トレイ2を引き出した時に2枚のディスクを同時に交換
できなくなる(図11を参照)。そのため、光学ピック
アップ装置9をディスクトレイ2の左右方向中央から側
方に移し、且つ、ディスクトレイ2を引き出した時に2
枚のディスクを同時に交換できるようにするためには、
ターンテーブル4の分解能を高める必要がある。
ものであって、上記5箇所の番地領域A1〜A5に5箇
所の番号領域B1〜B5を加えて10の領域を等間隔に
設定し、それらの領域を光センサ27で個別に検出可能
とすることにより、ターンテーブル4の分解能(回転角
度)を5分の1(72°)から10分の1(36°)へ
と高めることができるようになった。
ィスクトレイ2を引き出した時、ターンテーブル4の露
出部分には、演奏しようとするディスクを収容するため
の1個の位置決め部(図11を参照)が表れていればよ
い。そして、このようなターンテーブル4の状態は、分
解能が1/5であって光学ピックアップ装置9をディス
クトレイ2の左右方向中央から側方に移した場合にも、
その分解能1/5の整数倍である5分の2回転(144
°)することにより、5箇所の位置決め部のいずれかを
光学ピックアップ装置9に位置合わせすることができ
る。
は、5箇所の番地領域A1〜A5のみによってターンテ
ーブル4の停止位置を制御することができる。これに対
して、演奏中のローディング操作において演奏中のディ
スクの演奏動作の妨げにならない位置にディスクトレイ
2を引き出した時、分解能が1/5であって且つ光学ピ
ックアップ装置9をディスクトレイ2の側方に移した場
合には、ターンテーブル4を分解能1/5の整数倍だけ
回転しても5箇所の位置決め部のいずれをも光学ピック
アップ装置9に位置合わせすることができず、ディスク
2枚を同時に交換可能な位置にターンテーブル4を制御
することはできない。従って、この状態ではディスクト
レイ2を押し込むことはできないが、本実施例のよう
に、ターンテーブル4の停止位置を番号領域B1〜B5
によっても検出できるようにして分解能を1/10にす
ることにより、5箇所の位置決め部のいずれか1つを光
学ピックアップ装置9と位置合わせすることができるよ
うになる。その結果、ディスクトレイ2の押し込みが可
能になり、再生中のディスク交換を安全且つ確実に実行
することができる。
トレイのセンタに設定されていた従来のディスクプレー
ヤ装置においては、装置の奥行寸法が長くなり、ディス
クプレーヤ装置全体が大型になるという課題が生じてい
たが、本実施例によれば、ディスクトレイ2のセンタか
らオフセットした位置に光学ピックアップ装置9を設け
ることが可能になった。その結果、ディスクプレーヤ装
置の奥行寸法を短くすることができ、この種のディスク
プレーヤ装置における小型化を図ることができた。
置スリットaの精度よりもラフなもので足り、高精度で
ある必要はない。即ち、5箇所の番地領域A1〜A5
は、その領域自体が5箇所のディスク位置決め部に対応
しており、それらの位置スリットaの設定位置、特に各
番地領域A1〜A5のセンタとなる中央の位置スリット
aの位置がディスク位置決め部となっているため、位置
スリットaは精度良く形成する必要がある。これに対し
て、番地リブbは、上述したように番地領域A1〜A5
のターンテーブル4の位置を特定するための手段である
と共に、ディスク再生中にディスク2枚を同時に交換可
能な位置にターンテーブル4を停止させるために用いら
れるものであって番地リブbであることを認識できるも
のであれば足りるため、その精度は高くなくてもよい。
図8に示すように、前後方向に延びるラック部2eが形
成されており、このラック部2eには、リバースギア2
8に設けたラック側ギア28aが噛合している。そし
て、メインギア29に設けたラック側ギア29aが常時
は離脱した状態にあって、当該メインギア29が所定角
度回転した後、ラック部2eに噛合し得るように構成さ
れている。
して示すように、そのラック側ギア28aとピッチ円は
異なるが、1歯当たりの角度θを等しくして歯数を同一
にした入力側ギア28bが軸方向に所定間隔をあけて形
成されている。この1歯当たりの角度θを等しくするた
めに、入力側ギア28bは、モジュールを小さくして1
歯の大きさを小さくすることにより形成されている。こ
のリバースギア28の入力側ギア28bには、メインギ
ア29に設けたリバース側ギア29bが、常時は離脱し
た状態であって所定角度回転した後に噛合し得るように
構成されている。尚、リバースギア28のラック側ギア
28aと入力側ギア28bとは、例えば、図18に示す
ように、互いの歯をずらして設けてもよく、使用するギ
アのレイアウトによって両ギア28a,28bの歯のズ
レ角αを任意に決めることができる。
用枢軸30によってベース部材5に回転自在に軸支され
ていると共に、メインギア29はメインギア用枢軸31
によって同じくベース部材5に回転自在に軸支されてい
る。このメインギア29には、内ギア部29cが周方向
の全周に渡って形成されており、この内ギア部29cに
噛合する歯車伝達機構を介して、単一の駆動源であるロ
ーディング用モータ32が動力伝達可能に接続されてい
る。
方へ向けた状態でベース部材5に取付けられており、そ
の駆動軸には駆動プーリ32aが取付けられている。駆
動プーリ32aに一端が掛けられた駆動ベルト33の他
端は、ベース部材5に回転自在に軸支された支軸34の
一端に取付けられた従動プーリ34aに掛けられてい
る。そして、支軸34の他端には入力ギア35が取付け
られており、これら入力ギア35と支軸34と従動プー
リ34aとは一体に回転駆動される。この入力ギア35
には、ベース部材5に回転自在に軸支された中間ギア3
6の入力ギア部36aが噛合されていると共に、この入
力ギア部36aと一体に形成された出力ギア部36bが
上記メインギア29の内ギア部29cに噛合されてい
る。
ンギア用枢軸31を中心として略円形に形成された内カ
ム部29dと、この内カム部29dの一部と同心をなす
よう所定の隙間をあけて外匣体1の前面側に形成された
略円弧状をなす外カム部29eとが設けられている。こ
れら内カム部29dと外カム部29eとの間には、ディ
スクトレイ2の下面に突設されたカム凸部2fが挿脱可
能に介在されている。このカム凸部2fは、ディスクト
レイ2の出し入れ方向に延在されていて、当該ディスク
トレイ2が外匣体1内に完全に収納された状態では内カ
ム部29dと外カム部29eとの間に介在してディスク
トレイ2の引出しを阻止する。この一方、メインギア2
9が適宜角度回転したところで外カム部29eがカム凸
部2fから離れるように回転変位し、これにより、ディ
スクトレイ2の引出しが可能となるように構成されてい
る。
ン部材37のギア部37aに噛合可能なアップダウン側
ギア29fが設けられていて、このアップダウン部材3
7は、ベース部材5に取付けられたアップダウン用枢軸
38に回動自在に軸支されている。アップダウン部材3
7は、上記揺動部材10の揺動側先端に突設されたガイ
ド突起10aが摺動可能に係合される傾斜摺動部37b
を有し、この傾斜摺動部37bはギア部37aと反対側
に形成されている。なお、ギア部37aの両端に位置す
る各端部歯37dは、その全高を他の歯の全高よりも高
く設定しており、これによりメインギア29のアップダ
ウン側ギア29fとの噛み合いを良くするようにしてい
る。
用枢軸38を中心として螺旋状に形成されており、この
傾斜摺動部37bの最上部にガイド突起10aが位置す
るときは、図3に示すように、揺動部材10は略水平状
態に保持される。この状態が、光ディスク7aが回転駆
動機構8によってチャッキングされた状態である。一
方、ガイド突起10aが下降して傾斜摺動部37bの最
下部に位置するときは、図4に示すように、揺動部材1
0は後部両端に突設された軸部10bを中心に前側が下
方へ揺動される。この状態が、回転駆動機構8による光
ディスク7aのチャッキングが解除された状態である。
上記回転範囲内で揺動すればよく、それ以外では固定さ
れている必要がある。そのため、アップダウン部材37
のギア部37aとこれに噛合するメインギア29のアッ
プダウン側ギア29fとは、上記傾斜摺動部37bの最
上端から最下端までガイド突起10aを移動させるに必
要な数の歯が設けられている。そして、メインギア29
のアップダウン側ギア29fを除く部分には円柱面29
gを設けていると共に、アップダウン部材37のギア部
37aの両側には円柱面29gと摺接する円弧面37c
が設けられていて、これら円弧面37cと円柱面29g
とを用いることによってアップダウン部材37の回転止
め機構が構成されている。
であり、このロックレバー40は、その一端が支持軸4
1によってベース部材5に揺動可能に取付けられている
と共に、他端にはストッパ部40aが設けられていて、
前面パネル1bの開口部1c側に延在されている。この
ロックレバー40の中途部にはメインギア29側に突出
するカム入力部40bが形成されており、このカム入力
部40bはメインギア29の外周面に接触されている。
42は、ロックレバー40を付勢してカム入力部40b
をメインギア29に押圧するスプリングである。
ローディング時にターンテーブル4のいずれかのディス
ク収納位置が光ピックアップ装置9と対応する位置から
回転変位している時に、カム入力部40bを押圧してロ
ックレバー40先端のストッパ部40aをディスクトレ
イ2の移動軌跡上に突出させるカム部29hが設けられ
ている。このため、ディスクトレイ2の下面にはL字形
をなすストッパ受部2gが形成されていて、カム部29
hによってロックレバー40が突出された時に、図8に
示すように、ストッパ受部2gがストッパ部40aに係
合されてディスクトレイ2の挿入が阻止される。このロ
ックレバー40とメインギア29のカム部29hとディ
スクトレイ2のストッパ受部2gとで、再生中のディス
ク交換時におけるローディングを防止するロック機構が
構成されている。
リバースギア28とラック部2eとに関連させてロック
操作機構を設けている。このロック操作機構は、ラック
部2eと同一のラックを有し且つ当該ラックの一部をラ
ック部2eの端部に重ね合わせるようにしてベース部材
5に前後方向へ摺動可能に取付けられたスライドギア4
3と、このスライドギア43を後方へ付勢するリターン
スプリング44と、スライドギア43に設けた突起に係
合して初期状態におけるスライドギア43の前後動を阻
止する抵抗レバー45と、この抵抗レバー45を突起側
に付勢して抵抗力を生じさせる捩りバネ46とを有して
いる。このような構成を有するロック操作機構は、再生
動作中にリバースギア28の回転力により、ディスクト
レイ2を前方へ移動させる動作と、当該ディスクトレイ
2の動きを止めた状態でメインギア29を回転させてロ
ックレバー40を揺動させる動作とを行う。
反時計方向に回動するときには、カム部29hが開口部
1c側からカム入力部40bに当接し、他端のストッパ
部40aがメインギア29側に引き付けられる。これに
より、ストッパ部40aが受圧部2gの移動軌跡上から
外れることになり、このときディスク収納位置は光ピッ
クアップ装置9と略同一位置にあるため、ディスクトレ
イ2の手動操作による押込み及び引出しが可能となる。
一方、メインギア29が時計方向に回動し、カム部29
hがカム入力部40bに当接してこれを押し上げると、
他端のストッパ部40aがメインギア29から離反され
る。これにより、ストッパ部40aが受圧部2gの移動
軌跡上に移動することになり、従って、ディスクトレイ
2の押し込み操作が不能となる。
ーであり、支持軸48によってベース部材5に揺動可能
に軸支されている。このセットレバー47は、通常ロー
ディングにおいて、メインギア29がラック部2eから
外れてニュートラルポイントができた時に、当該メイン
ギア29に係合してその回転を防止する等するためのも
のである。セットレバー47の一端には係合突起47a
が形成されており、この係合突起47aが他端を引張す
るスプリング49によってメインギア29に当接されて
いる。この係合突起47aに対応して、メインギア29
にはV字状に凹んだ突起受部29iが3箇所に設けられ
ている。
とディスクトレイ2のラック部2eとで第1のギア列が
構成され、この第1のギア列とアップダウン部材37と
で第1の動作手段が構成されている。また、メインギア
29のリバース側ギア29bとリバースギア28とラッ
ク部2eとで第2のギア列が構成され、この第2のギア
列によって第2の動作手段が構成されている。
U(中央処理装置)やRAM・ROM(記憶装置)等を
有する制御手段となる制御装置を有している。この制御
装置には、上記ディスク検出用光センサ26と番地検出
センサ27と操作釦3bとスキップ釦3c、及びその他
の装置等から各種の信号が入力され、これら入力信号に
基づいて、この制御装置がテーブル回転モータ18とロ
ーディング用モータ32等に制御信号を出力し、後述す
るようにディスクローディングや再生演奏等を実行す
る。
ィスクプレーヤ装置において、上記ターンテーブル4の
大径凹部22に収容された大径の光ディスク7a、又は
小径凹部23に収容された小径の光ディスク7bを再生
する場合には、通常のローディング操作と、演奏中のロ
ーディング操作とを選択的に行うことができる。
び図9〜図12に示すように、次のような動作によって
行うことができる。なお、図6は、ディスクトレイ2が
外匣体1内に完全に収納されたローディング状態を示す
ものであり、この状態の概略図を図9に示している。ま
た、図7は、通常のローディング状態からディスクトレ
イ2を完全に引き出したアンローディング状態を示すも
のであり、この状態の概略図を図11に示している。
電源釦3aをオンし、本ディスクプレーヤ装置に電力を
供給した後、操作釦3bをオンとする。これにより、制
御装置の作動を介して、ローディング用モータ32に電
力が供給され、その駆動軸の回転力が駆動プーリ32a
から駆動ベルト33を介して従動プーリ34aに伝達さ
れ、この従動プーリ34aと回転方向に一体をなす入力
ギア35から、中間ギア36の入力ギア部36a及び出
力ギア部36bを介して内ギア部29cからメインギア
29に伝達される。
いて反時計方向に回転駆動され、まず、メインギア29
のアップダウン側ギア29fがアップダウン部材37の
ギア部37aに噛み合い、それらの歯数分だけアップダ
ウン部材37を、図6において時計方向に回転駆動させ
る。その結果、揺動部材10のガイド突起10aがアッ
プダウン部材37の傾斜摺動部37bにガイドされて最
上部(図3の状態)から最下部(図4の状態)まで移動
する。これにより、揺動部材10が軸部10bを中心に
前側に揺動するため、この揺動部材10に載置された光
学ピックアップ装置9が下がり、同じく回転駆動機構8
のディスクテーブル12がチャッキングプレート13か
ら離れて、光ディスク7aのチャッキングが解除され
る。
と、アップダウン側ギア29fとギア部37aとの噛み
合いが外れ、メインギア29の円柱面29gがアップダ
ウン部材37の円弧面37cに摺接するため、以後、メ
インギア29が回転を続けるのに対して、アップダウン
部材37はメインギア29により回転止めされ、揺動部
材10を最下端位置に固定して保持する。そして、メイ
ンギア29が所定角度を回転すると、ラック側ギア29
aがディスクトレイ2のラック部2eと噛み合い、これ
により、図10に示すように、ディスクトレイ2が前方
向Fに移動する。
端部に突設されたストッパ15がターンテーブル4の切
欠部24の底部に設けたスリット24aから下方に離脱
する。これと同時に、テーブル回転モータ18が回転駆
動され、その駆動軸の回転力が駆動プーリ18aから駆
動ベルトを介して従動プーリ19aに伝達され、この従
動プーリ19aと回転方向に一体をなすウォームギア1
9から、これに噛合するピニオン20に伝達される。ピ
ニオン20にはテーブル回転ギア21が一体に取付けら
れているため、このテーブル回転ギア21に噛合する内
ギア部4aを介してターンテーブル4が、図10におい
て、反時計方向Lに回転駆動される。
ク検出用光センサ26及び番地検出用光センサ27によ
って検出されており、それらの検出信号に基づいて制御
装置から制御信号が出力されているため、図11に示す
ように、ターンテーブル4が反時計方向Lに所定量回転
し、2ポジション移動して番地1が前面までくると、当
該ターンテーブル4の回転が停止される。これにより、
本ディスクプレーヤ装置がアンローディング状態とな
り、番地1に光ディスク7a又は7bの装着が可能とな
る。
ディスク7a又は7bを装着した状態で、当該光ディス
ク7a,7bを再生しようとする場合には、操作釦3b
をオンしてローディング状態とする。これは、上記アン
ローディング操作と逆の操作となる。
の作動を介して、ローディング用モータ32が上記と逆
回転し、メインギア29が時計方向へ回転駆動される。
これにより、メインギア29の回転力がラック部2eか
らディスクトレイ2に伝達され、当該ディスクトレイ2
及びターンテーブル4が、図11に示す大きく引き出さ
れた状態から後方向Bに移動して、図12に示す半分程
引き込まれた状態に変化する。すると、メインギア29
のアップダウン側ギア29fがアップダウン部材37の
ギア部37aと噛み合うようになり、アップダウン部材
37が反時計方向に回転される。
上記と逆回転し、番地1が当初の光学ピックアップ装置
9と対応する位置まで、ターンテーブル4を2ポジショ
ンだけ逆方向の時計方向Rに移動させる。これにより、
傾斜摺動部37bの作用を介して揺動部材10が押し上
げられ、回転駆動機構8によって光ディスク7aがチャ
ッキングされると共に、その光ディスク7aの情報記録
面に光学ピックアップ装置9が臨むようになる(図3の
状態)。これにより、本デォイスクプレーヤ装置のロー
ディングが完了する。
する。演奏中のローディング操作は、図6,図8及び図
13〜図16に示すように、次のような動作によって行
うことができる。なお、図8は、演奏中のローディング
状態からディスクトレイ2を完全に引き出したアンロー
ディング状態を示すものであり、この状態の概略図を図
13に示している。
合に、操作釦1をオンすると、制御装置からの制御信号
に基づいてローディング用モータ32が、通常のローデ
ィングとは逆方向に回転し、図6において、メインギア
29を時計方向に回転駆動させる。これにより、メイン
ギア29のリバース側ギア29bがリバースギア28の
入力側ギア28bに噛み合い、当該リバースギア28を
反時計方向に回転駆動させる。これにより、入力側ギア
28bと一体のラック側ギア28aに噛合するラック部
2eの作用を介して、図8及び図13に示すように、デ
ィスクトレイ2を前方向Fに移動させることができる。
そして、図14に示すように、テーブル回転モータ18
によってターンテーブル4が反時計方向Lに回転駆動さ
れ、番地2及び3が露出される。
2及びターンテーブル4が大きく露出され、その露出さ
れた番地2及び3への光ディスク7a,7bの装着が可
能となる。この場合、メインギア29とアップダウン部
材37とを別体に形成し、メインギア29でアップダウ
ン部材37の回転を止める構造としたため、メインギア
29の回転に伴って生ずる余分な振動がアップダウン部
材37を経て揺動部材10側に加えられるのを防止する
ことができる。従って、メインギア29の回転による余
分な振動を揺動部材10に与えるおそれがないから、演
奏中であっても、その演奏に悪影響を与えることなく他
の光ディスク7a,7bの交換を行うことができる。
光ディスクを交換できるようにターンテーブル4の回転
角度を制御している。そのため、図14に示す状態で
は、回転駆動機構8及び光ピックアップ装置9が位置す
る場所から、最も近くにあるディスク収納位置である番
地1及び番地5の各切欠部24が回転方向にズレてお
り、このままディスクトレイ2を押し込むと、揺動部材
10が持ち上げられていて演奏状態にあるため、この揺
動部材10に載置された回転駆動機構8等がターンテー
ブル4に当接し、当該回転駆動機構8等が破壊されるお
それがある。かかる不具合を防止すべく、上記ロック機
構が作動することになる。
と、当該メインギア29に設けたカム部29hがロック
レバー40のカム入力部40bを押圧し、当該ロックレ
バー40を、図8において反時計方向に揺動してその先
端に設けたストッパ部40aを、ディスクトレイ2に設
けた受圧部2gの移動軌跡上に突出させる。これによ
り、ディスクトレイ2を押し込もうとすると、受圧部2
gがロックレバー40のストッパ部40aに当接し、当
該ディスクトレイ2の押し込みが防止される。従って、
演奏中の回転駆動機構8等にターンテーブル4が押圧さ
れ、回転駆動機構8等が破壊されるのを防止することが
できる。
した後、他の空いている番地(本実施例では番地4及び
番地5)に光ディスク7aを装着しようとする場合に
は、スキップ釦3cをオンする。これにより、制御装置
の出力によるテーブル回転モータ18の作動を介してタ
ーンテーブル4が、図15に示すように、時計方向R
(又は反時計方向L)に回転変位し、空いている番地4
及び番地5が露出される。そのため、空いている番地に
新たな光ディスクを装着したり、当該番地4及び番地5
に予め装着されていた光ディスクを別の光ディスクと交
換することができる。
ら、ディスクトレイ2を押し込む場合には、操作釦3b
をオンしてローディング状態とする。これは、上記アン
ローディング操作と逆の操作となる。
の作動を介して、テーブル回転モータ18が、図16に
示すように、ターンテーブル4を上記と逆方向の反時計
方向Lに回転し、図13に示す当初の位置に戻す。次
に、ローディング用モータ32が再び逆回転し、メイン
ギア29が反時計方向へ回転駆動される。これにより、
メインギア29の回転力がリバース側ギア29bからリ
バースギア28の入力側ギア28bに伝達され、更に、
当該リバースギア28のラック側ギア28aからラック
部2eを経てディスクトレイ2に伝達される。その結
果、ディスクトレイ2及びターンテーブル4が、図16
に示す大きく引き出された状態から、図9に示す状態に
押し込まれる。
機構8等と対向する位置にある大径凹部22又は小径凹
部23に光ディスクが装着されている場合には、その光
ディスクの存在をディスク検出用光センサ26が検出
し、その検出信号が制御装置に入力される。そのため、
制御装置がテーブル回転モータ18を回転駆動して、光
ディスクの装着されていない空いた番地が回転駆動機構
8等と対向することになるようターンテーブル4を回転
させる。従って、この場合には、演奏中の光ディスク
は、空いた番地(本実施例ではDISC1)に収納され
るようになる。
るラック側ギア28aと入力側ギア28bの1歯当たり
の角度θを互いに等しく設定したため、組立時における
当該リバースギア28の位置出しを不要として、自由な
位置でリバースギア28の組み立てを行うことができ
る。従って、従来の組立工程のように、リバースギア2
8の位置出し用に特別な治具を使用したり、部品に合マ
ークを入れる等の対策を取る必要がなく、どの位置で組
付けた場合にも、常に所定の位置関係をもってラック側
ギア28aとディスクトレイ2のラック部2eとの噛み
合い、及び入力側ギア28bとメインギア20のリバー
ス側ギア29bとの噛み合いを実現することができ、こ
れにより、組立時の作業性を大幅に向上することができ
る。
定されるものではなく、例えば、上記実施例では、ター
ンテーブル4に光ディスク7a,7bを収納するための
大径凹部22及び小径凹部23を各5箇所に設けた例に
ついて説明したが、これら大径凹部22及び小径凹部2
3は6箇所以上に設けてもよく、また、4箇所以下であ
ってもよいことは勿論である。このように、本発明は、
その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更できるものであ
る。
プレーヤ装置によれば、ディスクがピックアップ装置に
チャッキングされていないときにディスクトレイを出し
入れ動作させる第1の動作手段と、ピックアップ装置に
チャッキングされたディスクの再生動作中にディスクト
レイを出し入れ動作させる第2の動作手段と、ターンテ
ーブルには回転角度を検出するためのリング部が設けら
れ、そのリング部にはターンテーブルに収納された各デ
ィスクに対応した番地の位置を特定するための所定数の
位置スリットと番地の番号を特定するための番号に応じ
た数の番地リブとを交互に配置し、位置スリット及び番
地リブの数をセンサで検出することによってターンテー
ブルの回転角度を精度良く特定するターンテーブル回転
位置検出手段と、第1の動作手段又は第2の動作手段の
動作の2つの手段に応じてターンテーブルをターンテー
ブル回転位置検出手段によって2つの異ならせた回転角
度で停止する制御手段と、を備える構成としたため、制
御手段で第1の動作手段を動作させると、ディスクがピ
ックアップ装置にチャッキングされていないときにディ
スクトレイが出し入れ動作され、また、制御手段で第2
の動作手段を動作させると、ピックアップ装置にディス
クがチャッキングされた再生動作中にディスクトレイが
出し入れ動作される。これにより、ディスクがピックア
ップ装置にチャッキングされて再生動作中である場合
と、ディスクがチャッキングされていない場合とで、タ
ーンテーブルの回転位置を異なる位置に制御することが
でき、動作の2つの手段に応じてディスクトレイに回転
可能に取付けられたターンテーブルをターンテーブル回
転位置検出手段によって2つの異ならせた特定の回転角
度で精度良く停止させることができる。
よりも広くして、その幅の違いを区別して検出すること
により、それぞれの番地とその位置を特定することがで
きる
等間隔に分割して配置することにより、ターンテーブル
の回転位置の検出精度を高めることができる。
せることにより、ディスクの再生動作中にディスクトレ
イを出し入れさせて、ターンテーブル上の2枚のディス
クを同時に交換することができる。
ィスクトレイ及びターンテーブルを引き出した状態を示
す斜視図である。
ブルの要部とそのテーブル回転機構とを示す平面図であ
る。
ャッキング状態を示す縦断面図である。
を示す要部縦断面図である。
除去した状態を示す横断面図である。
グ状態におけるローディング機構を示す説明図である。
トレイを引出した状態を示すローディング機構の説明図
である。
態を示すローディング機構の説明図である。
グ状態を示す概略説明図である。
した状態を示す概略説明図である。
出した状態を示す概略説明図である。
し込まれて図10の状態に復帰した状態を示す概略説明
図である。
に、ディスクトレイを引出した状態を示す概略説明図で
ある。
転した状態を示す概略説明図である。
プして回転した状態を示す概略説明図である。
て図13の状態に復帰した状態を示す概略説明図であ
る。
ギアを拡大して示す平面図である。
示す説明図である。
施例を示す底面図である。
示す説明図である。
の他の部分を示す説明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 ピックアップ装置方向に出し入れ可能に
配されたディスクトレイに、複数枚のディスクを周方向
に収納可能なターンテーブルを回転可能に取付けて、上
記ターンテーブルに収納された複数枚のディスクの中か
ら1枚のディスクを選択して上記ピックアップ装置にチ
ャッキングして再生動作を行うディスクプレーヤ装置に
おいて、上記ディスクが上記ピックアップ装置にチャッキングさ
れていないときに上記ディスクトレイを出し入れ動作さ
せる 第1の動作手段と、 上記ピックアップ装置にチャッキングされた上記ディス
クの再生動作中に上記ディスクトレイを出し入れ動作さ
せる第2の動作手段と、上記ターンテーブルには回転角度を検出するためのリン
グ部が設けられ、上記リング部には上記ターンテーブル
に収納された上記各ディスクに対応した番地の位置を特
定するための所定数の位置スリットと上記番地の番号を
特定するための番号に応じた数の番地リブとを交互に配
置し、上記位置スリット及び番地リブの数をセンサで検
出することによって上記ターンテーブルの回転角度を精
度良く特定するターンテーブル回転位置検出手段と、 上記第1の動作手段又は上記第2の動作手段の動作の2
つの手段に応じて上記ターンテーブルを上記ターンテー
ブル回転位置検出手段によって2つの異ならせた回転角
度で停止する制御手段と、を備えることを特徴とするデ
ィスクプレーヤ装置。 - 【請求項2】 上記番地リブは、当該番地リブと等しい
幅のスリットによって形成し、上記番地リブの幅を上記
位置スリットの幅よりも広く形成することによって当該
番地リブと当該位置スリットとを区別できることを特徴
とする請求項1に記載のディスクプレーヤ装置。 - 【請求項3】 上記スリットと上記番地リブとを加えて
等間隔に分割して上記位置スリットと上記番地リブとを
配置することによって上記ターンテーブルの回転位置検
出制度を高める構成としたことを特徴とする請求項1に
記載のディスクプレーヤ装置。 - 【請求項4】 上記第2の動作手段における動作中にお
いて、上記ターンテーブル上の2枚のディスクを同時に
交換可能とするように上記ターンテーブルの角度を制御
することを特徴とする請求項1に記載のディスクプレー
ヤ装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03264194A JP3531200B2 (ja) | 1993-03-05 | 1994-03-02 | ディスクプレーヤ装置 |
PCT/JP1994/000355 WO1994020959A1 (en) | 1993-03-05 | 1994-03-07 | Disk recording and/or reproduction apparatus |
DE69424833T DE69424833T2 (de) | 1993-03-05 | 1994-03-07 | Plattenaufzeichnungs- und/oder wiedergabegerät |
EP94908499A EP0639832B1 (en) | 1993-03-05 | 1994-03-07 | Disk recording and/or reproduction apparatus |
US08/662,487 US5742571A (en) | 1993-03-05 | 1996-06-13 | Disk recording and/or reproducing apparatus |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4533693 | 1993-03-05 | ||
JP5-45336 | 1993-03-05 | ||
JP03264194A JP3531200B2 (ja) | 1993-03-05 | 1994-03-02 | ディスクプレーヤ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06314459A JPH06314459A (ja) | 1994-11-08 |
JP3531200B2 true JP3531200B2 (ja) | 2004-05-24 |
Family
ID=26371226
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03264194A Expired - Fee Related JP3531200B2 (ja) | 1993-03-05 | 1994-03-02 | ディスクプレーヤ装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5742571A (ja) |
EP (1) | EP0639832B1 (ja) |
JP (1) | JP3531200B2 (ja) |
DE (1) | DE69424833T2 (ja) |
WO (1) | WO1994020959A1 (ja) |
Families Citing this family (28)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3294712B2 (ja) * | 1994-05-24 | 2002-06-24 | シャープ株式会社 | ディスク再生装置 |
US5953293A (en) * | 1995-09-12 | 1999-09-14 | Sony Corporation | Recording and/or reproducing apparatus for disk-like recording medium |
JP3537960B2 (ja) * | 1996-07-31 | 2004-06-14 | パイオニア株式会社 | ディスクプレーヤ |
US5978325A (en) * | 1996-09-13 | 1999-11-02 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method and apparatus for chucking an optical disk and driving a tray in optical disk player |
KR100203661B1 (ko) * | 1996-11-28 | 1999-06-15 | 전주범 | 광 디스크 체인저 시스템의 회전 위치 제어방법 |
JPH10162474A (ja) * | 1996-11-28 | 1998-06-19 | Daewoo Electron Co Ltd | ディスク交換機 |
DE69825481T2 (de) * | 1997-12-24 | 2005-07-28 | Teac Corp., Musashino | Plattengerät |
JP4041569B2 (ja) * | 1997-12-26 | 2008-01-30 | クラリオン株式会社 | ディスクプレーヤ |
JP3556094B2 (ja) * | 1998-06-17 | 2004-08-18 | 松下電器産業株式会社 | 光ディスク装置 |
JP2002074807A (ja) * | 2000-08-29 | 2002-03-15 | Funai Electric Co Ltd | ディスク再生装置 |
JP3525888B2 (ja) * | 2000-11-21 | 2004-05-10 | 船井電機株式会社 | カルーセル型チェンジャ |
EP1217621A1 (en) * | 2000-12-20 | 2002-06-26 | THOMSON multimedia S.A. | Disk changer |
JP2002288922A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-10-04 | Funai Electric Co Ltd | ディスクチェンジャ |
JP2002313001A (ja) * | 2001-04-13 | 2002-10-25 | Sony Corp | ディスク記録再生装置及び記録再生用ディスク |
KR20030009654A (ko) * | 2001-07-23 | 2003-02-05 | 삼성전자주식회사 | 룰렛형 디스크 체인저블 플레이어의 룰렛 구동장치 |
KR100425303B1 (ko) * | 2001-08-28 | 2004-03-30 | 삼성전자주식회사 | 광디스크 체인저 |
US20030158725A1 (en) * | 2002-02-15 | 2003-08-21 | Sun Microsystems, Inc. | Method and apparatus for identifying words with common stems |
JP3942937B2 (ja) * | 2002-04-10 | 2007-07-11 | オリオン電機株式会社 | ディスク装置 |
JP2003308641A (ja) * | 2002-04-10 | 2003-10-31 | Orion Denki Kk | ディスク装置 |
JP3627812B2 (ja) * | 2002-10-29 | 2005-03-09 | 船井電機株式会社 | ディスク判別装置 |
JP3867681B2 (ja) * | 2003-05-09 | 2007-01-10 | オンキヨー株式会社 | カルーセルチェンジャ |
WO2004100146A1 (ja) * | 2003-05-12 | 2004-11-18 | Onkyo Corporation | ディスクチェンジャー装置 |
JP2005038483A (ja) * | 2003-07-17 | 2005-02-10 | Sharp Corp | ディスク状記録媒体の挿脱方法およびディスクドライブ装置 |
KR100544198B1 (ko) * | 2003-10-07 | 2006-01-23 | 삼성전자주식회사 | 광디스크 체인저의 트레이 취출 방법 및 이에 적합한광디스크 체인저의 재생 방법 |
WO2005093743A1 (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Pioneer Corporation | 記録媒体再生装置 |
CN1937066A (zh) * | 2005-09-21 | 2007-03-28 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 多光盘播放器测试装置及方法 |
US20070086306A1 (en) * | 2005-10-13 | 2007-04-19 | Ip Michael C | Data reading device with a switch locatable anywhere, and related system and method |
JP5071128B2 (ja) | 2008-01-30 | 2012-11-14 | セイコーエプソン株式会社 | メディア処理装置 |
Family Cites Families (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4670802A (en) * | 1982-10-18 | 1987-06-02 | Canon Denki Kabushiki Kaisha | System for controlling loading and ejection of recording medium on a disc unit |
US4697259A (en) * | 1983-10-11 | 1987-09-29 | Nippon Gakki Seizo Kabushiki Kaisha | Disc automatically setting device of a disc player |
JPH0675329B2 (ja) * | 1986-02-18 | 1994-09-21 | ソニー株式会社 | ディスクプレーヤ |
JPS62257667A (ja) * | 1986-04-30 | 1987-11-10 | Ozen Corp | 複数のレコ−ド盤を用い得る簡易音響再生機 |
US5115419A (en) | 1989-05-18 | 1992-05-19 | Yamaha Corporation | Disc playback device capable of continuously playing back a plurality of discs |
US5172361A (en) * | 1989-06-01 | 1992-12-15 | Sony Corporation | Disc loading apparatus |
US5197056A (en) * | 1989-07-04 | 1993-03-23 | U.S. Philips Corporation | Disc record player |
JPH0792971B2 (ja) * | 1989-08-31 | 1995-10-09 | 株式会社ケンウッド | マルチディスクプレーヤ |
US5123005A (en) | 1989-12-28 | 1992-06-16 | Sony Corporation | Disc tray loading mechanism for reducing loading and unloading mechanical shocks |
JP2599015B2 (ja) * | 1990-03-30 | 1997-04-09 | 三洋電機株式会社 | ディスクプレーヤ |
JPH042356U (ja) * | 1990-04-17 | 1992-01-09 | ||
JPH042356A (ja) * | 1990-04-19 | 1992-01-07 | Terumo Corp | 薬剤投与用カテーテル |
JP2692363B2 (ja) * | 1990-09-26 | 1997-12-17 | 松下電器産業株式会社 | Cdローディング装置 |
JPH04302847A (ja) * | 1991-03-29 | 1992-10-26 | Sanyo Electric Co Ltd | ディスクプレーヤのトレイ機構 |
JPH07122951B2 (ja) * | 1991-06-04 | 1995-12-25 | 日本コロムビア株式会社 | ディスク再生装置 |
JPH0541025A (ja) * | 1991-08-07 | 1993-02-19 | Sony Corp | デイスク再生装置 |
JPH05274768A (ja) * | 1992-03-25 | 1993-10-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光学式ディスクのローディング装置 |
JP3064720B2 (ja) * | 1992-04-22 | 2000-07-12 | 松下電器産業株式会社 | ディスクローディング装置 |
GB2276755B (en) * | 1993-04-02 | 1997-03-26 | Sony Corp | Loading apparatus for recording medium |
-
1994
- 1994-03-02 JP JP03264194A patent/JP3531200B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1994-03-07 WO PCT/JP1994/000355 patent/WO1994020959A1/ja active IP Right Grant
- 1994-03-07 EP EP94908499A patent/EP0639832B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-03-07 DE DE69424833T patent/DE69424833T2/de not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-06-13 US US08/662,487 patent/US5742571A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69424833T2 (de) | 2000-12-21 |
DE69424833D1 (de) | 2000-07-13 |
JPH06314459A (ja) | 1994-11-08 |
EP0639832A4 (en) | 1995-07-26 |
WO1994020959A1 (en) | 1994-09-15 |
EP0639832A1 (en) | 1995-02-22 |
US5742571A (en) | 1998-04-21 |
EP0639832B1 (en) | 2000-06-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3531200B2 (ja) | ディスクプレーヤ装置 | |
US5953293A (en) | Recording and/or reproducing apparatus for disk-like recording medium | |
EP0709841B1 (en) | Disk recording and/or reproduction apparatus and disk recording medium exchanger | |
US6680882B2 (en) | System for reproducing a disc | |
JP4032552B2 (ja) | ディスクチャッキング装置およびディスク記録及び/又は再生装置 | |
JP2004178711A (ja) | ディスク式記録および/または再生装置およびそのディスク状記録媒体の判別方法 | |
JPH0388170A (ja) | マルチディスクプレーヤ | |
KR100195617B1 (ko) | 광디스크 안착유무 표시기능이 구비된 광디스크 체인저의트레이 | |
KR100423920B1 (ko) | 디스크형기록매체의기록장치,재생장치,또는기록및재생장치 | |
JP2571676B2 (ja) | マルチディスクプレーヤ | |
JP3467924B2 (ja) | ディスク装置 | |
JPH0383262A (ja) | ディスク再生装置 | |
JP3163763B2 (ja) | ディスク再生装置 | |
JP2526812B2 (ja) | ディスクプレ―ヤ | |
JP3541515B2 (ja) | ディスク装置 | |
KR0175836B1 (ko) | 광디스크 체인저의 트레이구조 | |
JPH06338119A (ja) | 記録媒体ローディング装置および記録媒体搬送制御方法 | |
JPH08255405A (ja) | ディスク移送装置 | |
JPH05347063A (ja) | ディスクプレーヤ装置 | |
JPH077562B2 (ja) | ディスク再生装置 | |
JPH08255406A (ja) | ディスク移送装置 | |
JPH07101538B2 (ja) | マルチマガジンディスクプレーヤ | |
JPH07118141B2 (ja) | マルチマガジンディスクプレーヤ | |
JPH10228707A (ja) | ディスクプレーヤ装置 | |
JPH0982016A (ja) | 記録媒体検出装置及び当該検出装置を有するディスク装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040210 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040223 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080312 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090312 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100312 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |